JP3414981B2 - 変速機操作装置 - Google Patents

変速機操作装置

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JP3414981B2
JP3414981B2 JP09330797A JP9330797A JP3414981B2 JP 3414981 B2 JP3414981 B2 JP 3414981B2 JP 09330797 A JP09330797 A JP 09330797A JP 9330797 A JP9330797 A JP 9330797A JP 3414981 B2 JP3414981 B2 JP 3414981B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機操作装置に
関し、変速機操作装置のセレクト操作用アクチュエータ
及びシフト操作用アクチュエータの両方の改良に適用可
能である。
【0002】
【従来の技術】大型の変速機を有するバスやトラックな
どでは、変速機操作装置にアクチュエータが組み込ま
れ、軽い力で円滑な変速機操作をすることができるよう
になっている。
【0003】図14は本願の出願人が特願平8−323
799号において開示した変速機操作装置のシフト操作
用アクチュエータ及び切換弁を示した縦断面図、図15
はその部分拡大断面図である。このシフト操作用アクチ
ュエータ1は、シリンダハウジング2内に、シリンダ穴
3a及びこれよりも内径が大きいシリンダ穴3bが形成
されている。
【0004】小さい方のシリンダ穴3aには、メインピ
ストン4が摺動自在に収納され、該メインピストン4は
ピストンロッド5に取付けられている。大きい方のシリ
ンダ穴3bにはピストンロッド5の一方の端部側に配置
したフリーピストン6が収納されており、メインピスト
ン4及びフリーピストン6と、中間位置に設けられた隔
壁体7とによって、シリンダハウジング2内に3つの圧
力室8a,8b,9が画成されている。
【0005】また、アクチュエータ1は、対応するそれ
ぞれの圧力室8a,8b,9に連通する複数のシリンダ
側通路30〜34,40,41,43〜46(図16及
び図17参照)等がシリンダハウジング2に形成され、
各バルブハウジング18,19には対応するこれらシリ
ンダ側通路に連通するそれぞれのバルブ側通路36,3
7,52〜57,59,72(図17及び図18参照)
等を形成し、それぞれ同形の切換弁体を有し3つの圧力
室8a,8b,9に対し圧縮エアを供給排出する切換え
のための3つの電磁切換弁MVa,MVb,MVcがシ
リンダハウジング2に取付けられている。
【0006】シフト操作用アクチュエータ1は、図示し
ないエアタンクからの圧縮エアが、対応する通路を経由
して各圧力室8a,8b,9へそれぞれの電磁切換弁M
Va,MVb,MVcを介して供給される。そして、端
部の圧力室9へ圧縮エアを供給することにより、フリー
ピストン6が隔壁体7に当接して位置決めされるととも
に、圧縮エアを圧力室8bへ供給することによって、ピ
ストンロッド5がフリーピストン6に当接するまで移動
し、ピストンロッド5と共に移動するストライカ13に
よって受けレバー15がその軸14を中心にして回動す
る。これにより、メインピストン4が図14に示すシフ
トパターンCの中立位置N1 〜N3 のいずれかに位置す
る。また、すべての圧力室8a,8b,9を大気に開放
した状態から、圧力室8aへ圧縮エアを供給すると、シ
フトパターンCの位置F側へのシフト操作がなされる。
更に、図14に示す状態から圧力室8bへ圧縮エアを供
給すると、シフトパターンCの位置R側へのシフト操作
がなされる。
【0007】シフト操作用アクチュエータ1に対し垂直
方向に沿って配置されるセレクト操作用アクチュエータ
についても、所定の通路を経由して3つの各圧力室へそ
れぞれの電磁切換弁を介して圧縮エアが供給されて作動
し、操作力を図示しない操作レバーへ伝達してセレクト
操作が行われようになっている。
【0008】各電磁切換弁MVa,MVb,MVc及び
セレクト操作用アクチュエータの各電磁切換弁は、いず
れも非励磁状態(オフ)で対応する圧力室を大気に開放
し、励磁状態(オン)で対応する圧力室をエアタンクに
連通させる。各電磁切換弁の制御はコントローラによっ
て行われる。
【0009】また、シフト操作用アクチュエータ1とセ
レクト操作用アクチュエータとは、図14に示すシフト
パターンCに対応するように配置されている。従って、
シフト操作用アクチュエータ1のメインピストン4が第
1のシリンダ穴3aの中間位置にあるときにのみ、セレ
クト操作用アクチュエータは作動可能である。シフトレ
バーの操作に応じて、セレクト操作用アクチュエータか
ら操作力を受ける受けレバーがシフトパターンCの位置
1 ,N2 ,N3 のいずれかに対応する位置にあるとき
にのみ、シフト操作用アクチュエータ1は作動が可能で
ある。
【0010】そして、アクチュエータ1の圧力室8a
は、圧力室8bと圧力室9との間にあって、作動時にお
いて通路44等を通じて行われる圧力供給過程と作動後
開放時において排出通路33を通じて行われる排気過程
以外に、フリーピストン6でピストンロッド5が押され
てメインピストン4が移動する時に通路33を通じて行
われる吸気過程がある。これに対して、圧力室8bと圧
力室9では、いずれも吸気過程がなく、作動時において
それぞれ通路45,72等を通じて行われる圧力供給過
程と、作動後開放時において,排気孔18c(図17参
照)等を通じて行われる排気過程とがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の変速機操作
装置のアクチュエータでは、圧力室8aにあっては、排
気がシリンダハウジング2の内部の大気圧室62内に噴
出し、その勢いが強いので、ピストンロッド5の軸受部
16のグリース等の潤滑剤を吹き飛ばして、摩耗を促進
させてしまうという問題点がある。圧力室8bと圧力室
9とでは、洗車時や雨等による水の浸入、及び塵埃の侵
入のおそれがあるという問題点がある。
【0012】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みなさ
れたものであって、その目的は、耐水性及び耐塵性を向
上させ、潤滑剤が吹き飛ばされず、耐久性を確保するこ
とができる変速機操作装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1シリンダ内に摺動自在に配設され、
この第1シリンダ内を第1圧力室と第2圧力室とに区画
するピストンと、前記第2圧力室の端壁の外側に配設さ
れた前記第1シリンダより大径の第2シリンダ内に摺動
自在に配設され、この第2シリンダ内を前記第2圧力室
側の大気室と第3圧力室とに区画するフリーピストン
と、前記ピストンに設けられ、その一端が前記端壁を貫
通して前記フリーピストンに当接可能なピストンロッド
とを有する変速機操作用アクチュエータと、前記第1、
第2、および第3圧力室にそれぞれ接続され、この各圧
力室への流体の供給および排出を行う第1、第2、およ
び第3の電磁切換弁を備え、これら第1、第2、および
第3の電磁切換弁を制御することにより前記ピストンを
前記第1シリンダ内の前記第1圧力室側の第1位置と、
中央部の第2位置と、前記第2圧力室側の第3位置との
位置に位置制御する変速機操作装置において、常時前記
第2圧力室に連通する出力口と非作動時接続し、作動時
に遮断される前記第2の電磁切換弁の排出口を、前記ピ
ストンロッドの他端側が貫通してその一部が位置する前
記第1圧力室の端壁の外側に形成された前記変速機操作
用アクチュエータのハウジング内の大気圧室に、絞りが
配設された吸入排出通路で連通させるとともに、前記絞
りより前記排出口側の前記吸入排出通路を外部からの大
気の流入を阻止する逆止弁を介して大気に連通させるこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る変速機
操作装置について、シフト操作用アクチュエータに適用
した場合を例として、図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1は本発明の実施の形態に係る変速機操作装置の
シフト操作用アクチュエータ及び電磁切換弁の要部を各
々のほぼ中心位置で縦断して示した部分断面図、図2は
図1のA−A断面における部分端面図、図3は図1の正
面図、図4は図1の部分平断面図、図5は図1の横断面
図であって、いずれも図15〜図18に示す従来の場合
と同一又は対応する部分に同一の符号を付けてある。
【0015】この変速機操作装置のシフト操作用アクチ
ュエータ1Aは、中空のピストンロッド5に取付けられ
たメインピストン4と、フリーピストン6と、隔壁体7
によって、シリンダハウジング2内に流体の供給及び排
出以外に吸入も行われる給排吸圧力室8aと、流体の供
給及び排出が選択的に行われる給排圧力室8bと、給排
圧力室9とが画成され、これらの圧力室8a,8b,9
に対し圧力流体としての圧縮エアを供給排出する切換え
のための3つの電磁切換弁MVa,MVb(図4参
照),MVcがバルブハウジング18,19に設けられ
ている。
【0016】また、シフト操作用アクチュエータ1A
は、対応するそれぞれの圧力室8a,8b,9に連通す
る複数のシリンダ側通路30〜34,40,41,43
〜46等がシリンダハウジング2に形成され、各バルブ
ハウジング18,19には対応するこれらのシリンダ側
通路に連通するそれぞれのバルブ側通路36,37,5
2〜57,59等を形成し、給排吸圧力室8aに連通す
る吸入排出通路33の絞り部であるオリフィス33a及
び別の吸入排出通路の絞り部としてのオリフィス63,
64とを備え、給排吸圧力室8a及び給排圧力室8b,
9に連通する排出通路への外部からの流入を阻止する逆
止弁23,24,25(図3及び図5参照)を設け、こ
れらの逆止弁を通じてそれぞれの対応する圧力室からエ
アの排出を行うようになっている。そして、シフト操作
用アクチュエータ1A及びセレクト操作用アクチュエー
タは、図示しないエアタンクから供給される圧縮エアに
よって作動する。
【0017】さらに、シフト操作用アクチュエータ1A
は、シリンダハウジング2が、第1のブロック11と、
第2のブロック12との間に隔壁体7のフランジ7aを
挟み、これらを組み合わせて構成され、第1のブロック
11の側面及び第2のブロック12の端部にそれぞれの
バルブハウジング18,19を装着してあり、第1のブ
ロック11内にはメインピストン4及び隔壁体7によっ
て2つの圧力室8a,8bが画成され、第2のブロック
12内にはフリーピストン6側の圧力室9が画成されて
いる。シリンダハウジング2内には、メインピストン4
用のストッパ49a、及びフリーピストン6用のストッ
パ49dが設けられ、バルブハウジング19に共通の供
給ポート19bを備えている。
【0018】シリンダハウジング2は、第1のブロック
11,及び第2のブロック12の一方の側面に厚肉壁1
1a,12aを有し、図2にも示すように、軸線に平行
に且つ間隔を置いて厚肉壁11a,12a及びバルブハ
ウジング19に亘って供給用の共通通路30が穿設さ
れ、第1のブロック11の厚肉壁11aに2つの給排通
路31,32及び1つの吸入排出通路33が穿設され、
第2のブロック12の端壁12bに別の給排通路34が
穿設されている。バルブハウジング19には上記共通通
路30から直角に分岐したバルブ側供給通路36が穿設
されている。
【0019】給排圧力室9用の逆止弁25は、図5に示
すように、バルブハウジング19に設けた対応する排出
通路79に連通する筒体26と、これの先端の弁座26
aに接離する排気弁体27と、該排気弁体27を着座す
る方向に付勢する圧縮ばね28とを備え、カバー29で
排気弁体27及び圧縮ばね28等が覆われており、筒体
26の外周の雄ねじ26bをバルブハウジング19のね
じ穴19eにねじ込んで、バルブハウジング19の取付
座面19dに上向きにして螺着されている。そして、逆
止弁25は、排気時のみ、圧縮ばね28の付勢力に抗し
て排気弁体27が弁座26aから離れて排出通路79を
大気中に開放する。他の2つの逆止弁23,24は、図
7に示すように、バルブハウジング18に取付けられ、
それぞれ対応する給排吸圧力室8a及び給排圧力室8b
に連通する排出通路77,78に直交させて取付座面1
8dに開けたねじ穴18eに筒体26をねじ込んで取付
けられている以外は上述の逆止弁25と同じなので、同
一部分に同一符号を付けて示し、重複説明を省略する。
【0020】供給用の共通通路30は、供給ポート19
bから第1のブロック11の厚肉壁11aの途中の位置
まで真直に連続し、図1及び図2に示すように端部及び
中間位置でそれぞれの直交通路40,41が続いてお
り、端部の直交通路40及びこれに接続するバルブ側供
給通路52と、さらにこれに続く図4に示す分岐通路5
4,55等とを経由しそれぞれ対応する電磁切換弁MV
a,MVbの弁室97に連通して更にメインピストン4
の両側の圧力室8a,8bに係合し、中間位置で直交す
る直交通路41がバルブ側供給通路53と図4に示す分
岐通路56,57等を経てそれぞれ対応する電磁切換弁
MVa,MVbの作動圧室51に係合する。
【0021】図2において、共通通路30の両側の平行
な長短2つのシリンダ側給排通路31,32は、隔壁体
7に接する第1のブロック11の一端から途中位置まで
連続し、それぞれ端部及び中間位置で直交する直交通路
43〜46が続いており、短い方の給排通路31の端部
及び長い方の給排通路32の中間位置で直交する各直交
通路43,46がそれぞれの電磁切換弁MVa,MVb
の出口に連通する給排通路59に接続され、短い方の給
排通路31の中間位置及び長い方の給排通路32の端部
で直交する各直交通路44,45がそれぞれの対応する
圧力室8a,8bに接続されている。シリンダ側吸入排
出通路33は、図2において、第1のブロック11の一
端から大気圧室62に対応する位置まで連続し、中間位
置で直交するオリフィス63がバルブ側オリフィス64
に接続されている。そして、シリンダ側吸入排出通路3
3は、直交するオリフィス33aを介して大気圧室62
に連通している。
【0022】2つの圧力室8a,8bに対応する両電磁
切換弁MVa,MVbは、図4に示すように、共通のバ
ルブハウジング18に設けられ、第1のブロック11の
厚肉壁11aの外面に、相互接合部における通路の外周
をそれぞれ囲繞する環状シール部材91をサンドイッチ
構造にて第1のブロック11とバルブハウジング18と
の間に挟むようにして取付けられている。また、電磁切
換弁MVa,MVbは、それぞれ切換弁体85、バルブ
リフタ86、弁座87aが形成された固定部材87、圧
縮ばね88で相互に離反する方向に付勢された一対の電
磁弁体89及び電磁コイル90等を備えている。一対の
電磁弁体89は、共通の筒体94中に収納されていて、
該筒体94がその外周に配置した圧縮ばね95によって
弁座87aの方向に付勢されている。バルブハウジング
18は、栓体96で一端を密閉したそれぞれの弁室97
に弁座18aが形成され、バルブリフタ86を付勢する
圧縮ばね92のばね室93に連通する給排通路59と、
図6に示すように、弁室97に連通する供給通路52
と、図7に示すように、バルブリフタ86が摺動する穴
に連通するオリフィス64と、図8に示すように、固定
部材87の外周の環状空間81に連通する供給通路53
とをそれぞれ備え、これらの各通路が対応するシリンダ
側通路に接続されている。
【0023】バルブリフタ86は、小径押圧部86aを
一体に有し、該小径押圧部86aの外周に配置した圧縮
ばね92で付勢されており、小径押圧部86aの先端か
ら途中までの中心穴86b及びこれに続く複数の半径方
向孔86cを有している。そして、電磁切換弁MVa内
のバルブリフタ86の中心穴86bはバルブハウジング
18のオリフィス64及びシリンダハウジング2に開け
たオリフィス63を介して吸入排出通路33及び排気通
路77に連通し、電磁切換弁MVbの方のバルブリフタ
86の中心穴86bはバルブハウジング18に開けた対
応する排気通路78に通じている。固定部材87は、図
4に示すように、電磁弁体89が接離する弁座87aを
有し、この弁座87aの中心を通り途中で曲がって供給
通路53に連通する折曲連通孔87bと、一端が弁座8
7aの外周の環状空間82に開口し他端がバルブリフタ
86との間の作動圧室51に開口する真直連通孔87c
とを備えている。
【0024】フリーピストン6側の圧力室9に対応する
電磁切換弁MVcは、図1に示すように、シリンダハウ
ジング2の端壁12bの外面に、相互接合部における通
路の外周を囲繞する環状シール部材91を配設して取り
付けられ、図5に示すように、電磁弁体89及び電磁コ
イル90と、バルブハウジング19内の切換弁体85、
バルブリフタ86及び固定部材87等とを備え、固定部
材87の外周の環状空間81に供給通路36が連通して
いる。バルブハウジング19は、栓体96で一端を密閉
した弁室97に弁座19aが形成され、図9に示すよう
に、供給通路36がこれに直交する通路98を介して弁
室97に連通し、図10に示すように、バルブリフタ8
6が摺動する穴に排気通路79が連通し、図11に示す
ように、供給通路36が共通通路30に連通し、図12
に示すように、給排通路72がバルブリフタ86を付勢
する圧縮ばね92のばね室93に連通し且つ対応するシ
リンダ側の図1に示す給排通路34に接続されている。
【0025】バルブリフタ86は、小径押圧部86aを
一体に有し、該小径押圧部86aの外周に配置した圧縮
ばね92で切換弁体85から離れる方向に付勢されてお
り、小径押圧部86aの先端から途中までの中心穴86
b及びこれに続く複数の半径方向孔86cが排気通路7
8に連通している。固定部材87は、電磁弁体89が接
離する弁座87aを有し、この弁座87aの中心を通り
途中で曲がって供給通路36に連通する折曲連通孔87
bと、一端が弁座87aの外周の環状空間82に開口し
他端が供給通路36に続く真直連通孔87cとを備えて
いる。折曲連通孔87bは固定部材87の外周の環状空
間81を介して供給通路36に接続され、真直連通孔8
7cはバルブリフタ86と固定部材87との間に形成さ
れた作動圧室51に開口している。
【0026】電磁切換弁MVaは、オンで電磁コイル9
0が励磁されると、電磁弁体89が弁座87aから離れ
る。これにより、供給ポート19bに常時供給されてい
る圧縮エアが共通通路30、シリンダ側とバルブ側の各
供給通路41,53、分岐通路56、環状空間81、折
曲連通孔87b及び真直連通孔87cを通って作動圧室
51に達する。作動圧室51の昇圧によって、バルブリ
フタ86が圧縮ばね92の付勢力に抗して摺動し、切換
弁体85を押圧してその弁座18aから離反させるの
で、供給ポート19bに常時供給されている圧縮エアは
共通通路30及びシリンダ側とバルブ側の各供給通路4
0,52、分岐通路54を通じて弁室97に入る。さら
にこの圧縮エアは、バルブ側とシリンダ側の各給排通路
59,34、短い方のシリンダ側通路31及び圧力室8
aに開口する通路44を通じて該圧力室8aに供給さ
れ、他方の圧力室8bからは逆止弁24を通じて排気さ
れる。電磁切換弁MVbの動作は、上述とほぼ同様なの
で、説明を省略する。
【0027】電磁切換弁MVcも動作自体は上述と同様
である。即ち、オンで電磁コイル90が励磁されたと
き、電磁弁体89が弁座87aから離れる。これによ
り、供給ポート19bに常時供給されている圧縮エアが
共通通路30、供給通路36、環状空間81、折曲連通
孔87b及び真直連通孔87cを通って作動圧室51に
達する。作動圧室51の昇圧によって、バルブリフタ8
6が圧縮ばね92の付勢力に抗して摺動し、切換弁体8
5を押圧してその弁座19aから離反させるので、供給
ポート19bに常時供給されている圧縮エアは供給通路
36を通じて弁室97に入る。さらにこの圧縮エアは、
バルブ側とシリンダ側の各給排通路72,34を通じて
フリーピストン6側の圧力室9に供給され、フリーピス
トン6を摺動させる。この摺動によって、ピストンロッ
ド5及びメインピストン4が図1において左方向へ動く
と、圧力室8aにエアが吸入される。このエア吸入は、
オリフィス33a、及びオリフィス64とこれに続くオ
リフィス63とを通じて行われる。
【0028】本発明の上記実施の形態に係るアクチュエ
ータ1Aは、逆止弁23〜25をいずれも上向きに取付
けてあるので、運搬時等にカバー29を潰してしまうお
それがなく、シリンダハウジング2に必要な通路を形成
するとともに、バルブハウジング18,19にも対応す
る通路を形成して電磁切換弁をシリンダハウジング2に
取付けてあるので、外部配管を必要とせず、小型化が容
易であるという利点がある。
【0029】本発明の上記実施の形態に係る変速機操作
装置の動作は図14に示した従来のものと同じなので説
明を省略する。
【0030】なお、本発明は、上記実施の形態によって
限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例
えば、シフト操作用アクチュエータ1Aのみならずセレ
クト操作用アクチュエータにも適用することができ、フ
リーピストン6がシリンダハウジング2の両端にある場
合には、吸入排出通路を各電磁切換弁MVa,MVbに
対しそれぞれ設けるのが望ましく、電磁切換弁を追加す
る場合には、シリンダハウジング2の両側面を厚肉壁と
してもよい。また、絞り部としてのオリフィス63,6
4に代えて図13に示すようなチェック弁69を付けて
もよい。この場合、弁室69a内の弁体70が接離する
弁座69bの一部分に切欠き69cを設け、排気の時に
は閉弁して通路33への回り込みを防止し、吸気の時に
は切欠き69cから円滑に吸入が行われる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、常時前記第2圧力室に連通す
る出力口と非作動時接続し、作動時に遮断される前記第
2の電磁切換弁の排出口を、前記ピストンロッドの他端
側が貫通してその一部が位置する前記第1圧力室の端壁
の外側に形成された前記変速機操作用アクチュエータの
ハウジング内の大気圧室に、絞りが配設された吸入排出
通路で連通させるとともに、前記絞りより前記排出口側
の前記吸入排出通路を外部からの大気の流入を阻止する
逆止弁を介して大気に連通させることにより、排出通路
への外部からの流入が逆止弁で阻止されるので、耐水性
及び耐塵性を向上させることができるという効果を奏す
る。また、前記第1および第3の電磁切換弁の、それぞ
れ常時前記第1圧力室または第3圧力室に連通するそれ
ぞれに出力口と非作動時接続し、作動時に遮断される
出口を、それぞれ外部からの大気の流入を阻止する逆止
弁を介して大気に連通させることにより、排気時に絞り
部で絞られるので、潤滑剤が飛ぶのを防止し、耐久性を
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る変速機操作装置のシ
フト操作用アクチュエータ及び切換弁の要部を各々の中
心位置で縦断して示した部分断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面における部分端面
図である。
【図3】図1の切換弁の一部を取外して示した正面図で
ある。
【図4】図1の切換弁の中心を通る位置における平断面
図である。
【図5】図1の横断面図である。
【図6】図4のB−B線に沿った断面図である。
【図7】図4のC−C線に沿った断面図である。
【図8】図4のD−D線に沿った断面図である。
【図9】図5のE−E線に沿った断面図である。
【図10】図5のF−F線に沿った断面図である。
【図11】図5のG−G線に沿った断面図である。
【図12】図1のH−H線に沿った拡大断面図である。
【図13】本発明の変形例を示す部分断面図である。
【図14】従来の変速機操作装置のシフト操作用アクチ
ュエータ及び切換弁の全体を示した中心位置における縦
断面図である。
【図15】図14の要部を縦断し拡大して示した部分断
面図である。
【図16】図15のI−I線に沿った断面図である。
【図17】図15の横断面図である。
【図18】図15のJ−J線に沿った断面図である。
【符号の説明】
MVa〜MVc 電磁切換弁 1A シフト操作用アクチュエータ 2 シリンダハウジング 4 メインピストン 5 ピストンロッド 6 フリーピストン 7 隔壁体 8a 給排吸圧力室 8b,9 給排圧力室 18 バルブハウジング 30 供給用の共通通路 31,32 シリンダ側給排通路 33 シリンダ側吸入排出通路 33a オリフィス(絞り部) 34 シリンダ側給排通路 36,37 バルブ側供給通路 40〜46 直交通路 51 作動圧室 52,53 供給通路 54〜57 分岐通路 59 給排通路 63,64 オリフィス(絞り部) 66 環状シール部材 72 給排通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/26 - 61/36 F16H 63/00 - 63/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1シリンダ内に摺動自在に配設され、
    この第1シリンダ内を第1圧力室と第2圧力室とに区画
    するピストンと、前記第2圧力室の端壁の外側に配設さ
    れた前記第1シリンダより大径の第2シリンダ内に摺動
    自在に配設され、この第2シリンダ内を前記第2圧力室
    側の大気室と第3圧力室とに区画するフリーピストン
    と、前記ピストンに設けられ、その一端が前記端壁を貫
    通して前記フリーピストンに当接可能なピストンロッド
    とを有する変速機操作用アクチュエータと、前記第1、
    第2、および第3圧力室にそれぞれ接続され、この各圧
    力室への流体の供給および排出を行う第1、第2、およ
    び第3の電磁切換弁を備え、これら第1、第2、および
    第3の電磁切換弁を制御することにより前記ピストンを
    前記第1シリンダ内の前記第1圧力室側の第1位置と、
    中央部の第2位置と、前記第2圧力室側の第3位置との
    位置に位置制御する変速機操作装置において、常時前記第2圧力室に連通する出力口と非作動時接続
    し、作動時に遮断される前記第2の電磁切換弁の排出口
    を、前記ピストンロッドの他端側が貫通してその一部が
    位置する前記第1圧力室の端壁の外側に形成された前記
    変速機操作用アクチュエータのハウジング内の大気圧室
    に絞りが配設された吸入排出通路で連通させるととも
    に、前記絞りより前記排出口側の前記吸入排出通路を
    部からの大気の流入を阻止する逆止弁を介して大気に連
    通させることを特徴とする変速機操作装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第3の電磁切換弁の、そ
    れぞれ常時前記第1圧力室または第3圧力室に連通する
    それぞれに出力口と非作動時接続し、作動時に遮断され
    排出口を、それぞれ外部からの大気の流入を阻止する
    逆止弁を介して大気に連通させることを特徴とする請求
    項1に記載の変速機操作装置。
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