JP3410872B2 - ルビジウム原子発振器 - Google Patents

ルビジウム原子発振器

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JP3410872B2
JP3410872B2 JP20625795A JP20625795A JP3410872B2 JP 3410872 B2 JP3410872 B2 JP 3410872B2 JP 20625795 A JP20625795 A JP 20625795A JP 20625795 A JP20625795 A JP 20625795A JP 3410872 B2 JP3410872 B2 JP 3410872B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/26Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using energy levels of molecules, atoms, or subatomic particles as a frequency reference

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルビジウム原子発
振器に関し、特に光ポンピングを用いたルビジウム原子
発振器に関する。最近、同期網のクロック源や放送装置
又は航法装置等の標準周波数源として、ルビジウム原子
のエネルギ準位間遷移を利用し、極めて安定度の高いマ
イクロ波発振を行うルビジウム原子発振器が開発されて
いる。
【0002】
【従来の技術】図17は従来のルビジウム原子発振器の
一例の構成図を示す。同図中、ランプブロック10のル
ビジウムランプ11は高周波源12によって高周波加熱
されて共鳴光を発生する。空洞共振器14はルビジウム
原子を封入したガスセル15を収容すると共に、ルビジ
ウム原子の共鳴周波数に同調されている。また、空洞共
振器14内の太陽電池等の光検出器16はガスセル15
を通過した共鳴光を検出する。これらのランプブロック
10及び空胴共振器12等により原子共鳴部(OMU:
Optical Maicrowave Uuit)が
構成されている。
【0003】空洞共振器14は、ガスセル15に磁界を
発生するためのC磁界コイル18を巻回されている。C
磁界コイル18は、C磁界電流回路19によって、電流
を供給される。20は電圧制御水晶発振器(VCXO)
であって、VCXO20の出力は、周波数合成回路21
において、周波数逓倍等の処理を行なわれるとともに、
サーボ回路22内の低周波発振器で発生された低周波信
号f1 によって位相変調を受けて、位相変調波信号を生
じる。この位相変調波信号は、バラクタダイオード23
に供給されて高次の高調波からなるマイクロ波出力を発
生し、このマイクロ波は、空洞共振器14を励振する。
【0004】光検出器16の出力する電気信号は周波数
1 を有し、サーボ回路22内の増幅器で増幅後、低周
波発振器の出力信号と同期検波される。この同期検波出
力は積分されてVCXOに帰還され、これによってVC
XO20は、その発振周波数を制御される。
【0005】図18は、ルビジウム原子発振器の動作原
理を説明するものである。ガスセル15内のルビジウム
原子は、最初、熱平衡状態にあって、基底状態である、
5S,F=1のエネルギー準位の原子と、5S,F=2
のエネルギー準位の原子とが等しい確率で存在している
が、ルビジウムランプの共鳴光によって光ポンピングさ
れることによって、5S,F=1の原子のみが5Pのエ
ネルギー準位に励起される。
【0006】しかしながら、この状態は不安定であっ
て、自然放出によって、基底準位に落ちる。この際、5
S,F=1の準位と、5S,F=2の準位とに等確率で
放出されるため、励起と放出の繰り返しによって、ルビ
ジウム原子は、5S,F=2の準位のみに存在するよう
になり、負温度状態となる。
【0007】このような状態で、VCXO20で発生し
たマイクロ波を照射すると、誘導放出によって5S,F
=2の原子は5S,F=1に遷移し、この際、光エネル
ギーを吸収するため、光検出器で検出される光量が減少
する。この場合、5S,F=2の原子が5S,F=1に
遷移する確率は、マイクロ波の周波数が、5S,F=2
と5S,F=1のエネルギー準位差に対応する遷移周波
数に一致したとき最大となり、周波数差に応じて減少す
る。
【0008】そのため、マイクロ波周波数の変化による
光検出器出力の変化は、遷移周波数を中心とするV字特
性となるので、マイクロ波信号を低周波信号によって予
め位相変調するとともに、光検出器出力をこの低周波信
号によって同期検波して得た信号をVCOに帰還して、
発振周波数を制御することによって、遷移周波数に一致
した周波数のマイクロ波を得ることができる。
【0009】温度制御回路25はランプセル10の温度
を検出して、この検出温度に応じランプセル温度が一定
となるようヒータ26に通電する。温度制御回路27は
環境温度を検出して、この検出温度に応じガスセル15
の温度が一定となるようトランジスタTR1を制御して
ヒータ29に通電する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ルビジウム原子発振器
の通常動作の可能な環境温度範囲は温度制御用ヒータ2
9の消費電力特性により決まってしまう。即ち上限温度
は理想的にはガスセル15を制御している温度までであ
り、実際には周辺回路から発生する熱のため、この温度
よりも5〜10℃低くなる。下限温度はヒータ29の最
大消費電力、即ち、ヒータ29への印加電圧Vとヒータ
29線の抵抗値RH で表されるPmax =V 2 /RH で決
まる。図19(A),(B)に温度によるヒーターの消
費電力特性と周波数変動特性を示す。従来のルビジウム
原子発振器では環境温度が通常動作可能な温度範囲TL
〜TH (例えば−15℃〜70℃)を越えると著しく周
波数が変化するため、使用しているシステムへの影響が
大となる。
【0011】また、ルビジウムランプ11の光量はエー
ジング(経時変化)により低下していく。光量変化はラ
ンプセル10のガラスとルビジウム金属の反応により、
ルビジウム金属が減少するためである。従来のルビジウ
ム原子発振器のエージングによる周波数変化は1×10
-11 /月〜3×10-11 /月程度であり、そのほとんど
はルビジウムランプ11の光量変化がその主要因であっ
た。
【0012】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
通常動作温度範囲外の環境温度での周波数変化を抑え、
従来より広い温度範囲で周波数安定度が向上するルビジ
ウム原子発振器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ルビジウムガスが充填されたガスセルを収容した空洞共
振器をマイクロ波で励振し、ルビジウムランプで発生し
た共鳴光を上記ガスセルに入射して通過光を光検出器で
検出し、この検出信号に応じて上記マイクロ波の発振周
波数を制御して周波数標準信号を得るルビジウム原子発
振器において、環境温度が通常動作温度範囲の上限を超
えたときの温度補正信号を生成する第1の補正回路と、
環境温度が通常動作温度範囲の下限未満のときの温度補
正信号を生成する第2の補正回路とよりなる温度判別手
段と、上記環境温度に基づいて温度補正信号を生成する
温度補正信号を生成する温度補正信号生成手段と、上記
温度補正信号に基づく電流を上記空洞共振器に巻回され
たコイルに流す電流回路とを有する。
【0014】このため、通常動作温度範囲外では環境温
度に応じて空洞共振器の静磁界が可変制御されて共鳴周
波数がシフトされ、通常動作温度範囲外での周波数変化
を抑えることができ、通常動作温度範囲の上限を超えた
ときと、下限未満のときの温度特性が異なっていても、
通常動作温度範囲外での周波数変化を抑えることができ
る。請求項2に記載の発明は、ルビジウムガスが充填さ
れたガスセルを収容した空洞共振器をマイクロ波で励振
し、ルビジウムランプで発生した共鳴光を上記ガスセル
に入射して通過光を光検出器で検出し、この検出信号に
応じて上記マイクロ波の発振周波数を制御して周波数標
準信号を得るルビジウム原子発振器において、環境温度
が通常動作温度範囲内か外かを判別する温度判別手段
と、環境温度が通常動作温度範囲の上限を超えたときの
温度補正信号を生成する第1の補正回路と、上記第1の
補正回路の補正信号から環境温度が通常動作温度範囲の
下限未満のときの温度補正信号を生成する反転増幅器と
よりなる温度補正信号生成手段と、上記温度補正信号に
基づく電流を上記空洞共振器に巻回されたコイルに流す
電流回路とを有するため、通常動作温度範囲の上限を超
えたときと、下限未満のときの温度特性が異なっていて
も、単一の補正回路の出力を利用して、通常動作温度範
囲外での周波数変化を抑えることができる。請求項
記載の発明は、請求項1記載のルビジウム原子発振器に
おいて、前記温度判別手段は温度検出回路の検出信号を
コンパレータにより所定の基準値と比較して通常動作温
度範囲内か外かを判別するため、環境温度が通常動作温
度範囲内か外かを判別できる。
【0015】請求項に記載の発明は、請求項1または
記載のルビジウム原子発振器において、前記温度判別
手段は、通常動作温度範囲で前記空洞共振器を加熱する
ヒータの通電電流をコンパレータにより所定の基準値と
比較して通常動作温度範囲内か外かを判別するため、環
境温度が通常動作温度範囲内か外かを判別できる。
【0016】請求項に記載の発明は、請求項1または
記載のルビジウム原子発振器において、前記温度判別
手段は、通常動作温度範囲の外でオンとなる温度スイッ
チであるため、環境温度が通常動作温度範囲内か外かを
判別できる。請求項に記載の発明は、請求項1または
記載のルビジウム原子発振器において、前記コイルは
C磁界コイルであるため、C磁界コイルを用いて通常動
作温度範囲外での周波数変化を抑えることができ、また
コイルの増加を防ぐことができる。
【0017】請求項に記載の発明は、請求項1または
記載のルビジウム原子発振器において、前記コイルは
C磁界コイルとは別の補正コイルであるため、この補正
コイルによって、通常動作温度範囲外での周波数変化を
抑えることができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明のルビジウム原子発
振器の一実施例の構成図を示す。同図中、図17と同一
構成部分には同一符号を付す。図1において、ランプブ
ロック10のルビジウムランプ11は高周波源12によ
って高周波加熱されて共鳴光を発生する。空洞共振器1
4はルビジウム原子を封入したガスセル15を収容する
と共に、ルビジウム原子の共鳴周波数に同調されてい
る。また、空洞共振器14内の太陽電池等の光検出器1
6はガスセル15を通過した共鳴光を検出する。これら
のランプブロック10及び空洞共振器12等により原子
共鳴部(OMU:Optical Maicrowav
e Unit)が構成されている。
【0024】空洞共振器14は、ガスセル15に磁界を
発生するためのC磁界コイル18を巻回されている。C
磁界コイル18は、C磁界電流回路31によって、電流
を供給される。20は電圧制御水晶発振器(VCXO)
であって、VCXO20の出力は、周波数合成回路21
において、周波数逓倍等の処理を行なわれるとともに、
サーボ回路22内の低周波発振器で発生された低周波信
号f1 によって位相変調を受けて、位相変調波信号を生
じる。この位相変調波信号は、バラクタダイオード23
に供給されて高次の高調波からなるマイクロ波出力を発
生し、このマイクロ波は、空洞共振器14を励振する。
【0025】光検出器16の出力する電気信号は周波数
1 を有し、プリアンプ24で増幅後、サーボ回路22
内の低周波発振器の出力信号と同期検波される。この同
期検波出力は積分されてVCXO20に帰還され、これ
によってVCXO20は、その発振周波数を制御され
る。
【0026】温度制御回路25はランプセル10の温度
を検出して、この検出温度に応じランプセル温度が一定
となるようヒータ26に通電する。温度制御回路27は
環境温度を検出して、この検出温度に応じガスセル15
の温度が一定となるようトランジスタTR1を制御して
ヒータ29に通電する。このとき温度制御回路27は環
境温度がTL (例えば−15℃)〜TH (例えば60
℃)の範囲であればガスセル15の温度が例えば70℃
となるように制御している。
【0027】C磁界電流回路31内の温度検出回路34
はサーミスタ等の温度センサ32で検出した環境温度に
応じた電圧VT の検出信号を出力する。この検出信号V
T はコンパレータ35,36及び補正回路37に供給さ
れる。コンパレータ35は検出信号VT が所定電圧VTL
未満となり環境温度が動作下限温度TL 未満となったと
きローレベルとなる図2に破線Iaで示す信号を生成す
る。また、コンパレータ36は検出信号VT が所定電圧
THを超えて環境温度が動作上限温度TH を超えたとき
ローレベルとなる図2に実線Ibで示す信号を生成す
る。上記の温度センサ32,温度検出回路34,コンパ
レータ35,36が温度判別手段に対応する。
【0028】上記コンパレータ35,36夫々の出力信
号はナンド回路38に供給され、ナンド回路38はコン
パレータ35,36のいずれか一方だけがローレベルの
ときにハイレベルとなるスイッチング信号を生成してア
ナログスイッチ39に供給する。アナログスイッチ39
はナンド回路38よりハイレベルの信号を供給されたと
き導通して補正回路37出力を加算器40に供給する。
温度補正信号生成手段としての補正回路37は検出信号
T に応じた電圧の補正信号を発生し、この補正信号は
環境温度が動作上限温度TH を超えたとき、又は動作下
限温度TL 未満のときにアナログスイッチ39を通して
加算器40に供給される。
【0029】加算器40は動作下限温度TL から動作上
限温度TH までの範囲では入力電圧V1 によって決まる
固定電流をC磁界コイル18に流し、これによって空洞
共振器14の静磁界は一定に保たれる。環境温度がTH
を超えたり、TL 未満となると、加算器40は入力電圧
1 に補正信号電圧を加算した値によって決まる電流を
C磁界コイル18に流し、これによって空洞共振器14
の静磁界が変化して、共鳴周波数がシフトし、図3に実
線で示す如く、通常動作温度範囲TL 〜TH の外での周
波数変化を抑えることができる。なお、図3の破線は補
正を行わない場合を表わしている。
【0030】図4(A),(B)に上記のルビジウム原
子発振器の一部切截平面図、側面図を示す。図4(A)
にはランプブロック10が表わされ、図4(B)にはラ
ンプブロック10及び空洞共振器14が表わされてい
る。13はケースである。このため、通常動作温度範囲
外では環境温度に応じて空洞共振器の静磁界が可変制御
されて共鳴周波数がシフトされ、通常動作温度範囲外で
の周波数変化を抑えることができる。
【0031】また、C磁界コイルを用いて通常動作温度
範囲外での周波数変化を抑えることができ、またコイル
の増加を防ぐことができる。図5は本発明の第2実施例
の構成図を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。図5においては、環境温
度の変化をヒータ29を駆動するトランジスタTR1の
コレクタ電圧VC より検出する。このコレクタ電圧VC
は図6に示す如く環境温度がTL 未満のときVL (≒
V)で、環境温度がTH を超えるとVH (≒O)で固定
される。
【0032】C磁界電流回路41内の温度検出回路34
はサーミスタ等の温度センサ32で検出した環境温度に
応じた電圧VT の検出信号を出力する。この検出信号V
T は補正回路37に供給される。コンパレータ42はト
ランジスタTR1のコレクタ電圧VC が電圧VL で環境
温度が動作下限温度TL 未満となったときローレベルと
なる図2に破線Iaで示す信号を生成する。また、コン
パレータ43は検出信号VT が所定電圧VH で環境温度
が動作上限温度TH を超えたときローレベルとなる図2
に実線Ibで示す信号を生成する。
【0033】上記コンパレータ42,43夫々の出力信
号はナンド回路44に供給され、ナンド回路44はコン
パレータ42,43のいずれか一方だけがローレベルの
ときにハイレベルとなるスイッチング信号を生成してア
ナログスイッチ39に供給する。アナログスイッチ39
はナンド回路38よりハイレベルの信号を供給されたと
き導通して補正回路37出力を加算器40に供給する。
補正回路37は検出信号VT に応じた電圧の補正信号を
発生し、この補正信号は環境温度が動作上限温度TH
超えたとき、又は動作下限温度TL 未満のときにアナロ
グスイッチ39を通して加算器40に供給される。
【0034】加算器40は動作下限温度TL から動作上
限温度TH までの範囲では入力電圧V1 によって決まる
固定電流をC磁界コイル18に流し、これによって空洞
共振器14の静磁界は一定に保たれる。環境温度がTH
を超えたり、TL 未満となると、加算器40は入力電圧
1 に補正信号電圧を加算した値によって決まる電流を
C磁界コイル18に流し、これによって空洞共振器14
の静磁界が変化して、共鳴周波数がシフトし、図3に実
線で示す如く、通常動作温度範囲TL 〜TH の外での周
波数変化を抑えることができる。
【0035】図7は本発明の第3実施例の構成図を示
す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図7において、C磁界電流回路51内
の温度検出回路34はサーミスタ等の温度センサ32で
検出した環境温度に応じた電圧VT の検出信号を出力す
る。この検出信号VT は補正回路37に供給される。
【0036】補正回路37が出力する検出信号VT に応
じた電圧の補正信号は温度スイッチ52,53夫々に供
給される。温度スイッチ52は環境温度が動作下限温度
L未満となったときオンし、温度スイッチ53は環境
温度が動作上限温度TH を超えたときオンする。これに
よって環境温度がTH を超えたとき、又はTL 未満のと
き補正信号が加算器40に供給される。
【0037】加算器40は動作下限温度TL から動作上
限温度TH までの範囲では入力電圧V1 によって決まる
固定電流をC磁界コイル18に流し、これによって空洞
共振器14の静磁界は一定に保たれる。環境温度がTH
を超えたり、TL 未満となると、加算器40は入力電圧
1 に補正信号電圧を加算した値によって決まる電流を
C磁界コイル18に流し、これによって空洞共振器の静
磁界が変化して共鳴周波数がシフトし、図3に実線で示
す如く通常動作温度範囲TL 〜TH の外での周波数変化
を抑えることができる。
【0038】図8は本発明の第4実施例の構成図を示
す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図8において、C磁界電流回路61内
の温度検出回路34はサーミスタ等の温度センサ32で
検出した環境温度に応じた電圧VT の検出信号を出力す
る。この検出信号VT はA/Dコンバータ62でディジ
タル化されてアドレスとしてROM63に供給される。
【0039】ROM63にはディジタル環境温度が動作
下限温度TL から動作上限温度THまでの範囲で値が0
となり、TH を超えたとき及びTL 未満のときディジタ
ル環境温度に応じた値の補正データが予め格納されてい
る。ROM63から読み出された補正データはD/Aコ
ンバータ64でアナログ化されて加算器40に供給され
る。
【0040】加算器40は動作下限温度TL から動作上
限温度TH までの範囲では入力電圧V1 によって決まる
固定電流をC磁界コイル18に流し、これによって空洞
共振器14の静磁界は一定に保たれる。環境温度がTH
を超えたり、TL 未満となると、加算器40は入力電圧
1 に補正信号電圧を加算した値によって決まる電流を
加算した値によって決まる電流をC磁界コイル18に流
し、これによって空洞共振器の静磁界が変化して共鳴周
波数がシフトし、図3に実線で示す如く通常動作温度範
囲TL 〜TH の外での周波数変化を抑えることができ
る。
【0041】図9は本発明の第5実施例の構成図を示
す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図9においては、空洞共振器14には
C磁界コイル18とは別に補正用コイル72が巻回され
ている。C磁界電流回路71内の温度検出回路34はサ
ーミスタ等の温度センサ32で検出した環境温度に応じ
た電圧VT の検出信号を出力する。この検出信号VT
コンパレータ35,36及び補正回路37に供給され
る。コンパレータ35は検出信号VT が所定電圧VTL
満となり環境温度が動作下限温度TL 未満となったとき
ローレベルとなる図2に破線Iaで示す信号を生成す
る。また、コンパレータ36は検出信号VT が所定電圧
THを超えて環境温度が動作上限温度TH を超えたとき
ローレベルとなる図2に実線Ibで示す信号を生成す
る。
【0042】上記コンパレータ35,36夫々の出力信
号はナンド回路38に供給され、ナンド回路38はコン
パレータ35,36のいずれか一方だけがローレベルの
ときにハイレベルとなるスイッチング信号を生成してア
ナログスイッチ39に供給する。アナログスイッチ39
はナンド回路38よりハイレベルの信号を供給されたと
き導通して補正回路37出力を加算器40に供給する。
補正回路37は検出信号VT に応じた電圧の補正信号を
発生し、この補正信号は環境温度が動作上限温度TH
超えたとき、又は動作下限温度TL 未満のときにアナロ
グスイッチ39を通してバッファアンプ73に供給され
る。
【0043】バッファアンプ74は入力電圧V1 によっ
て決まる固定電流をC磁界コイル18に流し、これによ
って空洞共振器14の静磁界は一定に保たれる。バッフ
ァアンプ73は環境温度がTH を超えたり、TL 未満と
なると、補正信号電圧によって決まる電流を補正コイル
72に流し、これによって空洞共振器14の静磁界が変
化して、共鳴周波数がシフトし、図3に実線で示す如
く、通常動作温度範囲T L 〜TH の外での周波数変化を
抑えることができる。
【0044】図10は本発明の第6実施例の構成図を示
す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図10において、C磁界電流回路81
内の温度検出回路34はサーミスタ等の温度センサ32
で検出した環境温度に応じた電圧VT の検出信号を出力
する。この検出信号VT はコンパレータ35,36及び
第1,第2の補正回路82,83夫々に供給される。コ
ンパレータ35は検出信号VT が所定電圧VTL未満とな
り環境温度が動作下限温度TL 未満となったときローレ
ベルとなる図2に破線Iaで示す信号を生成する。ま
た、コンパレータ36は検出信号VT が所定電圧VTH
超えて環境温度が動作上限温度TH を超えたときローレ
ベルとなる図2に実線Ibで示す信号を生成する。
【0045】上記コンパレータ35,36夫々の出力信
号はナンド回路86,87夫々で反転されてアナログス
イッチ84,85夫々に供給される。アナログスイッチ
84,85夫々はナンド回路86,87夫々よりハイレ
ベルの信号を供給されたとき導通して補正回路82,8
3夫々の出力を加算器88に供給する。補正回路82,
83夫々は検出信号VT に応じた電圧の補正信号を発生
し、この補正回路82の出力信号は環境温度が動作下限
温度TL 未満のとき、アナログスイッチ84を通して加
算器88に供給され、補正回路83の出力信号は動作上
限温度TH を超えたときにアナログスイッチ85を通し
て加算器88に供給される。
【0046】加算器88は動作下限温度TL から動作上
限温度TH までの範囲では入力電圧V1 によって決まる
固定電流をC磁界コイル18に流し、これによって空洞
共振器14の静磁界は一定に保たれる。環境温度がTH
を超えたり、TL 未満となると、加算器88は入力電圧
1 に補正信号電圧を加算した値によって決まる電流を
C磁界コイル18に流し、これによって空洞共振器14
の静磁界が変化して、共鳴周波数がシフトし、図11に
破線で示す如く、通常動作温度範囲TL 〜THの外での
周波数変化を抑えることができる。
【0047】この場合は2つの補正回路82,83を設
けているため、図11に実線で示す如く、環境温度がT
H を超えたときと、TL 未満のときの周波数変化の傾斜
が異なっていても、各周波数変化を抑えることができ
る。図12は本発明の第7実施例の構成図を示す。同図
中、図1,図10と同一部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図12において、C磁界電流回路91
内の温度検出回路34はサーミスタ等の温度センサ32
で検出した環境温度に応じた電圧VT の検出信号を出力
する。この検出信号VT はコンパレータ35,36及び
補正回路37に供給される。コンパレータ35は検出信
号VT が所定電圧VTL未満となり環境温度が動作下限温
度TL 未満となったときローレベルとなる図2に破線I
aで示す信号を生成する。また、コンパレータ36は検
出信号VT が所定電圧VTHを超えて環境温度が動作上限
温度TH を超えたときローレベルとなる図2に実線Ib
で示す信号を生成する。
【0048】上記コンパレータ35,36夫々の出力信
号はナンド回路86,87夫々で反転されてアナログス
イッチ84,85夫々に供給される。アナログスイッチ
84,85夫々はナンド回路86,87夫々よりハイレ
ベルの信号を供給されたとき導通して補正回路37出力
又は反転増幅器92出力を加算器40に供給する。補正
回路37は検出信号VT に応じた電圧の補正信号を発生
し、この補正信号は環境温度が動作下限温度TL 未満の
ときにアナログスイッチ84を通して加算器88に供給
される。また、環境温度が動作上限温度TH を超えたと
き補正回路37の補正信号を反転増幅器92で反転増幅
した信号がアナログスイッチ85を通して加算器88に
供給される。
【0049】加算器40は動作下限温度TL から動作上
限温度TH までの範囲では入力電圧V1 によって決まる
固定電流をC磁界コイル18に流し、これによって空洞
共振器14の静磁界は一定に保たれる。環境温度がTH
を超えたり、TL 未満となると、加算器88は入力電圧
1 に補正信号電圧を加算した値によって決まる電流を
C磁界コイル18に流し、これによって空洞共振器の静
磁界が変化して共鳴周波数がシフトし、図11に破線で
示す如く、通常動作温度範囲TL 〜TH の外での周波数
変化を抑えることができる。
【0050】この場合は反転増幅器92を設けているた
め、図11に実線で示す如く、環境温度がTH を超えた
ときと、TL 未満のときの周波数変化の傾斜が異なって
いても各周波数変化を抑えることができる。更に補正回
路が1つだけで済む。図13は本発明の第8実施例の構
成図を示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。図13において、空洞共振器
14内の光検出器16の出力するルビジウムランプ11
の光量の検出信号はプリアンプ24で増幅されてサーボ
回路22と共に補正回路100に供給される。
【0051】ここで、光検出器16の検出光量とルビジ
ウム原子発振器の発振周波数との関係は図14の実線に
示す如く、光量が低下すれば周波数が低下する。このた
め、光量補正信号生成手段としての補正回路100では
検出光量に応じ、光量が低下したとき周波数を上昇させ
るよう補正する補正信号を生成して加算器102に供給
する。加算器102は入力電圧V1 に補正信号の電圧を
加算し、この加算した値によって決まる電流をC磁界コ
イル18に流す。これによって空洞共振器14の静磁界
が変化して共鳴周波数がシフトし、経年変化によるルビ
ジウムランプ11の光量が低下してもC磁界コイル18
に流す電流を制御して上記共鳴周波数のシフトをなくす
ことができる。これによってルビジウム原子発振器の周
波数エージング特性を改善して長期安定化することがで
きる。
【0052】図15は本発明の第9実施例の構成図を示
す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。図15においては、空洞共振器14に
は、C磁界コイルとは別に補正コイル105が巻回され
ている。空洞共振器14内の光検出器16の出力するル
ビジウムランプ11の光量の検出信号はプリアンプ24
で増幅されてサーボ回路22と共に補正回路100に供
給される。
【0053】ここで、光検出器16の検出光量とルビジ
ウム原子発振器の発振周波数との関係は図14の実線に
示す如く光量が低下すれば周波数が低下する。このた
め、補正回路100では検出光量に応じ、光量が低下し
たとき周波数を上昇させるよう補正する補正信号を生成
して補正コイル105に供給する。これによって、補正
信号電圧によって決まる電流が補正コイル105に流さ
れ、空洞共振器14の静磁界が変化して共鳴周波数がシ
フトし、経年変化によるルビジウムランプ11の光量が
低下してもC磁界コイル18に流す電流を制御して上記
共鳴周波数のシフトをなくすことができる。これによっ
てルビジウム原子発振器の周波数エージング特性を改善
して長期安定化することができる。
【0054】図16は本発明の第10実施例の構成図を
示す。同図中、図1と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。図16においては、プリアンプ24
の出力する光量検出信号はランプ励振電圧制御回路11
0に供給される。励振電圧制御手段としてのランプ励振
電圧制御回路110は上記光量検出信号を積分して、積
分値が常に一定となるように高周波源12に印加するラ
ンプ励振電圧を制御して、ルビジウムランプ11の光量
を常に一定とする。
【0055】これによって、経年変化によるルビジウム
ランプ11の光量低下を防止でき、ルビジウム原子発振
器の周波数エージング特性を改善して長期安定化するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、通常動作温度範囲外では環境温度に応じて空洞共振
器の静磁界が可変制御されて共鳴周波数がシフトされ、
通常動作温度範囲外での周波数変化を抑えることがで
、通常動作温度範囲の上限を超えたときと、下限未満
のときの温度特性が異なっていても、通常動作温度範囲
外での周波数変化を抑えることができる。請求項2に記
載の発明によれば、通常動作温度範囲の上限を超えたと
きと、下限未満のときの温度特性が異なっていても、単
一の補正回路の出力を利用して、通常動作温度範囲外で
の周波数変化を抑えることができる。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、環境温度
が通常動作温度範囲内か外かを判別できる。
【0058】請求項に記載の発明によれば、環境温度
が通常動作温度範囲内か外かを判別できる。
【0059】請求項に記載の発明によれば、環境温度
が通常動作温度範囲内か外かを判別できる。請求項
記載の発明によれば、C磁界コイルを用いて通常動作温
度範囲外での周波数変化を抑えることができ、またコイ
ルの増加を防ぐことができる。
【0060】請求項に記載の発明によれば、補正コイ
ルによって、通常動作温度範囲外での周波数変化を抑え
ることができる。
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図2】本発明を説明するための図である。
【図3】本発明を説明するための図である。
【図4】本発明発振器の平面図、側面図である。
【図5】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図6】本発明を説明するための図である。
【図7】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図8】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図9】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図10】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図11】本発明を説明するための図である。
【図12】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図13】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図14】本発明を説明するための図である。
【図15】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図16】本発明のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図17】従来のルビジウム原子発振器の構成図であ
る。
【図18】ルビジウム原子発振器の動作原理を説明する
ための図である。
【図19】従来発振器を説明するための図である。
【符号の説明】
11 ルビジウムランプ 12 高周波源 14 空洞共振器 15 ガスセル 16 光検出器 18 C磁界コイル 20 VCXO 21 周波数合成器 22 サーボ回路 25,27 温度制御回路 26,29 ヒータ 31,41,51 C磁界電流回路 32 温度センサ 34 温度検出回路 35,36,42,43 コンパレータ 37,82,83,100 補正回路 38,44 ナンド回路 39 アナログスイッチ 40,102 加算器 52,53 温度スイッチ 62 A/Dコンバータ 63 ROM 64 D/Aコンバータ 72,105 補正コイル 92 反転増幅器 110 ランプ励振電圧制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古山 義人 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−173419(JP,A) 特開 平2−11023(JP,A) 特開 平6−334520(JP,A) 特開 昭59−165527(JP,A) 特開 昭56−61834(JP,A) 特公 昭54−25399(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/26

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルビジウムガスが充填されたガスセルを
    収容した空洞共振器をマイクロ波で励振し、ルビジウム
    ランプで発生した共鳴光を上記ガスセルに入射して通過
    光を光検出器で検出し、この検出信号に応じて上記マイ
    クロ波の発振周波数を制御して周波数標準信号を得るル
    ビジウム原子発振器において、 環境温度が通常動作温度範囲内か外かを判別する温度判
    別手段と、環境温度が通常動作温度範囲の上限を超えたときの温度
    補正信号を生成する第1の補正回路と、環境温度が通常
    動作温度範囲の下限未満のときの温度補正信号を生成す
    る第2の補正回路とよりなる 温度補正信号生成手段と、 上記温度補正信号に基づく電流を上記空洞共振器に巻回
    されたコイルに流す電流回路とを有することを特徴とす
    るルビジウム原子発振器。
  2. 【請求項2】 ルビジウムガスが充填されたガスセルを
    収容した空洞共振器をマイクロ波で励振し、ルビジウム
    ランプで発生した共鳴光を上記ガスセルに入射して通過
    光を光検出器で検出し、この検出信号に応じて上記マイ
    クロ波の発振周波数を制御して周波数標準信号を得るル
    ビジウム原子発振器において、 環境温度が通常動作温度範囲内か外かを判別する温度判
    別手段と、 環境温度が通常動作温度範囲の上限を超えたときの温度
    補正信号を生成する第1の補正回路と、上記第1の補正
    回路の補正信号から環境温度が通常動作温度範囲の下限
    未満のときの温度補正信号を生成する反転増幅器とより
    なる温度補正信号生成手段と、 上記温度補正信号に基づく電流を上記空洞共振器に巻回
    されたコイルに流す電流回路とを有することを特徴とす
    ルビジウム原子発振器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のルビジウム原子
    発振器において、 前記温度判別手段は温度検出回路の検出信号をコンパレ
    ータにより所定の基準値と比較して通常動作温度範囲内
    か外かを判別することを特徴とする ルビジウム原子発振
    器。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のルビジウム原子
    発振器において、 前記温度判別手段は、通常動作温度範囲で前記空洞共振
    器を加熱するヒータの通電電流をコンパレータにより所
    定の基準値と比較して通常動作温度範囲内か外 かを判別
    することを特徴とするルビジウム原子発振器。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のルビジウム原子
    発振器において、 前記温度判別手段は、通常動作温度範囲の外でオンとな
    る温度スイッチであることを特徴とする ルビジウム原子
    発振器。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載のルビジウム原子
    発振器において、 前記コイルはC磁界コイルであることを特徴とする ルビ
    ジウム原子発振器。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載のルビジウム原子
    発振器において、 前記コイルはC磁界コイルとは別の補正コイルであるこ
    とを特徴とする ルビジウム原子発振器。
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