JP2007120555A - ダミーアクスルシャフト及びその取外治具 - Google Patents

ダミーアクスルシャフト及びその取外治具 Download PDF

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Abstract

【課題】デファレンシャル装置にアクスルドライブシャフトを取り付けるまでの間、アクスルドライブシャフトの代わりにデファレンシャル装置に取り付けることのできるダミーアクスルシャフト及びそのダミーアクスルシャフトを取り外すダミーアクスルシャフトの取外治具を提供する。
【解決手段】アクスルドライブシャフト120に代えて、ダミーアクスルシャフト1をデファレンシャル装置110に取り付けることによって、ダミーアクスルシャフト1の先端部2をデファレンシャル機構114の有する嵌合穴116aに嵌合させ、ダミーアクスルシャフト1の基端部4をケース100から側方に突出させ、且つ、ダミーアクスルシャフト1によってケース100の貫通孔103aを閉塞する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デファレンシャル装置の組立後から車両に搭載するまでの間、アクスルドライブシャフトの代わりにデファレンシャル装置に取り付けられるダミーアクスルシャフト及びそのダミーアクスルシャフトをデファレンシャル装置から取り外すダミーアクスルシャフトの取外治具に関する。
図6は、フロントデファレンシャル装置110を断面により示した図である。このフロントデファレンシャル装置110は、四輪駆動車の図示しない変速機のハウジングに一体に形成されたケース100内に収容される。
ケース100は、キャリア111を間に介在させて互いに車幅方向に離間して対峙する一対の側壁部101を有している。各側壁部101には、キャリア111の回転中心軸線Lと同軸上に開口するようにそれぞれ開口部102が形成されており、各開口部102にはリテーナ103が取り付けられている。
リテーナ103には、フロントアクスルドライブシャフト(アクスルドライブシャフト)120が挿入される貫通孔103aが穿設されており、キャリア111を回転自在に支持するベアリング104と、フロントアクスルドライブシャフト120との間をシールするオイルシール105が保持されている。リテーナ103は、ケース100の開口部102に取り付けることによって、ベアリング104とオイルシール105を回転中心軸線Lと同軸上に保持するように構成されている。
フロントデファレンシャル装置110のキャリア111は、デファレンシャル機構114を収容する空間部を有したキャリア本体112と、キャリア本体112から互いに離間する方向に突出する円筒状の軸部113を有しており、軸部113の先端部がリテーナ103のベアリング104に各々支持されて、ケース100内で回転中心軸線Lを回転中心として回転自在に支持されている。軸部113の内径穴113aは、一定径を有して回転中心軸線Lと同軸上に延在し、キャリア本体112内に連通して形成されている。
キャリア本体112には、リングギヤ118が回転中心軸線Lを回転中心として回転するように取り付けられている。そして、キャリア111(キャリア本体112)の内部に、ピニオン115、サイドギヤ116、ピニオンシャフト117が収容されてデファレンシャル機構114が構成される。
ピニオンシャフト117は、キャリア本体112内で回転中心軸線Lと直交する方向に延在して取り付けられており、そのピニオンシャフト117に一対のピニオン115がそれぞれ回転自在に支持されて、軸部113の中心軸線を間に互いに対向して配置されている。
サイドギヤ116は、キャリア本体112内で対をなしてそれぞれが一対のピニオン115の間で各ピニオン115に噛合し、且つ回転中心軸線Lと同軸上に回転自在に支持されており、ピニオンシャフト117を間に互いに対向する位置に配置されている。
サイドギヤ116には、サイドギヤ116の中心を軸方向に貫通して軸部113の内径穴113aに連通するスプライン穴116a(嵌合穴)が形成されている。スプライン穴116aの基端部は、サイドギヤ116の先端側から基端側に移行するに従い漸次拡径するテーパ状に形成されている。そして、スプライン穴116aの先端部には、フロントアクスルドライブシャフト120に装着されているサークリップ125が係入可能な内周溝116bが形成されている。
フロントアクスルドライブシャフト120は、丸棒形状を有しており、サイドギヤ116のスプライン穴116aに先端部121が嵌合し、中間部122が回転中心軸線Lに沿って延在して軸部113の内径穴113aとリテーナ103の貫通孔103aに挿通され、基端部123がケース100の側壁部101から側方に突出している。
フロントアクスルドライブシャフト120の先端部121は、サイドギヤ116のスプライン穴116aに嵌合するスプライン軸となっており、サイドギヤ116の内周溝116bに対応する位置には、外周溝121aが凹設されており、サークリップ125が外嵌されている。サークリップ125は、フロントアクスルドライブシャフト120の外周溝121aに外嵌された状態で、フロントアクスルドライブシャフト120の先端部121をサイドギヤ116のスプライン穴116aに嵌合させることによって、サイドギヤ116のスプライン穴116aに形成された内周溝116bに係入し、フロントアクスルドライブシャフト120とサイドギヤ116とを結合する。
フロントアクスルドライブシャフト120の中間部122は、軸部113の内径穴113aに挿通される軸径を有しており、軸部113の内径穴113aと対向する外周面には、ケース100内からの潤滑オイルの漏洩を防止するラビリンス122aが形成されている。ラビリンス122aは、軸方向に移行するに従い周方向に移行するように、複数の溝をクロス状に凹設することによって構成されている。また、ラビリンス122aよりも基端部123側の外周面は平滑に形成されており、リテーナ103に配置されたオイルシール105と全周に亘って当接してシールされている。
フロントアクスルドライブシャフト120の基端部123は、図示しないDOJ(ダブルオフセットジョイント)のスプライン穴に嵌合するスプライン軸となっている。そして、フロントアクスルドライブシャフト120の基端部123をDOJのスプライン穴に嵌合させてノックピン(いずれも図示せず)によって結合するように構成されている。
上記構成によれば、変速機の製造工程においてフロントデファレンシャル装置110の組み立てが行われ、その組立時にフロントデファレンシャル装置110にフロントアクスルドライブシャフト120が取り付けられる。
したがって、変速機の組立後、試運転をして車両に搭載するまで、ケース100内部、及び、キャリア111の軸部113の内径穴113aは、フロントアクスルドライブシャフト120によって閉塞されており、ケース100内、キャリア111内に貯留されている潤滑油が外部に漏出することはなかった。
ところで、上述のように、フロントアクスルドライブシャフト120にDOJを嵌合させてノックピンにより結合する構成を採用する場合は、フロントアクスルドライブシャフト120とDOJとの嵌め合い公差等に起因して両者間に回転方向のガタつきを生じ、例えば車両の減速から加速への移行時、或いは加速から減速への移行時にショックを発するおそれがある。
そこで、フロントアクスルドライブシャフト120とDOJとの間のガタつきを解消することを目的として、フロントアクスルドライブシャフト120とDOJとが予め一体に結合された構成を採用し、デファレンシャル装置110を車両に実際に搭載する際に、フロントアクスルドライブシャフトをデファレンシャル装置110に装着する。
尚、デファレンシャル装置にアクスルドライブシャフトを取り付けるときに、アクスルドライブシャフトの先端部でオイルシールに傷を付けないように案内する治具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−76761号公報
しかしながら、フロントアクスルドライブシャフトとDOJとが予め一体に結合された構成を採用すると、変速機組立工場で変速機を組み立ててから車両組立工場で車両に搭載するまでの間、フロントアクスルドライブシャフトをフロントデファレンシャル装置110に結合することができない。
したがって、フロントアクスルドライブシャフトの結合前は、ピニオン115やサイドギヤ116の位置決めができず、変速機組立工場においてデファレンシャル装置110の試運転を行うことができない。また、フロントアクスルドライブシャフトの結合前は、ケース100の内方と外方とが連通状態となり、且つ、キャリア111の内方と外方とが軸部113の内径穴113aを介して連通した状態となる。このため、フロントアクスルドライブシャフトの結合前すなわち変速機組立工場においてケース100内、キャリア111内に潤滑油を充填すると、例えば変速機組立工場から車両組立工場までの搬送中に、ケース100内の潤滑油が外部に漏出するため、車両組立工場においてフロントアクスルドライブシャフトの結合後に、潤滑油を充填する必要が有り、作業性の悪化を招く。
このような問題は、上述のような四輪駆動車の変速機のハウジングにケース100が一体に形成されたフロントデファレンシャル装置110に限定されるものではなく、アクスルドライブシャフトとDOJとが予め一体に結合された構成を採用する場合は、車両に取り付けられる全てのデファレンシャル装置についても生ずるものである。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、その目的は、デファレンシャル装置にアクスルドライブシャフトを取り付けるまでの間、アクスルドライブシャフトの代わりにデファレンシャル装置に取り付けることができるダミーアクスルシャフト及びそのダミーアクスルシャフトをデファレンシャル装置から取り外すダミーアクスルシャフトの取外治具を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に記載の発明によるダミーアクスルシャフトは、互いに対向する一対の側壁部にそれぞれ貫通孔が同軸上に開口して形成されたケースと、ケースの一対の側壁部の間に介在されたデファレンシャル機構と、ケースの側壁部の貫通孔から挿入されてデファレンシャル機構が有する嵌合穴に嵌合するアクスルドライブシャフトとを有するデファレンシャル装置を対象とし、アクスルドライブシャフトの代わりに、デファレンシャル装置に取り付けられるダミーアクスルシャフトであって、貫通孔から挿入されて嵌合穴に嵌合する先端部と、ケースから突出する基端部とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によるダミーアクスルシャフトは、互いに対向する一対の側壁部にそれぞれ貫通孔が同軸上に開口して形成されたケースと、ケースの一対の側壁部の間にキャリア本体が介在されて、キャリア本体内に連通する内径穴を有した円筒状の軸部がキャリア本体から互いに離間する方向に各々延出して各側壁部にそれぞれ支持され、貫通孔と同軸上の回転中心軸線を中心として回転可能なキャリアと、キャリア内で回転中心軸線に直交する方向に延在して支持されたピニオンシャフトと、ピニオンシャフトに回転自在に支持されて、回転中心軸線を間に互いに対向して配置された一対のピニオンと、キャリア内でピニオンシャフトを間に互いに対向し、回転中心軸線と同軸上に配置されて一対のピニオンにギヤ部が噛合し、回転中心軸線に沿って延在して軸部の内径穴に連通する嵌合穴が穿設された一対のサイドギヤと、側壁部の貫通孔からケース内に挿入されてキャリアの軸部の内径穴を通過し、サイドギヤの嵌合穴に嵌合するアクスルドライブシャフトと、を有するデファレンシャル装置を対象とし、アクスルドライブシャフトの代わりに、デファレンシャル装置に取り付けられるダミーアクスルシャフトであって、貫通孔から挿入されてサイドギヤの嵌合穴に嵌合する先端部と、ケースから側方に突出する基端部とを有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のダミーアクスルシャフトにおいて、先端部に設けられて嵌合穴内で拡径して嵌合穴の内周面を拡径方向に押圧する押圧手段を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によるダミーアクスルシャフトの取外治具は、請求項1〜3のいずれか1項に記載したダミーアクスルシャフトの基端部を挿入可能な挿入孔と、挿入孔内に突出してダミーアクスルシャフトの基端部の外周面に周方向に沿って凹設された係止溝に係入する突出位置と、挿入孔内から待避して係止溝への係入を解除する待避位置とのいずれか一方に選択的に移動可能な係止手段とを有するソケット部を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によると、ダミーアクスルシャフトをデファレンシャル装置に取り付けることによって、ダミーアクスルシャフトの先端部をデファレンシャル機構の有する嵌合穴に嵌合させ、ダミーアクスルシャフトの基端部をケースから側方に突出させることができ、且つ、ダミーアクスルシャフトによってケースの貫通孔を閉塞することができる。
したがって、アクスルドライブシャフトの結合前に、ケース内、キャリア内に潤滑油を充填してもダミーアクスルシャフトによって閉塞することができ、且つ、ダミーアクスルシャフトによってデファレンシャル機構の支持及び位置決めを行うことができるため、アクスルドライブシャフトとDOJとが予め一体に結合された構成を採用する場合に、デファレンシャル装置を車両に搭載する前であっても、デファレンシャル装置の試運転を行うことができる。また、変速機組立工場においてケース内、キャリア内に潤滑油を充填しても、ダミーアクスルシャフトによってケースの貫通孔を閉塞することができるため、例えば変速機組立工場から車両組立工場までの搬送中における潤滑油の漏出を防止することができる。
また、アクスルドライブシャフトとDOJとが予め一体に結合された構成を採用する場合であっても、ダミーアクスルシャフトの取り付けにより、アクスルドライブシャフトの結合前に、潤滑油を充填することができるため、作業性の向上を図れる。
請求項2の発明によると、ダミーアクスルシャフトをデファレンシャル装置に取り付けることによって、ダミーアクスルシャフトの先端部をサイドギヤの嵌合穴に嵌合させ、ダミーアクスルシャフトの基端部をケースから側方に突出させることができ、且つ、ダミーアクスルシャフトによってケースの貫通孔を閉塞することができる。
したがって、アクスルドライブシャフトの結合前に、ケース内、キャリア内に潤滑油を充填してもダミーアクスルシャフトによって閉塞することができ、且つ、ダミーアクスルシャフトによってサイドギヤやピニオンなどのデファレンシャル機構の支持及び位置決めを行うことができるため、アクスルドライブシャフトとDOJとが予め一体に結合された構成を採用する場合に、デファレンシャル装置を車両に搭載する前であっても、デファレンシャル装置の試運転を行うことができる。また、変速機組立工場においてケース内、キャリア内に潤滑油を充填しても、ダミーアクスルシャフトによってケースの貫通孔を閉塞することができるため、例えば変速機組立工場から車両組立工場までの搬送中における潤滑油の漏出を防止することができる。
また、アクスルドライブシャフトとDOJとが予め一体に結合された構成を採用する場合であっても、ダミーアクスルシャフトの取り付けにより、アクスルドライブシャフトの結合前に、潤滑油を充填することができるため、作業性の向上を図れる。
請求項3の発明によると、ダミーアクスルシャフトの先端部には、嵌合穴内で拡径して嵌合穴の内周面を拡径方向に押圧する押圧手段が設けられているので、嵌合穴に対してダミーアクスルシャフトが軸方向に移動する際に一定の抵抗力を付与することができ、ダミーアクスルシャフトの先端部が嵌合穴から抜脱するのを抑制できる。
請求項4に記載の発明によると、ソケット部の挿入孔にダミーアクスルシャフトの基端部を挿入して、係止手段を突出位置に移動させることによって、係止手段を係止溝に係入させることができる。そして、かかる係入状態でソケット部をダミーアクスルシャフトの軸方向に沿って引っ張ることによってダミーアクスルシャフトの基端部を引っ張り、ダミーアクスルシャフトの先端部を嵌合穴から抜脱して、ケースの貫通孔から抜き出すことができる。したがって、ダミーアクスルシャフトのデファレンシャル装置からの取外し作業を容易に行うことができる。
次に、本発明の実施の形態について図1〜図5に基づいて以下に説明する。尚、ケース100及びフロントデファレンシャル装置110の構成については、前述と同様であるので、その詳細な説明を省略する。図1は、本実施の形態におけるダミーアクスルシャフト1をフロントデファレンシャル装置に挿着した状態を示す図、図2は、ダミーアクスルシャフト1の構成を説明する図である。
ダミーアクスルシャフト1は、図1及び図2に示すように、一直線状に延在する丸棒形状を有しており、サイドギヤ116のスプライン穴(嵌合穴)116aに先端部2が嵌合し、中間部3が回転中心軸線Lに沿って延在して軸部113の内径穴113a及びリテーナ103の貫通孔103a内に介在され、基端部4がケース100の側壁部101から側方に突出する全体長さを有している。
ダミーアクスルシャフト1の先端部2は、サイドギヤ116のスプライン穴116aに嵌入するスプライン軸を有しており、その外周面には外周溝2aが凹設されてサークリップ(押圧手段)11が外嵌されている。
外周溝2aは、ダミーアクスルシャフト1の先端部2をサイドギヤ116のスプライン穴116aに嵌入した際に、サイドギヤ116の内周溝116bよりもサイドギヤ116の基端部側に位置する箇所に形成されており、内周溝116bの位置と軸方向に一致しないようになっている(図1参照)。
サークリップ11は、C字状に湾曲した線材によって構成されており、外周溝2a内を案内されてダミーアクスルシャフト1の径方向に自由に移動可能な線径を有している。そして、サークリップ11は、図2に示すように、その外周縁部がダミーアクスルシャフト1の先端部2の外周面から径方向外側に向かって突出し、ダミーアクスルシャフト1の先端部2をサイドギヤ116のスプライン穴116aに嵌入することによってスプライン穴116aの内周面と当接して縮径する方向に弾性変形し、その弾性復元力によって所定の押圧力でスプライン穴116aの内周面を押圧するように構成されている。
ダミーアクスルシャフト1の中間部3は、キャリア111の軸部113の内径穴113aに配置される第1中間部3Aとリテーナ103の貫通孔103a内に配置される第2中間部3Bを有している。
第1中間部3Aは、先端部2よりも大径で外周面が軸部113の内径穴113aと対向する軸径を有している。そして、第1中間部3Aの外周面には、ケース100内から外部への潤滑オイルの漏洩を防止するラビリンス3aが設けられている。ラビリンス3aは、軸方向に移行するに従い周方向に移行するように、複数の溝をクロスハッチ状に凹設することによって形成されている。
第2中間部3Bは、第1中間部3Aとの間に段差を介して拡径されており、一定径を有して軸方向に延在する平滑な外周面を有している。そして、リテーナ103のオイルシール105が全周に亘って密着してシールするように構成されている。
ダミーアクスルシャフト1の基端部4は、先端部2とほぼ同一の軸径を有して延在し、先端部2をサイドギヤ116のスプライン穴116aに嵌入してフロントデファレンシャル装置110に挿着することによって、ケース100の側壁部101から側方に所定長さだけ突出するように構成されている。基端部4の外周面には、後述する取外治具20と係合する係止溝4aが設けられている。係止溝4aは、基端部4の端面から所定距離だけ先端部側に離間した箇所に形成されており、所定深さで軸方向に所定幅を有して周状に凹設されている。
上記構成を有するダミーアクスルシャフト1のフロントデファレンシャル装置110への挿着は、ダミーアクスルシャフト1をケース100の側方から回転中心軸線Lに沿って接近させ、ダミーアクスルシャフト1の先端部2をリテーナ103の貫通孔103aに挿入してキャリア111の軸部113の内径穴113aを通過させ、先端部2をサイドギヤ116のスプライン穴116aに嵌入することによって行われる。
ダミーアクスルシャフト1は、フロントデファレンシャル装置110への挿着により、サイドギヤ116と一体に回転可能に支持され、サイドギヤ116を回転中心軸線Lと同軸上に回転可能に位置決めする。
かかる挿着状態では、キャリア111の軸部113の内径穴113aは、ダミーアクスルシャフト1の第1中間部3Aによって閉塞され、且つ、貫通孔103aに装着されたオイルシール105との共働により貫通孔103aは、ダミーアクスルシャフト1の第2中間部3Bによって閉塞され、ケース100の内部と外部との連通が遮断される。そして、第1中間部3Aの外周面にはラビリンス3aが形成され、第2中間部3Bはオイルシール105によってシールされている。したがって、アクスルドライブシャフトの結合前に、ケース100内、キャリア111内に潤滑油を充填してもダミーアクスルシャフト1によって閉塞することができ、且つ、ダミーアクスルシャフト1によってサイドギヤ116やピニオン115などのデファレンシャル機構114の支持及び位置決めを行うことができるため、アクスルドライブシャフトとDOJとが予め一体に結合された構成を採用する場合に、デファレンシャル装置110(変速機)を車両に搭載する前であっても、デファレンシャル装置110(変速機)の試運転を行うことができる。
また、変速機組立工場においてケース100内、キャリア110内に潤滑油を充填しても、ダミーアクスルシャフト1によってケース100の貫通孔103aを閉塞することができるため、例えば変速機組立工場から車両組立工場までの搬送中における潤滑油の漏出を防止することができる。
さらに、アクスルドライブシャフトとDOJとが予め一体に結合された構成を採用する場合であっても、ダミーアクスルシャフト1の取り付けにより、アクスルドライブシャフトの結合前に、ケース100内、キャリア110内に潤滑油を充填することができるため、作業性の向上が図れる。
また、ダミーアクスルシャフト1のフロントデファレンシャル装置110への挿着状態では、サークリップ11は、サイドギヤ116のスプライン穴116a内で弾性変形して縮径しており、その弾性復元力によって所定の押圧力でスプライン穴116aの内周面を押圧している。したがって、ダミーアクスルシャフト1を軸方向に移動させる際に一定の抵抗力を付与することができ、ダミーアクスルシャフト1の外れを防止、すなわち、ダミーアクスルシャフト1の先端部2がサイドギヤ116のスプライン穴116aから抜脱するのを抑制することができる。
また、ダミーアクスルシャフト1の先端部2に形成されている外周溝2aと、サイドギヤ116のスプライン穴116aに形成されている内周溝116bとは、その位置が軸方向に偏位しており、サイドギヤ116の内周溝116bの方がピニオンシャフト117側に形成され、ダミーアクスルシャフト1の外周溝2aの方が内周溝116bよりもサイドギヤ116の基端側に配置されることから、ダミーアクスルシャフト1を挿着する際に外周溝2aの位置と内周溝116bの位置とが互いに一致することはない。したがって、サークリップ11がサイドギヤ116の内周面116bに係入することはなく、ダミーアクスルシャフト1の取り外しを容易に行うことができる。
次に、上記ダミーアクスルシャフト1をフロントデファレンシャル装置110から取り外す取外治具20の構成について以下に説明する。図3は、取外治具20の全体構成図であり、図4及び図5は、取外治具20の要部を示す断面図である。
取外治具20は、図3に示すように、主たる構成要素としてスライド部21とベース部31とからなる。スライド部21は、ダミーアクスルシャフト1の基端部4を挿入可能な挿入孔22aを有するソケットノーズ(ソケット部)22を備えている。
ソケットノーズ22は、所定の肉厚を有する円管部材によって構成されており、ダミーアクスルシャフト1の基端部4をソケットノーズ22の先端部22A側から挿入孔22aに挿入して外嵌できるようになっている。
ソケットノーズ22の軸方向略中央位置には、外周面が一定径を有して軸方向に延在する中間部22Bが形成されており、ソケットノーズ22の中間部22Bよりも軸方向後側には、中間部22Bとの間に段差を介して拡径されて外周面が一定径を有して軸方向に沿って延在する拡径部22Cが形成されている。
ソケットノーズ22の中間部22Bには、ボール保持孔22bがソケットノーズ22の周方向に所定間隔をおいて複数穿設されており、各ボール保持孔22bにボール(係止手段)23がそれぞれ1個ずつ収容されている。
ボール23は、中間部22Bの肉厚よりも大きな直径を有しており、ボール保持孔22b内をソケットノーズ22の径方向中心に向かって移動することによってボール23の一部がソケットノーズ22の挿入孔22a内に突出し(突出位置)、ソケットノーズ22の径方向外側に向かって移動することによってソケットノーズ22の挿入孔22aの内周面と面一となる位置(待避位置)まで待避できるようになっている。
ソケットノーズ22には、スリーブ24が外嵌されて固定されている。スリーブ24は、ソケットノーズ22よりも外径が一回り大きい円筒形状を有しており、ソケットノーズ22の先端部22Aに一端が固定されて、中間部22Bの外周面との間及び拡径部22Cの外周面との間にそれぞれ所定の間隙を有して対向するように、軸方向後側に向かって一定の内径を有して延在している。
ベース部31は、クランプ本体32と、クランプ本体32に一体に取り付けられるアダプタ33を備えている。クランプ本体32は、スライド部21のソケットノーズ22及びスリーブ24と同軸上に配置されて、スライド部21の基端側から先端側に向かって延出してソケットノーズ22とスリーブ24との間に介在される円筒形状を有しており、スライド部21を軸方向に沿って前後に往復移動可能に支持している。
クランプ本体32の先端部32Aには、ソケットノーズ22の中間部22Bとスリーブ24との間に介在される厚肉部32cと、ソケットノーズ22の拡径部22Cとスリーブ24との間に介在される薄肉部32aと、厚肉部32cから薄肉部32aに移行するに従い漸次縮径するテーパ部32bとが設けられている。
テーパ部32bは、図4に示すように、スライド部21の軸方向前側への移動に応じてボール23をソケットノーズ22の径方向中心に向かって押圧して移動させ、スライド部21が軸方向前側のロック位置に移動した状態でボール23の一部がソケットノーズ22の挿入孔22aの内周面から突出した状態にボール23を保持する一方、図5に示すように、スライド部21の軸方向後側への移動に応じてボール23をソケットノーズ22の径方向外側に向かって移動できる状態とし、スライド部21が軸方向後側のロック解除位置に移動した状態でボール23をソケットノーズ22の挿入孔22aの内周面と面一となる位置まで待避させることができるようになっている。
アダプタ33は、クランプ本体32の基端部32Bに先端部33Aが結合されてクランプ本体32に一体に取り付けられる丸棒形状を有しており、アダプタ33の基端部33Bにはハンドル33bが形成されている。
アダプタ33の先端部33Aは、略円柱形状を有しており、その外周面にはクランプ本体32の基端部32Bと螺合する雄ねじ部が螺設されている。アダプタ33の先端部33Aとソケットノーズ22との間には、プッシュスプリング41が介在されており、ソケットノーズ22をアダプタ33の先端部33Aから離間する方向である軸方向前側に向かって付勢している。
アダプタ33の先端部33Aの端面中央には、軸方向に沿ってシリンダ穴33aが凹設されており、ピストン34の基端部34Bが挿入されている。
ピストン34は、シリンダ穴33a内に基端部34Bが挿入され、先端部34Aがソケットノーズ22の挿入孔22aに挿入されており、シリンダ穴33a及び挿入孔22aによって軸方向に沿って前進端位置と後退端位置との間を往復移動可能に支持されている。そして、アダプタ33との間に介在されたピストンスプリング36によって軸方向前側に向かって付勢されている。
ピストン34は、図5に示す前進端位置に移動することによってボール保持孔22bの径方向中心側を閉塞し、図4に示す後退端位置に移動することによってボール保持孔22bの径方向中心側を開放するように構成されている。
ピストン34の先端部34Aにはパッキン35が取り付けられており、ダミーアクスルシャフト1の基端部4の端面との接面によってダミーアクスルシャフト1に傷が付くのを防止している。
上記構成を有する取外治具20のダミーアクスルシャフト1への取り付けは、まず、取外治具20のスライド部21が、図5に示すようにロック解除位置に移動されたアンクランプ状態とされる。かかるアンクランプ状態では、ピストン34が前進端位置に移動してボール保持孔22bの径方向中心側を閉塞しており、ボール23がソケットノーズ22の挿入孔22aの内周面と面一となる位置(待避位置)まで待避している。
そして、ソケットノーズ22をダミーアクスルシャフト1の基端部4に外嵌させて、ピストン34をダミーアクスルシャフト1の基端部4の端面に当接させて、取外治具20をピストンスプリング36の付勢力に抗して更に軸方向前側に向かって押し込む。
この取外治具20の押し込みにより、図4に示すように、ダミーアクスルシャフト1の基端部4の係止溝4aとソケットノーズ22のボール保持孔22bの位置とが一致すると、ボール23がソケットノーズ22の径方向中心に向かって移動可能となり、スライド部21がプッシュスプリング41の付勢力によって軸方向前側に向かって移動される。そして、テーパ部32bによってボール23がソケットノーズ22の径方向中心に向かって押圧されて、ボール23の一部がソケットノーズ22の挿入孔22a内に突出し(突出位置)、ダミーアクスルシャフト1の基端部4の係止溝4aと係合する。
従って、ハンドル33bを軸方向後側に向かって引っ張ることによって、ダミーアクスルシャフト1をデファレンシャル装置110から引き抜くことができ、ダミーアクスルシャフト1の取外作業を容易に行うことができる。
そして、スリーブ24を軸方向後側に向かって移動させてスライド部21をロック位置からロック解除位置に移動させることによって、ダミーアクスルシャフト1の基端部4の係止溝4aとボール23との係合を解除し、取外治具20からダミーアクスルシャフト1を取り外すことができる。
上記構成を有するダミーアクスルシャフト1によれば、フロントデファレンシャル装置110への挿着により、サイドギヤ116と一体に回転可能に支持され、サイドギヤ116を回転中心軸線Lと同軸上に回転可能に位置決めすることができる。
そして、軸部113の内径穴113aをダミーアクスルシャフト1の第1中間部3Aによって閉塞してケース100の内部と外部との連通を遮断し、更に第1中間部3Aの外周面にラビリンス3aを形成し、第2中間部3Bをオイルシール105によってシールすることにより、ケース100内に充填されている潤滑オイルがケース100から外部に漏出するのを防ぐことができる。
また、ダミーアクスルシャフト1が挿着された状態では、サークリップ11をサイドギヤ116のスプライン穴116a内で弾性変形により縮径させて、その弾性復元力によって所定の押圧力でスプライン穴116aの内周面を押圧させているので、ダミーアクスルシャフト1を軸方向に移動させる際に一定の抵抗力を付与することができ、ダミーアクスルシャフト1の外れを防止できる。
さらに、ダミーアクスルシャフト1の先端部2に形成されている外周溝2aと、サイドギヤ116のスプライン穴116aに形成されている内周溝116bの位置を軸方向に偏位させて、サイドギヤ116の内周溝116bをピニオンシャフト117側に形成し、ダミーアクスルシャフト1の外周溝2aを内周溝116bよりもサイドギヤ116の基端側に配置して、ダミーアクスルシャフト1を挿着する際に外周溝2aの位置と内周溝116bの位置とが互いに一致しない構成としたので、サークリップ11がサイドギヤ116の内周溝116bに係入することはなく、ダミーアクスルシャフト1のデファレンシャル装置110からの取外作業を容易に行うことができる。
一方、上記構成を有する取外治具20によれば、ソケットノーズ22の挿入孔22aにダミーアクスルシャフト1の基端部4を差し入れて軸方向前側に押し込むだけで、ダミーアクスルシャフト1の基端部4の係止溝4aにボール23を係合させることができ、かかる係合状態でハンドル33bを軸方向後側に向かって引っ張ることによって、ダミーアクスルシャフト1をデファレンシャル装置110から引き抜いて取り外すことができる。
そして、スリーブ24をベース部31に対して軸方向後側に移動させることによって、ボール23をソケットノーズ22の挿入孔22aの内周面と面一となる位置まで待避させて、ダミーアクスルシャフト1の係止溝4aとの係合を解除することができる。したがって、取外治具20からダミーアクスルシャフト1を容易に取り外すことができる。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、四輪駆動車の変速機のケース内に収容されるフロントデファレンシャル装置110の場合を例に説明したが、デファレンシャル装置を車両に実際に搭載する際に、アクスルドライブシャフトをサイドギヤに挿着して結合するタイプのデファレンシャル装置であればよい。
本実施の形態におけるダミーアクスルシャフトをデファレンシャル装置に挿着した状態を示す図である。 ダミーアクスルシャフトの構成を説明する図である。 取外治具の全体構成図である。 取外治具の要部を示す断面図である。 取外治具の要部を示す断面図である。 従来技術を説明する図である。
符号の説明
1 ダミーアクスルシャフト
2 先端部
3 中間部
3a ラビリンス
4 基端部
4a 係止溝
11 サークリップ(押圧手段)
20 取外治具
21 スライド部
22 ソケットノーズ(ソケット部)
22a 挿入孔
23 ボール(係止手段)
31 ベース部
100 ケース
101 側壁部
102 開口部
103 リテーナ
103a 貫通孔
111 キャリア
112 キャリア本体
113 軸部
113a 内径穴
114 デファレンシャル機構
115 ピニオン
116 サイドギヤ
116a 嵌合穴
117 ピニオンシャフト
120 アクスルドライブシャフト

Claims (4)

  1. 互いに対向する一対の側壁部にそれぞれ貫通孔が同軸上に開口して形成されたケースと、該ケースの一対の側壁部の間に介在されたデファレンシャル機構と、前記ケースの側壁部の貫通孔から挿入されて前記デファレンシャル機構が有する嵌合穴に嵌合するアクスルドライブシャフトとを有するデファレンシャル装置を対象とし、
    前記アクスルドライブシャフトの代わりに、前記デファレンシャル装置に取り付けられるダミーアクスルシャフトであって、
    前記貫通孔から挿入されて前記嵌合穴に嵌合する先端部と、
    前記ケースから突出する基端部とを有することを特徴とするダミーアクスルシャフト。
  2. 互いに対向する一対の側壁部にそれぞれ貫通孔が同軸上に開口して形成されたケースと、
    該ケースの一対の側壁部の間にキャリア本体が介在されて、該キャリア本体内に連通する内径穴を有した円筒状の軸部が前記キャリア本体から互いに離間する方向に各々延出して前記各側壁部にそれぞれ支持され、前記貫通孔と同軸上の回転中心軸線を中心として回転可能なキャリアと、
    前記キャリア内で前記回転中心軸線に直交する方向に延在して支持されたピニオンシャフトと、
    該ピニオンシャフトに回転自在に支持されて、前記回転中心軸線を間に互いに対向して配置された一対のピニオンと、
    前記キャリア内で前記ピニオンシャフトを間に互いに対向し、前記回転中心軸線と同軸上に配置されて前記一対のピニオンにギヤ部が噛合し、前記回転中心軸線に沿って延在して前記軸部の内径穴に連通する嵌合穴が穿設された一対のサイドギヤと、
    前記側壁部の貫通孔から前記ケース内に挿入されて前記キャリアの軸部の内径穴を通過し、前記サイドギヤの嵌合穴に嵌合するアクスルドライブシャフトと、を有するデファレンシャル装置を対象とし、
    前記アクスルドライブシャフトの代わりに、前記デファレンシャル装置に取り付けられるダミーアクスルシャフトであって、
    前記貫通孔から挿入されて前記サイドギヤの嵌合穴に嵌合する先端部と、
    前記ケースから側方に突出する基端部とを有することを特徴とするダミーアクスルシャフト。
  3. 前記先端部に設けられ、前記嵌合穴内で拡径して前記嵌合穴の内周面を拡径方向に押圧する押圧手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のダミーアクスルシャフト。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載したダミーアクスルシャフトの基端部を挿入可能な挿入孔と、該挿入孔内に突出して前記ダミーアクスルシャフトの基端部の外周面に周方向に沿って凹設された係止溝に係入する突出位置と、前記挿入孔内から待避して前記係止溝への係入を解除する待避位置とのいずれか一方に選択的に移動可能な係止手段とを有するソケット部を備えたことを特徴とするダミーアクスルシャフトの取外治具。
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