JP3416481B2 - 電気集塵装置の起動方法及び起動装置 - Google Patents

電気集塵装置の起動方法及び起動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高湿度雰囲気中に
設置された電気集塵装置を起動する電気集塵装置の起動
方法及び起動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば自動車用道路におけるトン
ネル内の汚染空気を浄化する方法として、電気集塵装置
による方法が用いられるようになってきている。この電
気集塵装置による方法は、トンネル内に迂回隧道を形成
して電気集塵装置を設置し、トンネル内から隧道内に抽
気した汚染空気を電気集塵装置で清浄化し、トンネル内
に再び送気することによってトンネル内の汚染空気を浄
化するものである。
【0003】上記のようにトンネル内の迂回隧道に電気
集塵装置を設置することにより、トンネル内の汚染空気
を浄化することができる。しかし、電気集塵装置は、そ
の集塵処理によって電極部分及び電極を支持する絶縁碍
子にダストが付着するので、例えば1日に1回程度清掃
する必要がある。
【0004】電気集塵装置を設置した場所の空気が乾燥
している場合には、汚れた部分に圧縮空気を吹き付ける
ことによって清掃することができる。しかし、トンネル
内のように高湿度の場所では、ダストがその水分により
絶縁碍子等の表面に強固に付着してしまうので、圧縮空
気を吹き付けるだけでは、充分に清掃することができな
い。
【0005】このような場合、空気の代わり加圧した水
を吹き付けて煤塵を除去する水洗浄方式が用いられてい
る。上記水洗浄方式は、大きな洗浄力が得られるもので
あるが、高電圧が印加される電極部分及び絶縁碍子部分
が水で濡れてしまうので、運転再開に先立って電気集塵
装置内を乾燥させる必要がある。
【0006】このため従来では、電気集塵装置に汚染空
気を導くために設置された送風機を使用し、その通風に
より電極、絶縁碍子等を乾燥させる方法、更には、集塵
電極にごく低い電圧を印加し、この電圧を徐々に定格電
圧まで上昇させる方法が用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
集塵電極に電圧を印加する方法を用いた場合、集塵電極
への印加電圧を短時間で上昇させるのは危険であり、印
加電圧は非常にゆっくりと上昇させなければならないの
で、電気集塵装置の運転を再開するまでには時間が掛か
る。また、この際、電極の濡れにより発生する放電の回
数をカウントし、その単位時間当たりの回数が電極を損
傷させない許容範囲内に収まるように電圧制御しなけれ
ばならず、その制御が面倒である。
【0008】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、高湿度雰囲気中で電気集塵装置の運転を再
開する場合に、短時間で、且つ、安全に運転を再開する
ことができる電気集塵装置の起動方法及び起動装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
高湿度雰囲気中に設置された電気集塵装置の電極に直流
高電圧を印加して電気集塵装置を起動する電気集塵装置
の起動方法において、起動時、定格の直流高電圧を断続
的に電極に印加し、該電極への供給電流が定格値として
の設定範囲内に低下したところで定常運転に移行するよ
うにしたことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明は、高湿度雰囲気中に
設置された電気集塵装置の電極に直流高電圧を印加して
電気集塵装置を起動する電気集塵装置の起動方法におい
て、起動時、設定上限電流を越えない範囲で、直流高電
圧を断続的に電極に印加し、該電極への印加電圧が定常
運転電圧に上昇したところで定常運転に移行するように
したことを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、高湿度雰囲気中に
設置された電気集塵装置の電極に直流高電圧を印加して
電気集塵装置を起動する電気集塵装置の起動装置におい
て、直流高電圧を発生する直流高電圧電源と、起動時、
上記直流高電圧電源より定格の直流高電圧を断続的に上
記電極に印加する手段と、上記直流高電圧電源から電極
に供給される電流を検出し、該電極への供給電流が定格
値としての設定範囲内に低下したところで上記直流高電
圧電源から電極への直流高電圧の印加を連続的な印加
切り換えて定常運転に移行する手段とを具備したことを
特徴とする。
【0012】請求項4に係る発明は、高湿度雰囲気中に
設置された電気集塵装置の電極に直流高電圧を印加して
電気集塵装置を起動する電気集塵装置の起動装置におい
て、直流高電圧を発生する直流高電圧電源と、起動時、
上記直流高電圧電源より設定上限電流を越えない範囲
で、直流高電圧を断続的に上記電極に印加する手段と、
上記電極への印加電圧を検出し、該電極への印加電圧が
定常運転電圧に上昇したところで上記直流高電圧電源か
ら電極への直流高電圧の印加を連続的な印加に切り換え
て定常運転に移行する手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0013】請求項5に係る発明は、高湿度雰囲気中に
設置された電気集塵装置の電極に直流高電圧を印加して
電気集塵装置を起動する電気集塵装置の起動方法におい
て、起動時、直流高電圧側より定格の直流高電圧を断続
的に出力して電極に印加し、該電極での火花発生回数が
所定回数以下となつたところで定常運転に移行するよう
にしたことを特徴とする。
【0014】請求項6に係る発明は、高湿度雰囲気中に
設置された電気集塵装置の電極に直流高電圧を印加して
電気集塵装置を起動する電気集塵装置の起動装置におい
て、直流高電圧を発生する直流高電圧電源と、起動時、
上記直流高電圧電源より定格の直流高電圧を断続的に上
記電極に印加する手段と、上記電極の火花発生回数を
検出し、上記電極での火花発生回数が所定回数以下にな
ったところで上記直流高電圧電源から電極への直流高電
圧の印加を連続的な印加に切り換えて定常運転に移行す
る手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の第1実施形態に係る
電気集塵装置の全体の概略構成図である。
【0016】図1において、1は集塵装置ユニットで、
例えば自動車用道路のトンネル内に形成した迂回隧道内
等に設置される。上記集塵装置ユニット1は、電極(放
電極)2、汚染空気の流入を制御するダンパ3、上記電
極2及びこの電極2を支持する絶縁碍子や貫通碍子等を
水洗浄するための洗浄ノズル4からなっている。また、
図示しないが、上記電極(放電極)2と対向するように
集塵極が設けられる。
【0017】上記電極2には、直流高電圧電源5から直
流高電圧が印加される。この直流高電圧電源5は、制御
装置6からの制御指令に従って所定の電圧を電極2に印
加する。上記直流高電圧電源5は、図示しないが、交流
電圧を高圧トランスにより昇圧し、その二次側コイルに
発生した高電圧を整流して直流高電圧を得ている。この
直流高電圧電源5の電圧、電流は、トランス二次側に設
けた分圧抵抗の電圧及び一次側電流の二次側換算値とし
て検出し、制御装置6に入力している。制御装置6は、
電気集塵装置を起動する際、直流高電圧電源5より高電
圧を断続的に発生させ、同時に上記電極2への印加電
圧、供給電流を検出し、この電極2への印加電圧あるい
は供給電流が定常状態に回復した後、電極2への荷電を
連続荷電に切り換えて定常運転に移行するように制御す
る。
【0018】また、上記ダンパ3には、空気配管7が接
続され、この空気配管7の途中に電磁弁8が設けられ
る。この電磁弁8は、制御装置6からの制御指令により
オン/オフ制御され、それに応じてダンパ3が開閉操作
される。
【0019】更に、上記洗浄ノズル4には、水配管9が
接続され、この水配管9の途中に電磁弁10が設けられ
る。この電磁弁10は、制御装置6からの制御指令によ
りオン/オフ制御される。電磁弁10がオンすることに
よって洗浄ノズル4から水が噴霧されて洗浄が行なわれ
る。上記制御装置6は、例えばシーケンス制御装置にプ
ログラムを組み、リレーのオン/オフ時間を制御するこ
とで、電磁弁8,10の開閉時間をコントロールする。
【0020】次に上記第1実施形態における電気集塵装
置の洗浄動作及び再起動動作を図2に示すタイミングチ
ャートを参照して説明する。作業員または自動運転によ
り電気集塵装置の洗浄を指令する操作が行なわれると、
制御装置6は、まず、図2(a)に示すように電磁弁8
に“閉指令”を出力してダンパ3を閉じると共に、同図
(b)に示すように電磁弁10を開き、洗浄ノズル4よ
り水を噴霧して電極2及び絶縁碍子部分等の洗浄を開始
する。更に、制御装置6は、図2(c)に示すように上
記洗浄開始と同時に直流高電圧電源5から電極2への電
圧印加を停止させる。
【0021】そして、制御装置6は、上記洗浄動作を所
定時間行なうと、図2(b)に示すように電磁弁10に
“閉指令”を出力し、洗浄ノズル4への水の供給を停止
して洗浄動作を終了する。
【0022】更に、制御装置6は、上記洗浄動作を終了
すると、図2(c)に示すように直流高電圧電源5より
定格の直流高電圧を断続的に出力し、電極2に印加す
る。この場合、上記直流高電圧電源5から出力する直流
高電圧は、例えば1次電源(交流電源)の1周期(1次
電源が60Hzの場合は、16.7msec程度)で断
続させる。
【0023】制御装置6は、上記電極2への印加電圧及
び供給電流をチェックし、供給電流が予め設定した上限
電流値以下で、印加電圧が定格電圧あるいはその近くま
で上昇する場合(パターン1)には、直流高電圧電源5
の出力電圧を予め設定した所定の間隔で断続的に出力
し、出力電流が定格値として設定した範囲内になるまで
この状態を継続する。そして、直流高電圧電源5の出力
電流が定格値として設定した範囲内になると、制御装置
6は連続荷電状態とすると共に、電磁弁8をオンしてダ
ンパ3を開いて通常運転状態に移行する。
【0024】また、制御装置6は、上記洗浄終了後、直
流高電圧電源5から高電圧を断続的に出力した際、図2
(d),(e)に示すように、例えば絶縁碍子部分にお
ける電流のリークなどにより、定格まで電圧を印加しよ
うとしても、設定した上限電流以上の電流が流れて電圧
が上昇しない場合(パターン2)は、電圧印加後、電流
が上限値に達したところで電圧を0Vまで下げ、再び電
圧を印加するという操作を繰り返す。この操作を繰り返
していくと、上記(c)の場合と同様に定格まで電圧が
掛かるようになり、最終的に電流が定格値として設定し
た範囲内になったところで連続荷電状態とすると共に、
電磁弁8をオンしてダンパ3を開いて通常運転状態に移
行する。即ち、設定上限電流を越えない範囲で、直流高
電圧を断続的に印加し、定常運転電圧に上昇したところ
で定常運転に移行する。
【0025】上記パターン2の場合は、電気集塵機を水
洗浄後に起動する際、支持碍子や貫通碍子の表面が濡れ
ていて、絶縁抵抗が非常に低くなっているケースを想定
しており、その場合には、起動時に初期電流(碍子部分
における電流のリーク)が大きく、絶縁が回復するに従
って電流が順次低下するようになる。
【0026】なお、制御装置6は、上記パターン1ある
いはパターン2の起動制御を一定時間繰り返しても電極
2への供給電流が定格以下とならない場合には、故障と
見なして直流高電圧電源5から電極2への電圧印加を停
止し、更に必要に応じて故障発生を警報灯、ブザー等に
より報知する。
【0027】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について説明する。この第2実施形態における電気集
塵装置の構成は、図1に示した第1実施形態と同じであ
り、制御装置6の制御動作のみが異なるので、構成の詳
細な説明は省略する。この第2実施形態における制御装
置6は、直流高電圧電源5から電極2に印加される電圧
及び電流を検出し、その検出値の変化から火花放電の発
生を検出してその発生回数をカウントする機能を備え、
単位時間当りの火花発生回数に基づいて電気集塵装置の
起動制御を行なう。なお、第2実施形態では、支持碍子
や貫通碍子が濡れていても絶縁抵抗が高いケースを想定
しており、この場合には、電極表面に残る水滴や電極間
に落下する水滴により起動時に火花放電が生じ、初期電
圧、電流が小さく、その後、電極表面が乾燥してゆくに
従い、火花放電、電流が高くなる。
【0028】以下、この第2実施形態における電気集塵
装置の洗浄動作及び再起動動作を図3に示すタイミング
チャートを参照して説明する。作業員または自動運転に
より電気集塵装置の洗浄を指令する操作が行なわれる
と、制御装置6は、まず、図3(a)に示すように電磁
弁8に“閉指令”を出力してダンパ3を閉じると共に、
同図(b)に示すように電磁弁10を開き、洗浄ノズル
4より水を噴霧して電極2及び絶縁碍子部分等の洗浄を
開始する。更に、制御装置6は、図3(c)に示すよう
に上記洗浄開始と同時に直流高電圧電源5から電極2へ
の電圧印加を停止させる。
【0029】そして、制御装置6は、上記洗浄動作を所
定時間行なうと、図3(b)に示すように電磁弁10に
“閉指令”を出力し、洗浄ノズル4への水の供給を停止
して洗浄動作を終了する。
【0030】更に、制御装置6は、上記洗浄動作を終了
すると、電磁弁8に“開指令”を与え、ダンパ3を開い
て電極部の乾燥を促進すると共に、図3(c)に示すよ
うに直流高電圧電源5より定格の直流高電圧を断続的に
出力し、電極2に印加する。この場合、洗浄動作を終了
した直後では、電極(放電極)2と集塵極間の絶縁が低
下しており、火花放電が発生し易い状態となっている。
従って、この状態で、直流高電圧電源5より定格の直流
高電圧を出力すると、電極2の印加電圧が定格電圧まで
上昇する前に火花放電が発生し、図3(d)に示すよう
に電極2に放電電流が流れる。上記火花放電によって電
極2の部分における水分が蒸発し、電極2部分の絶縁が
徐々に回復する。
【0031】上記のように洗浄動作を終了した後、直流
高電圧電源5より定格の直流高電圧を断続的に出力する
と、図3(e)に示すように洗浄動作を終了した直後で
は電極2と集塵極間の絶縁低下により火花発生回数が多
く、時間の経過と共に絶縁が回復して火花発生回数が少
なくなる。
【0032】制御装置6は、上記火花発生回数をカウン
トし、単位時間当りの火花発生回数が図3(e)に示す
ように予め設定した所定回数以下に低下すると、連続荷
電に切り換えて定常運転に移行する。連続荷電に切り換
えた直後では未だ若干の火花放電が残っているが、絶縁
の回復と共に火花放電が無くなり、直流高電圧電源5か
ら定格の直流電圧が電極2に供給されるようになり、定
常の運転状態となる。
【0033】上記制御装置6は、直流高電圧電源5から
直流高電圧を一定時間以上断続的に出力しても、火花放
電回数が所定回数以下にならない場合には、故障と見な
して直流高電圧電源5の出力動作を停止し、故障発生を
警報灯、ブザー等により報知する。
【0034】なお、上記実施形態では、電気集塵装置を
水洗浄した後に再起動する場合について説明したが、高
湿度雰囲気中で再起動する場合において、上記実施形態
と同様にして実施することができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、電
気集塵装置の電極に直流高電圧を断続的に印加して強制
的に電流を流すようにしているので、ジュール熱の発生
により集塵電極及び絶縁碍子部分の乾燥時間を短縮する
ことができる。また、電極への印加電圧、供給電流を検
出することにより、荷電の状態が正常状態に復帰したか
どうかを逐次チェックすることができ、再起動動作を安
全に行ない得ると共に、再起動の時間を大幅に短縮する
ことができる。
【0036】更に、直流高電圧電源から電極に直流高電
圧を断続的に出力し、火花発生を検出して単位時間当り
の火花発生回数が所定回数以下になったときに定常運転
に移行するようにしたので、簡単な制御で再起動動作を
安全に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電気集塵装置の全
体の概略構成図。
【図2】同実施形態の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図3】本発明の第2実施形態における動作を説明する
ためのタイミングチャート。
【符号の説明】
1 集塵装置ユニット 2 電極 3 ダンパ 4 洗浄ノズル 5 直流高電圧電源 6 制御装置 7 空気配管 8 電磁弁 9 水配管 10 電磁弁
フロントページの続き (72)発明者 上田 泰稔 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (56)参考文献 特開 平8−215608(JP,A) 特開 昭59−42055(JP,A) 特開 平2−78453(JP,A) 特開 昭60−110351(JP,A) 特公 昭48−42908(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B03C 3/0 - 3/88

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高湿度雰囲気中に設置された電気集塵装
    置の電極に直流高電圧を印加して電気集塵装置を起動す
    る電気集塵装置の起動方法において、 起動時、定格の直流高電圧を断続的に電極に印加し、該
    電極への供給電流が定格値としての設定範囲内に低下し
    たところで定常運転に移行するようにした電気集塵装置
    の起動方法。
  2. 【請求項2】 高湿度雰囲気中に設置された電気集塵装
    置の電極に直流高電圧を印加して電気集塵装置を起動す
    る電気集塵装置の起動方法において、 起動時、設定上限電流を越えない範囲で、直流高電圧を
    断続的に電極に印加し、該電極への印加電圧が定常運転
    電圧に上昇したところで定常運転に移行するようにした
    電気集塵装置の起動方法。
  3. 【請求項3】 高湿度雰囲気中に設置された電気集塵装
    置の電極に直流高電圧を印加して電気集塵装置を起動す
    る電気集塵装置の起動装置において、 直流高電圧を発生する直流高電圧電源と、 起動時、上記直流高電圧電源より定格の直流高電圧を断
    続的に上記電極に印加する手段と、 上記直流高電圧電源から電極に供給される電流を検出
    し、該電極への供給電流が定格値としての設定範囲内に
    低下したところで上記直流高電圧電源から電極への直流
    高電圧の印加を連続的な印加に切り換えて定常運転に移
    行する手段とを具備したことを特徴とする電気集塵装置
    の起動装置。
  4. 【請求項4】 高湿度雰囲気中に設置された電気集塵装
    置の電極に直流高電圧を印加して電気集塵装置を起動す
    る電気集塵装置の起動装置において、 直流高電圧を発生する直流高電圧電源と、 起動時、上記直流高電圧電源より設定上限電流を越えな
    い範囲で、直流高電圧を断続的に上記電極に印加する手
    段と、 上記電極への印加電圧を検出し、該電極への印加電圧が
    定常運転電圧に上昇したところで上記直流高電圧電源か
    ら電極への直流高電圧の印加を連続的な印加に切り換え
    て定常運転に移行する手段とを具備したことを特徴とす
    る電気集塵装置の起動装置。
  5. 【請求項5】 高湿度雰囲気中に設置された電気集塵装
    置の電極に直流高電圧を印加して電気集塵装置を起動す
    る電気集塵装置の起動方法において、 起動時、定格の直流高電圧を断続的に電極に印加し、該
    電極での火花発生回数が所定回数以下となったところで
    定常運転に移行するようにした電気集塵装置の起動方
    法。
  6. 【請求項6】 高湿度雰囲気中に設置された電気集塵装
    置の電極に直流高電圧を印加して電気集塵装置を起動す
    る電気集塵装置の起動装置において、 直流高電圧を発生する直流高電圧電源と、 起動時、上記直流高電圧電源より定格の直流高電圧を断
    続的に上記電極に印加する手段と、 上記電極の火花発生回数を検出し、上記電極での火花
    発生回数が所定回数以下になったところで上記直流高電
    圧電源から電極への直流高電圧の印加を連続的な印加
    切り換えて定常運転に移行する手段とを具備したことを
    特徴とする電気集塵装置の起動装置。
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JP2017154088A (ja) * 2016-03-02 2017-09-07 大見工業株式会社 静電集塵機の制御装置
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