JP3413976B2 - Tcpの試験装置 - Google Patents

Tcpの試験装置

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JP3413976B2
JP3413976B2 JP18682794A JP18682794A JP3413976B2 JP 3413976 B2 JP3413976 B2 JP 3413976B2 JP 18682794 A JP18682794 A JP 18682794A JP 18682794 A JP18682794 A JP 18682794A JP 3413976 B2 JP3413976 B2 JP 3413976B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のICを実装した
TCPの電気的特性の試験・測定を行うためのTCPの
試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイは、液晶パネルにドラ
イバ回路を接続することにより構成されるが、ドライバ
回路を構成するドライバICは、ICチップを搭載した
TCP(Tape Carrier Package)として形成されて、こ
のTCPからドライバICを打ち抜いて、ACF(Anis
otropic Conductive Film )を用いてTAB(Tape Aut
omated Bonding)方式で液晶セルに実装されるが、TC
Pにおける各ドライバICの電気的特性の試験。測定を
行うためのTCPの試験装置としては、TCPを供給す
る供給リールと、試験・測定が終了した部分を巻き取る
巻き取りリールとを有し、この供給リールから巻き取り
リールまでのTCPの走行経路の途中にテストヘッドの
プローブを対向配設して、各ドライバICの部位を、こ
のテストヘッド側に変位させて、そのリードをプローブ
にコンタクトさせて、通電試験を行う構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶ディス
プレイは、カラー化、画素数の増大及びピクセルサイズ
の微細化等によりドライバICに設けられる出力リード
が微細化される傾向にある。そして、通電試験を行う時
には、このように微小ピッチ間隔に配列したリードをプ
ローブに正確にコンタクトさせるために、TCPを所定
の張りを持たせた状態にする必要がある。このために、
TCPの走行経路において、テストヘッドに対向する位
置の前後に、このTCPの左右両側に設けたスプロケッ
ト孔に係合するスプロケットを設け、これら一対からな
るスプロケットによってTCPに所定の張りを持たせた
状態のままで、このTCPをテストヘッドに向けて変位
させて、コンタクトプレスを用いてプローブに押し付け
るようにする。従って、スプロケットとコンタクトプレ
スとを往復移動させなければならないが、TCPの送り
時には、スプロケットはこのTCPに係合させ、コンタ
クトプレスはそれとは非接触状態に保たなければならな
い関係等から、コンタクトプレスはスプロケットより往
復移動のストロークを長くする必要がある。このため
に、コンタクトプレス及びスプロケットはそれぞれ別個
の駆動手段により駆動しなければならず、装置の構成が
複雑になり、かつ両駆動手段の動作タイミングの設定が
面倒である等の問題点があった。
【0004】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、簡単な装置構成によ
って、ドライバICのリードを正確にプローブにコンタ
クトさせることができるTCPの試験装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、TCPの走行経路におけるテストヘ
ッドの配設位置の前後に配置され、このTCPを所定の
張りを持った状態に保持するための一対のスプロケット
と、テストヘッドに対面する位置に設けたコンタクトプ
レスと、これらスプロケット及びコンタクトプレスとを
それぞれ所定の往復動ストロークをもってテストヘッド
に近接・離間させる方向に変位させる駆動手段とからな
り、この駆動手段は、スプロケットとコンタクトプレス
が前記テストヘッドに近接する方向に向けて移動する際
に、その移動ストロークの途中まではコンタクトプレス
の方が長くなる移動ストロークで変位させ、途中位置か
らは両者を連動して変位させる構成としたことをその特
徴とするものである。
【0006】
【作用】TCPに対して、一対からなるスプロケットを
係合させることによって、このTCPに所要の張りを持
たせることができる。TCPが走行する間においては、
これらスプロケットと係合しているが、コンタクトプレ
スはTCP及びそれに実装されているICチップと非接
触状態に保持しなければならない。そして、TCPが所
定の位置にまで搬送されると、駆動手段が作動して、ス
プロケットによってTCPがテストヘッド側に押圧変位
せしめられる。これと同時に、コンタクトプレスも移動
を開始して、この移動ストロークの途中位置でコンタク
トプレスがTCPに接触する。この位置において、画像
認識等の手段によって、ドライバICの位置を検出し
て、位置ずれがあれば、その補正を行う。この後に、駆
動手段をさらに作動させると、連動変位手段によりスプ
ロケットとコンタクトプレスとは連動して変位するよう
になり、コンタクトプレスはテストされるドライバIC
の部分を押動して、テストヘッドのプローブに圧接させ
ることによって、このTCPのリードが確実にプローブ
と電気的に接続される。
【0007】以上のように、スプロケットとコンタクト
プレスとを単一の駆動手段により駆動させるように構成
することによって、駆動機構の構成が簡略化され、かつ
動作タイミングも正確に設定できるようになる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て説明する。まず、試験を行うTCP1は、図1に示し
たように、ポリイミド等からなるテープ2に所定の間隔
毎に入出力リード3を有する配線パターンが形成される
と共に、ICチップ4が、その電極をリード3に接続さ
せた状態にして実装されている。これによって、テープ
2に沿って多数のドライバIC5が形成されるようにな
っている。ドライバIC5は、液晶ディスプレイを構成
する液晶セルにACFを用いてTAB実装されるもので
あって、このために最終的にはTCP1のテープ2から
ドライバIC5の部分が打ち抜かれることになる。ま
た、TCP1におけるテープ2の左右両側に所定のピッ
チ間隔でスプロケット孔6が形成されており、また製造
工程において、例えばテープ2に配線パターンが正確に
形成されていない場合等のように不良品であると判定さ
れた時には、相隣接するドライバIC5,5間の部位に
不良品であることを表示する穿孔部7が設けられたり、
また製造段階でICチップ4そのものを欠落させること
もある。なお、穿孔は良品・不良品を識別するためのも
のであって、良品に穿孔部を設け、不良品には穿孔部を
設けないようにするものもある。
【0009】最終製品としてのドライバIC5の電気的
特性の試験は、このドライバIC5が打ち抜かれる前の
長尺テープの状態で行われる。この試験装置としては、
概略図2に示したように構成される。図中において、1
0は供給リール、11は巻き取りリールである。供給リ
ール10にはTCP1が巻着されており、この供給リー
ル10から送り出されたTCP1は、所定の経路に沿っ
て走行させて、巻き取りリール11に巻き取られるまで
の間に、不良品検出を行い、次いで各ドライバIC5の
テストが順次行われる。
【0010】供給リール10から送り出されたTCP1
は、まずガイドローラ12により水平方向にガイドされ
て、不良品検出部13に送り込まれる。然る後に、固定
ガイド14を経て電気的特性の試験・測定を行うテスト
部15に搬送されるようになる。このテスト部15に
は、テストヘッド16を構成するプローブ16aが対向
配設されており、このテストヘッド16に対面する位置
の前後の部位にはTCP1を正確に水平状態に保ち、か
つ所定の張力を生じさせるために、TCP1の左右両側
部に設けたスプロケット孔6に係合する各一対のスプロ
ケット爪を備えたスプロケット17,18が設けられて
おり、またこれらスプロケット17,18間の位置には
コンタクトプレス19が配設されている。さらに、テス
トヘッド16の配設位置より巻き取りリール11側の部
位には、固定ガイド20及びガイドローラ21が設けら
れている。ここで、コンタクトプレス19は、TCP1
と当接して、このTCP1におけるドライバIC5に形
成したリード3をプローブ16aに押し付けるためのも
のであって、このコンタクトプレス19には、ICチッ
プ4を避けるようにしてTCP1に当接するための凹部
19aが形成されている。
【0011】而して、供給リール10から巻き取りリー
ル11に向けてTCP1を走行させるために、巻き取り
リール11にはテープ送りモータ22が接続されてお
り、また供給リール10には、TCP1に対してバック
テンションを作用させるために、トルクモータ23が装
着されている。ここで、供給リール10においては、T
CP1の巻き径に応じて荷重が変化するために、TCP
1の供給量に応じてバックテンションが変化する。そこ
で、TCP1の供給量に応じてトルクモータ23による
バックテンションの調整を行えるようにするために、供
給リール10の回転軸にはエンコーダ(図示せず)等の
回転検出手段を装着して、この回転検出手段からの信号
に基づいて、トルクモータ23により作用するトルクが
連続的または間欠的に上昇するように制御される。
【0012】TCP1の走行経路に設けた不良品検出部
13には、図3から明らかなように、TCP1の上下に
配設した発光素子アレイ24と受光素子アレイ25とか
らなるラインセンサから構成されている。発光素子アレ
イ24及び受光素子アレイ25には、それぞれ発光素子
24a及び受光素子25aが微小ピッチ間隔をもってラ
イン状に配設されており、このラインセンサは少なくと
もTCP1の幅に対応する長さを有する。そして、発光
素子アレイ24を構成する発光素子24aを順次点灯さ
せて、この発光素子24aからの光を、それに対向する
位置に設けた受光素子25aで受光させ、この受光素子
25aの受光レベルと遮光量とによって、不良品(また
は良品)であることを表示する穿孔部7の有無及びIC
チップ4が存在してるか否かの判定が行われる。また、
これら以外にも、TCP1が破損しているかどうかの判
定もできる。特に、ICチップ4を実装したTCP1の
製造時には、加熱炉に挿入して耐熱試験を行う、所謂バ
ーインが行われるが、このバーインを行うための炉が小
型のものである場合には、TCP1を所定の長さに切断
してバーインを行い、然る後に粘着テープ等を用いて相
互に連結することにより再び長尺化させる。従って、不
注意等によりTCP1の連結不良という事態も生じるこ
とがある。このために、不良品検出部13ではラインセ
ンサを用いていることから、単に穿孔部7及びICチッ
プ4の有無のみならず、テープ2に破れた箇所や裂け目
等があると、このテープ2の破れや裂け目等も受光素子
アレイ25を構成する受光素子25aの受光量の変化と
して検出できる。
【0013】テスト部15においては、TCP1をテス
トヘッド16側に変位させることによって、リード3を
プローブ16aに接続させるようにするが、このTCP
1は、その走行経路においては正確に位置調整されては
いない。このために、TCP1の位置調整を行う必要が
あるが、この位置調整はTCP1におけるドライバIC
5がプローブ16aと接触する直前の位置でXY方向に
位置調整できるようになっている。このために、ドライ
バIC5の位置、具体的にはそのリード3の位置を検出
する手段と、その位置を調整する手段とを備えている。
ドライバIC5の位置を検出する手段としては、周知の
ように、画像認識手段が用いられる。このために、テス
トヘッド16の近傍位置には、テレビカメラ26が配置
されており、このテレビカメラ26でTCP1の特徴点
や、各々のドライバIC5の配設位置に設けた位置表示
マーク等の画像を取り込んで、画像認識回路27で基準
位置からの位置ずれを演算するようになされている。
【0014】画像認識回路27からの出力信号に基づい
てTCP1の位置を調整するために、一対からなるスプ
ロケット17,18及びその間に設けたコンタクトプレ
ス19は、位置調整機構に装着され、またこれらスプロ
ケット17,18とコンタクトプレス19とを位置調整
された状態でテストヘッド16側に変位させるための駆
動手段を備えている。
【0015】即ち、図4及び図5に示したように、一対
からなるスプロケット17,18は連結部材28によっ
て相互に連結されており、この連結部材28はガイドレ
ール29に沿って上下方向に往復移動するようになって
いる。また、コンタクトプレス19も、このガイドレー
ル29に沿って上下方向に往復移動するようになってい
る。ガイドレール29は位置調整機構30に連結され
て、ガイドレール29を含めて、スプロケット17,1
8及びコンタクトプレス19が一体となって水平方向に
位置調整されるようになっている。位置調整機構30
は、固定的に保持されている基台31上にモータ32に
よりその水平面におけるX軸方向に位置調整可能なX軸
テーブル33と、このX軸テーブル33上に、モータ3
4によりY軸方向に位置調整可能なY軸テーブル35と
を有し、ガイドレール29はこのY軸テーブル35に固
定されている。画像認識回路27でTCP1の位置ずれ
を演算した結果、これらモータ32,34を作動させ
て、スプロケット17,18及びコンタクトプレス19
の水平方向の位置を調整することによって、TCP1が
テストヘッド16のプローブ16aに対して正確に位置
合わせを行うことができるようになる。
【0016】また、Y軸テーブル35には昇降駆動モー
タ36が取り付けられており、この昇降駆動モータ36
には回転軸37が連結されている。回転軸37には、上
下の位置にボールねじ軸部38,39が形設されてお
り、これらボールねじ軸部38,39には、ボールナッ
ト40,41が螺合している。また、ボールナット4
0,41は、ガイドレール29と一体的に設けたガイド
42に沿って昇降されるようになっている。ボールナッ
ト41はコンタクトプレス19に直接連結されている
が、ボールナット40は、スプロケット17,18の連
結部材28に螺挿した調整ねじ43と当接しており、ま
たこの連結部材28はばね44によって、調整ねじ43
がボールナット40に当接する方向に付勢されている。
さらに、コンタクトプレス19には、押動ねじ45が螺
挿されており、この押動ねじ45は、コンタクトプレス
19の下降ストロークの途中位置で連結部材28に当接
するようになっている。従って、コンタクトプレス19
を下降させて、その押動ねじ45が連結部材28に当接
すると、この連結部材28はボールナット40から離間
して、コンタクトプレス19と共に変位するようにな
る。従って、連結部材28を上昇する方向に付勢するば
ね44と、このばね44に抗して連結部材28を押動す
る押動ねじ45とにより連動変位手段が構成される。
【0017】以上のように構成することによって、昇降
駆動モータ36を作動させて、回転軸37が回転する
と、そのボールねじ軸部38,39が回転して、スプロ
ケット17,18及びコンタクトプレス19をテストヘ
ッド16に近接・離間する方向に往復移動させるが、ボ
ールねじ軸部38,39及びそれらに螺合するボールナ
ット40,41はピッチが異なる差動ねじを構成し、昇
降駆動されるスプロケット17,18の移動ストローク
とコンタクトプレス19の移動ストロークとを比較する
と、コンタクトプレス19の方のストロークが長くなっ
ている。而して、スプロケット17,18と、コンタク
トプレス19とは、最上昇位置にある時(図4の状態)
には、コンタクトプレス19の方が高い位置にあり、こ
の位置が退避位置である。そして、これらの下降ストロ
ークの途中で、TCP1のドライバIC5がプローブ1
6aにコンタクトする直前の位置において、図6に示し
たように、コンタクトプレス19がスプロケット17,
18と同じ高さ位置となり、この位置がTCP1の位置
調整が行われる調整位置である。さらに、それより下降
する際には、スプロケット17,18とコンタクトプレ
ス19とは連動して下降するようになり、図7に示した
ように、TCP1がプローブ16aに接触する位置がコ
ンタクト位置となる。
【0018】退避位置では、TCP1にはスプロケット
17,18が係合しているが、コンタクトプレス19は
このTCP1に対してはICチップ4とも接触しない高
さ位置に保持されており、調整位置まで下降すると、ス
プロケット17,18によりTCP1がある程度下方に
押圧され、またコンタクトプレス19がこのTCP1に
当接することになり、この状態で画像認識に基づいてそ
の位置の調整が行われる。この位置調整を正確に行うた
めには、TCP1は正確に水平状態に保たれ、かつ所定
の張りを持っていなければならない。スプロケット1
7,18は、このTCP1を適正な状態に保つためのも
のである。そして、TCP1の位置調整は、このTCP
1に係合しているスプロケット17,18及びコンタク
トプレス19を水平方向に微小量変位させることにより
実行される。また、この位置調整後には、コンタクトプ
レス19によって、TCP1がテストヘッド16のプロ
ーブ16aに当接するコンタクト位置にまで変位させ
る。そして、調整位置からコンタクト位置に至る動作の
間にTCP1が位置ずれを起こさないようにするため
に、スプロケット17,18は押動ねじ45に押動され
て、コンタクトプレス19と連動して移動すると共に、
図8に示したように、コンタクトプレス19におけるT
CP1への接触部には、多数の真空吸着孔46が開口し
ており、TCP1はこの真空吸着孔46による真空吸着
により固定するようにしている。
【0019】本実施例は以上のように構成されるもので
あって、次にその作動について説明する。TCP1を供
給リール10に巻着して、その先端をガイドローラ1
2,固定ガイド14を経て、テスト部15を通り、さら
に固定ガイド20及びガイドローラ21を介して巻き取
りリール11に巻き取らせる。そして、この状態で巻き
取りリール11に付設したテープ送りモータ22を作動
させることによって、TCP1をドライバIC5の長さ
毎にピッチ送りする間に、テスト部15において、ドラ
イバIC5の電気的特性の試験・測定を行う。
【0020】而して、TCP1はそのスプロケット孔6
にスプロケット17,18が係合しており、またテープ
送りモータ22によるTCP1の送りに対しては、供給
リール10側に設けたトルクモータ23により所定の張
力が働くようになっている。この結果、TCP1におけ
るテスト部15の部位は、スプロケット17,18によ
って水平で、しかも所定の張りを持った状態に保たれて
いる。
【0021】ここで、TCP1は、巻き取りリール11
側で、テープ送りモータ22によって、このTCP1に
形成されている各ドライバIC5間の間隔を1ピッチと
して間欠送りされるが、供給リール10側ではトルクモ
ータ23によりこの送りに対して所定のバックテンショ
ンを作用させている。しかしながら、このトルクモータ
23のトルクが一定であると、供給リール10における
TCP1の残量の減少に応じて供給リール10全体の重
量が減少する結果、バックテンションが変化することに
なる。このために、供給リール10へのTCP1の長さ
から、その重量を演算して、トルクモータ23により所
定の初期トルクを作用させるように設定しておき、この
供給リール10の回転を検出することによって、それか
らのTCP1の供給に応じて、減少した重量分に相当す
るトルクを増大させるように制御する。これによって、
TCP1の張りを常に一定に保つことができ、たるみの
発生や張力過多による伸びや反り等の発生が抑制され
る。
【0022】TCP1に設けた各ドライバIC5は、ま
ず不良品検出部13において、穿孔部7の有無及びIC
チップ4が存在するか否かの検査を行う。これと共に、
TCP1に破れた箇所や裂け目等の損傷があるか否かの
検査も行われる。この検査は、不良品検出部13に配置
したラインセンサを構成する発光素子アレイ24の各発
光素子24aを順次発光させて、受光素子アレイ25を
構成する受光素子25aに受光させ、これら各受光素子
25aの受光レベルと遮光量を検出することによって、
穿孔部7に相当する位置の受光レベルが高くなると、不
良品として穿孔されたものであることが検出され、また
ICチップ4の位置の受光レベルが高いと、このICチ
ップ4が搭載されていないことを検出できる。従って、
不良品として穿孔されたものや、ICチップ4が搭載さ
れていないものが検出されると、その部分がテスト部1
5に移行しても、コンタクトプレス19を作動させず、
そのまま次の部位にスキップする。一方、前述以外の部
位の受光レベルが高い場合には、TCP1が損傷してい
ると判断し、テスト部15に移行すると、この部位に設
けられているプローブ16aを損傷させるおそれがある
から、直ちに装置の作動を停止させる。
【0023】不良品検出部13で不良品でないと判定さ
れたドライバIC5はテスト部15に移行する。このテ
スト部15においては、コンタクトプレス19が配置さ
れているが、このコンタクトプレス19は退避位置に配
置されているから、TCP1はこのコンタクトプレス1
9と干渉することなく搬送される。この状態で、昇降駆
動モータ36を作動させることによって、回転軸37を
回転させる。この回転軸37には、ボールねじ軸部3
8,39が設けられており、これらボールねじ軸部3
8,39にはボールナット40,41が螺合しているか
ら、これらボールナット40,41は、ガイド42に沿
って下降を開始する。これによって、スプロケット1
7,18がボールナット40によりばね44に抗して押
し下げられ、またコンタクトプレス19はボールナット
41の駆動により直接下降する。ここで、ボールねじ軸
部38,39はピッチ間隔が異なっており、スプロケッ
ト17,18の連結部材28を駆動するボールねじ軸部
38の方が、コンタクトプレス19に連結されているボ
ールねじ軸部39よりピッチ間隔が細かくなっているか
ら、昇降ブロック31側の方が下降速度が速くなり、所
定のストローク分だけ下降すると、コンタクトプレス1
9はTCP1の表面に当接する調整位置にまで変位す
る。この位置でコンタクトプレス19に設けた真空吸着
孔46によりTCP1を吸着・保持されて、TCP1は
安定した状態に保持されて、外力等が作用しても、その
位置がずれるようなことはない。
【0024】この状態で、テレビカメラ26によりTC
P1におけるドライバIC5の位置ずれの有無を検出す
る。ドライバIC5を液晶セルに実装する際に、このド
ライバIC5と液晶セルとの間の位置合わせを可能なら
しめるために、アライメントマークが設けられるのが一
般的であり、このアライメントマークを基準としてTC
P1の位置ずれ検出を行うことができる。即ち、テレビ
カメラ26でこのアライメントマークを検出して、画像
認識回路27に伝送して、画像上の座標位置を検出し
て、基準位置からのずれを演算する。この画像認識の結
果、位置ずれがある場合には、位置調整機構30を構成
するX軸テーブル33及びY軸テーブル35をそれぞれ
モータ32,34により作動させることによって、スプ
ロケット17,18及びコンタクトプレス19を支承し
ているガイドレール29及びボールナット40,41を
支承するガイド42が水平方向に移動する。而して、T
CP1はコンタクトプレス19に真空吸着されているか
ら、この位置調整を行う際に、TCP1がコンタクトプ
レス19に対して相対移動することはない。
【0025】TCP1の位置調整が完了すると、昇降駆
動モータ36を作動させることによって、ボールナット
40,41が作動するが、コンタクトプレス19に設け
た押動ねじ45が連結部材28に当接して、この連結部
材28を押動することになるから、ボールねじ軸部3
8,39はピッチ間隔の差に基づいてコンタクトプレス
19の方が下降量が大きくなるが、調整位置からコンタ
クト位置までの間は、スプロケット17,18に連結し
た連結部材28はコンタクトプレス19に連動して移動
することになり、TCP1はスプロケット17,18間
において所定の姿勢状態を保持する。そして、TCP1
がコンタクト位置に変位すると、ドライバIC5のリー
ド3がテストヘッド16のプローブ16aに当接して、
その間が電気的に接続される。ここで、コンタクトプレ
ス19はボールナット40を介して回転軸37に剛体的
に連結されて、ガイドレール29に沿って動くようにな
っているから、このコンタクトヘッド19の動きは極め
て安定することになり、ドライバIC5をプローブ16
aに確実に当接させることができて、このドライバIC
5の電気的特性の試験・測定を正確に、安定した状態で
行うことができる。
【0026】ドライバIC5の電気的特性の試験・測定
が終了すると、昇降駆動モータ36により回転軸37を
逆方向に回転させることによって、スプロケット17,
18及びコンタクトプレス19が上昇する。そして、T
CP1がほぼ水平な状態になると、その位置でスプロケ
ット17,18の上昇は停止するが、この時には、コン
タクトプレス19はさらに上方の位置にまで上昇するこ
とになって、このコンタクトプレス19はTCP1のI
Cチップ4の高さ位置より上方の退避位置に変位する。
この状態で、テープ送りモータ22を作動させて、TC
P1をドライバIC5の長さ分だけ搬送する。これによ
って、次のドライバIC5の試験・測定を行うことがで
きる状態になる。以上の手順を繰り返すことによって、
TCP1に設けたドライバIC5の試験・測定を順次行
うことができる。
【0027】以上のように、単一の昇降駆動モータ36
を用いて、スプロケット17,18及びコンタクトプレ
ス19を作動させるようになし、しかも退避位置におい
ては、スプロケット17,18はTCP1に係合する
が、コンタクトプレス19はTCP1に対して非接触状
態に保持され、調整位置にまで変位する間に、コンタク
トプレス19が長いストローク移動することによって、
このコンタクトプレス19をスプロケット17,18と
同じ位置にまで変位させ、さらにコンタクト位置に変位
する際には、コンタクトプレス19とスプロケット1
7,18とを連動させるようにしているので、TCP1
のテストヘッド16への接離を正確に行わせることがで
きる。そして、前述した調整位置は、連結部材28に設
けた調整ねじ43及びコンタクトプレス19に設けた押
動ねじ45を適宜螺回することによって、容易に、しか
も正確に調整できるようになる。
【0028】なお、前述の実施例においては、TCP1
の走行経路を水平となし、テストヘッド16をその下方
に配設して、スプロケット17,18及びコンタクトプ
レス19を昇降駆動するように構成したが、TCP1は
テープ送りモータ22及びトルクモータ23によって、
供給リール10から巻き取りリール11に至るまでの全
長において所定の張力が作用するようになっており、か
つテストヘッド16に対面する部位では、スプロケット
17,18により正確に姿勢を維持するようになされて
おり、さらにはスプロケット17,18はばね44の付
勢力を作用させ、またコンタクトプレス18は回転軸3
7に設けたボールねじ軸部39により直動されるように
なっているから、必ずしもTCP1とテストヘッド16
のプローブ16aとを上下の位置に配置する必要はな
く、例えばテストヘッド16を横置きとなし、TCP1
を垂直方向に走行させるようにすることもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、簡
単な装置構成によって、単一の駆動手段を用いてドライ
バICのリードを正確にプローブにコンタクトさせるこ
とができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】TCPの構成説明図である。
【図2】TCP試験装置の全体構成図である。
【図3】不良品検出部の構成説明図である。
【図4】スプロケットとコンタクトプレスとの組立体の
正面図である。
【図5】図4の左側面図である。
【図6】調整位置でのスプロケットとコンタクトプレス
との組立体の正面図である。
【図7】コンタクト位置におけるスプロケットとコンタ
クトプレスとの組立体の正面図である。
【図8】コンタクトプレスの断面図である。
【符号の説明】
1 TCP 2 テープ 5 ドライバIC 10 供給リール 11 巻き取りリール 13 不良品検出部 15 テスト部 16 テストヘッド 16a プローブ 17,18 スプロケット 19 コンタクトプレス 22 テープ送りモータ 23 トルクモータ 24 発光素子アレイ 25 受光素子アレイ 29 ガイドレール 30 位置調整機構 33 X軸テーブル 35 Y軸テーブル 36 昇降駆動モータ 37 回転軸 38,39 ボールねじ軸部 40,41 ボールナット 42 ガイド 43 調整ねじ 44 ばね 45 押動ねじ 46 真空吸着孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 佐栄一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日立電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 牧原 直和 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日立電子エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−5644(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/26 H01L 21/66

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のICチップを実装させたTCPを
    供給リールから供給して、テストヘッドのプローブと接
    続させて、その電気的特性の試験・測定を行って、巻き
    取りリールに巻き取るものにおいて、 前記TCPの走行経路におけるテストヘッドの配設位置
    の前後に配置され、このTCPを所定の張りを持った状
    態に保持するための一対のスプロケットと、 テストヘッドに対面する位置に設けたコンタクトプレス
    と、 これらスプロケット及びコンタクトプレスとをそれぞれ
    所定の往復動ストロークをもって前記テストヘッドに近
    接・離間させる方向に変位させる駆動手段とからなり、 この駆動手段は、前記スプロケットとコンタクトプレス
    が前記テストヘッドに近接する方向に向けて移動する際
    に、その移動ストロークの途中まではコンタクトプレス
    の方が長くなる移動ストロークで変位させ、途中位置か
    らは両者を連動して変位させる構成としたことを特徴と
    するTCPの試験装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、モータと、このモータ
    により回転駆動される回転軸と、この回転軸に一体に設
    けられ、それぞれピッチ間隔の異なる一対のねじ軸部及
    びこれら各ねじ軸部に螺合され、それぞれ前記スプロケ
    ット及びコンタクトプレスに連結した一対のナットと、
    これらスプロケット及びコンタクトプレスをガイドする
    ガイド手段と、連動変位手段とを有し、前記スプロケッ
    トとコンタクトプレスとを、前記テストヘッドに近接す
    る方向に向けて移動する際に、その移動ストロークの途
    中まではコンタクトプレスの方が長くなる移動ストロー
    クで変位させ、途中位置からは前記連動変位手段によっ
    て両者を連動して変位させる構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載のTCPの試験装置。
  3. 【請求項3】 前記スプロケット及びコンタクトプレス
    は位置調整機構に装着されると共に、前記TCPに実装
    したICチップの位置を認識するための画像認識手段を
    備え、前記連動変位手段によりこれらスプロケット及び
    コンタクトプレスが連動して変位を開始する直前の位置
    で前記画像認識手段により前記ICチップの位置ずれの
    有無を検出して、位置ずれがある場合には、前記位置調
    整機構 によりこのICチップの位置補正を行う構成とし
    たことを特徴とする請求項2記載のTCPの試験装置。
  4. 【請求項4】 前記位置調整機構は、前記ガイド手段に
    連結され、このガイド手段の水平方向の位置を調整する
    XYテーブルであることを特徴とする請求項3記載のT
    CPの試験装置。
  5. 【請求項5】 前記巻き取りリール側にテープ送りモー
    タを接続し、また供給リール側にはバックテンション用
    のトルクモータを接続し、このトルクモータは供給リー
    ルにおけるTCPの残量に応じたバックテンションを作
    用させる構成としたことを特徴とする請求項1記載のT
    CPの試験装置。
  6. 【請求項6】 前記TCPテープの走行経路におけるテ
    ストヘッドの位置より上流側の位置に不良品検出手段
    配設して、この不良品検出手段によって、TCPに、I
    Cが実装されているか否かと、不良品または良品である
    ことを表示する穿孔部の有無と、TCPテープの損傷の
    有無を検出する構成としたことを特徴とする請求項1記
    載のTCPの試験装置。
  7. 【請求項7】 前記不良品検出手段は、ラインセンサで
    あることを特徴とする請求項6記載のTCPの試験装
    置。
  8. 【請求項8】 前記コンタクトプレスは、前記ICが実
    装されている部位を避けた位置で、TCPを真空吸着す
    る真空吸着手段を備えていることを特徴とする請求項1
    記載のTCPの試験装置。
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