JP3413687B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP3413687B2
JP3413687B2 JP05020795A JP5020795A JP3413687B2 JP 3413687 B2 JP3413687 B2 JP 3413687B2 JP 05020795 A JP05020795 A JP 05020795A JP 5020795 A JP5020795 A JP 5020795A JP 3413687 B2 JP3413687 B2 JP 3413687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に備え
られるレンズ鏡筒に関し、さらに詳しくは鏡筒の内部に
移動自在に収納されるとともに位置検出センサ駆動手段
が設けられたレンズ構体の移動位置を鏡筒側に配設した
レンズ位置検出センサによって検出するようにしたレン
ズ鏡筒に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオカメラには、被写体に対
する焦点合わせを自動的に行うオートフォーカス機構
や、倍率変更を行う電動ズーム機構が備えられている。
これらオートフォーカス機構や電動ズーム機構は、鏡筒
の内部に駆動手段によって光軸方向に移動動作されるフ
ォーカスレンズやズームレンズを備えたレンズ鏡筒によ
って達成される。
【0003】レンズ鏡筒は、鏡筒の内部に光軸方向に支
持されたガイド軸にそれぞれ移動自在に軸装されたレン
ズホルダに、フォーカスレンズ及びズームレンズを組み
付けてレンズ構体を構成し、これらレンズ構体が駆動手
段によってガイド軸に沿って移動動作される。ズームレ
ンズ構体の駆動手段は、ビデオカメラのレンズ系のWi
de端及びTele端を決定し、ズームレンズ構体を鏡
筒内に大きな移動量を以って移動動作させる。したがっ
て、このズームレンズ構体の駆動手段は、一般に、ステ
ッピングモータを駆動源とし、このステッピングモータ
の回転運動を直線運動に変換する回転ー直線変換機構を
備えたズームレンズ駆動ユニットで構成されている。
【0004】一方、フォーカスレンズ構体の駆動手段
は、被写体像を鏡筒の後方端に配設したCCD固体撮像
素子の撮像面に結像させるためにフォーカスレンズ構体
を応答性よく光軸に沿って移動動作させる。このため、
フォーカスレンズ構体の駆動手段は、一般に、コイル体
が移動動作するリニアモータによって構成されている。
リニアモータは、具体的には、フォーカスレンズ構体に
一体的に組み合わされたコイル枠と、鏡筒側に配設され
た略筒状のヨーク体及びこのヨーク体の各ヨーク片にそ
れぞれ取り付けられたマグネットとから構成されてい
る。
【0005】リニアモータは、制御部からの制御出力に
よってコイル枠のコイルに駆動電流が供給されると、こ
の駆動電流の方向に対応してコイルとヨークとの間に磁
束を生じさせる。また、この磁束は、フォーカスレンズ
構体をガイド軸に沿って光軸方向に移動動作させる磁気
的推進力を生じさせる。したがって、フォーカスレンズ
構体は、この磁気的推進力によって鏡筒内を光軸方向に
移動動作されて、CCD固体撮像素子の撮像面に被写体
像を結像させる。
【0006】レンズ鏡筒には、上述したフォーカスレン
ズ構体を鏡筒内で精密に移動動作させるために、基準位
置を検出する位置検出手段が備えられている。この位置
検出手段は、レンズホルダに配設されたMRマグネット
と、鏡筒の後端部側に位置して配設されたセンサホルダ
に実装された位置検出センサとによって構成されてい
る。すなわち、レンズホルダには、外周部から鏡筒の内
面に近接するようにして腕状のマグネット取付け部が一
体に突設されており、このマグネット取付け部に鏡筒の
内面に対抗するようにしてMRマグネットが取り付けら
れている。MRマグネットは、光軸方向にN極とS極と
が交互に着磁されている。
【0007】一方、位置検出センサは、フォーカスレン
ズ構体の基準位置を規定する鏡筒の後端部側に位置して
レンズホルダのMRマグネットの移動領域に臨んで配設
されている。フォーカスレンズ構体は、鏡筒内の後端部
側に位置した状態において、位置検出センサが対向する
MRマグネットによって動作されて基準位置の検出出力
を送出する。この検出出力は、制御部へと送出されてフ
ォーカスレンズ構体の基準位置の検出が行われる。位置
検出センサは、フォーカスレンズ構体が移動動作してM
Rマグネットが通過するにしたがってN極とS極とを検
出して、検出出力を制御部へと送出する。制御部は、送
出される検出出力をカウントし、レンズ駆動手段に対し
てフォーカスレンズ構体を基準位置から所定位置へと移
動動作させる出力を送出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した位
置検出手段は、比較的微弱な磁束を発生するMRマグネ
ットによって位置検出センサを動作させるために、これ
らMRマグネットと位置検出センサとの対向間隔が高精
度に設定されなければならず、位置決め手段を介して鏡
筒に配設されている。レンズ鏡筒は、鏡筒内に光軸方向
に支持したガイド軸上にフォーカスレンズ構体を移動自
在に支持するとともにこのフォーカスレンズ構体にMR
マグネットが一体的に取り付けられている。このため、
従来のレンズ鏡筒においては、位置検出センサを実装し
たセンサホルダの一端部にガイド軸を抱き込む係合部が
一体に形成され、このセンサホルダを鏡筒に組み付ける
ことによって位置検出センサとMRマグネットとがガイ
ド軸を基準として相互に位置決めされるように構成され
ていた。
【0009】すなわち、センサホルダは、位置検出セン
サが実装された基部とこの基部から一体に突出形成され
て鏡筒の内部に臨ませられる腕部とから構成され、腕部
の先端部にガイド軸を抱き込む略半円状の軸穴からなる
上述した係合部が形成されている。また、センサホルダ
は、係合部がフォーカスレンズ構体と干渉しない位置で
ガイド軸に相対係合されるように、腕部が基部に対して
軸方向に所定の長さ分延長して構成されている。したが
って、センサホルダは、各部が高精度に形成されるとと
もに全体として複雑な形状を呈している。また、レンズ
鏡筒は、このセンサホルダを備えることによって、長さ
寸法がやや大きくなっている。
【0010】上述したセンサホルダは、フォーカスレン
ズ構体の基準位置を規定するため、ガイド軸に対して位
置決め固定されなければならない。このため、従来のレ
ンズ鏡筒においては、センサホルダを押さえ付けるため
にホルダ押え部材がさらに必要であり、部品数及び組立
て工数が多くなりかつ位置決め精度の保持が面倒である
といった問題点もあった。
【0011】なお、上述した位置決め手段の問題点は、
ビデオカメラに搭載されるオートフォーカス機構のフォ
ーカスレンズ構体の位置決め手段に特有の問題点でな
く、その他の装置のレンズ鏡筒に備えられる可動レンズ
構体の位置決め手段にも共通する問題点でもある。
【0012】したがって、本発明は、ホルダ押え部材を
不要とするとともに極めて簡易な操作によって鏡筒への
組み付けを可能とすることにより部品点数及び組立て工
数の削減が図られるとともに、センサホルダの構造が薄
型化、単純化されることによって小型化が図られかつ可
動レンズ構体に設けた位置検出センサ駆動手段とレンズ
位置検出センサとが高精度に位置決めされたレンズ鏡筒
を提供することを目的に提案されたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るレンズ鏡筒は、センサ取付け部とセンサ穴とが
形成された鏡筒と、この鏡筒の内部にレンズ駆動手段に
よって光軸方向に沿って移動動作自在に収納されるとと
もに基準位置においてセンサ穴に対応位置する位置検出
センサ駆動手段が設けられた可動レンズ構体と、鏡筒の
センサ取付け部に取り付けられたセンサホルダと、この
センサホルダが鏡筒のセンサ取付け部に取り付けられた
状態においてセンサ穴から内部に臨まされるようにして
センサホルダに実装され、鏡筒内を移動動作する可動レ
ンズ構体の位置検出センサ駆動手段を検出するレンズ位
置検出センサとを備えて構成される。
【0014】センサホルダには、センサ取付け部に取り
付けられた状態において鏡筒の取付け面に当接して、実
装したレンズ位置検出センサと可動レンズ構体の位置検
出センサ駆動手段との対向間隔を規定する位置決め手段
が一体に形成される。
【0015】
【作用】以上のように構成された本発明に係るレンズ鏡
筒によれば、鏡筒に形成されたセンサ取付け部にセンサ
ホルダが取り付けられることによって、このセンサホル
ダに実装されたレンズ位置検出センサがセンサ穴に対応
位置されるとともに、鏡筒の取付け面と位置決め手段と
が係合してこのレンズ位置検出センサと鏡筒内を移動動
作される可動レンズ構体の位置検出センサ駆動手段との
対向間隔が規定される。レンズ鏡筒は、可動レンズ構体
が、その位置検出センサ駆動手段とレンズ位置検出セン
サとが対向する位置まで移動動作された状態において、
この位置検出センサ駆動手段によってレンズ位置検出セ
ンサが動作されて鏡筒内における可動レンズ構体の位置
情報出力が制御部へと送出される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。実施例は、ビデオカメラに搭載され
被写体に対する焦点合わせを自動的に行うオートフォー
カス機構や、倍率変更を行う電動ズーム機構を備えるレ
ンズ鏡筒1を示する。レンズ鏡筒1は、図1及び図2に
示すように、円筒状に形成された前部鏡筒3と角筒状に
形成された後部鏡筒4とを組み合わせて構成された鏡筒
2を備えている。前部鏡筒3は、後部鏡筒4に対してや
や大きな開口径を有している。なお、以下の説明におい
て、「前方」とは、図1において左方側を示し、また
「後方」とは右方側を示すものとする。
【0017】前部鏡筒3には、前方側から第1の固定レ
ンズ構体5を構成するいわゆる前玉ユニットである第1
の固定レンズ群5と、電動ズーム機構のズームレンズ構
体6を構成する第1の可動レンズ群と、ズームレンズ構
体6を駆動するズームレンズ駆動ユニット7とが組み付
けられている。また、後部鏡筒4には、前方側から絞り
装置8が組み込まれた中間枠9を介して第2の固定レン
ズ群10と、オートフォーカス機構のフォーカスレンズ
構体11を構成する第2の可動レンズ群とが組み込まれ
ている。このように、レンズ鏡筒1は、2つの固定レン
ズ群と2つの可動レンズ群とによって構成されている。
なお、「固定レンズ群」とは、撮影時において光軸方向
に移動動作されずに鏡筒2内に組み込まれる1枚若しく
は複数枚のレンズ群とし、「可動レンズ群」とは、撮影
時において鏡筒2内を光軸方向に移動動作される1枚若
しくは複数枚のレンズ群とする。
【0018】前部鏡筒3には、後端部から前方端に亘っ
て軸方向の溝部3Aが設けられるとともに、外周部には
レンズ鏡筒1を主機器であるビデオカメラに取り付ける
ための複数の取付け部3Bが一体に形成されている。前
部鏡筒3には、この溝部3Aを閉塞するようにしてズー
ムレンズ構体6を光軸方向に移動動作させるズームレン
ズ駆動ユニット7が組み込まれている。前部鏡筒3に
は、溝部3Aに近接した後端部側に位置して切欠き部3
Cが設けられている。
【0019】後部鏡筒4には、後端側の開口部に、図示
しないがCCD固体撮像素子が組み込まれる組付け部4
Aが一体に形成されている。また、後部鏡筒4には、相
対するコーナ部に位置して光軸方向に対して互いに平行
な第1のガイド軸12(12A、12B)と、他の相対
するコーナ部に位置して光軸方向に対して互いに平行な
第2のガイド軸13(13A、13B)とがそれぞれ設
けられている。さらに、後部鏡筒4には、フォーカスレ
ンズ構体11を駆動するフォーカスレンズ駆動手段14
が配設されている。後部鏡筒4には、フォーカスレンズ
構体11の基準位置を検出するレンズ位置検出手段34
が配設されている。
【0020】第1のガイド軸12は、一端部を後部鏡筒
4の開口部に張り出し形成されたフランジ部4Bに設け
た軸穴に嵌合支持されて前方側へと大きく突出してお
り、前部鏡筒3と後部鏡筒4とを組み合わせた状態にお
いて、図2に示すように前方端を前部鏡筒3の内面に形
成した軸穴に嵌合される。この第1のガイド軸12に
は、ズームレンズ構体6が前部鏡筒3内を光軸方向に移
動自在に支持される。
【0021】第2のガイド軸13は、一端部を後部鏡筒
4のCCD組付け部4Aを構成する後方壁部4Cに設け
た軸穴に嵌合支持され、他端部が前方開口部まで延在さ
れている。第2のガイド軸13は、この他端部が前方部
に組み合わされた中間枠9に形成した軸穴に嵌合され
る。この第2のガイド軸13には、フォーカスレンズ構
体11が後部鏡筒4内を光軸方向に移動自在に支持され
る。
【0022】第1の固定レンズ群5は、図2に示すよう
に、貼り合わされた第1レンズ5Aと第2レンズ5B及
び第3レンズ5Cとから構成されている。この第1の固
定レンズ群5は、各レンズ5A乃至5Cが前部鏡筒3の
前方開口端部に互いに光軸を一致させて組み付けられて
いる。
【0023】第1の可動レンズ群を構成するズームレン
ズ構体6は、図2に示すように、3枚のズームレンズ1
6(16A乃至16C)と、略円盤状のレンズホルダ1
7とから構成されている。レンズホルダ17は、円盤状
の基部17Aの中央部に軸方向の筒部17Bが一体に形
成されるとともに、外周部に一対の軸受け部17C、1
7Dが一体に形成されている。筒部17Bには、第1の
固定レンズ群5と光軸を一致させてズームレンズ16が
組み込まれている。軸受け部17C、17Dは、互いに
180°対向した位置に形成されており、第1のガイド
軸12にそれぞれ貫通される。基部17Aの側面には、
第1の軸受け部17Cに沿って断面半円状の位置検出片
17Eが形成されている。
【0024】第1の軸受け部17Cは、軸方向に延長さ
れた長筒状に形成されており、第1のガイド軸12を介
してズームレンズ構体6を前部鏡筒3内に組み込んだ状
態において、この前部鏡筒3に設けた溝部3Aに対応位
置される。この第1の軸受け部17Cには、外周面から
略凹字状に一体に突出された係合部17Fが設けられて
いる。係合部17Fは、ズームレンズ構体6が前部鏡筒
3の後方部側に位置された状態において、切欠き部3C
に対応位置される。第2の軸受け部17Dは、略U字状
の凸部として形成されている。
【0025】ズームレンズ駆動ユニット7は、図1に示
すように、ステッピングモータ18と、このステッピン
グモータ18を一端側に組み付けたブラケット部材19
と、このブラケット部材19に回転自在に支持されステ
ッピングモータ18によって駆動される駆動軸20と、
この駆動軸20と図示しないガイド軸とによって軸方向
に移動自在に支持された駆動子21とから構成されてい
る。
【0026】ブラケット部材19は、前部鏡筒3に設け
た溝部3Aを閉塞するに足る外形寸法を有しており、両
側部が折曲された形状を呈している。駆動軸20は、こ
のブラケット部材19の両側部に回転自在に支架される
とともに、一端部がステッピングモータ18の回転軸と
一体化されている。また、この駆動軸20には、外周部
に送りねじが一体に形成されている。駆動子21は、駆
動軸20の送りねじと噛合するねじ部と、レンズホルダ
17の第1の軸受け部17Cに形成した係合部17Fと
係合される係合部とがそれぞれ一体に形成されている。
【0027】ズームレンズ駆動ユニット7は、前部鏡筒
3内にズームレンズ構体6が組み込まれた状態におい
て、溝部3Aを閉塞するようにして前部鏡筒3に組み付
けられる。駆動子21は、ズームレンズ駆動ユニット7
が前部鏡筒3に組み付けられた状態において、係合部が
レンズホルダ17の係合部17Fと相対係合される。ズ
ームレンズ駆動ユニット7は、この駆動子21と係合部
17Fとの係合状態を、切欠き部3Cから視認しながら
前部鏡筒3に組み付けられる。なお、切欠き部3Cは、
ズームレンズ駆動ユニット7を前部鏡筒3に組み付けた
後に、図示しない位置検出センサを搭載したプリント基
板22によって閉塞される。
【0028】プリント基板22は、ステッピングモータ
18や各部に電源を供給するためのフレキシブルケーブ
ル23に接続されている。位置検出センサは、プリント
基板22が前部鏡筒3に組み付けられた状態において、
レンズホルダ17に一体に形成した位置検出片17Eの
移動領域を跨ぐ受光素子と発光素子とからなる光学検出
センサによって構成される。位置検出センサは、ズーム
レンズ構体6の移動領域の略中央部に位置して前部鏡筒
3に組み付けられており、前部鏡筒3が最方位置から後
部鏡筒4側へと移動した状態において位置検出片17E
が受光素子と発光素子との間を通過してこれら素子間が
遮断されると電流値の変化によって通過を検出して検出
出力を制御部へと送出する。ステッピングモータ18
は、この位置検出センサの出力によって回転動作が制御
される。
【0029】絞り装置8は、図1に示すように、前部鏡
筒3の後方開口部に位置して中間枠9に支持されるよう
にして組み付けられており、円盤状の基部24Aと、こ
の基部24Aの外周部に一体に突設されたモータ取付け
部24Bとからなる基板部材24と、このモータ取付け
部24Bに取り付けられた駆動検出部25とから構成さ
れている。基板部材24の基部24Aには、各レンズ群
と光軸が一致された絞り穴24Cが中央部に形成されて
いる。また、基部24Aは、詳細には2枚の薄い円板が
重ね合わされて構成されており、内部に複数の絞り羽片
が組み込まれている。駆動検出部25は、鏡筒2内に入
射された光量を検出する光量検出部と、制御部及びこの
制御部によって動作されて絞り羽片を駆動するアクチュ
エータ等から構成されている。
【0030】絞り装置8は、基部24Aが後述する中間
枠9の凹部9Aに組み合わされるようにして後部鏡筒4
に組み合わされる。絞り装置8は、後部鏡筒4に組み合
わされた状態において、駆動検出部25がこの後部鏡筒
4の外周壁に形成した円弧状の支持リブ4Dによって外
周部を支えられる。絞り装置8は、制御部からの出力に
よって駆動検出部25が駆動されることにより絞り羽片
が駆動されて絞り穴24Cの開口寸法を調整する。レン
ズ鏡筒1は、この絞り装置8の絞り動作によって光量の
調整が行われる。なお、絞り装置8については、例えば
エレクトロクロミック素子を用いた絞り装置等によって
構成してもよいことは勿論である。
【0031】中間枠9は、前部鏡筒3の後方開口部を閉
塞するに足る外形寸法を有して形成されており、前面部
には絞り装置8の基部24Aを収納するに足る内径寸法
を有する凹部9Aが形成されている。また、中間枠9に
は、中央部に第2の固定レンズ10が組み付けられるレ
ンズ組付け穴9Bが各レンズ群と光軸を一致させて設け
られている。中間枠9には、詳細を省略するが、外周側
に位置して第1のガイド軸12を貫通させる軸穴や、前
部鏡筒3或いは後部鏡筒4とそれぞれ位置合わせした状
態で組み付けるための取付け穴や位置決め凸部、位置決
め穴等が適宜形成されている。第2のガイド軸13は、
図2に示すように、前端が中間枠9の背面部に形成した
軸受け部に支架されている。
【0032】第2の可動レンズ群を構成するフォーカス
レンズ構体11は、図2に示すように、2枚のフォーカ
スレンズ26(26A、26B)と、レンズホルダ27
と、このレンズホルダ27と一体に形成されたコイルボ
ビン28と、位置検出部を構成するMRマグネット29
等の部材によって構成されている。レンズホルダ27
は、矩形枠として構成された基部27Aと、この基部2
7Aの中央部に位置して一体に形成されてフォーカスレ
ンズ26が組み付けられる筒部27Bとから構成されて
いる。レンズホルダ27には、基部27Aの相対するコ
ーナ部に、第2のガイド軸13が貫通される軸受け部2
7C、27Dがそれぞれ一体に突設されている。基部2
7Aには、筒部27Bの両側に位置して高さ方向の矩形
穴として構成されるヨーク穴27E、27Fがそれぞれ
開設されている。
【0033】基部27Aには、背面側に筒部27Bの外
周部に延在するようにして、この筒部27Bよりも大径
の角筒状を呈するコイルボビン28のコイル部28Aが
一体に連設されている。コイルボビン28は、コイル部
28Aと、レンズホルダ27の基部27Aと対向する矩
形のフランジ部28Bとから構成されている。換言すれ
ば、レンズホルダ27の基部27Aは、コイルボビン2
8の一方フランジ部を構成し、この基部27Aとフラン
ジ部28Bとの間のコイル部28Aの外周面上にコイル
線が巻回される。また、筒部27Bは、コイルボビン2
8のコイル穴に位置して軸方向に延在する。
【0034】コイルボビン28には、フランジ部28B
の相対するコーナ部に軸受け部28Cが一体に突設され
ている。この軸受け部28Cは、レンズホルダ27側の
基部27Aに形成した第1の軸受け部27Cと対向して
おり、第2のガイド軸13が貫通される。第1の軸受け
部27Cと軸受け部28Cには、磁性体材料によって角
棒状に形成されたMRマグネット29の両端が支持され
ている。MRマグネット29は、光軸方向にN極とS極
とが交互に着磁されており、フォーカスレンズ構体11
が後部鏡筒4に組み付けられた状態において、この後部
鏡筒4の外周壁に沿って延在される。
【0035】フォーカスレンズ構体11は、コイル線が
巻回されたコイルボビン28とフォーカスレンズ駆動手
段14とによって構成されるリニアモータを駆動源とし
て後部鏡筒4内を光軸方向に移動動作される。フォーカ
スレンズ駆動手段14は、左右一対のヨーク30、31
と、これらヨーク30、31にそれぞれ組み付けられた
マグネット32、33とから構成されている。これらヨ
ーク30、31は、それぞれ高さ方向の基部30A、3
1Aの両側から互いに平行に対峙して前方側へ折曲され
た一対のヨーク片30B、30C及びヨーク片31B、
31Cとからなる全体コ字状を呈して形成されている。
【0036】ヨーク片30Bと30C及びヨーク片31
Bと31Cとの間隔は、フォーカスレンズ構体11を構
成するコイルボビン28の厚み寸法よりもやや大きく、
断面形状がヨーク穴27E、27Fの開口穴の開口寸法
よりもやや小さい。また、ヨーク片30B、30C及び
ヨーク片31B、31Cは、フォーカスレンズ構体11
の軸方向の長さ寸法よりも大とされるとともに、後部鏡
筒4の前後方向の長さ寸法よりもやや小とされている。
【0037】マグネット32、33は、全体が薄板状を
呈しており、ヨーク30、31の外側ヨーク片30B、
31Bの内面に、軸方向のほぼ全域に亘って接合固定さ
れている。
【0038】フォーカスレンズ駆動手段14を構成する
ヨーク30、31は、基部30A、31Aを後部鏡筒4
の後方壁部4Cに取り付けられる。これらヨーク30、
31は、フォーカスレンズ構体11が第2のガイド軸1
3に支持されて後部鏡筒4内に組み付けられた状態にお
いて、内側ヨーク片30C、31Cがレンズホルダ27
の基部27Aに形成したヨーク穴27E、27Fを貫通
するとともに、外側ヨーク片30B、31Bがコイル線
が巻回されたコイルボビン28のコイル部28Aの外周
面に近接して延在される。
【0039】したがって、後部鏡筒4内に組み込まれた
フォーカスレンズ構体11とフォーカスレンズ駆動手段
14とは、ヨーク30側に外側ヨーク片30B−マグネ
ット32−内側ヨーク片30C−基部30A−外側ヨー
ク片30Bの右側閉磁路を構成する。同様に、フォーカ
スレンズ構体11とフォーカスレンズ駆動手段14と
は、ヨーク31側に外側ヨーク片31B−マグネット3
3−内側ヨーク片31C−基部31A−外側ヨーク片3
1Bの左側閉磁路を構成する。
【0040】また、フォーカスレンズ構体11のコイル
部28Aは、これら閉磁路を遮断するとともに、図示し
ない制御部によって電源部から駆動電流が供給されるこ
とによって、この駆動電流の方向に応じた磁束を発生さ
せて上述した閉磁路に作用する。フォーカスレンズ構体
11は、閉磁路とコイル部28Aとの間に発生した磁気
的推力により、第2のガイド軸13に支持されて後部鏡
筒4内を前後方向に移動動作する。
【0041】フォーカスレンズ構体11は、MRマグネ
ット29と、後部鏡筒4に一体に形成したセンサ取付け
部37に取り付けられるセンサホルダ35と、このセン
サホルダ35に搭載された位置検出センサ36とによっ
て構成される位置検出手段34によって鏡筒2内の位置
が検出される。位置検出センサ36は、磁束密度の変化
によって抵抗値が変化される磁気センサである。この位
置検出センサ36の抵抗値は、制御部においてカウント
されることによってフォーカスレンズ構体11の鏡筒2
内の位置が検出され、コイル部28Aへの電流供給が制
御される。
【0042】センサホルダ35は、図3及び図4に示す
ように、平坦な主面35Aにコ字状の立壁として構成さ
れるセンサ取付け部35Bが一体に形成されており、こ
のセンサ取付け部35B内に位置検出センサ36が接着
剤等によって接合固定されている。位置検出センサ36
は、フレキシブルケーブル39を介して図示しない制御
部等と接続されている。センサホルダ35は、底面部の
一端部側にテーパ面35Cが形成されることによってこ
の一端部側がやや薄肉とされるとともに、幅方向に離間
して一対の係合部35D、35Eが舌片状に一体に突設
されている。
【0043】これら係合部35D、35Eには、主面3
5A側の先端部近傍に位置して第1の係合凸部35F、
35Gがそれぞれ一体に突設されている。また、係合部
35D、35Eには、底面側の基端部近傍に位置して第
2の係合凸部35H、35Iがそれぞれ一体に突設され
ている。さらに、センサホルダ35には、主面35A
に、センサ取付け部35Bを挟んで係合部35D、35
Eと反対側の領域に位置して、幅方向に離間して位置決
め凸部35J、35Kがそれぞれ一体に形成されてい
る。
【0044】以上のように構成されたセンサホルダ35
は、係合部35D、35Eが後部鏡筒4のセンサ取付け
部37を構成する係合部37Aの係合溝37B、37C
に係合されることによって取り付けられる。センサ取付
け部37は、フォーカスレンズ構体11に組み付けられ
たMRマグネット29の移動領域に対応して後部鏡筒4
の外周面に形成された第1の係合部37Aと、この第1
の係合部37Aに対して直交する方向に配設され互いに
平行な第2の係合部37Dと第3の係合部37F及びこ
れら係合部37A、37D、37Fに囲まれた領域に凹
設された係合凹部37Hとから構成されている。
【0045】第1の係合部37Aは、ブロック状の凸部
として構成されるとともに、一方側面部に幅方向に離間
して係合溝37B、37Cが設けられている。これら係
合溝37B、37Cは、開口幅寸法がセンサホルダ35
の係合部35D、35Eの幅寸法とほぼ等しくされると
ともに、開口高さ寸法がこれら係合部35D、35Eの
厚み寸法よりもやや大とされている。また、係合溝37
B、37Cは、開口高さ寸法が係合部35D、35Eの
表裏面に形成された第1の係合凸部35Fと第2の係合
凸部35H及び第1の係合凸部35Gと第2の係合凸部
35Iとの厚み寸法よりも幾分小とされている。
【0046】第2の係合部37Dと第3の係合部37F
は、互いに向き合って形成されており、内面の対向間隔
がセンサ取付部35Bの幅寸法とほぼ等しい。係合凹部
37Hは、位置検出センサ36の外形寸法とほぼ等しい
凹部として後部鏡筒4の外周面に凹設されている。
【0047】後部鏡筒4には、係合凹部37Hに位置し
てセンサ穴38が開設されている。このセンサ穴38
は、MRマグネット29の移動領域に対応して後部鏡筒
4に矩形の開口部として構成され、開口寸法がセンサホ
ルダ35のセンサ取付け部35Bの外形寸法とほぼ等し
い。
【0048】センサホルダ35は、位置検出センサ36
が取り付けられた主面35A側を後部鏡筒4の係合凹部
37H側に対向させて、図3に示すように、係合部35
D、35Eが第1の係合部37Aの係合溝37B、37
Cにそれぞれ差し込まれ。センサホルダ35は、係合部
35D、35Eを係合溝37B、37Cに差し込んだ状
態において、やや薄厚とされた係合部35D、35Eを
幾分厚み方向に弾性変形させながら、第1の係合凸部3
5F、35Gが後部鏡筒4の外周面に押し当てられると
ともに第2の係合凸部35H、35Iが第1の係合部3
7Aの天井面に押し当てられる。
【0049】センサホルダ35は、これによって係合部
35D、35Eを支点として位置決め凸部35J、35
Kが第2の係合部37D、第3の係合部37Fに押し付
けられ、搭載した位置検出センサ36がセンサ穴38か
ら後部鏡筒4の内部へと臨ませられる。
【0050】位置検出センサ36は、センサホルダ35
がセンサ取付け部37に取り付けられた状態において、
位置決め凸部35J、35Kが第2の係合部37D、第
3の係合部37Fに当接してセンサホルダ35の位置決
めを行うことにより、比較的微弱な磁束を発生するMR
マグネット29との対向間隔が正確に規定される。な
お、MRマグネット29と位置検出センサ36との間隔
を規定する構造は、例えば後部鏡筒4側に位置決め凸部
を形成するようにしてもよい。また、位置決め凸部は、
2個に限定されるものでは無いことは勿論である。
【0051】以上のように構成された実施例レンズ鏡筒
1によれば、フォーカスレンズ構体11のコイルボビン
28に図示しない制御部によって制御される電源部から
駆動電流が供給されることによって発生した磁気的推力
により、フォーカスレンズ構体11が第2のガイド軸1
3に支持されて後部鏡筒4内を移動動作する。このフォ
ーカスレンズ構体11の移動動作は、MRマグネット2
9による磁束密度の変化が位置検出センサ36とによっ
て抵抗値の変化として検出されて制御部においてカウン
トされる。レンズ鏡筒1は、制御部からの出力によって
電源部からの電流供給が制御されて後部鏡筒4内におけ
るフォーカスレンズ構体11の光軸方向の位置制御を行
うことにより、フォーカス調整が行われる。
【0052】上述した第1の実施例レンズ鏡筒1におい
ては、MRマグネット29と、センサホルダ35と、位
置検出センサ36及びセンサ取付け部37とによって、
フォーカスレンズ構体11の光軸方向の位置検出を行う
位置検出手段34を構成するとともに、ズームレンズ構
体6側については第1の軸受け部17Cに沿って形成し
た位置検出片17Eと、発光素子と受光素子とからなる
光学センサとによって位置検出手段が構成されている。
したがって、上述した位置検出手段34については、ズ
ームレンズ構体6側の位置検出手段としても採用可能で
あることは勿論である。
【0053】図5に示したレンズ鏡筒50は、本発明の
第2の実施例を示し、ズームレンズ構体6側に上述した
第1の実施例レンズ鏡筒1の位置検出手段34とほぼ同
様の位置検出手段55及びこの位置検出手段55が取り
付けられるセンサ取付け部52を採用した例を示す。ズ
ームレンズ構体6は、上述した第1の実施例レンズ鏡筒
1に備えられるズームレンズ構体6と同様であり、ズー
ムレンズ16と、略円盤状のレンズホルダ17とから構
成されている。レンズホルダ17は、円盤状の基部17
Aの中央部にズームレンズ16が組み込まれる軸方向の
筒部17Bが一体に形成されるとともに、外周部に一対
の軸受け部17C、17Dが一体に形成されている。軸
受け部17C、17Dは、互いに180°対向した位置
に形成されており、鏡筒4に立設支持れたガイド軸12
にそれぞれ貫通される。基部17Aの側面には、第1の
軸受け部17Cに沿って断面半円状の位置検出片17E
が形成されている。
【0054】位置検出片17Eには、マグネット51が
接合固定されている。このマグネット51は、軸方向に
N極とS極とが交互に着磁されたMRマグネットが採用
されている。なお、このマグネット51は、単にズーム
レンズ構体6の基準位置の通過の有無を検出するに足る
場合には、1ケ所の着磁が施されていればよいことは勿
論である。
【0055】鏡筒4には、後述する位置検出手段55を
取り付けるセンサ取付け部52が設けられている。この
センサ取付け部52は、図示しない係合溝が形成された
係合部53と、この係合部53の近傍位置に開設された
センサ穴54とによって構成されている。センサ穴54
は、鏡筒4内をズームレンズ駆動ユニットによって光軸
方向に移動動作されるズームレンズ構体6の位置検出片
17Eに接合固定されたマグネット51の移動領域に臨
んで開設されている。
【0056】位置検出手段55は、センサホルダ56
と、このセンサホルダ56の主面に形成された取付け部
に接合固定された位置検出センサ57と、この位置検出
センサ57と制御部等とを電気的に接続するフレキシブ
ルケーブル61等の部材によって構成されている。セン
サホルダ56には、一端部側にセンサ取付け部52の係
合溝に差し込まれる係合部58が一体に突設されてい
る。係合部58には、係合凸部59が形成されている。
また、センサホルダ56には、位置検出センサ57を挟
んで係合部58と反対側に位置した主面に位置決め凸部
60が一体に突設されている。
【0057】以上のように構成されたセンサホルダ56
は、搭載した位置検出センサ57がセンサ穴54に対応
位置するようにして係合部58がセンサ取付け部52の
係合溝に差し込まれることによって鏡筒4に取り付けら
れる。センサホルダ56は、係合溝に差し込まれた係合
部58の係合凸部59がセンサ取付け部52の内壁に当
接することによって全体鏡筒4側に押し付けられ、位置
決め凸部60によってズームレンズ構体6に対する位置
検出センサ57の間隔位置に高精度に規定される。した
がって、位置検出センサ57は、マグネット51が比較
的微弱な磁束を発生する場合にも確実に検出動作を行っ
て鏡筒4内におけるズームレンズ構体6の位置を高精度
に検出する。
【0058】なお、上述した各実施例においては、可動
レンズ構体側に設けた位置検出部をマグネットによって
構成するとともに、この検出部を検出するレンズ位置検
出センサを磁気検出センサによって構成したが、例えば
レンズ位置検出センサを光検出センサ等適宜の検出セン
サによって構成してもよいことは勿論である。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るレンズ鏡筒によれば、レンズ駆動手段によって光軸方
向に移動動作される可動レンズ構体に設けた位置検出部
を検出するレンズ位置検出センサを、薄型でかつ形状が
簡易なセンサホルダに実装するとともに、このセンサホ
ルダを簡易な方法によって鏡筒に取り付けるように構成
したことにより、部品点数及び組立て工数の大幅な削減
が図られる。また、レンズ鏡筒は、センサホルダが鏡筒
に取り付けられた状態において位置決め手段によって、
位置検出部とレンズ位置検出センサとの間隔が高精度に
規定されることにより、可動レンズ構体の位置検出が確
実に行われ、可動レンズ構体を高精度に制御することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例として示すビデオカメラに搭載
されるレンズ鏡筒の全体分解斜視図である。
【図2】同レンズ鏡筒の要部縦断面図である。
【図3】同レンズ鏡筒に備えられてフォーカスレンズ構
体の鏡筒内における位置を検出するレンズ位置検出部の
構成を説明する要部縦断面図である。
【図4】同レンズ位置検出部の要部分解斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施例として示すビデオカメラ
に搭載されたズームレンズ構体の鏡筒内における位置を
検出するレンズ位置検出部の構成を説明する要部分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒 2 鏡筒 3 前部鏡筒 4 後部鏡筒 6 ズームレンズ構体(可動レンズ構体) 7 ズームレンズ駆動ユニット(レンズ駆動手段) 11 フォーカスレンズ構体(可動レンズ構体) 12 ズームレンズ構体を支持する第1のガイド軸 13 フォーカスレンズ構体を支持する第2のガイド軸 14 フォーカスレンズ駆動手段(レンズ駆動手段) 16 ズームレンズ群 26 フォーカスレンズ群 29 MRマグネット(位置検出センサ駆動手段) 34 位置検出手段 35 センサホルダ 36 位置検出センサ 37 センサ取付け部 38 センサ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−217215(JP,A) 特開 平5−224112(JP,A) 特開 平2−5011(JP,A) 特開 平4−25811(JP,A) 特開 平4−177208(JP,A) 特開 平4−236302(JP,A) 特開 昭62−187811(JP,A) 特開 昭62−187812(JP,A) 実開 平3−107318(JP,U) 実開 平6−72300(JP,U) 実開 昭61−59905(JP,U) 実開 平3−78255(JP,U) 実開 平6−23375(JP,U) 実開 平3−25001(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/08 G02B 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ取付け部とセンサ穴とが形成され
    た鏡筒と、 この鏡筒の内部にレンズ駆動手段によって光軸方向に沿
    って移動動作自在に収納されるとともに基準位置におい
    てセンサ穴に対応位置する位置検出センサ駆動手段が設
    けられた可動レンズ構体と、 鏡筒のセンサ取付け部に取り付けられたセンサホルダ
    と、 このセンサホルダが鏡筒のセンサ取付け部に取り付けら
    れた状態においてセンサ穴から内部に臨まされるように
    してセンサホルダに実装され、鏡筒内を移動動作する可
    動レンズ構体の位置検出センサ駆動手段を検出するレン
    ズ位置検出センサとを備え、 センサホルダには、センサ取付け部に取り付けられた状
    態において鏡筒の取付け面に当接して、実装したレンズ
    位置検出センサと可動レンズ構体の位置検出センサ駆動
    手段との対向間隔を規定する位置決め手段が一体に形成
    されたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 センサホルダには、鏡筒に形成されたセ
    ンサ取付け部を構成する係合溝部に相対係合されるとと
    もに厚み寸法がやや小とされかつ主面に係合凸部が一体
    に突設された係合部が一体に形成されており、 センサホルダは、係合部を係合溝部に係合した状態にお
    いて、係合凸部が溝部の内面壁に弾圧されることによっ
    て鏡筒に取り付けられることを特徴とする請求項1に記
    載のレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 センサホルダには、鏡筒のセンサ取付け
    部と対面される位置決め手段が形成された係合部の主面
    に第1の係合凸部が形成されるとともに、係合部の他方
    主面の基端部側に第2の係合凸部が形成されて構成さ
    れ、 係合部を係合溝部に係合した状態において、溝部の内面
    壁に弾圧される第1の係合凸部と第2の係合凸部とによ
    って、係合部が位置決め手段が鏡筒の取付け面に当接す
    る方向に弾性変位されることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載のレンズ鏡筒。
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