JP2000234629A - 軸用クランプ継手及びこれを用いたユニバーサルジョイント - Google Patents

軸用クランプ継手及びこれを用いたユニバーサルジョイント

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JP2000234629A
JP2000234629A JP11036261A JP3626199A JP2000234629A JP 2000234629 A JP2000234629 A JP 2000234629A JP 11036261 A JP11036261 A JP 11036261A JP 3626199 A JP3626199 A JP 3626199A JP 2000234629 A JP2000234629 A JP 2000234629A
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shaft
insertion portion
shaft insertion
yoke
end side
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JP11036261A
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Shuzo Hiragushi
周三 平櫛
Yoshitaka Yamamoto
義隆 山本
Michiaki Yamaoka
道明 山岡
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸をワンタッチ操作で容易かつ迅速に連結する
ことができる軸用クランプ継手を提供する。 【解決手段】弾性収縮可能な軸挿入部1の内部に軸6を
挿入すると、軸挿入部1の内部に挿入されたカラー4が
軸挿入部1の後端側へ移動し、軸挿入部1に保持された
ボール5が軸挿入部1の内方へ進出して、軸6のV溝6
1に係合する。これと同時に、ボール5によって軸挿入
部1の先端側への移動が規制されていた締め付けリング
2が、第1のばね31の付勢力によって軸挿入部1の先
端側へ自動的に移動して、軸挿入部1を弾性収縮させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軸の端部を挿入
して締め付けることにより、当該軸を所定部に連結する
軸用クランプ継手及びこれを用いたユニバーサルジョイ
ントに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の操舵装置において、ステアリン
グシャフトとコラムロアシャフトの連結には、ユニバー
サルジョイントが用いられる。このユニバーサルジョイ
ントは、中間軸を有し、この中間軸の両端に一対の十字
軸を備えている。第1の十字軸を支持する一方のヨーク
は中間軸に連結され、他方のヨークには軸用クランプ継
手が連結されている。第2の十字軸を支持するヨークの
一方は中間軸に連結され、他方のヨークにはコラムロア
シャフトが溶接接合される。ステアリングシャフトは、
上記の軸用クランプ継手の軸挿入部に、その端部を挿入
して締め付けることによって、上記ユニバーサルジョイ
ントに連結される。
【0003】上記軸用クランプ継手として、図6に示す
ようにボルトで締め付けるタイプのものがある。このク
ランプ継手90は、ヨーク91の基端部に、側面が開口
された弾性収縮可能な断面C型の軸挿入部92が連設さ
れている。この軸挿入部92の側面の開口縁には、一対
の舌片93,94が互いに対向させた状態で突設され、
一方の舌片93にボルト挿通孔93aが形成され、他方
の舌片94に上記一方の舌片93を挿通させたボルト9
5の先端部をねじ込むねじ孔94aが形成されている。
上記軸用クランプ継手では、舌片93,94をボルト9
5で締め付けることによりステアリングシャフト96を
軸挿入部92に固定する。このため、ボルト95を締め
付ける工具を必要とし、工具を使用するスペースが狭い
場合には、ステアリングシャフトの連結が非常に困難で
あり、連結に時間がかかるという問題がある。
【0004】そこで、締め付けリングを軸挿入部の締め
つけ機構として用いる軸用クランプ継手が提案された
(特開平10−205545公報参照)。図7はこの軸
用クランプ継手Jを示す斜視図である。上記軸用クラン
プ継手Jは、軸方向に延びるスリット105によって弾
性収縮可能に分割され、先端部の外周面に先端に向かっ
て漸次膨出するテーパ部101aを有する筒状の軸挿入
部101と、軸方向への移動が許容された状態で上記軸
挿入部101の外周に嵌合され、軸挿入部101の先端
側へ移動させることにより、上記テーパ部101aを押
圧して軸挿入部101を弾性収縮させる締め付けリング
102と、この締め付けリング102を軸挿入部101
の先端側へ弾性付勢するばね103とを備えている。
【0005】軸挿入部101には、図8に示すように1
個または複数個の貫通孔101bが形成されている。貫
通孔101bには、係合部材としての鋼製のボール10
6が挿入されている。またステアリングシャフトSに
は、上記ボール106を係合させるための環状のV溝1
04が形成されている。締め付けリング102の内周に
は、上記軸挿入部101のテーパ部101aに合致する
テーパ部102aが形成されている。この締め付けリン
グ102を軸挿入部101の先端方向に移動させること
で、ボール106を押圧して、ステアリングシャフトS
のV溝104に係合させることができ、同時に軸挿入部
101の先端側を弾性的に縮径させて、ステアリングシ
ャフトSを軸挿入部101によって締め付けることがで
きる。上記のように、この軸用クランプ継手Jは、締め
付けリング102を軸挿入部101の先端側へ移動させ
るだけで、軸挿入部101を弾性収縮させてステアリン
グシャフトSをクランプすることができる。このため、
工具を用いることなく、軸の連結作業を容易に且つ迅速
に行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の提案例の軸用ク
ランプ継手Jでは、ステアリングシャフトSを締め付け
るための工具は不要であるが、一方の手で締め付けリン
グ102をばね103の付勢力に抗してヨークY側へ押
しながら、他方の手でステアリングシャフトSを挿入す
る必要である。このように、上記締め付けリング102
をヨークY側へ押す必要があるので、ステアリングシャ
フトSを挿入するだけの完全なワンタッチ操作とはなら
ず、ステアリングシャフトSを軸挿入部に対してより容
易かつ迅速に連結できる軸用クランプ継手が望まれてい
る。
【0007】また、操舵装置の点検又は修理等のため
に、上記軸用クランプ継手Jに取り付けたステアリング
シャフトSを、当該軸用クランプ継手Jから取り外す必
要がある場合、ステアリングシャフトSと軸挿入部10
1とを、軸挿入部101へのステアリングシャフトSの
挿入長さに相当する量だけ軸方向へ相対的に移動させ
て、ステアリングシャフトSを軸挿入部101から引き
抜く必要がある。ところが、ステアリングシャフトSは
ステアリングホイールに、ユニバーサルジョイントはコ
ラムロアーシャフトを介して操舵装置のギヤ軸にそれぞ
れ連結されているので、ステアリングシャフトSと軸挿
入部101とを軸方向へ相対的に移動させるためには、
ステアリングシャフトSをステアリングホイールから取
り外すか、或いはユニバーサルジョイントをコラムロア
ーシャフトとともに操舵装置のギヤ軸から取り外す必要
がある。このため、軸挿入部101からステアリングシ
ャフトSを取り外したり、一旦取り外したステアリング
シャフトSを再び軸挿入部101に取り付けたりするの
に多くの工数を必要とするという問題がある。
【0008】一方、近年の自動車には、操舵特性や制動
特性を向上させるために、各種制御システムが採用され
ており、その制御のために車両の各部分に各種センサー
が取り付けられている。このセンサーのうち、ステアリ
ングの操舵角を検出する舵角センサーについては、当該
操舵角を直接検出すべく、ユニバーサルジョイントのヨ
ークに隣接させ、かつ当該ヨークに溶接されたコラムロ
アーシャフトの外周に嵌合させた状態で取り付けられて
いる。ところが、上記舵角センサーは、コラムロアシャ
フトとヨークとの溶接に先だって、コラムロアーシャフ
トの外周に予め嵌合しておく必要があるので、溶接時の
熱影響によって舵角センサーの性能が損なわれるおそれ
があった。そこで、コラムロアシャフトとヨークとを、
図6に示す軸用クランプ継手を用いて連結することも考
えられるが、この場合には、軸用クランプ継手の舌片9
3,94及びボルト95が邪魔になって舵角センサーを
所定位置(ヨークに隣接した位置)に取り付けることが
できない。このため、上記軸用クランプ継手は採用し難
い。
【0009】上記のような従来の問題点に鑑み、この発
明は、完全なワンタッチ操作で軸の装着が可能な軸用ク
ランプ継手を提供することを目的とする。またこの発明
は、軸用クランプ継手に対してステアリングシャフトを
容易に挿抜させることができるユニバーサルジョイント
を提供することを目的とする。さらにこの発明は、舵角
センサーをその性能を損なうことなく定位置に取り付け
ることができるユニバーサルジョイントを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の軸用クランプ継手は、軸の端部を挿入して
締め付けることにより、当該軸を所定部に連結する軸用
クランプ継手において、軸方向に延びるスリットによっ
て弾性収縮可能に分割され、先端側に向かって漸次膨出
するテーパ部を外周面に有する筒状の軸挿入部と、軸方
向への移動が許容された状態で上記軸挿入部の外周に嵌
合され、軸挿入部先端側へ移動させることにより、上記
テーパ部を押圧して軸挿入部を弾性収縮させる締め付け
リングと、上記軸挿入部に保持され、軸の挿入を許容
し、かつ上記締め付けリングの軸挿入部先端側への移動
を規制する第1の位置と、軸挿入部の内方へ進出して軸
の凹部と係合し、かつ上記締め付けリングの軸挿入部先
端側への移動を許容する第2の位置とに移動する係合部
材と、上記軸挿入部の内部に軸方向へ移動可能に挿入さ
れ、軸挿入部先端側へ移動した状態で上記係合部材を第
1の位置に保持し、軸の挿入によって軸挿入部後端側へ
移動することにより上記係合部材の第2の位置への移動
を許容するカラーと、上記締め付けリングを上記軸挿入
部先端側へ弾性付勢する第1のばねと、上記軸挿入部の
内部に設けられ、上記カラーを上記軸挿入部先端側に弾
性付勢する第2のばねと、を備えることを特徴とするも
のである。
【0011】上記の構成の軸用クランプ継手によれば、
上記第2のばねによってカラーを軸挿入部先端側へ移動
させておくことができ、これにより上記カラーによって
係合部材を受け止めて第1の位置に保持しておくことが
できる。このため締め付けリングを一旦挿入部の後端側
へ移動させると、この締め付けリングが第1のばねの付
勢力にて軸挿入部先端側へ移動するのを規制することが
できる。したがって、軸挿入部に軸を挿入する操作と同
時に締め付けリングを軸挿入部後端側へ押圧する必要が
ない。また、上記カラーを軸挿入部先端側へ移動させた
状態で、軸端部を軸挿入部に挿入すると、上記カラーが
軸に押圧されて第2のばねの付勢力に抗して軸挿入部後
端側へ移動し、上記係合部材を第2の位置へ移動させる
ことがきる。この係合部材の第2の位置への移動に伴っ
て、締め付けリングの軸挿入部先端側への移動が許容さ
れ、当該締め付けリングは、第1のばねの付勢力にて軸
挿入部先端側へ自動的に移動して、軸挿入部を弾性収縮
させる。これと同時に係合部材を軸の凹部に係合させる
ことができる。
【0012】上記した係合部材は、軸の凹部であるV溝
に二点接触するボールであるのが好ましい(請求項
2)。この場合には、カラーが軸挿入部後端側へ移動し
てボールの第2の位置への移動が許容された時点で、締
め付けリングをボールの球面に対して滑らかに摺動させ
ながら、当該締め付けリングによってボールを軸挿入部
の内方へ押圧することができる。また、ボールが締め付
けリングとの接触を含めて三点接触することになるの
で、軸が軸方向及び径方向にがたつくのを効果的に抑制
することができる。
【0013】この発明のユニバーサルジョイントは、十
字軸を支持する一対のヨークの一方に請求項1記載の軸
用クランプ継手を設け、他方のヨークが中間シャフトに
よって上記一対のヨークと別のヨークに連結され、上記
中間シャフトが、外周にセレーションを形成した第1の
軸と、上記第1の軸のセレーションに歯合するセレーシ
ョンを内周面に形成し、軸方向に延びるスリットによっ
て弾性収縮可能に分割された筒状の軸挿入部を有する第
2の軸と、上記軸挿入部の外周に嵌合され、軸挿入部を
弾性収縮させる輪ばねとを備えることを特徴とするもの
である(請求項3)。上記構成のユニバーサルジョイン
トによれば、上記軸挿入部内において、上記第1の軸と
第2の軸とを相対的に摺動させることにより、中間シャ
フトの長さを自在に変えることができる。このため、ス
テアリングシャフトを軸用クランプ継手の軸挿入部に対
して挿抜させる際に、ステアリングシャフトを移動させ
ることなく中間シャフトの長さを調整するだけで、上記
軸挿入部に対して当該ステアリングシャフトを挿抜させ
ることができる。また輪ばねで軸挿入部を弾性収縮させ
ることができるので、第1の軸と第2の軸とのがたつき
を抑制できる。
【0014】この発明のユニバーサルジョイントは、第
1十字軸を支持する一対の第1、第2のヨークと、第2
十字軸を支持する一対の第3、第4のヨークと、上記第
2のヨークと第3のヨークとを連結する中間シャフトと
を備えるユニバーサルジョイントにおいて、上記第1の
ヨークに、ステアリングシャフトを連結する請求項1記
載の軸用クランプ継手を有し、上記第4のヨークに、コ
ラムロアシャフトの端部に形成されたセレーションに歯
合した状態で、上記コラムロアシャフトの端部をかしめ
接合していることを特徴とする(請求項4)。上記構成
のユニバーサルジョイントによれば、コラムロアシャフ
ト端部を、第4のヨークとかしめ接合しているので、熱
影響により舵角センサーの性能が損なわれるおそれがな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の軸
用クランプ継手を示す要部断面図であり、図2はその分
解斜視図である。この軸用クランプ継手Xは、ステアリ
ングシャフト等の軸6を挿入する軸挿入部1を備えてお
り、この軸挿入部1の外周に、軸挿入部1を締め付ける
ための締め付けリング2と、これを弾性付勢するための
第1のばね31とを備えている。また、軸挿入部1の内
部にカラー4とこれを弾性付勢するための第2のばね3
2を備え、軸挿入部1の端部に、ヨークYが一体形成さ
れている。
【0016】上記軸挿入部1は、軸方向に延びる複数の
スリット13によって、弾性収縮可能に分割された円筒
状のものであり、その基端部は上記スリット13によっ
て分割されることなく連続している。この軸挿入部1
は、その開口端部側から上記軸6を挿入するものであ
り、その内径は、自由状態において軸6の端部を隙間嵌
めできる程度に設定されている。上記軸挿入部1の外周
面には、先端に向かって漸次膨出するテーパ部11が形
成されている。また、上記軸挿入部1の内周には、軸6
の端部に形成されたセレーションに歯合するセレーショ
ンが形成されている。
【0017】上記締め付けリング2は、軸挿入部1の外
周に対して軸方向への移動が許容された状態で嵌合され
ている。この締め付けリング2の内周面には、上記軸挿
入部のテーパ部11に合致するテーパ部21が形成され
ている。上記締め付けリング2は、挿入部1の先端側へ
移動させた状態で、そのテーパ部21により上記軸挿入
部1のテーパ部11を押圧して、当該軸挿入部1を弾性
的に縮径させることができる。なお、上記締め付けリン
グ2の先端側の内周には、後述するボール5を係合させ
るための周溝22が設けられている。
【0018】上記軸挿入部1には、その外周及び内周に
開口する1個又は複数個の貫通孔12が設けられ、この
貫通孔12には係合部材であるボール5が、軸挿入部1
の径方向へ移動自在に挿入されている。上記ボール5
は、その一部が軸挿入部1の内周および外周から選択的
に突出可能であり、当該一部が軸挿入部1の外周から所
定量突出する第1の位置において、締め付けリング2の
周溝22と係合して、当該締め付けリング2が軸挿入部
1の先端側へ移動するのを規制するとともに、軸挿入部
1内への軸6の挿入を許容し(図1参照)、その一部が
軸挿入部1の内周から所定量突出する第2の位置におい
て、締め付けリング2の周溝22から離反して、当該締
め付けリング2が軸挿入部1の先端側へ移動するのを許
容するとともに、軸6に形成された凹部であるV溝61
に係合して軸6の抜脱を阻止する(図3参照)。なお、
上記ボール5の軸挿入部1からの突出量は、当該ボール
5の直径の1/2を超えない範囲に設定されている。ま
た、上記ボール5は、締め付けリング2によって軸挿入
部1を縮径させた状態で、当該締め付けリング2のテー
パ部21と軸6のV溝61との間で挟持される。
【0019】上記第1のばね31は、上記締め付けリン
グ2を軸挿入部1の先端側へ弾性付勢するものである。
この第1のばね31は、圧縮コイルばねによって構成さ
れており、軸挿入部1の基端部に遊嵌され、かつ所定量
弾性収縮させた状態で、締め付けリング2とヨークYと
の間に張り詰められている。軸挿入部1の先端側へ移動
させた締め付けリング2は、上記ばね31の付勢力によ
って、その移動位置に保持される(図3参照)。
【0020】上記カラー4は、軸挿入部1の内部に摺動
可能に挿入されている。このカラー4は、外径が軸6の
外径よりも小さい有底筒状のものであり、その側板41
を軸挿入部1の開口端側に向けた状態で、軸挿入部1の
内部に微少隙間を有して挿入されている。上記第2のば
ね32は、カラー4の側板41と軸挿入部1の基端部と
の間に介在してある。この第2のばね32は、圧縮コイ
ルばねからなり、上記カラー4を軸挿入部1の先端側へ
弾性付勢している。上記第2のばね32は、自由長に伸
長させた状態で上記カラー4を上記ボール5に対応する
位置まで移動させる。これにより、ボール5はカラー4
によって受け止められて、その一部が軸挿入部1の外周
から突出する第1の位置に保持される。なお、上記カラ
ー4は、軸6の端部を軸挿入部1に挿入した際に、当該
軸6によって第2のばね32の付勢力に抗して軸挿入部
1の後端側へ押されて、軸6のV溝61と上記ボール5
が合致する位置まで移動される(図3参照)。
【0021】以上の構成であれば、軸用クランプ継手X
を操舵装置等に組み込む前に、図1に示すように、カラ
ー4によってボール5を第1の位置に保持し、締め付け
リング2をボール5に係合させておくことにより、当該
締め付けリング2を軸挿入部1の後端側に所定量移動さ
せておくことができる。このため、軸用クランプ継手X
を操舵装置等に組み込んだ状態で、軸6を軸挿入部1に
挿入する際に、締め付けリング2を手でヨークY側へ押
圧する必要がない。
【0022】次に、図1に示す状態で、軸6を軸挿入部
1に挿入すると、第2のばね32の付勢力に抗してカラ
ー4を軸挿入部1の後端側へ移動させることができ、軸
6のV溝61がボール5にさしかかると、ボール5は締
め付けリング2の押圧力によって第2の位置に強制的に
移動されて軸6のV溝61に係合する(図3参照)。こ
れと同時に、ボール5と締め付けリング2との係合が解
除されて、締め付けリング2が第1のばね31の付勢力
により、自動的に軸挿入部1の先端部に移動する。この
ため締め付けリング2は、楔効果により軸挿入部1を弾
性収縮させ、軸6の端部を強固に締め付ける。したがっ
て、完全なワンタッチ操作で軸6を軸用クランプ継手X
に連結することができる。
【0023】また、上記実施の形態によれば、係合部材
としてボール5を使用しているので、カラー4が軸挿入
部1の後端側へ移動し、ボール5の第2の位置への移動
が許容された時点で、締め付けリング2をボール5の球
面に対して滑らかに摺動させながら、当該締め付けリン
グ2によってボール5を軸挿入部1の内方へ押圧するこ
とができる。このため、ボール5を簡単な構成で第2の
位置に確実に移動させることができる。また、上記ボー
ル5がV溝61に対して二点接触し、締め付けリング2
との接触を含めて三点になるので、軸6の軸方向及び径
方向のがたつきを効果的に抑制することができる。
【0024】なお、上記カラー4の外周に凹溝を形成
し、軸挿入部1に、カラー4を軸挿入部1の先端側へ移
動させた際に上記凹溝に係合するボールを、当該軸挿入
部1の内方に対して進退自在に設けてもよく、この場合
には、カラー4が軸挿入部1から抜脱するのを上記ボー
ルによって確実に防止することができる。この発明の軸
用クランプ継手Xは、上記実施の形態に限定されるもの
でなく、例えば、軸挿入部1およびカラー4の断面形状
は、軸6の端部の形状に応じて種々の形状に形成され
る。また、係合部材として、上記ボール5に代えて、両
端に半球面を形成したピンを使用することもできる。
【0025】図4は上記軸用クランプ継手Xを適用した
ユニバーサルジョイントを示す正面図である。このユニ
バーサルジョイントは、自動車の操舵装置において、ス
テアリングシャフト6aとコラムロアシャフト8とを連
結するものであり、中間シャフト7の両端のそれぞれに
十字軸9を設けている。上記中間シャフト7の一端に
は、互いに対をなして一方の十字軸9を支持する第1の
ヨークY1、および第2のヨークY2が設けられてお
り、中間シャフト7の他端には互いに対をなして他方の
十字軸9を支持する第3のヨークY3、および第4のヨ
ークY4が設けられている。
【0026】上記第2のヨークY2及び第3のヨークY
3は、中間シャフト7の一端および他端にそれぞれ溶接
されている。また、上記軸用クランプ継手Xは、上記第
1のヨークY1に一体形成されており、この軸用クラン
プ継手Xの軸挿入部1には、ステアリングシャフト6a
の一端部が接続されている。さらに、上記第4のヨーク
Y4には、コラムロアーシャフト8が接続されている。
【0027】上記中間シャフト7は、第1の軸7aと第
2の軸7bとによって構成されており、この第2の軸7
bは第2のヨークY2に接続され、第1の軸7aは第2
の軸7bに摺動自在に挿入されている。上記第2の軸7
bは中空のものであり、その先端側には、複数のスリッ
ト71によって弾性収縮可能に分割された円筒状の軸挿
入部72が形成されており、その基端側は上記スリット
71によって分割されることなく連続している。上記軸
挿入部72は、その開口端部側から第1の軸7aの端部
を挿入するものであり、その内径は、自由状態において
第1の軸7aの端部を隙間嵌めできる程度に設定されて
いる。また、上記軸挿入部72の内周には、第1の軸7
aの外周のセレーション74と歯合するセレーションが
形成されている。上記軸挿入部72の先端部外周には、
輪ばね75が嵌合されている。この輪ばね75は、第1
の軸7aが軸挿入部72内を摺動可能な程度に、当該軸
挿入部72を弾性的に締め付けるものである。
【0028】この実施の形態によれば、第2の軸7bの
軸挿入部内72において、第1の軸7aを摺動させるこ
とができるため、ユニバーサルジョイントの長さを自在
に調節することができる。このため軸用クランプ継手X
を連結するためのスペースを、中間シャフトの長さを調
節することにより確保できる。したがって、上記ユニバ
ーサルジョイントを自動車の操舵装置に組み込んだ状態
で、点検修理等のために軸用クランプ継手Xからステア
リングシャフト6aを取り外す必要が生じた場合でも、
中間シャフト7の長さを短くするだけで、ステアリング
シャフト6aを軸用クランプ継手Xの軸挿入部1から抜
脱することができる。また、一旦軸挿入部1から抜脱し
たステアリングシャフト6aを、再び軸挿入部1に挿入
する場合には、上記長さを短くした中間シャフト7を元
の長さに伸ばすだけで、ステアリングシャフト6aを軸
用クランプ継手Xの軸挿入部1に挿入することができ
る。したがつて、ステアリングシャフト6aを軸用クラ
ンプ継手Xに対して着脱するために、ユニバーサルジョ
イントをコラムロアーシャフト8とともに操舵装置のギ
ヤ軸から取り外す手間が不要であり、当該着脱を容易か
つ迅速に行うことができる。また、上記軸挿入部72を
輪ばね75によって締め付けることにより、第1の軸7
aと第2の軸7bとを摺動可能に接続しているので、中
間シャフト7の長さ調整をワンタッチで行うことができ
る。
【0029】図5はユニバーサルジョイントの他の実施
の形態を示す正面図である。この実施の形態が前記実施
の形態と異なる点は、第4のヨークY4に対してコラム
ロアーシャフト8を溶接することなくかしめ接合した
点、および上記第4のヨークY4に隣接させて、コラム
ロアーシャフト8の外周に舵角センサーAを設けた点で
ある。
【0030】上記第4のヨークY4には、コラムロアー
シャフト8の先端のかしめ部81を挿入する孔82が形
成されており、この孔82の内周には、セレーション8
3が形成されている。一方、コラムロアーシャフト8の
上記かしめ部81には、上記孔82の内周に形成された
セレーション83に歯合するセレーション84が形成さ
れており、このかしめ部81は、そのセレーション84
を第4のヨークY4のセレーション83に歯合させた状
態で、最先端部が圧潰されて第4のヨークY4にかしめ
接合されている。なお、上記舵角センサーAは、コラム
ロアーシャフト8をかしめ接合する前に、当該コラムロ
アーシャフト8の縮径部85の外周に嵌合されている。
【0031】この実施の形態によれば、第4のヨークY
4に対してコラムロアーシャフト8を溶接することなく
かしめ接合しているので、舵角センサーAが熱影響を受
ける虞れがない。このため、舵角センサーAを、その性
能を損なうことなく第4のヨークY4に近接する定位置
に取り付けることができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る軸用クラ
ンプ継手によれば、係合部材によって締め付けリングを
軸挿入部後端側に保持しておくことができるので、軸を
軸挿入部に挿入する際に、締め付けリングを押圧する操
作が不要であり、軸挿入部に軸を挿入するだけで、当該
軸を軸挿入部に連結することができる。このため、ワン
タッチ操作で迅速に軸の連結ができる。
【0033】請求項2に係る軸用クランプ継手によれ
ば、係合部材としてボールを使用しているので、ボール
が第1の位置から第2の位置へ移動する際に、締め付け
リングをボールの球面に対して滑らかに摺動させなが
ら、当該締め付けリングによってボールを軸挿入部の内
方へ押圧することができる。このため、ボールを簡単な
構成で第2の位置に確実に移動させることができる。ま
た、ボールが軸のV溝に対して二点接触し、締め付けリ
ングとの接触を含めて三点接触するので、軸の軸方向及
び径方向のがたつきを効果的に抑制することができる。
【0034】請求項3に係るユニバーサルジョイントに
よれば、中間シャフトの長さを調整するだけで、軸用ク
ランプ継手に対してステアリングシャフトを挿抜するこ
とができるので、ステアリングシャフトを軸用クランプ
継手に対して容易かつ迅速に着脱することができる。
【0035】請求項4に係るユニバーサルジョイントに
よれば、コラムロアシャフトとヨークとを溶接すること
なくかしめ接合しているので、舵角センサーが熱影響を
受ける虞れがない。このため、舵角センサーを、その性
能を損なうことなくヨークに近接する定位置に取り付け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の軸用クランプ継手の一実施形態を示
す要部断面図であり、軸の連結前の状態を示している。
【図2】軸用クランプ継手の分解斜視図である。
【図3】軸を連結した状態を示す軸用クランプ継手の断
面図である。
【図4】この発明のユニバーサルジョイントを示す図で
あり、aは正面図、bはaのIV−IV線断面図であ
る。
【図5】ユニバーサルジョイントの他の実施形態を示す
一部欠截正面図である。
【図6】軸用クランプ継手の従来例を示す斜視図であ
る。
【図7】軸用クランプ継手の他の従来例を示す斜視図で
ある。
【図8】前図に示す軸用クランプ継手の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 軸挿入部 11 テーパ部 13 スリット 2 締め付けリング 31 第1のばね 32 第2のばね 4 カラー 5 ボール(係合部材) 6 軸 61 V溝(凹部) 7 中間シャフト 74 セレーション 7a 第1の軸 7b 第2の軸 8 コラムロアシャフト 6a ステアリングシャフト Y1 第1のヨーク Y2 第2のヨーク Y3 第3のヨーク Y4 第4のヨーク 9 十字軸 X 軸用クランプ継手

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸の端部を挿入して締め付けることによ
    り、当該軸を所定部に連結する軸用クランプ継手におい
    て、 軸方向に延びるスリットによって弾性収縮可能に分割さ
    れ、先端側に向かって漸次膨出するテーパ部を外周面に
    有する筒状の軸挿入部と、 軸方向への移動が許容された状態で上記軸挿入部の外周
    に嵌合され、軸挿入部先端側へ移動させることにより、
    上記テーパ部を押圧して軸挿入部を弾性収縮させる締め
    付けリングと、 上記軸挿入部に保持され、軸の挿入を許容し、かつ上記
    締め付けリングの軸挿入部先端側への移動を規制する第
    1の位置と、軸挿入部の内方へ進出して軸の凹部と係合
    し、かつ上記締め付けリングの軸挿入部先端側への移動
    を許容する第2の位置とに移動する係合部材と、 上記軸挿入部の内部に軸方向へ移動可能に挿入され、軸
    挿入部先端側へ移動した状態で上記係合部材を第1の位
    置に保持し、軸の挿入によって軸挿入部後端側へ移動す
    ることにより上記係合部材の第2の位置への移動を許容
    するカラーと、 上記締め付けリングを上記軸挿入部先端側へ弾性付勢す
    る第1のばねと、 上記軸挿入部の内部に設けられ、上記カラーを上記軸挿
    入部先端側に弾性付勢する第2のばねと、を備えること
    を特徴とする軸用クランプ継手
  2. 【請求項2】上記係合部材が、軸の凹部であるV溝に二
    点接触するボールである請求項1記載の軸用クランプ継
    手。
  3. 【請求項3】十字軸を支持する一対のヨークの一方に請
    求項1記載の軸用クランプ継手を設け、他方のヨークが
    中間シャフトによって上記一対のヨークと別のヨークに
    連結され、 上記中間シャフトが、外周にセレーションを形成した第
    1の軸と、 上記第1の軸のセレーションに歯合するセレーションを
    内周面に形成し、軸方向に延びるスリットによって弾性
    収縮可能に分割された筒状の軸挿入部を有する第2の軸
    と、 上記軸挿入部の外周に嵌合され、軸挿入部を弾性収縮さ
    せる輪ばねとを備えることを特徴とするユニバーサルジ
    ョイント。
  4. 【請求項4】第1十字軸を支持する一対の第1、第2の
    ヨークと、 第2十字軸を支持する一対の第3、第4のヨークと、 上記第2のヨークと第3のヨークとを連結する中間シャ
    フトとを備えるユニバーサルジョイントにおいて、 上記第1のヨークに、ステアリングシャフトを連結する
    請求項1記載の軸用クランプ継手を有し、 上記第4のヨークに、コラムロアシャフトの端部に形成
    されたセレーションに歯合した状態で、上記コラムロア
    シャフトの端部をかしめ接合していることを特徴とする
    ユニバーサルジョイント。
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