JP3417004B2 - 電子地図表示装置 - Google Patents
電子地図表示装置Info
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- JP3417004B2 JP3417004B2 JP26082993A JP26082993A JP3417004B2 JP 3417004 B2 JP3417004 B2 JP 3417004B2 JP 26082993 A JP26082993 A JP 26082993A JP 26082993 A JP26082993 A JP 26082993A JP 3417004 B2 JP3417004 B2 JP 3417004B2
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
ョン装置などに用いられる電子地図表示装置に関するも
のである。
用する装置としてCD−ROMに格納された電子地図デ
ータを表示する電子地図表示装置が普及している。この
ような電子地図表示装置においては画面上に表示された
地図を拡大したり縮小したりする機能を有している。即
ち、この機能により縮尺を拡大することによりある位
置、例えば現在位置の近辺を詳細に表示すれば、現在位
置と実際の地図の照合等に便利であり、一方、地図の縮
尺を縮小することにより現在位置をより広域的な視野内
に於て捉えることが可能である。
面上に表示された地図の縮尺が変更可能であるというだ
けでは次のような問題点を有していた。即ち、縮尺を拡
大する場合においては、拡大前に画面上に表示された地
図のどこの領域が拡大されて画面上に表示されたのか判
りにくく、一方、縮尺を縮小する場合においては、縮小
前に画面上に表示された地図の領域が縮小後の画面上に
表示された地図の領域のどの部分に相当するのかが判り
にくい。この問題点を解決するためには、従来、次のよ
うな方法が行なわれていた。
地図上に拡大する領域を示す矩形の枠を描いた後、その
領域の地図を拡大した地図を画面上に表示する。
は、縮尺を縮小してより広域な地図を画面上に表示した
後、前回の縮小前の領域がどこであったかを示す矩形の
枠を重ねて地図上に表示する。しかし、このような方法
をこうじた場合でも次のような問題点がある。縮尺を拡
大する場合においては、拡大する前の地図上に静的に矩
形の枠が表示されるだけで、その枠の意味するところが
判りにくく、縮尺を縮小する場合にいたっては、縮小し
た後の地図上に枠が表示されるので、その枠の意味する
ところが判りにくいと同時に、その枠は最終的な画面に
は不要なものなので、あるタイミング、たとえば一定時
間経過後に画面上から消去され、結果としてその意味が
操作者に伝わりづらかった。
図の縮尺を拡大或は縮小する場合に拡大縮小する前の元
の地図の領域と、拡大縮小した後の地図の位置関係を明
確に操作者が理解できる電子地図表示装置を提供するこ
とを目的とする。
に、表示すべき地図上の位置を与えるための位置付与手
段(A)と、これによって与えられた位置およびその周
囲を含んだ地図を画面上に表示する表示手段(B)と、
この表示手段の画面上に表示された地図の縮尺を変更す
ることの可能な縮尺可変手段(C)と、この縮尺可変手
段により画面上に表示された地図の縮尺を拡大する場合
に、拡大前に前記画面に表示された地図の領域のなかで
拡大されるべき矩形の部分に枠を表示し、その枠を順次
大きくし最終的に拡大後の矩形までに広げた後に、その
枠に拡大した地図を前記表示手段に表示せしめる拡大識
別手段(D)、あるいは、縮尺可変手段により画面上に
表示された地図の縮尺を縮小する場合に、縮小されるべ
き地図に枠を表示し、その枠を順次小さくし最終的に縮
小後の画面の位置付けられる枠を表示手段に表示した後
に縮小した地図を表示手段の枠の中に表示せしめる縮小
識別手段(E)とを備えてなることを特徴とするもので
ある。
表示された地図の縮尺を拡大するときは、まず拡大前の
地図の中の拡大されるべき領域に枠が描かれ、その枠が
拡大される大きさにまで順次大きくなった後、その最終
的な枠と同じ位置に拡大された地図が表示されて結果と
してより詳細な地図が表示され、一方、表示手段の画面
上に表示された地図の縮尺を縮小する場合は、縮小前の
地図全体、即ち縮小されるべき領域に枠が描かれ、その
枠が縮小される大きさにまで順次小さくなった後、その
最終的な枠と同じ位置に縮小された地図が表示されると
共に、それに隣接する地図も合わせて表示手段に表示さ
れ結果として画面上に表示された地図はより広域な地図
となる。
3,図4,図5,図6を参照しながら説明する。
図表示装置の全体構成図である。電子地図表示装置は、
現在位置認識装置1と、表示手段たる記憶装置2、制御
回路3および表示装置4、縮尺可変手段5とから構成さ
れ、上記制御回路3は拡大識別手段と縮小識別手段とし
ての機能も兼ねている。
るための装置であって、本発明の実施例ではGPS(Gl
obal Positioning System :全世界測位衛星システム)
を利用し衛星からの電波を受信して一定時間毎に現在の
緯度経度を計測するものであり、この装置は地図上での
位置を与える位置付与手段となる。本実施例では特に現
在位置を表示することだけではなく、どの地域のどこを
中心とした地図であってもよい。地図の位置を経度方
向、緯度方向のそれぞれについて連続的に変えることの
できるような、これに代る位置付与であってもよい。
表示される地方の地図の様々な縮尺の地図データが電子
化されて記憶されている。
続された記憶回路7を備えたマイクロコンピュータから
なり、演算回路6は入出力インタフェイス8を介して現
在位置認識装置1、記憶装置2、表示装置4および縮尺
可変手段5にそれぞれ接続されている。そして、制御回
路3においては、位置付与手段である現在位置認識装置
1から現在位置を示す信号が入力されると、この認識さ
れた現在位置を含む周辺の地図を、記憶装置2から引き
出して上記認識された現在位置と共にLCD等で構成さ
れる表示装置4の画面上に表示せしめる動作が実行され
る。
は、表示装置4の画面上に表示された地図の縮尺を変更
することができるように構成されている。すなわち、縮
尺可変手段5は、拡大キー縮小キーを備えてなり、これ
らのキーを操作することにより、制御回路3の演算回路
6に対し、表示装置4の画面上に表示されている地図の
縮尺を所定量拡大あるいは縮小するよう指令がなされ
る。
尺が拡大される時の画面上に表示される枠の変化の様子
と拡大前後における地図相互の関係を示した図3と拡大
認識手段を実現するためのソフトウェアを説明したフロ
ーチャートである図5を用いて、拡大の動作について説
明する。上記縮尺可変手段5の指令により表示装置4の
画面上に表示された地図の縮尺が拡大されると、拡大前
に画面上に表示されていた地図の領域のうちの一部の領
域が、拡大後の画面に表示されることになる。
により表示装置4の画面上に表示された地図の縮尺を拡
大して拡大前の表示領域の一部分を拡大後の画面上に表
示するとき、拡大前に画面に表示された地図の領域のな
かで拡大されるべき領域の部分の枠を表示し、その枠を
順次大きくし最終的に拡大後の大きさまでに広げた後
に、その枠に拡大されるべき領域を拡大した地図を表示
せしめるためのプログラムが記憶されている。すなわ
ち、拡大キーが押下されるとこのプログラムが呼び出さ
れ、図3の拡大前の地図ではまず、拡大される中心点と
縮尺の変化率より拡大されるべき領域が求められ、次に
その領域以外すなわち拡大後の画面に存在しない部分を
クリアし、その結果拡大される領域を残した地図のみの
画面k0となる。この後、図5に示すプログラムの
(a)を一度通過する毎にk0がk1に、k1がk2
に、k2がk3にと変化して、n回ループするとknの
画面になる。最後に画面を縮尺可変手段によって作成さ
れた拡大後の地図に瞬時に切り変える。このように、本
発明によれば枠が動的に外側に移動することによって、
拡大の感覚を操作者に与えると共に、最初の枠の位置と
大きさで拡大小前に見ていた地図がどのくらいの大きさ
になって新たに表示されたかを即座に知らしめることが
できる。ここでkiからki+1の画面に変るときは動
的な見栄えを考慮して例えば数十ミリ秒程度のディレイ
を挿入する。またループ回数nは画面の大きさや、その
他を勘案した適切な自然数である。
尺が縮小される時の画面上に表示される枠の変化の様子
と縮小前後における地図相互の関係を示した図4と縮小
認識手段を実現するためのソフトウェアを説明したフロ
ーチャートである図6を用いて、縮小の動作について説
明する。上記縮尺可変手段5の指令により表示装置4の
画面上に表示された地図の縮尺が縮小されると、縮小前
に画面上に表示されていた地図の領域とその隣接した領
域が、縮小後の画面に表示されることになる。
により表示装置4の画面上に表示された地図の縮尺を縮
小して縮小前の表示領域とその領域に隣接した領域を縮
小後の画面上に表示するとき、縮小前の地図の縮小され
るべき地図領域に枠を表示し、その枠を順次小さくし最
終的に縮小後の画面の位置付けられる枠を表示装置に表
示した後に縮小した地図を表示装置の画面の枠の中に表
示せしめるためのプログラムが記憶されている。すなわ
ち、縮小キーが押下されるとこのプログラムが呼び出さ
れ、図4の縮小前の地図では、縮小されるべき領域を画
面上の地図全体とし、縮小される中心点と縮尺の変化率
より縮小前の地図領域が縮小後の画面で占める領域(S
a)が求められ、この後、図6に示すプログラムの
(b)を一度通過する毎にs0がs1に、s1がs2
に、s2がs3にと変化して、n回ループするとsnの
画面になり、枠が(Sa)を囲むことになる。最後に画
面を縮尺可変手段によって作成された拡大後の地図に切
り変える。このように、本実施例によれば枠が動的に内
側に移動することによって、縮小の感覚を操作者に与え
ると共に、最後の枠の位置と大きさで縮小前に見ていた
地図がどのくらいの大きさになって、新たに画面上のど
こに表示されたかを極めて直感的に知らしめることがで
きる。ここでsiからsi+1の画面に変るときは動的
な見栄えを考慮して例えば数十ミリ秒程度のディレイを
挿入する。またループ回数nは画面の大きさや、その他
を勘案した適切な自然数である。上記、縮小識別手段と
拡大識別手段を実現するための枠の太さ、見栄え、色
や、さらには順次枠を広げたり狭めたりするために描画
する枠の本数や時間間隔は特定の値に限られるものでは
ない。
装置によれば、表示装置の画面上で判り易い地図の拡大
縮小を実現することができる。
するときは枠が外側に広がり、縮小するときには内側に
縮まるような枠の動的な動きによって視覚的で直感的な
拡大・縮小を実現することができ、また、画面上に描か
れた最初と最後の枠の大きさと位置によって、拡大・縮
小前の地図と拡大・縮小後の地図との縮尺の変更の程度
と位置関係を操作者が明確に理解できるので、拡大後、
又は縮小後に画面上に表示された地図を素早く理解する
ことができるようになる。即ち、本発明によれば地図の
拡大前後と縮小前後の画面において、表示領域の位置関
係と、縮尺の変化の程度を明確に知らしめる電子地図表
示装置を提供でき、その商品性を一層向上できるもので
ある。
大される時の画面上に表示される枠の変化の様子と、拡
大前後における地図相互の関係を説明した図
小される時の画面上に表示される枠の変化の様子と、縮
小前後における地図相互の関係を説明した図
アを説明したフローチャート
アを説明したフローチャート
Claims (2)
- 【請求項1】地図上での位置を与える位置付与手段と、
この位置付与手段により与えられた位置とその周辺を含
んだ地図を画面上に表示する表示手段と、この表示手段
の画面上に表示された地図の縮尺を変更する縮尺可変手
段と、この縮尺可変手段により前記画面上に表示された
地図の縮尺を拡大する場合に、拡大前に前記画面に表示
された地図の領域のなかで拡大されるべき領域の部分に
枠を表示し、その枠を順次大きくし拡大後の大きさまで
に広げた後に、その枠に拡大されるべき領域を拡大した
地図を前記表示手段に表示せしめる拡大識別手段とを備
えてなることを特徴とする電子地図表示装置。 - 【請求項2】位置付与手段と表示手段と縮尺可変手段と
を備え、前記縮尺可変手段により前記画面上に表示され
た地図の縮尺を縮小する場合に、縮小前の地図の縮小さ
れるべき地図領域に枠を表示し、その枠を順次小さくし
縮小後の画面の位置付けられる枠を前記表示手段に表示
した後に縮小した地図を前記表示手段の枠の中に表示せ
しめる縮小識別手段とを備えてなることを特徴とする請
求項1記載の電子地図表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26082993A JP3417004B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 電子地図表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26082993A JP3417004B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 電子地図表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07114631A JPH07114631A (ja) | 1995-05-02 |
JP3417004B2 true JP3417004B2 (ja) | 2003-06-16 |
Family
ID=17353342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26082993A Expired - Lifetime JP3417004B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 電子地図表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3417004B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4526285B2 (ja) * | 2004-03-22 | 2010-08-18 | アルパイン株式会社 | 車載用電子装置およびその装置における地図表示方法 |
JP4996088B2 (ja) * | 2005-10-18 | 2012-08-08 | 株式会社ゼンリン | 地図表示装置、地図表示方法およびプログラム |
JP5402204B2 (ja) * | 2009-04-21 | 2014-01-29 | 三菱電機株式会社 | 地図表示装置 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26082993A patent/JP3417004B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07114631A (ja) | 1995-05-02 |
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