JP6491324B2 - フィーダ装置、およびフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法 - Google Patents

フィーダ装置、およびフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品実装機に装備され、キャリアテープを繰り出して部品を供給するフィーダ装置、およびキャリアテープの繰り出し方法に関する。
多数の部品が実装された基板を生産する設備として、はんだ印刷機、部品実装機、リフロー機、基板検査機などがある。これらの設備を連結して基板生産ラインを構成することが一般的になっている。このうち部品実装機は、基板搬送装置、部品供給装置、部品移載装置、および制御装置を備える。部品供給装置の代表例として、部品を保持したキャリアテープを供給リールから繰り出す方式のフィーダ装置がある。キャリアテープは、所定の離隔ピッチで形成された部品収納部にそれぞれ部品を収納保持したボトムテープ、およびボトムテープに接着されて部品収納部を覆うカバーテープからなる。キャリアテープを繰り出す駆動源として、離隔ピッチずつの間欠駆動に好適なパルスモータが多用される。この種のフィーダ装置に関する技術例が特許文献1、2に開示されている。
特許文献1は、多数の部品供給ユニットを搭載した供給テーブルをモータの駆動により部品供給位置に移動させる電子部品供給装置を開示している。この電子部品供給装置は、モータを制御する制御装置と、モータの駆動電流値から推力および供給テーブルの負荷重量を算出する手段とを備え、制御装置は、算出された負荷重量および最大推力から求められた最大加速度で供給テーブルの移動を制御することを特徴としている。これによれば、負荷重量が変化しても常にモータの最大出力を保てる加速度を算出して、最適なタクトタイムで動作させ、生産効率を向上できる、とされている。
また、特許文献2の部品供給装置は、キャリアテープを間欠的に送出させる送りモータと、カバーテープを引き取って(剥離して)電子部品を露出させる引取りモータと、送りモータの加速中、定速回転中、および減速中に対応して引取りモータのモータ電流値を可変に設定するモータ制御部と、を備えている。これによれば、カバーテープに弛みができず、かつ、カバーテープを確実に引き取ることができる、とされている。
特開2002−141695号公報 特開2014−127517号公報
ところで、多数の部品供給ユニットを搭載した供給テーブルの全体を移動する特許文献1の技術では、電気エネルギーの消費量が大きい。このため、近年では、特許文献2に示されるように、部品移載装置の装着ノズルが移動して多数の部品供給ユニットにアクセスする形態が主流となっている。また、カバーテープの引き取り(剥離)に関しては、特許文献2に例示される完全な剥離を行う形態、ならびに、カバーテープの一側縁を剥離して他側縁の接着状態を維持する形態が用いられている。
いずれの形態においても、供給リールからキャリアテープを引き出す(送出する)用途に、駆動モータ(送りモータ)が用いられる。キャリアテープの引き出しに要する所要トルクは、供給リールに残存するキャリアテープの残存巻回数の減少に伴って一般的に増加し、残存巻回数が無くなる寸前に最大所要トルクとなる。従来技術において、所要トルクを検知する機構は具備されておらず、駆動モータに流れる駆動電流は、常に最大所要トルクを確保できるように制御される。このため、残存巻回数が多いときに不必要に大きな駆動電流が流れて、電気エネルギーが浪費されている。駆動モータ(送りモータ)の駆動電流の制御に関する技術は、特許文献1、2に開示されていない。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、供給リールからキャリアテープを引き出す際の所要トルクの変化に対応して駆動モータに流れる駆動電流を適正に制御し、電気エネルギーの浪費を抑制したフィーダ装置、およびフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明のフィーダ装置は、部品実装機に装備され、所定の離隔ピッチで形成された部品収納部にそれぞれ部品を収納保持したキャリアテープを繰り出して、前記部品実装機の部品移載装置が吸着する部品供給位置に前記部品を順次供給するフィーダ装置であって、本体部と、前記本体部の後側に設けられ、前記キャリアテープが巻回された供給リールを回転可能に支承するリール支承部と、前記本体部の前側に設けられ、前記リール支承部に支承された前記供給リールから前記キャリアテープを前記部品供給位置まで繰り出す間欠駆動が可能な駆動モータを含んで構成されたテープ繰り出し機構と、前記供給リールに残存する前記キャリアテープの残存巻回数を検出する巻回数検出部と、前記残存巻回数に対応して、前記駆動モータに流れる駆動電流を制御する駆動モータ制御部と、を備えることを特徴とする
また、本発明のフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法は、部品実装機に装備され、所定の離隔ピッチで形成された部品収納部にそれぞれ部品を収納保持したキャリアテープを繰り出して、前記部品実装機の部品移載装置が吸着する部品供給位置に前記部品を順次供給するフィーダ装置であって、本体部と、前記本体部の後側に設けられ、前記キャリアテープが巻回された供給リールを回転可能に支承するリール支承部と、前記本体部の前側に設けられ、前記リール支承部に支承された前記供給リールから前記キャリアテープを前記部品供給位置まで繰り出す間欠駆動が可能な駆動モータを含んで構成されたテープ繰り出し機構と、を備えるフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法であって、前記供給リールに残存する前記キャリアテープの残存巻回数を検出する巻回数検出ステップと、前記残存巻回数に対応して、前記駆動モータに流れる駆動電流を制御する駆動モータ制御ステップと、を有する。
本発明のフィーダ装置によれば、巻回数検出部が検出したキャリアテープの残存巻回数に対応して、駆動モータ制御部は、駆動モータに流れる駆動電流を制御する。したがって、キャリアテープを引き出す際の所要トルクの変化に対応して駆動電流が適正に制御され、電気エネルギーの浪費が抑制される。
また、本発明のフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法によれば、上記したフィーダ装置の効果と同様に、電気エネルギーの浪費が抑制される。
第1実施形態のフィーダ装置を装備する部品実装機の全体構成を例示した平面図である。 第1実施形態のフィーダ装置の構成を模式的に示した側面図であり、キャリアテープの残存巻回数が多い状態を示している。 第1実施形態のフィーダ装置の構成を模式的に示した側面図であり、キャリアテープの残存巻回数が少ない状態を示している。 駆動モータ制御部の制御機能を説明する制御フローの図である。 駆動モータ制御部が駆動電流を段階的に制御することを示した図である。 駆動モータ制御部が駆動モータに送出するパルス信号および電圧信号を模式的に示した波形図であり、小さな駆動電流の場合を示している。 駆動モータ制御部が駆動モータに送出するパルス信号および電圧信号を模式的に示した波形図であり、大きな駆動電流の場合を示している。 駆動モータ制御部が駆動電流を可変連続的に制御することを示した図である。 第2実施形態のフィーダ装置の構成を模式的に示した側面図である。
(1.部品実装機1の全体構成)
まず、本発明の第1実施形態のフィーダ装置3を装備する部品実装機1の全体構成について説明する。図1は、第1実施形態のフィーダ装置3を装備する部品実装機1の全体構成を例示した平面図である。図1の紙面右側から左側に向かう方向が基板Kを搬入出するX軸方向、紙面下側の後方から紙面上側の前方に向かう方向がY軸方向である。部品実装機1は、基板搬送装置2、複数のフィーダ装置3、部品移載装置4、部品カメラ5、および制御装置6などが機台11に組み付けられて構成されている。基板搬送装置2、各フィーダ装置3、部品移載装置4、および部品カメラ5は、制御装置6から制御され、それぞれが所定の作業を行うようになっている。
基板搬送装置2は、基板Kを装着実施位置に搬入し位置決めし搬出する。基板搬送装置2は、一対のガイドレール21、22、一対のコンベアベルト、およびバックアップ装置などで構成されている。一対のガイドレール21、22は、機台11の上面中央を横断して搬送方向(X軸方向)に延在し、かつ互いに平行して機台11に組み付けられている。一対のガイドレール21、22の向かい合う内側に、図略の無端環状の一対のコンベアベルトが並設されている。一対のコンベアベルトは、コンベア搬送面に基板Kの両縁をそれぞれ戴置した状態で輪転して、基板Kを機台11の中央部に設定された装着実施位置に搬入および搬出する。装着実施位置の下方には、図略のバックアップ装置が配設されている。バックアップ装置は、基板Kを押し上げて水平姿勢でクランプし、装着実施位置に位置決めする。これにより、部品移載装置4が装着実施位置で装着動作を行えるようになる。
複数のフィーダ装置3は、それぞれ部品を順次供給する。複数のフィーダ装置3は、幅方向寸法が小さな扁平形状であり、機台11の上面のパレット台12上に並べて装備される。各フィーダ装置3は、本体部31、本体部31の後側に設けられたリール支承部39、本体部31の前端付近の上部に設けられた部品供給位置32などを有している。リール支承部39は、キャリアテープ81が巻回された供給リール8を回転可能に支承している。フィーダ装置3の詳細な構成は後述する。
部品移載装置4は、複数のフィーダ装置3の各部品供給位置32から部品を吸着し、位置決めされた基板Kまで搬送して装着する。部品移載装置4は、X軸方向およびY軸方向に水平移動可能なXYロボットタイプの装置である。部品移載装置4は、ヘッド駆動機構を構成する一対のY軸レール41、42およびY軸スライダ43、実装ヘッド44、ノズルツール45、吸着ノズル46、ならびに基板カメラ47などで構成されている。一対のY軸レール41、42は、機台11の両方の側面寄りに配置されて、前後方向(Y軸方向)に延在している。Y軸レール41、42上に、Y軸スライダ43が移動可能に装架されている。Y軸スライダ43は、Y軸ボールねじ機構によってY軸方向に駆動される。
実装ヘッド44は、Y軸スライダ43に移動可能に装架されている。実装ヘッド44は、X軸ボールねじ機構によってX軸方向に駆動される。ノズルツール45は、実装ヘッド44に交換可能に保持される。ノズルツール45は、部品を吸着して基板Kに装着する吸着ノズル46を1本または複数本有する。基板カメラ47は、実装ヘッド44にノズルツール45と並んで設けられている。基板カメラ47は、基板Kに付設された位置基準マークを撮像して、基板Kの正確な位置を検出する。
部品カメラ5は、基板搬送装置2とフィーダ装置3との間の機台11の上面に、上向きに設けられている。部品カメラ5は、実装ヘッド44がフィーダ装置3から基板K上に移動する途中で、吸着ノズル46に吸着されている部品の状態を撮像する。部品カメラ5の撮像データによって部品の吸着姿勢の誤差や回転角のずれなどが判明すると、制御装置6は、必要に応じて部品装着動作を微調整し、装着が困難な場合には当該の部品を廃棄する制御を行う。
制御装置6は、部品実装機1の全体制御部に相当する。制御装置6は、機台11に組み付けられており、その配設位置は特に限定されない。制御装置6は、基板Kに装着する部品の種類および装着順序、当該の部品を供給するフィーダ装置3などを指定した装着シーケンスを保持している。制御装置6は、基板カメラ47および部品カメラ5の撮像データ、ならびに図略のセンサの検出データなどに基づき、装着シーケンスにしたがって部品装着動作を制御する。また、制御装置6は、生産完了した基板Kの生産数や、部品の装着に要した装着時間、部品の吸着エラーの発生回数などの稼動状況データを逐次収集して更新する。制御装置6は、オペレータに情報を表示するための表示部や、オペレータによる入力設定を行うための入力部を備えている。
(2.第1実施形態のフィーダ装置3の構成)
次に、第1実施形態のフィーダ装置3の構成について説明する。図2および図3は、第1実施形態のフィーダ装置3の構成を模式的に示した側面図である。図2は、供給リール8に巻回されたキャリアテープ81の残存巻回数Mrが多い状態を示し、図3は、キャリアテープ81の残存巻回数Mrが少ない状態を示している。
本体部31の後側のリール支承部39は、供給リール8の外周を回転可能に支持する2個の外周支持ローラ391、392を含んで構成されている。これに限定されず、リール支承部は、供給リール8の軸心を回転可能に支承する構造であってもよい。供給リール8には、キャリアテープ81が巻回されている。キャリアテープ81は、所定の離隔ピッチで形成された部品収納部にそれぞれ部品を収納保持したボトムテープ、およびボトムテープに接着されて部品収納部を覆うカバーテープからなる。
本体部31の上部の後方寄りに、テープガイドローラ33が回転可能に支承されている。本体部31の上部のテープガイドローラ33の近傍から前端にわたって、繰り出しレール34が延在している。繰り出しレール34の前端付近の上部に、部品供給位置32が設けられている。繰り出しレール34の途中に、図略のテープ剥離機構が設けられている。
部品供給位置32の後側の繰り出しレール34の下側に、駆動スプロケット35が回転可能に支承されている。駆動スプロケット35の歯は、繰り出しレール34に形成された溝から突出して、キャリアテープ81に形成されたスプロケット孔に嵌入する。駆動スプロケット35は、駆動モータ36によって間欠的に回転駆動される。駆動スプロケット35および駆動モータ36は、テープ繰り出し機構37を構成している。テープ繰り出し機構37により、キャリアテープ81は、供給リール8からテープガイドローラ33を経由し繰り出しレール34に沿って引き出される。さらに、キャリアテープ81は、途中でテープ剥離機構によりボトムテープからカバーテープが剥離されて、部品供給位置32まで繰り出される。
駆動モータ36は、離隔ピッチずつの間欠駆動に好適なパルスモータとされている。駆動モータ36の電源部361は、駆動モータ制御部38から受け取るパルス信号CPおよび電圧信号CVに基づいて駆動電流Idを調整する。駆動モータ制御部38は、CPUを内蔵してソフトウェアで動作する電子制御部である。駆動モータ制御部38は、部品実装機1の本体側の制御装置6に通信接続されている。駆動モータ制御部38は、本発明の巻回数検出部に相当する機能により、供給リール8に巻回されたキャリアテープ81の残存巻回数Mrを演算する。さらに、駆動モータ制御部38は、演算結果に基づき制御信号となるパルス信号CPおよび電圧信号CVを生成して、駆動モータ36の電源部361に送出する。
部品実装機1で基板Kの生産が進むと、キャリアテープ81は、逐次引き出され、供給リール8に残存する残存巻回数Mrが減少する。つまり、図2の状態からから図3の状態へと移行する。キャリアテープ81の引き出しに要する所要トルクは、残存巻回数Mrの減少に伴って一般的に増加する。残存巻回数Mrと所要トルクとの関係は、供給リール8やキャリアテープ81の形状および重量と、外周支持ローラ391、392などの摩擦抵抗とを用いて演算できる。また、残存巻回数Mrと所要トルクとの関係は、実験的に求めることもできる。したがって、駆動モータ制御部38は、残存巻回数Mrに基づいて所要トルクを求めることができ、所要トルクを発生するために必要な駆動モータ36の駆動電流Idを求めることができる。
(3.第1実施形態のフィーダ装置3の動作および作用)
次に、第1実施形態のフィーダ装置3の動作および作用について、駆動モータ制御部38の機能を主にして説明する。図4は、駆動モータ制御部38の制御機能を説明する制御フローの図である。図4のステップS1で、駆動モータ制御部38は、制御装置6からキャリアテープ81に当初保持されていた部品の総数Nt、およびキャリアテープ81に残存している部品の残存数Nrの情報を取得する。
ここで、複数のフィーダ装置3にそれぞれセットされる供給リール8およびキャリアテープ81は、制御装置6が一括して管理している。つまり、制御装置6は、各フィーダ装置3のキャリアテープ81が収納している部品の種類、総数Nt、および残存数Nrを把握している。フィーダ装置3に新品の供給リール8がセットされたとき、制御装置6は、キャリアテープ81に保持されている部品の総数Ntを把握し、初期値として残存数Nr=総数Ntと設定する。
また、使いかけの供給リール8がセットされたとき、制御装置6は、キャリアテープ81の使用開始以前に当初保持されていた部品の総数Nt、および現在の残存数Nrを把握する。供給リール8が新品でも使いかけでも、制御装置6は、キャリアテープ81が引き出されて部品が吸着されるたびに、残存数Nrをカウントダウンしてゆく。このため、駆動モータ制御部38は、部品の総数Ntの情報を初めに取得し、残存数Nrの情報を逐次取得する。
次のステップS2で、駆動モータ制御部38は、総数Ntおよび残存数Nrに基づいて、キャリアテープ81の残存巻回数Mrを演算する。この演算は、供給リール8の軸心の外径、キャリアテープ81の厚さ、部品収納部の離隔ピッチなどをパラメータにして容易に実施できる。ステップS2の演算機能は、本発明の巻回数検出部および巻回数検出ステップに相当する。
次のステップS3で、駆動モータ制御部38は、残存巻回数Mrが多いか、中程度か、少ないかを三者択一で判定する。判定を行うために、第1規定巻回数M1および第2規定巻回数M2(ただし、M1>M2)が定められている。残存巻回数Mrが第1規定巻回数M1より多いとき、ステップS4で、駆動モータ制御部38は駆動電流Idを小さな駆動電流ISに制御する。残存巻回数Mrが第1規定巻回数M1以下で第2規定巻回数M2より多いとき、ステップS5で、駆動モータ制御部38は駆動電流Idを中程度の駆動電流IMに制御する。残存巻回数Mrが第2規定巻回数M1以下のとき、ステップS6で、駆動モータ制御部38は駆動電流Idを大きな駆動電流ILに制御する。
図5は、駆動モータ制御部38が駆動電流Idを段階的に制御することを示した図である。図示されるように、駆動モータ制御部38は、残存巻回数Mrの減少に対応して駆動電流Idが大きくなるように、3段階の駆動電流IS、IM、ILを選択制御する。なお、駆動電流IS、IM、ILは、後述する定速期間T2において、キャリアテープ81が定速で引き出されるときの値を表す。
ステップS4、S5、S6のいずれかに続くステップS7で、駆動モータ制御部38は、求めた駆動電流Idを発生するように駆動モータ36の電源部361にパルス信号CPおよび電圧信号CVを送出する。これにより、キャリアテープ81が離隔ピッチ分だけ供給リール8から引き出される。
図6および図7は、駆動モータ制御部38が駆動モータ36に送出するパルス信号CPおよび電圧信号CVを模式的に示した波形図である。図6は、小さな駆動電流ISの場合を示し、図7は、大きな駆動電流ILの場合を示している。パルス信号CPは、駆動モータ36を所定角度だけ駆動する信号である。したがって、パルス信号CPの発生数はキャリアテープ81の引き出し長さを表し、パルス信号CPの発生頻度はキャリアテープ81の引き出し速度を表す。実際には、図示されるよりも多数のパルス信号CPを用いた制御が行われる。
一方、電圧信号CVは、駆動モータ36に流れる駆動電流Idを制御する信号である。つまり、電圧信号CVの大きさに概ね比例する駆動電流Idが流れる。通常、キャリアテープ81の引き出しに要する所要トルクに対しある程度のマージンを見込んで、電圧信号CVおよび駆動電流Idが設定される。これにより、駆動モータ36に供給される電気エネルギーが充足して、所定角度の駆動が繰返して行われる。このとき、マージンに相当する電気エネルギーは余剰し、熱や振動などに変換されて浪費される。仮に、所要トルクに対して電圧信号CVおよび駆動電流Idが過小であると、駆動モータ36に供給される電気エネルギーが不足して、所定角度未満の駆動となり不具合が生じる。
小さな駆動電流ISの場合の図6の加速期間T1において、パルス信号CPの発生頻度は徐々に増大し、電圧信号CVの波形は急峻に立ち上がった後に定常値CVSまで徐々に低下する。これにより、キャリアテープ81の引き出しが開始されて、引き出し速度が加速される。次の定速期間T2において、パルス信号CPの大きな発生頻度、および電圧信号CVの定常値CVSが維持される。定常値CVSは、小さな駆動電流ISに相当する制御信号である。これにより、キャリアテープ81が定速で引き出される。次の減速期間T3において、パルス信号CPの発生頻度は徐々に減少して無くなり、電圧信号CVも徐々に低下して無くなる。これにより、キャリアテープ81の引き出し速度が減速されて停止される。
一方、大きな駆動電流ILの場合の図7において、パルス信号CPの発生頻度の変化は、図6の場合に概ね一致する。これにより、キャリアテープ81を離隔ピッチだけ引き出す所要時間を一定に保つことができる。また、電圧信号CVの波形は、図6の電圧信号CVの波形を概ね一定倍率で拡大したものとなっている。そして、定速期間T2における電圧信号CVの定常値CVLは、大きな駆動電流ILに相当する制御信号となる。これにより、残存巻回数Mrが減少して所要トルクが増大しても、大きな駆動電流ILでの駆動により、キャリアテープ81を確実に引き出すことができる。
ステップS3〜S7の演算制御機能は、本発明のフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法における駆動モータ制御ステップに相当する。
従来技術において、キャリアテープ81の残存巻回数Mrの多少に関わらず、図7に示される制御により常に最大所要トルクが確保されていた。このため、残存巻回数Mrが多いときおよび中程度のときに、小さな所要トルクに対して大きな駆動電流ILが用いられ、大きなマージンに相当する電気エネルギーが浪費されていた。これに対し、本第1実施形態では、残存巻回数Mrが多いときおよび中程度のときに、小さな駆動電流ISまたは中程度の駆動電流IMに制御して、電気エネルギーの浪費を抑制できる。
なお、図4および図5に示される駆動電流Idの段階制御に代えて、可変連続制御を採用することもできる。図8は、駆動モータ制御部38が駆動電流Idを可変連続的に制御することを示した図である。図示されるように、駆動モータ制御部38は、残存巻回数Mrの最大値Mmaxで最小駆動電流Iminとし、残存巻回数Mrの最小値Mminで最大駆動電流Imaxとすることができる。さらに、駆動モータ制御部38は、残存巻回数Mrの減少に対応して、駆動電流Idを最小駆動電流Iminから最大駆動電流Imaxまで徐々に増加させるように制御できる。
(4.第1実施形態のフィーダ装置3の態様および効果)
第1実施形態のフィーダ装置3は、所定の離隔ピッチで部品を保持したキャリアテープ81が巻回された供給リール8を回転可能に支承するリール支承部39と、間欠駆動が可能な駆動モータ36を含んで構成され、供給リール8からキャリアテープ81を離隔ピッチずつ引き出して部品供給位置32まで繰り出すテープ繰り出し機構37と、を備えて部品実装機1に装備され、部品供給位置32でキャリアテープ81から部品を順次供給するフィーダ装置3であって、供給リール8に残存するキャリアテープ81の残存巻回数Mrを検出する巻回数検出部(ステップS2の演算機能)と、残存巻回数Mrの減少に対応して駆動モータ36に流れる駆動電流Idが大きくなるように制御する駆動モータ制御部38と、をさらに備える。
これによれば、巻回数検出部が検出したキャリアテープ81の残存巻回数Mrの減少に対応して、駆動モータ制御部38は、駆動モータ36に流れる駆動電流Idが大きくなるように制御する。つまり、残存巻回数Mrが多くて所要トルクが小さいときに駆動電流ISが小さく制御され、残存巻回数Mrが減少して所要トルクが大きくなると駆動電流ILが大きく制御される。したがって、キャリアテープ81を引き出す際の所要トルクの変化に対応して駆動電流Idが適正に制御され、電気エネルギーの浪費が抑制される。換言すると、大きな省エネルギー効果が得られる。
さらに、駆動モータ制御部38は、巻回数検出部として機能し、部品実装機1の制御装置6からキャリアテープ81に当初保持されていた部品の総数Nt、およびキャリアテープ81に残存している部品の残存数Nrの情報を取得し、部品の総数Ntおよび部品の残存数Nrに基づいて残存巻回数Mrを演算する。これによれば、残存巻回数Mrを検出するセンサが不要であるので、追加のコストが発生しない。
さらに、駆動モータ36はパルスモータとされている。これによれば、駆動電流Idの大小に関係なく、パルス信号CPによってキャリアテープ81の毎回の引き出し速度を同様に制御できるので、部品供給動作が安定する。
また、第1実施形態のフィーダ装置3は、キャリアテープ繰り出し方法として実施することができる。すなわち、実施形態のフィーダ装置3のキャリアテープ繰り出し方法は、所定の離隔ピッチで部品を保持したキャリアテープ81が巻回された供給リール8を回転可能に支承するリール支承部39と、間欠駆動が可能な駆動モータ36を含んで構成され、供給リール8からキャリアテープ81を離隔ピッチずつ引き出して部品供給位置32まで繰り出すテープ繰り出し機構37と、を備えて部品実装機1に装備され、部品供給位置32でキャリアテープ81から部品を順次供給するフィーダ装置3のキャリアテープ繰り出し方法であって、供給リール8に残存するキャリアテープ81の残存巻回数Mrを検出する巻回数検出ステップ(ステップS2の演算機能)と、残存巻回数Mrの減少に対応して駆動モータ36に流れる駆動電流Idが大きくなるように制御する駆動モータ制御ステップ(ステップS3〜S7の演算制御機能)と、を有する。
実施形態のフィーダ装置3のキャリアテープ繰り出し方法の効果は、第1実施形態のフィーダ装置3の効果と同じである。
(5.第2実施形態のフィーダ装置3A)
次に、第2実施形態のフィーダ装置3Aについて、第1実施形態と異なる点を主に説明する。図9は、第2実施形態のフィーダ装置3Aの構成を模式的に示した側面図である。第2実施形態では、キャリアテープ81の残存巻回数Mrを検出するために第1および第2巻回数センサ91、92が用いられる。詳述すると、第1および第2巻回数センサ91、92は、供給リール8に臨むようにリール支承部39に設けられている。第1巻回数センサ91は、第1規定巻回数M1に相当する供給リール8の外周に近い位置に配置されている。第2巻回数センサ92は、第1巻回数センサ91よりも中心側の第2規定巻回数M2に相当する位置に配置されている。
一方、供給リール8は、径方向に延びる切欠き窓82をリールフランジに2個有している。したがって、第1および第2巻回数センサ91、92は、切欠き窓82を通してキャリアテープ81の残存巻回数Mrが第1規定巻回数M1および第2規定巻回数M2まで減少したことを検出できる。第1および第2巻回数センサ91、92として、切欠き窓82を通過する光の遮断および到達によりキャリアテープ81の有無を判定する光学式センサを例示でき、これに限定されない。第1および第2巻回数センサ91、92は、キャリアテープ81の有無を判定した検出信号を駆動モータ制御部38Aに送出する。
駆動モータ制御部38Aは、制御装置6から部品の総数Ntおよび部品の残存数Nrの情報を取得せず、代わりに、第1および第2巻回数センサ91、92から検出信号を受け取る。駆動モータ制御部38Aは、検出信号に基づいて、第1実施形態と同様に駆動電流Idを段階的に制御する。
第2実施形態のフィーダ装置3Aにおいて、巻回数検出部は、リール支承部39に設けられてキャリアテープ81の残存巻回数Mrを検出する第1および第2巻回数センサ91、92とされている。これによれば、供給リール8が新品であるか使いかけであるかを意識せずに使用しても、駆動電流Idが適正に制御されて、電気エネルギーの浪費が抑制される。
(6.実施形態の応用および変形)
なお、第1実施形態の技術的思想を応用すると、残存巻回数Mrの演算を省略して、部品の総数Ntおよび残存数Nrから直接的に駆動電流Idを演算することも可能になる。例えば、残存数Nrを総数Ntで除算したテープ残存率と、残存数Nrにおける適正な駆動電流Idとの関係を予め求めて、駆動モータ制御部38に付属されたメモリに一覧表の形式で保存しておくことができる。すると、駆動モータ制御部38は、制御装置6から取得した総数Ntおよび残存数Nrからテープ残存率を演算し、一覧表に照合して直接的に駆動電流Idを求めることができる。また、本発明は、パルスモータ以外の駆動モータを用いるフィーダ装置や、2つの駆動モータを併用するフィーダ装置にも応用できる。本発明は、その他にも様々な応用や変形が可能である。
1:部品実装機 2:基板搬送装置
3、3A:フィーダ装置 32:部品供給位置
36:駆動モータ 37:テープ繰り出し機構
38、38A:駆動モータ制御部 39:リール支承部
4:部品移載装置 5:部品カメラ 6:制御装置
8:供給リール 81:キャリアテープ
91、92:第1、第2巻回数センサ

Claims (5)

  1. 部品実装機に装備され、所定の離隔ピッチで形成された部品収納部にそれぞれ部品を収納保持したキャリアテープを繰り出して、前記部品実装機の部品移載装置が吸着する部品供給位置に前記部品を順次供給するフィーダ装置であって、
    本体部と、
    前記本体部の後側に設けられ、前記キャリアテープが巻回された供給リールを回転可能に支承するリール支承部と、
    前記本体部の前側に設けられ、前記リール支承部に支承された前記供給リールから前記キャリアテープを前記部品供給位置まで繰り出す間欠駆動が可能な駆動モータを含んで構成されたテープ繰り出し機構と、
    前記供給リールに残存する前記キャリアテープの残存巻回数を検出する巻回数検出部と、
    前記残存巻回数に対応して、前記駆動モータに流れる駆動電流を制御する駆動モータ制御部と、
    を備えることを特徴とするフィーダ装置。
  2. 前記巻回数検出部は、前記部品実装機の全体制御部から前記キャリアテープに当初保持されていた部品の総数、および前記キャリアテープに残存している部品の残存数の情報を取得し、前記部品の総数および前記部品の残存数に基づいて前記残存巻回数を演算する請求項1に記載のフィーダ装置。
  3. 前記巻回数検出部は、前記リール支承部に設けられて前記キャリアテープの前記残存巻回数を検出するセンサである請求項1に記載のフィーダ装置。
  4. 前記駆動モータはパルスモータである請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィーダ装置。
  5. 部品実装機に装備され、所定の離隔ピッチで形成された部品収納部にそれぞれ部品を収納保持したキャリアテープを繰り出して、前記部品実装機の部品移載装置が吸着する部品供給位置に前記部品を順次供給するフィーダ装置であって、
    本体部と、
    前記本体部の後側に設けられ、前記キャリアテープが巻回された供給リールを回転可能に支承するリール支承部と、
    前記本体部の前側に設けられ、前記リール支承部に支承された前記供給リールから前記キャリアテープを前記部品供給位置まで繰り出す間欠駆動が可能な駆動モータを含んで構成されたテープ繰り出し機構と、を備えるフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法であって、
    前記供給リールに残存する前記キャリアテープの残存巻回数を検出する巻回数検出ステップと、
    前記残存巻回数に対応して、前記駆動モータに流れる駆動電流を制御する駆動モータ制御ステップと、を有するフィーダ装置のキャリアテープ繰り出し方法。
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