JP3413841B2 - 電子メール管理装置および方法 - Google Patents

電子メール管理装置および方法

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JP3413841B2
JP3413841B2 JP00411692A JP411692A JP3413841B2 JP 3413841 B2 JP3413841 B2 JP 3413841B2 JP 00411692 A JP00411692 A JP 00411692A JP 411692 A JP411692 A JP 411692A JP 3413841 B2 JP3413841 B2 JP 3413841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メールを識別する
ための識別情報に基づいてメールボックスに格納されて
いる複数の電子メールを管理する電子メール管理装置お
よび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、送受信した電子メールを管理する
装置としては、特開平2−12551号に開示されたも
のがあり、この公報に開示されたものにおいては、電子
メールのリスト表示に当たって、表題、送信日、送信者
または受信者等のメール送信情報を表示し、この表示さ
れたメール送信情報の一覧の中から、ユーザによって選
択されたメールについてのみを(メール本文及びそのメ
ール送信情報)リストに出力するようにしている。これ
によりメール本文を一目で見ることを可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−12551号に開示されたものでは、メール送信情
報の一覧を表示することはできるが、既に読んだメール
本文か否か、削除可能なメール本文か否か、重要なメー
ル本文か否か、等のユーザが電子メールを読む/読まな
いの意思決定を行うために必要な情報を表示することは
できなかった。従って、一覧表示されたメール送信情報
のみからでは、ユーザは電子メールを読む/読まないの
意思決定を行うことは極めて困難であった。
【0004】この発明の目的は、ユーザに対して電子メ
ールを読むか否かの判断材料を提供することにより、ユ
ーザによる電子メールの管理を支援する電子メール管理
装置および方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、ユーザ毎に設けられメール
本体と属性情報とを有する複数の電子メールを格納する
メールボックスに対してアクセスし、電子メールを識別
するための識別情報に基づいて前記複数の電子メールを
管理する電子メール管理装置において、前記メールボッ
クスに格納されている全ての電子メールの属性情報に含
まれている、メールの状態情報を抽出する情報抽出手段
と、該情報抽出手段によって抽出された電子メールの属
性情報としてのメールの状態情報と当該電子メールに対
応する識別情報とを対応付けて出力する出力手段とを具
備したことを特徴とする。また、請求項2に係る発明
は、請求項1に係る発明において、前記情報抽出手段に
よって抽出された電子メールの属性情報としてのメール
の状態情報と当該電子メールに対応する識別情報とを対
応付けて記憶する記憶手段を更に備え、前記出力手段
は、前記記憶手段によって記憶されている記憶内容を出
力するようにしたことを特徴とする。また、請求項3に
係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、前記
出力手段により出力された出力内容を基に指定される識
別情報に対応する電子メールのメール本体に対する処理
を実行する処理手段を更に具備したことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明にお
いて、前記処理手段は、前記指定された識別情報に対応
する電子メールのメール本体に対する読み取り処理を実
行することを特徴とする。また、請求項5に係る発明
は、請求項2に係る発明において、前記記憶手段に記憶
される内容は、電子メールのメール本体とは独立して記
憶管理されることを特徴とする。また、請求項6に係る
発明は、請求項2に係る発明において、前記記憶手段
は、キャッシュ可能なメモリを備え、このメモリに、前
記電子メールの属性情報としてのメールの状態情報とこ
れに対応する識別情報とをデータベース化して記憶する
ことを特徴とする。また、請求項7に係る発明は、請求
項1に係る発明において、前記電子メールの属性情報と
してのメールの状態情報は、メールが未読か否かを示す
情報であることを特徴とする。また、上記目的を達成す
るため、請求項8に係る発明は、ユーザ毎に設けられメ
ール本体と属性情報とを有する複数の電子メールを格納
するメールボックスに対してアクセスし、電子メールを
識別するための識別情報に基づいて前記複数の電子メー
ルを管理する電子メール管理方法において、前記メール
ボックスに格納されている全ての電子メールの属性情報
に含まれている、メールの状態情報を抽出する情報抽出
ステップと、該情報抽出ステップにより抽出された電子
メールの属性情報としてのメールの状態情報と当該電子
メールに対応する識別情報とを対応付けて出力する出力
ステップとを含むことを特徴とする。また、請求項9に
係る発明は、請求項8に係る発明において、前記情報抽
出ステップにより抽出された電子メールの属性情報とし
てのメールの状態情報と当該電子メールに対応する識別
情報とを対応付けて記憶する記憶ステップを更に含み、
前記出力ステップは、前記記憶ステップにより記憶され
ている記憶内容を出力するようにしたことを特徴とす
る。また、請求項10に係る発明は、請求項8又は9に
係る発明において、前記出力ステップにより出力された
出力内容を基に指定される識別情報に対応する電子メー
ルのメール本体に対する処理を実行する処理ステップを
更に含むことを特徴とする。また、請求項11に係る発
明は、請求項10に係る発明において、前記処理ステッ
プは、前記指定された識別情報に対応する電子メールの
メール本体に対する読み取り処理を実行することを特徴
とする。さらに、請求項12に係る発明は、請求項8に
係る発明において、前記電子メールの属性情報としての
メールの状態情報は、メールが未読か否かを示す情報で
あることを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1に係る発明では、情報抽出手段がメー
ルボックスに格納されている全ての電子メールの属性情
報に含まれている、メールの状態情報を抽出すると、出
力手段が、この抽出された状態情報と当該電子メールに
対応する識別情報とを対応付けて出力する。この請求項
1に係る発明によれば、少なくとも、複数の電子メール
についてのメールの状態情報(例えばメールの未読か否
かを示す情報)の出力(例えば一覧表示)を行うこと
で、ユーザに対してメール本体に対するアクセス操作を
実行すべきか否かの判断材料(意思決定材料)を提供す
ることができると共に、ユーザによる電子メールの管理
を支援することができる。請求項2に係る発明では、出
力手段が、記憶手段に記憶されている記憶内容(メール
の状態情報と当該電子メールに対応する識別情報)を出
力する。この請求項2に係る発明によれば、メールボッ
クスにアクセスすることなく、記憶手段にアクセスする
ことにより既に抽出しているメールの状態情報及び識別
情報を出力(例えば一覧表示)することができる。請求
項3に係る発明では、処理手段は、出力手段により出力
された出力内容を基に指定される識別情報に対応する電
子メールのメール本体に対する処理を実行する。この請
求項3に係る発明によれば、メールボックスに格納され
ている複数の電子メール(のメール本体)のうちの、メ
ールの状態情報を基に指定される識別情報に対応する電
子メール(のメール本体)のみにアクセスすることがで
きる。請求項4に係る発明では、処理手段は、指定され
た識別情報に対応する電子メールのメール本体に対する
読み取り処理を実行する。この請求項4に係る発明によ
れば、メールボックスに格納されている複数の電子メー
ル(のメール本体)のうちの、メールの状態情報を基に
指定される識別情報に対応する電子メール(のメール本
体)のみをダウンロード(読み取り処理)することがで
きる。請求項5に係る発明では、記憶手段に記憶される
内容(メールの状態情報と当該電子メールに対応する識
別情報)は、電子メールのメール本体とは独立して記憶
管理される。この第5の請求項に係る発明によれば、メ
ールの状態情報及び識別情報のみを出力(一覧表示)す
ることができる。請求項6に係る発明では、記憶手段
は、キャッシュ可能なメモリに、電子メールの属性情報
としてのメールの状態情報とこれに対応する識別情報と
をデータベース化して記憶する。この請求項6に係る発
明によれば、キャッシュされたメールの状態情報及び識
別情報については、次回のアクセスの際には、メールボ
ックスにアクセスすることなく、キャッシュ可能なメモ
リ内のデータベースにアクセスすれば良いこととなり、
アクセス処理時間を短縮することが可能となる。請求項
7に係る発明では、電子メールの属性情報としてのメー
ルの状態情報は、メールが未読か否かを示す情報である
としている。請求項8に係る発明は請求項1に係る発明
を方法の発明の観点から捉えたものであり、請求項9に
係る発明は請求項2に係る発明を方法の発明の観点から
捉えたものであり、請求項10に係る発明は請求項3に
係る発明を方法の発明の観点から捉えたものであり、請
求項11に係る発明は請求項4に係る発明を方法の発明
の観点から捉えたものであり、請求項12に係る発明は
請求項7に係る発明を方法の発明の観点から捉えたもの
である。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。
【0009】最初に、本発明に係る電子メール管理装置
の構成の説明に先立って、その装置を有して構成される
ネットワークシステムの構成例を説明する。そのネット
ワークシステムの構成例を図2に示す。
【0010】同図において、ネットワークシステムは、
メールサーバ210と、メールサーバ210に対してア
クセスするワークステーション220と、端末230と
の通信を行う通信サーバ240とが、それぞれネットワ
ーク250に接続されて構成されている。
【0011】メールサーバ210はユーザに対応するメ
ールボックスを有しており、ユーザ宛の電子メールは該
当するメールボックスに配送される。配送された電子メ
ールには一意に決定されるメッセージID(識別情報)
が割り当てられるので、ユーザは電子メールを扱う際に
は、メッセージIDを指定することによりどのメールを
扱うか(アクセスしたいか)を指定する。
【0012】図1は本発明に係る電子メール管理装置の
一実施例を示す機能ブロック図を示している。
【0013】同図において、電子メール管理装置は、前
処理部10、検索処理部20、キャッシュデータベース
30、40、情報取出部50、解釈処理部60、格納処
理部70、表示部80を備えて構成されている。
【0014】キャッシュデータベース30には、メール
の重要度を示す情報、未読か否かを示す情報、端末で表
示できるか否かを示す示す情報、メールが削除可能状態
であるか否かを示す情報、メールの配信報告、アタッチ
メント、等各メールに共通する電子メールの情報が、デ
ータベースとして登録される。またこのデータベース3
0には、例えばメールサーバから20通りの電子メール
の情報が読み出され、これらの電子メールのリストが作
成される際に、それら各メールを示す識別番号つまり絶
対番号と相対番号とが対応つけされているマップテーブ
ル(図示せず)が、メールの属性として登録される。な
おこのデータベース30内のデータベースの具体例につ
いては後述する。キャッシュデータベース40には、メ
ールの送信者及び送信日時、サブジェクトなど、各メー
ルに関する電子メールの情報が各メール毎にデータベー
スとして登録される。なお各キャッシュデータベースに
は上述した様な電子メールの種類を示す属性と当該電子
メールを示す情報とが対応つけされて記憶されるのであ
って、電子メール本体(内容)も記憶されるものではな
い。つまり各キャッシュデータベースに登録されるデー
タベースは、電子メールの情報の検索が迅速に行えるよ
うに、電子メールの種類を示す情報としての属性と当該
電子メールを示す情報とがキャッシュ情報として登録さ
れているのである。従って、一度アクセスして得られた
電子メールの情報については、メールサーバにアクセス
する必要はなく、キャッシュデータベースにアクセスす
れば良いこととなる。
【0015】前処理部10は、ユーザによって属性が指
定され所定の処理要求が与えられると、検索処理部20
に対して、その属性情報がデータベース内に登録されて
いるかを問い合わせする。検索処理部20では、前処理
部10からの属性情報に基づいて、キャッシュデータベ
ース30、40を検索し、この検索結果を前処理部10
に戻り値として返す。すなわち、属性情報が登録されて
いる場合は、登録されている旨、及びその属性情報に対
応して登録されているメッセージIDを返す。一方、属
性情報が登録されていない場合は、登録されていない
旨、及び、キャッシュデータベース30に記憶されてい
るマップテーブル(図示せず)に登録されている絶対番
地(メッセージID)を返す。これは、その属性が、リ
ストされている各メールの属性に含まれているかを、メ
ールサーバを検索して全てのメールについてチェックし
なければならないからである。
【0016】これらの検索処理部20からの検索結果を
受け取った前処理部10では、検索結果が、登録されて
いない旨及びメッセージIDであったときはそのメッセ
ージIDを情報読出部50に出力し、また登録されてい
る旨及びメッセージIDであったときはそのメッセージ
IDを解釈処理部60に出力する。
【0017】情報取出部50では、ネットワーク90上
のメールサーバに対して所定の手続きを行った後、メー
ルサーバから、入力されたメッセージIDに基づくメー
ルの必要な情報(電子メールの情報)を取り出して解釈
処理部60に出力する。
【0018】解釈処理部60には検索処理部20の検索
結果に応じて、電子メールの情報あるいはメッセージI
Dが入力されることになるので、解釈処理部60は、電
子メールの情報が入力された場合には、その電子メール
の情報を解釈してテキストに変換した後、格納処理部7
0に出力し、一方、メッセージIDが入力された場合
は、何も処理することなく、そのメッセージIDを格納
処理部70に渡す。
【0019】格納処理部70では、テキスト形式に変換
された電子メールの情報(上記各キャッシュデータベー
スにキャッシュされる情報)を、自己の記憶領域に一時
的に記憶すると共に、その情報を内容に応じてキャッシ
ュデータベース30あるいはキャッシュデータベース4
0に格納する。これに対し、メッセージIDが入力され
た場合は、キャッシュデータベース30あるいはキャッ
シュデータベース40を検索することにより、該当する
メッセージIDに対応する電子メールを示す情報のリス
ト及び、電子メールを示す情報及びその電子メールが有
している属性を読み出して、自己の記憶領域に記憶す
る。
【0020】表示部80では、格納処理部70が有する
記憶領域に記憶されている情報を読み出し、その情報を
整理して表示する。
【0021】なお、この実施例では、上述した処理手段
は図1中符号100で示される部分によって構成されて
おり、また上述した出力手段は図1に示す表示部80で
構成されている。
【0022】図3は、キャッシュデータベース30に記
憶されるデータベースの一例を示している。
【0023】この図に示す例では、全部で20通りのメ
ールがあることを意味しており、この情報は図3中符号
310で示されるように“All:1−20”で表現さ
れている。具体的には「Index.1」〜「Inde
x.20」にそれぞれ対応するメールがあることを意味
している。なお「Index.番号」で指定されている
ものは、メールボック内で一意に決定される識別番号
(メッセージID)であり、その識別番号に隣接してい
るは番号(100〜135)は、ユーザがメールの指定
を行う場合の便宣を図るために付加されている番号であ
る。このデータベースは、メールボックスのリスト時、
メールを削除/削除の取り消し、表示等を行ったときに
更新されるようになっている。
【0024】上記20通りのメールのうち、図3中符号
320〜360に示される部分が、メールの種類を示す
情報としての属性と当該電子メールを示す情報とが対応
付けされて記憶されていることを示している。
【0025】符号320で示される部分が削除可能状態
(この例では、“Delete”で示されている)にあるメー
ルを示しており、具体的には1、3、4、5、6、7、
8、9、10の各識別番号に対応するメールである。
【0026】符号330で示される部分が読んでいない
(この例では“Unread”で示されている)メールを示し
ており、具体的には2、11〜20の各識別番号に対応
するメールである。
【0027】符号340で示される部分が通常のメール
に加えて付加的な情報(この例では“Attachment”で示
されている)例えば文書等のアタッチメントが付いてい
るメールを示しており、具体的には1、2、3、17の
各識別番号に対応するメールである。
【0028】符号350で示される部分がメールの重要
度例えば“高”、“中”、“低”の各レベルの重要度
(この例では“高”=“High”、“中”=“Normal”、
“低”=“Low ”で示されている)が指定されているメ
ールを示しており、具体的にはメールの重要度
「“高”」を示しているものが1、4、5、7、10、
17の各識別番号に対応するメールであり、メールの重
要度「“中”」を示しているものが3、11、12、1
3、14の各識別番号に対応するメールであり、メール
の重要度「“低”」を示しているものが2、6の各識別
番号に対応するメールである。
【0029】符号360で示される部分が配信報告(こ
の例では、“Report”で示されている)をしたメールで
あることを示しており、具体的には18、20の各識別
番号に対応するメールである。
【0030】最初に、検索処理部20による検索処理に
ついて、図4に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0031】図4に示すように、検索処理部20は、前
処理部10から与えられユーザによって指定された属性
(例えば“Unread”つまり読んでいないメール)につい
ての検索要求があると、キャッシュデータベース30内
にメールのデータベースがあるか否かを判断する(ステ
ップ401)。データベースが存在する場合は指定され
た属性のデータ(例えば“Unread”というデータ)があ
るか否かを調べる(ステップ402)。データが存在す
る場合は、そのデータと対応付けされているメッセージ
IDのリスト(この例では、2、11〜20の各識別番
号=メッセージIDのリスト)を前処理部10に返す
(ステップ403)。なおステップ402で「NO」の
場合は、キャッシュデータベース30に記憶されている
マップテーブル(図示せず)に登録されている絶対番地
(メッセージID)を前処理部10に返した後、処理を
終了する。またステップ401で「NO」の場合は処理
を終了する。
【0032】次に、情報取出部50による情報取出処理
について、図5に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0033】図5に示すように、情報取出部50は、前
処理部10を経て入力されたユーザからの自己を示す識
別情報に基づいて、メールサーバにログインし(ステッ
プ501)、その後、メールサーバ内に、そのユーザを
示す識別情報に対応するメールボックスが存在するか否
かを判断する(ステップ502)。メールボックスが存
在する場合は、そのメールボックス内に保存されている
メールの総数をチェックした後(ステップ503)、そ
の総数は「0」か否かを判定する(ステップ504)。
総数が「0」でない場合は、全てのメールについて、必
要な情報(例えば、メールの絶対番号やユーザによって
指定された属性の情報など)を取り出す(ステップ50
5、506)。なおステップ502で「NO」、ステッ
プ504で「YES」の場合は処理を終了する。
【0034】続いて、解釈処理部60による解釈処理に
ついて、図6に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0035】図6に示すように、解釈処理部60は、情
報取出部50によって取り出されたメールについての情
報(電子メールの属性情報)があるか否かを判断する
(ステップ601)。メールが存在する場合は、そのメ
ールの属性を解釈してテキストに変換し(ステップ60
2)、該テキスト形式の属性情報を属性毎にヘッダとし
てメールに付加する(ステップ603)。ステップ60
3を終了したら、上記ステップ601に戻りこのステッ
プ以降を実行する。上記ステップ601でメールがない
場合は処理を終了する。なお、前処理部10を経て入力
された検索処理部20からのメッセージIDが存在して
いる場合は、何も処理することなく、そのメッセージI
Dを格納処理部70に渡すことになる。
【0036】引き続いて、格納処理部70による格納処
理について、図7に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0037】図7に示すように、格納処理部70は、自
己の記憶領域に、解釈処理部60からの解釈処理された
メールについての情報(電子メールの属性情報)がある
か否かを判定する(ステップ701)。メールについて
の情報が存在する場合は、キャッシュデータベースにキ
ャッシュしていない未処理の属性が存在するか否かを判
断する(ステップ702)。未処理の属性が存在する場
合は、キャッシュデータベース30、40のデータベー
ス内に、未処理の属性に該当する属性情報が存在するか
否かを判断する(ステップ703)。その属性情報が存
在する場合は、メッセージIDを当該属性情報のレコー
ドに追加した後(ステップ704)、上記ステップ70
2に戻りこのステップ以降を実行する。上記ステップ7
03において、データベース内に属性情報が存在しない
場合は、その属性情報を、キャッシュデータベース30
及びキャッシュデータベース40の各データベースに追
加登録した後(ステップ705)、ステップ704に進
む。なおステップ701で「NO」、ステップ702で
「NO」の場合は処理を終了する。なお、解釈処理部6
0から出力されたメッセージIDを入力した場合は、キ
ャッシュデータベース30、40を検索し、該当するメ
ッセージIDに対応する電子メールを示す情報のリスト
及び、電子メールを示す情報及びその電子メールが有し
ている属性を読み出して、自己の記憶領域に記憶する。
【0038】最後に、表示部80による表示処理につい
て、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0039】図8に示すように、表示部80は、格納処
理部70の記憶領域の内容を参照して、メールのデータ
ベースがあるか否かを判断する(ステップ801)。こ
の場合、その記憶領域に電子メールの属性情報が記憶さ
れているということは、キャッシュデータベースにデー
タベースが存在することを意味している。ここで、デー
タベースが存在する場合は、その記憶領域に、表示する
メールについてのデータが記憶されているか否かを調べ
る(ステップ802)。メールのデータが登録されてい
る場合は、登録済の全ての属性を取り出し(ステップ8
03)、この取り出した属性を編集して表示する(ステ
ップ804)。
【0040】この例では、メールのリストが表示される
とともに、属性“Unread”とメールの識別番号とが対応
つけされて表示される。つまり図3に示すデータベース
における、「Index .1」〜「Index .20」に相当す
る内容と、少なくとも符号330で示される部分に内容
が表示される。またユーザが図3に示す符号320〜3
60で示される属性を指定した場合には、例えば図3に
示すようなデータベースの内容を表示することもでき
る。上記ステップ801、ステップ802で「NO」の
場合は、検索処理部20から前処理部10に、登録され
ていない旨及びメッセージIDが検索結果として返され
ることになり、これにより情報取出部50による取出処
理、解釈処理部60による解釈処理、格納処理部70に
よる格納処理の各プロセスが実行されることとなる(ス
テップ805)。ステップ805が終了した後は、格納
処理部70に表示すべきメールのデータが存在すること
になるので、表示部80は、上記ステップ803以降の
処理を行うことができる。
【0041】そしてユーザが、表示部80に表示された
例えば図3に示すようなデータベースの内容を参照し
て、例えば図3中符号220で示される属性“Unread”
に対応する各メッセージIDの中から、所望のメッセー
ジID「2」(Index .2)を認識し、その認識した
「Index .2」に対応する番号「101」を指定するこ
とにより、情報取出部50が、メールサーバから、「In
dex .2」に対応するメール本体を読み取ってくる。
【0042】さらに、ユーザが「Index .2」に対応す
るメール本体を読んだ場合はその旨を指示するので、図
3に示すデータベースの属性“Unread”のレコードか
ら、メールの識別番号を示している「2」(つまりInde
x .2)が削除される。またメールを削除状態にしたい
場合は、その旨及び識別番号(Index .特定の番号)に
対応する番号を指定することになるので、データベース
の属性“Delete”のレコードに、該当するメールの識別
番号が追加登録される。
【0043】以上説明したように本実施例によれば、メ
ールの重要度、未読・既読などの属性と該当する電子メ
ールを示す情報とを対応付けして表示するようにしたの
で、ユーザはそれらの情報に基づいて電子メールを読む
か否かを容易に決定することができる。
【0044】また、グローバル的に存在するメールサー
バにアクセスして得られた電子メールの情報を、ローカ
ル的に存在するキャッシュデータベースにキャッシュす
るようにしているので、一度アクセスして得られた電子
メールの情報については、メールサーバにアクセスする
必要はなく、キャッシュデータベースにアクセスすれば
良いこととなり、これにより電子メールの情報の表示処
理を高速に行うことができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、少
なくとも、複数の電子メールについてのメールの状態情
報(例えばメールの未読か否かを示す情報)の出力(例
えば一覧表示)を行うことで、ユーザに対してメール本
体に対するアクセス操作を実行すべきか否かの判断材料
(意思決定材料)を提供することができると共に、ユー
ザによる電子メールの管理を支援することができる。ま
た、本発明によれば、メールボックスに格納されている
複数の電子メール(のメール本体)のうちの、メールの
状態情報を基に指定される識別情報に対応する電子メー
ル(のメール本体)のみにアクセス(例えば読み取り処
理)することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子メール管理装置の一実施例を
示す機能ブロック図。
【図2】本発明に係る電子メール管理装置を有して構成
されるネットワークシステムの一例を示す構成図。
【図3】本実施例におけるキャッシュデータベースに格
納されるデータベースの一例を示す図
【図4】本実施例における検索処理部の検索処理動作を
示すフローチャート。
【図5】本実施例における情報取出部の取出処理動作を
示すフローチャート。
【図6】本実施例における解釈処理部の解釈処理動作を
示すフローチャート。
【図7】本実施例における格納処理部の格納処理動作を
示すフローチャート。
【図8】本実施例における表示部の表示処理動作を示す
フローチャート。
【符号の説明】
10…前処理部、20…検索処理部、30、40…キャ
ッシュデータベース、50…情報取出部、60…解釈処
理部、70…格納処理部、80…表示部、100…処理
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−12551(JP,A) 特開 平3−222547(JP,A) 特開 昭62−36939(JP,A) 特開 平2−116242(JP,A) 特開 昭58−3445(JP,A) 特開 昭63−312749(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ毎に設けられメール本体と属性情
    報とを有する複数の電子メールを格納するメールボック
    スに対してアクセスし、電子メールを識別するための識
    別情報に基づいて前記複数の電子メールを管理する電子
    メール管理装置において、 前記メールボックスに格納されている全ての電子メール
    の属性情報に含まれ、かつメールで依頼された処理に関
    する情報とは異なるメールの状態情報を抽出する情報抽
    出手段と、 前記情報抽出手段によって抽出された電子メールの属性
    情報としてのメールの状態情報と当該電子メールに対応
    する識別情報とを対応付けて出力する出力手段とを具備
    したことを特徴とする電子メール管理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報抽出手段によって抽出された電
    子メールの属性情報としてのメールの状態情報と当該電
    子メールに対応する識別情報とを対応付けて記憶する記
    憶手段を更に備え、 前記出力手段は、前記記憶手段によって記憶されている
    記憶内容を出力するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の電子メール管理装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段により出力された出力内容
    を基に指定される識別情報に対応する電子メールのメー
    ル本体に対する処理を実行する処理手段を更に具備した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子メール管理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、 前記指定された識別情報に対応する電子メールのメール
    本体に対する読み取り処理を実行することを特徴とする
    請求項3記載の電子メール管理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に記憶される内容は、 電子メールのメール本体とは独立して記憶管理されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の電子メール管理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、 キャッシュ可能なメモリを備え、このメモリに、前記電
    子メールの属性情報としてのメールの状態情報とこれに
    対応する識別情報とをデータベース化して記憶すること
    を特徴とする請求項2記載の電子メール管理装置。
  7. 【請求項7】 前記電子メールの属性情報としてのメー
    ルの状態情報は、 メールが未読か否かを示す情報であることを特徴とする
    請求項1記載の電子メール管理装置。
  8. 【請求項8】 前記電子メールの属性情報としてのメー
    ルの状態情報は、 メールが削除可能な状態であるか削除不可の状態である
    かを示す情報であることを特徴とする請求項1記載の電
    子メール管理装置。
  9. 【請求項9】 ユーザ毎に設けられメール本体と属性情
    報とを有する複数の電子メールを格納するメールボック
    スに対してアクセスし、電子メールを識別するための識
    別情報に基づいて前記複数の電子メールを管理する電子
    メール管理方法において、 前記メールボックスに格納されている全ての電子メール
    の属性情報に含まれ、かつメールで依頼された処理に関
    する情報とは異なる状態情報を抽出する情報抽出ステッ
    プと、 前記情報抽出ステップにより抽出された電子メールの属
    性情報としてのメールの状態情報と当該電子メールに対
    応する識別情報とを対応付けて出力する出力ステップと
    を含むことを特徴とする電子メール管理方法。
  10. 【請求項10】 前記情報抽出ステップにより抽出され
    た電子メールの属性情報としてのメールの状態情報と当
    該電子メールに対応する識別情報とを対応付けて記憶す
    る記憶ステップを更に含み、 前記出力ステップは、前記記憶ステップにより記憶され
    ている記憶内容を出力するようにしたことを特徴とする
    請求項9記載の電子メール管理方法。
  11. 【請求項11】 前記出力ステップにより出力された出
    力内容を基に指定される識別情報に対応する電子メール
    のメール本体に対する処理を実行する処理ステップを更
    に含むことを特徴とする請求項9又は10記載の電子メ
    ール管理方法。
  12. 【請求項12】 前記処理ステップは、 前記指定された識別情報に対応する電子メールのメール
    本体に対する読み取り処理を実行することを特徴とする
    請求項11記載の電子メール管理方法。
  13. 【請求項13】 前記電子メールの属性情報としてのメ
    ールの状態情報は、 メールが未読か否かを示す情報であることを特徴とする
    請求項9記載の電子メール管理方法。
  14. 【請求項14】 前記電子メールの属性情報としてのメ
    ールの状態情報は、 メールが削除可能な状態であるか削除不可の状態である
    かを示す情報であることを特徴とする請求項9記載の電
    子メール管理方法。
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