JP3409482B2 - ハーフトーン型位相シフトマスクとそのマスクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法 - Google Patents

ハーフトーン型位相シフトマスクとそのマスクブランク及びハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーフトーン型位相シ
フトマスクとそのマスクブランク及びハーフトーン型位
相シフトマスクの製造方法に係り、特に、ウェハーに対
し従来より高解像度のパターン転写を可能にするハーフ
トーン型位相シフトマスクとそのマスクブランク及びハ
ーフトーン型位相シフトマスクの製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のフォトマスクを用いて微細なパタ
ーンの投影露光を行う場合、マスクの光透過部を通過し
た光が回折し干渉し合うことによりパターン境界部での
光強度を強め合うため、マスクにおける近接した微細パ
ターンについてはウェハー上で分離解像されない問題を
有していた。この現象は露光波長に近い微細なパターン
程その傾向が強く、従来のフォトマスクと従来の露光光
学系では光の波長以下の微細パターンを解像することは
原理的に不可能であった。
【0003】そこで、隣接するパターンを透過する投影
光の位相差を互いに180度だけシフトさせることによ
り微細パターンの解像度を高めた、いわゆる位相シフト
マスクが開発された。すなわち、隣接する開口部の片側
に位相シフト部を設けることにより、透過光が回折し干
渉し合う際にその位相が互いに反転しているため、境界
部の光強度は弱め合って強度ゼロとなり、その結果、微
細パターンにも拘らずその転写パターンをウェハー上で
分離させることが可能となる。この関係は、焦点の前後
でも成立するため、焦点が多少ずれていても解像度は従
来法より向上し、その焦点裕度が改善される。この位相
シフト法はIBMの“Levenson”等によって提唱され、
特開昭58-173744号公報や特公昭62-50811号公報等に記
載されている。
【0004】また、マスクのパターンが遮光層で形成さ
れている場合には遮光パターンの隣接する開口部の片側
に位相シフト部を設けて位相シフトさせるが、上記パタ
ーンが完全な遮光性を持たない場合でもこの半透明層に
よって位相をシフトさせることは可能であり同様な解像
度の向上効果が得られる。
【0005】図3〜図5はこの原理に基づくマスクaを
用いてウェハー(図示せず)面上に露光した場合を示し
ている。すなわち、図3に示すようにマスクa面に対し
て垂直に入射された露光光の内、露光光I及び露光光II
Iは半透明層パターンa1を通る際にその振幅が減衰する
のに対し、露光光IIは透明基板a2のみを通過する透過光
であるため減衰が起こらず、その結果、露光光I〜III
によるマスク透過光の振幅は図4のようになる。ここ
で、光の振幅の2乗が光強度に比例するという関係か
ら、ウェハー面上に投影される光の強度は回折と干渉が
作用して図5のようになり、半透明層パターンa1と透過
部との境界部の光強度は0になる。このことからパター
ンエッジのコントラストが向上し、その結果、パターン
の解像度が向上する。更に、焦点の前後においても同様
な効果が維持されるため、多少の焦点ずれがあっても解
像度が上がり、焦点裕度が向上する効果が得られる。
【0006】この様な効果を与える位相シフトマスクを
便宜的にハーフトーン型と以下称する。尚、このマスク
には半透明層と透明層が積層されたシフター層を有する
タイプのハーフトーン型位相シフトマスクと、半透明層
単独で位相シフト効果を持たせるタイプのハーフトーン
型位相シフトマスクがあるが、製造方法の容易さでは後
者のタイプのハーフトーン型位相シフトマスクが有利で
ある。
【0007】そして、このハーフトーン型位相シフトマ
スクについては、例えば第38回春季応用物理学会予稿
集第2分冊のp535、29p−zc−3(1991)
に記載されている。また、位相シフト効果を最大にする
ためには上述したように位相シフト量を180度にすれ
ばよく、このためには d=λ/2(n−1),但し、
dは位相シフト部(シフター層)の膜厚、λは露光波
長、nは位相シフト部を構成する材料の屈折率,の関係
が成立するように半透明層を形成すればよい。
【0008】以下、図6により半透明層単独で位相シフ
ト効果を持たせるタイプのハーフトーン型位相シフトマ
スクの製造方法について説明する。
【0009】まず、図6(A)に示すように透明基板a2
上に物理的気相成長法や化学的気相成長法等の手段を用
いて適正膜厚の半透明層形成用被膜a1’を製膜し、か
つ、この半透明層形成用被膜a1’表面を洗浄して表面を
均一化した後、この表面上に電子線レジスト層bをコー
ティングする(図6B参照)。
【0010】次に、上記電子線レジスト層bに対して電
子線描画を行い、かつ、現像処理してこの電子線レジス
ト層bをパターニングした後、パターン化された電子線
レジスト層bをマスクにしこのマスクから露出する半透
明層形成用被膜a1’をエッチングして半透明層(すなわ
ちシフター層)a1を形成する(図6C参照)。
【0011】そして、図6(D)に示すように半透明層
(シフター層)a1上に残留する電子線レジスト層bを除
去し、かつ、露出した半透明層(シフター層)a1を洗浄
してハーフトーン型位相シフトマスクaを得る。尚、上
記半透明層形成用被膜a1’のエッチング処理について
は、これをウエットエッチングで行ってもあるいはドラ
イエッチングで行ってもよい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のハ
ーフトーン型位相シフトマスクにおいては上記半透明層
形成用被膜として、酸化ジルコニウムが適量添加されて
いる酸化インジウムスズ(以下、ITZOと称する)が
用いられている。
【0013】そして、このITZOは導電性が良好なた
め電子線描画装置を用いて描画を行う際にチャージアッ
プの問題がない利点を有しており、かつ、その透過率、
反射率、更には位相シフト部として使用する膜厚等の制
御が製膜時におけるアルゴンガス等不活性ガスと酸素の
添加量の調整で行うことができるため製膜制御が簡便で
ある利点を有していた。
【0014】しかし、その反面、ITZOは酸に対する
耐性が弱く、上述したように半透明層形成用被膜を製膜
した後における洗浄工程や電子線レジスト層を除去した
後における半透明層の洗浄工程において酸性の洗浄液を
使用することができない問題点を有していた。
【0015】すなわち、酸性の洗浄液を用いて上述の洗
浄工程を行った場合、上記半透明層形成用被膜並びに半
透明層が部分的に溶解されてその膜厚が適正値からずれ
てしまうため高精度のハーフトーン型位相シフトマスク
が得られない問題を有し、また、酸性の洗浄液を用いず
に上述の洗浄工程を行った場合には洗浄効果が不充分に
なって同様に高精度のハーフトーン型位相シフトマスク
が得られない問題を有していた。
【0016】本発明はこの様な問題点に着目してなされ
たもので、その課題とするところは、ITZOで構成さ
れた半透明層形成用被膜に対し酸性の洗浄液が使用でき
るようにし、もって高解像度のパターン転写を可能にす
るハーフトーン型位相シフトマスクとそのマスクブラン
ク及びハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、透明基板と、この透明基板上にパターン状に
設けられるシフター層の全部若しくは一部を構成しかつ
酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウムスズから
成る半透明層とを備えるハーフトーン型位相シフトマス
クを前提とし、上記半透明層が加熱処理されていること
を特徴とするものである。
【0018】そして、請求項1記載の発明に係るハーフ
トーン型位相シフトマスクにおいては、酸化ジルコニウ
ムが添加された酸化インジウムスズで構成された半透明
層が加熱処理されているためその結晶性が改善され、こ
れに伴い酸に対する耐性を向上させることが可能とな
る。
【0019】従って、このハーフトーン型位相シフトマ
スクの製造段階において透明基板に製膜された半透明層
形成用被膜若しくはパターニングされた後の半透明層に
対し酸性の洗浄液を用いて洗浄処理を行ってもその膜厚
が適正値からずれることがなく、かつ、洗浄効果も充分
になるためマスク精度の改善が図れる。
【0020】尚、半透明層の酸化インジウムスズに対す
る酸化ジルコニウムの配合割合が0.03重量%未満で
あると半透明層の導電率が低下し、他方3.0重量%を
越えると耐酸性が低下するため半透明層の酸化インジウ
ムスズに対する酸化ジルコニウムの配合割合は0.03
重量%〜3.0重量%の範囲にすることが望ましい(請
求項2)。
【0021】また、半透明層の抵抗値が10MΩ/□を
越えると半透明層形成用被膜に対して電子線描画法にて
半透明層を形成する際にチャージアップの問題を生ず
る。従って、上記半透明層の抵抗値については10MΩ
/□以下、より好ましくは数百kΩ/□以下であること
が望ましい(請求項3)。
【0022】また、上記半透明層を構成要素の全部若し
くは一部とするシフター層と透明基板との合計の透過率
が波長365nmで2〜25%の範囲外であったり、半
透明層を構成要素の全部若しくは一部とするシフター層
と透明基板との合計の反射率が波長365nmで25%
以上である場合、半透明層を構成要素の全部若しくは一
部とするシフター層の膜厚精度が例え良好であってもマ
スク精度の改善が図れない。従って、ハーフトーン型位
相シフトマスクとしての特性を高めるためには上記半透
明層を構成要素の全部若しくは一部とするシフター層と
透明基板との合計の透過率が波長365nmで2〜25
%の範囲にあることが望ましく(請求項4)、また、ハ
ーフトーン型位相シフトマスクとウェハー間の多重反射
を防止するため上記半透明層を構成要素の全部若しくは
一部とするシフター層と透明基板との合計の反射率が波
長365nmで25%以下の範囲にあることが望ましい
(請求項5)。
【0023】尚、本発明において上記透明基板は、フォ
トマスク用として一般に使用されている合成石英ガラス
等光学的に透明な材料で構成され、通常、1.5mm〜
7mm程度のものが用いられるが、その厚さについては
特に制限されない。
【0024】次に、請求項6に係る発明は請求項1〜5
記載の発明に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製
造に供されるマスクブランクに関する。
【0025】すなわち、請求項6に係る発明は、透明基
板と、この透明基板上に設けられシフター層の全部若し
くは一部を構成すると共に酸化ジルコニウムが添加され
た酸化インジウムスズから成る半透明層形成用被膜とを
備え、ハーフトーン型位相シフトマスクの製造に使用さ
れるマスクブランクを前提とし、上記半透明層形成用被
膜が加熱処理されていることを特徴とする。
【0026】そして、請求項6記載の発明に係るマスク
ブランクにおいては、酸化ジルコニウムが添加された酸
化インジウムスズで構成された半透明層形成用被膜が加
熱処理されているためその結晶性が改善され、これに伴
い酸に対する耐性を向上させることが可能となる。
【0027】従って、このマスクブランクを用いてハー
フトーン型位相シフトマスクを製造する際、透明基板に
製膜された半透明層形成用被膜に対し酸性の洗浄液を用
いて洗浄処理を行ってもその膜厚が適正値からずれるこ
とがなく、かつ、洗浄効果も充分になるためマスク精度
の良好なハーフトーン型位相シフトマスクを簡便かつ確
実に得ることが可能となる。
【0028】尚、半透明層形成用被膜の酸化インジウム
スズに対する酸化ジルコニウムの配合割合が0.03重
量%未満であると半透明層形成用被膜の導電率が低下
し、他方3.0重量%を越えると耐酸性が低下するため
半透明層形成用被膜の酸化インジウムスズに対する酸化
ジルコニウムの配合割合は0.03重量%〜3.0重量
%の範囲にすることが望ましい(請求項7)。
【0029】また、半透明層形成用被膜の抵抗値が10
MΩ/□を越えるとこの半透明層形成用被膜に対し電子
線描画法にて半透明層を形成する際にチャージアップの
問題を生ずる。従って、上記半透明層形成用被膜の抵抗
値については10MΩ/□以下、より好ましくは数百k
Ω/□以下であることが望ましい(請求項8)。
【0030】また、上記半透明層形成用被膜を構成要素
の全部若しくは一部とするシフター層形成用被膜と透明
基板との合計の透過率が波長365nmで2〜25%の
範囲外であったり、半透明層形成用被膜を構成要素の全
部若しくは一部とするシフター層形成用被膜と透明基板
との合計の反射率が波長365nmで25%以上である
場合、半透明層形成用被膜を構成要素の全部若しくは一
部とするシフター層形成用被膜の膜厚精度が例え良好で
あっても得られるハーフトーン型位相シフトマスクのマ
スク精度の改善が図れない。従って、得られるハーフト
ーン型位相シフトマスクとしての特性を高めるためには
上記半透明層形成用被膜を構成要素の全部若しくは一部
とするシフター層形成用被膜と透明基板との合計の透過
率が波長365nmで2〜25%の範囲にあることが望
ましく(請求項9)、また、得られるハーフトーン型位
相シフトマスクとウェハー間の多重反射を防止するため
上記半透明層形成用被膜を構成要素の全部若しくは一部
とするシフター層形成用被膜と透明基板との合計の反射
率が波長365nmで25%以下の範囲にあることが望
ましい(請求項10)。
【0031】次に、請求項11に係る発明は請求項1記
載の発明に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造
方法に関する。
【0032】すなわち、請求項11に係る発明は、透明
基板上に酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウム
スズで構成された半透明層形成用被膜を製膜し、この上
にレジストパターンを形成すると共に、このレジストパ
ターンから露出する半透明層形成用被膜をエッチングし
てシフター層の全部若しくは一部を構成する半透明層を
形成し、かつ、この半透明層上に残留するレジストパタ
ーンを除去してハーフトーン型位相シフトマスクを得る
ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法を前提と
し、上記半透明層形成用被膜が製膜された後の工程にお
いて半透明層形成用被膜若しくはパターン化された半透
明層を加熱処理することを特徴とする。
【0033】そして、請求項11記載の発明に係るハー
フトーン型位相シフトマスクの製造方法においては、酸
化ジルコニウムが添加された酸化インジウムスズで構成
された半透明層形成用被膜が加熱処理されているためそ
の結晶性が改善され、これに伴い酸に対する耐性を向上
させることが可能となる。
【0034】従って、ハーフトーン型位相シフトマスク
を製造する際、透明基板に製膜された半透明層形成用被
膜に対し酸性の洗浄液を用いて洗浄処理を行ってもその
膜厚が適正値からずれることがなく、かつ、洗浄効果も
充分になるためマスク精度の良好なハーフトーン型位相
シフトマスクを簡便かつ確実に製造することが可能とな
る。
【0035】尚、上記半透明層形成用被膜に対する加熱
処理の時期については半透明層形成用被膜を製膜した直
後に行ってもよいし、あるいは、この半透明層形成用被
膜をパターン処理して半透明層を形成した後において行
ってもよく任意である。但し、半透明層を形成した後に
加熱処理を行う場合(加熱処理前の半透明層形成用被膜
は加熱処理後のそれに較べてエッチング性が若干良好な
ため、半透明層を形成した後に加熱処理を行うことがあ
る)には、半透明層形成用被膜を製膜した直後のこの半
透明層形成用被膜に対する洗浄は酸を含まない洗浄液で
これを行うことを要する。
【0036】また、半透明層形成用被膜若しくはパター
ン化された半透明層の加熱処理はオーブン及び/又はホ
ットプレートを用いて行うことができる(請求項1
2)。また、半透明層形成用被膜の製膜手段としては、
スパッタリング、蒸着等の物理的気相成長法や、熱CV
D、プラズマCVD等の化学的気相成長法にて行うこと
ができる(請求項13)。尚、反応性スパッタリングや
蒸着により上記半透明層形成用被膜を製膜する場合、そ
の膜厚制御により半透明層形成用被膜の透過率を調整で
きるだけでなく、例えば窒素等の不活性ガスや酸素を添
加ガスとして配合することによっても半透明層形成用被
膜の透過率を調整することが可能である。
【0037】尚、この発明においてマスクとは、半導体
製造装置のひとつである投影露光装置若しくは縮小投影
露光装置(ステッパー)に装着して使用される露光用原
版を意味するが、フォトマスクあるいはレクチルと表現
する場合も当然のことながら本発明のマスクに含まれ
る。
【0038】
【作用】請求項1〜請求項5記載の発明に係るハーフト
ーン型位相シフトマスクによれば、酸化ジルコニウムが
添加された酸化インジウムスズで構成された半透明層が
加熱処理されているためその結晶性が改善され、これに
伴い酸に対する耐性を向上させることが可能となる。
【0039】従って、このハーフトーン型位相シフトマ
スクの製造段階において透明基板に製膜された半透明層
形成用被膜若しくはパターニングされた後の半透明層に
対し酸性の洗浄液を用いて洗浄処理を行ってもその膜厚
が適正値からずれることがなく、かつ、洗浄効果も充分
になるためマスク精度の改善が図れる。
【0040】また、請求項6〜請求項10記載の発明に
係るマスクブランクによれば、酸化ジルコニウムが添加
された酸化インジウムスズで構成された半透明層形成用
被膜が加熱処理されているためその結晶性が改善され、
これに伴い酸に対する耐性を向上させることが可能とな
る。
【0041】従って、このマスクブランクを用いてハー
フトーン型位相シフトマスクを製造する際、透明基板に
製膜された半透明層形成用被膜に対し酸性の洗浄液を用
いて洗浄処理を行ってもその膜厚が適正値からずれるこ
とがなく、かつ、洗浄効果も充分になるためマスク精度
の良好なハーフトーン型位相シフトマスクを簡便かつ確
実に得ることが可能となる。
【0042】一方、請求項11〜請求項13記載の発明
に係るハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法によ
れば、酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウムス
ズで構成された半透明層形成用被膜が加熱処理されてい
るためその結晶性が改善され、これに伴い酸に対する耐
性を向上させることが可能となる。
【0043】従って、ハーフトーン型位相シフトマスク
を製造する際、透明基板に製膜された半透明層形成用被
膜に対し酸性の洗浄液を用いて洗浄処理を行ってもその
膜厚が適正値からずれることがなく、かつ、洗浄効果も
充分になるためマスク精度の良好なハーフトーン型位相
シフトマスクを簡便かつ確実に製造することが可能とな
る。
【0044】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。
【0045】[実施例1]洗浄済みの合成石英ガラス基
板(厚さ2.3mm,大きさ5インチ角)1上の全面に
酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウムスズで構
成された半透明層形成用被膜(この実施例を含み以下の
実施例においては半透明層単独で位相シフト効果を持た
せるタイプのハーフトーン型位相シフトマスクを前提と
しており、半透明層形成用被膜はシフター層形成用被膜
を構成する。従って、上記被膜を以下シフター層形成用
被膜と称する)をスパッタリング法にて製膜した。製膜
条件は、DC電源で、ArとO2 の混合ガスを用い、ガ
スの比率はAr:O2 =72:1とし、電流値0.8
A、ガス圧0.4Paとした。
【0046】次に、上記シフター層形成用被膜が製膜さ
れたガラス基板1をオーブンに入れ、250℃、1時間
の加熱処理を行ってシフター層形成用被膜の結晶性を改
善させた。
【0047】そして、加熱処理がなされたシフター層形
成用被膜を有するガラス基板1(実施例)と、加熱処理
が行われていないシフター層形成用被膜を有するガラス
基板(比較例)とを硫酸水溶液内に浸漬しその耐性を測
定したところ、この実施例に係るシフター層形成用被膜
のエッチング速度は比較例に係るそれの15%以下であ
り酸に対する耐性が向上していることが確認された。
【0048】尚、このシフター層形成用被膜の膜厚が1
83nmのときにこの被膜を通過した波長365nmの
光とこの被膜を通過しない波長365nmの光の位相差
が180度となるため(但し被膜の屈折率が2.0のと
き)、被膜の膜厚が酸性の洗浄液で処理されても適正値
からずれ難いということは得られるマスクの精度が良好
であることを意味する。
【0049】次に、加熱処理を施したシフター層形成用
被膜を酸性の洗浄液で洗浄しかつ乾燥させた後、このシ
フター層形成用被膜上に電子線レジスト(東亜合成化学
製商品名TTCR)をスピンコート法にて500nmの
厚さに塗布し、所定のベーク処理を行った後、ベクター
スキャン型電子線描画装置を用いて加速電圧20kV、
ドーズ量約10μC/cm2 にて所定のパターンを描画
した。そして、メチルイソブチルケトン(MIBK)と
n−プロパノール(IPA)の5:5重量比の混合液か
ら成る現像液を用いて所定の条件にて現像処理を行い、
レジストパターンを得た。
【0050】次いで、上記レジストパターンをマスクに
しこのレジストパターンから露出する上記シフター層形
成用被膜をドライエッチングしてシフター層(すなわち
半透明層)2を形成した。エッチングは平行平板型反応
性イオンエッチング装置を用いて行い、異方性及び直線
性の良いエッチング形状で寸法再現性も良好なパターン
が得られた。また、ドライエッチングの条件は、Cl2
ガスを用い、パワー200W、ガス圧9.33Paとし
た。
【0051】最後に、上記シフター層2上に残留するレ
ジストを専用剥離液を用いて除去し、かつ、露出したシ
フター層を酸性の洗浄液で洗浄し、乾燥させてマスク精
度の良好なハーフトーン型位相シフトマスク10を得た
(図1参照)。
【0052】[実施例2]洗浄済みの合成石英ガラス基
板(厚さ2.3mm,大きさ5インチ角)上の全面に酸
化ジルコニウムが添加された酸化インジウムスズで構成
されたシフター層形成用被膜をスパッタリング法にて製
膜した。製膜条件は、DC電源で、ArとO2 の混合ガ
スを用い、ガスの比率はAr:O2 =72:1とし、電
流値0.8A、ガス圧0.4Paとした。尚、シフター
層形成用被膜の膜厚については、加熱処理後にその部位
を通過する光と通過しない光の位相差が180度となる
ように予めその適正値を設定して製膜している。
【0053】次に、製膜されたシフター層形成用被膜に
ついて酸を含まない洗浄液で洗浄し、かつ、乾燥させた
後、その上に電子線レジスト(東亜合成化学製 商品名
TTCR)をスピンコート法にて500nmの厚さに塗
布し、所定のベーク処理を行った後、ベクタースキャン
型電子線描画装置を用いて加速電圧20kV、ドーズ量
約10μC/cm2 にて所定のパターンを描画した。そ
して、メチルイソブチルケトン(MIBK)とn−プロ
パノール(IPA)の5:5重量比の混合液から成る現
像液を用いて所定の条件にて現像処理を行い、レジスト
パターンを得た。
【0054】次いで、上記レジストパターンをマスクに
しこのレジストパターンから露出する上記シフター層形
成用被膜をドライエッチングしてシフター層を形成し
た。エッチングは平行平板型反応性イオンエッチング装
置を用いて行い、異方性及び直線性の良いエッチング形
状で寸法再現性も良好なパターンが得られた。また、ド
ライエッチングの条件は、Cl2 ガスを用い、パワー2
00W、ガス圧9.33Paとした。
【0055】次に、上記シフター層上に残留するレジス
トを専用剥離液を用いて除去した後、露出したシフター
層を有するガラス基板をオーブン内に搬入し、250
度、1時間の加熱処理を行って上記シフター層の結晶性
を改善させた。
【0056】そして、加熱処理がなされたシフター層を
有するガラス基板(実施例)と、加熱処理が行われてい
ないシフター層を有するガラス基板(比較例)とを硫酸
水溶液内に浸漬しその耐性を測定したところ、この実施
例に係るシフター層のエッチング速度は比較例に係るそ
れの15%以下であり酸に対する耐性が向上しているこ
とが確認された。
【0057】最後に、上記シフター層を酸性の洗浄液で
洗浄し、乾燥させてマスク精度の良好なハーフトーン型
位相シフトマスクを得た。
【0058】[実施例3]洗浄済みの合成石英ガラス基
板(厚さ2.3mm,大きさ5インチ角)1上の全面に
酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウムスズで構
成されたシフター層形成用被膜20をスパッタリング法
にて製膜した。製膜条件は、DC電源で、ArとO2
混合ガスを用い、ガスの比率はAr:O2 =72:1と
し、電流値0.8A、ガス圧0.4Paとした。尚、シ
フター層形成用被膜20の膜厚については、加熱処理後
にその部位を通過する光と通過しない光の位相差が18
0度となるように予めその適正値を設定して製膜してい
る。
【0059】次に、上記シフター層形成用被膜20が製
膜されたガラス基板1をオーブンに入れ、250℃、1
時間の加熱処理を行ってシフター層形成用被膜20の結
晶性を改善させ、実施例に係るマスクブランク30を得
た(図2参照)。
【0060】そして、この実施例に係るマスクブランク
30と加熱処理が行われていないシフター層形成用被膜
を有するマスクブランク(比較例)とを硫酸水溶液内に
浸漬しその耐性を測定したところ、この実施例に係るマ
スクブランク30のシフター層形成用被膜20のエッチ
ング速度は比較例に係るそれの15%以下であり酸に対
する耐性が向上していることが確認された。
【0061】
【発明の効果】請求項1〜請求項5に係る発明によれ
ば、酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウムスズ
で構成された半透明層が加熱処理されているためその結
晶性が改善され、これに伴い酸に対する耐性を向上させ
ることが可能となる。
【0062】従って、このハーフトーン型位相シフトマ
スクの製造段階において透明基板に製膜された半透明層
形成用被膜若しくはパターニングされた後の半透明層に
対し酸性の洗浄液を用いて洗浄処理を行ってもその膜厚
が適正値からずれることがなく、かつ、洗浄効果も充分
になるためマスク精度の改善が図れる効果を有してい
る。
【0063】また、請求項6〜請求項10に係る発明に
よれば、酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウム
スズで構成された半透明層形成用被膜が加熱処理されて
いるためその結晶性が改善され、これに伴い酸に対する
耐性を向上させることが可能となる。
【0064】従って、このマスクブランクを用いてハー
フトーン型位相シフトマスクを製造する際、透明基板に
製膜された半透明層形成用被膜に対し酸性の洗浄液を用
いて洗浄処理を行ってもその膜厚が適正値からずれるこ
とがなく、かつ、洗浄効果も充分になるためマスク精度
の良好なハーフトーン型位相シフトマスクを簡便かつ確
実に得られる効果を有している。
【0065】一方、請求項11〜請求項13に係る発明
によれば、酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウ
ムスズで構成された半透明層形成用被膜が加熱処理され
ているためその結晶性が改善され、これに伴い酸に対す
る耐性を向上させることが可能となる。
【0066】従って、ハーフトーン型位相シフトマスク
を製造する際、透明基板に製膜された半透明層形成用被
膜に対し酸性の洗浄液を用いて洗浄処理を行ってもその
膜厚が適正値からずれることがなく、かつ、洗浄効果も
充分になるためマスク精度の良好なハーフトーン型位相
シフトマスクを簡便かつ確実に製造できる効果を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るハーフトーン型位相シフトマス
クの断面図。
【図2】実施例3に係るマスクブランクの断面図。
【図3】半透明層単独で位相シフト効果を持たせるタイ
プのハーフトーン型位相シフトマスクの断面図。
【図4】図3に示されたハーフトーン型位相シフトマス
クを通過した透過光の振幅を示すグラフ図。
【図5】図3に示されたハーフトーン型位相シフトマス
クを通過した透過光の光強度を示すグラフ図。
【図6】図6(A)〜(D)は半透明層単独で位相シフ
ト効果を持たせるタイプのハーフトーン型位相シフトマ
スクの製造工程を示す説明図。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 シフター層(半透明層) 10 ハーフトーン型位相シフトマスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 1/00 - 1/16

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板と、この透明基板上にパターン状
    に設けられるシフター層の全部若しくは一部を構成しか
    つ酸化ジルコニウムが添加された酸化インジウムスズか
    ら成る半透明層とを備えるハーフトーン型位相シフトマ
    スクにおいて、 上記半透明層が加熱処理されていることを特徴とするハ
    ーフトーン型位相シフトマスク。
  2. 【請求項2】上記半透明層の酸化インジウムスズに対す
    る酸化ジルコニウムの配合割合が0.03重量%〜3.
    0重量%であることを特徴とする請求項1記載のハーフ
    トーン型位相シフトマスク。
  3. 【請求項3】上記半透明層の抵抗値が10MΩ/□以下
    であることを特徴とする請求項1又は2記載のハーフト
    ーン型位相シフトマスク。
  4. 【請求項4】上記半透明層を構成要素の全部若しくは一
    部とするシフター層と透明基板との合計の透過率が波長
    365nmで2〜25%の範囲にあることを特徴とする
    請求項1、2又は3記載のハーフトーン型位相シフトマ
    スク。
  5. 【請求項5】上記半透明層を構成要素の全部若しくは一
    部とするシフター層と透明基板との合計の反射率が波長
    365nmで25%以下の範囲にあることを特徴とする
    請求項1、2、3又は4記載のハーフトーン型位相シフ
    トマスク。
  6. 【請求項6】透明基板と、この透明基板上に設けられシ
    フター層の全部若しくは一部を構成すると共に酸化ジル
    コニウムが添加された酸化インジウムスズから成る半透
    明層形成用被膜とを備え、ハーフトーン型位相シフトマ
    スクの製造に使用されるマスクブランクにおいて、 上記半透明層形成用被膜が加熱処理されていることを特
    徴とするマスクブランク。
  7. 【請求項7】上記半透明層形成用被膜の酸化インジウム
    スズに対する酸化ジルコニウムの配合割合が0.03重
    量%〜3.0重量%であることを特徴とする請求項6記
    載のマスクブランク。
  8. 【請求項8】上記半透明層形成用被膜の抵抗値が10M
    Ω/□以下であることを特徴とする請求項6又は7記載
    のマスクブランク。
  9. 【請求項9】上記半透明層形成用被膜を構成要素の全部
    若しくは一部とするシフター層形成用被膜と透明基板と
    の合計の透過率が波長365nmで2〜25%の範囲に
    あることを特徴とする請求項6、7又は8記載のマスク
    ブランク。
  10. 【請求項10】上記半透明層形成用被膜を構成要素の全
    部若しくは一部とするシフター層形成用被膜と透明基板
    との合計の反射率が波長365nmで25%以下の範囲
    にあることを特徴とする請求項6、7、8又は9記載の
    マスクブランク。
  11. 【請求項11】透明基板上に酸化ジルコニウムが添加さ
    れた酸化インジウムスズで構成された半透明層形成用被
    膜を製膜し、この上にレジストパターンを形成すると共
    に、このレジストパターンから露出する半透明層形成用
    被膜をエッチングしてシフター層の全部若しくは一部を
    構成する半透明層を形成し、かつ、この半透明層上に残
    留するレジストパターンを除去してハーフトーン型位相
    シフトマスクを得るハーフトーン型位相シフトマスクの
    製造方法において、 上記半透明層形成用被膜が製膜された後の工程において
    半透明層形成用被膜若しくはパターン化された半透明層
    を加熱処理することを特徴とするハーフトーン型位相シ
    フトマスクの製造方法。
  12. 【請求項12】上記加熱処理をオーブン及び/又はホッ
    トプレートを用いて行うことを特徴とする請求項11記
    載のハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法。
  13. 【請求項13】上記半透明層形成用被膜を物理的気相成
    長法又は化学的気相成長法により製膜することを特徴と
    する請求項11記載のハーフトーン型位相シフトマスク
    の製造方法。
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