JP3540632B2 - 棒材補給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は棒材補給装置に関し、より詳細には、棒材加工機に棒材を供給するための棒材供給機に棒材を補給するための棒材補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、加工すべき棒材をNC自動旋盤などの棒材加工機に向かって自動的に給送するための棒材供給機が知られている。従来の一般的な棒材供給機は、棒材加工機に向かって真っ直ぐに延びるガイドレールを有し、棒材はガイドレールに沿って棒材押し部材によって押されることにより棒材加工機に向かって供給される。棒材供給機には、ガイドレールの斜め上方にガイドレールに沿って材料棚が設けられている。材料棚には複数の棒材(新材)が貯えられており、例えば、割出板などによって構成される棒材取り出し機構によって、棒材が材料棚から1つづつ取り出され、ガイドレールの中に供給される。
近年、当業界における棒材加工の無人化の要請により、棒材加工中に作業者が待機する必要のない棒材供給機が要望されている。特に、夜間に作業者が待機していない状態で長時間、棒材加工を行う場合には、棒材の不足が生じないように、材料棚に十分な数の棒材を貯えておく必要がある。また、その際、棒材が、材料棚の上に積み重ねられた下方の棒材に上方の棒材の荷重によってつかえることなく、棒材加工機の運転中、常に、棒材を棒材供給機に1つづつ円滑に供給できなければならない。また、作業者が重い棒材を持ち上げて材料棚へ補充する補充作業の負担を軽減することが望ましい。
【0003】
従来から、材料棚の保有量を大きくし、かつ、円滑に棒材を供給することができるようにする種々の工夫がなされている。例えば、実開平5−89332号公報に開示されたバー材供給機構においては、材料棚の棒材載置面積又は棒材供給経路の長さを大きくし、棒材供給経路を屈曲させて棒材供給機の占めるフロア面積を最小限とするとともに、棒材供給経路の湾曲した屈曲部分を供給すべき棒材の直径に応じて調整可能とし、また、棒材供給経路の下流部分にも棒材の径に応じて通路幅を調整できるように構成し、棒材の保有量を大きくするとともに、上方からの荷重により下方の棒材がつかえるのを防止している。
また、実開平5−89332号公報においては、同様に、屈曲した棒材供給経路を有し、屈曲部分に、棒材を受け取る凹部が形成された回転円板を設けて、棒材を円滑に供給できるようにしている。
【0004】
また、実開平6−1333号公報に開示された棒材供給機においては、特に、多数の太物材を棒材供給機に供給する際の作業性の向上と安全性の確保をするため、ガイドレールの下方に設けられたストック棚と、棒材を下方の材料棚から上方のガイドレールに向かって上昇させる搬送装置と、搬送装置によって上昇された棒材をガイドレールに投入する投入装置とを備えている。搬送装置は、上下に配置された2つのスプロケットを有し、スプロケットの周りにはチェーンが巻き掛けられている。チェーンには、加工すべき棒材を材料棚から受け取るための複数のL形ブラケットが等間隔に設けられている。棒材が材料棚からL形ブラケットの中に受け入れられ、チェーンがスプロケットの周りを走行することにより、棒材が上方に持ち上げられて、ガイドレール内に投入されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、棒材加工の無人化の要請により、長時間、作業者が待機していない体制で棒材加工を可能とするため、十分な数の棒材を保有することができ、また、棒材のつかえが生じることなく1つづつ円滑に供給可能であり、更に、作業者の棒材補充作業の負担軽減を図ることができる棒材補給装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、棒材加工装置に棒材を給送するための棒材供給機に棒材を補給するための棒材補給装置であって、該棒材補給装置は、前記棒材供給機への棒材引き渡し位置の高さより下方に設けられた、複数の棒材を貯えるためのストック棚と、該ストック棚と前記棒材引き渡し位置との間にそれぞれに隣接して介在して設けられ、それらの間で下方位置と上方位置との間を昇降運動して、棒材を前記ストック棚から前記棒材引き渡し位置に運ぶための持ち上げ部材と、前記ストック棚と前記棒材引き渡し位置との中間に棒材を一時的に載置する中継棚とを有し、前記持ち上げ部材は、前記昇降運動中、前記ストック棚近傍位置と前記中継棚近傍位置との間を往復運動し、棒材を前記ストック棚から受取って前記中継棚まで持ち上げるための第1受け部をもつ、前記ストック棚に向かって傾斜した板状の第1段階持ち上げ部材と、該第1受け部と同期して、前記中継棚に載置された棒材を受取って前記棒材引き渡し位置に持ち上げるための第2受け部をもつ、前記第1段階持ち上げ部材と平行に設けられた第2段階持ち上げ部材とを有し、
更に、前記第1段階持ち上げ部材と第2段階持ち上げ部材との間に介在して設けられ、且つ、前記第2段階持ち上げ部材の前方に平行に延びて設けられた板状の案内部材を有し、前記案内部材の上面は前記中継棚を構成し、前記案内部材の前記第1段階持ち上げ部材と対向する前記ストック棚に向かって傾斜した平らな面は、該第1段階持ち上げ部材によって持ち上げられるとき、棒材を案内するための案内面を構成する、ことを特徴とする棒材補給装置によって、達成することができる。
【0007】
本発明においては、作業者は棒材を持ち上げてストック棚に貯える。装置を作動させると、持ち上げ部材が、ストック棚と棒材引き渡し位置との間で昇降運動する。その間、持ち上げ部材の第1受け部は棒材をストック棚から受取って中継棚まで持ち上げ、それと同期して、第2受け部が中継棚に載置された棒材を受取って棒材引き渡し位置に持ち上げて、棒材を棒材供給機に補給する。
本発明によれば、ストック棚に十分な数の棒材を貯えておき、棒材を自動的に棒材供給機に供給することができるので、棒材加工の無人化を図ることができる。また、第1受け部によってストック棚から棒材を受け取って持ち上げるので、棒材のつかえが生じることなく1つづつ円滑に供給可能である。更に、ストック棚が棒材供給機への棒材引き渡し位置の高さより下方に設けられていれば、作業者の棒材補充作業の負担軽減を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる棒材補給装置の正面図である。また、図2は図1に示す線A−Aに、図3は線B−Bに、更に、図4は線C−Cに沿った断面図である。更に、図5〜図12は、棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
本実施の形態にかかる棒材補給装置2は独立した装置として構成されており、棒材加工装置に棒材を供給するための棒材供給機100に並設され(図12参照)、棒材供給機100に設けられた材料棚102に棒材を1つづつ補給するために使用される。棒材供給機100の材料棚102は、棒材の給送方向、すなわち長手方向に延びる平らな材料棚棒材載置面102aを有する。材料棚棒材載置面102aは、棒材補給装置2側からガイドレールに向かって下方に傾斜している。棒材は材料棚102に、材料棚棒材載置面102a の高い側又は後側(図12において右側)から補給され、棒材は傾斜した材料棚棒材載置面102aに沿って回転してガイドレールに向かって移動するようになっている。従って、材料棚棒材載置面102aの高い側の近傍が、棒材補給装置2から棒材供給機100への棒材引き渡し位置Pである。
【0009】
図1から図4を参照すると、棒材補給装置2は、2つの脚部4及びそれらによって支持される長手方向に延びる基台6とをもつ本体と、基台6の左右両端にそれぞれ取付られた側板8と、側板8の間に長手方向に延び、ブラケットによって基台6に対して固定された、複数の棒材を載置するためのストック棚10とを有する。ストック棚10は、図2〜図4に示す断面図において、棒材補給装置2の後方(図2乃至図4において左側)から前方(同図において右側)に向かって下方に傾斜した平らなストック棚棒材載置面10aを有する。また、ストック棚10は、棒材供給機100の材料棚102の高さより低い高さ位置に設けられ、更に、作業者の略腰の高さに設けられているのが好ましい。
図12に示すように、棒材供給機100と棒材補給装置2のストック棚10との間には、ストック棚10から棒材を受取って、棒材引き渡し位置Pまで持ち上げるための棒材搬送機構12と、棒材を棒材搬送機構12によって持ち上げるときに棒材を案内するための棒材案内部14とが設けられている。棒材搬送機構12は、図3に示すように、棒材を持ち上げるための棒材持ち上げ部材16と、棒材持ち上げ部材16に連結された昇降機構17とを有する。
【0010】
図1、図2、図5及び図12を参照しつつ、棒材搬送機構12の構成について詳細に説明すると、棒材搬送機構12は、ストック棚10と棒材供給機100への棒材引き渡し位置Pとの間にそれぞれに隣接して介在され、それらの間で下方位置(図2に実線で示す)と上方位置(図2に点線で示す)との間で昇降運動して、棒材をストック棚10から棒材引き渡し位置Pに運ぶための棒材持ち上げ部材16を有する。棒材持ち上げ部材16は長手方向に延びる板状の第1段階持ち上げ部材18を有する。第1段階持ち上げ部材18の上面は、棒材をストック棚10から受取るための第1棚面18aを構成する。第1棚面18aは、ストック棚10の傾斜したストック棚棒材載置面10aの前縁部又は下縁部近傍にその略延長上に延びる平らな第1傾斜面18aで構成されている。第1棚面18aと後述の第1段階案内部材44の第1案内面44eとで、ストック棚10から棒材を受け入れるための第1ポケット又は第1受け部19が構成され、第1受け部19の上方には、ストック棚10から棒材を受け入れ可能な大きさの第1受け入れ領域20が形成されている(図5参照)。棒材が細材である場合には複数、また、棒材が太材である場合には1つ、第1受け入れ領域20内に受け入れられる。
【0011】
棒材持ち上げ部材16は、更に、後述する図1に示す第2段階持ち上げ部材46のそれぞれの後方に設けられた複数の第2段階持ち上げ部材22を有する。各第2段階持ち上げ部材22は、上下方向に延びる棒状部材であり、図2に示す断面図において、第1段階持ち上げ部材18と略平行に設けられている。その上端は、第1段階持ち上げ部材18の第1棚面18aより高い位置で終端し、棒状部材の上端面は、棒材補給装置2の前方(図2において右側)に設置される棒材供給機100の材料棚102に向かって下方に傾斜した第2傾斜面22aを有する。また、第2段階持ち上げ部材22の上端部の前面には、第2傾斜面22aから僅かに下方に段をなして設けられ、かつ、第2傾斜面22aと同じ方向に傾斜した第3傾斜面22bをもつ第1台形部材22cが取付けられている。第1台形部材22cは、MCナイロン樹脂で形成されている。第2棚面24が、これら第2傾斜面22aと第3傾斜面22bとで構成される。第1台形部材22cの前面は、第2段階案内部材46の第2案内面46aに当接しており、第2棚面24と後述の第2段階案内部材46の第2案内面46aとで、棒材を受け入れるための第2ポケット又は第2受け部23が構成され、それの上方に棒材を1つ受け入れることができる第2受け入れ領域26が形成されている。棒材持ち上げ部材16は、更に、左右の側板8との間に長手方向に延びる角材28を有し、第1段階持ち上げ部材18と第2段階持ち上げ部材22の下端はそれぞれ、角材28に固定されている。
【0012】
棒材持ち上げ部材16は、角材28の両端部及び中央部に設けられた3つの昇降機構17によって昇降運動される。各昇降機構17は、一端が角材28に連結され、かつ、他端が本体に対して枢着されたリンク部材30と、リンク部材30の中間部分に連結され、リンク部材30を揺動運動させる油圧式シリンダ32とを有する。図1及び図4に示すように、左右の各側板8の内面には、ストック棚10の下縁部近傍から遠ざかる方向に斜め下方に真っ直ぐに延びる2つの案内レール34が取付けられている。2つの案内レール34は図4に示す軸線O−Oの両側に互いに平行に延び、案内レール34の間で、ローラ保持プレート36に枢着された2つのローラ38が案内される。ローラ保持プレート36の下端36aは角材28に固定されている。また、リンク部材30の角材28との連結部分には長手方向に延びる長孔30aが形成されており、角材28との間に遊びが設けられている。これにより、リンク部材30が油圧式シリンダ32によって揺動運動されて角材28とローラ38保持プレート36が一体的に昇降運動するとき、棒材持ち上げ部材16の第1段階持ち上げ部材18及び第2段階持ち上げ部材22は、リンク部材30の揺動運動が伝達されずに、案内レール34の長手方向軸線O−Oに沿った直線状の軌跡を描いて移動される。これにより、棒材が第1受け部18aと第2受け部24によって真っ直ぐな軌跡O−Oに沿って、棒材引き渡し位置Pまで持ち上げられる。
【0013】
更に、図1、図3〜図12に示されているように、棒材補給装置2は、上下方向に延び、かつ、第1受け入れ領域20に臨んで傾斜した傾斜縁部40aをもつ板状の干渉部材40を有する。干渉部材40は、図1に示すように、長手方向に互いに間隔を隔てて複数設けられている。また、左右の側板8の間に延び、側板8に回転自在に取付けられた干渉部材回転軸42が設けられており、干渉部材40の傾斜縁部40aは互いに同じ傾斜角度に整列して干渉部材回転軸42に取付けられている。一方の側板8には、干渉部材回転軸42を回転させて、干渉部材40の角度位置を調整するための角度調整レバー45が設けられている。第1段階持ち上げ部材18には、干渉部材40と対応する位置に切り欠き18bが、第1段階持ち上げ部材18の長手方向に対して横方向に形成されており、各板状干渉部材40の傾斜縁部40aが、第1傾斜面18aと交差して第1受け入れ領域20内に突出し(図7及び図11参照)、第1受け入れ領域20内の棒材と干渉する。
【0014】
更に、棒材補給装置2の棒材案内部14は、本体に対して固定して設けられた、長手方向に延びる板状の第1段階案内部材44を有する。図8を見て分かるように、第1段階案内部材44の上面44aには、図8及び図12に示す棒材持ち上げ部材16が上方位置にあるとき、第1段階持ち上げ部材18の第1傾斜面18aの延長上に下方に延びる第4傾斜面44aが形成されており、また、第1段階持ち上げ部材18の前面には、第2段階持ち上げ部材22と長手方向に整列する位置(図1に示す各第2段階案内部材46の後方)に、MCナイロン樹脂製の第2台形部材44cが取り付けられている。第2台形部材44cは、第4傾斜面44aの延長上に延びる第5傾斜面44bをもつ。第2台形部材44cの前面が第2段階持ち上げ部材22の後面に当接している。第2台形部材44cはMCナイロン樹脂で形成されている。この第4傾斜面44a及び第5傾斜面44bが、棒材を上昇させる過程で棒材を一時的に載置する中継棚44dを構成する。
【0015】
図3に示すように、第1段階案内部材44は、棒材持ち上げ部材16の第1段階持ち上げ部材18と第2段階持ち上げ部材22の間に介在されており、また、上記干渉部材40は、第1段階持ち上げ部材18の前方に設けられている。第1段階持ち上げ部材18には、干渉部材40の傾斜縁部40aが第1段階持ち上げ部材22の第1受け入れ領域20の中に突出可能となるように長孔44fが形成されている。傾斜縁部40aは、長孔44fを通って第1受け入れ領域20の中に突出し、第1傾斜面18aがストック棚10近傍位置から、後に詳述する中継棚44d近傍位置に向かって相対移動するにしたがって、第1傾斜面18aとより大きく交差して(図6及び図7、図10及び図11に示す)、第1傾斜面18aが中継棚44dに到達するまでに、1つの棒材だけ残して棒材をストック棚10に向かって押し出して強制排除するためのものである。
【0016】
第1段階案内部材44の第1段階持ち上げ部材18と対向する平らな面が、第1段階持ち上げ部材18によって持ち上げられるとき棒材を案内するための第1案内面44eを構成する。第1持ち上げ部材の第1傾斜面18aと、この第1案内面44eとで、棒材を落下しないように受け入れる第1ポケット20又は第1受け部19が構成される。図5から図12は、細材を補給する場合を示しており、第1ポケット19に複数の棒材が受け入れられるので、干渉部材40を第1受け入れ領域20の中に突出させ、棒材の数を1つだけに減らして中継棚44dに運ぶようにしているが、太材の場合には、第1ポケット19の中に1つの棒材だけ受け入れられ、棒材を1つに減らす必要がないので、干渉部材40を棒材受け入れ領域内に突出させない。このような場合には、第1ポケット19に受け入れられた棒材は、第1傾斜面18aによって第1案内面44eに対して当接され、第1段階持ち上げ部材18が上昇する間、第1案内面44eに沿って中継棚44dまで案内される。
【0017】
また、棒材案内部14は、図1に示すように、長手方向に互いに間隔を隔てて複数設けられた棒状の第2段階案内部材46を有する。第2段階案内部材46は、図3及び図5〜図12に示すように、第2段階持ち上げ部材22の前方に平行に延びて設けられ、第2段階持ち上げ部材22と対向する平らな第2案内面46aをもつ。第2段階案内部材46の第1台形部材22cの前面が第2案内面46aに当接している。第2段階持ち上げ部材22の第2傾斜面22a及び第3傾斜面22bと、この第2案内面46aとで、棒材が落下しないように受け入れる第2ポケット又は第2受け部23が構成される。第2傾斜面22aと第3傾斜面22bとで形成される段部によって、棒材を深く受け入れ、棒材の落下をより確実に防止することができる。図12を見て分かるように、第2段階案内部材46の上端面には、棒材持ち上げ部材16が上方位置にあるとき、第2持ち上げ部材の第2傾斜面22aの延長上に下方に延びる第6傾斜面46bが形成されている。
第6傾斜面46bの延長上かつ下方には、図12に示すように、棒材供給機100の材料棚棒材載置面102aが延びており、第2傾斜面22a、第6傾斜面46b及び材料棚棒材載置面102aで連続した傾斜面が形成され、その上を棒材が回動して材料棚102に棒材を引き渡されるようになっている。図8から図12に示すように、第2ポケット26に受け入れられた棒材は、第2傾斜面22a及び第3傾斜面22bによって第2案内面46aに対して当接され、第2段階持ち上げ部材22が上昇するとき、第2案内面46aに沿って第6傾斜面46bまで案内される。なお、第2段階案内部材46の前面には、図12に示すように、切り欠き46cが形成されており、これに棒材供給機100の材料棚102の後縁部が受け入れられ、第6傾斜面46bと材料棚棒材載置面102aとが連続した傾斜面となる。
【0018】
なお、棒材補給装置2の棒材引き渡し位置Pを、棒材供給機100の材料棚102の受け入れ位置の高さに合わせて調整するため、装置全体の高さを調整するための高さ調整手段48を有する。
図5〜図12を参照しつつ、本実施の形態にかかる棒材補給装置2によって棒材供給機100に棒材を補給する工程について説明する。
図5は、棒材補給装置2の初期位置を示す。作業者によって棒材は、ストック棚10の高い側又は棒材補給装置2の後側(図5において右側)から補給される。棒材はストック棚10の上に複数の列をなして重ねて載置してもよい。棒材は、ストック棚棒材載置面10aに沿って下方又は前方に転動する。更に、最も下方の棒材は第1傾斜面18a上を移動し、第1案内面44eに当接する。棒材が太材である場合には、第1受け入れ領域20の中に1つだけ受け入れられ、また、細材の場合には複数の棒材が受け入れられる。本実施の形態においては、3つの棒材が第1受け入れ領域20内に受け入れられている。
【0019】
次いで、棒材補給装置2を作動させると、図6に示すように、棒材持ち上げ部材16が油圧式シリンダ32(図3参照)によってリンク部材30を介して上昇される。第1受け入れ領域20内の3つの棒材が、第1案内面44eに沿って持ち上げられる。図7を参照して分かるように、第1段階持ち上げ部材18が上昇するにしたがって、干渉部材40の傾斜縁部40aが、第1受け部18aの第1傾斜面18aとより深く交差して、徐々に第1受け入れ領域20内に突出し、棒材が干渉部材40の傾斜縁部40aと、より大きく干渉する。干渉部材40は、角度調整レバー45によって、第1受け部18aが通過するとき、傾斜縁部40aの上端が第1受け領域20内に1つの棒材だけ残すことができる程度に突出するように、予め調整されている。従って、第1棚面18aがストック棚10近傍位置から中継棚44d近傍位置まで上昇される過程で、2つの棒材が傾斜縁部40aによってストック棚10に向けて1つづつ、第1受け入れ領域20の外に押し出される。なお、棒材持ち上げ部材16の上昇中、ストック棚10上の棒材は、第1段階持ち上げ部材18の平らな後面によって、ストック棚10上に保持されている。
【0020】
図8に示すように、第1段階持ち上げ部材18の第1傾斜面18aが、中継棚44dの延長上の位置まで上昇すると、棒材が連続した傾斜面に沿って、中継棚44dへと転がって移動する。
次いで、棒材持ち上げ部材16が上方位置から再び下方位置に下降すると、図9に示すように、ストック棚10上の棒材が第1受け入れ領域19内に受け入れられる。また、このとき、第2段階持ち上げ部材22の第2棚面24は、中継棚44dの傾斜面の延長上かつ下方に位置し、中継棚44d上の棒材が、第2受け部23の第2傾斜面22a及び第3傾斜面22bに沿って転動して、第2受け入れ領域20内に受け入れられる。
図10及び図11に示すように、棒材持ち上げ部材16が再び上昇すると、第1受け入れ領域19内の棒材は、図6及び図7に示す工程と同様に、1つだけ残してストック棚10に向かって押し出される。また、第2受け入れ領域26内の棒材は、第2案内面46aに沿って持ち上げられる。棒材持ち上げ部材16が上方位置に到達すると、第1受け入れ領域20内の棒材は、図8に示す工程と同様にして中継棚44dに引き渡され、また、第2受け入れ領域26内の棒材は、第2段階案内部材46の第6傾斜面46b上を転動して材料棚102に引き渡され、更に、材料棚棒材載置面102aに沿って下方に転動する。材料棚102に補給された棒材は、下方の棒材から順次、割出板によってガイドレールに投入される。なお、棒材を棒材補給装置2によって棒材供給機100に補給するタイミングは、棒材供給機100の割出板によるガイドレールへの投入と同期して、定期的に1つづつ補充するように制御しても、また、材料棚102に残った棒材が所定の数まで減ったときに作動させて、材料棚102に棒材を断続的に補充するように制御してもよい。
【0021】
本実施の形態によれば、棒材補給装置2が棒材供給機100とは独立した装置として構成されており、棒材保有量が小さな材料棚102をもつ既存の棒材供給機100に並設することにより、棒材供給機100の棒材保有量を増すことができ、設備の無人化を図ることができる。また、棒材を単に第6傾斜面46bに沿って転がして棒材引き渡し位置Pに引き渡すようになっているので、様々な構造の棒材供給機と併用することができる。
また、本実施の形態によれば、ストック棚10の高さが作業者の略腰の高さに設けられているので、作業者が棒材をストック棚10に補充する際に棒材を高く持ち上げる必要がなく、棒材補給装置20を棒材供給機100に並設するだけで、棒材の補給作業の労力を軽減することが可能になる。
【0022】
更に、ストック棚10を低く設けることにより、棒材を搬送するストック棚10と棒材引き渡し位置Pとの間の距離が長くなるが、棒材をストック棚10と棒材引き渡し位置Pの中間に位置する中継棚44dまで一旦運ぶ2段階搬送方式なので、棒材持ち上げ部材16の1往復の昇降運動によって1つの棒材を持ち上げる時間が短縮され、棒材を補充する時間を短縮させることができる。
更に、本実施の形態によれば、第1段階持ち上げ部材18の第1受け部18aが、長手方向に延びる第1傾斜面18aをもち、棒材を全長にわたって支持し、棒材が真っ直ぐに保持される。従って、棒材干渉部材40が第1受け入れ領域20に受け入れられた複数の棒材を押し出すとき、棒材同士で絡み合わず、棒材が1つづつ軸線を中心として回転して押し出され、棒材を1つづつ確実に排除することができ、中継棚44dに到達するまでに棒材を1つだけ確実に残すことができる。
【0023】
更に、本実施の形態によれば、棒材持ち上げ部材16が直線状の軌跡O−Oに沿って移動するので、上昇運動の過程で第1傾斜面18a、第2傾斜面22a及び第3傾斜面22bの傾斜角度が変化せず、棒材が第1受け部18a及び第2受け部24から落下せずに、確実に棒材供給機100に搬送される。
また、本実施の形態によれば、第1傾斜面18aと第1案内面44eとの間に棒材を受け入れるための第1ポケット20が、また第2傾斜面22a及び第3傾斜面22bと第2案内面46aとの間に第2ポケット26が形成されているので、棒材の持ち上げ工程中、棒材が落下してしまうのが防止される。
更に、棒材干渉部材40が、棒材持ち上げ部材16の上昇に伴って、第1棒材受け入れ領域内に徐々に大きく突出するようになっており、これにより棒材が1つづつ押し出されるので、複数の棒材が一度に材料棚102に落下して棒材の表面が損傷するのを防止することができる。
【0024】
更に、本実施の形態によれば、棒材はストック棚10の上に複数の列をなして重ねて載置してもよく、また、棒材搬送機構12によってストック棚10から棒材を取り出して搬送するので、ストック棚10の大きさを小さくすることができ、棒材補給装置2の設置面積を小さくすることができる。
更に、本実施の形態によれば、第1台形部材22c及び第2台形部材44cがMCナイロン樹脂製であるので、第1台形部材22cと第2段階案内部材46との間、及び、第2台形部材44cと第2段階持ち上げ部材22との間に摩擦が軽減される。
更に、本実施の形態によれば、第2段階案内部材46に棒材供給機100の材料棚102の後縁部を受け入れるための切り欠き18bが形成されており、第6傾斜面46bが材料棚棒材載置面102aの延長上に延びて連続した傾斜面が形成されるようになっているので、棒材が材料棚102に円滑に引き渡される。
【0025】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、本実施の形態においては、棒材補給装置2は棒材供給機100とは独立した装置として構成されているが、棒材供給機100の一部として組み込んでもよい。
また、本実施の形態においては、棒材引き渡し位置Pを棒材供給機100の材料棚102の高さに合わせる高さ調整手段48が設けられているが、高さ調整手段48は必須ではなく、棒材引き渡し位置Pを棒材供給機100の棒材受取り領域の上方に位置させ、棒材を落下させるようにしてもよい。
【0026】
更に、本実施の形態においては、材料棚102をもつ棒材供給機100に並設して使用し、材料棚102近傍の棒材引き渡し位置Pに棒材を補給して使用する場合を説明したが、棒材供給機100は、材料棚102をもっている必要はなく、ガイドレールへの棒材供給経路のどの位置に棒材を引き渡すようにしてもよい。
更に、本実施の形態においては2段階搬送方式であるが、必要に応じて中継棚44dや受け部19、23の数を増やし、多段階搬送方式としてもよい。
更に、本実施の形態においては、干渉部材40は、第1受け部18aに受け入れられた棒材を強制排除する傾斜縁部40aを有するが、干渉部材40には、ストック棚10と中継棚44dとの間の任意位置に突出し、1つだけ残して棒材を一度に強制排除する突出部が設けられていてもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、長時間、作業者が待機していない体制で棒材加工を可能とするのに、十分な数の棒材を保有することができ、また、棒材がつかえることなく1つづつ円滑に供給可能であり、更に、作業者の棒材補充作業の負担軽減を図ることができる棒材補給装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる棒材補給装置の正面図である。
【図2】図1に示す線A−Aに沿った断面図である。
【図3】図1に示す線B−Bに沿った断面図である。
【図4】図1に示す線C−Cに沿った断面図である。
【図5】棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
【図6】棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
【図7】棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
【図8】棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
【図9】棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
【図10】棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
【図11】棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
【図12】棒材補給装置によって棒材を持ち上げる各段階の状態を示す工程図である。
【符号の簡単な説明】
2 棒材補給装置
10 ストック棚
16棒材持ち上げ部材
18a第1受け部
24 第2受け部
44d中継棚
P棒材引き渡し位置
100 棒材供給機
Claims (4)
- 棒材加工装置に棒材を給送するための棒材供給機に棒材を補給するための棒材補給装置であって、該棒材補給装置は、前記棒材供給機への棒材引き渡し位置の高さより下方に設けられた、複数の棒材を貯えるためのストック棚と、該ストック棚と前記棒材引き渡し位置との間にそれぞれに隣接して介在して設けられ、それらの間で下方位置と上方位置との間を昇降運動して、棒材を前記ストック棚から前記棒材引き渡し位置に運ぶための持ち上げ部材と、前記ストック棚と前記棒材引き渡し位置との中間に棒材を一時的に載置する中継棚とを有し、前記持ち上げ部材は、前記昇降運動中、前記ストック棚近傍位置と前記中継棚近傍位置との間を往復運動し、棒材を前記ストック棚から受取って前記中継棚まで持ち上げるための第1受け部をもつ、前記ストック棚に向かって傾斜した板状の第1段階持ち上げ部材と、該第1受け部と同期して、前記中継棚に載置された棒材を受取って前記棒材引き渡し位置に持ち上げるための第2受け部をもつ、前記第1段階持ち上げ部材と平行に設けられた第2段階持ち上げ部材とを有し、
更に、前記第1段階持ち上げ部材と第2段階持ち上げ部材との間に介在して設けられた板状の案内部材を有し、前記案内部材の上面は前記中継棚を構成し、前記案内部材の前記第1段階持ち上げ部材と対向する前記ストック棚に向かって傾斜した平らな面は、該第1段階持ち上げ部材によって持ち上げられるとき、棒材を案内するための案内面を構成する、ことを特徴とする棒材補給装置。 - 前記第1受け部の上方には、前記ストック棚から複数の棒材を受け入れ可能な第1受け入れ領域が形成され、更に、該第1受け入れ領域の中に前記ストック棚に向かって突出して第1受け入れ領域内の棒材と干渉し、前記第1受け部が前記ストック棚近傍位置から前記中継棚近傍位置に上昇して相対移動する過程で、前記第1受け入れ領域内の棒材を1つの棒材だけ残して前記ストック棚に向かって押し出して強制排除するための干渉手段を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の棒材補給装置。
- 前記干渉手段は、前記第1受け入れ領域に臨んで傾斜する傾斜突出部を有し、該傾斜突出部は、前記第1受け部が前記ストック棚近傍位置から前記中継棚近傍位置に向かって相対移動するにしたがって、前記第1受け入れ領域内の棒材とより大きく干渉し、前記第1受け部が前記中継棚に到達するまでに、1つの棒材だけ残して前記ストック棚に向かって押し出して強制排除する、ことを特徴とする請求項2に記載の棒材補給装置。
- 第1段階持ち上げ部材の前記持ち上げ部材は、前記第1受け部を構成する第1棚面をもち、前記第1受け部はその上方に、前記ストック棚から複数の棒材を受け入れ可能な大きさの第1受け入れ領域を有し、更に、上下方向に延び、かつ、前記第1受け入れ領域に臨んで傾斜した傾斜縁部をもつ干渉板状部材を有し、前記第1段階持ち上げ部材には、前記傾斜縁部が、前記第1棚面に対して横方向に交差して前記第1受け入れ領域内に突出可能とする切り欠きが形成されており、前記傾斜縁部は、前記第1受け部が前記ストック棚近傍位置から前記中継棚近傍位置に向かって相対移動するにしたがって、前記第1受け入れ領域内の棒材とより大きく干渉して、前記第1受け部が前記中継棚に到達するまでに、1つの棒材だけ残して前記ストック棚に向かって押し出して強制排除する、ことを特徴とする請求項1に記載の棒材補給装置。
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