JP3409901B2 - Crtプリンタ - Google Patents
CrtプリンタInfo
- Publication number
- JP3409901B2 JP3409901B2 JP31482493A JP31482493A JP3409901B2 JP 3409901 B2 JP3409901 B2 JP 3409901B2 JP 31482493 A JP31482493 A JP 31482493A JP 31482493 A JP31482493 A JP 31482493A JP 3409901 B2 JP3409901 B2 JP 3409901B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crt
- image
- filter
- screen
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Landscapes
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三原色の各画像をCR
Tに表示させ、その表示画面を各色毎のカラーフィルタ
を通して露光して、印画紙にカラー画像をプリントする
CRTプリンタに関する。
Tに表示させ、その表示画面を各色毎のカラーフィルタ
を通して露光して、印画紙にカラー画像をプリントする
CRTプリンタに関する。
【0002】
【従来技術】CRTプリンタは、ビデオ信号やビデオカ
メラからの画像信号など、電気的な信号で入力されるカ
ラー画像を印画紙に焼きつけ、カラープリントを得る装
置である。これは、カラー画像を構成するRGBの三色
(赤、緑、青)の画面をそれぞれ白黒のCRTに表示さ
せ、その表示画面と印画紙との間に、分離した色と同色
のフィルタを配置させて焼き付け、この操作を各色毎の
画像全てについて行なってカラープリントを得るように
したものである。
メラからの画像信号など、電気的な信号で入力されるカ
ラー画像を印画紙に焼きつけ、カラープリントを得る装
置である。これは、カラー画像を構成するRGBの三色
(赤、緑、青)の画面をそれぞれ白黒のCRTに表示さ
せ、その表示画面と印画紙との間に、分離した色と同色
のフィルタを配置させて焼き付け、この操作を各色毎の
画像全てについて行なってカラープリントを得るように
したものである。
【0003】したがって、一枚のカラープリントを形成
する途中でフィルタの交換が必要で、従来は、機械式の
シャッタをCRTと印画紙の間に設置し、フィルタの交
換時に不要な画像が印画紙に写り込まないように、シャ
ッタを閉めてからフィルタの交換を行なっていた。
する途中でフィルタの交換が必要で、従来は、機械式の
シャッタをCRTと印画紙の間に設置し、フィルタの交
換時に不要な画像が印画紙に写り込まないように、シャ
ッタを閉めてからフィルタの交換を行なっていた。
【0004】又、プリントに必要な露光時間を調べるに
あたり、印画紙の前面にCRTからの画像を遮蔽する遮
蔽板を配置し、その遮蔽板を時間とともに徐々に移動さ
せたり、更に、特公平5−71924号公報に記載され
ているように、印画紙の前面にスリットを出退可能に設
け、テストパターン形成時にはこのスリットを形成し、
このスリットを通して露光される印画紙を時間とともに
移動させて、露光時間の異なるプリントを作成して、最
適な露光時間を求めるようにしたものが知られている。
あたり、印画紙の前面にCRTからの画像を遮蔽する遮
蔽板を配置し、その遮蔽板を時間とともに徐々に移動さ
せたり、更に、特公平5−71924号公報に記載され
ているように、印画紙の前面にスリットを出退可能に設
け、テストパターン形成時にはこのスリットを形成し、
このスリットを通して露光される印画紙を時間とともに
移動させて、露光時間の異なるプリントを作成して、最
適な露光時間を求めるようにしたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャッ
タが機械式では、構造が複雑になり、またシャッタ羽根
が閉じ始めてから完全に閉じられるまでに時間がかか
り、その時間差のため印画紙の露光量が均一にならず、
むらが生じてしまうことがあった。殊に、CRT画面で
は左上部から右下部へ数百本の走査線が走り一画面を形
成しているので、CRTでの画面の形成とシャッタの作
動とを同期させ、画面終了とともにシャッタを閉じるこ
とは困難であった。
タが機械式では、構造が複雑になり、またシャッタ羽根
が閉じ始めてから完全に閉じられるまでに時間がかか
り、その時間差のため印画紙の露光量が均一にならず、
むらが生じてしまうことがあった。殊に、CRT画面で
は左上部から右下部へ数百本の走査線が走り一画面を形
成しているので、CRTでの画面の形成とシャッタの作
動とを同期させ、画面終了とともにシャッタを閉じるこ
とは困難であった。
【0006】又、印画紙の前面で遮蔽板を時間とともに
移動させて露光時間の異なるプリントを求めるようにし
た場合には、作業者の手間がかかり、かつプリント作業
が自動化できないという問題がある。更に、スリットを
出退作動させてテスト露光と通常のプリント用露光とを
切り替えてテストパターンを形成するようにした場合に
は、プリント装置の機構が複雑になるという問題を有し
ていた。
移動させて露光時間の異なるプリントを求めるようにし
た場合には、作業者の手間がかかり、かつプリント作業
が自動化できないという問題がある。更に、スリットを
出退作動させてテスト露光と通常のプリント用露光とを
切り替えてテストパターンを形成するようにした場合に
は、プリント装置の機構が複雑になるという問題を有し
ていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、カラー画像を構成する三原色の各色の画像を白黒C
RTに表示させる表示手段と、三原色のそれぞれの色の
フィルタと、CRTから印画紙への光路内に配置させる
前記フィルタを切り替える切換機構とを備え、前記三原
色の内の一色を選択して該色の画像を前記白黒CRTに
表示させ該色に一致するフィルタを通して印画紙に焼き
付け、該焼き付けを三原色について行なってカラープリ
ントを形成するCRTプリンタにおいて、前記フィルタ
を交換する際に前記CRTのバイアス電圧をCRT画面
上のラスタが消去されるまで深くする制御装置を備えて
CRTプリンタを構成した。
め、カラー画像を構成する三原色の各色の画像を白黒C
RTに表示させる表示手段と、三原色のそれぞれの色の
フィルタと、CRTから印画紙への光路内に配置させる
前記フィルタを切り替える切換機構とを備え、前記三原
色の内の一色を選択して該色の画像を前記白黒CRTに
表示させ該色に一致するフィルタを通して印画紙に焼き
付け、該焼き付けを三原色について行なってカラープリ
ントを形成するCRTプリンタにおいて、前記フィルタ
を交換する際に前記CRTのバイアス電圧をCRT画面
上のラスタが消去されるまで深くする制御装置を備えて
CRTプリンタを構成した。
【0008】又、一画面を複数に分割し、分割した各画
面毎にバイアス電圧を深くする時間を変更する制御装置
を備え、各画面毎の露光時間を異ならせて露光用のテス
トパターンを作成できるようにCRTプリンタを構成し
たのである。
面毎にバイアス電圧を深くする時間を変更する制御装置
を備え、各画面毎の露光時間を異ならせて露光用のテス
トパターンを作成できるようにCRTプリンタを構成し
たのである。
【0009】
【作用】フィルタの交換時には、バイアス電圧が深くな
りラスタがCRTの画面から完全に消去されるので、C
RT画面にはなんら明かりが生ぜず、フィルタ交換を行
なってもかかる作業中に印画紙に何ら影響を及ぼさな
い。更に、シャッタを用いないので、フレーム走査の途
中でシャッタによって画面が覆われることがなく、露光
のムラが発生しない。
りラスタがCRTの画面から完全に消去されるので、C
RT画面にはなんら明かりが生ぜず、フィルタ交換を行
なってもかかる作業中に印画紙に何ら影響を及ぼさな
い。更に、シャッタを用いないので、フレーム走査の途
中でシャッタによって画面が覆われることがなく、露光
のムラが発生しない。
【0010】又、バイアス電圧を深くする時間を一画面
の中で変化させることとしたので、分割画面毎に画像が
表れる時間が変化し、電気的な制御のみで容易にテスト
パターンを形成することができる。
の中で変化させることとしたので、分割画面毎に画像が
表れる時間が変化し、電気的な制御のみで容易にテスト
パターンを形成することができる。
【0011】
【実施例】本発明のCRTプリンタの一実施例について
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
【0012】図1は、CRTプリンタの全体を示す図面
で、一部を切り欠き内部を示している。このCRTプリ
ンタ1は、ネガからプリントを作成するとともにCRT
の画面からもプリントができる汎用型である。したがっ
て、CRTプリンタ1の内部には、ネガ用の露光部分と
CRTプリント用のCRT部分とがそれぞれ設けられて
おり、一方その他の印画紙配置台や現像定着部分に関し
ては共通した機構を有している。
で、一部を切り欠き内部を示している。このCRTプリ
ンタ1は、ネガからプリントを作成するとともにCRT
の画面からもプリントができる汎用型である。したがっ
て、CRTプリンタ1の内部には、ネガ用の露光部分と
CRTプリント用のCRT部分とがそれぞれ設けられて
おり、一方その他の印画紙配置台や現像定着部分に関し
ては共通した機構を有している。
【0013】ネガ用の露光部分は上部にネガをセットす
るネガ配置部40があり、その下部にレンズ42、レン
ズ42のピントを調整するピント調整機構44、及び最
上部にランプ(図示せず。)が配置されている。そし
て、ネガからプリントする場合には、光路途中に設置さ
れたミラー12は光路から退避させておき、下部に配置
した印画紙配置台4にネガの画像を形成し、カラープリ
ントを作成する。
るネガ配置部40があり、その下部にレンズ42、レン
ズ42のピントを調整するピント調整機構44、及び最
上部にランプ(図示せず。)が配置されている。そし
て、ネガからプリントする場合には、光路途中に設置さ
れたミラー12は光路から退避させておき、下部に配置
した印画紙配置台4にネガの画像を形成し、カラープリ
ントを作成する。
【0014】又、CRT露光部分は、CRT2、ミラー
6、レンズ8、フィルタ10、ミラー12、そしてCR
Tドライバ14、制御装置20等から構成されている。
CRT2は、白黒のCRTで、画面を上方に向けて設置
してある。画面の前方にはミラー6が取り付けられ、C
RT2の画像を反射し、レンズ8に入射させる。レンズ
8は、画像を印画紙配置台4の印画紙上に結像させるよ
うに焦点距離が合わせてある。フィルタ10は、赤、
緑、青の三色のフィルタを備えており、図示しない切換
機構によって光路内に差し入れたり、又退避させたり任
意に切換えられるようになっている。ミラー12は、退
避機構(図示せず。)に取り付けられ、ネガプリントを
行なう際には前述したように退避され、CRT露光を行
なう際に光路内に配置され、画像を印画紙上に反射させ
る。CRTドライバ14は、CRT2に表示させる色毎
の画像信号をCRT2に送り出す装置で、制御装置20
に接続されている。
6、レンズ8、フィルタ10、ミラー12、そしてCR
Tドライバ14、制御装置20等から構成されている。
CRT2は、白黒のCRTで、画面を上方に向けて設置
してある。画面の前方にはミラー6が取り付けられ、C
RT2の画像を反射し、レンズ8に入射させる。レンズ
8は、画像を印画紙配置台4の印画紙上に結像させるよ
うに焦点距離が合わせてある。フィルタ10は、赤、
緑、青の三色のフィルタを備えており、図示しない切換
機構によって光路内に差し入れたり、又退避させたり任
意に切換えられるようになっている。ミラー12は、退
避機構(図示せず。)に取り付けられ、ネガプリントを
行なう際には前述したように退避され、CRT露光を行
なう際に光路内に配置され、画像を印画紙上に反射させ
る。CRTドライバ14は、CRT2に表示させる色毎
の画像信号をCRT2に送り出す装置で、制御装置20
に接続されている。
【0015】制御装置20は、CRTドライバ14とフ
ィルタ10の切換機構等に接続しており、CRTドライ
バ14に各色の画像をCRT2に送信するように指示を
行なうとともにそのときの画像の色と同一の色のフィル
タ10を光路内に配置させるように切換機構を制御す
る。例えば、RGBの三色(赤、緑、青)の内、赤、
緑、青の順で露光すると設定されている場合には、ま
ず、赤のフィルタ10が光路内に配置されるように切換
機構が操作され、それとともに、CRTドライバ14か
ら赤の画像がCRT2に送られて印画紙に焼き付けられ
る。そして、赤の画像の露光が終了し、緑色の露光に移
ると、赤の画像を消去させ、フィルタ10を緑に切換
え、CRT2に緑の画像を表示させ赤の画像の上に緑の
画像を焼きつける。そして、同様に青の画像の焼き付け
を行なうようになっている。
ィルタ10の切換機構等に接続しており、CRTドライ
バ14に各色の画像をCRT2に送信するように指示を
行なうとともにそのときの画像の色と同一の色のフィル
タ10を光路内に配置させるように切換機構を制御す
る。例えば、RGBの三色(赤、緑、青)の内、赤、
緑、青の順で露光すると設定されている場合には、ま
ず、赤のフィルタ10が光路内に配置されるように切換
機構が操作され、それとともに、CRTドライバ14か
ら赤の画像がCRT2に送られて印画紙に焼き付けられ
る。そして、赤の画像の露光が終了し、緑色の露光に移
ると、赤の画像を消去させ、フィルタ10を緑に切換
え、CRT2に緑の画像を表示させ赤の画像の上に緑の
画像を焼きつける。そして、同様に青の画像の焼き付け
を行なうようになっている。
【0016】更に、制御装置20は、フィルタ10を交
換するときには、CRT2のバイアス電圧をCRT画面
のラスタが消失されるまで深くなるようにCRTドライ
バ14を制御する。これは、一般のカソードドライブの
場合には、主にG1の電圧を負方向に大きく変化させ、
グリッドドライブの場合には、カソード電圧を正方向に
大きくさせて行なう。またこの期間は、画面の必要露光
時間を画面のフレーム数に置き換えて計測し、このフレ
ームが所定数終了した後で、フィルタ10の交換に必要
な時間が経過し、次の画像がCRT2に表示されるまで
である。
換するときには、CRT2のバイアス電圧をCRT画面
のラスタが消失されるまで深くなるようにCRTドライ
バ14を制御する。これは、一般のカソードドライブの
場合には、主にG1の電圧を負方向に大きく変化させ、
グリッドドライブの場合には、カソード電圧を正方向に
大きくさせて行なう。またこの期間は、画面の必要露光
時間を画面のフレーム数に置き換えて計測し、このフレ
ームが所定数終了した後で、フィルタ10の交換に必要
な時間が経過し、次の画像がCRT2に表示されるまで
である。
【0017】次に、CRT2によるプリント作業につい
て説明する。まず、CRTドライバ14にビデオ信号も
しくはRGB信号が外部端子から入力され、プリントす
る像が定められたら、ビデオ信号ならRGBに分解され
た形で、又RGB信号ならそのまま記憶手段22に記憶
される。印画紙(図示せず)は、自動的に印画紙配置台
4の上面にローラ等により送り出され、固定される。制
御手段20は、前述したようにCRTドライバ14及び
フィルタ10の切換機構を制御し、赤のフィルタ10が
所定位置におかれ、CRTドライバ14はCRT2に赤
の画像を所定時間(所定フレーム数)送信する。する
と、赤の画像がCRT2に表示され、その赤の画像は、
ミラー6、レンズ8等を通り、印画紙に焼きつけられ
る。
て説明する。まず、CRTドライバ14にビデオ信号も
しくはRGB信号が外部端子から入力され、プリントす
る像が定められたら、ビデオ信号ならRGBに分解され
た形で、又RGB信号ならそのまま記憶手段22に記憶
される。印画紙(図示せず)は、自動的に印画紙配置台
4の上面にローラ等により送り出され、固定される。制
御手段20は、前述したようにCRTドライバ14及び
フィルタ10の切換機構を制御し、赤のフィルタ10が
所定位置におかれ、CRTドライバ14はCRT2に赤
の画像を所定時間(所定フレーム数)送信する。する
と、赤の画像がCRT2に表示され、その赤の画像は、
ミラー6、レンズ8等を通り、印画紙に焼きつけられ
る。
【0018】そして、赤の画像の焼き付けが所定のフレ
ーム数終了したらバイアス電圧が負の方向に大きくさ
れ、その間フィルタ10が次の色の緑に交換される。緑
の画像がCRTドライバ14から送り出されると同時に
バイアス電圧が再び上昇され、CRT画面が緑の画像と
して所定フレーム数印画紙に焼きつけられる。次の青の
画像の焼き付けも同様である。
ーム数終了したらバイアス電圧が負の方向に大きくさ
れ、その間フィルタ10が次の色の緑に交換される。緑
の画像がCRTドライバ14から送り出されると同時に
バイアス電圧が再び上昇され、CRT画面が緑の画像と
して所定フレーム数印画紙に焼きつけられる。次の青の
画像の焼き付けも同様である。
【0019】図2に、この間の画像信号を示す。Aは映
像信号で、aは1フレームの信号を示す。バイアス電圧
Bは、露光時は所定の明るさが得られるよう所定の電圧
を保ち、所定のフレーム数が終了した時点t1で大きく
低下される。そして、次の画面に切り替えたt2の時点
で再び通常の電圧に復帰させる。
像信号で、aは1フレームの信号を示す。バイアス電圧
Bは、露光時は所定の明るさが得られるよう所定の電圧
を保ち、所定のフレーム数が終了した時点t1で大きく
低下される。そして、次の画面に切り替えたt2の時点
で再び通常の電圧に復帰させる。
【0020】このようにすることにより、赤の画像の露
光が終了し蛍光体の残光が消失したた後は、CRT2の
画面上にラスタの明かりが生ぜず、赤のフィルタ10を
後退させ、新たに緑のフィルタ10を引き出す交換を行
なっても、かかる動作が印画紙に露光されることがな
く、画像に全く影響を及ぼすことなくフィルタ交換がで
きる。
光が終了し蛍光体の残光が消失したた後は、CRT2の
画面上にラスタの明かりが生ぜず、赤のフィルタ10を
後退させ、新たに緑のフィルタ10を引き出す交換を行
なっても、かかる動作が印画紙に露光されることがな
く、画像に全く影響を及ぼすことなくフィルタ交換がで
きる。
【0021】又、シャッタによって閉ざされないので、
蛍光体の残光はそのまま印画紙に到達し、プリント全体
の露光バランスを均一にできる。
蛍光体の残光はそのまま印画紙に到達し、プリント全体
の露光バランスを均一にできる。
【0022】次に、請求項2の実施例について説明す
る。これは、一画面分の映像信号をいくつかに分割し、
分割した部分毎にCRT2のバイアス電圧が深くなる時
間が変化するようにしたものである。これは、前述した
と同様制御装置20による制御である。
る。これは、一画面分の映像信号をいくつかに分割し、
分割した部分毎にCRT2のバイアス電圧が深くなる時
間が変化するようにしたものである。これは、前述した
と同様制御装置20による制御である。
【0023】図3に画像信号を示す。図のAは映像信号
で、cは1フレームの信号である。そして当初、バイア
ス電圧Bは、1フレームの最初から1/4までが所定の
輝度が得られる通常の電圧で、それから1フレームの信
号終了時点までラスタが現れないバイアス電圧となって
いる。このようなバイアス電圧Bが一定時間かけられた
ら、次に、1フレームの信号の最初から1/2までの部
分のバイアス電圧を通常の電圧にし、それ以降を深くす
る。そして、この状態を一定時間行なったら、信号の最
初から3/4までを通常バイアスにし、それ以降を深く
する。最後に1フレームの信号全体のバイアスを通常に
し、一定時間露光した後終了させる。
で、cは1フレームの信号である。そして当初、バイア
ス電圧Bは、1フレームの最初から1/4までが所定の
輝度が得られる通常の電圧で、それから1フレームの信
号終了時点までラスタが現れないバイアス電圧となって
いる。このようなバイアス電圧Bが一定時間かけられた
ら、次に、1フレームの信号の最初から1/2までの部
分のバイアス電圧を通常の電圧にし、それ以降を深くす
る。そして、この状態を一定時間行なったら、信号の最
初から3/4までを通常バイアスにし、それ以降を深く
する。最後に1フレームの信号全体のバイアスを通常に
し、一定時間露光した後終了させる。
【0024】このようにすることにより、プリントの上
部1/4の部分は、露光時間の全時間露光され、上部1
/4から1/2までの部分は全露光時間の3/4露光さ
れ、1/2から3/4までの部分は全露光時間の1/2
露光され、下部1/4は全露光時間の1/4露光される
こととなり、この操作を三色全てについて行なうことに
より、露光時間を異ならせたテストパターンを容易に作
成することができる。したがって、このようにして求め
たテストパターンから最適な露光時間を簡単に求めるこ
とができる。尚、画面の分割は1/4に限るものではな
く、露光時間も任意に定められる。
部1/4の部分は、露光時間の全時間露光され、上部1
/4から1/2までの部分は全露光時間の3/4露光さ
れ、1/2から3/4までの部分は全露光時間の1/2
露光され、下部1/4は全露光時間の1/4露光される
こととなり、この操作を三色全てについて行なうことに
より、露光時間を異ならせたテストパターンを容易に作
成することができる。したがって、このようにして求め
たテストパターンから最適な露光時間を簡単に求めるこ
とができる。尚、画面の分割は1/4に限るものではな
く、露光時間も任意に定められる。
【0025】
【発明の効果】本発明のCRTプリンタによれば、フィ
ルタ交換時に当たる時間帯についてバイアス電圧を深く
したので、その際CRT画面からラスタを消去でき、フ
ィルタ交換を行なった場合でも不必要な画像が印画紙に
露光されたり、また機械式シャッタによる露光時間の差
が生じることがなく、ムラのない最適なカラープリント
を得ることができる。
ルタ交換時に当たる時間帯についてバイアス電圧を深く
したので、その際CRT画面からラスタを消去でき、フ
ィルタ交換を行なった場合でも不必要な画像が印画紙に
露光されたり、また機械式シャッタによる露光時間の差
が生じることがなく、ムラのない最適なカラープリント
を得ることができる。
【0026】又、電気的な操作で、部分的に露光時間を
異ならせて画像を印画紙に焼きつけることができるの
で、容易にテストパターンを形成でき、簡単に最適な露
光時間を求めることができる。
異ならせて画像を印画紙に焼きつけることができるの
で、容易にテストパターンを形成でき、簡単に最適な露
光時間を求めることができる。
【図1】本発明のCRTプリンタの一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本発明にかかる映像信号の一例を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明にかかる映像信号の一例を示す図であ
る。
る。
1 CRTプリンタ
2 CRT
4 印画紙配置台
6 ミラー
8 レンズ
10 フィルタ
12 ミラー
14 CRTドライバ
20 制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G03B 27/00 - 27/80
Claims (2)
- 【請求項1】 カラー画像を構成する三原色の各色の画
像を白黒CRTに表示させる表示手段と、三原色のそれ
ぞれの色のフィルタと、CRTから印画紙への光路内に
配置させる前記フィルタを切り替える切換機構とを備
え、前記三原色の内の一色を選択して該色の画像を前記
白黒CRTに表示させ該色に一致するフィルタを通して
印画紙に焼き付け、該焼き付けを三原色について行なっ
てカラープリントを形成するCRTプリンタにおいて、
前記フィルタを交換する際に前記CRTのバイアス電圧
をCRT画面上のラスタが消去されるまで深くする制御
装置を備えたことを特徴としたCRTプリンタ。 - 【請求項2】 一画面を複数に分割し、分割した各画面
毎にバイアス電圧を深くする時間を変更する制御装置を
備え、各画面毎の露光時間を異ならせて露光用のテスト
パターンを作成できることを特徴とした請求項1に記載
のCRTプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31482493A JP3409901B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | Crtプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31482493A JP3409901B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | Crtプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07168288A JPH07168288A (ja) | 1995-07-04 |
JP3409901B2 true JP3409901B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=18058044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31482493A Ceased JP3409901B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | Crtプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3409901B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP31482493A patent/JP3409901B2/ja not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07168288A (ja) | 1995-07-04 |
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