JP3409974B2 - 大気との接触を嫌う粉体の保存・運搬具 - Google Patents

大気との接触を嫌う粉体の保存・運搬具

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JP3409974B2 JP24001096A JP24001096A JP3409974B2 JP 3409974 B2 JP3409974 B2 JP 3409974B2 JP 24001096 A JP24001096 A JP 24001096A JP 24001096 A JP24001096 A JP 24001096A JP 3409974 B2 JP3409974 B2 JP 3409974B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,酸化物超電導仮焼
粉のように大気に触れると性能が劣化する粉体の保存・
搬送具に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化物超電導体は酸化物超電導仮焼粉を
焼結することによって得られるが,例えば同一発明者ら
による特願平7−299313号明細書に記載したよう
に,その素材である酸化物超電導仮焼粉が大気に触れる
と空気中のCO2および水分を吸収し,このCO2と水分
が超電導組成に影響を与える。したがって,厳格に成分
組成が調整された仮焼粉であっても,焼結前に大気に触
れると意図する超電導特性をもつ焼結体が得られない。
【0003】このような大気との接触を可及的に防止す
べき粉体を保管したり搬送するのには,従来より,一般
に次のような対策が採られてきた。 (1) 少量ならば不活性ガス雰囲気にしたアンプル管に封
入する。 (2) 量が多いときにはステンレス鋼やA1等の金属製の
密閉容器に装填する。 (3) 真空パックを利用する。 (4) 粉末の表面を特殊加工する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の(1) (2) または
(3) の方法では,いずれも1度開封されると密閉容器と
しての機能を果たさなくなるという問題がある。このた
め,大気と少しでも触れないようにするには,特殊雰囲
気に保たれた環境内で取り扱う必要があり,容器からの
払い出しや残部の保存ごとに大がかりな設備と慎重な配
慮が欠かせない。また(4) の表面加工の例では,例えば
ガラスコーティング等の特殊表面加工を行う場合,多く
の手間を要するうえに粉体の特性を変化させる嫌いがあ
る。
【0005】したがって,本発明の課題は,酸化物超電
導仮焼粉のように次工程の処理原料となる材料粉を取り
扱う場合に(保管・搬送・分取など)大気との接触が完
全に防止でき且つその取扱操作も簡単な保存・運搬具を
提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,粉体収
納部と粉体出入り用開口との間に開閉弁を取付けた容器
本体と,この容器本体の粉体収納部と開閉弁との間の空
間に連通するように取付けた圧力計と,この容器本体の
粉体収納部と開閉弁との間の空間に連通するように取付
けた弁介装のガス導入管と,この容器本体の前記開口に
接続する接続口を一端に有した筒体からなり,この筒体
内にガスを導入するためのガス導入口をもつ接続具と,
からなる大気との接触を嫌う粉体の保存・運搬具を提供
する。
【0007】さらに本発明によれば,粉体収納部と粉体
出入り用開口との間に粉体の出入りを操作する開閉弁を
取付けた容器本体と,この容器本体の粉体収納部と開閉
弁との間の空間に連通するように取付けた圧力計と,こ
の容器本体の粉体収納部と開閉弁との間の空間に連通す
るように取付けたガス導入口と,この容器本体の前記開
口に接続する接続口を一端に有した筒体からなり,この
筒体内にガスを導入するためのガス導入口をもつ接続具
と,この接続具の他端に接続される開閉弁介装の第2の
接続具と,からなる大気との接触を嫌う粉体の保存・運
搬・払出し具を提供する。
【0008】さらに本発明によれば,粉体収納部と粉体
出入り用開口との間に開閉弁を取付けた容器本体と,こ
の容器本体の粉体収納部と開閉弁との間の空間に連通す
るように取付けた圧力計と,この容器本体の粉体収納部
と開閉弁との間の空間に連通するように取付けた弁介装
のガス導入管と,この容器本体の前記開口に接続する接
続口を一端に有し他端に開口をもつ筒体からなり,この
筒体内にガスを導入するためのガス導入口を備えると共
にこのガス導入口と他端の開口との間に開閉弁を備えた
接続具と,からなる大気との接触を嫌う粉体の保存・運
搬・払出し具を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は,本発明に従う第1の態様
の保存運搬具を示したものであり,1は容器本体,2は
筒状の接続具を示している。
【0010】容器本体1には,粉体収納部3と粉体出入
り用開口4との間に開閉弁5が取付けられている。開口
4に蓋6が適宜被着される。開閉弁5はバタフライ弁で
ありその弁棒回転用のつまみ7を操作することによって
流路閉鎖位置と開放位置に切り換える。開閉弁5が流路
閉鎖位置に固定された状態では容器内は密閉状態とな
る。
【0011】この開閉弁5と粉体収納部3との間の空間
に連通するように圧力計8が取付けてあり,この圧力計
8の目盛りは常に容器内の圧力(大気圧との差圧)をゲ
ージ圧として表示する。また,開閉弁5と粉体収納部3
との間の空間に連通するようにガス導入管9が取付けて
あり,このガス導入管9には平常は閉成している弁10
が介装してある。このガス導入管9を経て容器内に封入
用ガス例えば窒素やアルゴン等のような不活性ガスが導
入される。水分だけが嫌われる粉体を対象とする場合に
は,不活性ガスに代えてドライエアを用いることもでき
る。
【0012】接続具2は,容器本体の粉体出入り用開口
4に接続する接続口11を一端に有した筒体であり,こ
の筒体内にガスを導入するためのガス導入口12を備え
ている。このガス導入口12の管路にも平時は閉成して
いる弁13が取付けてある。図示の例の接続具2は,フ
レキシブルパイプ部分14と剛性パイプ部分15とから
なり,容器の開口4にはフレキシブルパイプ部分14が
接続され,ガス導入口12は剛性パイプ部分15に取付
けてある。ガス導入管に取付ける弁10および13は逆
止弁であってもよい。
【0013】図2は,図1の本体容器1の蓋6を外して
その開口4に接続具2を連結した状態を示している。こ
の連結状態において,別の容器16(例えば樹脂フイル
ムからなるパック)内の粉体を大気と遮断した状態で容
器に装填することができる。最初の容器が空であるとき
からの粉体充填の操作手順は次のとおりである。
【0014】(1) 開閉弁5を開状態にしてガス導入管9
から不活性ガス(以下,窒素ガスを用いる例で説明す
る)を導入し容器1内の空気を追い出してから,開閉弁
5を閉じて容器内の圧力が正圧(例えば0.2kgw/cm2
以上)となるように窒素ガスを容器内に封入する。 (2) このガス封入後または前の容器に接続具2を接続す
る。 (3) ガス導入口12より窒素ガスを導入して接続具2内
の空気を追い出す。 (4) 粉体の入った袋16を接続具2の口に接続する。 (5) 開閉弁5を開いて容器の粉体収納部3に粉体を落下
させる。 (6) 開閉弁5を閉じて接続具2を外す。 (7) ガス導入口9より窒素ガスを導入し,圧力計8のゲ
ージ圧が少なくとも0.2kgw/cm2を維持することを確
認し,弁10を閉じ,蓋6を被せる。
【0015】この状態で保存する。そのさい,0.2kg
w/cm2が維持されているか否かを圧力計8で監視し,維
持されていなければ窒素ガスを導入する。また,必要に
応じてこの状態で運搬する。同一の粉体を追加的に容器
内に充填するには,接続具2を接続してから,前記の
(3) 〜(7) の操作を行えばよい。なお,接続具2を取付
けた状態で保存・運搬することもできる。
【0016】図3は,図1および2に示した接続具2の
他端に,開閉弁19をもつ第2の接続具18を取付けた
本発明の第2の態様の保存運搬具を示しており,図1〜
2のものとは上下逆転した状態で表している。第2の接
続具18に取付けた開閉弁19は容器本体に取付けた開
閉弁5と同じバタフライ弁が使用されているが,これは
ボール弁であってもよい。
【0017】図3のように,容器本体1に接続具2を連
結し,この接続具2に更に第2の接続具18を連結した
ものは,容器内の粉体を各仕様の他の容器に分取するさ
いに大気との接触を防止することができる。その操作手
順は次のとおりである。
【0018】(1) 粉体が装填され且つ窒素ガスで正圧に
保たれた容器本体1に接続具2および接続具18を連結
する。 (2) 開閉弁5は閉じたまま開閉弁19を開いた状態で,
接続具18の開口端に各仕様のたの容器20をつない
で,ガス導入管12より窒素ガスを流し,接続具2およ
び18内を窒素ガスで置換しつつ容器本体1が上に来る
ように全体を反転する。 (3) 接続具18の開口端に各仕様の他の容器20をつな
いだままで,開閉弁19を閉じる。 (4) 開閉弁5を開いて接続具内に粉体の一部を落下さ
せ,開閉弁5を閉じるかまたは開いたままで,開閉弁1
9を開いて必要量の粉体を容器20に移す。 (5) 移し換えが済んだら,接続具内には粉体が残留しな
いことを確認したうえで開閉弁5と19を閉じ,接続具
2と18を切り離す。 (6) 接続具18と容器20が連結した状態で,容器20
内に分取した粉体を次工程に移すか,或いは容器20を
別の手段で封鎖して接続具18を外す。 (7) 他方,容器本体1にはガス導入管9より窒素ガスを
封入し圧力計8を見ながら容器内を所定の正圧に維持す
る。
【0019】図4は,開閉弁19をガス導入口12より
も容器側にもつ接続具2aを用いた本発明の第3の態様
を示している。すなわち,接続具2aは一方の端近くに
ガス導入口12を備えるが,このガス導入口12よりも
筒中央よりに開閉弁19を介装したものである。この場
合にも,容器内の粉体を各仕様の他の容器に分取するさ
いに,大気との接触を防止することができる。その操作
手順は次のとおりである。
【0020】(1) 粉体が装填され且つ窒素ガスで正圧に
保たれた容器本体1に接続具2aを連結する。 (2) 開閉弁5は閉じたまま開閉弁19を開いた状態で,
接続具18の開口端に各仕様のたの容器20をつない
で,ガス導入管12より窒素ガスを流し,接続具2a内
を窒素ガスで置換しつつ容器本体1が上に来るように全
体を反転する。 (3) 接続具2aの開口端に各仕様の他の容器20をつな
いだままで,開閉弁19を閉じる。 (4) 開閉弁5を開いて接続具内に粉体の一部を落下さ
せ,開閉弁5を閉じるかまたは開いたままで,開閉弁1
9を開いて必要量の粉体を容器20に移す。 (5) 移し換えが済んだら開閉弁19を閉じ,各仕様の容
器20を別の手段で封鎖して接続具2aから切り離す。 (6) 容器本体1が下になるように反転し,接続具2a内
に粉体が残留していればこれを容器本体1内に落下させ
てから開閉弁5を閉じ,ガス導入管9より窒素ガスを封
入し,圧力計8を見ながら容器内を所定の正圧に維持す
る。
【0021】以上のようにして,本発明によると,粉体
を容器に充填するときも容器から取り出すときも部分使
用するときも大気と触れない状態で操作でき,このよう
な操作時に粉体の特性や物性が損なわれることが防止で
きる。また,保存・運搬にあたっても,大気とは触れな
い状態で行うことができ,その管理も圧力計を見ること
で確実に行うことができる。
【0022】以下に本発明の粉体保存運搬具の使用実績
を挙げる。
【0023】〔例1〕Bi系酸化物超電導体仮焼粉(B
i1.85,Pb0.35,Sr1.90,Ca2.05,
Cu3.05)(水分含有量0.05wt%)(カーボン
含有量0.02wt%)を図1の容器本体に30日間保
存した。そのときの容器内雰囲気は窒素100%,内圧
0.2Kgw/cm2 ,粉体充填量2Kgである。
【0024】30日保存のあと,図3に示した操作で,
別の容器に500g程度分取した。そして,再び容器本
体の雰囲気を窒素100% 内圧0.2Kgw/cm2
にして30日保管したあと,同様に他の容器に500g
分取し,もう1度容器本体の雰囲気を窒素100% 内
圧0.2Kgw/cm2 にして30日保管した。分取時
および最終経過日におけるBi系酸化物超電導仮焼粉の
カーボン含有量と水分含有量を測定した。その結果を表
1に示した。
【0025】〔例2〕Y系酸化物超電導仮焼粉(Y1,
Ba2,Cu3,Oy)(水分含有量0.1wt%)
(カーボン含有量0.3wt%)を用いた以外は,例1
と同じ操作を行なった。例1と同じく分取時および最終
保存日のカーボン含有量と水分含有量を測定した。その
結果を表1に示した。
【0026】〔例3〕残留磁化が120emu/cm3
の金属磁性粉(鉄粉)を用いた以外は,例1と同じ操作
を行なった。例1と同じく分取時および最終保存日の磁
性粉の残留磁化を測定し,その結果を表2に示した。
【0027】〔比較例1〕例1のBi系酸化物超電導体
仮焼粉2Kgを蓋付の密閉容器に充填し,蓋を外して大
気中で他の他の容器に500g分取操作を行ったあと蓋
を締めて保存した以外は,例1と同じ回数と日数の操作
を行って同様に保存し,例1と同様にしてカーボン含有
量と水分含有量を測定した結果を表1に示した。なお,
分取操作時の大気の湿度は約75%であった。
【0028】〔比較例2〕例2のY系酸化物超電導仮焼
粉を用いた以外は,比較例1と同じ操作で大気中での分
取操作を行ない,同様にカーボン含有量と水分含有量を
測定した結果を表1に示した。
【0029】〔比較例3〕例3の金属磁性粉を用いた以
外は,比較例1と同じ操作で大気中での分取操作を行っ
た。同様にして分取時と最終保存日の残留磁化を測定し
た結果を表2に示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表1および2に見られるように,本発明の
保存運搬具を用いると酸化物超電導仮焼粉や金属磁性粉
の特性劣化を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の粉体の保
存運搬具は装填・分取・払出し操作時に大気との接触を
遮断することができ,大気と遮断した保存状態も圧力計
によって管理することができ,しかも,操作が簡単で移
動運搬も自由に行えるので,高性能粉体の性能劣化を簡
易な手段で防止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉体の保存・運搬の実施例を示す正面
図であり,容器本体と接続具を分離した状態を示す。
【図2】図1の実施例において,容器本体と接続具を連
結した状態を示す正面図である。
【図3】本発明の粉体の保存・運搬具の他の実施例を示
す正面図であり,容器内の粉体を払い出すときの状態を
示す。
【図4】本発明の粉体の保存・運搬具のさらに他の実施
例を示す正面図であり,容器内の粉体を払い出すときの
状態を示す。
【符号の説明】
1 容器本体 2,2a 接続具 3 粉体収容部 4 粉体出入り用開口 5 開閉弁 8 圧力計 9 容器のガス導入管 12 接続具のガス導入口 18 第2の接続具 19 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−321360(JP,A) 特開 平6−340335(JP,A) 実開 昭62−156543(JP,U) 実開 平6−22296(JP,U) 実開 昭63−149899(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 88/00 - 90/66 B65D 81/20 B65G 65/00 - 65/48 B65G 69/00 - 69/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体収納部と粉体出入り用開口との間に
    開閉弁を取付けた容器本体と,この容器本体の粉体収納
    部と開閉弁との間の空間に連通するように取付けた圧力
    計と,この容器本体の粉体収納部と開閉弁との間の空間
    に連通するように取付けた弁介装のガス導入管と,この
    容器本体の前記開口に接続する接続口を一端に有した筒
    体からなり,この筒体内にガスを導入するためのガス導
    入口をもつ接続具と,からなる大気との接触を嫌う粉体
    の保存・運搬具。
  2. 【請求項2】 粉体収納部と粉体出入り用開口との間に
    粉体の出入りを操作する開閉弁を取付けた容器本体と,
    この容器本体の粉体収納部と開閉弁との間の空間に連通
    するように取付けた圧力計と,この容器本体の粉体収納
    部と開閉弁との間の空間に連通するように取付けたガス
    導入口と,この容器本体の前記開口に接続する接続口を
    一端に有した筒体からなり,この筒体内にガスを導入す
    るためのガス導入口をもつ接続具と,この接続具の他端
    に接続される開閉弁介装の第2の接続具と,からなる大
    気との接触を嫌う粉体の保存・運搬・払出し具。
  3. 【請求項3】 粉体収納部と粉体出入り用開口との間に
    開閉弁を取付けた容器本体と,この容器本体の粉体収納
    部と開閉弁との間の空間に連通するように取付けた圧力
    計と,この容器本体の粉体収納部と開閉弁との間の空間
    に連通するように取付けた弁介装のガス導入管と,この
    容器本体の前記開口に接続する接続口を一端に有し他端
    に開口をもつ筒体からなり,この筒体内にガスを導入す
    るためのガス導入口を備えると共にこのガス導入口と他
    端の開口との間に開閉弁を備えた接続具と,からなる大
    気との接触を嫌う粉体の保存・運搬・払出し具。
  4. 【請求項4】 容器本体の粉体収納部はゲージ圧が0.
    2kgw/cm2以上の不活性ガス圧に維持される請求項1に
    記載の大気との接触を嫌う粉体の保存・運搬具。
  5. 【請求項5】 粉体収納部には,酸化物超電導仮焼粉が
    収納される請求項1に記載の大気との接触を嫌う粉体の
    保存・運搬具。
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FR2927062B1 (fr) * 2008-02-04 2011-07-01 Arkema France Procede de remplissage securise de nanotubes de carbone, systeme de remplissage et installation industrielle mettant en oeuvre le procede.
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