JP3410114B2 - あおり開閉補助装置 - Google Patents

あおり開閉補助装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、トラックの荷台等に使
用されるあおりの開閉補助装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば図8に示されるように、あおり1
は、荷台2に設けられたあおりヒンジ3によって水平軸
回りに回動自在に支持されている。トラックの荷台等に
用いられているあおりは重量がかなり重いため、その開
閉に多大の労力を必要とすることがある。 【0003】図8において、あおり開角度θが 0°の状
態から、あおり1を開ける方向に倒すと、あおり1がヒ
ンジ3を中心に回動することにより、あおり1の自重が
下向きに作用する。従って、あおり1を開閉させるに
は、あおり1の重量に対抗する操作力Fが必要である。
この明細書でいう操作力Fとは、あおり1の先端1aに
おいて、あおり1と直角の方向に作用する支持力であ
る。 【0004】上記操作力Fは、あおり開角度θに応じて
おおむねサインカ−ブを描いて変化し、開角度θが90
°の時に操作力Fが最大になる。その最大値は、あおり
1の重量が100kgwの時は50kgfにも及ぶ。こ
のため従来より、操作力Fを軽減させるための補助装置
の開発が行われてきた。従来の一般的な補助装置は、
えば実開昭61−150678号公報に記載されている
ように、コイルばね等の弾性部材とリンクを組合わせる
ことによって、あおり1を押上げる方向に付勢するよう
に構成されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の補
助装置は、その取付けに大きなスペースを必要とするた
め、例えば荷台の長手方向中間部に従来の補助装置を設
置しようとすると、荷台下にある補助燃料タンクなどの
車体装備品に上記補助装置の一部が干渉することがあ
り、車種によっては使用できないことがあった。また、
補助装置の一部が車両の最外幅からはみ出ることがあっ
た。 【0006】従って本発明の目的は、コンパクトに構成
でき、取付けスペースが小さくてすむとともに、あおり
開角度の全域にわたって適当な補助力を生じさせること
ができるような、あおり開閉補助装置を提供することに
ある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明のあおり開閉補助
装置は、車体側の部材に固定されるボディと、あおりに
設けられた第1のヒンジによってあおりの側面部に連結
される押上げリンクと、上記押上げリンクの下端部に第
2のヒンジによって回動自在に連結されかつ上記ボディ
に第3のヒンジによって上下方向に回動自在に支持され
ていて回動上昇した状態において上記押上げリンクを上
昇させる第1の回動リンクと、一端側が第4のヒンジに
よって上記第1の回動リンクに連結されたサブリンク
と、上記サブリンクの他端側に第5のヒンジによって連
結されかつ上記ボディに第6のヒンジによって回動自在
に連結されていて上記第1の回動リンクと同じ方向に動
く第2の回動リンクと、上記第2の回動リンクに連結さ
れていて横方向に延びるロッドと、上記サブリンクを介
して上記第1の回動リンクを回動上昇させる方向に上記
ロッドを付勢するばねとを具備し、上記第3のヒンジか
ら第6のヒンジまでの距離と上記第4のヒンジから第5
のヒンジまでの距離が等しく、かつ上記第3のヒンジか
ら第4のヒンジまでの距離と第5のヒンジから第6のヒ
ンジまでの距離が等しく、上記第1および第2の回動リ
ンクとサブリンクによって平行リンク機構が構成され
ことにより、上記第4のヒンジに第5のヒンジと同じ力
が同じ方向に作用し、かつ、上記平行リンク機構は、あ
おりを倒した状態において上記第4のヒンジが第3のヒ
ンジよりも車体外側に位置するとともに上記第5のヒン
ジが第6のヒンジよりも車体外側に位置し、あおりを起
立させた状態においては上記第4のヒンジが第3のヒン
ジよりも車体内側に移動するとともに上記第5のヒンジ
が第6のヒンジよりも車体内側に移動するものである。 【0008】 【作用】あおりを押上げる方向の補助力は、上記ばねと
リンクとの組合わせによって生じる。ばねによる反発力
は、上記ロッドを介してサブリンクに伝わり、第1の回
動リンクと第2の回動リンクを回動上昇させる方向に作
用する。第1の回動リンクが回動上昇すると、押上げリ
ンクが押上げられ、あおりを閉じる方向の補助力があお
りに働く。このため、小さな操作力であおりを開閉させ
ることができる。所望の補助力は、リンクの長さやヒン
ジの位置等を適宜に設定することによって得られる。 【0009】本発明装置において、あおり押上げ用の上
記ばねは横方向に変位するだけであり、しかも第1の回
動リンクと第2の回動リンクはサブリンクを介して平行
リンク機構のような動きをさせることができるため、上
記ばねを荷台の床下ぎりぎりに配置することが可能であ
り、荷台下に配置される補助燃料タンク等の車体装備品
との干渉を避ける上でも有利である。 【0010】 【実施例】以下に本発明の一実施例について、図1ない
し図6を参照して説明する。図示例のあおり1は、荷台
2の両側部あるいは後部などに設けられ、水平方向の軸
を有するあおりヒンジ3によって、図2に示される起立
状態(全閉位置)から、図5に示される全開位置にわた
る範囲を、ほぼ180 °回動できるようになっている。あ
おりヒンジ3は、荷台2側の部材、例えば床枠などに取
付けられている。 【0011】あおり1の開閉操作力を軽減するために、
あおり開閉補助装置10が設けられている。この補助装
置10は、例えば荷台2の長手方向中間部などに配置さ
れ、後述するようにあおり1を押上げる方向の補助力を
発揮する。 【0012】補助装置10は金属製のボディ11を備え
ている。図2,図3に示されるように、ボディ11は、
左右一対の側枠部12,13と、側枠部12,13に設
けられたブラケット部15,16と、側枠部12,13
を互いにつなぐ上枠部17および下枠部18と、前枠部
19などからなる。図2に示されるように、前枠部19
は車体側の部材の一例としての床枠25に、ボルト等の
固定用部材26によって固定される。床枠25は、荷台
2の縁部に固定されている。 【0013】ブラケット部15,16は、荷台2の左右
いずれの側においても、荷台2の長手方向の同位置に取
付けられるように、ボディ11に左右対称に2か所設け
られている。図3に示されるように、一方のブラケット
部15は、車体側の部材の一例としての横根太27に、
ボルト等の固定用部材28によって固定される。 【0014】あおり開閉補助装置10は押上げリンク3
0を備えている。押上げリンク30の上端部31は、あ
おり1の側面部に設けられた第1のヒンジ32によっ
て、あおり1に連結されている。 【0015】押上げリンク30の下端部33に、第1の
回動リンク35が第2のヒンジ36によって回動自在に
連結されている。第1の回動リンク35は、ボディ11
に設けられた第3のヒンジ37によって、上下方向に回
動自在に支持されている。すなわち第1の回動リンク3
5は、図2に示される上昇位置から、図5に示される下
降位置にわたる範囲を回動可能であり、上昇位置までい
っぱいに回動した状態において、押上げリンク30をあ
おり1の全閉位置まで押上げるようになっている。 【0016】第1の回動リンク35に、第4のヒンジ4
0によって、サブリンク41の一端42が連結されてい
る。サブリンク41の他端43は、第5のヒンジ45に
よって、第2の回動リンク50に連結されている。 【0017】第2の回動リンク50は、ボディ11に設
けられた第6のヒンジ51によって、第1の回動リンク
35と同じ方向に回動できるように支持されている。図
示例の場合、これらのリンク35,41,50によって
平行リンク機構52が構成されている。 【0018】すなわち、第3のヒンジ37から第6のヒ
ンジ51までの距離と、第4のヒンジ40から第5のヒ
ンジ45までの距離が互いに等しく、かつ第3のヒンジ
37から第4のヒンジ40までの距離と、第5のヒンジ
45から第6のヒンジ51までの距離が互いに等しくな
っている。 【0019】第5のヒンジ45にロッド55の一端56
が連結されている。ロッド55は荷台2を横切る方向
(ほぼ水平方向)に延びている。ロッド55の他端57
に、ナット58が螺合されるねじ部59が設けられてい
る。このナット58によって、第1のばね座60がロッ
ド55の軸方向所定位置に保持されている。 【0020】第1のばね座60と対向して、第2のばね
座61がボディ11に固定されている。ばね座60,6
1の間に、圧縮コイルばね65が設けられている。この
ばね65は、図1においてロッド55を矢印P方向に付
勢することにより、回動リンク35,50を回動上昇さ
せる方向に付勢して、あおり開閉補助力を発生させるも
のである。ロッド55とばね65は、補助燃料タンク6
6等の車体装備品との干渉を避けるようにして、荷台2
の下面ぎりぎりの位置に配置されている。 【0021】上記ばね65は、あおり1が全閉位置(図
2の初期状態)にある時に長さが最大となるが、この初
期状態においてもロッド55を上記P方向に付勢するこ
とができるように、初期荷重(初期撓み)を与えた圧縮
状態で組付けられている。このばね65は、あおり開角
度が増加するにつれて圧縮量(撓みδ)が増加するよう
になっている。上記の初期撓み時の荷重をP0 とすれ
ば、撓みδに応じてP=P0 +δ・k (k:ばね定
数) で表される反力Pが発生する。 【0022】なお、ナット58の締付量を変化させるこ
とによって、ばね65の初期撓みを適宜に調整すること
ができる。このため、種々のあおり重量に対して最適な
初期荷重を設定することが可能である。 【0023】以下に上記補助装置10の作用について、
図1を参照して説明する。あおり1の重量は、あおり1
を開ける方向、すなわち押上げリンク30を降下させる
方向に作用する。これに対してコイルばね65の弾力
は、回動リンク35,50を回動上昇させる方向、すな
わち押上げリンク30を押上げる方向に作用する。 【0024】図1は上記補助装置10におけるリンク系
の幾何学的位置関係を模式的に示したものである。この
模式図において、コイルばね65による反力Pはロッド
55を介して第5のヒンジ45に作用し、第2の回動リ
ンク50を回動上昇させる力となる。ここで、第2の回
動リンク50と直角な方向に作用する力f1 は、ロッド
55と第2の回動リンク50とのなす角度θ1 に応じ
て、 f1 =P×sin θ1 …(1) で表される。 【0025】この力f1 は、平行リンク機構52を構成
するサブリンク41によってそのまま第4のヒンジ40
に伝達される。従って第4のヒンジ40においてもf1
と同じ力が同じ方向に作用し、第1の回動リンク35を
回動上昇させる力となる。 【0026】また、第2のヒンジ36において、第2の
ヒンジ36と第3のヒンジ37とを結ぶ線分と直角な方
向に働く力f2 は、第3のヒンジ37から第4のヒンジ
40までの距離m2 と第2のヒンジ36から第3のヒン
ジ37までの距離m3 との比(m2 /m3 )に応じて、 f2 =f1 ×(m2 /m3 ) …(2) で表される。 【0027】押上げリンク30の軸線方向に作用する力
f3 は、第2のヒンジ36と第3のヒンジ37とを結ぶ
線分と押上げリンク30とのなす角度θ2 に応じて、 f3 =f2 × sinθ2 …(3) で表される。そして
第1のヒンジ32において、あおり1と直角な方向に働
く力f4 は、あおりヒンジ3と第1のヒンジ32とを結
ぶ線分と押上げリンク30とのなす角度θ3 に応じて、 f4 =f3 × sinθ3 …(4) で表される。 【0028】また、あおり先端1aにおいてあおり1と
直角の方向に作用する力f5 は、あおりヒンジ3から第
1のヒンジ32までの距離m4 と、あおりヒンジ3から
あおり先端1aまでの距離m5 の比(m4 /m5 )に応
じて、 f5 =f4 ×(m4 /m5 ) …(5) で表され
る。上記f5 が、あおり1の開閉操作力に対する補助力
である。 【0029】なお、前記(3),(4)式において、あ
おり開角度が変化しても、 sinθ2と sinθ3 の変化分
が相殺されて sinθ2 と sinθ3 の積が一定値に近付く
ように、第1のヒンジ32および第3のヒンジ37の位
置と、押上げリンク30の長さと、第2のヒンジ36か
ら第3のヒンジ37までの距離m3 などが決められてい
る。 【0030】また、ばね65による反力Pは、ばね65
の撓みδの増加に伴って単調増加するが、θ1 の初期値
や、第2の回動リンク50の長さm1 、あるいは第2の
ヒンジ36から第4のヒンジ40までの距離を適宜に選
定することなどにより、図6中に破線で示すような補助
力の特性の一例が得られる。 【0031】上記補助力の一例は、あおり開角度θ=90
°までは補助力が増加し、90°を境に補助力が減少して
ゆくような正弦波状の特性としてある。このため、開閉
操作力Fは、図6に実線で示されるように、あおり開角
度45°〜 135°の間で平坦な特性をもつような特性とな
る。このような特性によれば、あおり開角度θが 0°か
ら 180°の間で推移してもフラットな開閉操作感が得ら
れるものである。 【0032】一例として、図1において、あおりヒンジ
3の座標(x,y)を(0,0)とした時、第3のヒン
ジ37の座標(x1 ,y1 )が(70mm,-200mm)、第6
のヒンジ51の座標(x2 ,y2 )が( 120mm,:-140
mm)であるとする。この場合あおり重量が55kgであれ
ば、補助装置10を使用しない時の最大操作力27.5kgf
に対し、補助装置10を使用すれば最大操作力が 7kgf
にまで減少し、最大操作力が74.5%減となった。 【0033】サブリンク41は、第3〜第6のヒンジ3
7,40,45,51が常に平行四辺形の関係を保ちな
がら運動するように設計されているため、ばね65を任
意の高さに配置しても全く同等の性能を得ることができ
る。このようなサブリンク41を用いることによって、
ばね65を荷台2の床下ぎりぎりまで近付けることがで
き、補助燃料タンク66等の車体装備品との干渉を避け
ることができる。 【0034】また、車体に対する補助装置10の取付け
スペースに関しては、押上げリンク30が車両最外幅よ
りも外側にはみ出ることがないようにコンパクトに設計
することができるとともに、第1のヒンジ32と第2の
ヒンジ36も最外幅内に収めるような設計が可能であ
る。 【0035】本実施例のあおり開閉補助装置10は、ボ
ディ11にリンク30,35,41,50やロッド55
とばね65等が組付けられてユニット化されているか
ら、この補助装置10を製品納入から車体への取付けに
至るまで単体で取扱うことができる。 【0036】なお、上記実施例ではばねの一例として圧
縮コイルばね65を採用したが、本発明を実施するに当
たっては、例えば図7に示されるように、ガスばね70
を使用してもよい。ガスばね70は、シリンダボディ7
1と、シリンダボディ71の軸線方向に伸縮可能なシャ
フト72とを備えている。シャフト72は、シリンダボ
ディ71に封入された高圧の圧縮ガスによって、シリン
ダボディ71から押出される方向に付勢され、ロッド5
5をP方向に押している。それ以外の構成と作用・効果
は、前述した第1実施例と同様である。 【0037】 【発明の効果】本発明のあおり開閉補助装置は、あおり
が開閉される際に、あおり押上げ用のばねが横方向に変
位するだけであり、しかも第1の回動リンクと第2の回
動リンクはサブリンクを介して平行リンク機構としての
動きをさせることができる。このサブリンクは、第3〜
第6のヒンジが常に平行四辺形の関係を保ちながら運動
するため、ばねの位置などが変わっても同等の性能を発
揮することができる。また、あおり押上げ用のばねを荷
台の床下ぎりぎりに位置させることができ、補助燃料タ
ンク等の車体装備品との干渉を避けることができるとと
もに、車両の最外幅内に収めることができるなど、コン
パクトであり、取付けスペースも小さくてすむ。このた
め各種車両に適用することができ、あおり開角度の全域
にわたって望ましい補助力を発揮できる。上記第4のヒ
ンジには第5のヒンジと同じ力が同じ方向に作用し、か
つ、あおりを起立させた状態において第4のヒンジが第
3のヒンジよりも車体内側に移動するとともに、第5の
ヒンジが第6のヒンジよりも車体内側に移動するから、
あおりが起立しているときに、上記サブリンクや第2の
回動リンクおよびロッド等の重量が、第1の回動リンク
を介して押上げリンクを押上げる方向に作用する。この
ため押し上げリンクの重量が相殺され、あおりが開く方
向に押し上げリンクの重量が作用してしまうことを抑制
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるあおり開閉補助装置のリンク系の
幾何学的関係を示す概略図。 【図2】本発明の一実施例を示すあおり開閉補助装置の
縦断側面図。 【図3】図2に示された装置の正面図。 【図4】図2に示された装置のあおりが途中まで開いた
状態の縦断側面図。 【図5】図2に示された装置のあおりが完全に開いた状
態の縦断側面図。 【図6】図2に示された装置のあおり開角度と操作力と
の関係を示す図。 【図7】本発明の他の実施例を示すあおり開閉補助装置
の縦断側面図。 【図8】あおりと荷台との位置関係を示す側面図。 【符号の説明】 1…あおり、2…荷台、3…あおりヒンジ、10…あお
り開閉補助装置、11…ボディ、30…押上げリンク、
32…第1のヒンジ、35…第1の回動リンク、36…
第2のヒンジ、37…第3のヒンジ、40…第4のヒン
ジ、41…サブリンク、45…第5のヒンジ、50…第
2の回動リンク、51…第6のヒンジ、52…平行リン
ク機構、55…ロッド、65…圧縮コイルばね、70…
ガスばね。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】あおり(1)を開閉する際にあおり(1)を押上
    げる方向の補助力を与える装置であって、 車体側の部材に固定されるボディ(11)と、 あおり(1)に設けられた第1のヒンジ(32)によってあお
    (1)の側面部に連結される押上げリンク(30)と、 上記押上げリンク(30)の下端部に第2のヒンジ(36)によ
    って回動自在に連結されかつ上記ボディ(11)に第3のヒ
    ンジ(37)によって上下方向に回動自在に支持されていて
    回動上昇した状態において上記押上げリンク(30)を上昇
    させる第1の回動リンク(35)と、 一端側が第4のヒンジ(40)によって上記第1の回動リン
    (35)に連結されたサブリンク(41)と、 上記サブリンク(41)の他端側に第5のヒンジ(45)によっ
    て連結されかつ上記ボディ(11)に第6のヒンジ(51)によ
    って回動自在に連結されていて上記第1の回動リンク(3
    5)と同じ方向に動く第2の回動リンク(50)と、 上記第2の回動リンク(50)に連結されていて横方向に延
    びるロッド(55)と、 上記サブリンク(41)を介して上記第1の回動リンク(35)
    を回動上昇させる方向に上記ロッド(55)を付勢するばね
    (65)(70)と、 を具備し、 上記第3のヒンジ(37)から第6のヒンジ(51)までの距離
    と上記第4のヒンジ(40)から第5のヒンジ(45)までの距
    離が等しく、かつ上記第3のヒンジ(37)から第4のヒン
    (40)までの距離と第5のヒンジ(45)から第6のヒンジ
    (51)までの距離が等しく、上記第1および第2の回動リ
    ンク(35)(50)とサブリンク(41)によって平行リンク機構
    (52)が構成されることにより、上記第4のヒンジ(40)に
    第5のヒンジ(45)と同じ力が同じ方向に作用し、かつ、 上記平行リンク機構(52)は、 あおり(1)を倒した状態において上記第4のヒンジ(40)
    が第3のヒンジ(37)よりも車体外側に位置するとともに
    上記第5のヒンジ(45)が第6のヒンジ(51)より も車体外
    側に位置し、あおり(1)を起立させた状態においては上
    記第4のヒンジ(40)が第3のヒンジ(37)よりも車体内側
    に移動するとともに上記第5のヒンジ(45)が第6のヒン
    ジ(51)よりも車体内側に移動する ことを特徴とするあお
    り開閉補助装置。
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