JP3413014B2 - 軟弱部材の貼り付け装置 - Google Patents

軟弱部材の貼り付け装置

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JP3413014B2
JP3413014B2 JP12475496A JP12475496A JP3413014B2 JP 3413014 B2 JP3413014 B2 JP 3413014B2 JP 12475496 A JP12475496 A JP 12475496A JP 12475496 A JP12475496 A JP 12475496A JP 3413014 B2 JP3413014 B2 JP 3413014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばモルトプレ
ーンなどの軟弱部材を正確な位置に貼り付けるための貼
り付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザービームプリンター、
複写機等のトナーカートリッジでは、カートリッジ本体
と蓋部との製造誤差により生ずる隙間を封止するために
モルトプレーンを用いているが、トナーカートリッジか
らのトナーもれを確実に防止するためには、モルトプレ
ーンをカートリッジ本体の所定の位置に正確に位置決め
して貼り付ける必要がある。
【0003】このような正確な位置決めを必要とするモ
ルトプレーンの貼り付け作業は、従来、主に人手により
行われていた。具体的には、両面テープ付きのモルトプ
レーンを剥離紙に貼り付け、ビク型の切断加工機により
製品形状に切断し、それを作業者がピンセットでつま
み、ワークの貼り付け面に密着するように目視で確認し
ながら貼り付けを行っていた。このような方法において
は、モルトプレーンが軟弱であるためにつかみにくく、
且つ目視で位置決めしながらの貼り付けになるという理
由から、モルトプレーンの位置決め精度が正確でなく、
また手間もかかるという問題点があった。
【0004】このような問題点を解決するために、モル
トプレーンの自動貼り付け装置が提案されている。図1
1は、従来のモルトプレーンの自動貼り付け装置を示し
た図である。
【0005】図11において、モルトプレーンとその表
面に塗布された粘着剤とこの粘着剤を覆うカバーテープ
W1とからなるモルトプレーンテープW0は、まず、切断
装置148により定形のモルトプレーンW2に打ち抜き
切断される。切断装置148は、モルトプレーンW0を
打ち抜くための打ち抜き機150と、モルトプレーンテ
ープW0を矢印A方向に搬送するとともに、打ち抜かれ
たモルトプレーンW2から周囲の端切れ部分W3とカバー
テープW1を分離するための搬送装置170とから概略
構成されている。打ち抜き機150は、打ち抜き機本体
155と、打ち抜き機本体155に上下方向に沿って設
けられたガイド軸154と、ガイド軸154に沿って上
下方向にスライドするプレート152と、プレート15
2の下面に取り付けられたトムソン刃153と、プレー
ト152を上下動させるシリンダ151とから構成され
ており、シリンダ151のピストンロッドが押し出し動
作されることにより、トムソン刃153が下方に移動
し、モルトプレーンW2の打ち抜き切断を行う。打ち抜
き切断された直後のモルトプレーンテープW0は、図1
1を上方から見た図12に示すように、打ち抜かれた部
分W2とその周囲の端切れ部分W3とがまだ一体となって
いる。搬送装置170は、モルトプレーンテープを折り
返すためのエッジ部172と、端切れ部分W3を搬送す
るための駆動ローラ174,175と、アイドルローラ
173とから概略構成されている。
【0006】一方、切断されて端切れ部分W3と分離さ
れたモルトプレーンW2は、搬送ハンド130により搬
送されて、貼り付け対象物W4に貼り付けられる。搬送
ハンド130は、ロボットアーム131に取り付けられ
たハンド本体132と、ハンド本体132の下部に取り
付けられた吸着ベース133と、吸着ベース133の面
取り部133aとの間でモルトプレーンW2を把持する
ためのフィンガー134と、フィンガー134を支持軸
135の回りに反時計回転方向に回動させる駆動源とな
るシリンダ136とから概略構成されている。吸着ベー
ス133の下端部には、複数の吸引穴133bが形成さ
れており、吸着ベース133の内部及びハンド本体13
2の内部に形成された空気通路137を介して吸着ベー
ス133内の空気を吸い出し、吸引穴133bから外部
の空気を吸引することにより、モルトプレーンW2が吸
着ベース133に吸着される。また、フィンガー134
は、シリンダ136が動作していない状態においては、
バネ138により時計回転方向に付勢されて開いた状態
となっている。
【0007】このように構成される自動貼り付け装置の
動作について説明する。
【0008】まず、切断機150により切断されたモル
トプレーンテープW0は、搬送装置170に引かれて矢
印A方向に搬送される。このとき、切断されたモルトプ
レーンW2の端部を近接センサ158で検出し、近接セ
ンサ158から近接信号が出力された点でモルトプレー
ンテープW0の搬送を停止させる。次に、搬送ハンド1
30をロボットアーム131により切断されたモルトプ
レーンW2の直上方まで移動させ、矢印Bで示すように
モルトプレーンW2の上面に接するまで降下させる。次
に、吸着ベース133の吸引穴133bから空気を吸引
するとともに、シリンダ136を押し出し動作させてフ
ィンガー134を反時計回転方向に回動させ、吸着ベー
ス133の面取り部133aとの間でモルトプレーンW
2を把持する。これにより、モルトプレーンW2は搬送ハ
ンド130に吸着保持される。
【0009】この状態で、搬送装置170をさらに動作
させてモルトプレーンテープを搬送することにより、切
断されたモルトプレーンW2を図中二点鎖線で示す位置
まで押し出す。また、モルトプレーンW2の動きに連動
して搬送ハンド130を矢印C方向に動かし、モルトプ
レーンW2が搬送ハンド130から外れないようにす
る。このようにして、モルトプレーンW2が1個分離さ
れ、分離されたモルトプレーンW2は、搬送ハンド13
0により、貼り付け対象物W4の位置まで搬送され、貼
り付け対象物W4上に貼り付けられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして、モ
ルトプレーンW2が貼り付け対象物に張り付けられるわ
けであるが、このような従来の自動貼り付け装置では以
下のような問題点があった。 (1)モルトプレーンは発泡材であるため、その打ち抜
き加工面に凹凸があり、近接センサ158で位置を検出
しようとした場合その位置決め精度が低く、その位置誤
差により搬送ハンド130との相対位置がずれる。これ
により、モルトプレーンW2の貼り付け対象物W4への貼
り付け位置がずれる。 (2)モルトプレーンW2を近接センサ158で検出し
てから、図11に二点鎖線で示す位置まで送る場合、搬
送装置170の送り量の精度と搬送ハンド130の移動
量の精度とが一致しないため、搬送ハンド130とモル
トプレーンW2とがさらにずれることとなり、貼り付け
対象物W4への貼り付け精度がさらに低下する。
【0011】このような問題点のために、従来の自動貼
り付け装置では、貼り付け位置精度の厳しい貼り付け作
業には対応できなかった。
【0012】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、モルトプ
レーン等の軟弱部材を貼り付け対象物に対して自動的に
かつ高精度に貼り付けることの出来る軟弱部材の貼り付
け装置及び貼り付け方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し目
的を達成するために、本発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置は、軟弱材と該軟弱材の表面に塗布された粘着剤
と該粘着剤を覆うカバーシートとから構成された軟弱テ
ープを打ち抜き加工する打ち抜き手段と、該打ち抜き手
段により打ち抜かれた軟弱部材を残して不必要な軟弱部
材を剥離させる剥離手段と、該剥離手段により前記カバ
ーシート上に残された軟弱部材を搬送するための第1の
搬送手段と、該第1の搬送手段により搬送された軟弱部
材を仮位置決め台まで搬送する手段と仮位置決めするた
めの仮位置決め手段と、該仮位置決め手段により位置決
めされた軟弱部材を、所定の実装位置まで搬送する第2
の搬送手段とを具備し、前記仮位置決め手段は、ベース
と、前記軟弱部材を載置する載置台であって表面に前記
粘着剤との粘着力を軽減するための多数の突起部を有す
る載置台と、該載置台を前記ベースに対して少ない抵抗
力でスライドさせるためのスライド手段と、前記軟弱部
材の端部を突き当てて位置決めするための第1の位置決
め手段とを備えることを特徴としている。
【0014】
【0015】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記スライド手段は、前記ベースと前
記載置台との間に気体を噴出させることにより、前記載
置台を前記ベースに対して少ない抵抗力でスライドさせ
ることを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記スライド手段は、前記ベースと前
記載置台との間にボールを介在させることにより、前記
載置台を前記ベースに対して少ない抵抗力でスライドさ
せることを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記第1の位置決め手段は、前記軟弱
部材の端部に当接する当接部材と、該当接部材に前記軟
弱部材を押し付けるプッシャーとを備えることを特徴と
している。
【0018】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記載置台を前記ベースに対して位置
決めするための第2の位置決め手段をさらに具備するこ
とを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記第2の位置決め手段は、前記載置
台の端部に当接する当接部材と、該当接部材に前記載置
台を押し付けるプッシャーとを備えることを特徴として
いる。
【0020】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記第1の搬送手段は、ロボットアー
ムに取り付けられるフレームと、該フレームに取り付け
られ、前記軟弱部材を吸着するハンド本体と、該ハンド
本体との間で前記軟弱部材を把持するフィンガーとを備
えることを特徴としている。
【0021】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記第2の搬送手段は、ロボットアー
ムに取り付けられるフレームと、該フレームに水平方向
にスライド可能に取り付けられ、前記軟弱部材を吸着す
るハンド本体と、該ハンド本体に取り付けられた基準ピ
ンとを備えることを特徴としている。
【0022】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記基準ピンは、被貼り付け部材に設
けられた基準面に当接することを特徴としている。
【0023】また、この発明に係わる軟弱部材の貼り付
け装置において、前記基準ピンは、被貼り付け部材に設
けられた位置決め穴に嵌合することを特徴としている。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1は、第1の実施形態の軟弱部材
の貼り付け装置の構成を示す図である。図1において軟
弱部材の貼り付け装置は、軟弱部材としてのモルトプレ
ーンとその表面に塗布された粘着剤とこの粘着剤を覆う
カバーテープW1とからなるモルトプレーンテープW0を
打ち抜き切断するための切断装置10と、切断装置10
で切断されたモルトプレーンW2を仮位置決めするため
の仮位置決め装置50と、モルトプレーンW2を切断装
置10から仮位置決め装置50に搬送するための第1の
搬送ハンド70と、仮位置決め装置50で位置決めされ
たモルトプレーンW2を貼り付け対象物W4まで搬送する
ための第2の搬送ハンド90とを備えている。
【0032】上記の構成のうち、まず切断装置10の構
成について説明する。切断装置10は、モルトプレーン
テープW0を打ち抜くための打ち抜き機12と、カバー
テープW1を引くことにより、モルトプレーンテープW0
を矢印A方向に搬送するとともに、打ち抜かれたモルト
プレーンW2からカバーテープW1を分離するための搬送
装置20と、図12のように打ち抜かれたモルトプレー
ンW2を周囲の端切れ部分W3から分離するための分離装
置30とから概略構成されている。打ち抜き機12は、
打ち抜き機本体13と、打ち抜き機本体13に上下方向
に沿って設けられたガイド軸14と、ガイド軸14に沿
って上下方向にスライドするプレート15と、プレート
15の下面に取り付けられたトムソン刃16と、プレー
ト15を上下動させるシリンダ17とから構成されてお
り、シリンダ17のピストンロッドが押し出し動作され
ることにより、トムソン刃16が下方に移動し、モルト
プレーンW2の打ち抜き切断を行う。打ち抜き切断され
た直後のモルトプレーンテープW0は、上方から見た図
12に示すように、打ち抜かれた部分W2とその周囲の
端切れ部分W3とがまだ一体となっている。搬送装置2
0は、カバーテープW1を折り返すためのエッジ部21
と、カバーテープW1を搬送するための駆動ローラ22,
23と、アイドルローラ24とから概略構成されてい
る。
【0033】また、分離装置30は、打ち抜かれたモル
トプレーンW2を上方から押さえつけるための押さえ機
構32と、図中二点鎖線で示すようにたるんだ端切れ部
分W3を上方に引き上げて端切れ部分W3をモルトプレー
ンW2から分離するための引き上げ機構40とから構成
されている。押さえ機構32は、モルトプレーンW2を
上方から押さえつける押さえ爪33と、この押さえ爪3
3を上下動させるためのシリンダ34とを備えている。
また、引き上げ機構40は、端切れ部分W3を把持する
ための一対の把持爪41と、この把持爪41を水平方向
に移動可能にガイドするガイド部材42と、一対の把持
爪41をガイド部材42に沿って水平方向に開閉させる
ための不図示の駆動機構と、把持爪41をガイド部材4
2とともに上下方向に移動させるためのシリンダ43と
を備えている。把持爪41は、モルトプレーンテープW
0が矢印A方向に移動しているときには、図1に示すよ
うに開いており、モルトプレーンテープW0の移動が停
止すると、二点鎖線で示すようにたるんだモルトプレー
ンの端切れ部分W3を把持する。そして、この状態でシ
リンダ43のピストンロッド44が上昇することによ
り、把持爪41が端切れ部分W3を図中実線で示す位置
まで引き上げ、端切れ部分W3をモルトプレーンW2から
分離する。また、分離されたモルトプレーンW2は、カ
バーテープW1とともに矢印A方向に搬送され、近接セ
ンサー25に接近した位置で停止する。この停止位置に
おいては、モルトプレーンW2からはカバーテープW1が
分離されており、モルトプレーンW2は、支持ローラ2
6上に支持されている。
【0034】一方、支持ローラ26上に支持されたモル
トプレーンW2は、第1の搬送ハンド70により搬送さ
れて、仮位置決め装置50に搬送される。第1の搬送ハ
ンド70は、ロボットアーム71に取り付けられたハン
ド本体72と、ハンド本体72の下部に取り付けられた
吸着ベース73と、吸着ベース73の面取り部73aと
の間でモルトプレーンW2を把持するためのフィンガー
74と、フィンガー74を支持軸75の回りに反時計回
転方向に回動させる駆動源となるシリンダ76とから概
略構成されている。吸着ベース73の下端部には、複数
の吸引穴73bが形成されており、吸着ベース73の内
部及びハンド本体72の内部に形成された空気通路77
を介して吸着ベース73内の空気を吸い出し、吸引穴7
3bから外部の空気を吸引することにより、モルトプレ
ーンW2が吸着ベース73に吸着される。また、フィン
ガー74は、シリンダ76が動作していない状態におい
ては、バネ78により時計回転方向に付勢されて開いた
状態となっている。
【0035】また、第2の搬送ハンド90は、フィンガ
ー74とフィンガーの駆動源76とを有していない以外
は、第1の搬送ハンド70と同様に構成されており、ロ
ボットアーム91に取り付けられたハンド本体92と、
ハンド本体92の下部に取り付けられた吸着ベース93
とを備えている。吸着ベース93の下端部には、複数の
吸引穴93bが形成されており、吸着ベース93の内部
及びハンド本体92の内部に形成された空気通路97を
介して吸着ベース93内の空気を吸い出し、吸引穴93
bから外部の空気を吸引することにより、モルトプレー
ンW2が吸着ベース93に吸着される。
【0036】次に、図2及び図3を参照して、仮位置決
め装置50の構成について説明する。
【0037】仮位置決め装置50は、ベース51と、ベ
ース51上に固定され内部に空気室を有する支持台52
と、支持台52上に水平方向に移動自在に載置された第
1プレート53と、第1プレート53上に固定された第
2プレート54とを備えている。支持台52の上面部に
は、空気穴52aが多数形成されており、支持台52の
内部の空気室52bと連通している。空気室52bは、
パイプ52c及び空気弁55,56を介して真空ポンプ
57及び圧縮ポンプ58と連通している。空気弁56が
開いて空気弁55が閉じた状態では、圧縮ポンプ58か
らの圧縮空気が、空気室52bを介して空気穴52aか
ら噴出され、この空気が潤滑流体となって、第1プレー
ト53は、支持台52上を水平方向に滑らかに動くこと
ができる。また、空気弁55が開いて空気弁56が閉じ
た状態では、真空ポンプ57によって空気室52bから
空気が排気され、支持台52上の第1プレート53は支
持台52上に吸着固定される。第1プレート53は、軽
量化のために比重の小さい材料、例えばデルリン等から
加工されており、第2プレート54は、シリコン等の離
型性のよい材料から加工され、その上に載置されるモル
トプレーンW2の粘着剤との粘着力を軽減するために、
表面に突起部が多数形成されている。また、支持台52
上には、第1プレート53を支持台52上で位置決めす
るための位置決めピン59a,59b,59cが設けられ
ている。第1プレート53の2つの辺53a,53bが
これらの位置決めピン59a,59b,59cに当接する
ことにより、第1プレート53が支持台52上の基準位
置に位置決めされる。
【0038】支持台52の周囲には、ベース51上に固
定されモルトプレーンW2の位置決め基準となるL字状
の基準部材60と、ベース51上に固定され第1プレー
ト53を押して位置決めピン59a,59b,59cに押
し付けるためのプッシャー61,62と、モルトプレー
ンW2の端面W2a,W2bを押して基準部材60の基準面
60a,60bに突き当てるためのプッシャー63,64
が配置されている。また、ベース51上には、プッシャ
ー64のストッパー65と、プッシャー63のストッパ
ー(不図示)が設けられている。これらのストッパー
は、夫々ネジにより位置調整が出来るようになされてい
る。
【0039】上記のように構成される仮位置決め装置の
動作について説明する。
【0040】まず、空気弁56を開くとともに空気弁5
5を閉じて第1プレート53を支持台52上で浮上さ
せ、この状態でプッシャー61,62を動作させて第1
プレート53を位置決めピン59a,59b,59cに当
接させる。これにより第1プレート53が支持台52上
の基準位置に位置決めされる。次に、第1の搬送ハンド
70により搬送されてきたモルトプレーンW2を第1プ
レート53上に固定されている第2プレート54上に載
置する。このときモルトプレーンW2は、その下面に塗
布されている粘着剤により第2プレート54上に弱い力
で接着される。次に、プッシャー61,62を後退させ
るとともに、プッシャー63,64によりモルトプレー
ンW2の端面W2a,W2bを押して反対側の端面W2c,W
2dを基準部材60の基準面60a,60bに押し付け
る。この状態で、空気弁55を開くとともに空気弁56
を閉じて第1プレート53を支持台52上に吸着固定す
る。そして、プッシャー63,64を後退させる。以上
により、モルトプレーンW2が支持台52上で仮位置決
めされる。この状態で、第2の搬送ハンド90によりモ
ルトプレーンW2を吸着すれば、仮位置決め装置50と
第2の搬送ハンド90との相対位置関係は正確に規定す
ることが出来るので、第2の搬送ハンド90に対してモ
ルトプレーンW2が正確に位置決めされた状態で把持さ
れることとなる。
【0041】なお、上記の説明では、空気穴52aから
空気を噴出することにより第1プレート53を支持台5
2に対して滑らかに動くようにしたが、これに限らず、
図4に変形例として示すように、支持台52と第1プレ
ート53との間にリテーナー68によって支持されたボ
ール67を配置するようにしてもよい。
【0042】次に、図1乃至図3を参照して、軟弱部材
の貼り付け装置の全体動作について説明する。
【0043】まず、モルトプレーンテープW0を搬送装
置20で矢印A方向に搬送して所定の位置で停止させ、
打ち抜き機12により、モルトプレーンテープW0から
モルトプレーンW2を打ち抜く。次に、搬送装置20に
よりモルトプレーンテープW0を矢印A方向に搬送する
動作と打ち抜き機12による打ち抜き動作を交互に行
う。この動作を数回繰り返すと、先頭のモルトプレーン
W2が分離装置30の下方に到達するので、その位置で
搬送装置20を停止させる。この状態では、モルトプレ
ーンW2の周囲には端切れ部分W3がまだ付着しており、
端切れ部分W3は、図1に二点鎖線で示したようにたる
んだ状態にある。この状態でまずシリンダ34を動作さ
せて押さえ爪33を下降させ、既に切断されているモル
トプレーンW2を上方から押さえつける。そして、既に
説明したように引き上げ機構40を動作させて、端切れ
部分W3を図1に実線で示した位置まで引き上げ、端切
れ部分W3をモルトプレーンW2から分離させる。
【0044】上記のようなモルトプレーンW2の切断動
作と分離動作を数回繰り返すと、先頭のモルトプレーン
W2が近接センサー25の位置まで到達する。この位置
において、第1の搬送ハンド70によりモルトプレーン
W2を吸着把持して仮位置決め装置50に搬送する。そ
して、既に説明した手順によりモルトプレーンW2を仮
位置決め装置50で位置決めする。次に、仮位置決め装
置50で位置決めしたモルトプレーンW2を第2の搬送
ハンド90により把持して、貼り付け対象物W4の位置
まで搬送し、貼り付け対象物W4に貼り付ける。この貼
り付け動作においては、仮位置決め装置50の位置決め
により、第2の搬送ハンド90にたいしてモルトプレー
ンW2が正確に位置決めされて把持されているため、モ
ルトプレーンW2は、貼り付け対象物W4に対して正確に
位置決めされて貼り付けられることとなる。
【0045】以上説明したように、上記の実施形態によ
れば、モルトプレーンのような軟弱部材を自動的、且つ
正確な位置に位置決めして貼り付けることが可能とな
る。 (第2の実施形態)次に、第2の実施形態について説明
するのであるが、この第2の実施形態における、軟弱部
材としてのモルトプレーンの貼り付け対象物について説
明しておく。
【0046】図5及び図6は、LBP、複写機等に用い
られるトナーカートリッジの現像機部分を示した図であ
り、図5は側面図、図6は上面図である。ワークとして
のトナー容器201のトナー充填部203にはトナーが
充填されている。
【0047】トナー容器201は、蓋210とスリーブ
202等により密封化されているが、蓋210とトナー
容器201の結合加工上の精度あるいは材料自体の変形
等により隙間が生ずる。この隙間からのトナーもれを防
止するためにモルトプレーンシール204を使用してい
る。モルトプレーンシール204は、第1の実施形態の
モルトプレーンW2と同様に、上層がスポンジ状で下層
に粘着剤としての両面テープを備えている。
【0048】図6は、蓋10を取り除いた状態の上面図
であり、モルトプレーン204の貼り付け不良状態を示
している。モルトプレーンは微粒であるトナーをせき止
めるためにトナー容器201の形状に対して隙間無く貼
る必要がある。わずかな隙間212があると、この隙間
212に沿ってトナーもれが発生する。
【0049】プラスチック成形品であるトナー容器20
1は、サイズが大きくなると成形条件のバラつきにより
その形状精度がばらつく。このためトナー容器201の
成形基準から遠くなるほど寸法のバラつきも大きくな
る。
【0050】トナー容器201には、他の場所にもモル
トプレーンを貼り付けるが、トナー容器201を通常の
自動組立て時に使用するワークの成形基準をやとった治
具にセットして各シールを密着して貼るのは、ワークと
してのトナー容器201の上記の寸法バラつきがあり難
しい。このため、ロボットハンド用の基準をトナー容器
201の各モルトプレーンシールの貼り付け位置近傍の
各場所に設けている。
【0051】図7は、モルトプレーンシールの貼り付け
面205に対するロボットハンドの突き当て基準211
を示した図である。
【0052】トナーもれの箇所となる隙間212が生ず
ること無くトナー容器201のシール貼り付け面205
の部分にモルトプレーンシール204を密着して貼るた
めに、貼り付け面205から正確に寸法Aの位置に、突
き当て基準面211を設定している。
【0053】トナー容器201におけるシール貼り付け
面205とロボットハンド突き当て面211は平行な垂
直面で、かつ型構造に影響されにくい同一型面で形成さ
れる面であり、それらの面の間隔Aは成形条件によるバ
ラつきが少ない、極力短い寸法(例えば30mm以下)
に設定されている。また、ロボットハンド突き当て面2
11は、専用にその形状をワークに追加するものに限ら
ず、他の部品の組み付け面を突き当て面として共用する
ことも出来る。
【0054】次に、図8は、トナー容器201に実際に
モルトプレーンを貼り付ける手順を示した図である。
【0055】図8において、ハンド本体207は、第1
の実施形態におけるハンド本体92及び吸着ベース93
に対応するものであり、第1の実施形態におけるモルト
プレーンW2に対応するモルトプレーンシール204を
吸着保持する構造は、第2の搬送ハンド90と全く同様
である。この第2の実施形態においては、ロボットハン
ド207にはトナー容器201の突き当て面211に突
き当たる基準ピン206が備えられている。また、第1
の実施形態におけるロボットアーム91に対応するロボ
ットアーム222には、ハンド本体207を図中左右方
向にスライド自在に支持するスライドガイド220が設
けられている。そして、ハンド本体207の図中左側の
面には、ロボットアーム222に設けられた圧縮バネ2
09が当接しており、ハンド本体の図中右側の面をロボ
ットアーム222に設けられたシフトシリンダに押し付
けている。
【0056】このように構成される第2の実施形態のロ
ボットハンドによるモルトプレーンシール204のトナ
ー容器201への貼り付け動作について説明する。
【0057】まず、図8(a)に示すようにシフトシリ
ンダ208を押し出し動作させた状態で、このシフトシ
リンダ208の先端にハンド本体207を当接させて、
ハンド本体207をロボットアーム222に対して位置
決めしておく。次に、ロボットハンドを移動させて、第
1の実施形態で示した仮位置決め装置50上に位置決め
し、仮位置決め装置50上で位置決めされたモルトプレ
ーンシール204をハンド本体207で吸着する。この
とき、図8(a)に示すようにモルトプレーンシール2
04の端面204aと基準ピン206の側面との距離が
正確に距離Aになるように、ハンド本体207と仮位置
決め装置50の位置関係を調節しておく。このようにし
て、モルトプレーンシール204を吸着したロボットハ
ンドを図8(a)に示すようにトナー容器201上に移
動させる。そして、まず、モルトプレーンシール204
の端面204aと貼り付け面205とが僅かに離れてい
る状態で、図8(b)に示すようにハンド本体207を
下降させる。次に、図8(c)に示すようにシフトシリ
ンダ208を引込み動作させて、圧縮バネ209の付勢
力によりハンド本体207を図中右側にスライドさせ
る。このとき基準ピン206の側面が突き当て面211
に当接してハンド本体207がとまり、それと同時に、
モルトプレーンシール204の端面204aもトナー容
器201の貼り付け面205に丁度密着する。この状態
から、さらに図8(d)に示すようにハンド本体207
を下降させ、モルトプレーンシール204をトナー容器
201に貼り付ける。その後、ハンド本体207の吸着
状態を解除し、ハンド本体207をロボットアーム22
2で上昇させて、モルトプレーンシール204の貼り付
けを終了する。
【0058】以上説明したように、上記の第2の実施形
態によれば、モルトプレーンシールを貼り付け対象物に
確実に密着させた状態で貼り付けることができる。
【0059】(第3の実施形態)次に、この第3の実施
形態は、第2の実施形態において、ロボットハンドの付
き当て面211の代わりに、トナー容器201にロボッ
トハンド位置決め穴230を設けたものであり、第2の
実施形態と共通する部分が多いため、第2の実施形態と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0060】図9は、モルトプレーンシールの貼り付け
面205に対するロボットハンドの位置決め穴230を
示した図である。
【0061】トナーもれの箇所となる隙間212が生ず
ること無くトナー容器201のシール貼り付け面205
の部分にモルトプレーンシール204を密着して貼るた
めに、貼り付け面205から正確に寸法Aの位置に、ロ
ボットハンド207のテーパー付き平行ピン234と嵌
合する位置決め穴230を設定している。
【0062】トナー容器201におけるシール貼り付け
面205と位置決め穴230の側面は平行で、かつ型構
造に影響されにくい同一型面で形成される面であり、位
置決め穴230の中心とシール貼り付け面205の間隔
Aは成形条件によるバラつきが少ない、極力短い寸法
(例えば30mm以下)に設定されている。また、位置
決め穴230は、専用にその形状をワークに追加するも
のに限らず、ビス締めの下穴等、他部品組み付け用に使
用する形状を利用することも出来る。
【0063】次に、図10は、トナー容器201に実際
にモルトプレーンを貼り付ける手順を示した図である。
【0064】図10において、ハンド本体207にはト
ナー容器201の位置決め穴230に嵌合するテーパー
付き平行ピン234が備えられている。また、ロボット
アーム222には、ハンド本体207を図中左右方向に
スライド自在に支持するスライドガイド220が設けら
れている。そして、ハンド本体207の左右両面には、
ロボットアーム222に設けられた圧縮バネ209,2
32が当接しており、ハンド本体207はこれらのバネ
209,232の中立位置で保持され、不図示のロック
シリンダーにより保持されている。
【0065】このように構成される第2の実施形態のロ
ボットハンドによるモルトプレーンシール204のトナ
ー容器201への貼り付け動作について説明する。
【0066】まず、図10(a)に示すように不図示の
ロックシリンダーによりハンド本体207をロボットア
ーム222の中立位置にロックしておく。次に、ロボッ
トハンドを移動させて、第1の実施形態で示した仮位置
決め装置50上に位置決めし、仮位置決め装置50上で
位置決めされたモルトプレーンシール204をハンド本
体207で吸着する。このとき、図10(a)に示すよ
うにモルトプレーンシール204の端面204aと平行
ピン234の中心との距離が正確に距離Aになるよう
に、ハンド本体207と仮位置決め装置50の位置関係
を調節しておく。このようにして、モルトプレーンシー
ル204を吸着したロボットハンドを図10(a)に示
すようにトナー容器201上に移動させる。そして、ロ
ックシリンダーを動作させてハンド本体207のロック
状態を解除した後、モルトプレーンシール204の端面
204aと貼り付け面205とが僅かに離れている状態
で、図10(b)に示すようにハンド本体207を下降
させる。この状態から、図10(c)に示すようにさら
にハンド本体207を下降させると、平行ピン234の
テーパー面が位置決め穴230に引込まれて、平行ピン
234が位置決め穴230に嵌合するにつれて、ハンド
本体207はスライドガイド220にガイドされて右方
向に移動し、モルトプレーンシール204の端面204
aが貼り付け面205と丁度接触する位置に移動する。
そして、さらに図10(d)に示すようにハンド本体2
07を下降させ、モルトプレーンシール204をトナー
容器201に貼り付ける。その後、ハンド本体207の
吸着状態を解除し、ハンド本体207をロボットアーム
222で上昇させて、モルトプレーンシール204の貼
り付けを終了する。
【0067】なお、平行ピン234が位置決め穴230
に嵌合できない場合は、バネ236が縮み平行ピン23
4が上昇することで、トナー容器201の破損あるいは
ハンド本体207への負荷オーバーが防止される。ま
た、このときの平行ピン234の上昇位置を検知するこ
とで、嵌合不可状態を検知する。
【0068】以上説明したように、上記の第3の実施形
態によれば、モルトプレーンシールを貼り付け対象物に
確実に密着させた状態で貼り付けることができる。
【0069】なお、本発明は、その主旨を逸脱しない範
囲で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能
である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
軟弱部材を仮位置決め装置で位置決めすることにより、
第2の搬送ハンドで軟弱部材を正確な位置に把持するこ
とができ、軟弱部材を貼り付け対象物に対して正確に貼
り付けることができる。
【0071】また、第2の搬送ハンドが位置決め部材を
有することにより、軟弱部材をより正確な位置に位置決
めして貼り付けることができる。
【0072】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の軟弱部材の貼り付け装置の構
成を示す図である。
【図2】仮位置決め装置の構成を示す図である。
【図3】仮位置決め装置の構成を示す図である。
【図4】仮位置決め装置上の第1プレートを支持する構
成の変形例を示した図である。
【図5】LBP、複写機等に用いられるトナーカートリ
ッジの現像機部分を示した図である。
【図6】LBP、複写機等に用いられるトナーカートリ
ッジの現像機部分を示した図である。
【図7】トナー容器へのモルトプレーンの貼り付け状態
を示す図である。
【図8】第2の実施形態のモルトプレーンの貼り付け手
順を示す図である。
【図9】トナー容器に設けられた位置決め穴を示す図で
ある。
【図10】第3の実施形態のモルトプレーンの貼り付け
手順を示す図である。
【図11】従来のモルトプレーンの貼り付け装置の構成
を示す図である。
【図12】モルトプレーンテープを上方から見た図であ
る。
【符号の説明】
10 切断装置 12 打ち抜き機 20 搬送装置 30 分離装置 50 仮位置決め装置 70 第1の搬送ハンド 90 第2の搬送ハンド W0 モルトプレーンテープ W1 カバーテープ W2 モルトプレーン W3 端切れ部分 W4 貼り付け対象物
フロントページの続き (72)発明者 菅野 一彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 三浦 幸次 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−249871(JP,A) 特開 平6−91453(JP,A) 特開 平3−46243(JP,A) 特公 平2−7823(JP,B2) 特公 平5−30692(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/00 - 65/82

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟弱材と該軟弱材の表面に塗布された粘
    着剤と該粘着剤を覆うカバーシートとから構成された軟
    弱テープを打ち抜き加工する打ち抜き手段と、 該打ち抜き手段により打ち抜かれた軟弱部材を残して不
    必要な軟弱部材を剥離させる剥離手段と、 該剥離手段により前記カバーシート上に残された軟弱部
    材を搬送するための第1の搬送手段と、 該第1の搬送手段により搬送された軟弱部材を仮位置決
    め台まで搬送する手段と仮位置決めするための仮位置決
    め手段と、 該仮位置決め手段により位置決めされた軟弱部材を、所
    定の実装位置まで搬送する第2の搬送手段とを具備し、 前記仮位置決め手段は、ベースと、前記軟弱部材を載置
    する載置台であって表面に前記粘着剤との粘着力を軽減
    するための多数の突起部を有する載置台と、該載置台を
    前記ベースに対して少ない抵抗力でスライドさせるため
    のスライド手段と、前記軟弱部材の端部を突き当てて位
    置決めするための第1の位置決め手段とを備える ことを
    特徴とする軟弱部材の貼り付け装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド手段は、前記ベースと前記
    載置台との間に気体を噴出させることにより、前記載置
    台を前記ベースに対して少ない抵抗力でスライドさせる
    ことを特徴とする請求項に記載の軟弱部材の貼り付け
    装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド手段は、前記ベースと前記
    載置台との間にボールを介在させることにより、前記載
    置台を前記ベースに対して少ない抵抗力でスライドさせ
    ることを特徴とする請求項に記載の軟弱部材の貼り付
    け装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の位置決め手段は、前記軟弱部
    材の端部に当接する当接部材と、該当接部材に前記軟弱
    部材を押し付けるプッシャーとを備えることを特徴とす
    る請求項に記載の軟弱部材の貼り付け装置。
  5. 【請求項5】 前記載置台を前記ベースに対して位置決
    めするための第2の位置決め手段をさらに具備すること
    を特徴とする請求項に記載の軟弱部材の貼り付け装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2の位置決め手段は、前記載置台
    の端部に当接する当接部材と、該当接部材に前記載置台
    を押し付けるプッシャーとを備えることを特徴とする請
    求項に記載の軟弱部材の貼り付け装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の搬送手段は、ロボットアーム
    に取り付けられるフレームと、該フレームに取り付けら
    れ、前記軟弱部材を吸着するハンド本体と、該ハンド本
    体との間で前記軟弱部材を把持するフィンガーとを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の軟弱部材の貼り付
    け装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の搬送手段は、ロボットアーム
    に取り付けられるフレームと、該フレームに水平方向に
    スライド可能に取り付けられ、前記軟弱部材を吸着する
    ハンド本体と、該ハンド本体に取り付けられた基準ピン
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載の軟弱部材
    の貼り付け装置。
  9. 【請求項9】 前記基準ピンは、被貼り付け部材に設け
    られた基準面に当接することを特徴とする請求項に記
    載の軟弱部材の貼り付け装置。
  10. 【請求項10】 前記基準ピンは、被貼り付け部材に設
    けられた位置決め穴に嵌合することを特徴とする請求項
    に記載の軟弱部材の貼り付け装置。
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