JP4040904B2 - 粉粒体充填方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉粒体充填方法に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、貨物を効率的に輸送するため、輸送コンテナが用いられている。この輸送コンテナは、例えば、箱状のコンテナ本体と、前記コンテナ本体に内蔵された袋体と備える構造のものが一般的である。
この輸送コンテナを用いて効率的に貨物を輸送するためには、コンテナ本体内の袋体にできる限り多くの貨物を投入する必要がある。そのため、袋体に十分に貨物を投入するためには、輸送コンテナの貨物投入口が上方になるように傾斜させて貨物を貯蔵する貯蔵容器の直下にくるようにして貨物の充填を行う方法が挙げられる(1)。また、特開2000−296801号公報に記載されているように、コンテナ本体内の袋体内に空気圧送する方法が採用されている(2)。
【0003】
ここで、物理的な衝撃で容易に微粉化する粉粒体を貨物として、上記した輸送コンテナに投入する場合には、(1)に述べたように、この粉粒体の微粉化を防止するため、粉粒体を貯蔵する貯蔵容器の直下に輸送コンテナを配置して、輸送コンテナ内に粉粒体を落下させて投入する方法が好ましい。
【0004】
しかし、貯蔵容器の構造、位置等の関係で輸送コンテナを貯蔵容器の直下に配置できない場合には、(2)に述べたように、空気圧送手段によって粉粒体の水平輸送を実施してきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この(2)の方法では、粉粒体の圧送時の粉砕等の破損が問題となっている。また、圧送時に使用する気体等が排気ガスになり、この排気ガスにより作業環境が悪化するという問題もある。
【0006】
本発明の目的は、物理的に破損を生じやすい粉粒体を破損させることなく輸送用コンテナに充填することができる粉粒体充填方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達するために、本発明の粉粒体充填方法は、貯蔵容器内に収容された粉粒体であるビスフェノールAを輸送用コンテナに充填する粉粒体充填方法であって、前記貯蔵容器から前記粉粒体を排出し、排出された粉粒体を、振動運動により前記粉粒体を輸送する水平輸送手段で、前記輸送コンテナの貨物投入口まで輸送し、輸送された粉粒体を前記貨物投入口に設けられた充填ノズルを通して、前記輸送コンテナ内に落下させ、前記充填ノズルは、前記粉粒体を前記輸送コンテナ内に投入する投入管と、不活性ガスを前記輸送コンテナ内に注入する注入管と、前記輸送コンテナ内の空気の排気をする排気管とを備え、前記注入管を通して前記輸送コンテナ内に前記不活性ガスを注入しつつ、前記排気管を通して前期輸送コンテナ内の空気を排気し、前記輸送コンテナ内を不活性ガス雰囲気とした後、前記不活性ガスの注入を停止し、前記投入管を通して前記粉粒体を前記輸送コンテナ内に投入することを特徴とする。
【0008】
ここで、水平輸送手段は、振動運動により前記粉粒体を輸送する。水平輸送手段としては、例えば、振動コンベア等が挙げられる。
【0009】
このような本発明によれば、水平輸送手段は、水平方向の振動運動により、粉粒体を水平輸送手段の上を滑るようにして輸送する。従って、空気圧送による衝撃や、輸送手段との摩擦が生じにくいから、粉粒体を破損することもないので、物理的に破損を生じやすい粉粒体を破損させることなく貯蔵容器から略水平方向に離れた輸送コンテナに充填することができる。
【0010】
本発明の粉粒体充填方法では、前記貨物投入口には、充填ノズルが設けられ、この充填ノズルを通して、輸送された粉粒体を前記輸送コンテナ内に落下させる。
これによれば、充填ノズルが粉粒体の落下方向および粉粒体の落下方向の幅を規定するから粉粒体が貨物投入口の外側に飛散することを防止できるので、輸送コンテナ周囲を汚すことがない。
【0011】
本発明の粉粒体充填方法では、前記粉粒体はビスフェノールAが該当する。ここで、ビスフェノールAは、破壊し易い粉粒体である。また、ビスフェノールAは、酸素と接触すると爆発し易い、すなわち粉塵爆発性を有する。そのため、ビスフェノールAが破壊されて細かくなると、表面積が増大し、酸素と接触する際の反応性が向上してしまい、より爆発しやすくなる場合がある。従って、ビスフェノールAは、破壊しないように輸送することが望まれる。そのため、ビスフェノールAを充填する方法として、本発明の粉粒体充填方法は好適である。
本発明の粉粒体充填方法では、前記水平輸送手段と前記充填ノズルの前記投入管とが連通し、前記投入管と前記輸送コンテナとが連通していることが好ましい。
【0012】
本発明の粉粒体充填方法では、前記輸送用コンテナは、箱形のコンテナ本体と、このコンテナ本体に内蔵された袋体とを備え、前記袋体は、前記貨物投入口に接続される充填口を備え、輸送された粉粒体を前記充填口より前記袋体内に落下させることが好ましい。
【0013】
これによれば、コンテナ本体に内蔵された袋体を備え、輸送された粉粒体を前記充填口より前記袋体内に落下させることにより、コンテナ本体には接触しないように粉粒体を袋体内に充填するようになるので、コンテナ本体が粉粒体により汚れることを防止することができる。
【0014】
本発明の粉粒体充填方法では、前記輸送コンテナを前記貨物投入口が上方に向くように傾斜させて、輸送された粉粒体を前記貨物投入口より前記輸送コンテナ内に落下させることが好ましい。
これによれば、輸送コンテナが上方に向いた状態における貨物投入口の垂直方向の高さまで輸送された粉粒体を充填することができるので、多量の粉粒体を輸送コンテナ内に充填することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2には、本実施形態の輸送コンテナ1が示されている。図3にはコンテナ本体10が示されている。
輸送コンテナ1は、炭素鋼からなる略直方体形状の箱形のコンテナ本体10と、コンテナ本体10に着脱自在に内蔵された袋体15(図1では図示省略)とを備えている。
コンテナ本体10は、このコンテナ本体10の一方の長手方向端面の上部に設けられた貨物投入口11と、コンテナ本体10の一方の長手方向端面の下部に設けられた貨物排出口12と、コンテナ本体10の長手方向に沿った側面に設けられた一対の積み卸し口13、14とを備えている。
【0016】
本実施形態のコンテナ本体10は、例えば、20ft海上コンテナを改造することにより形成でき、これによると、20ft海上コンテナの規格を満足できるので、20ft海上コンテナ標準品と同様の取扱いが可能になり、海上輸送および陸上輸送の両方に用いることができる。
【0017】
貨物投入口11および貨物排出口12にはそれぞれ扉21、22が取り付けられ、これらの扉21、22を回動させることにより、貨物投入口11および貨物排出口12を開閉できるようになっている。
この貨物投入口11の頂面11Aは、コンテナ本体10の天井面10Aと面一になるように形成され、貨物排出口12の底面12Bは、コンテナ本体10の底面10Bと面一に形成されている。
積み卸し口13、14はコンテナ本体10の側面の略全面に亘って形成され、これらの積み卸し口13、14を開閉するために、各一組の観音開き式の扉23、24、25、26が取り付けられている。これらの扉23〜26にはそれぞれ扉23〜26の回動を規制するためのかんぬき27が着脱自在に装着され、閉塞状態を維持できるようになっている。
【0018】
図2および図3に示されるように、このようなコンテナ本体10の内部には、前述した袋体15を係止するための複数のフック28が取り付けられている。これらのフック28は、コンテナ本体10の4つの上角隅部と、コンテナ本体10の貨物排出口12側の近傍の2つの下角隅部と、コンテナ本体10の貨物排出口12とは反対側の2つの下角隅部と貨物排出口12とは反対側の2つの下角隅部の間の隅部と、貨物投入口11の頂面11Aと、貨物排出口12の4つの各角隅部とに取り付けられ、これらのフック28に袋体15の各部を係止することにより、袋体15のずれを防止できるようになっている。
【0019】
袋体15は、図4に示すように、酸素忌避性貨物であるビスフェノールA等の粉粒体を充填するためのものであり、ポリエチレン等の樹脂を筒状に成形して両端部をそれぞれ接着等により塞いだ構造を備えている。
【0020】
この袋体15は、コンテナ本体10の内面に沿う略直方体形状に形成され、貨物投入口11に接続される充填口16と、貨物排出口12に接続される吐出口17とを有して構成されている。
【0021】
充填口16は、袋体15の一方の長手方向端面の上部に突設された円筒状の充填部18の先端開口からなり、この充填部18はコンテナ本体10の貨物投入口11に挿通される。充填部18の中間部分には充填口16を開閉するための開閉紐41が取り付けられている。
【0022】
吐出口17は、袋体15の一方の長手方向端面の下部に突設されて貨物排出口12に挿通される吐出部19の先端開口からなる。この吐出部19は断面半円形の筒状に形成され、面状に形成された吐出部19の底部、つまり吐出口17の底面17Bが袋体15の底面15Bと面一になるように取り付けられている。吐出部19の中間部分には、吐出口17を開閉するための開閉紐42が取り付けられている。
【0023】
袋体15の一方の長手方向端面には、吐出部19を囲むように補強シート43が取り付けられ、袋体15の他方の長手方向端面には、袋体15の下角隅部を含む隅部に跨る補強シート44および帯状の補強材45が外側から取り付けられている。また、袋体15の下角隅部にも帯状の補強材46が取り付けられている。これらの補強シート43、44および補強材45、46により、貨物の荷重による袋体15の伸びや破損を防止できるようになっている。
【0024】
このような袋体15の外表面には、コンテナ本体10内部のフック28に対応した位置に係止ロープ47が取り付けられている。この係止ロープ47をフック28に係止して袋体15の各部をコンテナ本体10内の各部に固定することにより、袋体15を正しい姿勢で保持できるようになっている。
【0025】
このような輸送コンテナ1の袋体15内にビスフェノールA等の粉粒体を充填する際に用いる充填ノズル3は、図4〜6に示すような構成を持つものである。充填ノズル3は、一端が充填口16から袋体15内に挿入される投入管52と、一端が充填口16から袋体15内に挿入される注入管51と、一端が袋体15の充填口16に密着して接続される排気管53とを備えている。
上記のように密着して接続する際に、具体的には、充填部18の内周面が充填ノズル3の排気管53の外周面に密着する。そして、必要に応じて充填部18と排気管53の両者を両面テープ等で固定して隙間がないようにする。
【0026】
投入管52は、ビスフェノールAを袋体15内に投入するためのものであり、ビスフェノールAを変質させない材質のものであれば、その材質に特に制限はない。注入管51は、不活性ガスを袋体15内に注入するためのものであり、不活性ガスの注入作業により破損しないような丈夫な材質のものであれば、その材質に特に制限はない。なお、本実施形態において、不活性ガスは、窒素ガスを採用している。
【0027】
排気管53は、袋体15内の空気の排気をするためのものであり、注入管51および投入管52よりも硬い材質のものからなる。排気管53は、上方に向いた円管状の排気部53Aを備えている。この排気部53Aの直径は、注入管51の直径と略同一である。
排気管53は、投入管52および注入管51の袋体15側とは反対側の一端が突出するように外挿されている。すなわち、投入管52および注入管51は、排気管53に内挿され、袋体15側とは反対側の一端が突出するように構成されているものである。注入管51は、投入管52の上側に配置されている。
【0028】
一方、排気管53の袋体15側とは反対側の端面は、投入管52および注入管51を除いた部分が塞がれ、これにより排気管53と、投入管52および注入管51との間の空間は外部と遮断されている。
排気管53は、排気管53と、投入管52および注入管51との間から排気部53Aを介して袋体15内の空気の排気が可能に構成されている。
【0029】
さらに、投入管52の直径と排気管53の直径との比は、0.3〜0.7の範囲内とし、注入管51の直径と排気管53の直径との比は、0.1〜0.3の範囲内としている。
【0030】
投入管52の直径と排気管53の直径との比は、0.3未満であると、投入するビスフェノールAの量が少なくなり、投入作業の効率が悪くなる場合がある。また、投入管52の直径と排気管53の直径との比は、0.7を越えると、排気管53を投入管52に外挿した場合に、排気管53内の空間が狭まり、排気がしにくくなる場合がある。
【0031】
一方、注入管51の直径と排気管53の直径との比は、0.1未満であると、窒素ガスの注入量が少なくなるので、不活性(窒素)ガス雰囲気下にするまでの注入作業に時間がかかる場合がある。また、注入管51の直径と排気管53の直径との比は、0.3を越えると、排気管53を注入管51に外挿した場合に、排気管53内の空間が狭まり、排気がしにくくなる場合がある。
【0032】
投入管52、注入管51、排気管53は、それぞれ略円形の断面形状を備えている。排気部53Aと、投入管52および注入管51とは、同一直線状に配置されている。
【0033】
このような輸送コンテナ1の袋体15内にビスフェノールAを充填する際には、図7に示すような貨物投入装置2を用いる。この貨物投入装置2は、充填ノズル3と、投入部60と、注入部70と、排気集塵部80、振動コンベア90とを備えて構成されている。
【0034】
投入部60は、ビスフェノールAを投入するものである。投入部60は、貯蔵容器61と、ロータリーバルブ62と、投入配管63とを備えている。
貯蔵容器61は、タンクであり、ビスフェノールAを貯蔵しておくものである。この貯蔵容器61は、その底部に排出口61Aを備えている。排出口61Aは、略円錐状とされた底部の頂点を中心とした円形に開閉自在にされている。
【0035】
ロータリーバルブ62は、貯蔵容器61内のビスフェノールAの排出量を調節するものである。ロータリーバルブ62は、公知のロータリーバルブを採用できる。
投入配管63は、ロータリーバルブ62および振動コンベア90の間に気密性を保って取り付けられ、貯蔵容器61のビスフェノールAを振動コンベア90に投入するためのものである。投入配管63は、金属製の矩形状の配管からなる。
【0036】
注入部70は、窒素ガスを注入管51に注入するものである。この注入部70は、窒素源71と、バルブ72とを備えている。窒素源71は、窒素発生装置や窒素ボンベ等である。バルブ72は、注入する窒素ガスの流量を調節するものである。
【0037】
排気集塵部80は、排気部53Aより排気された袋体15内の空気を集めるものである。排気集塵部80は、集塵機81と、吸引フード82と、バルブ83と、酸素測定器84とを備えて構成されている。
【0038】
集塵機81は、排気された空気に含まれるゴミを取り除くものである。吸引フード82は、集塵機81の吸引フードであり、袋体15が減圧とならないように調節し、袋体15からの排気を吸引するものである。バルブ83は、排気される袋体15内の空気の流量を調節するものである。酸素測定器84は、排気部53A側に配置されており、排気された空気の酸素濃度を測定するものである。
【0039】
振動コンベア90は、振動運動によりビスフェノールAを貯蔵容器61から輸送コンテナ1まで水平輸送するものであり、図7、図8に示すように、トラフ91と、天蓋92と、振動部93とを備えて構成されている。
トラフ91は、断面U字形の金属製の桶である。トラフ91の内部の底面は、表面加工され、平滑にされている。トラフ91は、投入開口部91Aと、排出開口部91Bとを備えている。
【0040】
投入開口部91Aは、ビスフェノールAを投入する側の略矩形状の開口部であり、上方に向いている。なお、投入開口部91Aには、トラフ91に対して上向きに垂直に投入配管63が取り付けられている。排出開口部91Bは、ビスフェノールAを排出する側の開口部であり、側方に向いている。排出開口部91Bは、略矩形状である。
【0041】
なお、排出開口部91Bには、投入配管55がトラフ91に対して下向きに垂直に取り付けられている。この投入配管55の側面上端部には、排出開口部91Bに対応した図示しない開口部が形成されている。さらにこの投入配管55は、投入管52に接続されている。
【0042】
天蓋92は、トラフ91の上面を覆い、ビスフェノールAの輸送中の飛散を防止するものである。天蓋92は、投入開口部91A側から排出開口部91B側にかけて、投入開口部91Aを除いた部分の上面を覆っている。天蓋92は、金属製の部材であり、トラフ91内の気密性が保たれれば、トラフ91に接着する方法に特に制限はない。
【0043】
振動部93は、トラフ91の下側に設けられ、トラフ91の下側より、所定の振動を与えるものである。振動部93は、フレーム93Aと、可動レバー93Bと、ばね93Cとを備えて構成されている。
フレーム93Aは、図示しない防振ばねにより、振動コンベア90を固定するものであり、トラフ91と略同じ大きさの箱状の部材である。
【0044】
可動レバー93Bは、トラフ91およびフレーム93Aの側面に1本ずつ設けられている。可動レバー93Bは、この各1本ずつの組を1組として、2組設けられている。可動レバー93Bは、棒状の部材であり、その上端がトラフ91に接続され、その下端がフレーム93Aに接続されている。可動レバー93Bのそれぞれトラフ91およびフレーム93Aに接続された部分は、回動自在となっている。この際、フレーム93Aは、図示しない防振ばねにより固定され動かず、トラフ91のみが、可動レバー93Bの動きに従い、動くようになっている。
【0045】
ばね93Cは、トラフ91の下側かつ可動レバー93B近傍に各1本ずつ、計4箇所に設けられ、トラフ91の下側より所定の角度θ1で振動を加えるものである。この所定の角度θ1は、振動角度と呼ばれ、本実施形態では、約30度とされている。
【0046】
このように構成された本実施形態においては、次のような手順でビスフェノールAの水平輸送および投入を行う。
ビスフェノールAを輸送コンテナ1に積み込む場合、予め袋体15をコンテナ本体10内に取り付けておく。このコンテナ本体10内に袋体15を搬入し、その係止ロープ47をそれぞれコンテナ本体10の各フック28に係止する。
【0047】
また、吐出部19の開閉紐42を締め付けて吐出口17を閉塞しておき、充填部18を貨物投入口11に挿通してその開閉紐41を解いて充填口16を開放しておく。輸送コンテナ1を貨物投入口11および袋体15の充填口16が上方を向くように傾斜させる。この場合の傾斜角度θ2は、図7に示すように、本実施形態では、略45度である。
【0048】
そして、予め充填ノズル3を充填口16に一体に配置しておき、充填ノズル3を袋体15の充填口16に挿入してその排気管53の外表面を充填部18に密着させて固定する。この際、投入管52および注入管51の一端の開口が袋体15の他方の長手方向端面に向くように充填ノズル3を固定する。
【0049】
次いで、貨物排出口12の扉22および積み卸し口13、14の扉23〜26を閉じた状態で、図7に示されるように、窒素源71よりバルブ72を調節して充填ノズル3の注入管51を通して袋体15に窒素ガスを注入する。なお、窒素ガスの注入量は、50〜600Nm3/hrが好ましく、より好ましくは300〜400Nm3/hrである。本実施形態では、窒素ガスの注入量は、360Nm3/hrである。
【0050】
この窒素ガスの注入量は、50Nm3/hr未満であると、不活性ガス(窒素ガス)雰囲気下にするまでの注入作業に時間がかかり、注入作業の効率が悪くなる場合がある。また、窒素ガスの注入量は、600Nm3/hrを越えると、注入速度が速すぎて袋体15が破損する場合がある。
【0051】
ここで、窒素ガスを袋体15内に注入すると、袋体15内の空気が押し出され、排気管53と、投入管52および注入管51との間を通じて排気部53Aに導入されて排気される。この際、図7に示すように、酸素測定器84により、排気部53Aから排気された空気の酸素濃度を測定する。この酸素濃度が、3%以下になったら、袋体15内は、不活性ガス(窒素ガス)雰囲気下であるとする。袋体15内が不活性ガス(窒素ガス)雰囲気下になった後、窒素ガスの注入を停止する。また、排気された空気は、吸引フード82、集塵機81の順に通過してゴミや有害物質が取り除かれ、安全な空気のみ集塵機81より放出される。
【0052】
一方、袋体15内が不活性ガス雰囲気下となった後、振動コンベア90の運転を開始する。そして、ロータリーバルブ62を運転させて貯蔵容器61内のビスフェノールAを一定量排出する。このビスフェノールAを一定量排出する際には、排出口61Aの大きさやロータリーバルブ62を調節することにより、ビスフェノールAの排出量が適度になるようにする。
【0053】
投入配管63、投入開口部91Aを通して、振動コンベア90にビスフェノールAを投入する。まず、図示しないモータにより可動レバー93Bがクランク運動を行う。その際、可動レバー93Bは、トラフ91に回動自在に接続されているため、トラフ91は上下方向に往復運動を行う。そして、この往復運動の際、ばね93Cは、この往復運動を増幅して、トラフ91を振動させる。このばね93Cは、所定の角度θ1で設けられているため、斜め方向に振動をトラフ91に加えるようになる。
【0054】
そのため、トラフ91上のビスフェノールAは、トラフ91に加わった振動により斜め方向に跳ね上がる。すなわちビスフェノールAは、元あった位置よりも投入開口部91Aから排出開口部91Bに向かって、斜め方向に跳ね上がり、落下する。この際、トラフ91の上下方向の下降速度は、ビスフェノールAの落下速度よりも速いため、ビスフェノールAは、元あった位置よりも排出開口部91B側に輸送されることとなる。ビスフェノールAは、この跳ね上がりと落下を繰り返して、排出開口部91Bに向かって輸送される。
【0055】
排出開口部91Bまで輸送されたビスフェノールAは、投入配管55に達して、投入配管55を垂直に落下して、また、投入管52を通って落下し続ける。そして、ビスフェノールAは、貨物投入口11および袋体15の充填口16を通り、落下して、袋体15内に充填される。
【0056】
貯蔵容器61からのビスフェノールAの排出が所定量に達したら、排出口61Aやロータリーバルブ62を調節することにより、ビスフェノールAの排出を止める。その後、振動コンベア90の運転を止める。
【0057】
その後、充填部18の開閉紐41を締めて充填口16を閉塞し、充填ノズル3を取り外す。この際、外部からの空気が袋体15内に流れ込まないように、充填口16が確実に閉塞されていることを確認する。その後、充填部18を貨物投入口11からコンテナ本体10内に押し込んで、貨物投入口11の扉21を閉める。
【0058】
また、ビスフェノールAを輸送コンテナ1から卸す場合には、貨物排出口12の扉22を開けて吐出部19を貨物排出口12から引き出し、開閉紐42を弛めて吐出口17から袋体15内のビスフェノールAを排出する。この際、コンテナ本体10の貨物排出口12側とは反対側をジャッキ等により持ち上げて、コンテナ本体10を貨物排出口12が下方になるように傾けた状態でビスフェノールAを排出する。
【0059】
上述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)振動コンベア90は、水平方向の振動運動により、ビスフェノールAがトラフ91の上を滑るようにしてビスフェノールAを輸送する。従って、空気圧送による衝撃や、輸送手段との摩擦が生じにくいから、ビスフェノールAを破損することもないので、物理的に破損を生じやすいビスフェノールAを破損させることなく貯蔵容器61から略水平方向に離れた輸送コンテナ1に充填することができる。
【0060】
(2)コンテナ本体10に内蔵された袋体15を備え、輸送されたビスフェノールAを充填口16より袋体15内に落下させることにより、コンテナ本体10には接触しないようにビスフェノールAを袋体内に充填するようになるので、コンテナ本体10がビスフェノールAにより汚れることを防止することができる。
【0061】
(3)充填ノズル3がビスフェノールAの落下方向およびビスフェノールAの落下方向の幅を規定するからビスフェノールAが貨物投入口11の外側に飛散することを防止できるので、輸送コンテナ1周囲を汚すことがない。
【0062】
(4)輸送コンテナ1が上方に向いた状態における貨物投入口11の垂直方向の高さまで輸送されたビスフェノールAを充填することができるので、多量のビスフェノールAを輸送コンテナ1内に充填することができる。
【0063】
(5)ここで、ビスフェノールAは、破壊し易い粉粒体である。また、ビスフェノールAは、酸素と接触すると爆発し易い、すなわち粉塵爆発性を有する。そのため、ビスフェノールAが破壊されて細かくなると、表面積が増大し、酸素と接触する際の反応性が向上してしまい、より爆発しやすくなる場合がある。従って、ビスフェノールAは、破壊しないように輸送することが望まれる。そのため、ビスフェノールAを充填する方法として、本発明の粉粒体充填方法は好適である。
【0064】
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は、本発明に含まれるものである。例えば、不活性ガスとしては、前記実施形態では、窒素ガスを採用していたが、二酸化炭素、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン等を採用してもよい。
貯蔵容器61は、タンクであったが、これに限られず、ホッパー、バンカー、サイロ、ビン、ホリゾンタルデポット等を採用してもよい。
【0065】
充填ノズル3の排気管53は、投入管52および注入管51の袋体15側とは反対側の一端が突出するように外挿されていたが、これに限られず、排気管53、投入管52および注入管51の3本の管をそれぞれ配置するようにしてもよい。
また、充填ノズル3の形状、構成は、前記実施形態のように3本の管からなる構造に限られず、充填口16との接続ができる形状、大きさ、構成であれば、特に制限されない。
【0066】
排気部53Aは、排気管53に、上方に向けて設けられていたが、これに限られず、排気管53の側面方向、下方、斜め方向等、投入作業に支障がないものならば、設けられる方向に特に制限はない。
【0067】
投入配管55は、振動コンベア90に対して垂直に取り付けていたが、これに限られず、ビスフェノールAが溜まったりしない角度であれば、任意の角度で取り付けてもよい。
振動コンベア90は、モータによるクランク運動でばね91Cを介してトラフ91を振動させる構造であったが、これに限られず、振動コンベアは、他の公知の構造のものを使用してもよい。
その他、本発明を実施する際の具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲内で他の構造等としてもよい。
【0068】
【実施例】
以下、実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、本発明は実施例の内容に限定されるものではない。
[実施例]
前記実施形態において、充填ノズル3は、注入管51と、投入管52と、排気管53とを備えた3本の管からなる構造のものであったが、実施例においては、充填ノズル3は、充填口16および投入配管55の開口部分に接続する1本の管からなるものである。この実施例の充填ノズルは、その外径が0.5mである。
【0069】
輸送コンテナ1の内部の寸法は、幅2.4m、長さ5.9m、高さ2.4mである。また、袋体15内を不活性ガス(窒素ガス)雰囲気にするために使用した窒素ガスは、純度99.9%のものである。
【0070】
振動コンベア90の寸法は、トラフ91の長さ12m、幅1.2mである。トラフ91の底面の表面は、♯400バフ相当の表面加工がなされていた。振動コンベア90の振動角度は30度であり、その振動幅は、18mmである。振動コンベア90の輸送能力は、60t/hrであり、振動コンベア90による水平輸送は15mである。
貯蔵容器61は、その上部が直径6m、高さ18mの円筒状であり、その下部が半頂角30度の円錐状である。またその下部の排出口61Aは、直径が0.36mである。貯蔵容器61内のビスフェノールAは、押し潰し強度が0.118N/mm(120gf/mmを換算した値)であり、平均粒径が1.1mmである。
【0071】
実施例の水平輸送の手順として、まず輸送コンテナ1を充填口16を上方に向けて、45度の角度で傾斜させた。次に、外径0.5mの充填ノズルを充填口16と接続した後、この充填ノズルを通して純度99.9%を注入し、袋体15内を不活性ガス(窒素ガス)雰囲気にした。その後、振動コンベア90を用いて、貯蔵容器61内のビスフェノールAを水平輸送し、充填ノズルを通して、輸送コンテナ1の袋体15内にビスフェノールAを落下させて充填した。この充填速度は、60t/hr(充填ノズルの開口部分の単位面積・単位時間当たりの充填流速は、14t/m2・min)である。
【0072】
[比較例]
実施例では、輸送コンテナを傾斜させたが、比較例では、輸送コンテナを水平においた点が異なる。すなわち袋体の充填口は水平方向に向いている。
また、実施例では、水平輸送のために、振動コンベアを用いたが、比較例では、空気圧送装置を用いた点も異なる。
この比較例での、空気圧送装置は、配管が直径8インチ、その輸送ガス流速が24m/sの構造を備えたものである。
なお、充填ノズルは、実施例、比較例共に同じものを用い、この充填速度も同様に60t/hr(充填ノズルの開口部分の単位面積・単位時間当たりの充填流速は、14t/m2・min)である。
【0073】
[評価結果]
実施例、比較例によって、袋体に充填する前後のビスフェノールAの粒径を測定した。JIS−K0069に準拠した方法でビスフェノールAの粒径を測定した。
充填前のビスフェノールAは、実施例、比較例共に、500μm以下のビスフェノールAの重量分率が、0.2%であった。実施例において、充填後のビスフェノールAは、500μm以下のビスフェノールAの重量分率が、1.9%であった。比較例において、充填後のビスフェノールAは、500μm以下のビスフェノールAの重量分率が、12.2%であった。
【0074】
以上のように、実施例の場合には、ビスフェノールAがほとんど破損せずに輸送されていることがわかる。一方、比較例の場合には、ビスフェノールAがかなり破損して輸送されていることがわかる。以上により、振動コンベアを用いた輸送方法は、空気圧送装置を用いた輸送方法より、ビスフェノールAを破損せずに輸送することができることがわかった。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、水平輸送手段は、水平方向の振動運動により、粉粒体を水平輸送手段の上を滑るようにして輸送する。従って、空気圧送による衝撃や、輸送手段との摩擦が生じにくいから、粉粒体を破損することもないので、物理的に破損を生じやすい粉粒体を破損させることなく輸送コンテナに充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の輸送コンテナを示す斜視図である。
【図2】前記実施形態の輸送コンテナを示す断面図である。
【図3】前記実施形態のコンテナ本体を示す斜視図である。
【図4】前記実施形態の袋体を示す斜視図である。
【図5】前記実施形態の充填ノズルを輸送コンテナに装着した状態を示す斜視図である。
【図6】前記実施形態の充填ノズルを示す断面図である。
【図7】前記実施形態の輸送コンテナに貨物を水平輸送および投入する状態を示す概略図である。
【図8】前記実施形態の輸送コンテナに貨物を水平輸送する状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 輸送コンテナ
3 充填ノズル
10 コンテナ本体
11 貨物投入口
15 袋体
16 充填口
55 投入配管
61 貯蔵容器
90 振動コンベア

Claims (5)

  1. 貯蔵容器内に収容された粉粒体であるビスフェノールAを輸送用コンテナに充填する粉粒体充填方法であって、
    前記貯蔵容器から前記粉粒体を排出し、
    排出された粉粒体を、振動運動により前記粉粒体を輸送する水平輸送手段で、前記輸送コンテナの貨物投入口まで輸送し、
    輸送された粉粒体を前記貨物投入口に設けられた充填ノズルを通して、前記輸送コンテナ内に落下させ
    前記充填ノズルは、
    前記粉粒体を前記輸送コンテナ内に投入する投入管と、
    不活性ガスを前記輸送コンテナ内に注入する注入管と、
    前記輸送コンテナ内の空気の排気をする排気管とを備え、
    前記注入管を通して前記輸送コンテナ内に前記不活性ガスを注入しつつ、前記排気管を通して前期輸送コンテナ内の空気を排気し、前記輸送コンテナ内を不活性ガス雰囲気とした後、前記不活性ガスの注入を停止し、前記投入管を通して前記粉粒体を前記輸送コンテナ内に投入する
    ことを特徴とする粉粒体充填方法。
  2. 請求項1に記載の粉粒体充填方法において、
    前記水平輸送手段と前記充填ノズルの前記投入管とが連通し、
    前記投入管と前記輸送コンテナとが連通している
    ことを特徴とする粉粒体充填方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の粉粒体充填方法において、
    前記水平輸送手段は、振動コンベアであることを特徴とする粉粒体充填方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の粉粒体充填方法において、
    前記輸送用コンテナは、箱形のコンテナ本体と、このコンテナ本体に内蔵された袋体とを備え、
    前記袋体は、前記貨物投入口に接続される充填口を備え、
    輸送された粉粒体を前記充填口より前記袋体内に落下させることを特徴とする粉粒体充填方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の粉粒体充填方法において、
    前記輸送コンテナを前記貨物投入口が上方に向くように傾斜させて、
    輸送された粉粒体を前記貨物投入口より前記輸送コンテナ内に落下させることを特徴とする粉粒体充填方法。
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