JP3414585B2 - 棒材供給機 - Google Patents

棒材供給機

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JP3414585B2
JP3414585B2 JP13379796A JP13379796A JP3414585B2 JP 3414585 B2 JP3414585 B2 JP 3414585B2 JP 13379796 A JP13379796 A JP 13379796A JP 13379796 A JP13379796 A JP 13379796A JP 3414585 B2 JP3414585 B2 JP 3414585B2
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隆三 伊藤
憲治 佐藤
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IKURA SEIKI SEISAKUSHO CO Ltd
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IKURA SEIKI SEISAKUSHO CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒材供給機に関し、よ
り詳細には、棒材加工装置に向かって真っ直ぐに延び
る、加工すべき棒材を給送するための棒材給送路を有す
る棒材給送装置と、棒材給送路に棒材を補給するための
棒材補給装置とを備える棒材供給機に関する。
【0002】
【従来技術】プログラムによって制御されるNC自動旋
盤、自動切断機又は自動研削盤等の棒材加工装置と、こ
の棒材加工装置に対して加工すべき長尺の棒材を自動的
に供給するための棒材供給機とが広く実用に供されてい
る。棒材加工装置は、予め制御系を設定することによっ
て、棒材を必要に応じて複数の異なる形状に自動的に加
工することができる。他方、棒材供給機は、加工すべき
棒材を棒材加工装置に向かって給送するための棒材給送
装置と、棒材給送路に棒材(新材)を補給するための棒
材補給装置とを備えている。該棒材給送装置は、棒材加
工装置に向かって真っ直ぐに延びる棒材給送路と、棒材
を棒材加工装置に向かって棒材給送路内で給送する送り
矢と、送り矢を棒材給送路内で往復運動させる、駆動モ
ータ及びチェーン等から構成される送り矢駆動機構とを
備えている。また、棒材補給装置は、棒材加工装置に供
給すべき同径かつ同素材の棒材(新材)をストックする
1つの材料棚と、材料棚から棒材を適宜取出し、棒材給
送路に補給する棒材供給機構とを備えている。一般に、
旋盤等のバイトが棒材から最終製品を突切った後、棒材
供給機は残材を排出し、しかる後、棒材供給機構によっ
て、材料棚にストックされた棒材(新材)を棒材給送路
に補給し、送り矢によって棒材を棒材加工装置に給送
し、これを繰り返す。
【0003】上記棒材供給機には、例えば、特開平7−
299605号に開示された、送り矢を延長された棒材
給送路内で給送方向後方に退避させる形式の棒材供給機
がある。該棒材供給機は、棒材給送路の上方近傍に並置
された、同径かつ同素材の複数の棒材(新材)を載置す
るための1つの材料棚を有する。上記発明は棒材が該材
料棚から取り出され、棒材補給装置によって棒材給送路
に供給されるとき、比較的大きな騒音や振動が生じ易い
ことを解決することを目的としている。この目的を達成
するため、この棒材供給機は、棒材給送路を挟んで材料
棚の反対側の領域から棒材給送路を横切って、材料棚に
載置された棒材まで延びる揺動部材を有する。該揺動部
材上面には、揺動運動によって材料棚上の棒材を下方か
ら押上げて材料棚から取り出す押上げ部と、押上げ部に
よって押上げられた棒材を棒材給送路に向かって下方に
案内するための、該押上げ部と連続して形成された傾斜
部と、該傾斜部によって案内移動された棒材を棒材給送
路と整列する位置で停止させる停止部とが形成されてい
る。取り出された棒材は、材料棚から棒材給送路に向か
って転動及び/又は摺動して移動し、これにより、騒音
や振動が生じるのが緩和されるようになっている。
【0004】また、特公昭62−14362号に開示さ
れた棒材供給機は、バー材自動供給機の送り矢退避装置
を備えている。該送り矢退避装置は、次に供給される新
材が材料棚から棒材給送路に補給される間だけ、送り矢
を棒材給送路後方ではなく、棒材給送路を挟んで材料棚
とは反対側の棒材給送路近傍の位置に、一旦退避させて
おく構造になっており、送り矢の退避のために必要とさ
れた従来の延長された棒材給送路を短縮し、棒材供給装
置全体の設置スペースを縮小している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近来、機械
工業の分野において装置の多品種少量生産体制が望ま
れ、必要な装置を必要な数だけ製造し、余分な在庫を極
力少なくする努力がなされている。一般にほとんどの装
置は、スチール、アルミニウムの等の数種類の金属製の
部品によって構成されている。すなわち、装置を必要台
数だけ組立て製造するためには、異なる素材の異なる形
状の部品を1台の棒材加工装置で必要な数だけ適宜加工
することができ、かくして余剰部品を残すことないこと
が望ましい。棒材加工装置は、このような装置の組み立
てに使用される部品を加工することができ、従って、棒
材加工装置に棒材を供給する棒材供給機についても、上
記要請に対応することができることが望ましい。更に、
これを生産体制の自動化無人化という業界の流れの中で
実現するために、棒材供給機の構造は、棒材給送路への
異種の棒材の供給が、プログラム制御によって遠隔操作
可能であることが必要である。しかも、オペレータの監
視なしで長時間、補給される棒材(新材)がつかえるこ
となく、確実に棒材給送路内に供給される信頼性の高い
棒材供給機を提供する必要がある。また、棒材供給機
は、工場施設内の限られた空間で使用することができる
ように、できるだけ小型であることが望ましい。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、棒材加工
装置に異種の素材の棒材を供給することができる、遠隔
操作可能な構造を有する棒材供給機を提供することにあ
る。本発明の第2の目的は、棒材を確実に棒材給送路に
供給することができる棒材供給機を提供することにあ
る。本発明の第3の目的は、上記目的を達成しつつ、よ
り簡便で小型な棒材供給機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる棒材供給
機は、棒材加工装置に向かって真っ直ぐに延びる、加工
すべき棒材を給送するための棒材給送路を有する棒材給
送装置と、棒材給送路に棒材を補給するための棒材補給
装置とを備える棒材供給機であって、棒材補給装置は、
複数の棒材を載置するための第1材料棚と、第2材料棚
とを有し、第1材料棚は、棒材給送路を上方から臨むよ
うに棒材給送路の近傍に設けられ、棒材給送路に供給す
べき棒材を棒材給送路と平行に保持し、第2材料棚は、
棒材給送路に対して第1材料棚より上方に配設され、棒
材給送路に供給すべき棒材を棒材給送路と平行に保持
し、棒材補給装置は、更に、第1材料棚から棒材給送路
に補給すべき棒材を取り出すための第1棒材供給機構
と、第2材料棚から棒材給送路に補給すべき棒材を取り
出すための第2棒材供給機構と、第2棒材供給機構によ
って取り出された棒材を第2材料棚近傍で受取る上昇位
置と、棒材給送路に棒材を供給する下降位置との間で移
動する棒材搬送機構とを有する。
【0008】本発明にかかる棒材供給機の第1材料棚と
第2材料棚には、異なる素材の棒材をそれぞれ載置す
る。棒材給送路近傍の第1材料棚に保持された棒材は、
第1棒材供給機構によって取り出され、棒材給送路に向
かって直接供給される。第2材料棚に保持された棒材に
ついては、棒材搬送機構が第2材料棚近傍に上昇移動
し、第2棒材供給機構によって取り出された棒材を迎え
受け、下降して棒材給送路に供給する。本発明によれ
ば、異なる素材の棒材をそれぞれ第1材料棚と第2材料
棚にストックすることができ、必要に応じて、第1棒材
供給機構又は第2棒材供給機構から所望の素材の棒材を
棒材給送路に供給することができる。しかも、いずれの
材料棚から棒材を供給すべきかをプログラム設定すれ
ば、遠隔操作によって、所望の材料の棒材を所望の形状
に所定数だけ棒材加工機によって製造することができ
る。また、棒材給送路に対して第1材料棚より上方に配
設された第2材料棚に載置された棒材を、搬送機構によ
って第2材料棚近傍で受取り、棒材給送路まで該棒材を
搬送するので、棒材給送路から外れることなく、棒材を
確実に棒材給送路内に補給することができる信頼性の高
い棒材供給機を提供することができる。棒材搬送機構
が、棒材を棒材給送路に確実に供給するように棒材を迎
え受けするので、異種の材料の棒材を載置するための第
2材料棚を、棒材給送路に対して第1材料棚の上方のい
かなる位置にでも設けることが可能となり、設計上の制
約が少なくなる。従って、例えば、棒材供給機が送り矢
退避機構を有し、該送り矢退避機構が、棒材給送路を挟
んで第1材料棚とは反対側の棒材給送路近傍の領域を占
めている場合等、棒材供給機の構造上、第2の材料棚を
棒材給送路近傍に配設することができない場合にも、棒
材を確実に棒材給送路に供給することができる信頼性の
高い棒材供給機を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】また、本発明の実施の形態によれ
ば、棒材搬送機構は、棒材給送路の給送軸線を含む垂直
平面上で昇降運動するように配置されている。従って、
棒材給送路を挟んだ両側の領域のいずれの位置にも材料
棚を配設することができ、材料棚の配設位置の設計上の
制約が少なくなる。特に、多種の素材の棒材を加工する
必要があり、数個の材料棚を設ける必要がある場合には
有用である。また、棒材給送路の給送軸線を含む垂直平
面上で昇降運動するので、最小限の移動運動を行う簡便
な棒材搬送機構を提供することができる。更に、設計上
の制限が少ないこと及び簡便な棒材搬送機構を有するこ
とにより、より小型な棒材供給機の設計が可能となる。
また、本発明の実施の形態によれば、棒材搬送機構は、
棒材給送路の給送軸線と平行に延びる上向きに開放した
受入れ部を有し、第2棒材供給機構は、第2材料棚に保
持された棒材給送路に補給すべき棒材を、上昇位置に移
動した棒材搬送機構の受入れ部に向かって落下させる。
このように構成することにより、棒材を第2材料棚から
簡便な機構で受取ることができる。一方、棒材を比較的
高い位置にある第2材料棚から取り出した棒材を、第2
材料棚近傍の受入れ部によって受取り、更に、棒材給送
路まで搬送するので、棒材が細い棒材給送路に供給され
ない恐れを防止することができる。特に、細い棒材で
は、第2材料棚から取り出すときに撓み易く、撓んだ状
態で高所から落下させると棒材給送路に供給されない恐
れがあるのを回避することができる。
【0010】また、本発明の更なる実施の形態によれ
ば、受入れ部の上面は、給送軸線と整列して延びる中心
軸線を有し、上面は中心軸線に向かって下方に傾斜して
いる。従って、受入れ部によって受け取られた棒材は、
受入れ部の中心軸線に向かって下方に傾斜する上面によ
って案内され、棒材の長手方向の軸線が給送軸線と整列
する位置で静止し、受入れ部が下降するとき、棒材は棒
材の長手方向軸線が棒材給送路の給送軸線上に整列する
ように棒材給送路に供給され、棒材の供給不良が防止さ
れる。更に、本発明の実施の形態によれば、受入れ部の
上面の、第2材料棚から遠い側の縁部には、上方に突出
する突出部が設けられている。従って、第2材料棚から
受入れ部に向かって供給された棒材が、受入れ部を越え
て落下してしまうのを防止することができる。更に、本
発明の実施の形態によれば、第2材料棚は、載置された
複数の棒材が、上昇位置に移動した搬送機構の受入れ部
に向かって片寄せされるように斜め下方に傾斜した第2
傾斜面を有し、第2材料棚の棒材給送路側には、第2傾
斜面から上方に突出した第2棒材保持部が設けられ、第
2棒材保持部の上面は、上昇位置の受入れ部に向かって
下方に傾斜して延びる第2案内面を有し、第2棒材供給
機構は、実質的に棒材給送路と直交する方向に延び、棒
材給送路から遠い側に位置する回動軸線を中心として揺
動する第2揺動部材を有し、該第2揺動部材の棒材給送
路側の端部は、第2揺動部材が揺動するときに、第2材
料棚の最下位置の棒材を第2案内面の上に押上げるため
の第2押上げ部を有する。第2揺動部材が揺動すると
き、第2押上げ部が第2材料棚の第2傾斜面上に載置さ
れた最下位置の棒材を、第2案内面の上に押上げると、
棒材は第2案内面に案内されて上昇位置の受入れ部に向
かって落下する。他方、次に供給されるべき棒材は自重
により、第2傾斜平面に沿って最下位置へと移動する。
本実施の形態によれば、比較的簡易な機構で第2材料棚
に載置された棒材を取り出し、更に、受入れ部に引き渡
すことができる。
【0011】更に、本発明の実施の形態によれば、第1
材料棚は、載置された複数の棒材が、棒材給送路に向か
って片寄せされるように斜め下方に傾斜した第1傾斜面
を有し、第1材料棚には、棒材給送路側に第1傾斜面か
ら上方に突出した第1棒材保持部が設けられ、第1棒材
保持部の上面は、棒材給送路に向かって傾斜して下方に
延びる第1案内面を有し、第1棒材供給機構は、実質的
に棒材給送路と直交する方向に延び、棒材給送路から遠
い側に位置する回動軸線を中心として揺動する第1揺動
部材を有し、該第1揺動部材の棒材給送路側の端部は、
第1揺動部材が揺動するときに第1材料棚の最下位置の
棒材を第1案内面の上に押上げるための第1押上げ部を
有する。第1揺動部材が揺動するとき、第1押上げ部が
第1材料棚の第1傾斜平面上に載置された最下位置の棒
材を上方に押上げると、棒材は第1案内面に案内されて
棒材給送路に向かって落下して、棒材給送路に投入され
る。他方、次に供給されるべき棒材は、第1傾斜平面に
沿って最下位置へと自重により移動する。本実施の形態
によれば、棒材給送路近傍に設けられた第1材料棚に載
置された棒材を、比較的簡易な機構で、棒材給送路に直
接供給することができる。
【0012】
【実施例】以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好
ましい実施例について説明する。図1は、本実施例にか
かる棒材供給機の全体を示す概略斜視図である。なお、
送り矢退避機構がよく分かるように、送り矢退避機構上
方に設けられた第2材料棚は、本図では省略されてい
る。図1に示すように、棒材供給機2は、棒材供給機2
の前方に配置されたNC自動旋盤N(仮想線により外形
の一部のみ概略的に示す)に隣接して設置される。棒材
供給機2は、複数の棒材(新材)をストックし、NC自
動旋盤Nに供給すべき棒材を棒材給送路4に供給する棒
材補給装置6と、棒材補給装置6によって供給された棒
材をNC自動旋盤Nに対して給送するための棒材給送装
置8とを備える。棒材供給機2は、更に、前後のスタン
ド10によって支持された基台12を有し、棒材補給装
置6及び棒材給送装置8は基台12の上に支持されてい
る。棒材給送装置8は、基台12に支持された、棒材を
NC自動旋盤Nに給送するための棒材給送路4を有し、
該棒材給送路4の棒材給送軸線X−Xは、NC自動旋盤
Nの加工軸線(図示せず)と同軸上に整列している。更
に、棒材給送路4について詳細に説明すると、本実施例
にかかる棒材供給機2は、棒材給送路4に棒材(新材)
を供給している間、一時的に送り矢14を棒材給送路4
から外れた側方位置に退避させる送り矢退避機構16を
備えており、棒材給送路4は、棒材供給機2の前方(N
C自動旋盤Nに向かう方向)のほぼ半分近くの長さを占
めるガイドレール18aと、後方のほぼ半分近くの長さ
を占める、送り矢退避機構16を構成する2本のガイド
レール18b及び18cとからなる。ガイドレール18
aは基台12に固定されているが、ガイドレール18b
及び18cは、基台12に対して揺動自在に設けられた
アーム20a、20bに支持されており、駆動モータ2
2によりC、C’及びC''に示す位置に位置決めされる
ようになっている。すなわち、Cの位置は、ガイドレー
ル18b及び18cのいずれか一方が前方のガイドレー
ル18aと整合する位置であり、C’の位置は、プッシ
ャ24により棒材を所定位置まで前進させるべく、ガイ
ドレール18cをCの位置に整合させたときに、ガイド
レール18bが退避する位置であり、C''の位置は、送
り矢14により棒材をNC自動旋盤Nに向かって前進さ
せるべく、ガイドレール18bをCの位置に整合させた
ときに、軸線X−Xの下方にガイドレール18cが逃げ
る位置である。なお、図1では、送り矢14はガイドレ
ール18bの内部に収容されており、いわゆる「羽根部
分」だけが見えている。
【0013】送り矢14の羽根部分は、送り矢駆動機構
を構成する無端チェーン、スプロケット及び駆動モータ
によって駆動される(いずれも図示せず)。具体的に
は、送り矢14の羽根部分は、無端チェーンの上位走行
帯に係止されており、他方、無端チェーンは、対をなす
前後のスプロケットに架張され、また、少なくとも一方
のスプロケットは、駆動モータの出力軸に作動的に連結
される。また、NC自動旋盤Nに向かって棒材給送路4
の左側には、補給すべき複数の棒材(新材)をストック
するための第1材料棚30が配設されている。なお、上
述の如く、送り矢退避機構16がよく分かるように、N
C自動旋盤Nに向かって基台12の右側かつ送り矢退避
機構16の上方に設けられた第2材料棚は、図1では省
略されている。本実施例にかかる棒材供給機2は以下の
ように作動する。まず、送り矢退避機構16のガイドレ
ール18cはCの位置に位置している。このとき、送り
矢14が収容されている送り矢退避機構16のガイドレ
ール18bは、C’の位置に退避している。例えば、第
1材料棚30にストックされた棒材をNC自動旋盤Nに
供給すべき場合には、後に詳述する第1棒材供給機構に
よって、第1材料棚30に載置された棒材をガイドレー
ル18cに向かって落下させて供給する。プッシャ24
によって、ガイドレール18cに供給された棒材の後端
部をガイドレール18c内で押すことにより、棒材はガ
イドレール18aへと前進され、先端部がクランプ装置
(図示せず)によって把持される。棒材退避機構16
は、モータ22によって、ガイドレール18bをCの位
置、すなわちガイドレール18aと同軸上の位置まで移
動させる。次いで、クランプ装置が後退することによっ
て、棒材の後端部は、棒材給送路4内で送り矢14の先
端に設けられたフィンガーチャック(図示せず)に差し
込まれる。棒材は、送り矢14が駆動モータによって駆
動された無端チェーンによって、棒材給送路4内で往復
運動することによって、NC自動旋盤Nに向かって供給
される。
【0014】図2は、図1の線II−IIに沿った棒材供給
機の概略端面図である。図2を参照すると、本実施例に
かかる棒材供給機2は、図2において、棒材給送路4の
左側に設けられた複数の棒材を載置するための第1材料
棚30と、棒材給送路4を挟んで右側かつ送り矢退避機
構16の上方に設けられた第2材料棚32とを有する。
第1材料棚30は、上方から棒材給送路4を臨むように
棒材給送路4の近傍に並設されており、複数の棒材W1
を棒材給送路4と平行に保持するようになっている。ま
た、第2材料棚32は、送り矢退避機構16の上方に棒
材給送路4と平行に設けられ、同様に複数の棒材W2を
棒材給送路4と平行に保持するようになっている。同径
であるが2種類の異なる金属製の棒材、例えば、スチー
ル製やアルミニウム製の棒材を、1度の制御操作で1つ
の自動旋盤Nによって加工すべき場合には、それぞれの
素材の棒材を各材料棚30、32に載置し、予めプログ
ラム設定することによって、必要に応じていずれかの材
料棚30又は32から棒材W1又はW2を取り出すこと
ができる。再び、図1を参照すると、第1材料棚30
は、棒材給送路4に沿って設けられた4つの同様な棚部
材34を備える。図2に示すように、棚部材34は、棒
材給送路4に臨むように棒材給送路4に向かってほぼ垂
直に延び、載置した複数の棒材W1が棒材給送路4側に
片寄せされるように、棒材給送路4に向かって斜め下方
に延びる傾斜平面36を有する。各棚部材34の側面に
は、棒材の停止部38を備えた調整部材40が設けられ
ている。停止部38は傾斜平面36から上方に突出し、
傾斜平面36の最下端に位置する棒材w1を支持する。
調整部材40は、載置される棒材の径によって、最下端
位置の棒材w1の中心が、後述する揺動部材42の押上
げ部44の中心に位置されるように、調整するためのも
のである。調整部材40は、各棚部材34の側面に傾斜
平面36と平行に移動可能に取付けられ、調整部材40
の変位により、停止部38の位置が調整される。調整部
材40には、対をなす横長のスロット46が形成され、
ボルト等の解放可能な係止具48が各スロット46を貫
通して棚部材34に締結され、調整部材40を棚部材3
4に固定する。調整部材40の下縁には、調節を容易に
するように目盛が設けられ、かつ、棚部材34の側面に
は、目盛の読取り基準を構成するマーク(図示せず)が
設けられている。
【0015】各棚部材34の側方には、棚部材34に載
置された複数の棒材W1のうち、最も棒材給送路4に近
い位置にある棒材、すなわち最下端位置にある棒材w1
を押し上げて取り出すための揺動アーム42が設けられ
ている。該揺動アーム42は、図2に示すように、棚部
材34に平行に棒材給送路4に向かってほぼ垂直方向に
延び、棒材給送路4から遠位の端部に位置する回動軸5
0を中心として揺動するように枢着されている。揺動ア
ーム42の回動運動は、該揺動アーム42と基台12と
の間に取付けられたシリンダ駆動装置(図示せず)によ
り与えられる。棚部材34の棒材給送路4側の端部上縁
には、揺動アーム42の押上部44が棒材w1を押し上
げるとき、棒材w1が棒材給送路4に落下するように、
棒材w1を案内する案内部52が形成されている。更
に、棚部材34の上方には、棒材の直径だけ間隔を隔て
て棚部材34と平行して延びる押さえ部材54が設けら
れており、傾斜平面36上に複数の棒材W1が一列に載
置されるようになっている。第2材料棚32は、送り矢
退避機構16の上方に棒材給送路4に平行に設けられて
おり、その構成は、棒材給送路4を中心として第1材料
棚30と鏡対称に構成されており、第1材料棚30と同
様の部材には「’」を付した同じ番号で示されている。
【0016】更に、棒材給送装置8は、棒材給送路4の
給送軸線を含む垂直平面上で、第2材料棚32の近傍の
上昇位置(図2に示す位置)と、棒材給送路4よりも低
い下降位置との間で、シリンダ駆動装置56によって昇
降運動する棒材搬送機構58を有する。棒材搬送機構5
8は、揺動アーム42’によって第2材料棚32から取
り出された棒材w2が、案内部52’に沿って落下する
とき、棒材w2を上昇位置で受取るため、給送軸線に沿
って上向きに開放した受入れ部60を有する。受入れ部
60の上面62の断面形状は、中心軸線Y−Yに向かっ
て下方に傾斜するV字の形状を有し、また、V字形の最
も低い「谷」の部分は、給送軸線X−Xと整列する方向
に延びている。中心軸線Y−Yは、棒材給送路4の給送
軸線X−Xと直交するように配置され、下降位置で棒材
w2が受入れ部60から棒材給送路4に引き渡されると
き、第2材料棚32から受け入れられた棒材w2の長手
方向中心軸線が、棒材給送路4の給送軸線と整列される
ようになっている。更に、第2材料棚32から遠い側
の、受入れ部60の上面62の縁部には、軸線X−Xに
沿って上方に延びる突出部63が設けられており、第2
材料棚32から受入れ部60に向かって落下する棒材w
2が、受入れ部60を越えて落下してしまうのを防止す
るようになっている。
【0017】図1を再び参照すると、該棒材搬送機構5
8は、棒材給送路4に沿って、イ、ロ及びハで示す3つ
の位置に設けられている。ガイドレール18a及び18
cのイ、ロ及びハで示す位置には、受入れ部60が通る
ことができる大きさの開口部が形成されており、3つの
受入れ部60は、図1に実線で示す下降位置(退避位
置)と破線で示す上昇位置との間で、シリンダ駆動装置
56によって同期して昇降移動するようになっている。
受入れ部60が下降位置にあるときは、棒材給送路4よ
りも下方の位置に退避しており、棒材及び送り矢14の
給送を妨げないようになっている。本実施例にかかる棒
材供給機2は以下のように作動する。棚部材34の側面
に取付けられている調節部材40の係止具48を緩め、
供給すべき棒材の径に対応した目盛りに合わせるように
調節部材40を摺動させ、再び係止具48で留める。第
2材料棚32の調節部材40’についても同様に調節す
る。複数の、異なる材質の棒材、例えば、アルミニウム
製及びスチール製の同径の棒材を、それぞれ第1材料棚
30と第2材料棚32に載置する。NC自動旋盤N及び
棒材供給機2は制御系(図示せず)によって遠隔操作さ
れ、制御系には、第1材料棚30又は第2材料棚32か
ら供給すべき棒材を取り出す順序及び加工すべき形状を
予め設定することができるようになっている。以下、ま
ず第1材料棚30から棒材w1を取出し、次いで第2材
料棚32から棒材w2を取出すように設定した場合の棒
材の供給動作について説明する。NC自動旋盤N及び棒
材供給機2の運転を開始すると、まず、第1材料棚30
がシリンダ駆動装置によって作動され、揺動アーム42
が回動軸50まわりで上方(時計方向)に回動する。揺
動アーム42の先端部に設けられた押し上げ部44は、
棚部材34に載置された複数の棒材W1のうち、棒材給
送路4に最も近い、最下端位置の棒材w1を調整部材4
0の停止部38より高い位置に押し上げる。これにより
棒材w1は自重で、停止部38を越えて棚部材34の案
内部52へと転動又は摺動し、更に、案内部52の傾斜
面に沿って、棒材給送路4へと案内されて棒材給送路4
内に落下する。棒材w1は前述の如く、送り矢14によ
ってNC自動旋盤Nに供給される。
【0018】このアルミニウム製の棒材w1の加工が終
了し、最後に残された残材が棒材給送路4から図1に示
す残材収集箱64に廃棄されると、次いで、第2材料棚
32からスチール製の棒材w2が供給される。棒材搬送
機構58のシリンダ駆動装置56によって、棒材給送路
4の下方に退避している受入れ部60が、第2材料棚3
2の案内部52’の近傍の棒材受入れ位置(図1に破線
で、また図2に実線で示す位置)まで上昇して停止す
る。第2材料棚32に載置された棒材W2のうち、最下
位置の棒材w2が、上記の第1材料棚30の場合と同様
にして第2材料棚32から取り出され、案内部52’の
傾斜面によって案内されて、受入れ部60に向かって落
下する。受入れ部60によって受け入れられた棒材w2
は、傾斜した上面62に案内されて受入れ部60の中心
軸線Y−Yに向かって、棒材w2の長手方向軸線が受入
れ部60の中心軸線Y−Yと整列する位置で静止する。
次いで、受入れ部60はシリンダ駆動装置56によって
給送軸線X−Xに対して垂直に下降する。やがて、受入
れ部60が棒材給送路4と同じ高さまで下降すると、棒
材w2は棒材給送路4に載置され、更に、受入れ部60
は棒材給送路4より低い退避位置に移動する。スチール
製の棒材w2は前述のように、送り矢14によってNC
自動旋盤Nに供給される。
【0019】本実施例によれば、調節部材が設けられて
いるので、載置される棒材の径によって、最下端位置の
棒材の中心が、揺動部材の押上げ部の中心に位置される
ように調整され、棒材を材料棚から確実に1本づつ取り
出すことができる。本発明は以上の実施例に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で
種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包
含されるものであることはいうまでもない。例えば、上
記実施例では、第2材料棚は棒材給送路4を挟んで、第
1材料棚の反対側に設けられているが、第2材料棚は棒
材給送路4を挟んでいずれの側に設けられてもよく、例
えば、第1材料棚の上方に設けてもよい。また、第2材
料棚は、給送軸線を含む垂直平面から水平方向に間隔を
隔てていてもよく、この場合、棒材搬送機構の受入れ部
の受入れ面を第2材料棚近傍にまで延ばし、棒材を確実
に受取るようにしてもよく、あるいは、当業者に自明の
やり方で、棒材搬送機構の受入れ部が昇降及び水平移動
運動可能とし、第2材料棚近傍まで、棒材を迎え受けす
るように移動してもよい。また、本実施例では、2つの
材料棚を設けたが、材料棚の数は2つに限られず、材料
棚を適宜設けてもよい。その場合、材料棚は、他の材料
棚と上下関係に設ければ、小型の棒材供給機を提供する
ことができる。
【0020】更に、上記実施例では、第1材料棚と第2
材料棚には同径を有する異種材の棒材を載置するように
なっているが、自動旋盤の制御及びガイドブッシュの交
換等が異径材に対応できれば、異なる径を有する棒材を
載置してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、棒材加工装置に異種の
素材の棒材を供給することができる、遠隔操作可能な構
造を有する棒材供給機を提供することができる。また、
本発明によれば、棒材を確実に棒材給送路に供給するこ
とができる棒材供給機を提供することができる。更に、
本発明によれば、上記目的を達成しつつ、より簡便で小
型な棒材供給機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施例にかかる棒材供給機の全体を
示す概略斜視図である。
【図2】図2は、図1の線II−IIに沿った棒材供給機の
概略端面図である。
【符号の説明】
2 棒材供給機 4 棒材給送路 6 棒材補給装置 8 棒材給送装置 14 送り矢 16 送り矢退避機構 18 ガイドレール 30 第1材料棚 32 第2材料棚 34 棚部材 42 揺動部材 58 棒材搬送装置 60 受入れ部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒材加工装置に向かって真っ直ぐに延び
    る、加工すべき棒材を給送するための棒材給送路を有す
    る棒材給送装置と、棒材給送路に棒材を補給するための
    棒材補給装置とを備える棒材供給機であって、 前記棒材補給装置は、複数の棒材を前記棒材給送路と平
    行に保持するように載置するための第1材料棚と、複数
    の棒材を前記棒材給送路と平行に保持するように載置す
    るための第2材料棚とを有し、前記第1材料棚は、前記
    棒材給送路を上方から臨むように前記棒材給送路の近傍
    に設けられ、前記第2材料棚は、前記棒材給送路に対し
    て前記第1材料棚より上方に配設され、 前記棒材補給装置は、更に、前記第1材料棚から前記棒
    材給送路に補給すべき棒材を取り出すための第1棒材供
    給機構と、前記第2材料棚から前記棒材給送路に補給す
    べき棒材を取り出すための第2棒材供給機構と、前記棒
    材給送路の前記給送軸線を含む垂直平面上において、前
    記第2棒材供給機構によって取り出された棒材を前記第
    2材料棚近傍で受取る上昇位置と、前記棒材給送路に棒
    材を供給する下降位置との間で移動する棒材搬送機構と
    を有し、該棒材搬送機構は、上向きに開放した上面をも
    つ受入れ部を有し、前記上面の断面形状は、前記給送軸
    線と整列して延びる中心軸線に向かって下方に傾斜して
    おり、前記第2棒材供給機構は、前記第2材料棚に保持
    された前記棒材給送路に補給すべき棒材を、前記上昇位
    置における前記受入れ部に向かって落下させ、前記受入
    れ部は前記棒材給送路と同じ高さまで下降して、棒材を
    棒材給送路に載置して棒材を補給し、 更に、予め設定された、第1材料棚又は第2材料棚から
    取出すべき棒材の順序にしたがって、前記棒材補給装置
    を制御するための制御系を有する、ことを特徴とする棒
    材供給機。
  2. 【請求項2】 前記受入れ部の上面の、前記第2材料棚
    から遠い側の縁部には、上方に突出する突出部が設けら
    れていること、を特徴とする請求項1に記載の棒材供給
    機。
  3. 【請求項3】 前記棒材給送路には、前記受入れ部が通
    ることができる大きさの開口部が形成されており、前記
    受入れ部は、下降位置にあるとき、前記棒材給送路より
    下方の位置に退避している、ことを特徴とする請求項1
    または2に記載の棒材供給機。
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