JP3416576B2 - 管理システムおよびセキュリティシステム - Google Patents

管理システムおよびセキュリティシステム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管理システムお
よびセキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数台のセキュリティ機器が、RS−4
85(EIA−485規格)などの規格に基づいた通信
制御線(バス)によって、接続されたセキュリティシス
テムがある。セキュリティ機器には、たとえば、監視用
カメラ、監視用カメラによって撮像された映像を記録す
るVTR、フレームスイッチャー等がある。各セキュリ
ティ機器には、バス上の他のセキュリティ機器と識別が
できるように、それぞれ個別のアドレスが付与されてい
る。アドレスの設定は、たとえば、各セキュリティ機器
に設けられたディップスイッチによって行われる。
【0003】各セキュリティ機器が接続されたバスに
は、各セキュリティ機器を遠隔制御したり、各セキュリ
ティ機器の状態を集中管理するためのコントローラが接
続されている。コントローラから、遠隔制御を行おうと
するセキュリティ機器のアドレス、たとえば、VTRの
アドレス”1”と、" 再生(PLAY)”、”テープ取り出し
(EJECT) ”等の制御内容とを含むコマンドをバスに送信
することにより、アドレスが”1”であるVTRが遠隔
制御される。
【0004】バスに接続されたセキュリティ機器の中に
は、セキュリィティ上において重要な事象が発生した可
能性があることを検出する機能を備えたものがあり、こ
のようなセキュリティ機器は、セキュリィティ上におい
て重要な事象が発生した可能性があることを検出した場
合には、アラーム情報をバスを介してコントローラに送
信する。
【0005】コントローラは、セキュリティ機器からア
ラーム情報が送られてくると、送られてきたアラーム情
報をEEPROM等の不揮発性メモリに記憶する。アラ
ーム情報は、たとえば、アラームの種類と、アラーム情
報を発生した時刻(月、日、時、分)とからなる。
【0006】不揮発性メモリには、たとえば、最新の1
00件分のアラーム情報が記憶される。つまり、100
件分のアラーム情報が蓄積された後に、新たなアラーム
情報が送られてきた場合には、古いアラーム情報から順
に、新たなアラーム情報が上書きされる。
【0007】コントローラの電源がオンされている場合
には、最後のアラーム情報を書き込んだアドレスが、コ
ントローラ内のRAMに記憶されているため、次にコン
トローラに送られてくるアラーム情報を書き込むべきア
ドレスをコントローラが認識することができる。
【0008】しかしながら、コントローラの電源がオフ
にされた後に、コントローラの電源がオンにされた場合
には、電源オン後にコントローラに最初に送られてくる
アラーム情報を書き込むべきアドレスを、コントローラ
が認識できなくなるという問題がある。
【0009】そこで、アラーム情報の書き込みアドレス
に関する情報、たとえば、次にコントローラに送られて
くるアラーム情報を書き込むべきアドレスまたは最後の
アラーム情報を書き込んだアドレスを、不揮発性メモリ
の所定の領域に書き込んでおくということが考えられ
る。しかしながら、このようにすると、不揮発性メモリ
のアラーム情報の書き込みアドレスに関する情報を書き
込むエリアへの情報書き込み回数が、不揮発性メモリの
他のエリアの書き込み回数に比べて非常に多くなる。
【0010】そうすると、アラーム情報を書き込むエリ
アの書き込み回数が不揮発性メモリの書き込み保証回数
に対し相当の余裕がある時点で、書き込みアドレスに関
する情報を書き込むエリアの書き込み回数が不揮発性メ
モリの書き込み保証回数に達してしまうということが起
こり、不揮発性メモリの寿命が短くなるという問題があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、不揮発性
メモリに特定情報を書き込むべきエリアの情報を記憶さ
せることなく、ホスト装置の電源がオフにされた後にホ
スト装置の電源がオンにされた場合において、電源オン
後にホスト装置に最初に送られてくる特定情報を書き込
むべきエリアをホスト装置が認識できるようになる管理
システムを提供することを目的とする。
【0012】この発明は、不揮発性メモリにアラーム情
報を書き込むべきエリアの情報を記憶させることなく、
コントローラの電源がオフにされた後にコントローラの
電源がオンにされた場合において、電源オン後にコント
ローラに最初に送られてくるアラーム情報を書き込むべ
きエリアをコントローラが認識できるようになるセキュ
リティシステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明による管理シス
テムは、1または複数の端末装置と端末装置を管理する
ホスト装置とを備え、端末装置は、所定の特定情報をホ
スト装置に送信する手段を備えており、ホスト装置は、
所定数分の特定情報を格納するための複数の特定情報格
納エリアを備えた不揮発性メモリと、端末装置から送ら
れてくる所定の特定情報を不揮発性メモリに順番にかつ
循環的に書き込む手段とを備えている管理システムにお
いて、ホスト装置は、端末装置から送られてきた特定情
報を識別ビットとともに不揮発性メモリに書き込むため
の第1手段と、電源オフ後に電源がオンされた際に、次
に送られてくる特定情報を書き込むべき特定情報格納エ
リアを検索する第2手段とを備えており、第1手段は、
受信した特定情報を書き込むべき特定情報格納エリアか
ら、識別ビットを読み込み、その識別ビットを反転さ
せ、反転後の識別ビットを上記特定情報に付加した後、
識別ビットを読み込んだ特定情報格納エリアに上記特定
情報を書き込むものであり、第2手段は、不揮発性メモ
リ内の1番目の特定情報格納エリアから順番に識別デー
タを読み込んでいき、識別ビットの値が変化する特定情
報格納エリアを検索する手段、識別ビットの値が変化す
る特定情報格納エリアを発見できた場合には、発見した
特定情報格納エリアを、次に受信される特定情報を書き
込むべきエリアとして設定する手段、および識別ビット
の値が変化する特定情報格納エリアを発見できなかった
場合には、1番目の特定情報格納エリアを、次に受信さ
れる特定情報を書き込むべきエリアとして設定する手段
を備えていることを特徴とする。
【0014】この発明によるセキュリティシステムは、
セキュリティ機器とセキュリティ機器を制御するコント
ローラとを備え、セキュリティ機器は、セキュリティ上
において重要な事象が発生した可能性がある場合に、ア
ラーム情報をコントローラに送信する手段を備えてお
り、コントローラは、所定数分のアラーム情報を格納す
るための複数のアラーム情報格納エリアを備えた不揮発
性メモリと、セキュリティ機器から送信されてきたアラ
ーム情報を不揮発性メモリに順番にかつ循環的に書き込
む手段とを備えているセキュリティシステムにおいて、
コントローラは、セキュリティ機器から送られてきたア
ラーム情報を識別ビットとともに不揮発性メモリに書き
込むための第1手段と、電源オフ後に電源がオンされた
際に、次に受信されるアラーム情報を書き込むべきアラ
ーム情報格納エリアを検索する第2手段とを備えてお
り、第1手段は、受信したアラーム情報を書き込むべき
アラーム情報格納エリアから、識別ビットを読み込み、
その識別ビットを反転させ、反転後の識別ビットを上記
アラーム情報に付加した後、識別ビットを読み込んだア
ラーム情報格納エリアに上記アラーム情報を書き込むも
のであり、第2手段は、不揮発性メモリ内の1番目のア
ラーム情報格納エリアから順番に識別データを読み込ん
でいき、識別ビットの値が変化するアラーム情報格納エ
リアを検索する手段、識別ビットの値が変化するアラー
ム情報格納エリアを発見できた場合には、発見したアラ
ーム情報格納エリアを、次に受信されるアラーム情報を
書き込むべきエリアとして設定する手段、および識別ビ
ットの値が変化するアラーム情報格納エリアを発見でき
なかった場合には、1番目のアラーム情報格納エリア
を、次に受信されるアラーム情報を書き込むべきエリア
として設定する手段を備えていることを特徴とする。
【0015】セキュリティ機器としては、たとえば、監
視カメラが用いられる。監視カメラは、たとえば、入力
画像に基づいて、セキュリティ上において重要な事象が
発生した可能性があるか否かを判定し、セキュリティ上
において重要な事象が発生した可能性があると判定した
場合には、アラーム情報をコントローラに送る手段を備
えている。
【0016】セキュリティ機器としては、たとえば、監
視カメラによって撮像された映像を記録するための映像
記録機器が用いられる。映像記録機器は、たとえば、外
部の物体検知用センサから物体検知信号が入力されたと
きに、アラーム情報をコントローラに送る手段を備えて
いる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0018】図1は、セキュリティシステムの構成を示
している。このセキュリティシステムは、1台のコント
ローラ11と、3台の監視カメラ21、22、23と、
各監視カメラ21、22、23によって撮像された映像
を記録するための3台のVTR31、32、33とを備
えている。これらの各機器は、RS−485の通信制御
線(バス)1によって、ディジーチェーン(dasy chai
n) 方式で接続されている。
【0019】各セキュリティ機器、つまり、監視カメラ
21、22、23およびVTR31、32、33は、セ
キュリィティ上において重要な事象が発生した可能性が
あることを検出する機能を備えており、セキュリィティ
上において重要な事象が発生した可能性があることを検
出した場合には、アラーム情報をにバス1を介してコン
トローラ11に送信する。
【0020】各監視カメラ21、22、23は、たとえ
ば、入力画像の動きベクトルが所定以上になったとき
に、アラーム情報を発生する。また、各VTR31、3
2、33は、たとえば、外部に設けられた物体検知用セ
ンサから物体検知信号が入力されたときに、アラーム情
報を発生する。
【0021】コントローラ11は、各セキュリティ機器
からアラーム情報が送られてくると、送られてきたアラ
ーム情報をEEPROM等の不揮発性メモリに順番にか
つ循環的に書き込む。アラーム情報には、アラームの種
類と、アラーム情報を発生した時刻(月、日、時、分)
とからなる。アラームの種類としては、たとえば、アラ
ーム情報を発生したセキュリティ機器のアドレスが用い
られる。
【0022】不揮発性メモリには、最新の100件分の
アラーム情報を格納できるようになっているものとす
る。つまり、不揮発性メモリは、100個分のアラーム
情報格納エリアを備えているものとする。
【0023】図2は、不揮発性メモリ内の各アラーム情
報格納エリアに書き込まれるアラーム情報の内容を示し
ている。
【0024】各アラーム情報格納エリアEは、それぞれ
容量が1バイトずつの5つの小エリアe1〜e5から構
成されている。第1小エリアe1には月データが、第2
小エリアe2には日データが、第3小エリアe3には時
データが、第4小エリアe4には分データが、第5小エ
リアe5にはアラームの種類を表すデータが書き込まれ
る。
【0025】これらの5種類のデータは、BCD(2進
化10進数)表記で表されている。る。月データは、1
月〜12月を表すデータである。たとえば、10月を1
バイトのBCD表記で表すと”00010000”とな
る。また、11月は”00010001”となり、12
月は”00010010”となる。したがって、月デー
タの最上位ビットは、必ず”0”となる。
【0026】そこで、この実施の形態では、月データの
最上位ビットが、コントローラ11の電源がオンされた
後に最初に受信したアラーム情報を書き込むべきアドレ
スを識別するための識別ビットとして利用される。識別
ビットは、”0”または”1”の値をとる。各アラーム
情報格納エリア内の各小エリアの初期状態は、すべて”
00000000”であるものとする。
【0027】コントローラ11は、アラーム情報が送ら
れてくる毎に、前回のアラーム情報が書き込まれたアラ
ーム情報格納エリアの次のアラーム情報格納エリアに、
アラーム情報を書き込む。なお、アラーム情報格納エリ
アにアラーム情報が書き込まれる毎に、当該アラーム情
報格納エリアの先頭アドレスが揮発性メモリであるRA
Mに書き込まれる。
【0028】このため、コントローラ11の電源がオン
されている場合には、受信したアラーム情報を書き込む
べきアラーム情報格納エリアの先頭アドレスは、RAM
に格納されている前回のアラーム情報が書き込まれたア
ラーム情報格納エリアの先頭アドレスに基づいて決定さ
れる。100件分のアラーム情報が書き込まれる毎に、
古いアラーム情報から順番に、新しいアラーム情報が上
書きされる。
【0029】新たなアラーム情報がコントローラ11に
送られてきた場合には、コントローラ11は、不揮発性
メモリ内における今回送られてきたアラーム情報を書き
込むべきアラーム情報格納エリアから識別ビットを読み
込み、その識別ビットを反転したものを新たなアラーム
情報中の月データに識別ビットとして付加した後、新た
なアラーム情報をそれを書き込むべきアラーム情報格納
エリアに書き込む。
【0030】たとえば、図3に示すように、前回送られ
てきたアドレス情報中の月データが、アドレスXに書き
込まれているとする。この状態において、新たなアラー
ム情報が送られてくると、アドレス(X+N)(ただ
し、N=5)に書き込まれている識別ビット”0”が読
み込まれる。そして、その識別ビットを反転した値”
1”が、新たなアラーム情報中の月データに識別ビット
として付加された後、新たなアラーム情報が、アドレス
(X+N)〜(X+2N−1)に書き込まれる。この結
果、図4に示すように、新たなアラーム情報中の月デー
タが、アドレス(X+N)に書き込まれる。
【0031】コントローラの電源がオフされた後に電源
がオンされた場合においては、不揮発性メモリの1番目
のアラーム情報格納エリアから順番に、月データに付加
されている識別ビットを読み込んでいき、識別ビットを
読み込む毎に、今回読み込んだ識別ビットと前回読み込
んだ識別ビットとの値を比較していく。そして、今回読
み込んだ識別ビットと前回読み込んだ識別ビットとの値
が異なっている場合には、今回読み込んだ識別ビットが
記憶されているアドレスを、次に送られてくるアドレス
情報を書き込むべきアラーム情報格納エリアの先頭アド
レスであると決定する。
【0032】コントローラの電源がオフされた後に、電
源がオンされた場合に、不揮発性メモリの内容が図4に
示すような状態となっている場合には、アドレス(X+
2N)が、次に送られてくるアドレス情報を書き込むべ
きアラーム情報格納エリアの先頭アドレスであると決定
せしめられる。
【0033】なお、1番目から100番目までの全ての
アラーム情報格納エリアから識別ビットを読み込んで
も、前回読み込んだ識別ビットと値が異なる識別ビット
が存在しなかった場合、つまり、全てのアラーム情報格
納エリアから読み込まれた識別ビットの値が同じであっ
た場合には、1番目のアラーム情報格納エリアの先頭ア
ドレスが、次に送られてくるアドレス情報を書き込むべ
きアラーム情報格納エリアの先頭アドレスであると決定
せしめられる。
【0034】図5は、アラーム情報を受信した場合に、
コントローラ11によって実行されるアラーム情報書き
込み処理手順を示している。
【0035】コントローラ11は、アラーム情報を受信
すると、不揮発性メモリ内の今回受信したアラーム情報
を書き込むべきエリアに格納されている識別ビットを含
む月データを読み込む(ステップ1)。
【0036】読み込んだ識別ビットを反転させた後(ス
テップ2)、今回受信したアラーム情報内の月データの
最上位ビットに反転後の識別ビットを付加する(ステッ
プ3)。
【0037】そして、識別ビットが付加されたアラーム
情報を、不揮発性メモリ内の今回受信したアラーム情報
を書き込むべきエリアに書き込む(ステップ4)。
【0038】図6は、コントローラ11の電源が立ち上
げられた場合に、コントローラ11によって実行される
アラーム情報書き込みアドレス検索処理手順を示してい
る。
【0039】不揮発性メモリは、100件分のアラーム
情報を格納するための100個のアラーム情報格納エリ
アを備えているものとする。
【0040】コントローラ11の電源が立ち上げられる
と、不揮発性メモリ内における1件目のアラーム情報を
書き込むべきアラーム情報格納エリアのうち、識別ビッ
トを含むデータが書き込まれるべきアドレスINIを、
検索アドレスADRとして設定する(ステップ11)。
【0041】この例では、図3に示すように、月データ
の最上位ビットが識別ビットとして用いられており、か
つ各アラーム情報格納エリアの先頭アドレスで指定され
る小エリアに月データが書き込まれる場合について説明
する。この場合には、ステップ11では、1件目のアラ
ーム情報を書き込むべきアラーム情報格納エリアの先頭
アドレスINIが、検索アドレスADRとして設定せし
められる。
【0042】1件目のアラーム情報のうちの識別ビット
を含むデータを読み込んで(ステップ12)、読み込ん
だ識別ビットを、たとえば、バッファに一時的に記憶す
る(ステップ13)。
【0043】次に、検索アドレスADRを、次のアラー
ム情報を書き込むべきアラーム情報格納エリア内の識別
ビットを含むデータが書き込まれるアドレスに更新する
(ステップ14)。1つのアラーム情報がそれぞれ1バ
イトずつのN種類のデータから構成されているとする
と、検索アドレスADRは、それまでの検索アドレスA
DRにNを加算した値に更新される。
【0044】更新後の検索アドレスADRから、識別ビ
ットを含むデータを読み込む(ステップ15)。そし
て、今回読み込んだ識別ビットと、前回読み込んだ識別
ビット(ステップ13で記憶した識別ビット)とが一致
するか否かを判定する(ステップ16)。
【0045】両者が一致した場合には(ステップ16で
YES)、現在の検索アドレスADRが100件目のア
ドレス情報を書き込むべきアラーム情報格納エリア内の
アドレスか否かを判定する(ステップ17)。検索アド
レスADRが100件目のアドレス情報を書き込むべき
アラーム情報格納エリア内のアドレスでなければ、ステ
ップ13に戻る。このようにして、検索アドレスADR
を1つずつ更新していき、前回の検索アドレスADRか
ら読み込んだ識別ビットと今回の検索アドレスADRか
ら読み込んだ識別ビットとを比較していく。
【0046】ステップ16において、今回読み込んだ識
別ビットと、前回読み込んだ識別ビットとが、不一致で
あると判定した場合には、現在の検索アドレスADR
を、次に入力されるアラーム情報を書き込むべきアドレ
スとして設定して(ステップ18)、アラーム情報書き
込みアドレス検索処理を終了する。
【0047】ステップ17において、現在の検索アドレ
スADRが100件目のアドレス情報を書き込むべきア
ラーム情報格納エリア内のアドレスであると判定した場
合には、1件目のアラーム情報を書き込むべきエリアの
うち、識別ビットを含むデータが書き込まれるべきアド
レスINIを、次に入力されるアラーム情報を書き込む
べきアドレスとして設定して(ステップ19)、アラー
ム情報書き込みアドレス検索処理を終了する。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、不揮発性メモリに特
定情報を書き込むべきエリアの情報を記憶させることな
く、ホスト装置の電源がオフにされた後にホスト装置の
電源がオンにされた場合において、電源オン後にホスト
装置に最初に送られてくる特定情報を書き込むべきエリ
アをホスト装置が認識できるようになる。
【0049】この発明によれば、不揮発性メモリにアラ
ーム情報を書き込むべきエリアの情報を記憶させること
なく、コントローラの電源がオフにされた後にコントロ
ーラの電源がオンにされた場合において、電源オン後に
コントローラに最初に送られてくるアラーム情報を書き
込むべきエリアをコントローラが認識できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】セキュリティシステムの構成を示すブロック図
である。
【図2】アラーム情報の内容を示す模式図である。
【図3】識別ビットが付加された状態でアラーム情報が
書き込まれている例を示す模式図である。
【図4】図3の状態において、新たなアラーム情報の書
き込み方法を示す模式図である。
【図5】アラーム情報を受信した場合に、コントローラ
11によって実行されるアラーム情報書き込み処理手順
を示すフローチャートである。
【図6】コントローラ11の電源が立ち上げられた場合
に、コントローラ11によって実行されるアラーム情報
書き込みアドレス検索処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 通信制御線 11 コントローラ 21、22、23 監視カメラ 31、32、33 VTR

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の端末装置と端末装置を管
    理するホスト装置とを備え、各端末装置は、所定の特定
    情報をホスト装置に送信する手段を備えており、ホスト
    装置は、所定数分の特定情報を格納するための複数の特
    定情報格納エリアを備えた不揮発性メモリと、端末装置
    から送られてくる所定の特定情報を不揮発性メモリに順
    番にかつ循環的に書き込む手段とを備えている管理シス
    テムにおいて、 ホスト装置は、端末装置から送られてきた特定情報を識
    別ビットとともに不揮発性メモリに書き込むための第1
    手段と、電源オフ後に電源がオンされた際に、次に送ら
    れてくる特定情報を書き込むべき特定情報格納エリアを
    検索する第2手段とを備えており、 第1手段は、受信した特定情報を書き込むべき特定情報
    格納エリアから、識別ビットを読み込み、その識別ビッ
    トを反転させ、反転後の識別ビットを上記特定情報に付
    加した後、識別ビットを読み込んだ特定情報格納エリア
    に上記特定情報を書き込むものであり、 第2手段は、不揮発性メモリ内の1番目の特定情報格納
    エリアから順番に識別データを読み込んでいき、識別ビ
    ットの値が変化する特定情報格納エリアを検索する手
    段、識別ビットの値が変化する特定情報格納エリアを発
    見できた場合には、発見した特定情報格納エリアを、次
    に受信される特定情報を書き込むべきエリアとして設定
    する手段、および識別ビットの値が変化する特定情報格
    納エリアを発見できなかった場合には、1番目の特定情
    報格納エリアを、次に受信される特定情報を書き込むべ
    きエリアとして設定する手段を備えていることを特徴と
    する管理システム。
  2. 【請求項2】 セキュリティ機器とセキュリティ機器を
    制御するコントローラとを備え、セキュリティ機器は、
    セキュリティ上において重要な事象が発生した可能性が
    ある場合に、アラーム情報をコントローラに送信する手
    段を備えており、コントローラは、所定数分のアラーム
    情報を格納するための複数のアラーム情報格納エリアを
    備えた不揮発性メモリと、セキュリティ機器から送信さ
    れてきたアラーム情報を不揮発性メモリに順番にかつ循
    環的に書き込む手段とを備えているセキュリティシステ
    ムにおいて、 コントローラは、セキュリティ機器から送られてきたア
    ラーム情報を識別ビットとともに不揮発性メモリに書き
    込むための第1手段と、電源オフ後に電源がオンされた
    際に、次に受信されるアラーム情報を書き込むべきアラ
    ーム情報格納エリアを検索する第2手段とを備えてお
    り、 第1手段は、受信したアラーム情報を書き込むべきアラ
    ーム情報格納エリアから、識別ビットを読み込み、その
    識別ビットを反転させ、反転後の識別ビットを上記アラ
    ーム情報に付加した後、識別ビットを読み込んだアラー
    ム情報格納エリアに上記アラーム情報を書き込むもので
    あり、 第2手段は、不揮発性メモリ内の1番目のアラーム情報
    格納エリアから順番に識別データを読み込んでいき、識
    別ビットの値が変化するアラーム情報格納エリアを検索
    する手段、識別ビットの値が変化するアラーム情報格納
    エリアを発見できた場合には、発見したアラーム情報格
    納エリアを、次に受信されるアラーム情報を書き込むべ
    きエリアとして設定する手段、および識別ビットの値が
    変化するアラーム情報格納エリアを発見できなかった場
    合には、1番目のアラーム情報格納エリアを、次に受信
    されるアラーム情報を書き込むべきエリアとして設定す
    る手段を備えていることを特徴とするセキュリティシス
    テム。
  3. 【請求項3】 セキュリティ機器が監視カメラであり、
    監視カメラは、入力画像に基づいて、セキュリティ上に
    おいて重要な事象が発生した可能性があるか否かを判定
    し、セキュリティ上において重要な事象が発生した可能
    性があると判定した場合には、アラーム情報をコントロ
    ーラに送る手段を備えている請求項2に記載のセキュリ
    ティシステム。
  4. 【請求項4】 セキュリティ機器が監視カメラによって
    撮像された映像を記録するための映像記録機器であり、
    映像記録機器は、外部の物体検知用センサから物体検知
    信号が入力されたときに、アラーム情報をコントローラ
    に送る手段を備えている請求項2に記載のセキュリティ
    システム。
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