JP3418511B2 - 紙幣処理機 - Google Patents
紙幣処理機Info
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- JP3418511B2 JP3418511B2 JP33250296A JP33250296A JP3418511B2 JP 3418511 B2 JP3418511 B2 JP 3418511B2 JP 33250296 A JP33250296 A JP 33250296A JP 33250296 A JP33250296 A JP 33250296A JP 3418511 B2 JP3418511 B2 JP 3418511B2
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Description
鑑別し、真の紙幣と鑑別されたものを一時貯留して、承
認操作後に該一時貯留された紙幣を入金庫に収納する紙
幣処理機に関する。
別されたものを一時貯留して、承認操作後に該一時貯留
された紙幣を入金庫に収納する紙幣処理機として、例え
ば、特開昭59−22184号公報に開示されたものが
ある。この公報に記載されたものは、受入部に投入され
た紙幣を一枚ずつ分離して搬送し、搬送鑑別部において
鑑別し、真の紙幣と鑑別されたものを一時貯留部に一時
貯留させ、真の紙幣と鑑別されなかったものをリジェク
トボックスに排除する。また、一時貯留部に一時貯留さ
れた紙幣は、これを顧客に返却する場合には、その前方
の返却口を介して集積状態のまま一括して返却し、これ
を収納する場合には、その下方のシャッタ板を開放し
て、直下の入金庫上に落下させ、さらにこの落下させた
紙幣を入金庫内に収納させるため、押込板によって、上
方から押し込むようになっている。このとき、入金庫
は、収納紙幣を下方から支持する押圧板と収納紙幣の上
部を押さえる開放板との間で挾持するようになってお
り、押圧板は、常時バネにより上方に移動する方向に付
勢されていた。
入金庫の上方の一時貯留部で入金紙幣を集積し、これを
一括して収納庫上に落下させるため、この落下時に、集
積状態が乱れ、整列状態で入金庫に収納できずに、例え
ば、集積紙幣の一部の角部、側縁部等が折れ曲った状態
で収納される問題が生じた。これを解決するために、一
時貯留部の紙幣を一括して落下させず、再度、一枚ずつ
分離して繰り出し、これを入金庫に導いて整列収納させ
ることを考えた。この場合、入金庫においては、一枚ず
つ案内される紙幣を受け入れるためには、入金庫の上部
に案内される紙幣を受け入れる空間を作る必要があり、
このため、紙幣を載置する支持板を常時上方へ移動付勢
するのではなく、モータ等の駆動手段の駆動制御によ
り、支持板に載置される紙幣の最上面位置が一定となる
ように駆動する必要がある。また、紙幣処理機全体とし
てのコンパクト化のため、この駆動手段を入金庫に組み
込むことを考えると、この駆動手段と紙幣を載置する支
持板が連動することから、入金庫を紙幣処理機から取り
出し収納された紙幣を取り出そうとしたときに、支持板
を移動させるためには、駆動手段をも回転可能な力で移
動させなければならず、その移動は容易にはできず、収
納された紙幣を容易に取り出せないという問題が発生す
ることが予想された。したがって、本発明の目的は、支
持板を駆動制御する駆動手段を内蔵した入金庫を有する
紙幣処理機において、入金庫を紙幣処理機から取り出し
て収納した紙幣を取り出す際に支持板を容易に移動させ
ることができ、収納された紙幣を容易に取り出すことが
できる紙幣処理機を提供することである。
め、本発明の請求項1記載の紙幣処理機は、投入された
紙幣を一枚ずつ分離搬送して鑑別するとともに真の紙幣
と鑑別されたものを一時貯留し、該一時貯留された紙幣
を一枚ずつ分離搬送して入金庫に順次集積させながら収
納可能なものであって、前記入金庫に、紙幣の集積方向
に移動自在に支持される支持板と、該支持板を紙幣の集
積方向に移動させる駆動手段と、該駆動手段と前記支持
板とを連結および連結解除する連結手段と、前記入金庫
の一側面を開閉可能な蓋体と、該蓋体が前記入金庫の一
側面を閉じている状態において前記駆動手段と前記支持
板とを連結させ、該蓋体が前記入金庫の一側面を開いて
いる状態において前記駆動手段と前記支持板との連結を
解除させるように前記連結手段を作動せしめる連結制御
手段と、を設けてなることを特徴としている。これによ
り、入金庫が蓋体により一側面を閉じた状態で紙幣処理
機内にセットされると、連結制御手段は、蓋体が閉じら
れていることから、連結手段により駆動手段と支持板と
を連結させる。この状態においては、駆動手段と支持板
とが連結されているため、駆動手段の駆動力で、支持板
が移動されその支持位置が調整等されることになる。一
方、入金庫が紙幣処理機から取り出され、収納紙幣を取
り出すべく蓋体が入金庫の一側面を開くと、連結制御手
段は、連結手段により駆動手段と支持板との連結を解除
させる。この状態においては、駆動手段と支持板との連
結が解除されているため、支持板が駆動手段に対し自由
な状態となる。よって、操作者は、支持板を移動させる
ために駆動手段をも駆動可能な力で移動させる必要がな
くなり、よって、自由にしかも軽い負荷で容易に移動さ
せることができることになる。
は、請求項1記載のものに関して、前記連結手段は、前
記駆動手段に連結された駆動ギアと、前記支持板に連結
された従動ギアと、これら駆動ギアおよび従動ギアのい
ずれか一方の支持軸を中心に揺動自在に支持された揺動
アームと、該揺動アームの揺動先端側に支持されて駆動
ギアおよび従動ギアの前記いずれか一方に常時噛み合う
とともに、該揺動アームが、一方向に揺動されたときに
駆動ギアおよび従動ギアのいずれか他方に噛み合い、他
方向に揺動されたときに駆動ギアおよび従動ギアの前記
いずれか他方との噛み合いが解除される中間ギアと、を
有し、前記連結制御手段は、前記蓋体が前記入金庫の一
側面を閉じているとき、前記揺動アームを前記一方向に
揺動させた状態とし、前記蓋体が前記入金庫の一側面を
開いているとき、前記揺動アームを前記他方向に揺動さ
せた状態とすることを特徴としている。これにより、入
金庫が蓋体により一側面を閉じた状態で紙幣処理機内に
セットされると、連結制御手段は、蓋体が閉じられてい
ることから、揺動アームを一方向に揺動させた状態とす
る。すると、連結手段は、駆動手段に連結された駆動ギ
アおよび支持板に連結された従動ギアのいずれか一方に
常時噛み合っている中間ギアが、駆動ギアおよび従動ギ
アのいずれか他方と噛み合うことになる。よって、駆動
手段と支持板とが駆動ギア、中間ギアおよび従動ギアを
介して連結される。一方、入金庫が紙幣処理機から取り
出され、収納紙幣を取り出すべく蓋体が入金庫の一側面
を開くと、連結制御手段は、蓋体が開かれていることか
ら、揺動アームを他方向に揺動させた状態とする。する
と、連結手段は、駆動ギアおよび従動ギアのいずれか一
方に常時噛み合っている中間ギアが、駆動ギアおよび従
動ギアのいずれか他方との噛み合いを解除することにな
る。よって、駆動手段と支持板との連結が解除される。
求項2記載のものに関して、前記連結制御手段は、前記
揺動アームを前記他方向に揺動させるよう常時付勢する
揺動バネと、前記蓋体が前記入金庫の一側面を閉じてい
るとき、前記揺動アームを前記揺動バネの付勢力に抗し
て前記一方向に揺動させた状態とし、前記蓋体が前記入
金庫の一側面を開いているとき、前記揺動アームを前記
揺動バネの付勢力によって前記他方向に揺動させた状態
とするアーム手段と、を有することを特徴としている。
これにより、入金庫が蓋体により一側面を閉じた状態で
紙幣処理機内にセットされると、連結制御手段は、蓋体
が閉じられていることから、アーム手段が、揺動アーム
を揺動バネの付勢力に抗して一方向に揺動させた状態と
して、駆動手段と支持板とを連結させる。一方、入金庫
が紙幣処理機から取り出され、収納紙幣を取り出すべく
蓋体が入金庫の一側面を開くと、連結制御手段は、蓋体
が開かれていることから、アーム手段が、揺動アームを
揺動バネの付勢力によって他方向に揺動させた状態とし
て、駆動手段と支持板との連結を解除させる。
求項3記載のものに関して、前記アーム手段は、前記入
金庫に移動自在に支持されるとともに、前記蓋体が前記
入金庫の一側面を閉じているとき、該蓋体に係合し一側
に移動された状態となって前記揺動アームを前記一方向
に揺動させた状態とし、前記蓋体が前記入金庫の一側面
を開いているとき、前記蓋体との係合が解除されること
で逆側に移動された状態となって前記揺動アームを前記
他方向に揺動させた状態とすることを特徴としている。
これにより、入金庫が蓋体により一側面を閉じた状態で
紙幣処理機内にセットされると、連結制御手段は、蓋体
が閉じられていることから、アーム手段が、蓋体に係合
されて揺動アームを揺動バネの付勢力に抗して一方向に
揺動させた状態として、駆動手段と支持板とを連結させ
る。一方、入金庫が紙幣処理機から取り出され、収納紙
幣を取り出すべく蓋体が入金庫の一側面を開くと、連結
制御手段は、蓋体が開かれていることから、アーム手段
が、蓋体との係合が解除されて揺動アームを揺動バネの
付勢力によって他方向に揺動させた状態として、駆動手
段と支持板との連結を解除させる。
幣処理機を図面を参照して以下に説明する。なお、この
実施の形態の紙幣処理機は、入金のみを行う紙幣入金機
であり、しかもその内部において紙幣を長手方向を搬送
方向に沿わせた状態で搬送させるものである。
する。機体11の前面11a側に入金口12が設けられ
ており、機体11の入金口12側の内側には、左右方向
に沿う支持軸13を中心に回転可能とされた略円筒状の
取引ドラム14が設けられている。この取引ドラム14
と入金口12との間には開閉可能なシャッタ15が設け
られており、取引ドラム14内には、固定側ベルト16
および該固定側ベルト16に対し近接・離間可能に設け
られた可動側ベルト17が一対対向配置されている。そ
して、入金処理を行うべく操作者により図示せぬ操作部
で操作が行われると、図示せぬ制御部がシャッタ15を
開放させる。すると、入金口12から取引ドラム14の
離間状態にある可動側ベルト17と固定側ベルト16と
の間にかけて、操作者により紙幣が長手方向を前後方向
に沿わせて集積状態で載置されることになる。
部が、取引ドラム14の可動側ベルト17を固定側ベル
ト16方向に移動させて該固定側ベルト16との間で紙
幣を挾持させ、この挾持状態でこれら可動側ベルト17
および固定側ベルト16を駆動させて、入金口12にわ
たって載置された紙幣を完全に取引ドラム14内へ一括
して取り込ませることになる。そして、取り込みが完了
すると、制御部は、シャッタ15を閉塞させて、取引ド
ラム14を所定方向(図1における反時計回り方向)に
90度回転させることになる。
回転した取引ドラム14から固定側ベルト16および可
動側ベルト17が駆動されることにより紙幣が一括して
送り出されるとこれを取り込む入金計数部19が設けら
れている。この入金計数部19には、取引ドラム14か
らの紙幣が間に送り込まれる、固定側ベルト20および
該固定側ベルト20に対し近接・離間可能に設けられた
可動側ベルト21が一対対向して設けられており、また
これら固定側ベルト20および可動側ベルト21の間に
送り込まれた紙幣の下側を支持可能な開閉自在のシャッ
タ22と、その下側であって機体11のほぼ最下位置に
設けられた、繰出ローラおよび分離ローラを有する分離
部24とを具備している。
ルト21が離間した状態で、取引ドラム14からの紙幣
の取り込みを行い、これが完了すると、制御部は、可動
側ベルト21を固定ベルト20の方向に移動させて該固
定ベルト20との間で取り込んだ紙幣を挾持させる。そ
して、シャッタ22を開かせ、固定側ベルト20でこれ
に接する紙幣を下方に蹴り出させるとともに、下側の分
離部24によって、蹴り出された紙幣を確実に一枚ずつ
に分離して計数しつつ送り出させことになる。
おける後方側には、機体11の最下位置に沿って、分離
部24から一枚ずつ送り出された紙幣について搬送方向
に直交する幅方向(図1における紙面に直交する方向)
における一端縁部側を揃える幅寄せ搬送部27が配置さ
れている。この幅寄せ搬送部27の後端の上側には、幅
寄せ搬送部27で幅寄せされた後に搬送される紙幣を鑑
別する鑑別部28が設けられている。この鑑別部28で
は、紙幣の真偽および金種を鑑別し、図示せぬ制御部が
この鑑別部28の鑑別結果に基づいて入金金額を算出す
ることになる。
別された後の紙幣を搬送する屈曲搬送部30が設けられ
ており、該屈曲搬送路30は、その機体11における前
面11a側に配置された第1集積部32および第2集積
部33に選択的に紙幣を搬送するための第1分岐部34
および第2分岐部35を有している。すなわち、制御部
は、鑑別部28で真の紙幣以外のものと鑑別された紙幣
を、屈曲搬送部30で搬送させるとともにその途中位置
に設けられた第1分岐部34で案内させて第1集積部3
2に送り込ませて一時貯留させることになり、鑑別部2
8で真の紙幣と鑑別された紙幣を、屈曲搬送部30で搬
送させるとともにその最終位置に設けられた第2分岐部
35で案内させて第2集積部33に送り込ませて一時貯
留させることになる。
ともにほぼ同じ構成をなしており、第1集積部32はそ
の一方側を第1分岐部34に、第2集積部33はその一
方側を第2分岐部35に向けて配置されるとともに、そ
れぞれ他方側を取引ドラム14側に向けていて、該取引
ドラム14との間で紙幣の受け渡しが可能に構成されて
いる。ここで、第2集積部33は、第1集積部32の上
側に略水平に配置されており、第1集積部32は、その
下側に取引ドラム14側が上側となるよう水平に対し略
45度の角度で傾斜して配置されている。そして、第1
集積部32および第2集積部33は、それぞれ、固定側
ベルト36および該固定側ベルト36に対し近接・離間
可能に設けられた可動側ベルト37が一対対向配置され
ている。ここで、可動側ベルト37が上側に固定側ベル
ト36が下側に配置されている。
口には、搬送される紙幣の後端部を固定側ベルト36の
方向に叩き落とす羽根車38が設けられており、固定側
ベルト36の上側には、押さえ部材39が揺動自在に設
けられている。この押さえ部材39は、可動側ベルト3
7が固定側ベルト36に対して離間された状態で、紙幣
が固定側ベルト36および可動側ベルト37間に案内さ
れている最中は上方に退避し、固定側ベルト36および
可動側ベルト37間に案内された紙幣の後端部が羽根車
38を通過するタイミングに合わせて下方に揺動駆動さ
れて、案内される紙幣の後端部を揃える。
それぞれ、紙幣を取引ドラム14へ受け渡す際には、制
御部が、取引ドラム14を受渡可能な回転位置に位置さ
せた状態で、紙幣の受け入れ時に固定ベルト36から離
間状態にあった可動ベルト37を固定ベルト36方向に
移動させて該固定ベルト36との間で紙幣を挾持させた
後、これら固定ベルト36および可動ベルト37を駆動
させることで、紙幣を一括して取引ドラム14側に移動
させて受け渡しを行わせる。
鑑別処理の完了後、鑑別部28で真の紙幣ではないと鑑
別されて第1集積部32に送られ一時貯留された紙幣
を、取引ドラム14に受け渡しさせた後、再度、この紙
幣についてのみ上述と同様にして分離計数および鑑別を
実行させる。そして、この再度の鑑別でも真の紙幣では
ないと鑑別されて第1集積部32に送られた紙幣を、取
引ドラム14に受け渡しさせ、シャッタ15の開放の
後、取引ドラム14の固定側ベルト16および可動側ベ
ルト17で送らせて入金口12に一括返却させる。な
お、入金口12に返却された紙幣が所定時間入金口12
に放置されると、制御部は、取引ドラム14に紙幣を取
り込ませた後、機体前面11a側における入金口12の
下側に設けられた取り忘れ収納部41に一括して直接送
り込ませ、あるいは、再度分離計数および鑑別処理を行
わせて金額を確定させた状態で第1集積部32および取
引ドラム14を介して取り忘れ収納部41に直接送り込
ませる等して回収する。
第1集積部32に送られた紙幣がない場合、および再度
の分離計数および鑑別処理が完了した場合のいずれにお
いても、制御部は、第2集積部33に一時貯留された入
金可能な紙幣の入金額を図示せぬ表示部に表示させると
ともに、操作者に対して入金収納を承認するか入金収納
せず返却するかを選択させる表示を行う。これにより、
制御部は、操作者が返却する旨の指示操作を行うと取引
ドラム14を介して入金口12に返却を行わせる一方、
操作者が承認する旨の指示操作を行うと取引ドラム14
を介して入金計数部19に紙幣を送らせ、該紙幣を再度
その分離部24で一枚ずつに分離させて、幅寄せ搬送部
27、鑑別部28および屈曲搬送部30を介して搬送さ
せ、屈曲搬送部30の第2分岐部35から機体11の後
面11b側に配置された上下に長い入金庫43に案内さ
せる。
口44には、搬送される紙幣の後端部を下方向に叩き落
とす羽根車45が設けられており、また、入金庫43内
には、水平延在するとともに上下に移動する載置板(支
持板)46が設けられている。この載置板46は、その
上に、受入口44から略水平方向に沿って投入される紙
幣を上下方向に順次集積させながら収納するもので、収
納紙幣の集積方向すなわち上下方向に沿って移動自在と
されており、収納される紙幣の最上面位置が一定となる
ようにその支持位置が制御される。
さえ部材47が揺動自在に設けられている。この押さえ
部材47は、紙幣が入金庫43内に案内されている最中
は上方に退避し、入金庫43内に案内された紙幣の後端
部が羽根車45を通過するタイミングに合わせて下方に
揺動駆動されて、案内される紙幣の後端部を揃える。
てさらに説明する。入金庫43は直方体形状をなす筐体
49を有しており、該筐体49の一の側面部49a側の
下側所定範囲が、その上部の前記側面部49aに含まれ
る水平軸回りに回動することにより開閉自在な蓋体50
とされている。なお、図2において実線は閉じた状態の
蓋体50を、二点鎖線は開いた状態の蓋体50の一部を
それぞれ示している。筐体49の蓋体50に対し反対の
側面部49bには、上部所定位置に上記した受入口44
が設けられており、該受入口44の近傍には図2におい
ては図示略の上記した羽根車45および押さえ部材47
が設けられている。
部49aにわたって略水平延在されたガイド板51の側
面部49b側の一部と、該ガイド板51の若干下側にお
いて側面部49bから側面部49a側に略水平に若干延
出されるとともに延出先端側が下方に屈曲されて側面部
49bと平行をなすよう鉛直延在されたガイド板52の
側面部49b側の一部とでその上下が形成されており、
ガイド板51の側面部49a側の下側とガイド板52の
側面部49a側とに紙幣を受け入れるための受入空間5
3が形成されている。
部54の上下には、それぞれ、側面部49bに平行な水
平軸回りに回転自在にプーリ56,57が支持されてお
り、これらプーリ56,57にはタイミングベルト58
が掛け廻されている。そして、このタイミングベルト5
8の側面部49a側の辺部58aには、ガイド板52か
ら側面部49a方向に延出する取付ブロック59が固定
されており、該取付ブロック59上には、ガイド板52
と側面部49aとの間で水平延在する上記した載置板4
6が取り付けられている。これにより、タイミングベル
ト58の回転により載置板46が受入空間53内を上下
に移動する。
おける上限位置(図2に実線で示す位置)に位置する取
付ブロック59を検出する上限センサ61と、下限位置
の若干上側に位置する取付ブロック59を検出するニア
フルセンサ62と、下限位置(図2に一点鎖線で示す位
置)に位置する取付ブロック59を検出する下限センサ
63とが設けられている。
は、駆動装置65が設けられている。この駆動装置65
は、側面部49a側に配置され、該側面部49aに平行
な水平軸回りに回転軸を配したモータ(駆動手段)66
と、該モータ66の回転を適宜減速させる複数のギアで
構成されるギアヘッド67と、該ギアヘッド67の、側
面部49aに平行な水平軸回りに回転する出力軸68に
同軸をなして固定された駆動ギア69と、出力軸68の
側面部49b側であって側面部49aおよび側面部49
bの略中央位置に出力軸68と平行に支持された従動軸
70と、該従動軸70に同軸をなしかつ駆動ギア69と
軸線方向の位置を合わせて固定支持された従動ギア71
と、平面視コ字状に屈曲され従動ギア71を跨ぐよう従
動軸70に同軸回りに揺動自在に支持された揺動アーム
72と、該揺動アーム72の揺動先端側に従動軸70と
平行な軸回りに回転自在に支持されるとともに従動ギア
71に常時噛み合う中間ギア73とを有している。
定されており、該プーリ75と上記したプーリ56との
間には、タイミングベルト76が掛け廻されている。こ
こで、中間ギア73は、揺動アーム72の揺動位置によ
り駆動ギア69にも噛合可能とされている。このように
駆動ギア69に噛み合った状態において、モータ66の
回転がギアヘッド67で適宜減速された後、その出力軸
68に固定された駆動ギア69、中間ギア73および従
動ギア71を介して従動軸70を回転させ、プーリ75
およびタイミングベルト76を介してプーリ56を回転
させてタイミングベルト58を回転させることにより、
取付ブロック59および載置板46を紙幣の集積方向す
なわち上下方向に昇降させる。なお、この間、モータ6
6の出力は基本的には滑りなく載置板46に伝達され
る。
して連結された駆動ギア69と、載置板46に従動軸7
0、プーリ75,タイミングベルト76、プーリ56,
57およびタイミングベルト58を介して連結された従
動ギア71と、従動ギア71の支持軸である従動軸70
に揺動自在に支持された揺動アーム72と、該揺動アー
ム72の揺動先端側に支持されて従動ギア71に常時噛
み合うとともに揺動アーム72が一方向(図2,図4,
図5における時計回り方向)に揺動されたときに駆動ギ
ア69に噛み合い他方向(図2,図4,図5における反
時計回り方向)に揺動されたときに駆動ギア69との噛
み合いが解除される中間ギア73とで、モータ66と載
置板46とを連結および連結解除する連結機構(連結手
段)78が構成されている。
他方向に揺動させるよう常時付勢する揺動バネ80が筐
体49との間に掛けられており、該揺動バネ80による
前記他方向における揺動の限界位置が筐体49側に取り
付けられたストッパ部材81により決められている。こ
のストッパ部材81に当接した状態において、揺動アー
ム72は、その中間ギア73を駆動ギア69からその回
転に無関係となる位置まで完全に離間させる。なお、揺
動アーム72の中間ギア73に対し反対側の端部の下部
位置には係合ローラ82が回転自在に支持されている。
位置には、これら配置方向に沿って延在するとともに該
方向に沿って移動自在のスライドアーム(アーム手段)
84が筐体49内において支持されている。このスライ
ドアーム84にはその長さ方向に沿って長孔85が二カ
所形成されており、これら長孔85に、側面部49bに
平行な水平方向に配置されるとともに相互に水平方向に
離間して筐体49側に取り付けられたガイドピン86が
それぞれ挿通されている。これにより、スライドアーム
84は、その長さ方向に沿って長孔85とガイドピン8
6とで決められる所定の範囲だけ水平移動可能とされて
いる。
側面部49aの方向に移動させるよう常時付勢するスラ
イドバネ87がバネ掛部88と筐体49との間に掛けら
れている。ここで、スライドアーム84の側面部49a
に対し反対側には、その側面部49a側に、略水平に延
在するカム面89が形成されるとともに、さらにその側
面部49b側に、下方に傾斜する傾斜面90が形成され
ている。
最も側面部49b側に位置するとき、カム面89が係合
ローラ82の下側に入り込んだ状態で接触しており、こ
れにより揺動アーム72を揺動バネ80の付勢力に抗し
て前記一方向に揺動させほぼ水平延在する状態とする。
この状態において、中間ギア73は、駆動ギア69と完
全に噛み合った状態となる。他方、上記状態からスライ
ドアーム84が側面部49a側に移動すると、図5に示
すように、揺動アーム72が揺動バネ80の付勢力で係
合ローラ82を傾斜面90の形状によっって下降させて
その接触を解除し、ストッパ部材81に当接されるまで
前記他方向に揺動された状態となる(このとき揺動アー
ム72は約30度、水平に対し傾斜延在するよう揺動す
る)。この状態において、揺動アーム72は、その中間
ギア73の駆動ギア69との噛み合いを完全に解除させ
る。
a側の先端部には係合ローラ92が回転自在に支持され
ている。この係合ローラ92は、蓋体50の側面部49
aを構成する部分の内側に固定された係合片93に当接
可能とされている。すなわち、蓋体50が側面部49a
を閉じているとき、図4に示すように、該係合ローラ9
2が蓋体50の係合片93に当接係合して押圧されるこ
とによりスライドアーム84が側面部49b方向に該方
向の移動限界位置まで移動された状態となる。これによ
り、揺動アーム72を前記一方向に揺動させて、中間ギ
ア73を駆動ギア69と完全に噛み合わせた状態とす
る。他方、蓋体50が側面部49aを開いているとき、
図5に示すように、係合ローラ92が蓋体50の係合片
93との当接係合が解除されることで、スライドアーム
84がスライドバネ87の付勢力により前記に対し逆の
側面部49a方向に該方向の移動限界位置まで移動され
た状態となる(この状態における係合ローラ92の位置
を、図4において一点鎖線で示す)。これにより、揺動
アーム72を前記他方向に揺動させて、中間ギア73を
駆動ギア69から完全に離間させた状態とする。
93、スライドアーム84およびスライドバネ87が、
蓋体50が側面部49aを閉じている状態においてモー
タ66と載置板46とを連結させるとともに該蓋体50
が側面部49aを開いている状態においてモータ66と
載置板46との連結を解除させるように連結機構78を
作動せしめる連結制御機構(連結制御手段)95を構成
している。
御部は、操作者が入金処理を行うべく操作部で操作を行
うと、シャッタ15を開放させる。この状態で入金口1
2から取引ドラム14にかけて、操作者により紙幣が載
置されると、紙幣を取引ドラム14内へ取り込んだ後、
シャッタ15を閉じて、取引ドラム14を90度回転さ
せた後、該取引ドラム14から一括して紙幣を入金計数
部19に送り込み、該入金計数部19からその分離部2
4により一枚ずつに分離して計数しながら送り出させ
る。このようにして一枚ずつ送り出された紙幣を、幅寄
せ搬送部27で幅方向における一端縁部側を揃えた後、
鑑別部28で鑑別し、屈曲搬送部30で、真の紙幣と鑑
別されたものを第2集積部33に、真の紙幣以外と鑑別
されたものを第1集積部32にそれぞれ集積させる。
理で、鑑別部28で真の紙幣ではないと鑑別されて第1
集積部32に送られた紙幣を、取引ドラム14に受け渡
させた後、再度、上述と同様にして分離計数および鑑別
を実行し、この再度の鑑別でも真の紙幣ではないと鑑別
されて第1集積部32に送られた紙幣を、取引ドラム1
4に受け渡し、シャッタ15の開放の後、取引ドラム1
4から入金口12に返却させる。
いて、第2集積部33に集積された入金可能な紙幣の入
金額を図示せぬ表示部に表示させる。この表示により操
作者が返却する旨の指示操作を行うと、取引ドラム14
を介して入金口12に返却を行う一方、操作者が承認す
る旨の指示操作を行うと、取引ドラム14を介して入金
計数部19に紙幣を送り、該紙幣を再度その分離部24
で一枚ずつに分離して、幅寄せ搬送部27、鑑別部28
および屈曲搬送部30を介して搬送させ、屈曲搬送部3
0から入金庫43にその受入口44から投入させること
で、紙幣を載置板46あるいは載置板46にすでに載置
された紙幣の上側に集積させる。
により、載置板46に載置される紙幣の最上面位置が一
定となるように駆動する。すなわち、紙幣処理機内にセ
ットされた状態においては、入金庫43の蓋体50は側
面部49aを閉じた状態となっており、これにより、連
結制御機構95は、スライドアーム84が、蓋体50の
係合片93に係合状態で押圧されてスライドバネ87の
付勢力に抗して側面部49b方向に移動しており、連結
機構78の揺動アーム72を揺動バネ80の付勢力に抗
して前記一方向に揺動させた状態する。すると、載置板
46に連結された従動ギア71に常時噛み合っている中
間ギア73が、モータ66に連結された駆動ギア69と
噛み合うことになる。よって、モータ66と載置板46
とが、ギアヘッド67、駆動ギア69、中間ギア73お
よび従動ギア71を介し、さらにプーリ75、タイミン
グベルト76、プーリ56,57およびタイミングベル
ト58を介して連結される。この状態で、制御部は、例
えば紙幣の受入口44の通過を検出する等し、紙幣が一
枚ずつ案内される毎にモータ66をあらかじめ定められ
た所定角度回転するよう駆動させて載置板46を下降さ
せること等により、該載置板46の支持位置を調整し
て、載置板46に載置される紙幣の最上面位置を一定と
なるよう制御する。
され、収納紙幣を取り出すべく蓋体50で入金庫43の
側面部49a側を開かせると、連結制御機構95のスラ
イドアーム84が、蓋体50の係合片93との係合が解
除されることによりスライドバネ87の付勢力で側面部
49a方向に移動して、連結機構78の揺動アーム72
を揺動バネ80の付勢力によって前記他方向に揺動させ
た状態とする。すると、中間ギア73が駆動ギア69と
の噛み合いを解除することになる。よって、モータ66
と載置板46との連結が完全に解除される。この状態に
おいては、載置板46がモータ66に対し無関係な自由
な状態となる。これにより、操作者は、載置板46を移
動させるためにモータ66をも駆動可能な力で移動させ
る必要がなくなり、よって、載置板46を自由にしかも
軽い負荷で容易に移動させることができることになる。
したがって、入金庫43から収納した紙幣を人手で容易
に取り出すことができる。
および連結解除する連結機構78を駆動ギア69、中間
ギア73および従動ギア71等で構成し、中間ギア73
と駆動ギア69との噛み合いおよび噛み合い解除でモー
タ66と載置板46との連結および連結解除を行うた
め、連結時にモータ66からの駆動力を確実に載置板4
6に伝達できる上、連結解除状態から連結状態への切り
換えは、中間ギア73と駆動ギア69とを噛み合わせる
ことでできるため、載置板46の移動により中間ギア7
3が回転してしまっていても、位相合わせ等に手間取る
ことなく即座に連結を行うことができる。
噛み合わせて従動ギア71に対して連結および連結解除
を切り換えるようにすることも勿論可能である。この場
合、具体的には、揺動アーム72を、駆動ギア69の支
持軸であるギアヘッド67の出力軸68に揺動自在に支
持させ、中間ギア73を、揺動アーム72の揺動先端側
に駆動ギア69に常時噛み合うとともに該揺動アーム7
2が一方向に揺動されたときに従動ギア71に噛み合い
他方向に揺動されたときに従動ギア71との噛み合いが
解除されるようにする。
いる状態においてモータ66と載置板46とを連結さ
せ、該蓋体50が側面部49aを開いている状態におい
てモータ66と載置板46との連結を解除させるように
連結機構78を作動せしめる連結制御機構95を、揺動
バネ80およびスライドアーム84等で構成するため、
簡素かつ安価な構成とすることができる。
ーム84の移動をスライドバネ87の付勢力と蓋体50
の開閉とで行うため、特別な駆動源が不要となり、さら
に簡素かつ安価な構成とすることができる。
記載の紙幣処理機によれば、入金庫が蓋体により一側面
を閉じた状態で紙幣処理機内にセットされると、連結制
御手段は、蓋体が閉じられていることから、連結手段に
より駆動手段と支持板とを連結させる。この状態におい
ては、駆動手段と支持板とが連結されているため、駆動
手段の駆動力で、支持板が移動されその支持位置が調整
等されることになる。一方、入金庫が紙幣処理機から取
り出され、収納紙幣を取り出すべく蓋体が入金庫の一側
面を開くと、連結制御手段は、連結手段により駆動手段
と支持板との連結を解除させる。この状態においては、
駆動手段と支持板との連結が解除されているため、支持
板が駆動手段に対し自由な状態となる。よって、操作者
は、支持板を移動させるために駆動手段をも駆動可能な
力で移動させる必要がなくなり、よって、自由にしかも
軽い負荷で容易に移動させることができることになる。
したがって、入金庫から収納した紙幣を人手で容易に取
り出すことができる。
によれば、入金庫が蓋体により一側面を閉じた状態で紙
幣処理機内にセットされると、連結制御手段は、蓋体が
閉じられていることから、揺動アームを一方向に揺動さ
せた状態とする。すると、連結手段は、駆動手段に連結
された駆動ギアおよび支持板に連結された従動ギアのい
ずれか一方に常時噛み合っている中間ギアが、駆動ギア
および従動ギアのいずれか他方と噛み合うことになる。
よって、駆動手段と支持板とが駆動ギア、中間ギアおよ
び従動ギアを介して連結される。一方、入金庫が紙幣処
理機から取り出され、収納紙幣を取り出すべく蓋体が入
金庫の一側面を開くと、連結制御手段は、蓋体が開かれ
ていることから、揺動アームを他方向に揺動させた状態
とする。すると、連結手段は、駆動ギアおよび従動ギア
のいずれか一方に常時噛み合っている中間ギアが、駆動
ギアおよび従動ギアのいずれか他方との噛み合いを解除
することになる。よって、駆動手段と支持板との連結が
解除される。したがって、連結手段がギアを有し、ギア
の噛み合いおよび噛み合い解除で駆動手段と支持板との
連結および連結解除を行うため、駆動手段からの駆動力
を確実に支持板に伝達できる上、連結解除状態から連結
状態への切り換えは、ギア同士を噛み合わせることでで
きるため、支持板の移動によりギアが回転してしまって
いても、位相合わせ等に手間取ることなく即座に連結を
行うことができる。
ば、入金庫が蓋体により一側面を閉じた状態で紙幣処理
機内にセットされると、連結制御手段は、蓋体が閉じら
れていることから、アーム手段が、揺動アームを揺動バ
ネの付勢力に抗して一方向に揺動させた状態として、駆
動手段と支持板とを連結させる。一方、入金庫が紙幣処
理機から取り出され、収納紙幣を取り出すべく蓋体が入
金庫の一側面を開くと、連結制御手段は、蓋体が開かれ
ていることから、アーム手段が、揺動アームを揺動バネ
の付勢力によって他方向に揺動させた状態として、駆動
手段と支持板との連結を解除させる。したがって、連結
制御手段が、揺動バネおよびアーム手段を有するもので
あるため、簡素かつ安価な構成とすることができる。
ば、入金庫が蓋体により一側面を閉じた状態で紙幣処理
機内にセットされると、連結制御手段は、蓋体が閉じら
れていることから、アーム手段が、蓋体に係合されて揺
動アームを揺動バネの付勢力に抗して一方向に揺動させ
た状態として、駆動手段と支持板とを連結させる。一
方、入金庫が紙幣処理機から取り出され、収納紙幣を取
り出すべく蓋体が入金庫の一側面を開くと、連結制御手
段は、蓋体が開かれていることから、アーム手段が、蓋
体との係合が解除されて揺動アームを揺動バネの付勢力
によって他方向に揺動させた状態として、駆動手段と支
持板との連結を解除させる。したがって、連結制御手段
は、アーム手段の移動を蓋体の開閉で行うため、特別な
駆動源が不要となり、さらに簡素かつ安価な構成とする
ことができる。
全体構成を示す側断面図である。
入金庫を示す側断面図である。
入金庫の駆動装置を示す平面図である。
入金庫の駆動装置の蓋体閉時の状態を示す部分側面図で
ある。
入金庫の駆動装置の蓋体開時の状態を示す部分側面図で
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 投入された紙幣を一枚ずつ分離搬送して
鑑別するとともに真の紙幣と鑑別されたものを一時貯留
し、該一時貯留された紙幣を一枚ずつ分離搬送して入金
庫に順次集積させながら収納可能な紙幣処理機におい
て、 前記入金庫に、 紙幣の集積方向に移動自在に支持される支持板と、 該支持板を紙幣の集積方向に移動させる駆動手段と、 該駆動手段と前記支持板とを連結および連結解除する連
結手段と、 前記入金庫の一側面を開閉可能な蓋体と、 該蓋体が前記入金庫の一側面を閉じている状態において
前記駆動手段と前記支持板とを連結させ、該蓋体が前記
入金庫の一側面を開いている状態において前記駆動手段
と前記支持板との連結を解除させるように前記連結手段
を作動せしめる連結制御手段と、を設けてなることを特
徴とする紙幣処理機。 - 【請求項2】 前記連結手段は、 前記駆動手段に連結された駆動ギアと、 前記支持板に連結された従動ギアと、 これら駆動ギアおよび従動ギアのいずれか一方の支持軸
を中心に揺動自在に支持された揺動アームと、 該揺動アームの揺動先端側に支持されて駆動ギアおよび
従動ギアの前記いずれか一方に常時噛み合うとともに、
該揺動アームが、一方向に揺動されたときに駆動ギアお
よび従動ギアのいずれか他方に噛み合い、他方向に揺動
されたときに駆動ギアおよび従動ギアの前記いずれか他
方との噛み合いが解除される中間ギアと、を有し、 前記連結制御手段は、 前記蓋体が前記入金庫の一側面を閉じているとき、前記
揺動アームを前記一方向に揺動させた状態とし、前記蓋
体が前記入金庫の一側面を開いているとき、前記揺動ア
ームを前記他方向に揺動させた状態とすることを特徴と
する請求項1記載の紙幣処理機。 - 【請求項3】 前記連結制御手段は、 前記揺動アームを前記他方向に揺動させるよう常時付勢
する揺動バネと、 前記蓋体が前記入金庫の一側面を閉じているとき、前記
揺動アームを前記揺動バネの付勢力に抗して前記一方向
に揺動させた状態とし、前記蓋体が前記入金庫の一側面
を開いているとき、前記揺動アームを前記揺動バネの付
勢力によって前記他方向に揺動させた状態とするアーム
手段と、を有することを特徴とする請求項2記載の紙幣
処理機。 - 【請求項4】 前記アーム手段は、前記入金庫に移動自
在に支持されるとともに、前記蓋体が前記入金庫の一側
面を閉じているとき、該蓋体に係合し一側に移動された
状態となって前記揺動アームを前記一方向に揺動させた
状態とし、前記蓋体が前記入金庫の一側面を開いている
とき、前記蓋体との係合が解除されることで逆側に移動
された状態となって前記揺動アームを前記他方向に揺動
させた状態とすることを特徴とする請求項3記載の紙幣
処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33250296A JP3418511B2 (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 紙幣処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33250296A JP3418511B2 (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 紙幣処理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10172021A JPH10172021A (ja) | 1998-06-26 |
JP3418511B2 true JP3418511B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=18255660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33250296A Expired - Fee Related JP3418511B2 (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 紙幣処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3418511B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-12 JP JP33250296A patent/JP3418511B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH10172021A (ja) | 1998-06-26 |
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