JP2001045046A - データ伝送装置及びデータ伝送処理のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ伝送装置及びデータ伝送処理のプログラムを記録した記録媒体

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JP2001045046A
JP2001045046A JP11218358A JP21835899A JP2001045046A JP 2001045046 A JP2001045046 A JP 2001045046A JP 11218358 A JP11218358 A JP 11218358A JP 21835899 A JP21835899 A JP 21835899A JP 2001045046 A JP2001045046 A JP 2001045046A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールの題名ごとに複数の送り先アドレスを
1つひとつ入力する煩雑な作業を必要とすることなく、
簡単にアドレス帳を作成できるようにする。 【解決手段】 CPU1は、入力装置5から電子メール
のモードが選択されると、記憶装置2の記憶媒体3の電
子メールのアプリケーションプログラムを実行し、伝送
制御部8を介して新たに受信した受信データをRAM4
の送受信メールのエリアに一時的に記憶し、その受信デ
ータのアドレスパターンと、RAM4のアドレス帳に記
憶済みのアドレスパターンとの一致を比較して、一致し
た場合には記憶済みのアドレスパターンと同じエリアに
新たに受信した受信データのメールの題名を氏名/グル
ープ名として記憶し、一致しない場合には受信データの
メールの題名を他のエリアに記憶氏名/グループ名とし
てする。アドレス帳の検索の際には、氏名/グループ名
を表示装置6に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送装置及
びデータ伝送処理のプログラムを記録した記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】データ伝送装置の中には、通信回線を介
して電子メール(以下、「メール」という)を送受信す
る装置がある。送受信するメールのアドレスには、本来
の送信目標である送り先アドレス(toアドレス)、閲
覧者用の同報送り先アドレス(ccアドレス)、及び特
定閲覧者用の隠れ同報送り先アドレス(Bccアドレ
ス)がある。したがって、メールを送信する場合には、
目標送り先アドレス(toアドレス)を設定するととも
に、同報送り先アドレス(ccアドレス)、及び隠れ同
報送り先アドレス(Bccアドレス)を必要に応じて設
定し、さらに差出人のアドレスである送り元アドレスを
設定して、メールの題名及び本文のデータとともに送信
する。この場合において、メールの作成のたびに複数の
送り先アドレスを1つひとつ入力する作業を簡略化する
ために、あらかじめグループ名に複数の送り先アドレス
を対応づけて登録するアドレス帳を作成しておき、同じ
グループ名のメールを作成したときは、そのグループ名
に対応した複数の送り先アドレスをグループ名を指定す
ることで一括してアドレス帳から抽出して設定すること
が行われている。また、受信メールをメール保存用メモ
リに保存する場合には、メールの題名や複数の送り先ア
ドレスごとに操作に応じて振り分けて記憶する方法も行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アドレ
ス帳を作成するには、グループ名ごとに複数の送り先ア
ドレスを1つひとつ入力しなければならず、煩雑な作業
となっていた。また、受信メールを保存するときに、受
信メールについてメールの題名やグループ名ごとに振り
分けて記憶する場合にも、グループに含まれている複数
のアドレスを1つひとつ確認して振り分ける必要があ
り、これも煩雑な作業となっていた。本発明の第1の課
題は、グループ名ごとに複数の送り先アドレスを1つひ
とつ入力する煩雑な作業を必要とすることなく、簡単に
アドレス帳を作成できるようにすることである。また、
本発明の第2の課題は、グループ名に対応する複数のア
ドレスを1つひとつ確認する煩雑な作業を必要とするこ
となく、受信メールを振り分けて記憶できるようにする
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題を解
決するためのデータ伝送装置及び記録媒体の構成は次の
通りである。請求項1に記載のデータ伝送装置は、通信
回線を介して受信した受信データのアドレスを記憶する
アドレス記憶手段(実施形態における図2のRAMのメ
ールアドレス帳に対応する)と、新たに受信した受信デ
ータの複数の送り先アドレス及び送り元アドレスを抽出
するアドレス抽出手段(実施形態における図4のステッ
プB1に対応する)と、新たに受信した受信データの一
部を構成する識別情報を抽出するデータ抽出手段(実施
形態における図5のステップB13に対応する)と、ア
ドレス抽出手段によって抽出された複数の送り先アドレ
スから自己アドレスを削除するアドレス削除手段(実施
形態における図4のステップB4、ステップB7、ステ
ップB11に対応する)と、このアドレス削除手段によ
って自己アドレスが削除された残りの送り先アドレス及
びアドレス抽出手段によって抽出された送り元アドレス
からなるアドレス群と、アドレス記憶手段に記憶済みの
アドレス群との一致を判別するアドレス比較手段(実施
形態における図5のステップB14に対応する)と、こ
のアドレス比較手段による比較結果により、アドレス群
が一致した場合にはデータ抽出手段によって抽出された
識別情報をアドレス記憶手段の一致したアドレス群のエ
リアに記憶させ、アドレス群が一致しない場合にはその
アドレス群の各アドレスと共にデータ抽出手段によって
抽出された識別情報を前記アドレス記憶手段の他のエリ
アに記憶させる記憶制御手段(実施形態における図5の
ステップB15〜ステップB21に対応する)と、を備
えた構成になっている。
【0005】請求項7に記載の記録媒体は、通信回線を
介して受信した受信データのアドレスを所定のアドレス
記憶手段に記憶するアドレス記憶手順と、新たに受信し
た受信データの複数の送り先アドレス及び送り元アドレ
スを抽出するアドレス抽出手順と、新たに受信した受信
データの一部を構成する識別情報を抽出するデータ抽出
手順と、アドレス抽出手順によって抽出された複数の送
り先アドレスから自己アドレスを削除するアドレス削除
手順と、このアドレス削除手順によって自己アドレスが
削除された残りの送り先アドレス及びアドレス抽出手順
によって抽出された送り元アドレスからなるアドレス群
とアドレス記憶手段に記憶済みのアドレス群との一致を
判別するアドレス判別手順と、このアドレス判別手順の
判別結果により、アドレス群が一致した場合にはデータ
抽出手順によって抽出された識別情報をアドレス記憶手
段の一致したアドレス群のエリアに記憶させ、アドレス
群が一致しない場合にはそのアドレス群の各アドレスと
共にデータ抽出手順によって抽出された識別情報をアド
レス記憶手段の他のエリアに記憶する記憶制御手順と、
を実行するデータ伝送処理のプログラムを記録してい
る。
【0006】請求項1又は請求項7に記載の発明によれ
ば、新たに受信した受信データのアドレス群と、記憶済
みのアドレス群との一致を比較して、一致した場合には
記憶済みのアドレス群と同じエリアに新たに受信した受
信データの一部を構成する識別情報を記憶し、一致しな
い場合には受信データの識別情報を他のエリアに記憶さ
せる。したがって、受信データがメールである場合に
は、受信データの識別情報であるグループ名ごとに、複
数の送り先アドレスを1つひとつ入力する煩雑な作業を
必要とすることなく、簡単にアドレス帳を作成できる。
【0007】本発明の第2の課題を解決するためのデー
タ伝送装置及び記録媒体の構成は次の通りである。請求
項4に記載のデータ伝送装置は、通信回線を介して受信
した受信データを記憶するデータ記憶手段(実施形態に
おける図3のRAMのメール保存用メモリに対応する)
と、新たに受信した受信データの複数の送り先アドレス
及び送り元アドレスを抽出するアドレス抽出手段(実施
形態における図7のステップC2に対応する)と、この
アドレス抽出手段によって抽出された複数の送り先アド
レスから自己アドレスを削除するアドレス削除手段(実
施形態における図7のステップC2に対応する)と、こ
のアドレス削除手段によって自己アドレスが削除された
残りの送り先アドレス及びアドレス抽出手段によって抽
出された送り元アドレスからなるアドレス群とデータ記
憶手段に記憶済みの受信データのアドレス群とを比較す
るアドレス比較手段(実施形態における図7のステップ
C3に対応する)と、このアドレス比較手段による比較
の結果、データ記憶手段の中に新たに受信した受信デー
タのアドレス群と同じアドレス群の受信データがある場
合にはその同じアドレス群の受信データのエリアに新た
に受信した受信データを記憶させ、データ記憶手段の中
に新たに受信した受信データのアドレス群と同じアドレ
ス群の受信データがない場合には記憶済みの受信データ
のエリアとは異なるエリアに新たに受信した受信データ
を記憶させる記憶制御手段(実施形態における図7のス
テップC4〜ステップC9に対応する)と、を備えた構
成になっている。
【0008】請求項8に記載の記録媒体は、通信回線を
介して受信した受信データを所定の記憶手段に記憶する
データ記憶手順と、新たに受信した受信データの複数の
送り先アドレス及び送り元アドレスを抽出するアドレス
抽出手順と、このアドレス抽出手順によって抽出された
複数の送り先アドレスから自己アドレスを削除するアド
レス削除手順と、このアドレス削除手順によって自己ア
ドレスが削除された残りの送り先アドレス及びアドレス
抽出手順によって抽出された送り元アドレスからなるア
ドレス群とデータ記憶手順によって記憶手段に記憶され
ている受信データのエリアのアドレス群とを比較するア
ドレス比較手順と、このアドレス比較手順による比較の
結果、記憶手段の中に新たに受信した受信データのアド
レス群と同じアドレス群の受信データがある場合にはそ
の同じアドレス群の受信データのエリアに新たに受信し
た受信データを記憶させ、所定の記憶手段の中に新たに
受信した受信データのアドレス群と同じアドレス群の受
信データがない場合には記憶済みの受信データのエリア
とは異なるエリアに新たに受信した受信データを記憶さ
せる記憶制御手順と、を実行するデータ伝送処理のプロ
グラムを記録している。
【0009】請求項4又は請求項8に記載の発明によれ
ば、新たに受信した受信データのアドレス群と、記憶手
段に記憶済みの受信データのアドレス群とを比較し、新
たに受信した受信データのアドレス群と同じアドレス群
の受信データがある場合には、その同じアドレス群の受
信データのエリアに新たに受信した受信データを記憶さ
せ、新たに受信した受信データのアドレス群と同じアド
レス群の受信データがない場合には、記憶済みの受信デ
ータのエリアとは異なるエリアに新たに受信した受信デ
ータを記憶させる。したがって、受信データがメールで
ある場合には、グループ名に対応する複数の送り先アド
レスを1つひとつ確認する煩雑な作業を必要とすること
なく、受信メールを自動的に振り分けて記憶できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータ伝送装置の
実施形態について、コンピュータ端末装置(以下、「端
末装置」という)を例にとって図1〜図7を参照して説
明する。図1は、インターネットを利用してメールを送
受信する端末装置の全体構成を示したブロック図であ
る。この端末装置は、インターネットのプロバイダに接
続されるとともに、メールのアプリケーションプログラ
ムの起動によって、プロバイダーを介して他の端末装置
との間でメールの送受信を行う。
【0011】図1において、CPU1は、システムプロ
グラム及びメールのアプリケーションプログラムその他
の各種プログラムにしたがって、この端末装置全体を制
御する。記憶装置2は、上記プログラムの他、データベ
ース、文字フォントデータ等が記憶されている記憶媒体
3を駆動して、プログラムの読み出し、データの読み出
し及び書き込みを行う。この記録媒体3は、フロッピー
ディスク、ハードディスク、光ディスク、メモリカード
等で構成されている。RAM4は、CPU1が処理する
メール等のデータを一時的に記憶するとともに、必要に
応じて記憶媒体3のプログラムやデータを記憶する。
【0012】入力装置5は、キーボード、マウスその他
の装置で構成され、メールの作成等の場合での文字列デ
ータ、メールの送信指示、表示装置6の画面に表示され
たメニュー、データ等の選択指示、その他のデータや指
示を操作に応じてCPU1に入力する。表示装置6は、
入力装置5の操作によって選択されるメニューやデータ
の他、メールのアプリケーションプログラムの起動中に
おいて、メールに関する情報を表示する。印刷装置7
は、入力装置5からの印刷指示に応じたCPU1の印刷
コマンドによってデータを印刷する。伝送制御部8は、
メールのアプリケーションプログラム、その他のデータ
伝送処理のプログラムを実行しているCPU1の通信制
御コマンドに応じて、プロバイダーに接続してメールを
送受信したり、プロバイダーへの接続切断コマンドを送
出する。記録媒体3に格納するプログラム、データ等
は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントから
ネットワーク回線などの伝送媒体を介して伝送制御部8
から受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体3はネ
ットワーク上に構築されたサーバの記録媒体であっても
よい。更に、前記プログラムをネットワーク回線などの
伝送媒体を介してサーバやクライアントへ伝送してこれ
らの機器にインストールするように構成してもよい。
【0013】次に、実施形態の動作について、図1のC
PU1によって実行されるプログラムのフローチャート
に基づいて説明する。この装置の電源スイッチがオンに
なり、CPU1のメイン処理のフロー(図示せず)にお
いて、表示装置6の画面に表示されたアプリケーション
プログラムのメニューの中から、入力装置5の操作によ
ってメールのアプリケーションプログラムが選択される
と、図2に示すメール送受信のフローに移行する。この
場合には、図1のRAM4には、図3のメモリマップに
示すように、送受信メール、メールのアドレス帳、グル
ープ管理メモリ、メール保存用メモリ、アドレスレジス
タ、メール題名レジスタ、アドレスパターン等のデータ
が記憶される。特に、アドレス帳には、アドレスパター
ンごとのエリアが設けられ、メール題名によって氏名/
グループ名に分類される。RAM4のデータについては
さらに後述する。なお、以下に説明するフローチャート
で示す各機能を実現するプログラムは、CPU1が読み
取り可能なプログラムコードの形態で前記記録媒体3に
格納されている。また、このプログラムはプログラムコ
ードの形態でネットワーク回線などの伝送媒体を介して
伝送することもできる。
【0014】図2のフローに移行すると、まず、メール
のモード選択メニュー、アイコンその他の表示を行う
(ステップA1)。次に、入力装置からモード選択のキ
ー入力があるか否かを判別する(ステップA2)。キー
入力があったときは、そのモード選択がメール作成モー
ド、メール受信モード、あるいはその他のモードのいず
れのモードが選択されたかを判別する(ステップA
3)。メール作成モードが選択された場合には、入力装
置からの文字入力操作に応じてメール送信内容を入力す
る(ステップA4)。次に、入力装置からの送り先アド
レスの入力に応じて、メール送信先を指定して(ステッ
プA5)、その送信メールを図3に示したRAMの送受
信メールのエリアに一時的にストアする。そして、送信
キー又は解除キーがオンされたか否かを判別する(ステ
ップA6)。解除キーがオンされた場合には、ステップ
A1に移行して、メールの選択メニュー等を表示する。
ステップA6において送信キーがオンされたときは、伝
送制御部によりプロバイダーに接続する(ステップA
7)。そして、メール送信を開始する(ステップA
8)。メール送信が終了すると、プロバイダーへの接続
切断コマンドを伝送制御部を介して送出する(ステップ
A9)。この後は、ステップA1に移行して、再びメー
ルの選択メニュー等を表示する。
【0015】ステップA3において、メール受信モード
が選択された場合には、伝送制御部によりプロバイダー
に接続して(ステップA10)、受信メールがあるか否
かを判別する(ステップA11)。受信メールがある場
合には、そのメールを受信して(ステップA12)、そ
の受信メールを図3に示したRAMの送受信メールのエ
リアに一時的にストアする。そして、その受信メールを
表示装置に表示する(ステップA13)。次に、その受
信メールについて、アドレス登録処理を実行し(ステッ
プA14)、メール振り分け格納処理を実行する(ステ
ップA15)。そして、ステップA11に移行して、ま
だ受信していないメールの有無を判別する。ステップA
11においてメールがない場合には、プロバイダーへの
接続切断コマンドを伝送制御部を介して送出する(ステ
ップA16)。この後は、ステップA1に移行して、再
びメールの選択メニュー等を表示する。ステップA3に
おいて、その他のモードが選択された場合、例えば、ア
ドレス帳の検索モード、受信メールの削除モード、受信
メールの印刷モード等のモードが選択された場合には、
その選択されたモードに対応するその他の処理を実行す
る(ステップA17)。そして、ステップA1に移行し
て、再びメールの選択メニュー等を表示する。
【0016】図4及び図5は、図2のステップA14の
アドレス登録処理のサブルーチンのフローであり、図6
は、RAMのアドレス帳の内容を示す図である。図4の
フローにおいて、RAMに一時的にストアした受信メー
ル、すなわち、新たに受信した受信メールのヘッダよ
り、差出人、送り先、同報送り先、隠れ同報送り先の各
アドレスを抽出する(ステップB1)。そして、その抽
出された送り先アドレス(toアドレスであり、複数の
場合もある)に自己アドレス(図示はしていないが、自
己アドレスはRAMに予め設定されている)が含まれて
いるか否かが判別され(ステップB2)、このステップ
B2でNOとなって送り先アドレスに自己アドレスが含
まれていない場合には、抽出された差出人アドレスと前
記送り先アドレスとを、登録すべき送り先アドレスの対
象としてRAMのアドレスレジスタにストアする(ステ
ップB3)。また、ステップB2でYESとなって送り
先アドレスに自己アドレスが含まれていた場合には、抽
出された差出人アドレスと前記送り先アドレスから自己
アドレスを削除した送り先アドレスとを送り先アドレス
の対象として、RAMのアドレスレジスタにストアする
(ステップB4)。なお、送り先アドレスが自己アドレ
スのみである場合は、送り先アドレスとして何もストア
されないことは当然である。
【0017】また、Bccアドレス(隠し同報送り先ア
ドレス)があるか否かを判別する(ステップB5)。B
ccアドレスは、同報送り先の複数の相手先の中で、相
手側で送り先アドレスを表示させたくない特定の相手先
のみが登録され送信されたアドレスである。したがっ
て、受信メールにBccアドレスがある場合には、その
アドレスの中に自己アドレスが含まれている場合がある
(ステップB5でYES)。そこで、Bccアドレスに
自己アドレスが含まれていれば、Bccアドレスから自
己アドレスを削除して、図3に示したRAMのアドレス
レジスタに残りのBccアドレスを登録すべきBccア
ドレスの対象としてストアする(ステップB7)。ま
た、Bccアドレスに自己アドレスが含まれていなけれ
ば、抽出されたBccアドレスを登録すべきBccアド
レスの対象としてストアする(ステップB8)。
【0018】Bccアドレスをストアした後、又は、一
時的にストアした受信メールにBccアドレスがない場
合には、抽出したアドレスにccアドレス(同報送り先
アドレス)があるか否かを判別する(ステップB9)。
ccアドレスにも自己アドレスが含まれている場合と含
まれていない場合とがある。そこで、ccアドレスに自
己アドレスがあるか否かを判別する(ステップB1
0)。自己アドレスがある場合には、ccアドレスから
自己アドレスを削除し、登録すべきccアドレスの対象
としてRAMのアドレスレジスタにストアする(ステッ
プB11)。一方、ccアドレスに自己アドレスがない
場合には、そのccアドレスを登録すべきccアドレス
の対象としてRAMのアドレスレジスタにストアする
(ステップB12)。ステップB9において、抽出した
アドレスにccアドレスがない場合には、図5のステッ
プB13に抜ける。
【0019】したがって、受信メールが同報メールでな
く、その中にBccアドレスもccアドレスも含んでい
ない場合は別として、自己アドレスが削除された残りの
toアドレス、Bccアドレス及びccアドレス(送り
先アドレス、隠れ同報送り先アドレス及び同報送り先ア
ドレス)、差出人(送り元)アドレスからなるアドレス
群であるアドレスパターンが、RAMのアドレスレジス
タにストアされる。
【0020】次に、図5のフローにおいて、受信メール
のデータの一部であるメールの題名を抽出して(ステッ
プB13)、図3に示したRAMのメール題名レジスタ
に「氏名/グループ名」としてストアする。次に、アド
レスレジスタにストアされたアドレスパターン(アドレ
ス群)と、図2に示したRAMのメールのアドレス帳の
エリアのアドレスパターンとを比較する(ステップB1
4)。そして、アドレス帳に同じアドレスパターンがあ
るか否かを判別する(ステップB15)。同じアドレス
パターンがある場合には、アドレス帳に同じ氏名/グル
ープ名すなわち同じメール題名があるか否かを判別する
(ステップB16)。同じ氏名/グループ名がない場合
には、同じアドレスパターン(アドレス群)をもつメー
ルのアドレス帳のエリア(アドレスエリア)の氏名/グ
ループ名のフィールド(データエリア)に受信したメー
ルの題名を追加する(ステップB17)。そして、次の
処理へ移行する。
【0021】例えば、送り元アドレス「nameA@d
omainA」、及び、同報送り先アドレス「name
D@domainA」からなるアドレスパターンAP1
のエリアに、「室会議」のメールの題名が氏名/グルー
プ名のフィールドに登録されている場合において、同じ
アドレスパターンで異なるメールの題名「歓迎会」のメ
ールを受信したときは、図6に示すように、そのアドレ
スパターンAP1のエリアに「歓迎会」のメールの題名
を追加して登録する。
【0022】図5のステップB16において、アドレス
帳に受信メールと同じ氏名/グループ名があるときは、
メールの題名に修正を加えてそれを同じアドレスパター
ンをもつエリアの氏名/グループ名のフィールドに追加
して登録する(ステップB18)。そして、次の処理へ
移行する。なお、ステップB18の処理は、例えば、送
り元アドレス「nameA@domainA」、及び、
同報送り先アドレス「nameD@domainA」か
らなるアドレスパターンAP1のエリアに、「室会議」
のメールの題名が氏名/グループ名のフィールドに登録
されている場合において、同じアドレスパターンで同じ
メールの題名「室会議」のメールを受信したときは、図
6に示すように、そのアドレスパターンAP1のエリア
に、受信メールのメールの題名「室会議」に修正を加え
て「室会議2」とし、氏名/グループ名のフィールドに
追加して登録する。
【0023】図5のステップB15において、アドレス
帳に受信メールと同じアドレスパターンがない場合に
は、アドレス帳の他のアドレスパターンに同じ氏名/グ
ループ名があるか否かを判別する(ステップB19)。
同じ氏名/グループ名がない場合には、受信メールのア
ドレスパターンを作成し、そのアドレスパターンのエリ
アにメールの題名を氏名/グループ名として登録する
(ステップB20)。そして、次の処理へ移行する。例
えば、受信メールのアドレスパターンが、送り元アドレ
ス「nameB@domainA」、及び、同報送り先
アドレス「nameE@domainB」である場合
に、そのアドレスパターンがアドレス帳にない場合にお
いて、受信メールのメールの題名が「特許について」で
あり、同じメールの題名が氏名/グループ名のフィール
ドにない場合には、図6に示すように、新たにアドレス
パターンAP2を作成して、そのアドレスパターンAP
2のエリアに「特許について」というメールの題名を氏
名/グループ名として登録する。
【0024】図5のステップB19において、アドレス
帳の他のアドレスパターンに同じ氏名/グループ名があ
る場合には、受信メールのメールの題名に修正を加え
て、それを氏名/グループ名としてアドレスパターンを
アドレス帳に登録する(ステップB21)。そして、次
の処理へ移行する。例えば、受信メールのアドレスパタ
ーンが、送り元アドレス「nameC@domain
B」、及び、同報送り先アドレス「nameF@dom
ainB」である場合に、メール題名が「特許につい
て」であるときは、別のアドレスパターンAP2に同じ
メール題名すなわち氏名/グループ名「特許について」
がすでに登録されているので、図6に示すように、受信
メールのメール題名を「特許についてグループB/B」
と修正して、受信メールと同じアドレスパターンAP3
に登録する。
【0025】このように、図4及び図5のアドレス登録
処理においては、新たに受信した受信データのアドレス
パターン(アドレス群)と、記憶済みのアドレスパター
ンとの一致を比較して、一致した場合には記憶済みのア
ドレス群と同じエリアに新たに受信した受信データの一
部を構成する識別情報を記憶し、一致しない場合には受
信データの識別情報を他のエリアに記憶させる。したが
って、受信データがメールである場合には、受信データ
の識別情報であるメールの題名(グループ名)ごとに、
複数の送り先アドレスを1つひとつ入力する煩雑な作業
を必要とすることなく、簡単にアドレス帳を作成でき
る。
【0026】図2のフローのステップA5におけるメー
ル送信先指定処理において、「編集」アイコンを選択し
て、その中の「宛先・同報選択」アイコンを選択する
と、アドレス帳の各エリアの識別情報である氏名/グル
ープ名を、図7に示すように、表示装置の画面に選択可
能に表示させる。そして、選択された氏名/グループ名
に対応するアドレス群であるアドレスパターンを同報送
り先アドレスとして設定する。したがって、同報データ
を送信する場合には、アドレス帳の各エリアのアドレス
パターンを選択に応じて自動的に設定する設定すること
ができる。
【0027】また、図5のアドレス登録処理のステップ
B18に示したように、CPU1は、新たに受信した受
信データのアドレスパターンと同じアドレスパターンで
かつその受信データの識別情報であるメールの題名とと
同じ氏名/グループ名を記憶したエリアがアドレス帳に
ある場合には、その受信データのメールの題名に修正を
加えたメールの題名をそのエリアに氏名/グループ名と
して記憶させる。したがって、同じアドレスパターンの
エリアに同じ氏名/グループ名が重複して登録されるの
を禁止して、アドレス帳の検索の誤りを防止する。
【0028】また、図5のアドレス登録処理のステップ
B21に示したように、CPU1は、新たに受信した受
信データのアドレスパターンと異なるアドレスパターン
でかつその受信データの識別情報であるメールの題名と
同じ氏名/グループ名を記憶したエリアがアドレス帳に
ある場合には、その受信データのメールの題名に修正を
加えてそのエリアとは異なるエリアに受信データのアド
レスパターン及びその修正したメールの題名を記憶させ
る。したがって、例え異なるアドレスパターンのエリア
であっても、同じ氏名/グループ名が重複して登録され
るのを禁止して、アドレス帳の検索の誤りを防止する。
【0029】なお、図4及び図5のアドレス登録処理に
おいては、差出人(送り元)アドレスに加え、送り先ア
ドレス及び同報送り先アドレスから自己アドレスを削除
したアドレスパターンの一致を比較する構成にしたが、
他の実施形態として、送り元アドレスのみの一致を比較
する構成にしてもよい。この場合において、送り元アド
レスが一致したときに、そのエリアの同報送り先アドレ
スにない同報送り先アドレスが受信メールに含まれてい
る場合には、その同報送り先アドレスのみを追加しても
よい。あるいは、そのエリアの同報送り先アドレスを受
信メールの同報送り先アドレスに入れ替えて更新しても
よい。この場合には、送り元アドレスだけを比較するだ
けでよいので、アドレスの比較処理が迅速化されて、ア
ドレス帳作成がより簡単にできる。また、そのエリアの
同報送り先アドレスにない同報送り先アドレスが受信メ
ールに含まれている場合に、その送り先アドレスのみを
追加するので、追加処理も迅速にできる。なお、隠れ同
報送り先アドレスについても同様である。
【0030】また、図4及び図5のアドレス登録処理に
おいては、アドレスパターンが一致したときには、その
メールの題名をアドレス帳の氏名/グループ名として追
加したが、他の実施形態として、追加をしない構成にし
てもよいし、アドレス帳の氏名/グループ名を受信メー
ルのメールの題名に置き換えて更新してもよい。また、
追加する場合でも、「Re」で表される返信メールの場
合には追加をしないような構成にしてもよい。この場合
には、一致はしないが類似したメールの題名をもつ受信
メールが多いときや返信メールが続くときに、その類似
したメールの題名を追加しないので、アドレス帳のメモ
リ容量を節約できる。
【0031】また、図4及び図5のアドレス登録処理に
おいては、アドレス帳に登録する識別情報である氏名/
グループ名として、受信メールのメールの題名を用いる
構成にしたが、他の実施形態として、受信メールの本文
の冒頭の語句、文章、その他本文から自動的に抽出した
キーワード等を識別情報として用いる構成にしてもよ
い。この場合には、メールの題名が類似的であっても、
本文の特徴的な語句、文章、キーワードを識別情報に用
いることにより、アドレス帳内の識別性を高めることが
できる。
【0032】また、図4及び図5のアドレス登録処理に
おいては、1つのアドレスパターンに対して複数の氏名
/グループ名を記憶する構成にしたが、1つのアドレス
パターンに対して1つの氏名/グループ名を記憶する構
成にしてもよい。したがって、代表的な氏名/グループ
名でアドレス帳を検索する場合に、検索操作が簡単にで
きる。また、1つのアドレスパターンに対して複数の氏
名/グループ名を記憶する場合でも、アドレス帳を検索
するときは、複数の氏名/グループ名を表示せずに、最
新の又は代表的な1つの氏名/グループ名を表示する構
成にしてもよい。したがって、表示画面が小さい場合や
各アドレスパターンの氏名/グループ名が多い場合に
は、何度も画面のスクロール操作をしなくて済む。
【0033】図8は、図2のフローにおけるステップA
15のメール振り分け格納処理のフローである。このフ
ローは、受信メールを図3に示したRAMのメール保存
用メモリのフォルダ(エリア)に格納する場合の処理で
ある。まず、受信メールのヘッダより、toアドレス
(送り先アドレス)、ccアドレス(同報送り先アドレ
ス)、差出人アドレス(送り元アドレス)からなるアド
レス群すなわちメールアドレスパターンの認識を行う
(ステップC1)。そして、認識したアドレスパターン
を抽出して自己アドレスを削除する(ステップC2)。
次に、抽出したアドレスパターンをメール保存用メモリ
のアドレスパターンと比較する(ステップC3)。そし
て、同じアドレスパターンの識別データを持つフォルダ
があるか否かを判別する(ステップC4)。同じアドレ
スパターンの識別データを持つフォルダがある場合に
は、そのフォルダに受信メールを振り分けて格納する
(ステップC5)。そして、次の処理へ移行する。
【0034】メール保存用メモリに同じアドレスパター
ンの識別データを持つフォルダがない場合には、受信メ
ールのメールの題名を抽出する(ステップC6)。そし
て、抽出したメールの題名と同じフォルダ名がすでにあ
るか否かを判別する(ステップC7)。同じフォルダ名
がメール保存用メモリにない場合には、メールの題名を
新たなフォルダ名としてそこに受信メールをを振り分け
て格納する(ステップC8)。そして、次の処理へ移行
する。一方、同じフォルダ名がメール保存用メモリにあ
る場合には、メールの題名に修正を加えて、それを新た
なフォルダ名としてそこに受信メールをを振り分けて格
納する(ステップC9)。そして、次の処理へ移行す
る。
【0035】このように、図8のメール振り分け格納処
理においては、新たに受信した受信データのアドレス群
であるアドレスパターンと、RAMのメール保存用メモ
リに記憶済みの受信データのアドレスパターンとを比較
し、新たに受信した受信データのアドレスパターンと同
じアドレスパターンの受信データがある場合には、その
同じアドレスパターンの受信データのエリアに新たに受
信した受信データを記憶させ、新たに受信した受信デー
タのアドレスパターンと同じアドレスパターンの受信デ
ータがない場合には、記憶済みの受信データのフォルダ
(エリア)とは異なるフォルダに新たに受信した受信デ
ータを記憶させる。したがって、受信データがメールで
ある場合には、複数の送り先アドレスを1つひとつ確認
する煩雑な作業を必要とすることなく、受信メールを自
動的に振り分けて記憶できる。
【0036】なお、図8のメール振り分け格納処理にお
いては、送り元アドレス及び同報送り先アドレスから自
己アドレスを削除したアドレスパターンの一致を比較す
る構成にしたが、他の実施形態として、送り元アドレス
のみの一致を比較する構成にしてもよい。この場合にお
いて、送り元アドレスが一致したときに、そのエリアの
同報送り先アドレスにない送り先アドレスが受信メール
に含まれている場合には、その送り先アドレスのみを追
加してもよい。あるいは、そのエリアの同報送り先アド
レスを受信メールの同報送り先アドレスに入れ替えて更
新してもよい。この場合には、送り元アドレスだけを比
較するだけでよいので、アドレスの比較処理が迅速化さ
れて、メール振り分け格納処理がより簡単にできる。ま
た、そのエリアの同報送り先アドレスにない送り先アド
レスが受信メールに含まれている場合に、その送り先ア
ドレスのみを追加するので、追加処理も迅速にできる。
なお、隠れ同報送り先アドレスについても同様である。
【0037】また、図8のメール振り分け格納処理にお
いては、アドレスパターンが一致したときには、そのメ
ールの題名をフォルダ名として追加したが、他の実施形
態として、追加をしない構成にしてもよいし、メール保
存用メモリのフォルダ名を受信メールのメールの題名に
置き換えて更新してもよい。また、追加する場合でも、
「Re」で表される返信メールの場合には追加をしない
ような構成にしてもよい。この場合には、一致はしない
が類似したメールの題名をもつ受信メールが多いときや
返信メールが続くときに、その類似したメールの題名を
追加しないので、メール保存用メモリの容量を節約でき
る。
【0038】また、図8のメール振り分け格納処理にお
いては、メール保存用メモリに登録する識別情報である
フォルダ名として、受信メールのメールの題名を用いる
構成にしたが、他の実施形態として、受信メールの本文
の冒頭の語句、文章、その他本文から自動的に抽出した
キーワード等を識別情報として用いる構成にしてもよ
い。この場合には、メールの題名が類似的であっても、
本文の特徴的な語句、文章、キーワードを識別情報に用
いることにより、メール保存用メモリ内の識別性を高め
ることができる。
【0039】また、図8のメール振り分け格納処理にお
いては、メール保存用メモリのフォルダへの自動振り分
け格納を受信と同時に行う構成にしたが、受信メールを
読んだ後に自動的に振り分け格納を行ってもよい。ある
いは、ユーザの指定に応じて自動振り分け格納を行って
もよい。未読の受信メールはユーザから見ればまだ受信
していないものと同じであるので、読んだ後に自動的に
振り分け格納を行う場合には、メール保存用メモリを検
索すれば読んだかどうかを簡単に判断できる。また、ユ
ーザの指定に応じて自動振り分け格納を行う場合には、
必要のない受信メールを保存しなくて済む。
【0040】なお、上記実施形態においては、図1に示
した記憶装置2の記憶媒体3に記憶されているプログラ
ムをCPU1が読み出してデータ伝送処理を実行する構
成にしたが、フロッピーディスク、CD、MD等のよう
な汎用の記録媒体にプログラムを記録する構成にして、
その記録媒体を汎用のコンピュータで読み出して、デー
タ伝送処理を実行することもできる。この場合には、記
録媒体の発明を実現する。
【0041】また、上記実施形態においては、送受信す
るデータをメールとしたが、本発明を適用する場合のデ
ータはメールに限定するものではない。一般的に、複数
の端末装置と通信回線によって接続されるサーバ装置に
おいて、各端末装置から送信されてくる複数種類のデー
タについて、端末装置のアドレス帳を作成する場合や、
データを保存して管理する場合のように、メール以外の
データを伝送する場合にも本発明を適用できることはも
ちろんである。
【0042】
【発明の効果】請求項1又は請求項7の発明によれば、
新たに受信した受信データのアドレス群と、記憶済みの
アドレス群との一致を比較して、一致した場合には記憶
済みのアドレス群と同じエリアに新たに受信した受信デ
ータの一部を構成する識別情報を記憶し、一致しない場
合には受信データの識別情報を他のエリアに記憶させ
る。したがって、受信データがメールである場合には、
受信データの識別情報であるグループ名ごとに、複数の
送り先アドレスを1つひとつ入力する煩雑な作業を必要
とすることなく、簡単にアドレス帳を作成できる。
【0043】請求項4又は請求項8の発明によれば、新
たに受信した受信データのアドレス群と、記憶手段に記
憶済みの受信データのアドレス群とを比較し、新たに受
信した受信データのアドレス群と同じアドレス群の受信
データがある場合には、その同じアドレス群の受信デー
タのエリアに新たに受信した受信データを記憶させ、新
たに受信した受信データのアドレス群と同じアドレス群
の受信データがない場合には、記憶済みの受信データの
エリアとは異なるエリアに新たに受信した受信データを
記憶させる。したがって、受信データがメールである場
合には、複数の送り先アドレスを1つひとつ確認する煩
雑な作業を必要とすることなく、受信メールを自動的に
振り分けて記憶できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるデータ伝送装置のシステム構
成を示すブロック図。
【図2】図1におけるCPUの電子メールモードにおけ
るフローチャート。
【図3】図1におけるRAMのデータエリアを示すメモ
リマップを示す図。
【図4】図2におけるアドレス登録処理のフローチャー
ト。
【図5】図4に続くアドレス登録処理のフローチャー
ト。
【図6】図3のアドレス帳のデータ構成を示す図。
【図7】図1の表示装置の画面に表示されたアドレス検
索を示す図。
【図8】図2におけるメール振り分け格納処理のフロー
チャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 記憶媒体 4 RAM 5 入力装置 6 表示装置 8 伝送制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して受信した受信データの
    アドレスを記憶するアドレス記憶手段と、 新たに受信した受信データの複数の送り先アドレス及び
    送り元アドレスを抽出するアドレス抽出手段と、 前記新たに受信した受信データの一部を構成する識別情
    報を抽出するデータ抽出手段と、 前記アドレス抽出手段によって抽出された複数の送り先
    アドレスから自己アドレスを削除するアドレス削除手段
    と、 このアドレス削除手段によって自己アドレスが削除され
    た残りの送り先アドレス及び前記アドレス抽出手段によ
    って抽出された送り元アドレスからなるアドレス群と前
    記アドレス記憶手段に記憶済みのアドレス群との一致を
    判別するアドレス比較手段と、 このアドレス比較手段による比較結果により、アドレス
    群が一致した場合には前記データ抽出手段によって抽出
    された識別情報を前記アドレス記憶手段の一致したアド
    レス群のエリアに記憶させ、アドレス群が一致しない場
    合にはそのアドレス群の各アドレスと共に前記データ抽
    出手段によって抽出された識別情報を前記アドレス記憶
    手段の他のエリアに記憶させる記憶制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶制御手段は、前記新たに受信し
    た受信データのアドレス群と同じアドレス群でかつ当該
    受信データの識別情報と同じ識別情報を記憶したエリア
    が前記アドレス記憶手段にある場合には、当該受信デー
    タの識別情報に修正を加えた修正識別情報を当該エリア
    に記憶させることを特徴とする請求項1に記載のデータ
    伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶制御手段は、前記新たに受信し
    た受信データのアドレス群と異なるアドレス群でかつ当
    該受信データの識別情報と同じ識別情報を記憶したエリ
    アが前記アドレス記憶手段にある場合には、当該受信デ
    ータの識別情報に修正を加えて当該エリアとは異なるエ
    リアに当該受信データのアドレス群及び当該修正識別情
    報を記憶させることを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ伝送装置。
  4. 【請求項4】 通信回線を介して受信した受信データを
    記憶するデータ記憶手段と、 新たに受信した受信データの複数の送り先アドレス及び
    送り元アドレスを抽出するアドレス抽出手段と、 このアドレス抽出手段によって抽出された複数の送り先
    アドレスから自己アドレスを削除するアドレス削除手段
    と、 このアドレス削除手段によって自己アドレスが削除され
    た残りの送り先アドレス及び前記アドレス抽出手段によ
    って抽出された送り元アドレスからなるアドレス群と前
    記データ記憶手段に記憶済みの受信データのアドレス群
    とを比較するアドレス比較手段と、 このアドレス比較手段による比較の結果、前記データ記
    憶手段の中に前記新たに受信した受信データのアドレス
    群と同じアドレス群の受信データがある場合には当該同
    じアドレス群の受信データのエリアに前記新たに受信し
    た受信データを記憶させ、前記データ記憶手段の中に前
    記新たに受信した受信データのアドレス群と同じアドレ
    ス群の受信データがない場合には前記記憶済みの受信デ
    ータのエリアとは異なるエリアに前記新たに受信した受
    信データを記憶させる記憶制御手段と、 を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス抽出手段によって抽出され
    る前記複数の送り先アドレスは、受信者用の目標送り先
    アドレス、閲覧者用の同報送り先アドレス、及び特定閲
    覧者用の隠れ同報送り先アドレスであり、 前記アドレス比較手段は、前記送り元アドレスと、前記
    目標送り先アドレス、前記同報送り先アドレス、及び前
    記隠れ同報送り先アドレスのそれぞれとからなる第1、
    第2、及び第3のアドレス群と、第1、第2、及び第3
    のアドレス記憶手段にそれぞれ憶済みの第1、第2、及
    び第3のアドレス群との一致を判別し、 前記記憶制御手段は、前記アドレス比較手段による比較
    結果により、アドレス群が一致した場合には前記データ
    抽出手段によって抽出された識別情報を前記第1、第
    2、及び第3のアドレス記憶手段の一致したアドレス群
    に対応するエリアに記憶させ、アドレス群が一致しない
    場合にはそのアドレス群の各アドレスと共に前記データ
    抽出手段によって抽出された識別情報を前記第1、第
    2、及び第3のアドレス記憶手段の一致したアドレス群
    に対応するエリアとは別の他のエリアに記憶させること
    を特徴とする請求項1又は4に記載のデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記アドレス削除手段は、前記目標送り
    先アドレス、前記同報送り先アドレス、及び前記隠れ同
    報送り先アドレスに含まれている自己アドレスを削除す
    ることを特徴とする請求項5に記載のデータ伝送装置。
  7. 【請求項7】 通信回線を介して受信した受信データの
    アドレスを所定のアドレス記憶手段に記憶するアドレス
    記憶手順と、 新たに受信した受信データの複数の送り先アドレス及び
    送り元アドレスを抽出するアドレス抽出手順と、 前記新たに受信した受信データの一部を構成する識別情
    報を抽出するデータ抽出手順と、 前記アドレス抽出手順によって抽出された複数の送り先
    アドレスから自己アドレスを削除するアドレス削除手順
    と、 このアドレス削除手順によって自己アドレスが削除され
    た残りの送り先アドレス及び前記アドレス抽出手順によ
    って抽出された送り元アドレスからなるアドレス群と前
    記アドレス記憶手段に記憶済みのアドレス群との一致を
    判別するアドレス判別手順と、 このアドレス判別手順の判別結果により、アドレス群が
    一致した場合には前記データ抽出手順によって抽出され
    た識別情報を前記アドレス記憶手段の一致したアドレス
    群のエリアに記憶させ、アドレス群が一致しない場合に
    はそのアドレス群の各アドレスと共に前記データ抽出手
    順によって抽出された識別情報を前記アドレス記憶手段
    の他のエリアに記憶する記憶制御手順と、 を実行するデータ伝送処理のプログラムを記録した記録
    媒体。
  8. 【請求項8】 通信回線を介して受信した受信データを
    所定の記憶手段に記憶するデータ記憶手順と、 新たに受信した受信データの複数の送り先アドレス及び
    送り元アドレスを抽出するアドレス抽出手順と、 このアドレス抽出手順によって抽出された複数の送り先
    アドレスから自己アドレスを削除するアドレス削除手順
    と、 このアドレス削除手順によって自己アドレスが削除され
    た残りの送り先アドレス及び前記アドレス抽出手順によ
    って抽出された送り元アドレスからなるアドレス群と前
    記データ記憶手順によって前記記憶手段に記憶されてい
    る受信データのエリアのアドレス群とを比較するアドレ
    ス比較手順と、 このアドレス比較手順による比較の結果、前記記憶手段
    の中に前記新たに受信した受信データのアドレス群と同
    じアドレス群の受信データがある場合には当該同じアド
    レス群の受信データのエリアに前記新たに受信した受信
    データを記憶させ、前記所定の記憶手段の中に前記新た
    に受信した受信データのアドレス群と同じアドレス群の
    受信データがない場合には前記記憶済みの受信データの
    エリアとは異なるエリアに前記新たに受信した受信デー
    タを記憶させる記憶制御手順と、 を実行するデータ伝送処理のプログラムを記録した記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003016003A (ja) * 2001-07-04 2003-01-17 Sharp Corp 電子メールアドレス入力方法
JP2014500648A (ja) * 2010-11-04 2014-01-09 ▲華▼▲為▼▲終▼端有限公司 迅速に受信者を追加する方法及び装置、並びにそれを用いた携帯端末

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