JP3415505B2 - 電話装置とその入力音声調整方法 - Google Patents

電話装置とその入力音声調整方法

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JP3415505B2
JP3415505B2 JP26111699A JP26111699A JP3415505B2 JP 3415505 B2 JP3415505 B2 JP 3415505B2 JP 26111699 A JP26111699 A JP 26111699A JP 26111699 A JP26111699 A JP 26111699A JP 3415505 B2 JP3415505 B2 JP 3415505B2
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康博 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話装置とその入力
音声調整方法とに関し、特に、通話時の入力音声の自動
調整機能を備える電話装置とその入力音声の調整方法と
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信販売、チケット予約、インフ
ォメーションセンター等、電話による業務が盛んになっ
てきた。電話応対を専門に行う業種としてコールセンタ
ーがある。コールセンターにおいては、オペレータの顔
が見えないため、オペレータの声が、顧客の受ける印象
を左右する部分も大きい。特に通信販売では、同じ顧客
が度々買い物をする、いわゆるリピーター客が多く、オ
ペレータの与える印象により売り上げを左右していると
もいえる。一方、オペレータも人間であるため、その日
の体調により、自分の声がトーンダウンしている場合も
あり、そのような場合には、気付かないうちに客に与え
る印象が悪くなり、ひいては顧客数減少につながるとい
う不具合もあった。
【0003】そこで、従来の電話装置の一例において
は、ある特定の言葉を受信するごとに送話音量を最適に
調整することで、通信時の入力音声の大きさの変化や回
線の状態による減衰率の変化等が起こり、相手に伝わる
音声の大きさが変化したときに、適切な音量で回線に出
力することを可能にしていた。
【0004】この種の従来の電話装置について図面を参
照して説明する。
【0005】図16はこの種の従来の電話装置の一例を
示すブロック図、図17は図16に示す従来の電話装置
の動作を示すフローチャートである。
【0006】図16及び図17において、この従来例の
電話装置は、特開平9−46400号公報の開示内容を
示し、通話開始後(ステップ101;以下及び図ではS
101と記述する)、回線接続回路1によって受信され
た音声信号は、受話器3に送られて音として出力される
と共に、常に、音声解析回路4で解析回路4で解析さ
れ、音韻の特徴が抽出される(S102)。
【0007】抽出された音韻の特徴(パワースペクトル
の包絡線)は、音声比較回路5で、あらかじめ登録して
ある言葉、例えば「もしもし」の音韻の特徴と比較され
(S103)、音韻の特徴の一致が検出された場合の比
較出力によって送話音量の調整を行う(S104)。
【0008】送話音量の調整では、まず送話音量測定回
路6が送話器2からの送話音量を測定し(S105)、
ある閾値以上の場合はしゃべっていると判断し(S10
6)、その判断結果によって時間測定回路7が音量測定
時間のカウントを開始する(S107)。送話音量測定
回路6は、また時間測定回路7が規定時間までカウント
する間、送話音量の平均レベルを測定する(S108,
S109)。増幅率・減衰率計算回路8は、測定された
平均レベルを基に、その値がある規定値になるような増
幅率あるいは減衰率を計算し(S110)、その増幅率
あるいは減衰率で送話音量調整回路9は、送話器2から
の送話音量を調整する(S111)。
【0009】したがって、送話音量が小さくなった場
合、相手がこちらからの音声が聞きづらくなり、「もし
もし」を発生することで、音声比較回路5がその音声信
号の音韻の特徴を予め記憶された「もしもし」の音韻の
特徴との一致を検出し、これにより送話器2からの送話
音量を調整するよう動作する。
【0010】尚、この従来の電話装置と同様な技術内容
が、特開平02−243045号公報においても開示さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電話装置で
は、通話時に、ある特定の言葉、例えば「もしもし」を
受信することによって、送話音量のみを調整するように
なっているので、送話者の発生者の発生音に質的変化が
生じた場合には、送話音量のみを調整したのでは、通信
相手に不快感を与える場合があるという問題点がある。
【0012】また、この従来の電話装置では、通話時に
ある特定の言葉を受信することによって送話音量を調整
することになっているので、通話の前に事前に送話音量
を調整することができないという問題点がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の電話装置は、ハ
ンドセットからの入力音声を予め設定された周波数帯域
を持った複数の周波数成分に分配するバンドパスフィル
ターと、前記分配された前記複数の周波数成分毎に前記
入力音声のレベルを測定する複数のレベル測定手段と、
この複数のレベル測定手段で測定された前記複数の周波
数成分毎のレベルを予め格納された前記複数の周波数成
分毎の補正値で調整を行う複数のレベル補正手段と、利
用者の正常時の入力音声に対する前記複数のレベル測定
手段による測定結果を基準音声レベルデータとして登録
する登録手段と、前記利用者の現状の入力音声に対する
前記複数のレベル測定手段による測定結果の平均値を測
定音声レベルデータとして格納する第1の格納手段と、
前記複数の周波数成分毎に前記基準音声レベルデータと
前記測定音声レベルデータとを比較する比較手段と、こ
の比較手段によって得られた前記複数の周波数成分毎の
差分を前記補正値として格納する第2の格納手段と、前
記比較手段による結果を前記複数の周波数成分対レベル
で表示する表示手段と、前記複数のレベル補正手段で補
正された前記利用者の入力音声を確認する確認手段と、
前記表示手段で表示された前記複数の周波数成分毎に表
示されているレベルを、周波数単位に予め設定された単
位で手動的に増減する手動レベル調整手段とを備え、前
記利用者の正常時の入力音声及び現状の入力音声は共に
予め定められた言葉又は短文の入力音声である。
【0014】本発明の電話装置の入力音声調整方法は、
利用者の入力音声の基準となる基準音声データを登録す
る基準音声データ登録方法と、前記基準音声データ登録
方法で登録された前記基準音声データに対する前記利用
者の現状の入力音声レベルとの比較を行う比較方法と、
前記比較後の前記現状の入力音声レベルを前記比較方法
で得られた補正データに基づいて調整を行う調整方法と
を有してなり、前記基準データ登録方法は、電話装置の
中央制御部が基準登録ボタンの押下を検出すると、ハン
ドセットからの前記利用者の正常時の入力音声をバンド
パスフィルターによって予め設定された周波数帯域を持
った複数の周波数成分に分配し、次に前記分配された複
数の周波数成分毎に複数のレベル測定手段によって計測
し、この計測の結果のレベルを一時格納手段に格納した
後に登録手段に基準音声レベルデータとして登録し、前
記利用者の正常時の入力音声をA/D変換手段によって
デジタル化した音声信号を音声信号格納手段に格納し、
前記比較方法は、前記基準音声データと前記利用者の現
状の入力音声との比較確認を設定する確認ボタンの押下
を前記中央制御部が検出すると、前記利用者へ入力音声
の計測開示を示す音を信号音送出部から送出し、次に前
記基準音声データ登録方法と同様な手順で前記利用者の
現状の入力音声を前記複数の周波数成分毎に前記複数の
レベル測定手段で計測し、この計測の結果を前記利用者
の現状の入力音声の音声レベルデータとして第1の格納
手段に格納し、次に前記中央制御部は、前記登録手段か
らの前記基準音声レベルデータと前記第1の格納手段か
らの前記音声レベルデータとを前記複数の周波数成分毎
に比較し、この比較で得られた前記複数の周波数成分毎
のレベルの平均の差分を補正値として第2の格納手段に
格納し、前記比較の結果、前記差分が予め設定された許
容範囲の内であればその旨を表示手段に表示し、前記許
容範囲の外であれば前記表示手段に前記複数の周波数成
分に対応づけて前記基準音声レベルデータと前記音声レ
ベルデータとをグラフで表示し、前記調整方法は、前記
中央制御部が、自動調整の設定を行う自動調整ボタンの
押下を検出すると、前記第2の格納手段から前記複数の
周波数成分毎の前記補正値を読出し、前記複数の周波数
成分毎に備えられた複数のレベル補正手段に対して前記
補正値を前記複数の周波数成分毎のパラメータとしてセ
ットし、また、前記調整方法は、前記利用者が前記自動
調整された現状の入力音声を聞いて確認した後に、前記
中央制御部が入力音声の手動調整の設定を行う手動設定
ボタンの押下を検出すると、前記第2の格納手段から前
記複数の周波数成分の一つを前記利用者によって選択手
段で選択された周波数成分の補正値を前記表示手段に表
示し、前記表示手段に表示された前記補正値を前記利用
者によってレベル調整手段によって手動で入力される予
め設定された単位で増減し、この増減した補正値を前記
選択された周波数成分に対応する前記レベル補正手段に
パラメータとしてセットし、前記利用者の正常時の入力
音声及び現状の入力音声は共に予め定められた言葉又は
短文の入力音声である。
【0015】本発明の電話装置は、ハンドセットからの
入力音声をアナログ/デジタル変換を行うA/D変換手
段と、このA/D変換手段でデジタル変換された前記入
力音声のデジタル音声信号を予め設定された複数の周波
数に周波数分析して波形処理を行うデジタル信号処理手
段と、利用者の正常時の入力音声のデジタル音声信号を
前記デジタル信号処理手段で処理された音声波形データ
を基準音声波形データとして登録して格納される第1の
波形データ格納手段と、利用者の現状の入力音声のデジ
タル音声信号を前記デジタル信号処理手段で処理された
音声波形データを一時格納手段に格納した後に計測音声
波形データとして格納する第2の波形データ格納手段
と、前記第1の波形データ格納手段に格納されている前
記基準波形データを前記第2の波形データ格納手段に格
納されている前記測定音声波形データとを前記複数の周
波数毎にレベルデータを比較して得られた前記複数の周
波数毎の差分データを格納する差分データ格納手段と、
前記差分データ格納手段に格納された前記差分データに
基づいて前記利用者の現状の入力音声のデジタル音声を
自動的に調整するデジタル音声調整手段と、このデジタ
ル音声調整手段で調整されたデジタル音声信号をアナロ
グ音声信号に変換するD/A変換手段と、前記比較によ
る前記基準音声波形データと前記測定音声波形データと
を前記複数の周波数に対応して表示する表示手段と、前
記デジタル音声調整手段で調整された前記利用者の入力
音声を確認する確認手段と、前記表示手段で表示された
前記複数の周波数に対応して表示されたデータを周波数
単位に予め設定されたデータ単位で手動的に増減する手
動レベル調整手段とを備え、前記利用者の正常時の入力
音声及び現状の入力音声は共に予め定められた言葉又は
短文の入力音声である。
【0016】本発明の電話装置の入力音声調整方法は、
利用者の入力音声の基準となる基準音声波形データを登
録する基準音声波形データ登録方法と、この基準音声波
形データ登録方法で登録された前記基準音声波形データ
に対する前記利用者の現状の入力音声の音声波形データ
との比較を行う比較方法と、前記比較の結果前記利用者
の前記音声波データを前記比較方法で得られた予め定め
られた複数の周波数毎の差分データに基づいて補正して
前記利用者の入力音声を調整する調整方法とを有してな
り、前記基準音声波形データ登録方法は、電話装置の中
央制御部が基準登録ボタンの押下を検出すると、バンド
セットからの前記利用者の正常時の入力音声をA/D変
換手段で変換したデジタル音声信号をデジタル信号処理
手段で前記複数の周波数に周波数分析し、この周波数分
析の結果の音声波形データを基準音声波形データとして
第1の波形データ格納手段に登録して格納し、前記比較
方法は、前記基準音声波形データに基づいて前記利用者
の現状の入力音声との比較確認を設定する確認ボタンの
押下を前記中央制御部が検出すると、前記利用者へ入力
音声の計測開示を示す音を信号音送出部から送出させ、
次に前記基準音声波形データ登録方法と同様な手順で前
記利用者の現状の入力音声を前記A/D変換手段で変換
した後に前記デジタル信号処理手段で前記複数の周波数
に周波数分析してその結果の音声波形データを前記利用
者の入力音声の測定音声波形データとして第2の波形デ
ータ格納手段に格納し、次に中央制御部は、第1の波形
データ格納手段からの前記基準音声波形データと前記第
2の波形データ格納手段からの前記測定音声波形データ
とを前記複数の周波数毎に比較し、この比較で得られた
前記複数の周波数毎の差分データを補正値として補正値
格納手段に格納し、前記比較の結果前記差分データが予
め設定された許容範囲の内であればその旨を表示手段に
表示し、前記許容範囲の外であれば前記表示手段に前記
基準音声波形データと、前記現状の入力音声の測定音声
の波形データとを表示し、前記調整方法は、前記中央制
御部が、自動調整の設定を行う自動調整ボタンの押下を
検出すると、補正値格納手段から前記複数の周波数毎の
前記補正値を読出し、前記デジタル信号処理手段に前記
補正値をパラメータとしてセットし、前記調整方法は、
前記利用者が前記自動調整された現状の入力音声を聞い
て確認した後に、前記制御部が入力音声の手動調整の設
定を行う手動設定ボタンの押下を検出すると、前記補正
値格納手段から前記複数の周波数の内の一つを前記利用
者によって選択手段で選択された周波数の補正値を前記
表示手段に表示し、前記表示手段に表示された前記補正
値を前記利用者によって差分データ調整手段によって手
動で入力される予め設定された単位データで増減し、こ
の増減した補正値を前記選択された周波数に対するパラ
メータとして前記デジタル信号処理手段にセットし、利
用者の正常時の入力音声及び現状の入力音声は共に予め
定められた言葉又は短文の入力音声である。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施の形態を示す機
能ブロック図である。
【0019】図1において、本第1の実施の形態の電話
装置100は、電話装置100全体の制御を司る中央制
御部101と、各種入力音声に関するデータを記憶する
ための記憶部102と、入力音声の測定したデータの表
示等を表示をするための表示部103と、各種機能キー
を備えたキーパット部104と、通話を行うためのハン
ドセット105と、ハンドセット105の状態を検出す
るフックスイッチ106と、ハンドセット105からの
入力音声を予め設定された複数の周波数毎に分配するた
めのバンドパスフィルター(以下BPF)107と、B
PF107で分配された各周波数毎のレベルを計測する
レベル測定部1081〜108nと、レベル測定部10
81〜108nで計測したレベルを各周波数毎にレベル
調整を行うためのレベル補正部1091〜109nと、
時間の計測を行うタイマー110と、音声入力のタイミ
ング音を送出するための信号音送出部111と、外線と
の通話制御を行うための外線インタフェース(I/F)
部112と、音声信号のアナログ−デジタル変換を行う
A/D−D/A変換部113と、レベル補正部1091
〜109nからの周波数毎に分配した音声信号を再度ま
とめる機能をもつ加算器114とを有する。記憶部10
2には、送話音声の基準データ(基準値)を格納するた
めの基準値格納部121と、送話音声の測定データ(測
定値)を記憶するための測定値格納部122と、基準値
と測定値との差分を格納するための補正値格納部12
3、測定データを一時的に保管する一時格納部124、
デジタル化した送話の音声信号を保存する音声信号格納
部125とを有する。キーパット部104は、基準デー
タを登録するための基準登録ボタン141と、現在の自
分の声と基準値との比較を行う確認ボタン142と、自
分の送話音声が基準値に調節できない場合に電話装置1
00側で調整するための自動調整ボタン143と、音声
調整を解除するための音声調整解除ボタン144と、基
準音声を聴取するための基準確認ボタン145と、補正
後の自分の送話音声を確認するための補正データ確認ボ
タン146と、手動調整を行うための手動調整ボタン1
47と、手動調整時,周波数を選択するための左矢印キ
ー148及び右矢印キー149と、同じく手動調整時,
レベル調整を行うための上矢印キー150及び下矢印キ
ー151とを有する。
【0020】図1において、1本線はデータ信号を、2
本線は音声信号を示すものとする。
【0021】図2は本第1の実施の形態における基準音
声データの登録の手順を示すフローチャート,図3は本
第1の実施の形態における基準音声の確認の手順を示す
フローチャート、図4は本第1の実施の形態のおける入
力音声と基準音声との比較の手順を示すフローチャー
ト、図5は本第1の実施の形態における入力音声の自動
調整の手順を示すフローチャート、図6は本第1の実施
の形態における入力音声の補正後の確認及び手動調整の
手順を示すフローチャートである。
【0022】また、図13は本発明の各実施の形態の電
話装置における各時間毎及び各周波数毎の音声レベルを
示す図、図14は本発明の各実施の形態の電話装置の補
正値格納部の補正情報の一例を示す図、図15は本発明
の各実施の形態の電話装置の表示部において、基準音声
及び入力音声の各周波数に対するレベルの表示の一例を
示す図である。
【0023】本第1の実施の形態の電話装置100の送
話音声調整方法としては、基準となる基準音声データ登
録段階と、基準音声データに対する現状の利用者の入力
音声データとの比較段階と、比較後の入力レベルの調整
段階とに分かれる。以下に各段階毎の動作の説明を図1
〜図6と図13〜図15とを参照して説明する。
【0024】尚、本第1の実施の形態における利用者の
基準音声データ及び現状の入力音声データとして、予め
設定した一例として「オペレータは、私、○○○○であ
ります。」等の言葉または短文とする。
【0025】まず、図1と図2とを用い基準データの登
録方法から説明する。
【0026】電話装置100がオフフック状態になった
ことを、中央制御部101がフックスイッチ106から
の情報として検出すると(S201)、次にキーパッド
部104の基準登録ボタン141の押下待ち状態とな
る。基準登録ボタン141が押下されると(S20
2)、中央制御部101はタイマー110に対し、タイ
ムアウト時間の設定と、測定タイミングを指定するため
の測定時間間隔の設定を行い(S203)、また、表示
部103に計測中の旨の表示を行い(S204)、計測
開始となる。
【0027】中央制御部101は、計測開始時、利用者
の音声入力開始のための合図として、信号音送出部11
1から、通話路上にビープ音等を送出し(S205)、
正常時の利用者はハンドセット105から、この合図が
聞こえたら、ハンドセット105より基準となる正常時
の利用者の音声を入力する。ハンドセット105から入
力された音声は、BPF107により、予め設定された
周波数帯域を持った複数の周波数成分に分けられ(S2
11)、各周波数成分毎に、レベル測定部1081〜1
08nでレベルの計測を行う(S212)。
【0028】また、計測中、中央制御部101は、タイ
マー110からのタイミング信号毎に、信号音送出部1
11から、利用者のためのガイド信号を発生させ、利用
者はハンドセット105からこれを聴取することができ
る。このタイミング信号は、利用者に対する入力補助に
加え、各時間毎のレベルを計測する上での時間の目安と
しても使用する周波数毎のレベルの測定結果を記憶部1
02内の一時格納部124に格納する(S213)。
【0029】音声計測中、中央制御部101は、タイマ
ー110からのタイムアウト通知が入ったかをチェック
し(S206)、タイムアウトした場合には、中央制御
部101は一時格納部124内のデータを基準値格納部
121に移し(S207)、表示部103の計測中表示
を消すとともに(S208)、信号送出部111に対
し、計測終了を示すビープ音等の送出を指示し(S20
9)、利用者はハンドセット105からのビープ音によ
り計測が終了した事を確認する。タイムアウトしていな
い場合、中央制御部101は、オンフックされたかどう
かの確認をフックスイッチ106からの情報によりチェ
ックする(S210)。
【0030】ここでオンフックを検出すると、オンフッ
ク時のノイズ成分削除のため、記憶部102内の一時格
納部124内のデータの一部を削除した後(S21
5)、これらのデータを、基準値格納部121に移し
(S216)、表示部103の計測中表示を消す(S2
17)。タイムアウトもオンフックも検出されていない
場合は、データの取り込みを継続する。また、音声信号
自体は、A/D−D/A変換部113にてデジタル化さ
れ、記憶部102内の音声信号格納部125に格納され
る(S214)。基準値格納部121には、図13に示
す通り、各時間毎、各周波数毎のレベルが格納される。
【0031】次に図1と図3とを用い基準音声データの
確認方法を説明する。
【0032】利用者が、ハンドセット105を上げる
と、中央制御部101は、フックスイッチ106からオ
フフックを検出し(S301)、更に基準確認ボタン1
45が押下されたことを検出すると(S302)、記憶
部102の音声信号格納部125から、音声データを読
みだし(S303)、これをA/D−D/A変換部11
3でアナログ化した後(S304)、ハンドセット10
5に送出する(S305)。これにより利用者は、ハン
ドセット105から自己の基準音声を確認できる。
【0033】次に、図1と図4とを用い、基準音声デー
タと利用者の現状音声との比較方法を説明する。
【0034】電話装置100がオフフック状態になった
ことを、中央制御部101が、フックスイッチ106か
らの情報として検出すると(S401)、次に確認ボタ
ン142の押下待ち状態となる。確認ボタン142が押
下されると(S402)、中央制御部101は、タイマ
ー110に対し、予め決められているタイムアウト時間
の設定を行い(S403)、計測開始となる。このと
き、利用者に計測開始を示すビープ音の送出を信号音送
出部111に指示する(S404)。計測は、基準音声
データ登録の場合と同様に行われ、得られた各周波数毎
の計測された音声レベルデータは、記憶部102内の測
定値格納部122に格納される(S405)。周波数測
定が終了すると、中央制御部101は、記憶部102内
の測定値格納部122内に保存される。
【0035】ここで、測定値格納部122にも、図13
に示す通り、各時間毎、各周波数毎のレベルが格納され
る。次に、中央制御部101は、測定値格納部122内
のデータと、基準値格納部121内のデータとを比較し
(S406)、各時間毎、各周波数成分のレベルを一つ
一つ比較し、得られた各周波数成分毎のレベルの平均の
差分を記憶部102の補正値格納部123する(S40
7)。補正値情報としては、図14に示す通り、各周波
数成分の平均のレベル差である。
【0036】比較の結果、各周波数成分毎のレベルの差
分が許容範囲内であれば(S408)、表示部104に
その旨の表示を行う(S409)。許容範囲外であった
場合、測定値のうち、どの周波数のレベルがどうなのか
がわかるように、表示部103に、図15に示すよう
な、横軸が周波数、縦軸がレベルとしたグラフの形で表
示する(S410)。表示は、たとえば基準値を実線、
測定値を点線で示せば、2つの違いはわかりやすい。ま
た、利用者は、これを見ることで、どの周波数成分が、
基準に対して高いのか低いのかを知ることができ適正音
声にするにはどうしたらよいかの目安になる。これによ
り測定の繰り返しによって適正音声に調整することがで
きる。このとき、平均レベルの比較も行われ、その結果
も表示部103に表示され(S411)、全体の音量の
目安となる。
【0037】次に、利用者が体調不良等の理由により、
音声基準値に合わせられない場合のための、自動調整方
法について図1と図5とを用いて説明する。
【0038】音声確認時、利用者が自動調整ボタン14
3を押下すると(S501)、中央制御部101は、記
憶部3の補正値格納部123に格納してある、補正情報
を読み出し(S502)、レベル補正部1091〜10
9nに各周波数毎のパラメータとしてセットする(S5
03)。通話中、ハンドセット105から入った利用者
の音声は(S504)、BPF107を経由してレベル
補正部1091〜109nに入り、レベル補正部109
1〜109nではあらかじめ設定されている補正値通り
の加工を行い(S505)、加算器114で再びまとめ
られ、外線インタフェース(I/F)部112を介して
通話相手に伝わる。オンフックで動作終了となる(S5
06)。自動調整モードの解除は、音声調整解除ボタン
144を押下することで解除できる。また、新たに周波
数比較を行うために確認ボタン142を押下した場合に
も解除される。
【0039】次に図1と図6とを用いて補正後の音声を
確認及び手動調整する方法を説明する。
【0040】利用者がオフフック後(S601)、補正
データ確認ボタン146を押下し(S602)、ハンド
セット105から何らかの音声を入力することで(S6
03)、補正後の音声を聞くことができる(S60
4)。確認が終了したらオンフック(S605)。
【0041】もし、ここで、補正後のデータが聞き取り
にくかったり、不自然であったり、利用者の意に反した
ものであった場合には、手動での補正が可能である。
【0042】手動調整の方法は、補正後の音声を確認中
または確認後、手動調整ボタン147を押下し(S60
6)、手動調整モードに入る。中央制御部101は、手
動調整ボタン147の押下情報を検出すると、補正値格
納部123から周波数1から周波数nまでの各周波数に
対する補正値を読み出し、これを表示部103に表示す
る(607)。ここで、表示部103に、全周波数に対
する補正値を一度に表示することは困難であるため、表
示部103には、1つの周波数と、それに対する補正値
を数値表示するものとし、手動調整ボタン147押下時
には、周波数1が表示されるものとする。
【0043】ここで、表示中の周波数についてのみレベ
ル調整可能とし、表示する周波数の選択は、左矢印キー
148または、右矢印キー149で行う。左矢印キー1
48を押下すると、中央制御部101は、現在表示中の
周波数の1つ下の周波数を選択し、周波数と補正値を表
示部103に表示する。また、右矢印キー149を押下
すると、中央制御部101は、現在表示中の周波数の1
つ上の周波数を選択し、周波数と補正値を表示部103
に表示できる。
【0044】次に選択した周波数の補正値の調整方法を
説明する。
【0045】補正値の調整は、上矢印キー150または
下矢印キー151を使用して行う。中央制御部101
は、手動調整時、上矢印キー150が押下されたことを
検出すると、表示中の周波数nの補正値を現在の設定値
より1dB上げるため、レベル補正部109nのパラメ
ータをセットする。同様に下矢印キー151が押下され
たことを中央制御部101が検出すると、表示中の周波
数nの補正値を現在の設定値より1dB下げるため、レ
ベル補正部109nのパラメータをセットする。
【0046】このように利用者は、表示情報をもとに、
左矢印キー148または右矢印キー149により手動調
整する周波数を選択し、次に上矢印キー150または下
矢印キー151により、対応するレベルを調整する(S
608)。この間、ハンドセット105から音声を入力
すると(S609)、補正後の音声を聞くことが出来る
(S610)。手動調整モードは、オンフックする事で
終了する(S611)。中央制御部101は、フックス
イッチ106からのオンフック情報を検出すると、その
時の各周波数毎の補正値を、補正値格納部123に保存
される(S612)。手動調整モードの解除は、音声調
整解除ボタン144を押下することで解除できる。ま
た、新たに周波数比較を行うために確認ボタン142を
押下した場合にも解除される。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0048】図7は本発明の第2の実施の形態の電話装
置を示す機能ブロック図である。
【0049】図7において、本第2の実施の形態の電話
装置701は、電話装置701全体の制御を司る中央制
御部702と、入力音声に関する各種データを記憶する
ための記憶部703と、各種表示を行う表示部704
と、各種機能キーを実現するためのキーを備えたキーパ
ッド部705と、通話を行うためのハンドセット706
と、音声信号のアナログ−デジタル変換を行うためのA
/D−D/A変換部707と、デジタル音声信号の波形
処理を行うデジタルシグナルプロセッサ(以下DSPと
いう)708と、時間の計測を行うタイマー709と、
ハンドセットの状態を検出するフックスイッチ710
と、ビープ音の送出を行う信号音発生部711と、外線
との通話制御を行うための外線インタフェース(I/
F)部712とを有する。記憶部703には、基準波形
データを保存するための基準波形格納部731と、測定
波形データを保存するための測定波形格納部732と、
波形の補正情報を保存するための補正情報格納部733
と、波形データを一時的に保存するための一時格納部7
34とを有する。キーパッド部705には、基準波形デ
ータを登録を設定するための基準登録ボタン751と、
音声比較の設定を行うための確認ボタン752と、入力
音声を自動的に基準値に合わせるための設定をする自動
調整ボタン753と、手動で調整を行うための設定をす
る手動調整ボタン754と、基準音を確認するための設
定をする基準確認ボタン755と、音声調整を解除する
ための設定をする音声調整解除ボタン756と、補正後
の音声を確認するための設定をする補正データ確認ボタ
ン757と、手動調整時、周波数選択の入力をするため
の左矢印キー758及び右矢印キー759と、レベル調
整の入力をおこなうための上矢印キー760及び下矢印
キー761とを有する。図7において、1本線はデータ
信号、2本線は音声信号を示す。
【0050】図8は、本第2の実施の形態における基準
音声データの登録の手順を示すフローチャート、図9は
本第2の実施の形態における基準音声の確認の手順を示
すフローチャート、図10は本第2の実施の形態におけ
る入力音声と基準音声との比較の手順を示すフローチャ
ート、図11は本第2の実施の形態における入力音声の
自動調整の手順を示すフローチャート、図12は本第2
の実施の形態における入力音声の補正後の確認及び手動
調整の手順を示すフローチャートである。
【0051】次に、本第2の実施の形態の電話装置70
1の送話音声調整方法について、第1の実施の形態の場
合と同様に、各段階に分けて、各段階毎の動作の説明を
図7〜図12と図13〜図15とを参照して説明する。
【0052】尚、本第2の実施の形態においても、利用
者の基準音声データ及び現状の入力音声データとして予
め設定した一例として、「オペレータは、私、○○○○
であります。」等の言葉または短文とする。
【0053】まず、図7と図8とを用い基準波形の登録
方法から説明する。
【0054】電話装置701がオフフック状態になった
ことを、中央制御部702が、フックスイッチ710か
らの情報として検出すると(S801)、次に基準登録
ボタン751の押下待ち状態となる。基準登録ボタン7
51が押下されると(S802)、中央制御部702は
タイマー709に対し、予め決められているタイムアウ
ト時間の設定と、測定タイミングを指定するための測定
時間間隔の設定を行い(S803)計測開始となる。こ
のとき、表示部704に対し、計測中の表示を行う(8
04)。また、中央制御部702は、波形取り込み開始
を示すビープ音を送出するために、信号音送出部711
に対しビープ音の送出を指示する(S805)。
【0055】計測中、中央制御部702は、タイマー7
09からのタイムアウト通知が入ったかをチェックし
(S806)、タイムアウトした場合には、DSP70
8に格納されている測定波形を、記憶部703内の基準
波形格納部731に移す(S807)。また、このとき
波形測定終了を示すビープ音の送出を、信号送出部71
1に指示し行う(S808)。また、表示部704に対
し、計測中表示のクリアを指示する(S809)。タイ
ムアウトしていない場合は、オンフックされたかどうか
の確認をフックスイッチ710からの情報によりチェッ
クする(S810)。ここでオンフックを検出すると、
オンフック時のノイズ成分削除のため、DSP708内
の測定波形のデータの一部を削除したのち(S81
1)、音声波形取り込みを終了し、記憶部703内の基
準波形格納部731に格納する(812)。
【0056】また、表示部704に対し、計測中表示の
クリアを行う(S813)。タイムアウトもオンフック
も検出されていない場合は、音声波形データの取り込み
を行う。ハンドセット706からの音声データはA/D
−D/A変換部707を経由してデジタル化され(S8
14)、DSP708に入力される。音声データはDS
P708で入力波形として取り込まれる(S815)。
このとき、タイマー709からのタイミング信号毎に、
信号音発生部711から、音声入力ためのガイド信号を
発生させ、利用者はハンドセット706から、これを聴
取する。以降、タイムアウトまたはオンフックが検出さ
れるまで、音声波形の取り込みを継続する。
【0057】次に図7と図9とを用い基準データの確認
方法を説明する。
【0058】利用者が、ハンドセット706を上げる
と、中央制御部702は、フックスイッチ710からオ
ンフックを検出し(S901)、更に基準確認ボタン7
55が押下されたことを検出すると(S902)、記憶
部703の基準波形格納部731から、音声を読み出し
(S903)、これをA/D−D/A変換部707でア
ナログ化した後(S904)、ハンドセットに706に
送出する(S905)。これにより利用者は、ハンドセ
ット706から基準音声を確認できる。
【0059】次に図7と図10とを用いて、音声波形比
較方法を解説する。
【0060】電話装置701がオフフック状態になった
ことを、中央制御部702が、フックスイッチ710か
らの情報として検出すると(S1001)、次に確認ボ
タン752の押下待ち状態となる。確認ボタンが押下さ
れると(S1002)、中央制御部702はタイマー7
09に対し、タイムアウト時間の設定を行い(S100
3)計測開始となる。このとき、利用者に計測開始を示
すビープ音の送出を信号音送出部711に指示する(S
1004)。以下、基準波形計測時と同様に音声波形の
取り込みを行い、結果を、記憶部703内の測定波形格
納部732に格納する(S1005)。音声波形の取り
込みが終了すると、中央制御部702は、記憶部703
内の測定波形格納部732内のデータと、基準波形格納
部731内のデータとを比較する(S1006)。
【0061】ここでの比較は、波形の成分をデジタルデ
ータで比較する。得られた差分を記憶部703の補正情
報格納部733に保存する(S1007)。比較の結
果、波形の成分差が許容範囲内であれば(S100
8)、表示部704にその旨の表示を行う(S100
9)。許容範囲外であった場合、図15のように、周波
数のレベルをプロットしたグラフを、測定波形と、基準
波形の両方について表示部に表示し(S1010)、利
用者に対し、どの程度のズレがあるのかを、視覚的に認
識させる。このようにして、利用者は確認を数回繰り返
すことで、基準値に近い波形に合わせ込むことができ
る。
【0062】次に図7と図11とを用いて、自動調整の
動作を説明する。
【0063】波形比較時、利用者が体調不良等の理由に
より、波形を基準値に合わせられない場合は、自動調整
ボタン753を押下することにより、比較に結果得られ
た波形との差分だけ、入力音声波形を自動調整できる。
以下に、自動調整機能の説明を示す。
【0064】波形確認時、利用者が自動調整ボタン75
3を押下すると(S1101)、基準値と測定値の、各
時間毎の周波数毎のレベルの差をパラメータとしたズレ
の傾向が、補正情報格納部733から読み出され(S1
102)、パラメータとしてDSP708にセットされ
る(S1103)。
【0065】以降の通話において、音声入力があると
(S1104)、音声は、A/D−D/A変換部707
を介してデジタル化され、DSP708に入り、DSP
708において、周波数毎のレベル差の補正が行われ
(S1105)、再びA/D−D/A変換部707を介
してアナログ変換され、外線インタフェース部712に
送られる(S1106)。自動調整モードは、オンフッ
ク後も、自動調整モードを維持する(S1107)。自
動調整モードの解除は、音声調整モード解除ボタン75
6を押下することで解除できる。また、新たに周波数比
較を行うために確認ボタン752を押下した場合にも解
除される。
【0066】次に図7と図12とを用いて補正後の音声
を確認する方法を説明する。
【0067】利用者がオフフック後(1201)、補正
データ確認ボタン757を押下し(S1202)、ハン
ドセット706から何らかの音声を入力することで(S
1203)、補正後の音声を聞くことができる(S12
04)。確認の結果がOKであれば、オンフックとなる
(S1205)。もし、ここで、補正後のデータが聞き
取りにくかったり、不自然であったり、利用者の意に反
したものであった場合には、手動での補正が可能であ
る。
【0068】手動調整の方法は、補正後の音声を確認中
または確認後、手動調整ボタン754を押下し(S12
06)、手動調整モードに入る。中央制御部702は、
手動調整ボタン754の押下情報を検出すると、補正情
報格納部733から、周波数1から周波数nまでの各周
波数に対する補正値を読み出し、これを表示部704に
表示する(S1207)。
【0069】ここで、表示部704に、全周波数に対す
る補正値を一度に表示することは困難であるため、表示
部704には、1つの周波数と、それに対する補正値を
数値表示するものとし、手動調整ボタン754押下時に
は、周波数1が表示されるものとする。ここで、表示中
の周波数についてのみレベル調整可能とし、表示する周
波数の選択は、左矢印キー758または、右矢印キー7
59で行う。左矢印キー758を押下すると、中央制御
部702は、現在表示中の周波数の1つ下の周波数を選
択し、周波数と補正値を表示部704に表示する。ま
た、右矢印キー759を押下すると、中央制御部702
は、現在表示中の周波数の1つ上の周波数を選択し、周
波数と補正値を表示部704に表示できる。
【0070】次に選択した周波数の補正値の調整方法を
説明する。
【0071】補正値の調整は、上矢印キー760または
下矢印キー761を使用して行う。中央制御部702
は、手動調整時、上矢印キー760が押下されたことを
検出すると、表示中の周波数nの補正値を現在の設定値
より1dB上げるため、DSP708のパラメータをセ
ットする。同様に下矢印キー761が押下されたことを
中央制御部702が検出すると、表示中の周波数nの補
正値を現在の設定値より1dB下げるため、DSP70
8のパラメータをセットする。
【0072】このように利用者は、表示情報をもとに、
左矢印キー758または右矢印キー759により手動調
整する周波数を選択し、次に上矢印キー760または下
矢印キー761により、対応するレベルを調整する(S
1208)。この間、ハンドセット706から音声を入
力すると(S1209)、補正後の音声を聞くことが出
来る(S1210)。手動調整モードは、オンフックす
る事で終了する(S1211)。中央制御部702は、
フックスイッチ710からのオンフック情報を検出する
と、その時の各周波数毎の補正値を、補正情報格納部7
33に保存される(S1212)。手動調整モードの解
除は、音声調整モード解除ボタン756を押下すること
で解除できる。また、新たに周波数比較を行うために確
認ボタン752を押下した場合にも解除される。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ハンドセ
ットからの入力音声を予め設定された周波数帯域を持っ
た複数の周波数成分に分配するバンドパスフィルター
と、分配された複数の周波数成分毎に入力音声のレベル
を測定する複数のレベル測定手段と、この複数のレベル
測定手段で測定された複数の周波数成分毎のレベルを予
め格納された複数の周波数成分の補正値で調整を行う複
数のレベル補正手段と、利用者の正常時の入力音声に対
する複数のレベル測定手段による測定結果を基準音声レ
ベルデータとして登録する登録手段と、利用者の現状の
入力音声に対する複数のレベル測定手段による測定結果
の平均値を測定音声レベルデータとして格納する第1の
格納手段と、複数の周波数成分毎に前記基準音声レベル
データと測定音声レベルデータとを比較する比較手段
と、この比較手段によって得られた複数の周波数成分毎
の差分を補正値として格納する第2の格納手段と、比較
手段による結果を周波数成分対レベルで表示する表示手
段と、複数のレベル補正手段で補正された利用者の入力
音声を確認する確認手段と、表示手段で表示された複数
の周波数成分毎に表示されているレベルを、周波数単位
に予め設定された単位で手動的に増減する手動レベル調
整手段とを備えることにより、以下に示す効果を有して
いる。
【0074】第1の効果は、例えば、利用者としてオペ
レータが常に適正な音声を意識することで、通話相手が
受ける印象をよくすることができ、ひいては顧客サービ
スの向上を計ることができる。
【0075】その理由は、電話機に周波数毎のレベル測
定機能を備えているためである。
【0076】第2の効果は、オペレータが体調不良等の
理由で、適正な音声に調整できないときでも、相手に最
適な音声を送出することができる。
【0077】その理由は、オペレータの正常の基準音声
データを登録しているので、体調不良時の入力音声を補
正する入力音声調整機能を備えているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電話装置を示す機
能ブロック図である。
【図2】本第1の実施の形態における基準音声データの
登録の手順を示すフローチャートである。
【図3】本第1の実施の形態における基準音声の確認手
順を示すフローチャートである。
【図4】本第1の実施の形態における入力音声と基準音
声との比較の手順を示すフローチャートである。
【図5】本第1の実施の形態における入力音声の自動調
整の手順を示すフローチャートである。
【図6】本第1の実施の形態における入力音声の補正後
の確認及び手動調整の手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態の電話装置を示す機
能ブロック図である。
【図8】本第2の実施の形態における基準音声データの
登録の手順を示すフローチャートである。
【図9】本第2の実施の形態における基準音声の確認の
手順を示すフローチャートである。
【図10】本第2の実施の形態における入力音声と基準
音声との比較の手順を示すフローチャートである。
【図11】本第2の実施の形態における入力音声の自動
調整の手順を示すフローチャートである。
【図12】本第2の実施の形態における入力音声の補正
後の確認及び手動調整の手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】本発明の各実施の形態の形態の電話装置にお
ける各時間毎及び各周波数毎の音声レベルを示す図であ
る。
【図14】本発明の各実施の形態の電話装置の補正値格
納部の補正情報の一例を示す図である。
【図15】本発明の各実施の形態の電話装置の表示部に
おいて、基準音声及び入力音声の各周波数に対するレベ
ルの表示の一例を示す図である。
【図16】従来の電話装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図17】図17に示す従来の電話装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100,701 電話装置 101,702 中央制御部 102,703 記憶部 103,704 表示部 104,705 キーパッド部 105、706 ハンドセット 106,710 フックスイッチ 107 バンドパスフィルター(BPF) 1081〜108n レベル測定部 1091〜109n レベル補正部 110,709 タイマー 111,711 信号音送出部 112,712 外線インタフェース(I/F)部 113,707 A/D−D/A変換部 114 加算器 121 基準値格納部 122 測定値格納部 123 補正値格納部 124,734 一時格納部 125 音声信号格納部 141,751 基準登録ボタン 142,752 確認ボタン 143,753 自動調整ボタン 144,756 音声調整解除ボタン 145,755 基準確認ボタン 146,757 補正データ確認ボタン 147,754 手動調整ボタン 148,758 左矢印キー 149,759 右矢印キー 150,760 上矢印キー 151,761 下矢印キー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−210134(JP,A) 特開 平10−336285(JP,A) 特開 平11−112614(JP,A) 特開 平5−284079(JP,A) 特開 平11−239093(JP,A) 特開 平10−13500(JP,A) 特開 平8−286693(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 G10L 21/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドセットからの入力音声を予め設定
    された周波数帯域を持った複数の周波数成分に分配する
    バンドパスフィルターと、前記分配された前記複数の周
    波数成分毎に前記入力音声のレベルを測定する複数のレ
    ベル測定手段と、この複数のレベル測定手段で測定され
    た前記複数の周波数成分毎のレベルを予め格納された前
    記複数の周波数成分毎の補正値で調整を行う複数のレベ
    ル補正手段と、利用者の正常時の入力音声に対する前記
    複数のレベル測定手段による測定結果を基準音声レベル
    データとして登録する登録手段と、前記利用者の現状の
    入力音声に対する前記複数のレベル測定手段による測定
    結果の平均値を測定音声レベルデータとして格納する第
    1の格納手段と、前記複数の周波数成分毎に前記基準音
    声レベルデータと前記測定音声レベルデータとを比較す
    る比較手段と、この比較手段によって得られた前記複数
    の周波数成分毎の差分を前記補正値として格納する第2
    の格納手段と、前記比較手段による結果を前記複数の周
    波数成分対レベルで表示する表示手段と、前記複数のレ
    ベル補正手段で補正された前記利用者の入力音声を確認
    する確認手段と、前記表示手段で表示された前記複数の
    周波数成分毎に表示されているレベルを、周波数単位に
    予め設定された単位で手動的に増減する手動レベル調整
    手段とを備えることを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 利用者の入力音声の基準となる基準音声
    データを登録する基準音声データ登録方法と、前記基準
    音声データ登録方法で登録された前記基準音声データに
    対する前記利用者の現状の入力音声レベルとの比較を行
    う比較方法と、前記比較後の前記現状の入力音声レベル
    を前記比較方法で得られた補正データに基づいて調整を
    行う調整方法とを有してなり、 前記基準データ登録方法は、電話装置の中央制御部が基
    準登録ボタンの押下を検出すると、ハンドセットからの
    前記利用者の正常時の入力音声をバンドパスフィルター
    によって予め設定された周波数帯域を持った複数の周波
    数成分に分配し、次に前記分配された複数の周波数成分
    毎に複数のレベル測定手段によって計測し、この計測の
    結果のレベルを一時格納手段に格納した後に登録手段に
    基準音声レベルデータとして登録し、前記利用者の正常
    時の入力音声をA/D変換手段によってデジタル化した
    音声信号を音声信号格納手段に格納することを特徴とす
    る電話装置の入力音声調整方法。
  3. 【請求項3】 前記比較方法は、前記基準音声データと
    前記利用者の現状の入力音声との比較確認を設定する確
    認ボタンの押下を前記中央制御部が検出すると、前記利
    用者へ入力音声の計測開示を示す音を信号音送出部から
    送出し、次に前記基準音声データ登録方法と同様な手順
    で前記利用者の現状の入力音声を前記複数の周波数成分
    毎に前記複数のレベル測定手段で計測し、この計測の結
    果を前記利用者の現状の入力音声の音声レベルデータと
    して第1の格納手段に格納し、次に前記中央制御部は、
    前記登録手段からの前記基準音声レベルデータと前記第
    1の格納手段からの前記音声レベルデータとを前記複数
    の周波数成分毎に比較し、この比較で得られた前記複数
    の周波数成分毎のレベルの平均の差分を補正値として第
    2の格納手段に格納し、前記比較の結果、前記差分が予
    め設定された許容範囲の内であればその旨を表示手段に
    表示し、前記許容範囲の外であれば前記表示手段に前記
    複数の周波数成分に対応づけて前記基準音声レベルデー
    タと前記音声レベルデータとをグラフで表示することを
    特徴とする請求項2記載の電話装置の入力音声調整方
    法。
  4. 【請求項4】 前記調整方法は、前記中央制御部が、自
    動調整の設定を行う自動調整ボタンの押下を検出する
    と、前記第2の格納手段から前記複数の周波数成分毎の
    前記補正値を読出し、前記複数の周波数成分毎に備えら
    れた複数のレベル補正手段に対して前記補正値を前記複
    数の周波数成分毎のパラメータとしてセットすることを
    特徴とする請求項2記載の電話装置の入力音声調整方
    法。
  5. 【請求項5】 前記調整方法は、前記利用者が前記自動
    調整された現状の入力音声を聞いて確認した後に、前記
    中央制御部が入力音声の手動調整の設定を行う手動設定
    ボタンの押下を検出すると、前記第2の格納手段から前
    記複数の周波数成分の一つを前記利用者によって選択手
    段で選択された周波数成分の補正値を前記表示手段に表
    示し、前記表示手段に表示された前記補正値を前記利用
    者によってレベル調整手段によって手動で入力される予
    め設定された単位で増減し、この増減した補正値を前記
    選択された周波数成分に対応する前記レベル補正手段に
    パラメータとしてセットすることを特徴とする請求項2
    及び4記載の電話装置の入力音声調整方法。
  6. 【請求項6】 ハンドセットからの入力音声をアナログ
    /デジタル変換を行うA/D変換手段と、このA/D変
    換手段でデジタル変換された前記入力音声のデジタル音
    声信号を予め設定された複数の周波数に周波数分析して
    波形処理を行うデジタル信号処理手段と、利用者の正常
    時の入力音声のデジタル音声信号を前記デジタル信号処
    理手段で処理された音声波形データを基準音声波形デー
    タとして登録して格納される第1の波形データ格納手段
    と、利用者の現状の入力音声のデジタル音声信号を前記
    デジタル信号処理手段で処理された音声波形データを一
    時格納手段に格納した後に計測音声波形データとして格
    納する第2の波形データ格納手段と、前記第1の波形デ
    ータ格納手段に格納されている前記基準波形データを前
    記第2の波形データ格納手段に格納されている前記測定
    音声波形データとを前記複数の周波数毎にレベルデータ
    を比較して得られた前記複数の周波数毎の差分データを
    格納する差分データ格納手段と、前記差分データ格納手
    段に格納された前記差分データに基づいて前記利用者の
    現状の入力音声のデジタル音声を自動的に調整するデジ
    タル音声調整手段と、このデジタル音声調整手段で調整
    されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する
    D/A変換手段と、前記比較による前記基準音声波形デ
    ータと前記測定音声波形データとを前記複数の周波数に
    対応して表示する表示手段と、前記デジタル音声調整手
    段で調整された前記利用者の入力音声を確認する確認手
    段と、前記表示手段で表示された前記複数の周波数に対
    応して表示されたデータを周波数単位に予め設定された
    データ単位で手動的に増減する手動レベル調整手段とを
    備えることを特徴とする電話装置。
  7. 【請求項7】 利用者の入力音声の基準となる基準音声
    波形データを登録する基準音声波形データ登録方法と、
    この基準音声波形データ登録方法で登録された前記基準
    音声波形データに対する前記利用者の現状の入力音声の
    音声波形データとの比較を行う比較方法と、前記比較の
    結果前記利用者の前記音声波データを前記比較方法で得
    られた予め定められた複数の周波数毎の差分データに基
    づいて補正して前記利用者の入力音声を調整する調整方
    法とを有してなり、 前記基準音声波形データ登録方法は、電話装置の中央制
    御部が基準登録ボタンの押下を検出すると、バンドセッ
    トからの前記利用者の正常時の入力音声をA/D変換手
    段で変換したデジタル音声信号をデジタル信号処理手段
    で前記複数の周波数に周波数分析し、この周波数分析の
    結果の音声波形データを基準音声波形データとして第1
    の波形データ格納手段に登録して格納することを特徴と
    する電話装置の入力音声調整方法。
  8. 【請求項8】 前記比較方法は、前記基準音声波形デー
    タに基づいて前記利用者の現状の入力音声との比較確認
    を設定する確認ボタンの押下を前記中央制御部が検出す
    ると、前記利用者へ入力音声の計測開示を示す音を信号
    音送出部から送出させ、次に前記基準音声波形データ登
    録方法と同様な手順で前記利用者の現状の入力音声を前
    記A/D変換手段で変換した後に前記デジタル信号処理
    手段で前記複数の周波数に周波数分析してその結果の音
    声波形データを前記利用者の入力音声の測定音声波形デ
    ータとして第2の波形データ格納手段に格納し、次に中
    央制御部は、第1の波形データ格納手段からの前記基準
    音声波形データと前記第2の波形データ格納手段からの
    前記測定音声波形データとを前記複数の周波数毎に比較
    し、この比較で得られた前記複数の周波数毎の差分デー
    タを補正値として補正値格納手段に格納し、前記比較の
    結果前記差分データが予め設定された許容範囲の内であ
    ればその旨を表示手段に表示し、前記許容範囲の外であ
    れば前記表示手段に前記基準音声波形データと、前記現
    状の入力音声の測定音声の波形データとを表示すること
    を特徴とする請求項7記載の電話装置の入力音声調整方
    法。
  9. 【請求項9】 前記調整方法は、前記中央制御部が、自
    動調整の設定を行う自動調整ボタンの押下を検出する
    と、補正値格納手段から前記複数の周波数毎の前記補正
    値を読出し、前記デジタル信号処理手段に前記補正値を
    パラメータとしてセットすることを特徴とする請求項7
    記載の電話装置の入力音声調整方法。
  10. 【請求項10】 前記調整方法は、前記利用者が前記自
    動調整された現状の入力音声を聞いて確認した後に、前
    記制御部が入力音声の手動調整の設定を行う手動設定ボ
    タンの押下を検出すると、前記補正値格納手段から前記
    複数の周波数の内の一つを前記利用者によって選択手段
    で選択された周波数の補正値を前記表示手段に表示し、
    前記表示手段に表示された前記補正値を前記利用者によ
    って差分データ調整手段によって手動で入力される予め
    設定された単位データで増減し、この増減した補正値を
    前記選択された周波数に対するパラメータとして前記デ
    ジタル信号処理手段にセットすること特徴とする請求項
    7及び9記載の電話装置の入力音声調整方法。
  11. 【請求項11】 前記利用者の正常時の入力音声及び現
    状の入力音声は共に予め定められた言葉又は短文の入力
    音声であることを特徴とする請求項1,2,6及び7記
    載の電話装置とその入力音声調整方法。
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