JPH06242722A - 地図表示装置 - Google Patents
地図表示装置Info
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- JPH06242722A JPH06242722A JP3070893A JP3070893A JPH06242722A JP H06242722 A JPH06242722 A JP H06242722A JP 3070893 A JP3070893 A JP 3070893A JP 3070893 A JP3070893 A JP 3070893A JP H06242722 A JPH06242722 A JP H06242722A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 地図データを多重して伝送する放送を受信す
る受信機からの地図データを使用して、使用者の希望す
る縮尺や範囲の地図を、見易く表示し得る地図表示装置
を提供する。 【構成】 地図データを多重して伝送する放送を受信す
る受信機から送られた地図データはRAM5bに一時記
憶される。使用者が希望する表示地図の縮尺を設定入力
し、CPU5aは設定された縮尺に基づいて地図中に表
示する道路の種別を決定する。また、CPU5aは、R
AM5b内の地図データに含まれる道路データを、設定
された縮尺に基づき座標変換して地図を拡大・縮小表示
すると共に、決定した表示すべき道路の種別に含まれる
道路のみを表示器7に表示する。
る受信機からの地図データを使用して、使用者の希望す
る縮尺や範囲の地図を、見易く表示し得る地図表示装置
を提供する。 【構成】 地図データを多重して伝送する放送を受信す
る受信機から送られた地図データはRAM5bに一時記
憶される。使用者が希望する表示地図の縮尺を設定入力
し、CPU5aは設定された縮尺に基づいて地図中に表
示する道路の種別を決定する。また、CPU5aは、R
AM5b内の地図データに含まれる道路データを、設定
された縮尺に基づき座標変換して地図を拡大・縮小表示
すると共に、決定した表示すべき道路の種別に含まれる
道路のみを表示器7に表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声FM放送等に多重
して伝送される地図データを受信し、その地図データに
基づき所望の地域や縮尺の地図を表示器に表示する地図
表示装置に関する。
して伝送される地図データを受信し、その地図データに
基づき所望の地域や縮尺の地図を表示器に表示する地図
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声FM放送等に交通情報や地図
データを多重して伝送する放送を受信する受信機におい
て、交通情報や地図データを分離して取出し、その交通
情報や地図を表示する装置が開発されている。この種の
交通情報や地図データはデジタルデータからなり、地図
データの場合、例えば、国土地理院発行の2.5万分の
一の地図に相当する縮尺の地図データ(放送局周辺の所
定エリアの地図)が送信される。
データを多重して伝送する放送を受信する受信機におい
て、交通情報や地図データを分離して取出し、その交通
情報や地図を表示する装置が開発されている。この種の
交通情報や地図データはデジタルデータからなり、地図
データの場合、例えば、国土地理院発行の2.5万分の
一の地図に相当する縮尺の地図データ(放送局周辺の所
定エリアの地図)が送信される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の表
示装置を搭載した自動車の運転者が、この種の多重放送
を受信しながら、周辺の地図を表示器に表示して見たい
場合、受信される地図データは、予め決められた特定の
縮尺(例えば2.5万分の一)の地図であるため、使用
者がより広域の地図やより詳細な地図を見たい場合、使
用者の希望する範囲や縮尺の地図を表示することができ
ず、使用者の希望する範囲や縮尺の地図を、見易く表示
し得る地図表示装置が要望されていた。
示装置を搭載した自動車の運転者が、この種の多重放送
を受信しながら、周辺の地図を表示器に表示して見たい
場合、受信される地図データは、予め決められた特定の
縮尺(例えば2.5万分の一)の地図であるため、使用
者がより広域の地図やより詳細な地図を見たい場合、使
用者の希望する範囲や縮尺の地図を表示することができ
ず、使用者の希望する範囲や縮尺の地図を、見易く表示
し得る地図表示装置が要望されていた。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、地図データを多重して伝送する放送を受信する受信
機からの地図データを使用して、使用者の希望する縮尺
や範囲の地図を、見易く表示し得る地図表示装置を提供
することを目的とする。
で、地図データを多重して伝送する放送を受信する受信
機からの地図データを使用して、使用者の希望する縮尺
や範囲の地図を、見易く表示し得る地図表示装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の地図表示装置は、図6の構成図に示すよう
に、地図データを多重して伝送する放送を受信する受信
機から送られた地図データを一時記憶する記憶手段と、
使用者が希望する表示地図の縮尺を設定入力する縮尺設
定手段と、縮尺設定手段により設定された縮尺に基づい
て地図中に表示する道路の種別を決定する道路種別決定
手段と、記憶手段の地図データに含まれる道路データ
を、設定された縮尺に基づき座標変換して地図を拡大・
縮小表示すると共に、道路種別決定手段が決定した表示
すべき道路の種別に含まれる道路のみを表示器に表示す
る表示制御手段と、を備えて構成される。
に、本発明の地図表示装置は、図6の構成図に示すよう
に、地図データを多重して伝送する放送を受信する受信
機から送られた地図データを一時記憶する記憶手段と、
使用者が希望する表示地図の縮尺を設定入力する縮尺設
定手段と、縮尺設定手段により設定された縮尺に基づい
て地図中に表示する道路の種別を決定する道路種別決定
手段と、記憶手段の地図データに含まれる道路データ
を、設定された縮尺に基づき座標変換して地図を拡大・
縮小表示すると共に、道路種別決定手段が決定した表示
すべき道路の種別に含まれる道路のみを表示器に表示す
る表示制御手段と、を備えて構成される。
【0006】
【作用・効果】このように構成された地図表示装置で
は、受信機が地図データを多重して伝送する放送を受信
すると、地図データが分離されて取出され、記憶手段に
一時記憶される。受信される地図データは、通常、一定
の縮尺(例えば2.5万分の一)の地図である。使用者
は希望する表示地図の縮尺を縮尺設定手段により例えば
「8万分の一」のように設定入力する。そして、道路種
別決定手段が、設定された縮尺に基づいて地図中に表示
する道路の種別を、例えば縮尺が8万分の一以上であれ
ば高速道路と国道のみを表示し、8万分の一未満であれ
ば地図データに含まれる全部の道路を表示するように決
定する。
は、受信機が地図データを多重して伝送する放送を受信
すると、地図データが分離されて取出され、記憶手段に
一時記憶される。受信される地図データは、通常、一定
の縮尺(例えば2.5万分の一)の地図である。使用者
は希望する表示地図の縮尺を縮尺設定手段により例えば
「8万分の一」のように設定入力する。そして、道路種
別決定手段が、設定された縮尺に基づいて地図中に表示
する道路の種別を、例えば縮尺が8万分の一以上であれ
ば高速道路と国道のみを表示し、8万分の一未満であれ
ば地図データに含まれる全部の道路を表示するように決
定する。
【0007】そして、表示制御手段は、設定された縮尺
に基づき、受信された地図データを座標変換して地図を
拡大・縮小表示すると共に、道路種別決定手段が決定し
た表示すべき道路の種別に含まれる道路のみを表示器に
表示する。即ち、例えば、設定され縮尺が8万分の一の
場合、表示する道路種別は高速道路と国道のみと決定さ
れ、表示器に表示される8万分の一の地図上には道路と
して高速道路と国道のみが表示される。
に基づき、受信された地図データを座標変換して地図を
拡大・縮小表示すると共に、道路種別決定手段が決定し
た表示すべき道路の種別に含まれる道路のみを表示器に
表示する。即ち、例えば、設定され縮尺が8万分の一の
場合、表示する道路種別は高速道路と国道のみと決定さ
れ、表示器に表示される8万分の一の地図上には道路と
して高速道路と国道のみが表示される。
【0008】このように、受信される地図データは一定
の縮尺の地図であるが、使用者の希望の縮尺を縮尺設定
手段により設定し、その縮尺に変換した地図を表示する
ことができる。また、例えば、広域を示す大きな縮尺の
地図を表示する場合、表示する道路種別を高速道路と国
道のみとするように限定して、細い道路を表示しないよ
うにできるため、表示された広域地図に道路が密集して
見ずらくなることを防止できる。
の縮尺の地図であるが、使用者の希望の縮尺を縮尺設定
手段により設定し、その縮尺に変換した地図を表示する
ことができる。また、例えば、広域を示す大きな縮尺の
地図を表示する場合、表示する道路種別を高速道路と国
道のみとするように限定して、細い道路を表示しないよ
うにできるため、表示された広域地図に道路が密集して
見ずらくなることを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1は自動車等に搭載される地図表示装置
の構成ブロック図を示している。2は地図データを多重
して放送する例えば音声FM放送を受信する受信機であ
り、アンテナ11で受信したFM多重信号をチューナ部
で選択受信し、FM検波器で検波する。
の構成ブロック図を示している。2は地図データを多重
して放送する例えば音声FM放送を受信する受信機であ
り、アンテナ11で受信したFM多重信号をチューナ部
で選択受信し、FM検波器で検波する。
【0011】なお、多重放送には、通常、地図データと
共に、渋滞情報や事故情報等の交通情報も含まれてい
る。受信機2は、検波された受信信号から、多重されて
いる地図データを分離して取出すバンドフィルタ、取出
したデータの誤りを訂正する回路、訂正された地図デー
タを一時記憶するメモリ等を備えている。
共に、渋滞情報や事故情報等の交通情報も含まれてい
る。受信機2は、検波された受信信号から、多重されて
いる地図データを分離して取出すバンドフィルタ、取出
したデータの誤りを訂正する回路、訂正された地図デー
タを一時記憶するメモリ等を備えている。
【0012】多重放送される地図データは、デジタルデ
ータであると共に、一定の縮尺の地図(例えば、国土地
理院発行の2.5万分の一に相当する縮尺の地図)のデ
ータであって、放送局周辺の所定エリアの地図データ群
から構成される。また、この地図データは、道路につい
ては線として把握され、その道路を所定の区画変更点或
は交差点毎に区切り、各点の位置を示す座標データを道
路データとして有し、さらに、その道路データには、高
速道路、国道、県道等の道路種別を示すコードデータ
(実際には道路種別を色分けして表示するためのコード
データ)が付加されている。
ータであると共に、一定の縮尺の地図(例えば、国土地
理院発行の2.5万分の一に相当する縮尺の地図)のデ
ータであって、放送局周辺の所定エリアの地図データ群
から構成される。また、この地図データは、道路につい
ては線として把握され、その道路を所定の区画変更点或
は交差点毎に区切り、各点の位置を示す座標データを道
路データとして有し、さらに、その道路データには、高
速道路、国道、県道等の道路種別を示すコードデータ
(実際には道路種別を色分けして表示するためのコード
データ)が付加されている。
【0013】情報制御部5は、マイクロコンピュータを
主要部として構成され、各種演算処理を実行するCPU
5a、制御プログラム等の固定データを記憶するRO
M、随時読出し書込み可能なRAM5b、及び、各種の
入出力回路を備える。RAM5bには受信機2から送ら
れた地図データを記憶する上記記憶手段としてのエリ
ア、表示するために縮尺や表示範囲を変更した後の地図
データを一時記憶するエリア等が設けられる。CPU5
aは、後述するように、受信された地図データに基づ
き、使用者により設定された縮尺の地図を表示する処理
を行ない、上記の縮尺設定手段、道路種別決定手段、表
示制御手段となる。
主要部として構成され、各種演算処理を実行するCPU
5a、制御プログラム等の固定データを記憶するRO
M、随時読出し書込み可能なRAM5b、及び、各種の
入出力回路を備える。RAM5bには受信機2から送ら
れた地図データを記憶する上記記憶手段としてのエリ
ア、表示するために縮尺や表示範囲を変更した後の地図
データを一時記憶するエリア等が設けられる。CPU5
aは、後述するように、受信された地図データに基づ
き、使用者により設定された縮尺の地図を表示する処理
を行ない、上記の縮尺設定手段、道路種別決定手段、表
示制御手段となる。
【0014】4は運転者等が操作するキー操作部であ
り、例えば表示器7の画面上に透明なパネルスイッチと
して設けられ、キースイッチ画面が表示器7に表示され
る。表示器7は、液晶ディスプレイ、CRT等から構成
され、表示器コントローラ6により制御され、受信機2
で受信された地図データに基づき、使用者の指定する縮
尺の地図を表示する。表示コントローラ6は、キャラク
タメモリ、画像メモリ等を有し、情報制御部5から送ら
れた地図データに基づき、地図を表示器7に表示させ
る。
り、例えば表示器7の画面上に透明なパネルスイッチと
して設けられ、キースイッチ画面が表示器7に表示され
る。表示器7は、液晶ディスプレイ、CRT等から構成
され、表示器コントローラ6により制御され、受信機2
で受信された地図データに基づき、使用者の指定する縮
尺の地図を表示する。表示コントローラ6は、キャラク
タメモリ、画像メモリ等を有し、情報制御部5から送ら
れた地図データに基づき、地図を表示器7に表示させ
る。
【0015】次に、上記構成の地図表示装置の動作を、
図2のフローチャートに基づき説明する。
図2のフローチャートに基づき説明する。
【0016】先ず、受信機2は、地図データを多重して
放送する音声FM放送をアンテナ11を介して受け、F
M多重信号をチューナ部で選択受信する。そして、FM
検波器で検波し、検波された受信信号をバンドパスフィ
ルタを通して、多重されている地図データを分離して取
出し、誤り訂正等を行った後、その地図データを情報制
御部5に送る。情報制御部5は、受信機2から送られた
地図データをRAM5bの地図データ記憶エリアに一時
記憶する。
放送する音声FM放送をアンテナ11を介して受け、F
M多重信号をチューナ部で選択受信する。そして、FM
検波器で検波し、検波された受信信号をバンドパスフィ
ルタを通して、多重されている地図データを分離して取
出し、誤り訂正等を行った後、その地図データを情報制
御部5に送る。情報制御部5は、受信機2から送られた
地図データをRAM5bの地図データ記憶エリアに一時
記憶する。
【0017】使用者が表示地図の縮尺変更等を設定入力
しない場合、情報制御部5は受信された地図データをそ
のまま表示コントローラ6に出力し、表示コントローラ
6はその地図データに基づき表示器7に地図を、図3の
ように表示する(ステップ100)。表示される地図は
例えば2.5万分の一の地図であり、受信された地図の
全体を表示できない場合には、そのうちの例えば中心部
分が表示器7に表示される。なお、その表示画面の縁部
には、キー操作部4のキースイッチ(例えば、拡大・縮
小要求の際に使用するキースイッチ)として、「1/2
万」「1/4万」「1/8万」「1/16万」「1/3
2万」等の縮尺別のスイッチ画面が表示される。
しない場合、情報制御部5は受信された地図データをそ
のまま表示コントローラ6に出力し、表示コントローラ
6はその地図データに基づき表示器7に地図を、図3の
ように表示する(ステップ100)。表示される地図は
例えば2.5万分の一の地図であり、受信された地図の
全体を表示できない場合には、そのうちの例えば中心部
分が表示器7に表示される。なお、その表示画面の縁部
には、キー操作部4のキースイッチ(例えば、拡大・縮
小要求の際に使用するキースイッチ)として、「1/2
万」「1/4万」「1/8万」「1/16万」「1/3
2万」等の縮尺別のスイッチ画面が表示される。
【0018】表示器7には2.5万分の一の地図が表示
されているが、使用者はより広域の地図を見たい場合、
例えば画面上の「1/8万」のキースイッチを押し、さ
らに、使用者は変更表示したい地図の中心位置を、画面
上のパネルスイッチを押すことにより入力する。
されているが、使用者はより広域の地図を見たい場合、
例えば画面上の「1/8万」のキースイッチを押し、さ
らに、使用者は変更表示したい地図の中心位置を、画面
上のパネルスイッチを押すことにより入力する。
【0019】これに伴ない、CPU5aは、ステップ1
10で、拡大・縮小要求有りと判定し、次に、ステップ
120に進み、使用者が表示中心位置として押したパネ
ルスイッチの座標位置から、表示しようとする地図の中
心座標を求める。そして、ステップ130で、使用者が
キースイッチを押すことにより設定した縮尺(例えば8
万分の一)に基づき、表示する地図の表示範囲を決定す
る。なお、使用者が変更表示したい地図の中心位置をパ
ネルスイッチで入力設定しない場合には、今表示してい
る地図の中心位置を表示中心とする。
10で、拡大・縮小要求有りと判定し、次に、ステップ
120に進み、使用者が表示中心位置として押したパネ
ルスイッチの座標位置から、表示しようとする地図の中
心座標を求める。そして、ステップ130で、使用者が
キースイッチを押すことにより設定した縮尺(例えば8
万分の一)に基づき、表示する地図の表示範囲を決定す
る。なお、使用者が変更表示したい地図の中心位置をパ
ネルスイッチで入力設定しない場合には、今表示してい
る地図の中心位置を表示中心とする。
【0020】次に、CPU5aは、ステップ140で、
設定された縮尺に応じて表示する地図の表示道路を決定
する。ところで、表示道路については、例えば、表示地
図の縮尺が8万分の一以上(1/8万、1/16万、1
/32など)の場合、県道、市道、町道など細い道路は
表示せず、高速道路と国道のみを表示し、表示地図の縮
尺が8万分の一未満(1/1万、1/2万、1/4万な
ど)の場合、地図データに含まれる全部の道路を表示す
るように、表示道路の範囲が予め設定されている。
設定された縮尺に応じて表示する地図の表示道路を決定
する。ところで、表示道路については、例えば、表示地
図の縮尺が8万分の一以上(1/8万、1/16万、1
/32など)の場合、県道、市道、町道など細い道路は
表示せず、高速道路と国道のみを表示し、表示地図の縮
尺が8万分の一未満(1/1万、1/2万、1/4万な
ど)の場合、地図データに含まれる全部の道路を表示す
るように、表示道路の範囲が予め設定されている。
【0021】したがって、ステップ140では、この表
示範囲と設定された縮尺に応じて表示道路が決定され、
ここでは、指定された縮尺が8万分の一であるから、表
示する道路は高速道路と国道のみに決定される。
示範囲と設定された縮尺に応じて表示道路が決定され、
ここでは、指定された縮尺が8万分の一であるから、表
示する道路は高速道路と国道のみに決定される。
【0022】次に、CPU5aは、ステップ150で、
RAM5b内の地図データから1つの道路データ(区分
けされた道路の2点の座標データと道路種別を示すコー
ドデータ等)読出し、次に、ステップ160で、その道
路データは今回表示するデータか否かを、道路種別を示
すデータに基づき判定する。
RAM5b内の地図データから1つの道路データ(区分
けされた道路の2点の座標データと道路種別を示すコー
ドデータ等)読出し、次に、ステップ160で、その道
路データは今回表示するデータか否かを、道路種別を示
すデータに基づき判定する。
【0023】例えば、その道路データの種別コードが県
道である場合、ステップ140での説明のように、表示
する道路に県道は含まれないため、今回表示しない道路
データであると判定し、次にステップ200に進む。一
方、例えば、その道路データの種別が国道である場合、
ステップ140での説明のように、表示する道路に国道
は含まれるため、今回表示する道路データであると判定
し、次にステップ170に進む。
道である場合、ステップ140での説明のように、表示
する道路に県道は含まれないため、今回表示しない道路
データであると判定し、次にステップ200に進む。一
方、例えば、その道路データの種別が国道である場合、
ステップ140での説明のように、表示する道路に国道
は含まれるため、今回表示する道路データであると判定
し、次にステップ170に進む。
【0024】ステップ170では、この道路データが表
示範囲内に位置するデータか否かを判定する。つまり、
ステップ130で、使用者が指定した縮尺と中心位置の
データに基づき決定された表示範囲内に、上記の道路デ
ータが含まれるか否かを判定する。そして、道路データ
が表示範囲外であれば、次にステップ200に進み、表
示範囲内であれば、次に、ステップ180に進む。
示範囲内に位置するデータか否かを判定する。つまり、
ステップ130で、使用者が指定した縮尺と中心位置の
データに基づき決定された表示範囲内に、上記の道路デ
ータが含まれるか否かを判定する。そして、道路データ
が表示範囲外であれば、次にステップ200に進み、表
示範囲内であれば、次に、ステップ180に進む。
【0025】ステップ180では、その道路データの2
点の座標データを、指定された縮尺に基づく座標変換に
よって変換し、表示しようとする道路の表示座標を決定
する。そして、ステップ190で、その表示座標を含む
表示データをRAMに一時記憶する。
点の座標データを、指定された縮尺に基づく座標変換に
よって変換し、表示しようとする道路の表示座標を決定
する。そして、ステップ190で、その表示座標を含む
表示データをRAMに一時記憶する。
【0026】次のステップ200では、地図データに含
まれる全ての道路データについて上記の処理が終了した
か否かを判定し、終了していない場合、再び、ステップ
150に戻り、ステップ150〜200までの処理を繰
り返し実行する。そして、地図データに含まれる全ての
道路データについて上記の処理が終了した場合、ステッ
プ200からステップ210に進み、CPU5aは、地
図の表示データを表示コントローラ6に出力する。そし
て、表示コントローラ6は表示器7を制御して地図を表
示する。
まれる全ての道路データについて上記の処理が終了した
か否かを判定し、終了していない場合、再び、ステップ
150に戻り、ステップ150〜200までの処理を繰
り返し実行する。そして、地図データに含まれる全ての
道路データについて上記の処理が終了した場合、ステッ
プ200からステップ210に進み、CPU5aは、地
図の表示データを表示コントローラ6に出力する。そし
て、表示コントローラ6は表示器7を制御して地図を表
示する。
【0027】このように、図3のような受信された地図
データがそのまま表示されているとき、使用者が希望す
る縮尺を8万分の一として設定入力した場合、表示器7
に表示される地図は、図4に示すような広域表示の地図
となるが、県道や市道等の細い道路は省略され、高速道
路と国道のみが表示されるため、使用者にとって表示道
路の密度が高すぎることがなく、見易い地図を表示する
ことができる。
データがそのまま表示されているとき、使用者が希望す
る縮尺を8万分の一として設定入力した場合、表示器7
に表示される地図は、図4に示すような広域表示の地図
となるが、県道や市道等の細い道路は省略され、高速道
路と国道のみが表示されるため、使用者にとって表示道
路の密度が高すぎることがなく、見易い地図を表示する
ことができる。
【0028】一方、使用者が詳細な地図表示を希望し、
設定した縮尺が例えば1万分の一であった場合、上記ス
テップ140において、表示地図の縮尺は基準となる縮
尺の8万分の一未満となるため、表示される道路は地図
データに含まれる全部の道路と決定され、図5に示すよ
うな詳細な地図が表示器7に表示され、使用者は全ての
道路を見ることができる。
設定した縮尺が例えば1万分の一であった場合、上記ス
テップ140において、表示地図の縮尺は基準となる縮
尺の8万分の一未満となるため、表示される道路は地図
データに含まれる全部の道路と決定され、図5に示すよ
うな詳細な地図が表示器7に表示され、使用者は全ての
道路を見ることができる。
【0029】なお、上記実施例では、指定される表示地
図の縮尺が特定の縮尺以上の場合、県道、市道、町道な
ど細い道路は表示せず、高速道路と国道のみを表示し、
表示地図の縮尺が特定の縮尺未満の場合、地図データに
含まれる全部の道路を表示するように、表示道路の範囲
を予め設定したが、表示道路の範囲は指定される縮尺に
拘らず、使用者が任意に設定し得るようにすることがで
きる。その場合、例えば表示画面中に「高速道路」「国
道」「県道」「全部の道路」等の文字表示を出し、使用
者にパネルスイッチを使用して選択させ、或はカーソル
で指定して選択させればよい。
図の縮尺が特定の縮尺以上の場合、県道、市道、町道な
ど細い道路は表示せず、高速道路と国道のみを表示し、
表示地図の縮尺が特定の縮尺未満の場合、地図データに
含まれる全部の道路を表示するように、表示道路の範囲
を予め設定したが、表示道路の範囲は指定される縮尺に
拘らず、使用者が任意に設定し得るようにすることがで
きる。その場合、例えば表示画面中に「高速道路」「国
道」「県道」「全部の道路」等の文字表示を出し、使用
者にパネルスイッチを使用して選択させ、或はカーソル
で指定して選択させればよい。
【0030】このように、多重放送に多重される地図デ
ータはある特定の縮尺(例えば2.5万分の一)の地図
であるが、使用者の指定した縮尺で地図を表示すること
ができ、また、その縮尺に応じて、表示する道路の種別
を選択することができる。したがって、より広域の地図
を見るためにより大きい縮尺が指定された場合、表示す
る道路を高速道路や国道等のみに限定して、表示される
地図を見易くすることがきる。また、表示する道路の種
別を使用者が任意に選択し得るようにすることもでき
る。
ータはある特定の縮尺(例えば2.5万分の一)の地図
であるが、使用者の指定した縮尺で地図を表示すること
ができ、また、その縮尺に応じて、表示する道路の種別
を選択することができる。したがって、より広域の地図
を見るためにより大きい縮尺が指定された場合、表示す
る道路を高速道路や国道等のみに限定して、表示される
地図を見易くすることがきる。また、表示する道路の種
別を使用者が任意に選択し得るようにすることもでき
る。
【図1】本発明の一実施例を示す地図表示装置の構成ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】地図表示装置の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図3】受信された地図データに対応した地図の説明図
である。
である。
【図4】縮尺を大きくした場合の広域表示地図の説明図
である。
である。
【図5】縮尺を小さくした場合の詳細表示地図の説明図
である。
である。
【図6】本発明の構成図である。
2−受信機、5−情報制御部、5a−CPU、5b−R
AM、6−表示コントローラ、7−表示器。
AM、6−表示コントローラ、7−表示器。
Claims (2)
- 【請求項1】 地図データを多重して伝送する放送を受
信する受信機から送られた地図データを一時記憶する記
憶手段と、 使用者が希望する表示地図の縮尺を設定入力する縮尺設
定手段と、 該縮尺設定手段により設定された縮尺に基づいて地図中
に表示する道路の種別を決定する道路種別決定手段と、 前記記憶手段の地図データに含まれる道路データを、設
定された該縮尺に基づき座標変換して地図を拡大・縮小
表示すると共に、該道路種別決定手段が決定した表示す
べき道路の種別に含まれる道路のみを表示器に表示する
表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする地図表示装置。 - 【請求項2】 地図データを多重して伝送する放送を受
信する受信機から送られた地図データを一時記憶する記
憶手段と、 使用者が希望する表示地図の縮尺を設定入力する縮尺設
定手段と、 使用者が表示を希望する道路の種別を設定入力する道路
種別設定手段と、 前記記憶手段の地図データに含まれる道路データを、設
定された該縮尺に基づき座標変換して地図を拡大・縮小
表示すると共に、該道路種別設定手段が設定した表示す
べき道路の種別に含まれる道路のみを表示器に表示する
表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする地図表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3070893A JPH06242722A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 地図表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3070893A JPH06242722A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 地図表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06242722A true JPH06242722A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12311150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3070893A Pending JPH06242722A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 地図表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06242722A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0816802A2 (en) | 1996-06-27 | 1998-01-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Navigation system |
WO2008129744A1 (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-30 | Mitsubishi Electric Corporation | ナビゲーション装置および同装置における道路ネットワークの表示方法 |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP3070893A patent/JPH06242722A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0816802A2 (en) | 1996-06-27 | 1998-01-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Navigation system |
WO2008129744A1 (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-30 | Mitsubishi Electric Corporation | ナビゲーション装置および同装置における道路ネットワークの表示方法 |
JPWO2008129744A1 (ja) * | 2007-04-09 | 2010-07-22 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置および同装置における道路ネットワークの表示方法 |
JP4562800B2 (ja) * | 2007-04-09 | 2010-10-13 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置および同装置における道路ネットワークの表示方法 |
US8244465B2 (en) | 2007-04-09 | 2012-08-14 | Mitsubishi Electric Corporation | Navigation system and display method of road network on the same system |
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