JP3989242B2 - シーケンス弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は二つのコントローラ(受圧部)に継続的に加圧流体の供給・排出を行う流体圧シーケンス弁に関し、第1のコントローラに最初に加圧流体を供給し続いて第2のコントローラのみに供給し、加圧流体を排出するときは最初に第2のコントローラから排出し続いて第1のコントローラのみから排出する流体圧シーケンス弁に関する。更に、本発明は長軸を有するキャビティと該キャビティ内を該長軸方向に変位可能に配設された摺動弁とからなる弁体を有する流体圧シーケンス弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
弁体と該弁体内を変位可能に支持される摺動弁とを備えるバルブは従来よく知られている。更に、二つのコントローラ(受圧部)に継続的に加圧流体の供給及び排出を行う流体圧シーケンス弁の種々の具体例も知られており、例えば、弁体内に変位可能に支持された摺動弁を有する例もまた知られている。従来知られた流体圧シーケンス弁は一般的に比較的複雑な構造を有し、また比較的問題を起こし易く、そのため例えばコントローラの正確なシーケンス制御が確実ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は製造が容易で且つ流体システム中に容易に組込むことのできる流体圧シーケンス弁を提供するにある。更なる本発明の目的はコンパクトな構造にもかかわらず大きい流量を許容し、メンテナンスを必要とせず長期間の使用寿命を有する流体圧シーケンス弁を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的または他の目的を実現するために、本発明に係る流体圧シーケンス弁は、加圧流体ラインと第1コントローラ及び第2コントローラとに接続される弁体と、該弁体内に長軸を有するキャビティと、該キャビティと第1コントローラとを連通する第1孔と、該キャビティと第2コントローラとを連通する第2孔と、該キャビティと加圧流体ラインとを連通する第3孔と、該キャビティ内に長軸方向に変位可能に配設される摺動弁とを備えて構成される。該摺動弁は、第1端部位置と第2端部位置との間で変位可能であり、前記第1孔と第3孔とは、摺動弁が第1端部位置にあるとき互いに連通し、第2孔と第3孔とは、摺動弁が第2端部位置にあるとき互いに連通する。摺動弁の第1端面、即ちピストン面と弁体との間に圧力室が形成され、該圧力室の容積は、摺動弁の第1端部位置で最小、第2端部位置で最大となる。該圧力室は、絞り流路を介して第3孔と連通する。前記摺動弁は、スプリングにより第1端部位置の方向に付勢されている。
【0005】
上述した構成の流体圧シーケンス弁は比較的容易に製造できる。このシーケンス弁は直接位置を検知するセンサーを必要とせずに構成でき、圧力センサーを追加する必要はないので流体システムに組込むときに煩雑な組付け作業を排除できる。このシーケンス弁はコンパクトな構造にもかかわらず大きい流量を有するように構成することができて、複数の第1及び第2のコントローラを同時に制御できる。かかる流体圧シーケンス弁は信頼できる機能を有し、メンテナンスを必要とせずに極めて長い使用寿命(例えば、切換処理が2千万回以上)を有することも可能である。
【0006】
上述のまたは以下に記す第1、第2、第3孔に関しては、これらの孔は少なくとも1個であることを意味している。好ましい実施例においては、シーケンス弁の流通量を最大にするために周方向に互いにオフセットした複数の孔としている。
【0007】
本発明においては、前記弁体に第3孔を第1孔に連通する流路を設け、該流路内には第1孔における圧力が第3孔における圧力を超えたときに閉塞するチェックバルブを配置する。この流路により、摺動弁が第2端部位置にあるときでも、加圧流体が加圧流体ラインに供給されると第1コントローラに圧力が加えられる。このような第1コントローラへの圧力の供給は、第1コントローラの供給状態における圧力損失を補償するために付加的な方法で、例えば、下記の図面に関連する記載においてより詳細に説明するような切換弁を追加して行う必要がある。
【0008】
本発明の好ましい実施形態においては、第3孔を第2孔に連通する流路を設け、該流路内には第3孔における圧力が第2孔における圧力を超えたときに閉塞するチェックバルブを配置する。この流路がない場合、完全な排気が要求され、加圧流体ラインに圧力が無い状態において第2コントローラから完全に排気を行うためには、図面に関する記載においてより詳細に述べるような異なった方法により行わなければならない。
【0009】
本発明の好ましい最初の形式においては、摺動弁の他のピストン面と共働する第2の圧力室が設けられる。第2の圧力室に圧力が供給されると、スプリングの付勢力に抗する力が摺動弁に作用する。第2圧力室と第2孔との間には接続流路が設けられている。この第2圧力室は、図面の記載においてより詳細に述べるように、システムの圧力が減少する場合に制御バルブの状態の不要な変動に対する保護を強化する作用を行う。本発明に関する他の特徴及び改良は請求範囲に記載される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の他の効果及び詳細は図面に示す実施例を参照して以下に記載する。更なる本発明の目的もこれらの記載による。図面において、図1は、二つのコントローラ(受圧部)に接続された本発明に係るシーケンス弁の排出状態における断面の概略図でる。図2は、図1に対応する圧縮空気の供給状態における概略図である。
【0011】
シーケンス弁は、カバー3とベース4とを備えるバルブハウジング2と、その内部に配設される挿入部材1とで形成される弁体からなる。該弁体は受圧部を構成する第1コントローラ8、第2コントローラ9、圧縮空気ライン10と夫々連通する連通路5,6,7(詳細な図示はない)を有する。長軸11を有するキャビティが弁体内に設けられる。該キャビティは第1円筒形部12と第1円筒形部12より大径の第2円筒形部13とからなる。第1、第2、第3孔14,15,16が、第1コントローラ8、第2コントローラ9、圧縮空気ライン10の連通路5,6,7を弁体内のキャビティの円筒形部12へ接続するように長軸11に対して垂直面に設けられる。これらの孔は長軸方向に離間して設けられ、圧縮空気ラインと連通する第3孔は第1孔と第2孔との間に配置される。
【0012】
摺動弁17が弁体のキャビティ内に、長軸11方向に変位可能に配設される。摺動弁17は、図1に示す第1端部位置と図2に示す第2端部位置との間を変位する。摺動弁17は第1、第2端面を有する。該第1端面は図の右側に位置しピストン面18を形成する。第2端面に作用するスプリング19が摺動弁17を第1端部位置に付勢し、スプリング19の他端はカバー3の内側凹部20の基部に支持される。ここに示すスプリング19に代えて、第1端部位置の方向に向けてピストンに作用する他のスプリング手段を用いてもよい。
【0013】
摺動弁17は外周面に凹溝22を有する。凹溝22は摺動弁17の外周面の環状溝によって形成され、該環状溝の軸方向両端部において制御エッジ23,24を形成する。図1に示す第1端部位置において、第1孔14と第3孔16とは流路を形成する凹溝22により相互に連通する。図2に示す摺動弁の第2端部位置においては、第2孔15と第3孔16とが凹溝22を介して相互に接続される。
【0014】
圧力室25が摺動弁17の第1端面、即ちピストン面18とベース4との間に形成され、図1に示す摺動弁17の第1端部位置において容積が最小となり、図2に示す摺動弁17の第2端部位置において容積が最大となる。圧力室25は摺動弁17の全ての位置において第3孔と連通する。圧力室25と第3孔との連通を図るため、削孔26が摺動弁17の第1端面に配設される。絞り流路27が削孔26と摺動弁17の外周面の凹溝22との間に設けられる。
【0015】
更に、弁体に流路28が形成され、流路28は第3孔16を第1孔14に連通し、第1孔14の圧力が第3孔16の圧力を超えたとき該流路を閉塞するチェック弁29を配置する。チェック弁29はV字状断面を有する環状溝に配設されるO−リングにより構成され、流路28の一部を形成する開口は該環状溝の基部に形成される。更に、第3孔16を第2孔15に連通する流路30が設けられ、第3孔の圧力が第2孔の圧力を超えたときに該流路を閉塞するチェック弁31が配設される。チェック弁31はチェック弁29と類似の構成を有する。
【0016】
もう一方の第2圧力室32が弁体のキャビティ内、主として第2円筒形部13に設けられる。ピストンを形成する部材33は摺動弁側に設けられる。第2圧力室32はピストン33のピストン面34と、キャビティの長軸に直交するように配向されたキャビティの壁部35との間に配置され、第2圧力室32に圧力が印加されたときは、スプリング19の付勢力に抗する力を摺動弁17に作用させる。連通流路36が圧力室32と第2孔15との間に形成される。
【0017】
圧縮空気ライン10に圧縮空気を導入させ或いは大気圧に接続する切換バルブ37が圧縮空気ライン10に接続される。圧縮空気ライン10に圧縮空気を供給する適切な圧力源38が備えられる。図1に示す切換バルブ37の位置において、圧縮空気ライン10は大気圧に接続されている。図2に示す切換バルブ37の位置において、圧縮空気ライン10は圧力源38に接続されている。
【0018】
次に流体圧シーケンス弁の作動について説明する。切換バルブ37が図1に示す状態から始動に切換えられると、圧縮空気が圧縮空気ライン10に供給され、圧縮空気は摺動弁17の凹溝22に流れ第1孔14を介して連通路5に流入し、更に、図にシリンダとして示される第1コントローラ8に流入する。同時に、圧縮空気は流路28及びチェックバルブ29を介して連通路5へ流入する。圧縮空気は更に絞り流路27を通って圧力室25に流入する。圧力室25で形成される圧力はピストン面18により摺動弁17に作用し、摺動弁17をその第1端部位置から図2に示す第2端部位置方向にスプリング19の付勢力に抗して加圧し始める。摺動弁17の制御エッジ23が第1孔14を閉塞した後、圧縮空気は流路28及びチェックバルブ29を介して第1コントローラ8に流入することができ第1コントローラ8を満たしつづける。
【0019】
圧力室25が所定の圧力、例えば3.6バール、に達すると、摺動弁17の制御エッジ24は第2孔15を開口する。そのため、圧縮空気は第2孔15を通って第2コントローラ9に流入する。同時に流路36を介した圧縮空気が圧力室32に流入しピストン面34に作用する。このようなピストン有効面積の急激な拡大により、摺動弁17は急速に停止位置、即ち図2に示す第2端部位置、まで左方向に変位する。第2孔15は完全に開口する。圧縮空気ライン10に給気されたシステム圧力が両コントローラに達したとき給気プロセスは終了する。
【0020】
排気する場合、切換バルブ37が図2に示す状態から図1に示す状態に切換えられ、圧縮空気ライン10はリザバーR,即ち大気圧に接続される。圧縮空気は最初に第2コントローラ9から第2孔15、摺動弁17の凹溝22を介して第3孔16及び圧縮空気ライン10に排出される。同時に、圧縮空気は第2コントローラ9から流路30及びチェックバルブ31を介してもライン10に排出される。更に、圧力室25に貯留された圧縮空気は絞り流路27及び凹溝22を通って第3孔16、更には圧縮空気ライン10へと流出する。従って、ピストン面34及び18に作用する圧力は減少する。
【0021】
圧力室25の圧力は絞り流路27のためにややゆっくり減少する。この状態においては第1コントローラ8の圧力は流出できない。第1圧力室25の圧力が或る値、(例えば、略1バール)以下に低下すると、スプリング19の付勢力により摺動弁17が右側方向に、即ち図1に示す第1端部位置に向って移動を始める。制御エッジ24が第2孔15を閉塞した後、第2コントローラ9から流出する圧縮空気は流路30及びチェックバルブ31を介してのみ圧縮空気ライン10に排出される。摺動弁17は圧力の減少に応じて更に右方に変位し、制御エッジ23が第1孔14を開口するまで移動する。その結果、第1コントローラ8も排気され、圧縮空気は第1孔14、摺動弁17の凹溝22を介して第3孔16、更に圧縮空気ライン10に排出される。
【0022】
以上に述べた切換動作は、入力圧力又はシステム圧力が所定の圧力範囲、例えば4又は5バール内であることが保証されており、流出空気圧(衝撃圧力)が所定の制限値、例えば0.5バール、を超えないことが保証されている。システム圧力があまりにも低すぎる場合は、第2コントローラ9が作動しない。圧縮空気ラインの過剰な衝撃圧力は排気プロセスにおける第2コントローラ9から第1コントローラ8への切換を妨げる可能性がある。
【0023】
切換速度、即ち第1コントローラ8と第2コントローラ9との給気の時間間隔又は第1コントローラ8と第2コントローラ9との排気の時間間隔は、圧力室25の容積を変えることにより、または絞り流路27の断面積を変えることにより、(数秒から数分まで)選択的に変更できる。入力圧力またはシステム圧力の程度は切換の時間的応答性にはあまり影響しない。
【0024】
凹溝22に代えて、上記の接続機能を達成する流路を摺動弁17内部に削設することもできる。摺動弁17に絞り流路27を形成する代わりに、絞り流路を弁体に配設し一端を圧力室25に他端を連通路7または圧縮空気ライン10に接続することができる。
【0025】
シーケンス弁の簡単な実施形態においては、チェックバルブ29,31と協働する二つの流路28,30の一方または両方を省略することもできる。流路28を省いた場合、第1コントローラ8への圧力供給は制御エッジ23が第1孔14を閉塞したときには既に完了していなければならない。更に、第1コントローラ8は図2に対応する給気状態において圧力損失を補償するための作動を行わない。流路28に代えて、切換バルブ37にもう一つの切換バルブを併設し、接続ラインを介して第1コントローラ8に連通して図2に対応する給気状態において第1コントローラ8に圧縮空気を供給し、図1に対応する排気状態において該接続ラインを閉塞する。かかる切換バルブは当該接続ラインに接続される。
【0026】
流路30を省略すると、第2コントローラ9の不完全な排気を惹起する。流路30に代えて、第2コントローラ9に連通する接続ラインに接続するもう一つの切換バルブを切換バルブ37に併設する。第2コントローラ9に連通する当該接続ラインは、図1に対応する排気状態において当該切換バルブにより大気圧に接続され、図2に対応する給気状態において当該切換バルブにより閉塞される。
【0027】
本発明の他の簡単な実施形態においては、圧力室32及びそれと協働する部材33で形成されるピストンが省略される。かかる場合はシステム圧力の減少に関するシーケンス弁の信頼性は制限されるが、システム圧力の限られた範囲内においてのみシーケンス弁の適切な使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシーケンス弁の圧縮空気の排出状態における断面の概略図でる。
【図2】図1に示す本発明に係るシーケンス弁の圧縮空気の供給状態における概略断面図である。
【符号の説明】
1 挿入部材、2 バルブハウジング、3 カバー、8 第1コントローラ、
9 第2コントローラ、10 圧縮空気ライン、11 キャビティ長軸、
14 第1孔、15 第2孔、16 第3孔、17 摺動弁、
19 スプリング、22 凹溝、25 圧力室、27 絞り流路、
29,31 チェックバルブ、32 第2油圧室、37 切換バルブ、
Claims (7)
- 二つの受圧部に対する流体供給及び排出を行う流体圧シーケンス弁において、
加圧流体を供給する場合は、初めに第1受圧部、続いて第2受圧部のみに供給し、加圧流体を排出する場合は、初めに前記第2受圧部、続いて前記第1受圧部のみから排出する流体圧シーケンス弁であって、
長軸を有するキャビティを内部に備え、加圧流体源に接続した加圧流体ライン、前記第1受圧部及び前記第2受圧部との各接続部を有する弁体と、
前記第1受圧部と前記キャビティとを連通する第1孔と、
前記第2受圧部と前記キャビティとを連通する第2孔と、
前記加圧流体ラインと前記キャビティとを連通する第3孔と、
前記キャビティ内で前記長軸に沿って第1端部位置と第2端部位置との間を変位可能に配設され、かつ第1端面及び第2端面を有する摺動弁と、
前記摺動弁が前記第1端部位置にあるとき前記第1孔と前記第3孔とを連通する流路と、
前記摺動弁が前記第2端部位置にあるとき前記第2孔と前記第3孔とを連通する流路と、
前記摺動弁の第1端面と前記弁体との間に形成され、前記摺動弁が前記第1端部位置にあるときに最小容積となり、前記摺動弁が前記第2端部位置にあるときに最大容積となる圧力室と、
前記第3孔と前記圧力室とを連通する絞り流路と、
前記摺動弁を前記第1端部位置の方向に付勢するスプリング手段とを備え、
前記第1孔と前記第3孔とを連通する流路に、前記第1孔内の圧力が前記第3孔内の圧力を超えたときに閉じるチェックバルブを備えたことを特徴とする流体圧シーケンス弁。 - 請求項1記載の流体圧シーケンス弁において、前記摺動弁は、前記第1端部位置において前記第1孔と前記第3孔とを連通し、前記第2端部位置において前記第2孔と前記第3孔とを連通する流路を形成する凹溝を外周面に有することを特徴とする流体圧シーケンス弁。
- 請求項2記載の流体圧シーケンス弁において、前記摺動弁は、前記凹溝と前記圧力室とを連通する流路を有し、該流路は絞り流路であることを特徴とする流体圧シーケンス弁。
- 請求項1記載の流体圧シーケンス弁において、前記第2孔を前記第3孔に連通する流路に、前記第3孔内の圧力が前記第2孔内の圧力を超えたときに閉じるチェックバルブを備えたことを特徴とする流体圧シーケンス弁。
- 請求項1記載の流体圧シーケンス弁において、前記摺動弁の第2端面側に拡径して形成されたピストン面と前記キャビティ内の前記長軸と直交する壁部との間に第2の圧力室を備えると共に、該第2の圧力室と前記第2孔とを連通する流路を備え、該第2圧力室内を加圧したとき前記摺動弁は前記スプリング手段の付勢力に抗して作動することを特徴とする流体圧シーケンス弁。
- 請求項5記載の流体圧シーケンス弁において、前記摺動弁を変位可能に配設した前記弁体内のキャビティは、第1円筒形部と、該第1円筒形部よりも径が大きい第2円筒形部とを有し、該第2円筒形部内に前記摺動弁の前記第2端面側の部分が突出し、該摺動弁は、前記キャビティの第2円筒形部内に、前記ピストン面を備えたピストンを形成する拡径された円筒部を有することを特徴とする流体圧シーケンス弁。
- 請求項1記載の流体圧シーケンス弁において、前記第3孔は前記加圧流体ラインを介し て切換バルブと接続され、該切換バルブにより、前記加圧流体ラインを前記加圧流体源に接続して加圧流体を導入する状態又は大気圧に接続する状態に切換えることを特徴とする流体圧シーケンス弁。
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