JP3415613B1 - チェーン張力付与装置 - Google Patents

チェーン張力付与装置

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Abstract

【要約】 【課題】 エンジン始動時におけるチェーンのバタツキ
異音、及びチェーンの張り過ぎ時に発生するヒュー音を
防止して適正なチェーン張力を維持することができ、様
々なエンジンから要求されるバックラッシュを自由に、
かつ広範囲に設定できるチェーン張力付与装置を提供す
ること。 【解決手段】 走行するチェーンに向けてプランジャ1
20が突出自在に嵌挿されたハウジング本体110と、
前記プランジャ120を付勢する突出付勢用バネ130
と、前記プランジャ120の外周を二分割する対向位置
に刻設したラック121に噛合自在に配置されたカムチ
ップ140と、前記カムチップ140を付勢するカム付
勢用バネ150を支持するスペーサ160とを備えたチ
ェーン張力付与装置において、前記ラック121の歯丈
をh、プランジャ120の突出方向に対するスロープ状
カムガイド溝112の傾斜角度をθ、プランジャ120
の最小バックラッシュ量をXとしたとき、スロープ状カ
ムガイド溝112の形状が X=h/tan(θ) 15゜<θ<70゜ となるように形成されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用エンジンの
内部で掛け回される伝動チェーンに適正な張力を付与す
るために用いられるチェーン張力付与装置に関し、特
に、クランクシャフト側スプロケットとカムシャフト側
スプロケットとの間で回転を伝達するタイミングチェー
ンに用いられるチェーンテンショナと称するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8に示すような本出願人が開発した従
来のチェーン張力付与装置500は、走行するチェーン
に向けて突出するプランジャ520と、プランジャ52
0を突出自在に嵌挿するプランジャ摺動孔511が形成
されたハウジング本体510と、ハウジング本体510
に対してプランジャ520を突出方向に付勢する突出付
勢用バネ530と、プランジャ摺動孔511の開口先端
側に形成したスロープ状カムガイド溝512内を滑動す
るとともに前記プランジャ520の外周を少なくとも二
分割する対向位置にそれぞれ刻設したラック521に噛
合する楔状のカムチップ540と、プランジャ520に
遊嵌して楔状のカムチップ540をプランジャ摺動孔5
11に押し込むように付勢するカム付勢用バネ550
と、プランジャ摺動孔511の開口先端側に当接配置し
てカム付勢用バネ550を支持するスペーサ560とを
備えている。
【0003】そこで、このチェーン張力付与装置500
は、エンジン運転時にチェーンが伸びてくると、プラン
ジャ520が一歯分ずつ順次前進することによって、常
時、適切なバックストップ量(バックラッシュ量)を規
制して、始動時の異音を防止し、また、チェーンの張り
過ぎ時に発生するヒュー音を防止して、適正なチェーン
張力を維持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
チェーン張力付与装置500は、前述したようなバック
ストップ機能を確実かつ適切に発揮するためのバックラ
ッシュ量について特に配慮されておらず、エンジン始動
時のチェーンのバタツキによる異音、およびチェーンの
張り過ぎ時のヒュー音が発生するという問題があった。
そして、このような問題は、バックラッシュ量の設定が
個々のエンジンに合っていないことから起きる場合が多
く、一般的に、バックラッシュ量が大きいと、エンジン
始動時にチェーンのバタツキによるバタツキ音が発生し
やすく、バックラッシュ量が小さいと、プランジャ52
0が過剰に飛び出してチェーンの張り過ぎによるヒュー
音が発生しやすい傾向にある。また、前記バックラッシ
ュ量は、カムチップ540がプランジャ520に刻設さ
れたラック521の一歯を乗り越える前後で変わり、カ
ムチップ540がラック521の一歯を乗り越える直前
のバックラッシュ量を最大バックラッシュ量とし、カム
チップ540がラック521の一歯を乗り越えた直後の
バックラッシュ量を最小バックラッシュ量とすると、最
大、最小バックラッシュ量のバランスも上述したような
異音に影響を及ぼすことになる。
【0005】そこで、これらの問題を解決するために、
プランジャ520のラック歯丈を設計変更して、バック
ラッシュ量を調整することも工夫されたが、カムチップ
540やラック521の磨耗、歯の強度不足による歯欠
けなどを生じてしまうという問題があった。しかも、装
置設計上の著しい制約によって、調整可能なバックラッ
シュ量は極めて狭い範囲のものとなり様々なエンジンに
対応することができず、結局、前述したように、チェー
ンのバタツキ異音、及びプランジャ520の過剰な飛出
しによるヒュー音が発生するという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、前述したような
従来技術の問題点を解消するものであって、エンジン始
動時におけるチェーンのバタツキ異音、及びチェーンの
張り過ぎ時に発生するヒュー音を防止して適正なチェー
ン張力を維持することができ、様々なエンジンから要求
されるバックラッシュを自由に、かつ広範囲に設定でき
るチェーン張力付与装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本請求項1に係る発明
は、走行するチェーンに向けて進退自在に突出する円柱
状のプランジャと、前記プランジャを突出自在に嵌挿す
る円筒状のプランジャ摺動孔が形成されたハウジング本
体と、前記ハウジング本体に対してプランジャを突出方
向に付勢する突出付勢用バネと、前記プランジャ摺動孔
の開口先端側に形成したスロープ状カムガイド溝内を滑
動するとともに前記プランジャの外周を少なくとも二分
割する対向位置にそれぞれ刻設したラックに噛合する楔
状のカムチップと、前記プランジャに遊嵌して楔状のカ
ムチップをプランジャ摺動孔に押し込むように付勢する
カム付勢用バネと、前記プランジャ摺動孔の開口先端側
に当接配置してカム付勢用バネを支持するスペーサとを
備えるとともに、前記プランジャをハウジング本体に対
してプランジャ軸心回りに回転させたとき、前記ラック
と楔状のカムチップとの噛合を強制的に解除できるよう
にしたチェーン張力付与装置であって、前記ラックの歯
丈をh、プランジャの突出方向に対するスロープ状カム
ガイド溝の傾斜角度をθ、プランジャの最小バックラッ
シュ量をXとしたとき、スロープ状カムガイド溝の形状
が X=h/tan(θ) 15゜<θ<70゜ となるように形成されていることによって、前述したよ
うな課題を解決するものである。
【0008】また、本請求項2に係る発明のチェーン張
力付与装置は、請求項1に記載された構成に加えて、前
記突出付勢用バネが、プランジャの先端部とスペーサと
の間に介在していることにより、前述した課題をさらに
解決するものである。
【0009】本請求項3に係る発明のチェーン張力付与
装置は、請求項2に記載された構成に加えて、前記スペ
ーサが、突出付勢用バネによってハウジング本体の先端
側に押圧固定されていることによって、前述した課題を
さらに解決するものである。
【0010】本請求項4に係る発明は、走行するチェー
ンに向けて進退自在に突出するプランジャと、前記プラ
ンジャを突出自在に嵌挿するプランジャ摺動孔が形成さ
れたハウジング本体と、前記ハウジング本体に対してプ
ランジャを突出方向に付勢する突出付勢用バネと、前記
プランジャ摺動孔の開口先端側に形成したスロープ状カ
ムガイド溝内を滑動するとともに前記プランジャの外周
を少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ刻設したラ
ックに噛合する楔状のカムチップと、前記プランジャに
遊嵌して楔状のカムチップをプランジャ摺動孔に押し込
むように付勢するカム付勢用バネと、前記プランジャ摺
動孔の開口先端側に当接配置してカム付勢用バネを支持
するスペーサとを備えるとともに、前記スペーサがプラ
ンジャの先端部とスペーサとの間に介在している突出付
勢用バネによってハウジング本体の先端側に押圧固定し
たチェーン張力付与装置であって、前記ラックの歯丈を
h、プランジャの突出方向に対するスロープ状カムガイ
ド溝の傾斜角度をθ、プランジャの最小バックラッシュ
量をXとしたとき、スロープ状カムガイド溝の形状が X=h/tan(θ) 15゜<θ<70゜ となるように形成されていることによって、前述した課
題をさらに解決するものである。
【0011】ここで、本発明で云うところの「最大バッ
クラッシュ量Y」とは、カムチップがカムガイド溝のス
ロープ面上を迫り上がってプランジャのラックとの噛合
が外れる直前位置、すなわち、カムチップが一歯乗り越
える直前位置からバックストップ状態までのプランジャ
の戻り量を意味しており、また、「最小バックラッシュ
量X」とは、カムガイド溝のスロープ面上を迫り上がっ
たカムチップがプランジャのラックとの噛合を外された
直後の位置からプランジャ摺動孔内へ押し込まれて潜り
込みバックストップ状態、すなわち、カムチップが一歯
乗り越えた瞬間からバックストップ状態までのプランジ
ャの戻り量を意味する。
【0012】なお、本発明のチェーン張力付与装置は、
内装式と称するエンジン内部に密閉装着されるチェーン
張力付与装置、外装式と称するエンジン外部から挿入装
着されるチェーン張力付与装置の何れであっても良い。
【0013】また、本発明のチェーン張力付与装置は、
エンジンのクランクシャフト側スプロケットとカムシャ
フト側スプロケットとの間に掛け回されるタイミングチ
ェーンを対象にして説明しているが、このようなタイミ
ングシステムに限らず、バランサーシステムやオイルポ
ンプシステムなどに掛け回されるチェーンにも適用可能
であり、さらに、ベルトに対しても同様に適用可能であ
ることは言うまでもない。
【0014】
【作用】本発明のチェーン張力付与装置によれば、エン
ジン運転時にチェーンが伸びてくると、プランジャが一
歯分ずつ順次前進することによって、常時、適切なバッ
クストップ量(バックラッシュ量)を規制して、始動時
の異音を防止し、また、チェーンの張り過ぎ時に発生す
るヒュー音を防止して、適正なチェーン張力を維持す
る。
【0015】さらに、詳しく説明すると、走行するチェ
ーンに向けて進退自在に突出するプランジャと、このプ
ランジャを突出自在に嵌挿するプランジャ摺動孔が形成
されたハウジング本体と、このハウジング本体に対して
プランジャを突出方向に付勢する突出付勢用バネとを備
えていることによって、走行するチェーンが弛緩してく
ると、突出付勢用バネによって突出方向に付勢されてい
るプランジャが直ちに前進する。
【0016】このとき、楔状のカムチップは、カム付勢
用バネによってプランジャ摺動孔内へ押し込むように付
勢されているため、スロープ状カムガイド溝のスロープ
面上を滑動してプランジャのラックとの噛合が外れるま
で迫り上がる。
【0017】つぎに、このカムチップは、スロープ状カ
ムガイド溝のスロープ面上を迫り上がってラックとの噛
合が外れてプランジャがラックの一歯分だけ前進した瞬
間、カム付勢用バネによって瞬時にプランジャ摺動孔内
へ押し込まれて潜り、プランジャに対してクサビ作用を
発揮してプランジャの後退変位を阻止するバックストッ
プ機能を発揮する。
【0018】そして、プランジャの後退変位を阻止する
バックストップ機能が作動するとき、プランジャの外周
を少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ刻設したラ
ックに噛合する楔状のカムチップを備えていることによ
って、前述したプランジャから受ける力がプランジャの
外周を少なくとも二分割する対向位置にそれぞれ分散負
荷されて軽減される。
【0019】特に、本発明のチェーン張力付与装置は、
前記ラックの歯丈をh、プランジャの突出方向に対する
スロープ状カムガイド溝の傾斜角度をθ、プランジャの
最小バックラッシュ量をXとしたとき、スロープ状カム
ガイド溝の形状が X=h/tan(θ) 15゜<θ<70゜ となるように成形することによって、個々のエンジンに
要求されるバックラッシュ量を上記θの範囲において、
自由にかつ広範囲に設定することが可能となったため、
エンジン始動時におけるチェーンのバタツキ音やチェー
ンの張り過ぎ時に発生するヒュー音を防止することが可
能となる。
【0020】なお、スロープ状カムガイド溝の傾斜角度
θが15゜より小さいとカムチップの歯先とラックの歯
先とが当接し易くなり、歯欠けや過剰なロックが発生し
易くなる。また、スロープ状カムガイド溝の傾斜角度θ
が70゜より大きいと、カムチップの動きが鈍くなり、
プランジャに対するクサビ作用を充分に発揮できなくな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のチェーン張力付与
装置の好ましい実施の形態にある実施例を図面に基づい
て説明する。ここで、図1は、本発明の第1実施例であ
るチェーン張力付与装置の設置図であり、図2は、図1
に示すチェーン張力付与装置を一部破断した概要図であ
り、図3は、図1に示すチェーン張力付与装置の分解組
み立て図であり、図4は、図1に示すチェーン張力付与
装置において生じるバックラッシュ量の補足説明図であ
り、図5は、図1に示すチェーン張力付与装置のバック
ストップ機能が作動した状態を示す図であり、図6は、
図1に示すチェーン張力付与装置のカムがプランジャの
ラックを一歯乗り越える直前の状態を示す図であり、図
7は、図1に示すチェーン張力付与装置のプランジャが
ラックの一歯分だけ前進してバックストップ機能が作動
した状態を示す図である。
【0022】本実施例のチェーン張力付与装置100
は、図1に示すような自動車用エンジンのクランクシャ
フト側スプロケットS1とカムシャフト側スプロケット
S2との間に掛け回されたタイミングチェーンTCの走
行時に生じる振動を抑止し、かつ、適正な張力を維持す
るために、エンジン外部から挿入装着する外装式チェー
ン張力付与装置として用いたものであって、エンジンブ
ロック壁Eに装着されるハウジング本体110の前方を
走行するタイミングチェーンTCに向けて突出してバネ
付勢される円柱状のプランジャ120がエンジンブロッ
ク壁Eに揺動自在に軸支されているテンショナレバーT
Lの揺動端近傍の背面を押圧することにより、テンショ
ナレバーTLのシュー面がタイミングチェーンTCの弛
み側に摺動接触して張力を付加するようになっている。
なお、図1における符号TGは、エンジンブロック壁E
に固定されてタイミングチェーンTCをバタツカないよ
うに走行案内するテンショナガイドである。
【0023】そこで、本実施例のチェーン張力付与装置
100は、図2乃至図4に示すように、前記円柱状のプ
ランジャ120を突出自在に嵌挿する円筒状のプランジ
ャ摺動孔111が形成されたハウジング本体110と、
このハウジング本体110に対してプランジャ120を
突出方向に付勢する突出付勢用バネ130と、前記プラ
ンジャ摺動孔111の開口先端側に形成したスロープ状
カムガイド溝112、112内を滑動するとともにプラ
ンジャ120の外周を二分割する対向位置にそれぞれ刻
設した二筋のラック121、121に噛合する一対の楔
状のカムチップ140、140と、前記プランジャ12
0に遊嵌して一対のカムチップ140、140をプラン
ジャ摺動孔111に押し込むように付勢するカム付勢用
バネ150と、前記突出付勢用バネ130によってプラ
ンジャ摺動孔111の開口先端側に押圧固定されてカム
付勢用バネ150を支持するスペーサ160とを備えて
いる。
【0024】ここで、前述したように円柱状のプランジ
ャ120は、二筋のラック121、121をプランジャ
120の外周を二分割する対向位置にそれぞれ刻設した
ことによって、この円柱状のプランジャ120をハウジ
ング本体110に対してプランジャ軸心回りに90度回
転させてラック121、121と一対のカムチップ14
0、140との噛合と解除を任意に選択できるため、組
み立て加工時の組み立てを簡便に実施したり、エンジン
内においてラック121、121とカムチップ140、
140との噛合を容易に解除したり、タイミングチェー
ンTCの保守点検を簡便に実施したりすることができ
る。
【0025】また、前記ハウジング本体110の後端部
には、図示しない外部油供給源から油圧をプランジャ1
20の後端部に作用させてプランジャ120の突出付勢
力をきめ細かに調整するための油圧バルブ機構170が
設けられ、この油圧バルブ機構170は、後述するリテ
ーナ173に圧入されたボールシート171と、このボ
ールシート171に対して当接自在となるチェックボー
ル172と、このチェックボール172を保持するリテ
ーナ173などから構成されており、プランジャ摺動孔
111とプランジャ120の後端部との間に形成される
高圧油室180への油の流入を許容し逆に高圧油室18
0からの油の逆流を阻止して、プランジャ120を介し
たチェーン張力の付与と維持をよりきめ細かに達成する
ことができるようになっている。
【0026】つぎに、本実施例のチェーン張力付与装置
100が最も特徴とするスロープ状カムガイド溝112
の形状について、図4に基づき詳しく説明する。図4に
示すように、前記ラック121の歯丈hとラック121
のピッチPは、カムチップ140、ラック121の歯の
強度を決定するが、特に、ラック121の歯丈hを変更
することで、バックラッシュ量は調整可能であるが、こ
の歯丈hを大きくすると上記の歯の強度不足による歯欠
けが発生し、また、歯丈hを小さくすると歯先が磨耗し
やすくなり、設計上の著しい制約がある。
【0027】そこで、本実施例のチェーン張力付与装置
100では、プランジャ120の歯丈hに依存すること
なく、ハウジング本体110のスロープ状カムガイド溝
112に着目してバックストップ機能を調整している。
すなわち、前記プランジャ120の最小バックラッシュ
量をX、前記ラック121の歯丈をh、前記プランジャ
120の突出方向に対するスロープ状カムガイド溝11
2の傾斜角度をθとしたとき、スロープ状カムガイド溝
112の形状を X=h/tan(θ) 15゜<θ<70゜ が満足するように形成する。なお、スロープ状カムガイ
ド溝112の傾斜角度θが15゜より小さいとカムチッ
プ140の歯先とラック121の歯先とが当接し易くな
って歯欠けや過剰なロック状態が発生し易くなる一方、
スロープ状カムガイド溝112の傾斜角度θが70゜よ
り大きいと、カムチップ140の動きが鈍くなり、プラ
ンジャ120に対するクサビ作用を充分に発揮しなくな
る。
【0028】このように、様々なエンジンから要求され
るバックラッシュ量を、上記θの範囲(15°〜70
°)で設定することで自由にバックラッシュ量を調整で
きる様になり、エンジンの始動時に発生するチェーンの
バタツキ音、チェーン張り過ぎ時のヒュー音を発生させ
ることなく、適正なチェーン張力を維持することができ
る。また、プランジャ120の最小バックラッシュ量
X、最大バックラッシュ量Y、及びラックピッチPとの
間にY=X+Pの関係があり、ラックピッチPの値に係
わらず最小バックラッシュ量Xを一定とすることができ
るので、ラックピッチPによって最大バックラッシュ量
Yのみを調整することができる。したがって、前述した
始動時の異音に影響を与える最大、および、最小バック
ラッシュ量のバランスを、ラックピッチPを変更するこ
とによって調整することができるため、さまざまな特性
を備えたエンジンへの適応範囲が広まった。
【0029】以上のようにして得られた本実施例のチェ
ーン張力付与装置100は、走行するタイミングチェー
ンTCが弛緩してくると、突出付勢用バネ130によっ
て突出方向に付勢されているプランジャ120が直ちに
前進する。
【0030】すなわち、プランジャ120が走行するタ
イミングチェーンTCに向けて前進するとき、図5に示
すように、プランジャ120のラック121、121が
楔状のカムチップ140、140をプランジャ摺動孔1
11から突出方向に引きずり出そうとするが、楔状のカ
ムチップ140、140がカム付勢用バネ150によっ
てプランジャ摺動孔111内へ押し込むように付勢され
ているため、図6に示すように、一対のカムチップ14
0、140はスロープ状カムガイド溝112、112の
スロープ面上を滑動してプランジャ120のラック12
1、121との噛合が外れるまで迫り上がる。なお、図
5における引き出し線L1は、バックストップ状態にお
けるプランジャ120の先端位置を示している。
【0031】そして、図6に示すように、楔状のカムチ
ップ140、140がスロープ状カムガイド溝112、
112のスロープ面上を迫り上がってラック121、1
21との噛合が外れ、プランジャ120がラック12
1、121の一歯分だけ前進した瞬間、図7に示すよう
に、楔状のカムチップ140、140は、カム付勢用バ
ネ150によって瞬時にプランジャ摺動孔111内へ押
し込まれて潜り、プランジャ120に対してクサビ作用
を発揮してプランジャ120の後退変位を阻止するバッ
クストップ機能が作動する。このとき、プランジャ12
0から受ける力Fは、図4に示すように、プランジャ1
20の外周を少なくとも二分割する対向位置でそれぞれ
f1、f1に分散負荷されて軽減される。なお、図5に
おける引き出し線L1は、バックストップ状態における
プランジャ120の先端位置を示し、図5、図6、図7
における引き出し線L2は、カムがプランジャのラック
を一歯乗り越える直前のプランジャ120の先端位置を
示し、図6、図7における引き出し線L3は、プランジ
ャ120がラック121の一歯分だけ前進してバックス
トップ機能が作動した状態におけるプランジャ120の
先端位置をそれぞれ示している。
【0032】このようにして、本実施例のチェーン張力
付与装置100は、エンジン始動時におけるチェーンの
バタツキによるバタツキ音、及びプランジャの過飛出し
によって発生するチェーンの張り過ぎ時のヒュー音を防
止し、適正なチェーン張力を維持することができるな
ど、その効果は甚大である。
【0033】
【発明の効果】本発明のチェーン張力付与装置は、プラ
ンジャの外周を少なくとも二分割する対向位置にそれぞ
れ刻設したラックに噛合する楔状のカムチップを備えて
いることにより、エンジン運転時にチェーンが伸びてく
ると、プランジャが一歯分ずつ順次前進することによっ
て、常時、適切なバックストップ量(バックラッシュ
量)を規制して、始動時の異音を防止し、また、チェー
ンの張り過ぎ時のヒュー音を防止して、適正なチェーン
張力を維持することができ、これに加えて、以下のよう
な本発明に特有の効果を奏する。
【0034】すなわち、本請求項1記載のチェーン張力
付与装置によれば、前記ラックの歯丈をh、プランジャ
の突出方向に対するスロープ状カムガイド溝の傾斜角度
をθ、プランジャの最小バックラッシュ量をXとしたと
き、スロープ状カムガイド溝の形状が X=h/tan(θ) 15゜<θ<70゜ となるように形成されていることによって、個々のエン
ジンに要求されるバックラッシュ量を上記θの範囲にお
いて、自由にかつ広範囲に設定することが可能となった
為に、プランジャラックの歯丈hに依存してバックラッ
シュ量を調整した場合に生じる歯先磨耗、歯欠けを回避
するとともに、エンジン始動時におけるチェーンのバタ
ツキによるバタツキ音及びプランジャの過飛出しによっ
て発生するチェーンの張り過ぎによるヒュー音を防止
し、適正なチェーン張力を維持することができる。
【0035】本請求項1記載のチェーン張力付与装置に
よれば、円柱状のプランジャをハウジング本体に対して
プランジャ軸心回りに回転させてラックとカムチップと
の噛合と解除を任意に選択することができるため、組み
立て加工時の組み立てを簡便に実施することができ、ま
た、エンジン内においてラックとカムチップとの噛合を
容易に解除することができるので、チェーンの保守点検
を簡便に実施することができる。
【0036】本請求項2記載のチェーン張力付与装置に
よれば、請求項1に記載されたチェーン張力付与装置に
よる効果に加えて、突出付勢用バネがプランジャの先端
部とスペーサとの間に介在していることにより、突出付
勢用バネ自体の簡便な取り扱いと大径化に伴う付勢力の
強化を達成することができ、しかも、突出付勢用バネの
付勢力を利用してスペーサをプランジャ摺動孔の開口先
端側に当接させてカムチップをプランジャ摺動孔に簡便
に封入することができる。
【0037】本請求項3記載のチェーン張力付与装置に
よれば、請求項2に記載されたチェーン張力付与装置に
よる効果に加えて、スペーサが突出付勢用バネによって
ハウジング本体の先端側に押圧固定されていることによ
り、スペーサをハウジング本体に対して格別の固定手段
を設けることなく簡便に固定することができる。
【0038】本請求項4記載のチェーン張力付与装置に
よれば、特に、前記スペーサがプランジャの先端部とス
ペーサとの間に介在している突出付勢用バネによってハ
ウジング本体の先端側に押圧固定したことにより、突出
付勢用バネ自体の簡便な取り扱いと大径化に伴う付勢力
の強化を達成することができるとともに、突出付勢用バ
ネの付勢力を利用してスペーサをプランジャ摺動孔の開
口先端側に当接させてカムチップをプランジャ摺動孔に
簡便に封入することができ、しかも、スペーサをハウジ
ング本体に対して格別の固定手段を設けることなく簡便
に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例であるチェーン張力付与装置
の設置図。
【図2】 図1に示すチェーン張力付与装置を一部破断
した概要図。
【図3】 図1に示すチェーン張力付与装置の分解組み
立て図。
【図4】 図1に示すチェーン張力付与装置におけるバ
ックラッシュ量の補足説明図。
【図5】 図1に示すチェーン張力付与装置のバックス
トップ機能が作動した状態を示す図。
【図6】 図1に示すチェーン張力付与装置のカムがプ
ランジャのラックを一歯乗り越える直前の状態を示す
図。
【図7】 図1に示すチェーン張力付与装置のプランジ
ャがラックの一歯分だけ前進してバックストップ機能が
作動した状態を示す図。
【図8】 従来のチェーン張力付与装置を一部破断した
概要図。
【符号の説明】
100,500 ・・・ チェーン張力付与装置 110,510 ・・・ ハウジング本体 111,511 ・・・ プランジャ摺動孔 112,512 ・・・ スロープ状カムガイド溝 120,520 ・・・ プランジャ 121,521 ・・・ ラック 130,530 ・・・ 突出付勢用バネ 140,540 ・・・ 楔状のカムチップ 150,550 ・・・ カム付勢用バネ 160,560 ・・・ スペーサ 170,570 ・・・ 油圧バルブ機構 171,571 ・・・ ボールシート 172,572 ・・・ チェックボール 173,573 ・・・ リテーナ 180,580 ・・・ 高圧油室 S1 ・・・ 駆動軸側スプロケット S2 ・・・ 従動軸側スプロケット TC ・・・ タイミングチェーン TG ・・・ テンショナガイド TL ・・・ テンショナレバー E ・・・ エンジンブロック壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−152051(JP,A) 特開2001−304360(JP,A) 特開 平8−184354(JP,A) 特開2002−139110(JP,A) 特開2000−136861(JP,A) 実開 昭60−56847(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 7/00 - 7/24 F02B 67/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するチェーンに向けて進退自在に突
    出する円柱状のプランジャと、前記プランジャを突出自
    在に嵌挿する円筒状のプランジャ摺動孔が形成されたハ
    ウジング本体と、前記ハウジング本体に対してプランジ
    ャを突出方向に付勢する突出付勢用バネと、前記プラン
    ジャ摺動孔の開口先端側に形成したスロープ状カムガイ
    ド溝内を滑動するとともに前記プランジャの外周を少な
    くとも二分割する対向位置にそれぞれ刻設したラックに
    噛合する楔状のカムチップと、前記プランジャに遊嵌し
    て楔状のカムチップをプランジャ摺動孔に押し込むよう
    に付勢するカム付勢用バネと、前記プランジャ摺動孔の
    開口先端側に当接配置してカム付勢用バネを支持するス
    ペーサとを備えるとともに、前記プランジャをハウジン
    グ本体に対してプランジャ軸心回りに回転させたとき、
    前記ラックと楔状のカムチップとの噛合を強制的に解除
    できるようにしたチェーン張力付与装置であって、 前記ラックの歯丈をh、プランジャの突出方向に対する
    スロープ状カムガイド溝の傾斜角度をθ、プランジャの
    最小バックラッシュ量をXとしたとき、スロープ状カム
    ガイド溝の形状が X=h/tan(θ) 15゜<θ<70゜ となるように形成されていることを特徴とするチェーン
    張力付与装置。
  2. 【請求項2】 前記突出付勢用バネが、プランジャの先
    端部とスペーサとの間に介在していることを特徴とする
    請求項1に記載されたチェーン張力付与装置。
  3. 【請求項3】 前記スペーサが、突出付勢用バネによっ
    てハウジング本体の先端側に押圧固定されていることを
    特徴とする請求項2に記載されたチェーン張力付与装
    置。
  4. 【請求項4】 走行するチェーンに向けて進退自在に突
    出するプランジャと、前記プランジャを突出自在に嵌挿
    するプランジャ摺動孔が形成されたハウジング本体と、
    前記ハウジング本体に対してプランジャを突出方向に付
    勢する突出付勢用バネと、前記プランジャ摺動孔の開口
    先端側に形成したスロープ状カムガイド溝内を滑動する
    とともに前記プランジャの外周を少なくとも二分割する
    対向位置にそれぞれ刻設したラックに噛合する楔状のカ
    ムチップと、前記プランジャに遊嵌して楔状のカムチッ
    プをプランジャ摺動孔に押し込むように付勢するカム付
    勢用バネと、前記プランジャ摺動孔の開口先端側に当接
    配置してカム付勢用バネを支持するスペーサとを備える
    とともに、前記スペーサがプランジャの先端部とスペー
    サとの間に介在している突出付勢用バネによってハウジ
    ング本体の先端側に押圧固定したチェーン張力付与装置
    であって、 前記ラックの歯丈をh、プランジャの突出方向に対する
    スロープ状カムガイド溝の傾斜角度をθ、プランジャの
    最小バックラッシュ量をXとしたとき、スロープ状カム
    ガイド溝の形状が X=h/tan(θ) 15゜<θ<70゜ となるように形成されていることを特徴とするチェーン
    張力付与装置。
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