JP3410758B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3410758B2
JP3410758B2 JP06707293A JP6707293A JP3410758B2 JP 3410758 B2 JP3410758 B2 JP 3410758B2 JP 06707293 A JP06707293 A JP 06707293A JP 6707293 A JP6707293 A JP 6707293A JP 3410758 B2 JP3410758 B2 JP 3410758B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
image carrier
image
measuring
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06707293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06281572A (ja
Inventor
克也 永持
林太郎 中根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP06707293A priority Critical patent/JP3410758B2/ja
Publication of JPH06281572A publication Critical patent/JPH06281572A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3410758B2 publication Critical patent/JP3410758B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式のプリン
タや複写機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタや複写機などの電子写真方式の
画像形成装置においては、環境変化や経時変化による形
成画像の濃度変動を補正制御するため、像担持体に付着
したトナー量を計測するための計測装置を備えたものが
知られている。
【0003】計測装置としては、光源より像担持体に対
して光を照射し、像担持体からの反射光を受光部により
受光して、像担持体上に付着したトナー量を計測するも
のが知られている。
【0004】この種の計測装置は、像担持体上のトナー
付着量を計測するために、像担持体のトナー付着部を再
度露光するため、像担持体上に付着したトナーを飛散さ
せる結果となる。この飛散したトナーは計測装置の光源
や受光部に付着し、正確な計測を妨げるという問題があ
る。
【0005】そこで、この種の計測装置において、計測
装置のトナー付着量検出面または検出面と像担持体の間
にカバーガラスやレンズ等の光学部材を設け、光源や受
光部へのトナーの付着を防止する方法が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された計測装置においても、光源および受光
部の光路内に設けられた光学部材に、像担持体から飛散
したトナ−が付着し、正確な計測が困難となる。
【0007】また、計測装置のトナー付着量検出面また
は検出面と像担持体の間に設けられた、カバーガラスや
レンズ等の光学部材に対し、バイアスを印加して飛散し
たトナーの付着を防止する方法も提案されているが、高
いバイアスを印加する場合、逆帯電したトナーの付着
や、バイアス印加用電源の追加によるコストの増大等の
問題が生じる。
【0008】そこで本発明の目的は、簡単かつ安価な構
成で、トナーの付着によるトナ−付着量の計測精度の劣
化を防止することのできる画素形成装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の画像形成装置によれば、像担持体に付着
した現像剤の量を計測する計測手段は、上記像担持体に
光を照射する照射手段と、像担持体からの反射光を受け
る受光手段と、照射手段および受光手段を支持した支持
手段と、を備え、上記支持手段は、上記照射手段から照
射された光が通る投光孔と、上記反射光が通る受光孔と
を有し、上記照射手段および受光手段は、上記投光孔と
受光孔との間隔が、上記照射手段から照射される光によ
り上記像担持体上に生じるスポットの長さよりも大きく
なるように、かつ、上記像担持体上において、上記投光
孔と受光孔との間の領域と対向する領域に上記スポット
が生じるように、上記上記支持手段に支持されている
【0010】また、この発明に係る他の画像形成装置に
よれば、像担持体に付着した現像剤の量を計測する計測
手段は、上記像担持体に光を照射する照射手段と、像担
持体からの反射光を受ける受光手段と、上記照射手段お
よび受光手段と上記像担持体との間に配設された光透過
部材と、を備え、上記光透過部材の上記像担持体と対向
する対向表面における上記照射手段から照射された光が
透過する透過領域と、上記対向表面における上記受光手
段の光を受光可能な視野領域との間隔が、上記像担持体
上に生じるスポットの長さよりも大きくなるように、
つ、上記像担持体上において、上記透過領域と視野領域
との間の領域と対向する領域に上記スポットが生じるよ
うに、上記計測手段は形成されている。
【0011】
【作用】像担持体上に付着している現像剤は、計測手段
の照射手段から照射された光によって生じるスポットの
部分で再露光され、このスポット部分から計測手段に向
けて飛散する。上記のように構成された画像形成装置に
よれば、計測手段の投光孔と受光孔との間隔は、像担持
体上に生じるスポットの長さよりも大きく形成され、
つ、像担持体上において、上記投光孔と受光孔との間の
領域と対向する領域に上記スポットが生じるように構成
されていることから、スポット部分から飛散した現像剤
は、投光孔と受光孔との間の部分にのみ付着し、投光孔
および受光孔内に侵入することがない。そのため、飛散
した現像剤が照射手段および受光手段に付着することを
防止でき、像担持体に付着した現像剤の量を計測手段に
より長期に渡って正確に計測することが可能となる。
【0012】また、この発明の他の画像形成装置によれ
ば、光透過部材の投光面における透過領域と視野領域と
の間隔は、像担持体上に生じるスポットの長さよりも大
きく形成されて、かつ、上記像担持体上において、上記
透過領域と視野領域との間の領域と対向する領域に上記
スポットが生じるように構成されされているため、スポ
ット部分から飛散した現像剤は、これら透過領域と視野
領域との間の部分でのみ対向面に付着する。そのため、
現像剤の付着により計測手段の検出精度が劣化されるこ
とがなく、長期に渡って正確な計測が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は、この発明に係る画像形成装置をカ
ラーレーザプリンタに適用した実施例を示している。カ
ラーレーザプリンタの本体100の略中央部には、反時
計方向(図1中に示した矢印A方向)に回転する像担持
体としての感光体ドラム1が設けられている。感光体ド
ラム1の周囲には、帯電手段である帯電器2、現像手段
である第1の現像器4、第2の現像器5、第3の現像器
6、第4の現像器7、感光体ドラム1上のトナーの付着
量を計測する計測手段としての計測器8、転写ドラム
9、クリーニング前除電器10、クリーナ11、除電ラ
ンプ12が順次配置されている。
【0015】感光体ドラム1は図示矢印A方向に回転
し、帯電器2により表面が一様に帯電される。帯電器2
と第1現像器4との間において、露光手段であるレーザ
光学系13から出射されたレーザビーム光14が感光体
ドラム1の表面に照射され、画像データに応じた静電潜
像が感光体ドラム1に形成される。
【0016】第1乃至第4現像器4乃至7は、各色に対
応した感光体ドラム1上の静電潜像をカラーのトナー像
に顕像化するもので、たとえば、第1現像器4はマゼン
タ、第2現像器5はシアン、第3現像器6はイエロー、
第4現像器7はブラックの現像を行うようになってい
る。
【0017】一方、転写材としての転写用紙は、給紙カ
セット15から給紙ローラ16で送り出され、レジスト
ローラ17で一旦整位された後、転写ドラム9の所定の
位置に送られる。そして、転写用紙は、吸着ローラ18
および吸着帯電器19により転写ドラム9の外周面に静
電吸着される。転写用紙は、転写ドラム9に吸着した状
態で、転写ドラム9の時計方向(図1中に示した矢印B
方向)の回転に伴って搬送される。
【0018】現像された感光体ドラム1上のトナー像
は、感光体ドラム1と転写ドラム9とが対向する位置
で、転写帯電器20により転写用紙に転写される。複数
色の印字の場合、転写ドラム9の1回転を1周期とする
工程を、現像器を切換えて複数回行ない、転写用紙に複
数色のトナー像を多重転写する。
【0019】トナー像が転写された転写用紙は、転写ド
ラム9の回転に伴って更に搬送され、内部除電器21、
外部除電器22、分離除電器23により除電された後、
分離爪24により転写ドラム9から剥離される。剥離さ
れた転写用紙は、搬送ベルト25、26により定着器2
7へ搬送される。定着器27により加熱された転写用紙
上のトナーは溶融し、定着器27から排出された直後に
転写用紙に定着し、この定着を終了した転写用紙はトレ
ー28に排出される。
【0020】図2は、上記構成を有するカラーレーザプ
リンタの帯電器、露光装置、現像器およびその制御回路
のブロック図である。図2を用いてカラーレーザプリン
タの構成、動作についてさらに詳細に説明する。
【0021】感光体ドラム1は、反時計方向に回転され
る。帯電器2は、主に帯電ワイヤ31、導電性ケース3
2、グリッド電極33により構成されている。帯電ワイ
ヤ31は、コロナ用の高圧電源34に接続されており、
感光体ドラム1の表面にコロナ放電してこれを帯電させ
る。グリッド電極33は、グリッドバイアス用の高圧電
源35に接続されており、グリッドバイアス電圧により
感光体ドラム1の表面に対する帯電量が決定される。ま
た、高圧電源34、35は制御回路45に接続されてお
り、この制御回路45によって出力電圧を制御されてい
る。
【0022】帯電器2により一様に帯電された感光体ド
ラム1の表面は、レーザ光学系13からの変調されたレ
ーザビーム光14の露光により静電潜像が形成される。
階調データバッファ36は、図示しない外部機器または
コントローラからの階調データを格納し、プリンタの階
調特性を補正し、レーザ露光時間(パルス幅)データに
変換する。レーザ駆動回路37は、制御回路45の制御
により、レーザビーム光14の走査位置に同期するよ
う、階調データバッファ36からのレーザ露光時間デー
タに応じてレーザ駆動電流(発光時間)を変調させる。
そして、変調されたレーザ駆動電流により、レーザ光学
系13内の半導体レーザ発振器(図示しない)を駆動す
る。これにより、半導体レーザ発振器は、露光時間デー
タに応じて発光動作する。
【0023】さらに、レーザ駆動回路37は、レーザ光
学系13内のモニタ用受光素子(図示しない)の出力と
設定値とを比較し、駆動電流により半導体レーザ発振器
の出力光量を設定値に保つ制御を行っている。
【0024】一方、パターン発生回路38は、プリンタ
単独のテストパターンおよびドナー付着量計測のための
パターンの階調データを制御回路45の制御により発生
し、レーザ駆動回路37へ送るようになっている。
【0025】ここで、階調データバッファ36からのレ
ーザ露光時間データと、パターン発生回路38からのト
ナー付着量計測のためのパターンの階調データとの切り
換えは制御回路45によって行われ、制御回路45によ
って選択されたデータがレーザ駆動回路37へ送られる
ようになっている。
【0026】静電潜像の形成された感光体ドラム1は、
現像器により現像される。本実施例のカラーレーザプリ
ンタにおいては前述したように4つの現像器を有してい
るが、ここでは第1の現像器4の場合について説明す
る。第1の現像器4の現像ローラ43は、導電性の部材
で形成されていて、現像バイアス用の高圧電源44に接
続されており、現像バイアス電圧が印加された状態で回
転する。それにより、現像ローラ43は感光体ドラム1
上の静電潜像に応じた像にトナーを付着させる。こうし
て現像された画像領域内のトナー像は、転写ドラム9に
よって支持搬送されてくる転写用紙に転写される。な
お、高圧電源44は制御回路45に接続されており、現
像バイアス電圧は制御回路45によって制御される。
【0027】制御回路45は、感光体ドラム1上の非画
像領域が露光位置と対向する位置にくるのに同期して、
レーザ駆動回路37へ送るデータを、階調データバッフ
ァ36から出力されたレーザ露光時間データからパター
ン発生回路38から出力された階調データに切換える。
それにより、感光体ドラム1上の非画像領域にトナー付
着量計測用の階調パターンを露光され、この露光部を現
像することにより感光体ドラム1上に計測用の階調パタ
ーンが形成される。階調パターンが計測器8と対向する
位置にくると、計測器8が感光体ドラム1上のトナー付
着量を計測する。この計測器8の構成については後に詳
述する。
【0028】計測器8の出力(計測値)は、A/D変換
器46でデジタル化されて制御回路45に入力される。
制御回路45は、計測器8の出力値とあらかじめ設定さ
れメモリ49に記憶されているトナー付着量の基準値と
を比較し、その比較結果に応じて、像形成条件である帯
電器2のグリッドバイアス電圧、現像器4の現像バイア
ス電圧、レーザ光学系13の露光量、現像剤のトナー濃
度、面積階調の発光時間などの少なくとも1つを変換す
る。
【0029】また、制御回路45は、図示しない外部機
器またはコントローラからの階調データ、プリンタ単独
のテストパターンおよびトナー付着量計測のためのパタ
ーン階調データの切換え制御、計測器8の出力の取込
み、高圧電源34、35、44の出力の制御、レーザ駆
動電流の目標値測定、トナー濃度の目標値設定、トナー
補給制御、階調データのプリンタの階調特性の補正処理
などの各種制御をも行なう。さらに、制御回路45に記
憶内容の書き換えが可能なメモリ49が接続されてお
り、メモリ49に前述したトナー付着量の基準値等が記
憶されている。
【0030】次に、計測器8の構成および動作について
図3及び図4を参照して説明する。計測器8は絶縁材で
形成された箱状の本体83を有し、この本体内には絶縁
材で形成された一対の支持スリーブ50、51が固定さ
れている。本体83は感光体ドラム1に所定間隔を置い
て対向した底壁83aを有し、この底壁には一対の透孔
が形成されている。支持スリーブ50、51は、上端が
閉塞され、その下端はそれぞれ透孔に嵌合され感光ドラ
ム1に向かって開口している。そして、支持スリーブ5
0、51の下端開口は、それぞれ投光孔84、受光孔8
5を形成している。
【0031】支持スリーブ50内には照射手段として作
用するLED等の光源81が配設され、この光源は駆動
回路91に接続されている。また、支持スリーブ51内
には光電変換部82が配設され、この光電変換部82は
伝送回路92に接続されている。そして、支持スリーブ
50、51は、光源81から出射された光が投光孔84
を通って感光体ドラム1表面に入射し、感光体ドラム1
表面で反射した後、受光孔85を通して光電変換部82
に入射するように、適当な角度で配置されている。
【0032】詳細には、光源81から発せられた光は光
路86を通って感光体ドラム1の表面に照射され、感光
体ドラム1の表面自体あるいは感光体ドラム表面上に現
像されて付着したトナーによって反射される。反射され
た光は、光路86を通って光電変換部82に達し、この
光電変換部82によって反射光の光量に応じた電流に変
換され、さらに電流/電圧変換される。電圧値に変換さ
れた感光体ドラム1からの反射光は、伝送回路92によ
ってA/D変換器46に伝送され、ここでデジタル信号
に変換されて制御回路45に取り込まれるようになって
いる。また、光源81を駆動する光源駆動回路91は制
御回路45によってオン・オフ制御、あるいは、光源8
1への駆動電流の電流量を調整する信号により制御され
ている。次に感光体ドラム1表面に付着したトナーの帯
電について反転現像の場合について、図5ないし図7を
用いて説明する。
【0033】帯電位置をa、露光位置をb、現像位置を
c、付着量測定位置をd、転写位置をe、クリーニング
位置をf、除電位置をgとする。帯電位置aにおいてV
0で負帯電された感光体ドラム1表面は、露光位置bで
露光部電位VLに減衰され、潜像を形成する。現像位置
cでは電位VDで負帯電されたトナーが露光部位に付着
される。そして、感光体ドラム1に付着したトナーは、
付着量測定位置dで付着量が測定される。そして、感光
体ドラム1上のトナーはクリーニング位置fで除去し、
また、感光体ドラム1表面は除電ランプ12により除電
位置gで一様に除電される。
【0034】上述のように、トナー付着量計測は現像後
のトナー付着量を計測するため、感光体ドラム1上にト
ナーが付着している部位を計測器8によって再露光する
ことになり、図6および図7に示すように、再露光され
た部位の電位は、レーザ光学系13の露光によって変化
した表面電位VLよりも更に低い電位VLSに変化して
しまう。このため、現像された負帯電トナーは、感光体
ドラム1上の更に電位が低くなった、トナー付着量計測
器8の露光により電位が低くなった部位VLSに移動す
るようになる。このとき、移動するトナーが感光体ドラ
ム1上だけでなく、レーザ光学系による露光電位よりも
低い電位や、電気的にフローティング状態となっている
部位に付着するため、特に感光体ドラム1に対向して設
けられている計測器8の検出面が、レーザ光学系13に
よる露光電位よりも低い電位や、電気的にフローティン
グ状態となっている場合、飛散トナーの付着が生じてし
まう。
【0035】そのため、本実施例によれば、上述したよ
うな飛散トナ−が計測器8の光源81および光電変換部
82に付着することを防止するため、計測器は以下のよ
うに構成されている。つまり、感光体ドラム1上におい
ては、計測器8の光源81から照射された光により感光
体ドラム1上に形成されるスポットの領域の電位が低下
し、このスポット領域内のトナーが飛散する。そこで、
本実施例によれば、図3に示すように、計測器8は、投
光孔84と受光孔85との間隔S1が感光体ドラム1上
に形成されるスポットの長さS2よりも大きくなるよう
に各部が構成されている。例えば、S1>S2の関係を
満たすように、光源81から投光孔84までの距離L1
は投光孔から感光体ドラム1表面までの距離L2よりも
大きく設定されているとともに、投光孔84と受光孔8
5との間にスポットが生じるように支持スリ−ブ50お
よび51の取り付け角度も所定の角度に設定されてい
る。この場合、スポット領域から飛散したトナ−は、計
測器8の底壁83aにおいて投光孔84と受光孔85と
の間の部分のみに付着し、光源81および光電変換部8
2やその光路上の部位への飛散トナーの付着を防ぐこと
ができる。
【0036】以上のように構成されたカラプリンタによ
れば、計測器8の投光孔と受光孔との間隔を感光体ドラ
ム上に生じるスポットの長さよりも大きくするだけの簡
単かつ安価な構成により、感光体ドラムから飛散したト
ナーが計測器の光源および光電変換部やその光路上の部
位に付着することを防止できる。そのため、計測器は、
トナー付着により検出精度が劣化されることがなく、長
期に渡って正確な計測が可能となる。
【0037】図8はこの発明の第2の実施例に係る画像
形成装置の計測器を示している。この実施例によれば、
計測器8の支持スリーブ50内には、光源81から照射
された光の光路86上に集光部材87が設けられてい
る。光源81より照射された光を集光部材87で集光す
ることにより、S1>S2の関係を容易に満たす事がで
きる。それにより、上記実施例と同様に、感光体ドラム
1から飛散するトナーが、計測器8の光源81、光電変
換部82、集光部材87、その他光路86上の部材へ付
着することを防止することができる。また、集光部材8
7によるスポットサイズを縮小することにより、光源8
1と投光孔84との距離を短くすることができ、計測器
8の小型化が可能となる。
【0038】なお、第2の実施例では、集光特性を有す
るレンズからなる集光部材87によって、投光孔84の
サイズよりも小さいサイズのスポットを得る構成とした
が、集光部材を全く設けない場合に生じるスポットのサ
イズよりも小さなサイズのスポットを得られる光学部材
であれば、他の光学部材、例えばコリメ−タレンズ等を
用いてもよく、この場合においても上記第2の実施例と
同様の効果を得ることができる。
【0039】図9は、この発明の第3の実施例に係る画
像形成装置の計測器を示している。第3の実施例によれ
ば、計測器8の本体83の底面には、投光孔84および
受光孔85を閉塞する透過部材、例えばカバーガラス5
4が取り付けられている。この場合、光源81から出射
された光は、カバーガラス54に入射した際に屈折し、
カバーガラス54の感光体ドラム1に対向する対向面5
4aに到達し、再度屈折した後、感光体ドラム表面に至
る。このとき、照射光は、投光孔84により仕切られカ
バーガラス54内においてa,b内を通り、カバーガラ
スから出射した後、それぞれ対応するa′,b′内を通
り、感光体ドラム1上に長さS2のスポットを照射す
る。
【0040】一方、光電変換部82の受光可能領域であ
る視野領域は、受光孔85により、カバーガラス54内
においてはc,dの間となり、カバーガラスと感光体ド
ラム1との間においてはc´、d´となる。そのため、
カバーガラス54の対向面54a上において、投光領域
90としてのa、b間の領域、および視野領域91とし
てのc、d間の領域にトナーが付着すると、計測器8の
計測感度が低下する。したがって、本実施例によれば、
計測器8は、カバーガラス54の対向面54a上におけ
る投光領域90と視野領域91との間隔S3が、感光ド
ラム1表面に生じるスポットの長さS2よりも大きくな
るように構成されている。
【0041】このような構成の第の実施例によれば、
カバーガラス54のような屈折を生じる部材を有してい
る場合においても、カバ−ガラス54の投光領域90お
よび視野領域91への飛散トナ−の付着を防止すること
ができ、計測器8の測定精度の低下を防止することがで
きる。
【0042】なお、第3の実施例において、光源81の
光路内に第2の実施例と同様に集光部材87を設けても
よく、この場合においても、上述したS3>S2の関係
が満たされていれば、第2および第3の実施例と同様の
効果を得ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、簡
単なかつ安価な構成により、飛散トナーの付着によるト
ナー付着量計測の精度の劣化を防止可能な画像形成装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るカラーレーザプリン
タの断面図。
【図2】上記カラーレーザプリンタの帯電器、露光器、
現像器とその制御回路とを示すブロック図。
【図3】計測器の断面図。
【図4】計測器の構成を概略的に示すブロック図。
【図5】感光体ドラム周辺のプロセス機器の位置関係を
示す断面図。
【図6】感光体ドラムの露光部位の現像時の電位関係を
概略的に示す図。
【図7】感光体ドラム上のトナー付着部位を露光したと
きの電位関係を概略的に示す図。
【図8】この発明の第2の実施例に係る画像形成装置の
計測器の断面図。
【図9】この発明の第3の実施例に係る画像形成装置の
計測器の断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61 実用ファイル(PATOLIS) 特許ファイル(PATOLIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に潜像を形成する潜像形成手
    段と、 上記像担持体上に形成された潜像を現像剤で現像する現
    像手段と、 上記像担持体上に付着した現像剤の付着量を計測する計
    測手段と、を備え、 上記計測手段は、上記像担持体に光を照射する照射手段
    と、上記像担持体からの反射光を受ける受光手段と、上
    記照射手段および受光手段を支持した支持手段と、を有
    し、上記支持手段は、上記照射手段から照射された光が
    通る投光孔と、上記反射光が通る受光孔とを有し、 上記照射手段および受光手段は、上記投光孔と受光孔と
    の間隔が、上記照射手段から照射される光により上記像
    担持体上に生じるスポットの長さよりも大きくなるよう
    に、かつ、上記像担持体上において、上記投光孔と受光
    孔との間の領域と対向する領域に上記スポットが生じる
    ように、上記上記支持手段に支持されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上に潜像を形成する潜像形成手
    段と、 上記像担持体上に形成された潜像を現像剤で現像する現
    像手段と、 上記像担持体上に付着した現像剤の付着量を計測する計
    測手段と、を備え、 上記計測手段は、上記像担持体に光を照射する照射手段
    と、上記像担持体からの反射光を受ける受光手段と、上
    記照射手段および受光手段と上記像担持体との間に配設
    された光透過部材と、を有し、 上記照射手段および受光手段は、上記光透過部材の上記
    像担持体と対向する対向表面における上記照射手段から
    照射された光が透過する透過領域と、上記対向表面にお
    ける上記受光手段の光を受光可能な視野領域との間隔
    が、上記像担持体上に生じるスポットの長さよりも大き
    くなるように、かつ、上記像担持体上において、上記透
    過領域と視野領域との間の領域と対向する領域に上記ス
    ポットが生じるように、配設されていることを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記計測手段は、上記照射手段から照射
    された光を上記像担持体上に集光する集光手段を備えて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形
    成装置。
JP06707293A 1993-03-25 1993-03-25 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3410758B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06707293A JP3410758B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06707293A JP3410758B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06281572A JPH06281572A (ja) 1994-10-07
JP3410758B2 true JP3410758B2 (ja) 2003-05-26

Family

ID=13334302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06707293A Expired - Fee Related JP3410758B2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3410758B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06281572A (ja) 1994-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH052305A (ja) 画像形成装置
US5270784A (en) Image forming apparatus having means for measuring the amount of developing agent on the image carrier
JPH05224498A (ja) 現像されたテストパッチのird読み取り値を調節するためのトナーテストパッチのesv読み取り
US4941003A (en) Image forming apparatus
JPH0750353B2 (ja) 連続したird読み取り値の傾斜を利用したトナー送り出し率調節
JPH0736230A (ja) 画像濃度制御方法
JPH05209915A (ja) 複写結像装置での静電電圧計ゼロ・オフセット調節
JPH05281822A (ja) 複写結像装置における静電目標再計算
JPH09160334A (ja) カラー画像形成装置
EP0589134B1 (en) Image forming appartus
JPH0887181A (ja) 現像剤濃度検知方法
JP3410758B2 (ja) 画像形成装置
JP2000181158A (ja) 露光装置及びこの露光装置を備える画像形成装置
JPH11174755A (ja) 画像形成装置
JPS61254961A (ja) カラ−画像形成装置
JPH06110286A (ja) 画像形成装置
JP3308330B2 (ja) 画像形成装置
JP3659015B2 (ja) 濃度測定装置及びそれを利用した画像形成装置
JPS5993469A (ja) 電子写真装置
JPH06282142A (ja) 画像形成装置
JPH052306A (ja) 画像形成装置
JPH05204217A (ja) 画像形成装置
JPH052304A (ja) 画像形成装置
JPH052303A (ja) 画像形成装置
JPH01231066A (ja) 画像形成装置の画像制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080320

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100320

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100320

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110320

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110320

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120320

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees