JP3415433B2 - 蛍光ランプソケット - Google Patents

蛍光ランプソケット

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JP3415433B2
JP3415433B2 JP09392798A JP9392798A JP3415433B2 JP 3415433 B2 JP3415433 B2 JP 3415433B2 JP 09392798 A JP09392798 A JP 09392798A JP 9392798 A JP9392798 A JP 9392798A JP 3415433 B2 JP3415433 B2 JP 3415433B2
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socket
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Inventor
隆王 金田
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株式会社キョウワデバイス
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は蛍光ランプを介在
させて一対のソケットを向かい合わせて使用する蛍光ラ
ンプソケット(以下、ソケットと略称する。)に関し、
より詳細にはこの種ソケットの導電片とランプピンの接
触手段の改良創作に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のソケットとして、ランプ
の端部を受け止めると共にランプピンが貫通すべきピン
孔を設けた受け板を、ソケット正面に設けた開口の裏側
からあてがい、一端をソケットに固定した板バネ状の導
電片の他端の当接部によりこの受け板のピン孔付近を押
圧するものが公知である(例えば、実公平1─4383
1号)。そして、この種ソケットにおいては、ピン孔に
ランプピンを挿入してランプの端部をソケットの受け板
に押圧した状態で、ランプは向かい合わせられた一対の
ソケット間に挟持されるものであり、この際、ピン孔を
貫通したランプピンの端部が受け板をソケット内壁に対
し押圧している導電片の当接部に当接することにより、
ランプピンと導電片の導通が図られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては導電片にはランプピンの端部が接触す
るので、製造工程上のばらつきによりランプピンの端部
に凹凸がある場合は接触面積が小さくなり導電が不安定
になるおそれがあった。
【0004】又、ランプの装着前は導電片は受け板を押
圧しているが、ランプの装着後は受け板のピン孔を貫通
したランプピンが受け板を当接するので、本来ランプの
端部を押圧すべき受け板がその機能を果たさなくなるお
それがあり、受板を押圧すべきコイルバネを別途設けな
くてはならない問題もあった。
【0005】以上のような問題点のうち、前者の問題点
を技術的課題とした公知発明としては、導電片の当接部
にH型のスリットを打ち抜いたことを特徴とする発明が
存する。しかしながら、この公知発明においてはランプ
ピンが挿通する対象は打ち抜いたH型のスリットなので
変形した場合の復元力が弱く、太いランプピンがスリッ
トを押し開きながら挿通した場合には、次回にこれより
小径のランプピンを挿通しても押し開きにより若干変形
したスリットの内縁がランプピンの外周にうまく接触し
ないおそれがあった。又、導電片に複雑なH型のスリッ
トを打ち抜かなければならないので製造コストを要する
問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の従来技
術の問題を解消した蛍光ランプソケットを提供すること
を目的としたものであり、ランプの端部を受け止めると
共にランプピンが貫通すべきピン孔を設けた受け板をソ
ケット正面に設けた開口の裏側からあてがい、一端をソ
ケットに固定した板バネ状の導電片の他端の当接部によ
りこの受け板のピン孔付近をソケット内壁に対し押圧す
べきソケットにおいて、導電片の当接部側を2股状に切
り欠き、この2股状の切り欠きをランプピンが挿通可能
な幅に設定したことを特徴とする。
【0007】よって、この発明の蛍光ランプソケットに
よれば、受け板のピン孔を貫通したランプピンは導電片
の当接部の2股状の切り欠きを押し開きながら挿通する
ことにより、導電片と導通する作用を生じる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の蛍光ランプソケ
ットの具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図
1はこの発明の蛍光ランプソケットの一例を示す分解斜
視図である。図中符号10はソケット本体であり、この
本体10は一端を開放したケース状に構成されると共
に、正面には受け板20を裏側からあてがうことにより
露出させる開口11が設けられる。
【0009】受け板20はランプLの端部を受け止める
ための機能を果たすものであり、中央にランプピンLP
が貫通すべき一対のピン孔21、21が設けられると共
に、周側にはソケット本10の開口11の裏側からあて
がった際の抜け止めとするための張り出し22が設けら
れる。
【0010】一方、図中符号30は上記のソケットの本
体10の開放箇所に嵌入される駒体であり、この実施例
においては導電片はこの駒体に固定される。
【0011】図中符号1は導電片である。この導電片1
は弾性素材により板バネ状に構成されるものであり、逆
V字状に折り曲げた一端4をソケット本体10に嵌入さ
れる駒体30の溝部31に挿入することによりソケット
本体10への固定手段とすると共に、他端を上方に引き
上げて受け板20への当接部2とする(図4参照)。そ
して、導電片1の当接部2側を2股状に切り欠き、この
2股状の切り欠き3はランプピンLPが挿通可能な幅に
設定される。この切り欠き3は挿通ランプピンLPによ
り押し開きを容易にすると共に、それを引き抜いた際に
当初の形状に復帰するように押し開き方向への充分な弾
性を確保することが必要であり、この弾性は切り欠き3
の全長を長くしてストロークを確保することにより実現
される。この場合、どの程度の全長が必要かは導電片1
の素材及び厚みにより決定されるが、一例としてこの実
施例においては導電片の当接部2の全長以上に設定して
いる(図1及び3参照)。
【0012】尚、ソケット本体10へ固定される導電片
1の一端4は外部の電線に接続され、その手段は任意で
あるが、ここでは駒体30に設けた電線挿入孔32より
挿入される電線Cの先端を導電片1の一端4と駒体30
の内壁間に挿入する即結端子形式のものを例示してい
る。
【0013】
【発明の効果】以上の構成よりなる、この発明の蛍光ラ
ンプソケットは次の特有の効果を奏する。 ランプピンの端部と導電片の当接でなく、導電片に設
けた2股状の切り欠きへのランプピンの挿通により切り
欠き内縁部とランプピン外周部の導通を実現するので、
製造工程上のばらつきによるランプピンの端部の凹凸に
かかわらず常に良好な導通が実現される。
【0014】ランプピンが導電片に設けた2股状の切
り欠きを貫通する結果、ランプ装着時においても導電片
の当接部は受け板を押圧するので、ランプの確実な挟持
が実現され、受け板を押圧するための補助のコイルばね
が不要となりソケットの構造を簡素化することが可能と
なる。
【0015】ランプピンは一端が開放された導電片に
設けた2股状の切り欠き内に挿通されるので、切り欠き
の全長を長くすることにより、ランプピンにより押し開
かれる切り欠きのストロークを確保して、もって切り欠
きの充分な弾性を確保することができる。そこで、ラン
プピンを引き抜いた後には導電片の切り欠きは確実に当
初形状に復帰するので、ランプピンの太さにばらつきが
ある場合でも確実な導通作用が実現される。
【0016】導電片に2股状の切り欠きを施すだけで
済むので加工が容易であり、得られる効果に対し低コス
トで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の蛍光ランプソケットの一例を示す分
解斜視図。
【図2】同上、組み立て状態の斜視図。
【図3】同上、導電片の斜視図。
【図4】同上、一部切り欠き斜視図。
【符号の説明】
1 導電片 2 当接部 3 切り欠き 10 ソケット本体 20 受け板 L ランプ LP ランプピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ(L)の端部を受け止めると共に
    ランプピン(LP)が貫通すべきピン孔(21)を設け
    た受け板(20)をソケット正面に設けた開口(11)
    の裏側からあてがい、一端(4)をソケットに固定した
    板バネ状の導電片(1)の他端の当接部(2)によりこ
    の受け板(20)のピン孔付近をソケット内壁に対し押
    圧すべきソケットにおいて、導電片(1)の当接部側を
    2股状に切り欠くと共に、この2股状の切り欠き(3)
    をランプピン(LP)が挿通可能な幅に設定し、2股状
    の切り欠き(3)へのランプピン(LP)の挿通により
    切り欠き内縁部とランプピン外周部の導通を実現するこ
    とを特徴とする蛍光ランプソケット。
  2. 【請求項2】 導電片に設ける2股状の切り欠き(3)
    の長さは、導電片(1)の受け板(20)への当接部
    (2)の全長以上である請求項1記載の蛍光ランプソケ
    ット。
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