JP3416404B2 - セグメント搬送供給装置 - Google Patents

セグメント搬送供給装置

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JP3416404B2 JP17454096A JP17454096A JP3416404B2 JP 3416404 B2 JP3416404 B2 JP 3416404B2 JP 17454096 A JP17454096 A JP 17454096A JP 17454096 A JP17454096 A JP 17454096A JP 3416404 B2 JP3416404 B2 JP 3416404B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のセグメント
を搭載して既設トンネル内に搬入するセグメント搬送装
置と既設トンネル内に搬入されたセグメントをセグメン
ト組付装置に供給するセグメント供給装置、並びに、セ
グメント搬送供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所定断面形状のトンネルを掘削形成する
場合、例えば、シールド掘削機を用いて行う。即ち、掘
削機本体の前部に装着されたカッタヘッドを回転駆動す
ると共に、シールドジャッキを伸長させて既設のセグメ
ントSに押し付けることで、その押し付け反力を受けな
がら掘削機本体が前進し、カッタヘッドが前方の地盤を
掘削することでトンネルを掘削する。そして、シールド
ジャッキを収縮して形成された既設のセグメントSとの
間の空所にエレクタ装置が新しいセグメントSを装着し
ていくことでトンネルを構築する。
【0003】ところで、掘削形成するトンネルはその利
用目的によって断面形状が異なり、円形断面以外に楕円
形断面や四角形断面、矩形断面、馬蹄形断面などがあ
る。この場合、例えば、図9に示すような矩形の縦長断
面トンネルにあっては、掘削後にトンネル内壁面に組み
付けるセグメントの形状もこのトンネル断面形状に合わ
せたものとなっており、A〜Hの8種類のものが必要と
なる。一般的に、セグメントを既設のトンネル内に搬入
する場合、セグメントをホイストにて吊下げてこれを既
設トンネル内で移動したり、多数のセグメントをセグメ
ント搬送台車に積み重ねて搭載し、既設トンネル内に敷
設されたレールに沿って移動することで行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した図
9に示す矩形の縦長断面トンネルでは、既設トンネル内
の横幅が狭く、一方、8種類のセグメントは分割個数が
少ないために長さが長いものとなっている。そのため、
セグメントを組付方向に合致するように横向き水平状態
で搬入することができず、搬入方向と平行な状態で搬入
しなければならない。従って、セグメント搬送台車から
エレクタ装置に受け渡すときに作業者が所定の装置によ
ってセグメントの向きを変更しなければならず、狭い空
間内での作業となり、作業者にかかる負担が大きく、作
業時間も長くかかってしまうという問題がある。
【0005】また、矩形の縦長断面トンネルでは、内部
に組み付けられる2つの梁G,Hのために高さが十分で
なく、ホイストを設置することができず、且つ、セグメ
ント搬送台車に多数のセグメントを積み重ねて搬送する
ことができない。そして、この場合、セグメントはA〜
Hの8種類で、且つ、それぞれ形状が異なっており、組
み付ける順序が決まっている。そのため、セグメント搬
送台車は1つずつセグメントを搭載して搬入することと
なり、作業性が良くなかった。
【0006】本発明はこのような問題点を解決するもの
であって、作業者にかかる負担を軽減して安全性の向上
を図ると共に作業性の向上を図ったセグメント搬送装
置、セグメント供給装置、並びに、セグメント搬送供給
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のセグメント搬送装置は、複数のセグメント
を搭載して既設トンネル内に該セグメントを搬入するセ
グメント搬送装置において、前記既設トンネルの長手方
向に沿って配設されたレールに移動自在に支持された搬
送フレームと、該搬送フレームに上下多段に設けられて
上下移動自在に支持されると共に前記セグメントを支持
可能なセグメント支持手段と、該セグメント支持手段に
よって支持されたセグメントをセグメント組付装置側に
送り出すセグメント送出手段とを具えたことを特徴とす
るものである。
【0008】従って、搬送フレームには複数のセグメン
トがセグメント支持手段によって上下多段にわたって搭
載されており、この搬送フレームが既設トンネルに長手
方向に沿って配設されたレール上を移動することで、複
数のセグメントが既設トンネル内に搬入されることとな
り、その後、セグメント支持手段によって支持したセグ
メントを上下動することでセグメント送出手段に渡さ
れ、セグメントはこのセグメント送出手段によってセグ
メント組付装置側に送り出される。
【0009】また、本発明のセグメント供給装置は、セ
グメント搬送台車によって既設トンネル内に搬入された
複数のセグメントを1ピースずつセグメント組付装置に
供給するセグメント供給装置において、前記既設トンネ
ルの長手方向に沿って配設されたレールに移動自在に支
持された供給フレームと、該供給フレーム内に設けられ
前記セグメント搬送台車から送り出されたセグメント
を1ピースずつ前記セグメント組付装置側に送り出すセ
グメント送出手段と、基端部が前記供給フレームに装着
された先端部が前記セグメント組付装置側に延設されて
上下に回動自在に支持された回動アームと、該回動アー
ムの先端部に回動自在に設けられた反転フレームと、該
反転フレームに装着されて前記セグメントを把持可能な
セグメント把持手段と、前記反転フレームの先端部に設
けられてセグメントを規定するストッパとを具えたこと
を特徴とするものである。
【0010】従って、セグメント搬送台車によって既設
トンネル内に搬入された複数のセグメントはセグメント
送出手段によって1ピースずつセグメント組付装置側に
送り出され、回動アームの先端部に装着された反転フレ
ームのセグメント把持手段がセグメントを把持し、スト
ッパによりセグメントの前後位置が規定され、この状態
で供給フレームが既設トンネルの長手方向に沿って配設
されたレール上を移動してセグメント組付装置に接近
し、回動アームを上下に回動することで把持したセグメ
ントを起立させ、セグメント組付装置に供給する。
【0011】また、本発明のセグメント搬送供給装置
は、複数のセグメントを上下多段に搭載して既設トンネ
ル内に搬入すると共に搭載したセグメントを1ピースず
つ水平状態でセグメント組付装置側に送り出すセグメン
ト搬送手段と、該セグメント搬送手段によって送り出さ
れたセグメントを受け取って所定箇所を把持すると共に
セグメントを水平状態から起立状態に反転して前記セグ
メント組付装置に供給するセグメント供給手段とを具え
たことを特徴とするものである。
【0012】従って、セグメント搬送手段にて複数のセ
グメントを上下多段に搭載して既設トンネル内に搬入
し、所定位置で搭載したセグメントを1ピースずつ水平
状態で送り出し、セグメント供給手段にて、この送り出
されたセグメントを受け取って所定箇所を把持し、この
状態でセグメントを水平状態から起立状態に反転し、セ
グメント組付装置に供給する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0014】図1に本発明の一実施形態に係るセグメン
ト搬送供給装置が適用されたシールド掘削機の縦断面、
図2にこのシールド掘削機の平面視、図3に図1のIII
−III断面、図4に図1のIV−IV断面、図5乃至図8に
セグメント供給装置の作用説明を示す。
【0015】図1及び図2に示すように、シールド掘削
機において、掘削機本体11はそれぞれ筒状をなす前胴
12と後胴13とがシール部材14によって前後移動自
在に嵌合して構成されている。この前胴12は四角筒状
をなす3つの胴体12a,12b,12cが掘進方向に
ほぼ直交する上下方向に並設され、且つ、掘進方向左右
方向に相対移動自在となるように後胴13の前部に固定
されたガイド部材15によって支持されている。そし
て、前胴12の各胴体12a,12b,12cの間には
固定ジャッキ16がそれぞれ架設されている。また、前
胴12の各胴体12a,12b,12cの前部にはそれ
ぞれカッタヘッド17a,17b,17cがそれぞれ回
転自在に取付けられ、駆動モータによって駆動回転可能
となっている。更に、前胴12の各胴体12a,12
b,12cと後胴13との間には複数の姿勢ジャッキ1
8が架設されている。
【0016】そして、前胴12の前部には内部に各カッ
タヘッド17a,17b,17cが掘削した土砂や泥酔
等のずりを取り込むチャンバ室19が形成され、このチ
ャンバ室19には掘削機本体11内に配設されたスクリ
ューコンベヤ20の前部が開口し、このスクリューコン
ベヤ20の後端部が図示しない土砂処理施設に延設され
ている。また、後胴13の後部には周方向に沿って複数
のシールドジャッキ21が並設されると共に、後胴13
の後部に固定された支持壁22にはセグメントA〜Hを
組立てるエレクタ装置23が設けられている。
【0017】このように構成されたシールド掘削機の掘
進方向後方には、既設トンネル内に架設された多数の梁
(G,H)に長手方向に沿ってレール24が配設されて
いる。そして、このレール24には、複数のセグメント
A〜Hを搭載して既設トンネル内にこのセグメントA〜
Hを搬入するセグメント搬送装置31と、このセグメン
ト搬送装置31によって既設トンネル内に搬入された複
数のセグメントA〜Hを1ピースずつエレクタ装置23
に供給するセグメント供給装置41とが移動自在に設け
られている。
【0018】セグメント搬送装置31は、図1乃至図4
に示すように、前後一対の搬送台車32,33が連結さ
れており、各搬送台車32,33はほぼ同様の構成をな
し、1リング分のセグメントA〜Hを搭載し、図示しな
い駆動装置によって自走できるようになっている。即
ち、各搬送台車32,33は、複数の車輪34によって
レール24上を移動自在に支持された搬送フレーム35
を有しており、この搬送フレーム35は複数の上方が開
口し、両側部が複数の縦柵によって形成されている。そ
して、この搬送フレーム35には各セグメントA〜Hの
前後左右を保持するセグメント支持手段としての複数の
保持爪36,37が、上下2段に設けられており、各段
の保持爪36,37は図示しない駆動装置によって開閉
自在であると共に、上下に移動自在となっている。ま
た、搬送フレーム35には各セグメントA〜Hを掘削方
向前方に送出すセグメント送出手段としての複数の送出
しローラ38が設けられている。この複数の送出しロー
ラ38は複数の保持爪36,37の下方に装着され、図
示しない駆動装置によって回転駆動することができると
共に、保持突起39によってセグメントA〜Hを位置保
持することができる。
【0019】一方、セグメント供給装置41は、図1及
び図5に示すように、複数の車輪42によってレール2
4上を移動自在に支持された供給フレーム43を有して
おり、この供給フレーム43は門形をなし、各セグメン
トA〜Hを掘削方向前方に送出すセグメント送出手段と
しての複数の送出しローラ44が設けられている。この
供給フレーム43上には移動フレーム45が前後移動自
在に取付けられており、この移動フレーム45には回動
アーム46の基端部が回動軸47によって枢着され、回
動ジャッキ48によって上下に回動できるようになって
いる。この回動アーム46は掘削方向前方に延設され、
先端部にセグメントA〜Hが嵌入する反転フレーム49
が回動軸50によって枢着され、反転ジャッキ51によ
って回動できるようになっている。そして、この反転フ
レーム49にはセグメントA〜Hを把持可能なセグメン
ト把持手段としての把持機構52が装着されると共に、
その先端部には把持するセグメントA〜Hの前端位置を
規定するストッパ53が取付けられている。このストッ
パ53は前後位置を調整自在であって、セグメントA〜
Hの大きさが異なるため、把持機構52が常にセグメン
トA〜Hの中央部を把持できるように、セグメントA〜
Hの大きさの合わせて調整する。
【0020】ここで、このように構成された本実施形態
のシールド掘削機を用いたトンネルの構築方法について
説明する。図1及び図2に示すように、駆動モータによ
って各カッタヘッド17a,17b,17cを回転駆動
しながら、全てのシールドジャッキ21を伸長させる
と、前胴12と後胴13とからなる掘削機本体11は既
設のセグメントSからの反力により前進し、カッタヘッ
ド17a,17b,17cが前方の地盤を掘削すること
で矩形断面のトンネルを掘削する。
【0021】一方、セグメント搬送装置31において、
1リング分のセグメントA〜Hは各搬送台車32,33
に設けられた複数の保持爪36,37及び保持突起39
によって各段に保持されている。この状態で各搬送台車
32,33が既設のトンネル内をレール24に沿って移
動することで、搭載したセグメントA〜Hを搬入する。
そして、この搬送台車32,33がレール24上のセグ
メント供給装置41に接近するとその移動を停止し、複
数の送出しローラ38を稼働し、まず、下段のセグメン
トCをセグメント供給装置41に送出す。
【0022】セグメント供給装置41では、搬送台車3
2から送り出されたセグメントCを複数の送出しローラ
44が受け取り、供給フレーム43内を通してそのまま
前方へ送出す。すると、セグメントCは反転フレーム4
9のストッパ53に当接してその前後位置が規定され、
把持機構52によって把持される。その後、セグメント
供給装置41は、図5に詳細に示すように、セグメント
把持状態で前方に移動し、レール24の前端より若干手
前の位置で停止する。ここで、セグメント供給装置41
は、まず、図6に示すように、反転ジャッキ51を半ス
トロークだけ伸長することで、反転フレーム49と共に
把持したセグメントCを同図反時計回り方向に回動し、
傾斜状態とする。次に、図7に示すように、回動ジャッ
キ48を伸長することで、回動アーム46を介してセグ
メントCと梁Hとの接触を回避しながらこのセグメント
Cを回動する。そして、再び、図8に示すように、反転
ジャッキ51を全ストローク伸長することで、反転フレ
ーム49と共に把持したセグメントCを同図反時計回り
方向に回動し、起立状態とする。最後に、セグメント供
給装置41がセグメント起立把持状態で前方に移動し、
図8に二点鎖線で示すように、レール24の前端位置で
停止する。エレクタ装置23は図1に示すように、セグ
メント供給装置41が起立把持状態で保持したセグメン
トCを受け取る。
【0023】なお、セグメント搬送装置31では、図1
及び図3に示すように、送出しローラ38によって下段
のセグメントCをセグメント供給装置41に送出した
後、次に、保持爪37が保持したセグメントBを下降し
て送出しローラ38上に載せ、この送出しローラ38に
よってセグメントBをセグメント供給装置41に送出す
る。このように搬送台車32,33は搭載したセグメン
トA〜HをC,B,A,D,E,F,GHの順にセグメ
ント供給装置41に送出していく。
【0024】そして、1つのシールドジャッキ21を収
縮することで形成された既設のセグメントSとの間の空
所に、エレクタ装置23が把持したセグメントBを装着
する。この繰返しによってエレクタ装置23は把持した
セグメントA〜Hを既設トンネルの内壁面に組み付けて
いくことでトンネルが構築される。
【0025】このようにセグメント搬送装置31の搬送
台車32,33はセグメントA〜Hを各段に搭載して既
設トンネル内に搬入することができ、このセグメントA
〜Hを所定の順にセグメント供給装置41に送出すこと
ができる。一方、セグメント供給装置41ではセグメン
トA〜Hを1つずつ水平状態で受け取り、これを所定の
空間部には反転して起立状態としてエレクタ装置23に
供給することができる。このため、トンネルが構築時
に、エレクタ装置23はセグメントA〜Hを所定の順に
受け取って組み付けることができる。
【0026】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように、本発明のセグメント搬送装置によれば、既設ト
ンネルの長手方向に沿って配設されたレールに搬送フレ
ームを移動自在に支持し、この搬送フレームに上下多段
に設けられて上下移動自在に支持されると共にセグメン
トを支持可能なセグメント支持手段とこのセグメント支
持手段によって支持されたセグメントをセグメント組付
装置側に送り出すセグメント送出手段とを設けたので、
搬送フレームには複数のセグメントを搭載した状態で既
設トンネル内に搬入することができ、且つ、搭載したセ
グメントをセグメント組付装置側に順に送り出すことが
でき、作業性の向上を図ることができる。
【0027】また、本発明のセグメント供給装置によれ
ば、既設トンネルの長手方向に沿って配設されたレール
に供給フレームを移動自在に支持し、セグメント搬送台
車から送り出されたセグメントを1ピースずつセグメン
ト組付装置側に送り出すセグメント送出手段を供給フレ
ーム内に設けると共に、供給フレームからセグメント組
付装置側に延設されて上下に回動自在な回動アームを設
けてこの回動アームの先端部に反転フレームを回動自在
に設け、この反転フレームにセグメントを把持可能なセ
グメント把持手段を装着すると共に、セグメントを規定
するストッパを設けたので、既設トンネル内に搬入され
た複数のセグメントを1ピースずつ把持してセグメント
組付装置に接近し、ここでセグメントを反転起立させて
セグメント組付装置に供給することができ、作業者にか
かる負担を軽減して安全性の向上を図ることができる。
【0028】また、本発明のセグメント搬送供給装置に
よれば、複数のセグメントを上下多段に搭載して既設ト
ンネル内に搬入すると共に搭載したセグメントを1ピー
スずつ水平状態でセグメント組付装置側に送り出すセグ
メント搬送手段と、このセグメント搬送手段によって送
り出されたセグメントを受け取って所定箇所を把持する
と共にセグメントを水平状態から起立状態に反転してセ
グメント組付装置に供給するセグメント供給手段とを設
けたので、複数のセグメントを既設トンネル内に搬入し
て所定位置でセグメントを1ピースずつ水平状態で送り
出し、この送り出されたセグメントを水平状態から起立
状態に反転してセグメント組付装置に供給することで、
作業者にかかる負担を軽減して安全性の向上を図ると共
に作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るセグメント搬送供給
装置が適用されたシールド掘削機の縦断面図である。
【図2】シールド掘削機の平面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】セグメント供給装置の作用説明図である。
【図6】セグメント供給装置の作用説明図である。
【図7】セグメント供給装置の作用説明図である。
【図8】セグメント供給装置の作用説明図である。
【図9】矩形の縦長断面トンネルの概略図である。
【符号の説明】
11 掘削機本体 12 前胴 13 後胴 17a,17b,17c カッタヘッド 21 シールドジャッキ 23 エレクタ装置 31 セグメント搬送装置 32,33 搬送台車 35 搬送フレーム 36,37 保持爪(セグメント支持手段) 38 送出しローラ(セグメント送出手段) 41 セグメント供給装置 43 供給フレーム 44 送出しローラ(セグメント送出手段) 46 回動アーム 49 反転フレーム 52 把持機構(セグメント把持手段) 53 ストッパ A〜H セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘 嘉保 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 古井 道夫 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 森田 泰司 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (72)発明者 望月 修 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (72)発明者 渡辺 治 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (72)発明者 伊野 敏美 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−8880(JP,A) 特開 平6−346697(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 11/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセグメントを搭載して既設トンネ
    ル内に該セグメントを搬入するセグメント搬送装置にお
    いて、前記既設トンネルの長手方向に沿って配設された
    レールに移動自在に支持された搬送フレームと、該搬送
    フレームに上下多段に設けられて上下移動自在に支持さ
    れると共に前記セグメントを支持可能なセグメント支持
    手段と、該セグメント支持手段によって支持されたセグ
    メントをセグメント組付装置側に送り出すセグメント送
    出手段とを具えたことを特徴とするセグメント搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 セグメント搬送台車によって既設トンネ
    ル内に搬入された複数のセグメントを1ピースずつセグ
    メント組付装置に供給するセグメント供給装置におい
    て、前記既設トンネルの長手方向に沿って配設されたレ
    ールに移動自在に支持された供給フレームと、該供給フ
    レーム内に設けられて前記セグメント搬送台車から送り
    出されたセグメントを1ピースずつ前記セグメント組付
    装置側に送り出すセグメント送出手段と、基端部が前記
    供給フレームに装着された先端部が前記セグメント組付
    装置側に延設されて上下に回動自在に支持された回動ア
    ームと、該回動アームの先端部に回動自在に設けられた
    反転フレームと、該反転フレームに装着されて前記セグ
    メントを把持可能なセグメント把持手段と、前記反転フ
    レームの先端部に設けられてセグメントを規定するスト
    ッパとを具えたことを特徴とするセグメント供給装置。
  3. 【請求項3】 複数のセグメントを上下多段に搭載して
    既設トンネル内に搬入すると共に搭載したセグメントを
    1ピースずつ水平状態でセグメント組付装置側に送り出
    すセグメント搬送手段と、該セグメント搬送手段によっ
    て送り出されたセグメントを受け取って所定箇所を把持
    すると共にセグメントを水平状態から起立状態に反転し
    て前記セグメント組付装置に供給するセグメント供給手
    段とを具えたことを特徴とするセグメント搬送供給装
    置。
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