JP3411640B2 - 電磁トランスデューサ - Google Patents

電磁トランスデューサ

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JP3411640B2
JP3411640B2 JP25894193A JP25894193A JP3411640B2 JP 3411640 B2 JP3411640 B2 JP 3411640B2 JP 25894193 A JP25894193 A JP 25894193A JP 25894193 A JP25894193 A JP 25894193A JP 3411640 B2 JP3411640 B2 JP 3411640B2
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ジェラルド・スーメリ
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ウーテーアー・エス・アー・ファブリック・デボーシュ
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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は多極永久磁石を有する電
磁トランスデューサに関するものである。更に詳しく言
えば、本発明は、2より大きい偶数であるX個の磁極対
を示す多極永久磁石を有し、可逆電磁トランスデューサ
として使用できる三相トランスデューサに関するもので
ある。本発明の電磁トランスデューサは数多くの用途、
たとえば、情報領域またはオーディオビジュアル領域に
おいてディスク、リールまたはカセットを駆動するため
のモータとして使用されるようになっている。 【0002】 【従来の技術】電子ウオッチの場合には、二極永久磁石
を有し、回転子が1ステップごとに180度回る歩進モ
ードで動作する電磁モータが一般に採用されている。そ
のウオッチが秒針を含み、ステップの周波数が1Hzで
あるとすると、モータの回転子とその針の間で30分の
1に減速する必要がある。したがって、回転子が1ステ
ップ当たり180度回転するので、そのように減速させ
る歯車装置を必要とする。そうすると摩擦のためにエネ
ルギーの損失が生じ、騒音が発生される。 【0003】一般的な態様においては、二極永久磁石で
疑似連続歩進回転を行わせるためには、モータの回転周
波数を高くし、そのモータの回転子と、そのモータによ
り駆動される装置との間に減速機構を設ける必要があ
る。そうするとエネルギー損失が増大し、製造コストが
増加する事が不可避である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、1ス
テップ当たり小さい角度変位で歩進動作を可能にする電
磁トランスデューサを得ることである。本発明の第2の
目的は、高エネルギー効率を持つにもかかわらず、比較
的低コストで容易に超小型化できる電磁トランスデュー
サを得ることである。本発明の第3の目的は、有用なエ
ネルギーと、体積とに比例した出力を確保できる小型構
造の電磁トランスデューサを得ることである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、固定子と、こ
の固定子に対して回転するために装着された回転子とを
備え、この回転子は、それの位置決め輪軸により定めら
れた回転軸線を中心として回転するようにされ、かつ、
前記回転軸線の周囲に円形に配置された回転子磁極対
のセットにより形成されて、前記回転軸に垂直な回転子
平面を定める2より大きい偶数の数からなる多極永久磁
石を含み、各回転子磁極対の向きは前記回転軸線の方向
にほぼ沿っていて隣接する磁極対の向きとは逆の向きで
あり、かつ各回転子磁極対は、前記回転子平面内で前記
回転軸線に対して角度αを成し、その角度の値は360
°を回転子磁極対の前記数で除した値に等しい、電磁ト
ランスデューサにおいて、Nを2より大きい整数とし
て、N個の磁束誘導分岐にそれぞれ組合わされたN個の
励磁手段を含み、かつ、第1の主固定子部品および第2
の主固定子部品を備え、第1の主固定子部品は、高い磁
気抵抗の領域により相互に磁気絶縁されて、前記回転子
平面からの前記多極永久磁石の突き出ている部分に対し
てその多極永久磁石の上に重畳される第1の重畳部を含
N個の主磁極を構成し、それらの各主磁極は少なくと
も1つの第2の磁極を備え、この第2の磁極は前記回転
子平面からの前記多極永久磁石の突き出ている部分に対
してその多極永久磁石の上に少なくとも部分的に重畳さ
れ、前記第2の磁極は、前記回転子平面に平行な第1の
固定子平面をほぼ定め、各第2の磁極は前記第1の固定
子平面内で、前記回転軸線に対して前記角度αとほぼ等
しいある角度を持つように定められ、各前記主磁極の各
第2の磁極は、隣接する2つの各主磁極の各第2の極
と、前記回転軸線とに対して、あるずれ角度だけ移動さ
せられており、そのずれ角度の値、すなわち、前記角度
αのモジュロ値、はその角度αをNで除した値に等し
く、前記第2の主固定子部品は戻り磁極を定め、その第
2の重畳部が前記回転子平面からの前記多極永久磁石の
突き出ている部分に対してその多極永久磁石の上に重畳
され、その第2の重畳部は前記回転子平面に平行な第2
の固定子平面をほぼ定め、前記第1の固定子平面と前記
第2の固定子平面は前記回転子平面のそれぞれの側に配
置され、各前記磁束誘導分岐は、異なる前記主磁極へ磁
気結合される第1の端部と、前記戻り磁極へ磁気結合さ
れる第2の端部とを含むことを特徴とする電磁トランス
デューサを提供するものである。 【0006】本発明のトランスデューサの付加特性によ
れば、前記第1の主固定子部品の各前記主磁極は少なく
とも2つの第2の磁極を備え、共通の主磁極に属する隣
接する第2の磁極は前記第1の固定子平面内で相互に、
かつ前記回転軸に対して、前記角度αの値の2倍にほぼ
等しい値の角度だけ角変位させられる。 【0007】本発明のトランスデューサの別の特性によ
れば、第1の主固定子部品と第2の主固定子部品は、前
記回転子平面内で前記多極永久磁石の突き出ている部分
に対してその多極永久磁石の上に重畳されない第1の部
分と第2の部分をそれぞれ備え、それらの重畳されない
第1の部分と第2の部分は、互いにほぼ平行な第1の全
体的な平面と第2の全体的な平面内にそれぞれ配置され
る。更に、それらの第1の全体的な平面と第2の全体的
な平面の間に構成されている領域内に磁束誘導分岐が配
置される。 【0008】本発明のトランスデューサの特定の実施例
によれば、第1の主固定子部品または第2の主固定子部
品は完全に平らである。本発明の主な実施例において
は、第2の主固定子部品に属する前記トランスデューサ
の戻り磁極は、前記回転子平面内から突出している部分
に対して、第1の主固定子部品の前記第2の極の上に少
なくとも部分的に重畳され、かつ前記多極永久磁石の上
に少なくとも部分的に重畳される第2の極を備え、第2
の主固定子部品の第2の極の、前記回転軸に対する前記
第2の固定子平面内における角度分布は、第1の主固定
子部品の第2の極のそれとほぼ同一である。 【0009】本発明のトランスデューサの特定の実施例
によれば、第1の主固定子部品と第2の主固定子部品の
少なくとも一方の各第2の磁極は、円形の凹凸状部分の
異なる歯により形成され、または、補強ブリッジにより
共通極の別の歯へ結合されている異なる歯により形成さ
れ、あるいは環状部を形成する脈動状部分の頂上部によ
り形成され、その頂上部は、その脈動状部分の表面の中
間平面に対して、前記多極永久磁石の側に配置される。 【0010】次に、本発明の特徴によれば、第1の重畳
部と第2の重畳部の少なくとも一方が、多極永久磁石の
方向に、固定子の第1の全体的な平面と第2の全体的な
平面の少なくとも一方に対して相対的にそれぞれ少なく
とも部分的に他より厚い厚さを有し、または、固定子の
第1の全体的な平面と第2の全体的な平面の少なくとも
一方に対して相対的にそれぞれ少なくとも部分的にくぼ
まされる。以上説明した本発明の特徴によって本発明の
種々の目的が達成される。 【0011】 【実施例】まず、図1〜3を参照して本発明の電磁トラ
ンスデューサの第1の実施例について説明する。その電
磁トランスデューサは固定子2と、この固定子2に対し
て回転するように装着された回転子4とを備える。その
回転子4は位置決め輪軸6と多極永久磁石10を備え
る。その位置決め輪軸は回転軸線8を構成する。多極永
久磁石10は回転軸線8に垂直な回転子平面12を定め
る。多極永久磁石10は回転子の回転軸線8にほぼ平行
な磁軸16を示す1組の回転子極対14により形成され
る。 【0012】回転子磁極対の磁軸16の向きは隣接する
2つの回転子磁極対の磁軸の向きとは逆である。多極永
久磁石10を構成する回転子磁極対の数は2より大きい
偶数である。回転子磁極対は回転軸線8を中心として円
形に配置される。この実施例においては、多極永久磁石
10は環状であって、20個の回転子磁極対14を備え
る。非磁性円板18がその環の中心に配置され、多極永
久磁石10が位置決め輪軸6へ固定されるように、回転
子4の位置決め輪軸6へ装着される。 【0013】回転子4の位置決め輪軸6は、たとえば、
位置決め籠(図示せず)により、またはとくに当業者に
知られているモータのためのトランスデューサ回転子の
その他の組立手段により固定子2に対して回転できるよ
うに装着できる事に気が付くであろう。 【0014】図1に示されている第1の実施例において
は、各回転子磁極対14は、回転子平面12内で、回転
子の回転軸線8に対して角度αを成す。したがって、こ
の第1の実施例においては、角度は360°/20=1
8°に等しい。しかし、回転子磁極対により決定される
角度αは2つの回転子磁極対14の間に設けられている
磁化されていない部分を含むことができる事を観察され
るであろう。 【0015】固定子2は第1の主固定子部品22と第2
の主固定子部品2を備える。第1の主固定子部品22
はトランスデューサの第1の全体的な平面26内に配置
され、第2の主固定子部品24はトランスデューサの第
2の全体的な平面28内に配置される。それら2つの全
体的な平面26、28は回転子平面12の片側に配置さ
れる。 【0016】第1の主固定子部品22は3つの主磁極3
0、31、32を定める。それら3つの主磁極はネック
34、35、36により相互に磁気絶縁される。それら
のネックは高い磁気抵抗を示す。各主磁極30、31、
32は少なくとも1つの第2の磁極38を備える。 【0017】この第1の実施例においては、各主磁極は
3つの第2の磁極38を備える。各第2の磁極38は、
対応する主磁極の拡張部42から回転軸線8の向きに延
長する歯40により形成される。歯40のセットが第1
の円形の凹凸状部分44を形成する。その突出部が歯4
0により形成される。歯40が回転子平面12内で多極
永久磁石10の突出部に対してその多極永久磁石の上に
少なくとも部分的に重畳されるように、その第1の円形
銃眼状部分44が配置される。 【0018】第2の磁極38のセットは第1の固定子平
面46を定める。その固定子平面46は回転子平面12
に平行である。第2の磁極38を形成する各歯40は、
固定子平面46内で、回転軸線8に対して、多極永久磁
石10の各回転子磁極対14により定められた角度αに
等しい角度を成す。したがって、本発明のトランスデュ
ーサのこの第1の実施例においては、各歯は回転軸線8
において18°に等しい角度を成す。 【0019】歯40により形成された各突出部が2つの
銃眼状部分(凹凸状部分の凹部分)50により隣接する
2つの突出部から分離される。共通主磁極30、31、
32の2つの歯を分離する銃眼状部分で形成された角度
は、第1の固定子平面46内で回転軸線8に対して、各
歯40と、多極永久磁石10の各回転子磁極対14とに
より定められる角度αに等しい角度を成す。 【0020】他方、共通主磁極30、31または32に
属する各歯38は、隣接する主磁極に属する第2の磁極
に対して、ある角度だけずれている。そのずれの角度の
値、すなわち、角度αのモジュロ値は、その角度αをト
ランスデューサの相の数、すなわち、第1の実施例にお
いては相で除した値に等しい。角度αのモジュロ値と
いう表現は、角度αの値を整数で除した結果となること
が理解される。したがって、ここで説明している実施例
においては、第1の主磁極に属する歯40と隣接する主
磁極に属する歯40の間の角度差は18°の整数倍プラ
ス6°に等しい。この構成の結果として、2つの歯40
を分離する銃眼状部分の異なる主磁極に属するものは、
第1の固定子平面46内で回転軸線8に対する角度が角
度αのモジュロ値が6°に等しい値を有する角度を成
す。 【0021】3つの主磁極30、31または32のおの
おのは固定ラグ54a、54bまたは54cをそれぞれ
有する。各固定ラグ54a、54bまたは54cは、巻
線58a、58bまたは58cがそれぞれ巻かれた磁束
誘導分岐56a、56bまたは56cのそれぞれの第1
の端部55a、55bまたは55cへ連結され、それら
と磁気接触が確保される。 【0022】図3には第2の主固定子部品24の平面図
が示されている。この第2の主固定子部品24は単一の
戻り磁極60を構成する。その戻り磁極は環状部62
と、第1の円形銃眼状部分44とほぼ同一の第2の円形
の凹凸状部分64とにより構成される。そのような第2
の円形の凹凸状部分64は歯66を含む。この歯も第2
の磁極68を構成する。第2の磁極68を構成する歯6
6のセットは第2の固定子平面70を定める。その第2
の固定子平面70は回転子平面12に対して、第1の固
定子平面46の他の側に位置させられる。好適な態様に
おいては、第2の固定子平面70を回転子平面12から
隔てる距離は、その回転子平面12を第1の固定子平面
46から隔てる距離にほぼ等しい。 【0023】第2の円形の凹凸状部分64の歯66は多
極永久磁石10の上に少なくとも部分的に重畳される。
第2の円形の凹凸状部分64の歯66により形成された
突出部と、それらの突出部を分離する銃眼状部分とは、
第1の固定子部品22の第1の円形の凹凸状部分44の
前記角度分布と同一の角度分布を、回転軸線8に対して
第2の固定子平面内で示す。 【0024】巻線58a、58bおよび58cのいずれ
かにより発生された磁束を多極永久磁石10の回転子磁
極対14を通って伝えさせるために、円形の凹凸状部分
66は、そのトランスデューサの第2の全体的な平面2
8内に配置されている第2の主磁極部品24の残りの部
分に対して、回転子平面12の方向に厚くなっている。
厚さの厚い領域は、第1の固定子部品22の第1の円形
の凹凸状部分44が形成されている、円形開口部74の
内側の回転子平面12に対する重畳する部分だけである
と述べてきたことに気が付くであろう。第2の主固定子
部品24は3つの固定ラグ78a、78bまたは78c
も備える。各固定ラグはそれぞれ異なる磁束誘導分岐5
6a、56bまたは56cの第2の端部79a、79b
または79cへそれぞれ結合される。 【0025】図1〜3に示されている本発明のトランス
デューサは主磁気回路を有する。各主磁気回路は異なる
巻線58a、58bまたは58cに組合わされる。ま
た、各主磁気回路は他の2つの主磁気回路から磁気的に
分離される。各磁気回路は異なる主磁極30、31また
は32と、それらの主磁極へ結合されている磁束誘導分
岐56a、56bまたは56cと、第2の主固定子部品
24により構成された戻り磁極とにより構成される。本
発明のトランスデューサの構造は外部磁界をほとんど感
じないという利点を示す。 【0026】第1の円形の凹凸状部分44の歯40の構
成と、第2の円形の凹凸状部分64の歯66の構成とが
与えられると、そのトランスデューサは歩進モードで容
易に機能できる。2対に磁極を備える多極永久磁石に
より回転子4の与えられた任意の向きにおける1回転当
たり60歩進を行うことが可能であることに気が付くで
あろう。 【0027】したがって、本発明の三相構成によって、
おのおのの磁軸が回転軸線8と同軸に向けられている、
わずか20個の回転子磁極対14を備える多極永久磁石
10で1回転当たり60歩進が可能にされる。時計にお
いて秒針を進ませるためにトランスデューサが用いられ
る場合には、先に説明した本発明の第1の実施例のトラ
ンスデューサによって、直接駆動により秒針を1Hzの
周波数で容易に進ませることができる。 【0028】また、本発明の第1の実施例によるトラン
スデューサは小型構造を示すから、占有空間が最小とな
ることにも気が付くであろう。次に、固定子に対する回
転子の中心位置によって多極永久磁石10のために最大
の空間を利用できる事になる。 【0029】次に図4〜6を参照して本発明の電磁トラ
ンスデューサの第1の実施例の変更例について説明す
る。その変更例の説明に際しては、先に説明した第1の
実施例において詳しく述べた部分は説明を省略する。ま
ず、磁束誘導分岐56a、56bおよび56cの構成
が、それに取り付けられている巻線58a、58bおよ
び58cとともに円弧を示すことに気が付くであろう。 【0030】次に、非導電性であることが好ましい、非
磁性安定環80が第1の主固定子部品22と第2の主固
定子部品24の間に設けられている。図5からわかるよ
うに、戻り磁極60の第2の磁極68を形成している歯
66によって、安定環80が固定される。実際には、第
2の主固定子部品24に属する歯66は、第2の主固定
子部品24が基本的に配置されている第2の全体的な平
面28に対して、多極永久磁石10へ向かって皿状にさ
れている。そのように皿状にすることによりひき起こさ
れたレベルの違いのために、安定環80をくさび状に固
定する事が可能にされる。安定環80は2つの主固定子
部品22と24の間の挿入片として作用する。したがっ
て、それは2つの主固定子部品22と24の間の一定距
離を維持するために作用する。 【0031】図4において、第1の主固定子部品22に
属する共通主磁極30、31または32の第2の磁極3
8を形成する歯40が、補強ブリッジ84により相互に
連結されていることがわかる。このようにして歯40は
窓86のライザを形成する。それらの窓86は、図1〜
3を参照して説明した本発明の第1の実施例の銃眼状部
分にほぼ対応する。好適な態様においては、補強ブリッ
ジ84は境界にネックを形成する歯40の間では薄い。 【0032】第1の固定子部分22の第2の磁極38を
構成する歯40の第1の固定子平面46内における角度
分布と窓86は、図1〜3を参照して説明した第1の実
施例の突出部と銃眼状部分の角度分布とそれぞれ同一で
あることに気が付くであろう。また、好適な態様におい
ては、3つの補強ブリッジ64が回転子平面12内への
多極永久磁石10の投影に対して多極永久磁石10の上
に重畳されないことにも気が付くであろう。 【0033】ここで説明する変更例の第1の固定子部品
22に類似するやり方で、図6に示されているその変更
例の第2の固定子部品24は、戻り磁極60の第2の磁
極68を構成する歯66を結合する円形補強ブリッジ8
8を備える。また、歯66は回転軸線8を中心として配
置されている1組の窓90のライザを構成する。その変
更例の第2の磁極68を構成する歯66の角度分布は、
図3に示されている第2の主固定子部分の第1の実施例
の歯66の角度分布と同一である。 【0034】次に、図7と図8を参照して本発明の電磁
トランスデューサの第2の実施例について説明する。本
発明の電磁トランスデューサの第2の実施例は、第2の
主固定子部品24の形と、その第2の主固定子部品24
により形成された戻り磁極60の第2の磁極68(図7
に示されている)の形成とが、第1の実施例と異なる。
その第2の固定子部品24は、それの中央領域に、回転
子4の回転軸線8(図7には示されていない)の周囲
に、以後脈動部98と呼ぶ脈動状環状領域が形成されて
いる。その円形脈動部98は回転軸線8を中心とする円
形開口部100を形成するほぼ環状を示す。 【0035】円形脈動部98は、その円形脈動部98の
表面から中間平面102に対して多極永久磁石10(図
7には示されていない)の側に配置させられる頂上部1
04が、戻り磁極60の第2の磁極68を構成するよう
にして形成される。次に、円形脈動状部分98の頂上部
104のセットによりほぼ構成された第2の面である固
定子平面70が、円形脈動状部分98の外側のその第2
の主固定子部品24の表面108により定められた平面
106に対して多極永久磁石の側に配置される。 【0036】また、第2の磁極68を形成する頂上部1
04は、本発明の第1の実施例の第2の磁極38の角度
分布と同一の角度分布を示す。次に、それらの頂上部1
04は、前記多極永久磁石の上と、第1の固定子部品2
4(図7には示されていない)の前記第2の磁極の上と
に、前記回転子平面12へのそれらの頂上部の投影に対
して、少なくとも部分的に重畳される。 【0037】本発明のトランスデューサのこの実施例の
第2の変更例(図示せず)として、第1の主固定子部品
22(図1)に属する共通主磁極30、31、32の第
2の磁極38について先に説明した脈動部に類似する脈
動部が設けられることに気が付くであろう。この変更例
においては、3つの脈動環状部が設けられる。各脈動環
状部は第1の主固定子部品の共通主磁極に属し、多極永
久磁石10(図1)の側に配置されている脈動部の頂上
部がその第1の主固定子部品の第2の磁極38を構成す
る。 【0038】次に図9を参照して第2の主固定子部品2
4の第3の簡単にした実施例について説明する。この簡
単にした実施例においては、第2の主固定子部品24に
より構成された戻り磁極60は第2の磁極をもはや有し
ない。第2の主固定子部品24の表面116とは異なる
平面内に表面114が配置される充填環状部分112だ
けが設けられる。その環状部分112の表面114が第
2の固定子平面を構成する。その固定子平面は、第2の
主固定子部品24の表面116に対して、多極永久磁石
(図9には示されていない)の側に配置される。 【0039】一般的なやり方においては、第1の主固定
子部分のために選択された実施例は、第1の主固定子部
分のために選択された実施例とは独立にできることがわ
かるであろう。次に、磁束誘導分岐56a、56bおよ
び56cおよびそれらの分岐の配置は多数の変更例を有
する。更に、簡単にした実施例においては、第1の主固
定子部品と第2の主固定子部品を完全に平面上にできる
こともわかるであろう。その場合には、2つの主固定子
部品の間の重畳領域が多極永久磁石の領域の外側では最
小であるような構成とすることが可能である。これは磁
束損失をできるだけ減少するためである。最後に、三相
トランスデューサについてここで説明した発明は、他の
発明なしに、より多数の相を有するトランスデューサ、
とくに五相トランスデューサへ応用できる事もわかるで
あろう。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の電磁トランスデューサの第1の実施例
の概略平面図である。 【図2】図1の線II−IIに沿う断面図である。 【図3】第1の実施例の第2の主固定子部品の概略平面
図である。 【図4】図1に示されている本発明の電磁トランスデュ
ーサの第1の実施例の変更例を示す。 【図5】図4の線V−Vに沿う横断面図である。 【図6】図4に示されている前記変更例の第2の主磁極
部品の概略平面図である。 【図7】本発明の電磁トランスデューサの第1の実施例
の第2の主磁極部品を示す。 【図8】図7の線VIII−VIIIに沿う横断面図で
ある。 【図9】本発明の電磁トランスデューサの第3の実施例
の第2の主磁極部品の平面図である。 【符号の説明】 2 固定子 4 回転子 10 多極永久磁石 14 回転子磁極対 22、24 主固定子部品 30、31、32 主磁極 34、35、36 ネック 38 第2の磁極 40 歯 56 磁束誘導分岐 58 励磁手段 60 戻り磁極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−229064(JP,A) 特開 昭63−133862(JP,A) 特開 昭57−97359(JP,A) 特開 昭58−3549(JP,A) 特開 平5−199718(JP,A) 特開 昭53−100417(JP,A) 実開 昭56−78687(JP,U) 特表 昭63−501918(JP,A) 米国特許4922145(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定子(2)と、この固定子に対して回転
    するよう装着された回転子(4)とを備え、前記回転子
    それの位置決め輪軸(6)により定まる回転軸線(8)を
    中心として回転するように、前記回転軸に直交する
    転子平面(12)を定める多極永久磁石(10)を含み、この多
    極永久磁石は、前記回転軸線の周囲に円形状に配置され
    た、2を越える偶数の回転子磁極対(14)を含み、前記
    転子磁極対(14)の数は2を越える偶数であり、各回転子
    磁極対の向きは前記回転軸線(8)の方向に沿っていて
    接する磁極対の向きとは逆の向きであり、前記各回転子
    磁極対は、前記回転子平面内で前記回転軸線を中心と
    て、360°を前記回転子磁極対の数で除した値に等し
    い角度αを成している電磁トランスデューサにおいて、 Nを2より大きい整数として、N個の磁束誘導分岐(56
    a、56b、56c)にそれぞれ組合わされたN個の励磁手段(58
    a、58b、58c)を備え、 第1の主固定子部品(22)および第2の主固定子部品(24)
    を備え、前記 第1の主固定子部品(22)は、高い磁気抵抗の領域(3
    4、35、36)により相互に磁気絶縁されて、前記回転子平面
    (12)からの前記多極永久磁石の突き出ている部分に対し
    て重畳される第1の重畳部を備えるN個の主磁極(30、3
    1、32)を含み、それらの主磁極それぞれは少なくとも1
    つの第2の磁極(38)を備え、前記第2の磁極は前記回
    転子平面から前記多極永久磁石(10)の突き出ている部分
    に対して部分的に重畳されて、前記回転子平面に平行な
    第1の固定子平面(46)をほぼ定め、前記各第2の磁極は
    前記第1の固定子平面内で前記回転軸線を中心として
    記角度αにほぼ等しい角度を持つように定められ、前記
    各主磁極の前記各第2の磁極は、隣接する2つの主磁極
    それぞれの各第2のから、前記回転軸線を中心とし
    前記角度αを前記Nで除した値に等しいずれ角度だけ
    移動されており、 前記第2の主固定子部品(24)は戻り磁極(60)を定め、
    記戻り磁極(60)には、前記回転子平面(12)内からの前記
    多極永久磁石の突き出ている部分に対して重畳される第
    2の重畳部が含まれ前記第2の重畳部は前記回転子平
    面に平行な第2の固定子平面(70)をほぼ定め、前記第1
    の固定子平面と前記第2の固定子平面は前記回転子平面
    のそれぞれの側に配置され、前記各磁束誘導分岐は、異
    なる前記主磁極へ磁気結合される第1の端部(55a、55b、5
    5c)と、前記戻り磁極へ磁気結合される第2の端部(79a、
    79b、79c)とを有していることを特徴とする電磁トランス
    デューサ。
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