JP3412671B2 - ステアリング中間シャフト - Google Patents

ステアリング中間シャフト

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JP3412671B2 JP27608897A JP27608897A JP3412671B2 JP 3412671 B2 JP3412671 B2 JP 3412671B2 JP 27608897 A JP27608897 A JP 27608897A JP 27608897 A JP27608897 A JP 27608897A JP 3412671 B2 JP3412671 B2 JP 3412671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリング中間
シャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】車両のステアリング装置は、ステアリン
グホイール、ステアリングシャフト、ステアリングコラ
ム、ステアリング中間シャフト等により構成され、ステ
アリングシャフトは、ステアリングコラムに回転自在に
収納されて車体に支持され、上端にステアリングホイー
ルが装着され、下端にユニバーサルジョイントを介して
ステアリング中間シャフトの上端が連結され、当該ステ
アリング中間シャフトの下端がユニバーサルジョイント
を介してステアリングギヤボックスに連結されている。
【0003】図10は、従来のステアリング中間シャフ
トを示し、ステアリング中間シャフト1は、パイプ状の
アッパ側シャフト2とロッド状のロア側シャフト3とに
より構成され、ロア側シャフト3の上部は、アッパ側シ
ャフト2の下部に嵌合され、樹脂インジェクション4に
より固定されている。或いは図11に示すようにアッパ
側シャフト2の外周部の部位2aをカシメて固定されて
いる。このステアリング中間シャフト1は、ステアリン
グギヤボックス側からロア側シャフト3に軸方向に大き
な荷重が加わったときに、ロア側シャフト3が嵌合部の
樹脂インジェクション4を破断させて、或いは、カシメ
部2aのカシメ力に抗してアッパ側シャフト2内に入り
込むことで、前記荷重の一部を吸収するようになってい
る。
【0004】ところで、通常、ステアリング装置は、車
体にインストルメントパネルを取り付けた後、ロア側シ
ャフト2の下端に取り付けられているユニバーサルジョ
イントをステアリングギヤボックスに連結し、車体に固
定されているデッキクロスメンバにステアリングシャフ
トを収納したステアリングコラムを固定することで車体
に取り付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、インストルメン
トパネルの組付性の向上を図るために、前記インストル
メントパネルをサブアッシ化するもの(インパネサブア
ッシ)が採用されてきている。これは、デッキクロスメ
ンバを後付とし、このデッキクロスメンバにインストル
メントパネル、ステアリング中間シャフトが取り付けら
れたステアリングシャフトを収納したステアリングコラ
ム等を最初に取り付けてサブアセンブリとし、このサブ
アセンブリしたデッキクロスメンバを車体に取り付ける
ようにしている。
【0006】このインパネサブアッシの取付において
は、デッキクロスメンバを車体に固定した後、ステアリ
ング中間シャフトのロア側シャフトをステアリングギヤ
ボックスに連結する。従って、ロア側シャフトを継手を
介してステアリングギヤボックスに連結する場合に、軸
方向に僅かに移動させる即ち、ロア側シャフトをアッパ
側シャフト内に僅かに押し込む、又はアッパ側シャフト
から引き出すことが必要となる。また、各部品間の組付
誤差の累積を調整する上でロア側シャフトを進退させる
ことも必要となる。
【0007】しかしながら、図10又は図11に示す従
来構造のステアリング中間シャフトにおいては、アッパ
側シャフト2の下部とロア側シャフト3の上部とは樹脂
インジェクション4により、或いはカシメ2aにより固
定されているために、ロア側シャフト3をアッパ側シャ
フト2内に押し込むことは不可能に近い。このため、前
記インパネサブアッシに対しては前記従来構造のステア
リング中間シャフトを使用することができないという問
題がある。
【0008】このため、本発明では、ステアリング中間
シャフトを組付時においては伸縮可能とし、組付後に固
定することで組付性の向上とシャフト間のガタ防止の両
立を図るようにしたステアリング中間シャフトを提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1では、ステアリングシャフトを車
体に固定し、第2のシャフトを軸方向に摺動させてステ
アリングギヤボックスに連結した後、締付部材のばね力
により第1のシャフトの下部を締め付けて縮径させ、第
2のシャフトを固定する。このとき、第2のシャフトが
第1のシャフトから抜け落ちるのを防止するように内周
側に第2のシャフトが圧入される環状のキャップが第1
のシャフト下端に装着されているため、第1のシャフト
に第2のシャフトを装着している状態において、第2の
シャフトに引っ張り力が加わったときに第1のシャフト
から抜け落ちることが防止される。これにより、第2の
シャフトをステアリングギヤボックスに容易に取り付け
ることができ、組付性の向上が図られる。
【0010】請求項2の発明では、第1のシャフトの下
部に下端から締付部材が外嵌される部位まで軸方向に沿
ってスリットが形成されていることで、第1のシャフト
の下部の縮径が容易となる。これにより、第1のシャフ
トと第2のシャフトとを簡単、且つ強固に固定すること
が可能となる。請求項3の発明では、締付部材を自由状
態で縮径する巻きバネとすることで、第1のシャフトの
下部を締め付けて縮径させ、第1のシャフトと第2のシ
ャフトとを固定する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施例を例示的に詳しく説明する。図1は、本発明
の実施形態としてステアリング装置の概略構成図を示
す。図1において、ステアリング装置10は、ステアリ
ングホイール11、ステアリングコラム12、ステアリ
ングシャフト13、ステアリング中間シャフト14、ス
テアリングギヤボックス15等により構成されている。
ステアリングシャフト13は、ステアリングコラム12
に回転自在に収納されており、上端にステアリングホイ
ール11が装着されている。ステアリングコラム12
は、略中央部がステアリングチルト機構16を介してデ
ッキクロスメンバ17に溶着されたステアリングブラケ
ット18の上部にボルト19により取り付けられ、下部
がステアリングブラケット18の下部にボルト20によ
り取り付けられている。
【0012】ステアリングシャフト13の下端には、ユ
ニバーサルジョイント22を介してステアリング中間シ
ャフト14の上端が連結されており、当該ステアリング
中間シャフト14の下端は、ユニバーサルジョイント2
3を介してステアリングギヤボックス15に連結され
る。図2に示すようにステアリング中間シャフト14
は、第1のシャフトとしてのアッパ側シャフト25と第
2のシャフトとしてのロア側シャフト26とから成る。
アッパ側シャフト25は、パイプ状をなし、内周面には
下端から上端近傍まで軸方向に沿ってセレーション25
aが形成されている。図3に示すようにアッパ側シャフ
ト25の下部25bは、僅かに小径とされて薄肉とされ
ており、下端近傍に環状溝25cが形成されている。そ
して、下部25bには、スリット25dが、開口下端か
ら小径部の上端近傍まで軸方向に沿い、且つ周方向に等
間隔を存して複数例えば、4つ設けられている。これに
より、アッパ側シャフト25は、下部25bが容易に縮
径可能とされる。また、アッパ側シャフト25の上端に
はユニバーサルジョイント22に締結するためのフラン
ジ25eが設けられている。
【0013】図2及び図3に示すようにロア側シャフト
26は、ロッド状をなしてアッパ側シャフト25に内嵌
され、上部外周面に軸方向に沿ってアッパ側シャフト2
5のセレーション25aと係合可能なセレーション26
aが形成されている。これにより、ロア側シャフト26
は、アッパ側シャフト25に軸方向にスライド自在(入
出自在)に、且つ回転不能に内嵌される。
【0014】図3に示すようにアッパ側シャフト25の
下部25bには締付部材としての環状のクリップ部材3
0が外嵌されている。このクリップ部材30は、図5に
示すように環状のインナクリップ31と、インナクリッ
プ31に外嵌するアウタクリップ32とから成り、二重
のバネ構造とされている。インナクリップ31は、図6
に示すように板状のバネ部材を環状に形成した一巻きの
巻きバネで、一端中央部を凹状に切り込み、その両側部
31a、31aの各先端を半径方向外方に略直角に折曲
して耳部31b、31bとし、他端の中央部31cを凸
状に張り出させ、その先端を半径方向外方に略直角に折
曲して耳部31dとしたものである。
【0015】このインナクリップ31は、図5に示すよ
うな自由状態においてバネ力により縮径しており、その
内径は、アッパ側シャフト25の下部25bの外径より
も小径とされている。インナクリップ31は、耳部31
b、31bと、31dとを掴んでバネ力に抗して互いに
近接する方向に引き寄せることで拡径し、図8に示すよ
うに耳部31b、31bと、31dとをホルダ33で挟
んで拡径状態を保持するようになっている。インナクリ
ップ31は、図8に示すようにホルダ33により拡径保
持された状態において、図9に示すようにその内径がア
ッパ側シャフト25の下部25bの外径よりも僅かに大
径とされている。
【0016】アウタクリップ32は、図7に示すように
インナクリップ31と同様に板状のバネ部材を環状に形
成した一巻きの巻きバネで、インナクリップ31と対応
させて一端を凹状に切り込み、その両側部32a、32
aをインナクリップ31の両側部31a、31aの押さ
え部とし、他端32cを凸状に張り出させて、中央部3
1cの押さえ部としている。アウタクリップ32は、自
由状態においてはバネ力により縮径して図5に示すよう
にインナクリップ31を締め付けており、図8に示すよ
うにインナクリップ31が拡径されるとこれに伴い拡径
される。
【0017】このクリップ部材30は、図8に示すよう
にホルダ33が装着されて拡径された状態で、図3に示
すようにアッパ側シャフト25の下部25bに僅かな間
隙を存して外嵌される。図3に示すように、アッパ側シ
ャフト25の下端にはロア側シャフト26の抜け防止用
のキャップ35が装着されている。キャップ35の端面
にはロア側シャフト26よりも僅かに小径の孔35aが
穿設されており、開口端の内縁に環状溝25cに係合す
る係止爪35bが周方向に沿って等間隔で複数例えば、
4つ形成されている。このキャップ35は、樹脂部材に
より形成されている。そして、ロア側シャフト26は、
上部が僅かな圧入力でキャップ35の孔35aを挿通し
てアッパ側シャフト25に嵌合されている。これによ
り、アッパ側シャフト25にロア側シャフト26を装着
し、且つクリップ部材30が下部25bに遊嵌している
状態において、ロア側シャフト26に引張力が加わった
ときにアッパ側シャフト25から抜け落ちることが防止
される。
【0018】以下に、ステアリング装置10の組付手順
を説明する。図2及び図3に示すようにステアリング中
間シャフト14は、アッパ側シャフト25の下部25b
にクリップ部材30が遊嵌され、キャップ35が装着さ
れ、ロア側シャフト26の上部がキャップ35の孔35
aに圧入挿通されてアッパ側シャフト25に嵌合されて
いる。クリップ部材30は、キャップ35により抜け止
めされる。そして、図1に示すようにアッパ側シャフト
25の上端のフランジ25eがユニバーサルジョイント
22に締結されてステアリングシャフト13の下端に連
結され、ロア側シャフト26の下端にはユニバーサルジ
ョイント23が取り付けられている。
【0019】ステアリングシャフト13は、ステアリン
グコラム12に収納されて前述したようにデッキクロス
メンバ17に溶着されたステアリングブラケット18に
取り付けられており、ステアリングコラム12の上部に
コラムカバー21が装着されている。このようにして、
インパネサブアッシが構成されている。そして、ステア
リング中間シャフト14は、ステアリングシャフト13
の下端に釣り下げられた状態となっている。
【0020】上記構成のインパネアッシを車体に組み付
け、デッキクロスメンバ17を車体側に固定する。次い
で、ステアリング中間シャフト14のロア側シャフト2
6をセレーション25a、26a間の抵抗に抗して矢印
A又はB方向にスライドさせて(アッパ側シャフト25
に押し込み、又はアッパ側シャフト25から引き出し
て)その長さを調節し、ユニバーサルジョイント23を
ステアリングギヤボックス15に連結する。これによ
り、ロア側シャフト26のユニバーサルジョイント23
とステアリングギヤボックス15とを容易に、且つ簡単
に連結することが可能となる。
【0021】次に、図3に示すクリップ部材30に装着
されているホルダ33を、その上端に突設されたツマミ
部33aを引っ張ってインナクリップ31の各耳部31
b、31b、31dから外す。これによりインナクリッ
プ31、アウタクリップ32がバネ力により縮径して図
4に示すようにアッパ側シャフト25の下部25bを強
固に締め付ける。これにより、ロア側シャフト26がア
ッパ側シャフト25の下部25bに強固に固定される。
このようにしてロア側シャフト26をステアリングギヤ
ボックス15に連結するときには、アッパ側シャフト2
5に対してスライド可能とし、連結後は、アッパ側シャ
フト25に固定する。
【0022】また、アッパ側シャフト25とロア側シャ
フト26とは、セレーション25aと26aとにより係
合されていることで、ステアリングシャフト13の回転
時に回転方向のガタ付きを完全に防止することができ
る。尚、ロア側シャフト26は、下方即ち、ステアリン
グギヤボックス15側から軸方向に大きな荷重が加わえ
られたときには、クリップ部材30の締付力に抗してア
ッパ側シャフト25内に押し込まれることで、前記荷重
の一部を吸収することができる。
【0023】尚、上記実施例において、クリップ部材3
0を、インナクリップ31とアウタクリップ32とによ
り二重構造としたが、これに限るものではなく、インナ
クリップ31だけでもよい。しかしながら、実施例のよ
うに二重構造とすることにより簡単にバネ力を強くする
ことが可能となり、アッパ側シャフト25とロア側シャ
フト26とを強固に固定することが可能となり好まし
い。
【0024】また、上記実施例では、クリップ部材30
を、板ばねを環状に一巻きして形成した巻きバネとした
が、これに限るものではなく、線状のバネ部材を複数回
巻回した構造の巻きバネ部材としてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ステアリングシャフト
を車体に固定し、第2のシャフトを軸方向に摺動させて
ステアリングギヤボックスに連結した後、締付部材のバ
ネ力により第1のシャフトの下部を締め付けて縮径さ
せ、第2のシャフトを固定する際に、第2のシャフトが
第1のシャフトから抜け落ちるのを防止するように内周
側に第2のシャフトが圧入される環状のキャップが第1
のシャフト下端に装着されているため、第1のシャフト
に第2のシャフトを装着している状態において、第2の
シャフトに引っ張り力が加わったときに第1のシャフト
から抜け落ちることが防止され、第2のシャフトをステ
アリングギヤボックスに容易に取り付けることができ、
ステアリング中間シャフトの組付性の向上が図られる。
【0026】請求項2の発明では、第1のシャフトの下
部に下端から前記締付部材が外嵌される部位まで軸方向
に沿ってスリットが形成されていることで、第1のシャ
フトの下部の縮径が容易となり、第1のシャフトと第2
のシャフトとを簡単、且つ強固に固定することが可能と
なる。請求項3の発明では、締付部材を自由状態で縮径
する巻きバネとすることで、簡単に第1のシャフトの下
部を締め付けて縮径させることができ、第1のシャフト
と第2のシャフトとを簡単に、且つ強固に固定すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリング中間シャフトを適用
したステアリング装置の構成図である。
【図2】図1に示すステアリング中間シャフトの断面図
である。
【図3】図2に示すステアリング中間シャフトのアッパ
側シャフトとロア側シャフトの嵌合部の拡大図である。
【図4】図3に示すアッパ側シャフトとロア側シャフト
との嵌合部をクリップ部材により締付固定した状態を示
す説明図である。
【図5】図3に示すクリップ部材の正面図である。
【図6】図5に示すクリップ部材のインナクリップの平
面図である。
【図7】図5に示すクリップ部材のアウタクリップの平
面図である。
【図8】図5に示すクリップ部材の拡径状態を示す正面
図である。
【図9】図8に示すクリップ部材のインナクリップの平
面図である。
【図10】従来のステアリング中間シャフトの断面図で
ある。
【図11】従来のステアリング中間シャフトのロア側シ
ャフトとアッパ側シャフトの他の結合を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 ステアリング装置 11 ステアリングホイール 13 ステアリングシャフト 14 ステアリング中間シャフト 15 ステアリングギヤボックス 25 アッパ側シャフト(第1のシャフト) 22、23 ユニバーサルジョイント 25d スリット 26 ロア側シャフト(第2のシャフト) 30 クリップ部材(締付部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 添田 敏美 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−293573(JP,A) 特開 平11−63003(JP,A) 特開 平9−2293(JP,A) 実開 昭59−127926(JP,U) 実開 平2−135717(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 1/00 - 1/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトの下端とステアリ
    ングギヤボックスとを連結するステアリング中間シャフ
    トであって、 上端が前記ステアリングシャフトの下端に連結されるパ
    イプ状の第1のシャフトと、 上部が前記第1のシャフトの下部に軸方向に摺動可能に
    嵌合され、下端が前記ステアリングギヤボックスに連結
    される第2のシャフトと、 環状をなし、前記第1のシャフトの下部に外嵌されて前
    記第2のシャフトの下端を前記ステアリングギヤボック
    スに連結した後に前記第1のシャフトの下部をバネ力に
    より締め付けて縮径させ、前記第2のシャフトを前記第
    1のシャフトに固定する締付部材と 前記締付部材に隣接し前記第1のシャフト下端近傍外周
    に形成された環状溝と、 前記環状溝に係合されて前記第1のシャフト下端に装着
    され、前記第2のシャフトが前記第1のシャフトから抜
    け落ちるのを防止するよう内周側に前記第2のシャフト
    が圧入される環状のキャップと を備えたことを特徴とす
    るステアリング中間シャフト。
  2. 【請求項2】 前記第1のシャフトの下部には、下端か
    ら前記締付部材が外嵌される部位まで軸方向に沿ってス
    リットが形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載のステアリング中間シャフト。
  3. 【請求項3】 前記締付部材は、巻きバネとされ、自由
    状態で縮径して前記第1のシャフトの下部を締め付けて
    縮径させることを特徴とする請求項1又は2に記載のス
    テアリング中間シャフト。
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JP2013160269A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Jtekt Corp 伸縮可能シャフト
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