JPH01503796A

JPH01503796A - ガス容器を空にする方法およびその手段

Info

Publication number: JPH01503796A
Application number: JP50463587A
Authority: JP
Inventors: アールブラド，カール　ヨハン
Original assignee: エーヂーエー　アクチボラグ
Priority date: 1986-09-02
Filing date: 1987-06-18
Publication date: 1989-12-21
Also published as: WO1988001708A1; SE454382B; SE8603677D0; BR8707806A; SE8603677L; FI890959A; DK237888A; FI890959A0; EP0323459A1; DK237888D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ガス容器を空にする方法およびその手段本発明は第１圧力よりも低いガス圧までガス充填された容器を排出し、これによりガスを第１圧力と同じ圧力を有するプロセスステーションまたは環境へ排出する方法に関する。

特に産業用ガスは非常に高い圧力、例えば２００バールで輸送され貯蔵される。

用途に応じて、容器から除去されたガスは大気圧ないしかなりの高圧、例えば成る種の化学工程における４０バールにまで亙る種々の圧力で使用される。

ガスを動作圧力４０バールのプロセスステーションへ移送するとき、もし容器に最初２００バールの圧力でガスが充填されるならば、ガスの８０％だけを引き出すことができる。残りの２０％は圧縮機のような昇圧装置を使用せずしては４０パールの動作圧力まで昇圧できない。しかし、圧縮機の使用は高価、かつ複雑になる。故に、ガス容器の容量の８０％が利用され、ガスの２０％はプロセスステーションと充填ステーションとの間を行き来して輸送される。

本発明の目的は、動作圧力または周囲圧力よりも低い受容圧力までガスを充填された容器を、圧縮機の使用なしに、排出する方法および手段を提供することである。

この目的は請求項１の前文により得られ、その方法の特徴とするところは、第１容器のガスをエゼクタを通じてプロセスステーションへ流動させ、第２圧力のガスを入れた第２容器をエゼクタの低圧入口を通るガス流へ接続し、第１容器からのガス流は第２容器からガスを引き出すようにしたことである。

本発明の性質とその観点は以下の添付図面の簡単な説明および図面についての記載から明らかになろう。

第１図は４段階での圧力減少構成を示す。

第２図は３段階での圧力減少構成を示す。

第１図はガス容器を、容器の動作圧力よりも実質的に低い圧力まで排出する圧力減少構成を示す。Ｐｌで示す動作圧力は通常はぼ一定であり、プロセスステーションＡまたは環境の既存圧力である。

圧力Ｐｍ、例えば２００バールにおける通常の、レベルへ充填される容器ｌは弁７を取り付けた管路８を介してエゼクタ９の高圧入口へ接続されている。エゼクタ９の出口はましくは弁２１を備えた管路２０へ接続されている。

エゼクタ９の低圧入口へ接続された管路１３は３本の分岐管路１４．１５．１６を有し、各分岐管路にはそれぞれ弁１７．１８．１９が取り付けられている。総ての弁７．２１．１７．１８．１９は少なくとも２つの位置、即ち全開位置および全開位置へ設定できる。各分岐管路はそれぞれのガス充填容器２．３．４へ接続される。

容器１は管路８へ接続されるとき圧力Ｐｍのガスを容する。容器１の圧力がＰｍのとき、容器２．３．４の容器４は一般に動作圧力Ｐ１に対応する最高圧力Ｐ７に充填され、容器２は最低圧力Ｐ２に充填され、容器３は圧力Ｐ７とＰ２との間の圧力Ｐ５に充填される。

本発明の方法を使用すると、ガスは最初のガス圧がＰｍである容器１からエゼクタ９を通じてプロセスステーションＡへ流れる。弁１７が開くと、容器２のガスは低圧入口を通じてエゼクタ９と連通し、弁１８．１９は閉じている。

エゼクタ９を通じて容器１から流動するガスは容器２からガスを引き出し、容器２内の圧力を更に減少させる。所定量のガスが容器１から排出されたとき、即ちこの容器内の圧力が所定値Ｐ３へ減少したとき、容器２内の圧力はＰ２からＰ４へ減少する。

容器１の圧力がＰ３へ減少するや否や、弁１７は閉じられ、弁１８が開かれる。

容器１から流動するガスは容器３からガスを引き出す。容器１内の圧力が所定の第２の圧力Ｐ６へ減少すると、容器３の圧力は、第２容器２内の初期圧であったＰ２へほぼ減少する。このとき弁１８が閉じ、弁１９が開かれ、而して第４容器のガスはプロセスステーション八へ引き出される。容器１の圧力がＰ８へ減少すると、第４容器４の圧力がＰ５へ減少し、弁１９が閉じる。

Ｐ８が実質的に高ければ、ガスはエゼクタ９の低圧入口を経て他の容器から引き出されることな（この容器からプロセスステーションへ流れ、ついに容器１の圧力はほぼＰｌに等しくなる。圧力Ｐ１とＰｌはほぼ等しくなる。容器側の弁にできる弁７は、殆ど空である容器２の代わりに管路１４へ接続される。

次の段階で、圧力Ｐｍのガスを入れた新しい容器５が接続される。管路８の弁７が開かれると、管路１５の弁１８もまた開かれる。何故ならば容器３は管路１３へ接続された３個の容器３．４．１の最低圧力Ｐ２を有するからである。容器３の圧力がＰ４へ減少すると、管路１５の弁１８が閉じ、弁１９が開かれ、容器５の圧力がＰ３へ減少する。

容器５の圧力がＰ６へ減少すると、弁１９が閉じられ、弁１７が開かれ、また容器５の圧力がＰ３へ減少すると、弁１７が閉じられる。このとき容器１の圧力はｐｌよりも低いＰ５へ減少している。その後、容器５の圧力はＰｌへ減少し、弁７が閉じた状態で容器は殆ど空で圧力Ｐ４を有する容器３の代わりに管路１５へ接続される。

第３段階工程も同様である。圧力Ｐｍのガスを充填された第６容器は管路８へ接続され、操作が第４段階で反復される。

異なる点はここではこの方法は３段階のみから成り、これで充分な場合が多い。

第１図の部分と同様の第２図の部分は同じ参照数字で示されている。ガスが容器から解放され、エゼクタ９を通って、例えば４０バールである圧力Ｐ１が維持されているプロセスステーションへ流れると、弁】８が開かれる。

容器３の圧力はＰ２Ｏである。容器１の圧力がＰｍからこの場合１００バールであるＰ２Ｏへ減少すると、弁１８が閉じ、弁１９が開かれて容器４のガスがエゼクタ９を通る容器１からのガス流へ接続される。弁１９が開かれたとき、容器４の圧力はＰ２Ｏであり、これはＰｌ即ち４０バールにほぼ等しい。容器１の圧力がこの例では５０バールであるＰ２Ｏへ減少すると、弁１９が開かれる。容器４の圧力はこのときほぼ１０バールであるＰ２Ｏへ減少している。圧力が５０バール以下である容器１からの推進力は相当量のガスを引き出すのに充分であるから、弁１９は容器１の圧力がほぼＰｌに減少するときに閉じることができる。

容器１の圧力がＰｌであるとき、弁７は閉じ、容器１がこのとき殆ど空の容器３の代わりに管路Ｉ５へ接続される。

ガスを圧力Ｐｍまで充填された新しい容器５は管路８へ接続され、弁７と１９は同時に開かれる。容器４の圧力はＰ２Ｏ、即ち１０バールである。容器４の圧力がＰ２Ｏ，即ち１００バールに減少すると、弁１９が閉じ、弁１８が開く。容器４の圧力はＰ２Ｏであり、Ｐ２Ｏはこの場合２バールである。容器５の圧力がＰ２Ｏ、即ち５０バールに減少すると、弁】８が閉じ、容器５からのガス流と容器１との間の連通を遮断し、容器５の圧力がＰｌ、即ち４０バールに減少する。

第３段階において、容器５は管路８から離脱され、次いで容器４０代わりに管路】６へ接続される。圧力Ｐｍへ充填された容器６は容器５の代わりに管路８へ接続される。

次いで、弁１８．７は同時に開かれ、容器６からのガス流が容器ｌからガスを引き出すが、容器１は弁１８が開かれたときガスを圧力Ｐ５０、即ち１０バールに充填される。

容器６の圧力がＰ２Ｏへ減少すると、弁１８が閉じ、弁１９が開き、容器５が容器６からのガス流と連通し、容器１の圧力はＰ２．即ち２パールに減少する。

而して、この方法は充填ステーションとプロセスステーションとの間を行き来して輸送されるガスの量を実質的に減少することを可能にする。

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Claims

【特許請求の範囲】

１．第１圧力（Ｐ１）よりも低いガス圧までガスを充填された容器を排出し、容器のガスを第１圧力（Ｐ１）が維持されたプロセスステーション（Ａ）または環境へ移送する方法において、第１容器（１）のガスをエゼクタ（９）を通じてプロセスステーション（Ａ）へ流動させ、第２圧力（Ｐ２）のガスを入れた第２容器（２）をエゼクタ（９）の低圧入口を通るガス流へ接続し、第１容器からのガス流は第２容器（２）からガスを引き出すようにしたことを特徴とする方法。
２．第１容器（１）の圧力が所定の第３圧力（Ｐ３）に減少すると、第２容器（２）とエゼクタ（９）との間のガス接続が切断され、これにより第２容器（２）のガス圧は第４圧力（Ｐ４）に減少され、また第２圧力（Ｐ２）よりも高い第５圧力（Ｐ５）で充填された第３容器（３）はエゼクタ（９）の低圧入口を経て第１容器（１）からのガス流へ接続され、第１容器（１）からのガス流が第３容器
（３）からガスを引き出すことを特徴とする請求項１記載の方法。３．第１容器（１）の圧力が所定の第６圧力に減少すると、第３容器（３）とエゼクタ（９）との間のガス接続が切断され、これにより第３容器（３）のガス圧力は第２圧力（Ｐ２）に減少され、また第５圧力（Ｐ５）よりも高い第７圧力（Ｐ７）を有するガスを入れた第４容器（Ｐ４）はエゼクタ（９）の低圧入口を経て第１容器（１）からのガス流へ接続され、第１容器（１）からのガス流が第４容器（４）からガスを引き出すことを特徴とする請求項２記載の方法。
４．容器（１）の圧力が所定の第６圧力（６）へ減少したときに第３容器（Ｐ３）と第１容器（１）からのガス流との間のガス接続が切断され、これにより第３容器のガス圧は第２圧力（Ｐ２）に減少し、また第１容器（１）からのガスは容器（１）の圧力がほぼＰ１に等しくなるまでプロセスステーション（Ａ）へ流れることができ、このとき第１容器（１）は第８圧力（Ｐ８）に充填された第５容器（５）と置換され、第３容器（３）とエゼクタ（９）との間のガス接続が再確立され、第５容器（５）のガスは第５容器（５）の圧力が第３圧力に減少するまでエゼクタ（９）を流れ、これにより第３容器の圧力は第４圧力（Ｐ４）に減少すること特徴とする請求項２記載の方法。
５．第３容器（３）とエゼクタ（９）との問のガス接続が切断され、第１容器がエゼクタ（９）へ接続され、第１容器（１）は第３容器を置換することを特徴とする請求項４記載の方法。
６．第１圧力（Ｐ１）よりも低いガス圧までガスを充填された容器を排出し、容器のガスを第１圧力（Ｐｌ）が維持されたプロセスステーション（Ａ）または環境へ移送する装置において、（Ｐ１）よりも実質的に高い圧力でガスを充填された第１ガス容器（１）を、弁（１７）を備えた管路（８）を経てエゼクタ（９）へ接続し、これにより容器（１）からのガスはエゼクタ（９）を経てプロセスステーション（Ａ）へ排出され、また第１圧力（Ｐ１）にほぼ等しいかこれよりも低い圧力でガスを充填された少なくともガス容器（２）を設け、この容器（２）は第１容器（１）からのガス流へ、弁１４を取り付けた管路（１７）を経て接続できることを特徴とする請求項１記載の装置。