JP3409073B2 - 転送データ順序整列方式 - Google Patents

転送データ順序整列方式

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JP3409073B2 JP22934594A JP22934594A JP3409073B2 JP 3409073 B2 JP3409073 B2 JP 3409073B2 JP 22934594 A JP22934594 A JP 22934594A JP 22934594 A JP22934594 A JP 22934594A JP 3409073 B2 JP3409073 B2 JP 3409073B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末間で転送されるデ
ータ信号の順序性が乱れたとき、着信側で正しい順序に
並び替える転送データ順序整列方式に関し、特に、デー
タ信号の格納領域を拡大せず、且つ、転送データの順序
整列の処理時間を短縮させる転送データ順序整列方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図5に示されるように、発信加
入者11から発信されたデータ信号は交換機12を介し
て、直接、他の交換機14に着信するか、または、交換
機13を中継して交換機14に着信し、次いで交換機1
4から着信加入者15に転送される。換言すれば、交換
機12は、交換機13に中継回線16を介して接続され
ており、交換機14に中継回線17を介して接続されて
いる。他方、交換機13は交換機14に中継回線18を
介して接続されている。
【0003】このような場合、中継回線を選択するに際
して、システムデータ上に予め定義された複数中継ルー
トに対するデータ信号の送出比率によってデータ信号単
位に中継回線を選択する、所謂、比率選択方式が各交換
機で採用されている。この方式では、ネットワーク内の
負荷集中ノードを考慮したシステムデータを予め用意す
ることにより、ネットワーク内のノード輻輳の回避が可
能になる。
【0004】図5において、交換機12は、上記比率選
択方式に従って、データ信号を中継回線16と中継回線
17とに振分けて送出している。この結果、中継回線1
6から交換機13及び中継回線18を介して転送される
データ信号は、中継回線17を介して直接転送されるデ
ータ信号に対し、伝送遅延を有する。
【0005】この状態では、順序において先に送出され
たデータ信号が交換機13を経由したため、順序におい
て後のデータ信号より後に交換機14に到着し、データ
信号の順序性が乱れることがある。このため、交換機1
4、即ち、着信側の交換機は、着信加入者15に、受信
したデータ信号の順序性を保証して送信している。
【0006】従来、この種の転送データ順序整列方式で
は、図6に示されるように、データ格納部22が、着信
のデータ信号を所定の記憶領域26に順次記憶し、デー
タ信号を取出すとき、データ取出部24が、データ信号
が有する順序番号の順序によって、各デ−タ信号を取出
し順序性を保証している。記憶領域26は、通信パスに
対応する情報毎、または、メッセージ情報毎に設けら
れ、受信データ信号を一時的に格納するキューを形成し
ている。
【0007】データ信号受信部21が受信したデータ信
号は、データ格納部22によって、データ記録部23に
備えられ、m個のデータ信号領域を有する記憶領域26
に、データ信号領域[1]から順次、格納記録される。
データ取出部24は、記憶領域26のm個のデータ信号
領域に記録された中から最も若い番号(最若番)を有す
るデータ信号を取出し、データ信号送信部25を介して
送出する動作を繰返すことにより、送出するデータ信号
の順序性を保証している。
【0008】ここで、データ格納部22が、メッセージ
情報毎に受信するデータ信号を記憶領域26に、データ
信号領域[1]からデータ信号領域[m]まで順次、格
納記録したものとする。この場合におけるデータ取出部
24のデータ取出しの動作手順について、図6及び図7
を併せ参照して説明する。尚、記憶されたメッセージ情
報は、データ信号毎に順序番号を有しているものとす
る。
【0009】図7に示されるように、まず、データ信号
取出部24は、第1番目のデータ信号領域[1]のデー
タ信号を調査(手順151)し、順序番号を検出して最
若番として記録(手順152)すると共に、カウンタの
計数値を“1”に歩進(手順153)させる。次いで、
次のデータ信号領域[2]のデータ信号を検索し、順序
番号を検出して最若番とした第1番目の記録と比較(手
順154)する。比較した結果、データ信号取出部24
は、第2番目の方が若い順序番号であった場合(手順1
55のYES)、最若番の記録をこの順序番号によって
更新(手順156)すると共に、計数値を一歩進する。
手順155で“NO”の場合は、直ちに手順157に進
む。
【0010】手順157の歩進の結果、この計数値が、
データ信号の格納数mより小さい場合(手順158のN
O)、手順は手順154に戻り、次のデータ信号領域
[3]のデータ信号を調査し比較する。この手順をデー
タ信号領域[m]まで繰返すことによって、最若番のデ
ータ信号を記録された番号から取出すことが出来る。
【0011】即ち、この手順をデータ信号領域[m]ま
で繰返すと、手順158で歩進数と格納数mとが等しく
なるので、手順158は“YES”となる。この結果、
データ信号取出部24は、記録番号のデータ信号をデー
タ記録部23の記憶領域26から取出(手順159)
し、格納数を“m”から“m−1”に逓減(手順16
0)する。
【0012】この結果、格納無し(m=0)(手順16
1のYES)で全ての手順が終了するまで、手順161
の“NO”から、最初の手順151に進み、格納数“m
−1”に対する手順、次いで格納数“m−2”、……
…、のそれぞれの手順と続く。
【0013】この状態でのソート処理時間Tは、データ
信号1個の検索時間を“t”とすると、次のようにな
る。
【0014】 T=mt+(m−1)t+(m−2)t+………+2t+t =m(m+1)t/2 上式から、格納数mが大きくなると、ソート処理時間
は、2次曲線状態で増加してしまう。
【0015】特に、手順154で次のデータ信号領域の
データを検索する場合、ソフトウェア上では次の位置と
はならず、ポインタが指示するアドレスをソートしなけ
ればならない。即ち、このこともソート処理時間増大の
大きな原因になっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の転送デ
ータ順序整列方式は、受信した順序でデータ信号を一時
記憶し、取出すときには、順序番号が最若番のデータ信
号を探し出し、このデータ信号を順次、取出すという構
成を有している。この構成では、長いメッセージ情報に
対して全ての順序性を正しくするためには、データ信号
の格納許容数を大きくする必要がある。一方では、最若
番のデータ信号を取出す、ソート処理時間が、データ信
号の格納数に対して2次曲線状態で増加する。この結
果、データ信号の転送処理時間が増加して、負荷を増大
させ、トラヒックの輻輳を招くという問題点がある。
【0017】本発明の課題は、次に受信する予定の期待
順序番号を記録し、実際に受信したデータ信号の順序番
号と期待順序番号とが相違するとき、このデータ信号を
記憶格納し、期待順序番号を受信したとき、期待順序番
号から順次、格納されたデータ信号を送出することによ
って、データ信号の格納許容量を減少出来ると共に、デ
ータ信号の転送処理時間も短縮してトラヒックの輻輳を
避けることが出来る転送データ順序整列方式を提供する
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明による転送データ
順序整列方式は、端末間で転送されるデータ信号の順序
性が乱れたとき、着信側で正しい順序に並び替える転送
データ順序整列方式において、データ信号を受信したと
き当該データ信号が有する順序番号を調査し、順序性に
乱れがあった場合、当該順序番号より若い番号を有する
データ信号の受信を待ち、受信したデータ信号の順序番
号に対応した記憶領域に格納し、この格納したデータ信
号を順次、取出して転送するデータ格納取出手段を備え
ている。前記データ格納取出手段は、次に受信する予定
の期待順序番号を記憶し、且つ、当該期待順序番号受信
までに受信するデータ信号を記憶する順序待合せテーブ
ルを備えるデータ記録部と、データ信号を受信したとき
当該データ信号が有する順序番号が前記期待順序番号と
一致しない場合、当該順序番号と期待順序番号との差の
数値を示す前記順序待合せテーブルの格納位置に当該デ
ータ信号を格納記録するデータ格納部とを備えている。
【0019】更に具体的な手段は、前記データ格納取出
手段が、データ信号を受信したとき当該データ信号が有
する順序番号が前記期待順序番号と一致し、且つ、前記
順序待合せテーブルにデータ信号が格納記録されていな
い場合、受信した前記データ信号を送出のため取出すと
共に、前記期待順序番号を次の番号に更新記録してお
り、また、前記データ格納取出手段が、データ信号を受
信したとき当該データ信号が有する順序番号が前記期待
順序番号と一致し、且つ、前記順序待合せテーブルにデ
ータ信号が格納記録されていることを確認した前記デー
タ格納部からデータ信号の取出し要請を受けたとき、前
記順序待合せテーブルから当該データ信号を順次取出
し、取出したデータ信号の順序番号の次の順序番号を前
記順序待合せテーブルの前記期待順序番号に更新記録す
るデータ取出部を備えている。
【0020】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0021】図1は本発明の一実施例を示す機能ブロッ
ク図である。図1に示された転送データ順序整列方式で
は、データ記録部3の記憶領域に、期待順序番号、格納
数、データ信号領域[1]〜[m]を含む順序待合せテ
ーブル7を備えている点が、従来と相違している。
【0022】図1に示されるように、転送データ順序整
列方式は、データ信号受信部1、データ格納部2、デー
タ記録部3、データ取出部4、データ信号送信部5、及
び格納監視部6を備えている。データ記録部3は、期待
順序番号、タイマ計数、格納数、データ信号領域
[0]、[1]、………、[N]等を記憶領域に有する
順序待合せテーブル7を、メッセージ情報毎に備えてい
る。
【0023】データ信号受信部1は受信したデータ信号
をデータ格納部2に送る。データ格納部2は、受けたデ
ータ信号をメッセージ情報毎に振分け、データ記録部3
に通知して、順序待合せテーブル7に格納するが、正し
い順序性を有するデータ信号の場合には、順序待合せテ
ーブル7の期待順序番号を更新すると共に、このデータ
信号を直接、データ取出部4に送出する。データ格納部
2の動作手順は、後で、図2の格納手順図を参照して説
明する。
【0024】データ取出部4は、後で、図3を参照して
説明するように、データ格納部2、及び格納監視部6か
ら駆動されてデ−タ信号をデータ記録部3から取出し、
データ信号送信部5から送出させる。格納監視部6は、
後で図4を参照して説明するように、順序待合せテーブ
ル7を監視して、所定時期にデータ取出部4を駆動す
る。
【0025】順序待合せテーブル7の期待順序番号は、
次に受信する予定のデータ信号に含まれる順序番号であ
る。タイマ計数はデータ信号の順序待合せの際の、異常
な長時間の待合わせを監視するための時間である。格納
数はその時点でのデータ信号の格納数を表わしている。
データ信号領域は、データ信号の待合せが発生した場合
にデータ信号を格納する領域である。尚、データ信号領
域[0]には、期待順序番号に等しい順序番号を有する
データ信号が格納される。データ信号領域[N]には、
期待順序番号との差の数値Nを有する順序番号のデータ
信号が格納される。このように、この数値Nは二つの番
号の引き算という単純演算で求めることが出来る。
【0026】次に、図1に図2を併せ参照して、データ
格納部2の格納の動作手順について説明する。
【0027】まず、データ格納部2は、データ信号を受
信(手順101)すると、受信したデータ信号からメッ
セージ番号、及び順序番号を調査(手順102)する。
メッセージ番号は順序待合せテーブル7に対応するもの
とする。順序番号が“0”の場合(手順103のYE
S)、データ記録部3の順序待合せテーブル7の新しい
領域で、期待順序番号の領域にメッセージ番号と共に、
期待順序番号“0”が設定(手順104)された後、受
信した順序番号が順序待合せテーブル7の期待順序番号
と比較(手順105)される。手順103で“NO”の
場合、手順は直ちに、手順105に進む。
【0028】受信した順序番号が順序待合せテーブル7
の期待順序番号と一致していない場合(手順106のN
O)、順序待合せテーブル7の格納数が調査(手順10
7)される。手順107が“YES”で格納数が“0”
の場合、順序待合せテーブル7のタイマ計数の領域に所
定のタイマ値が設定(手順108)されると共に、格納
数の領域の格納数が一つ歩進(手順109)され、受信
したデータ信号が所定のデータ信号領域[N]に格納
(手順110)される。
【0029】手順107が“NO”で格納されたデータ
信号がある場合、手順は手順109に直接進む。手順1
10の所定の格納領域[N]は、前述のように、受信し
た順序番号と期待順序番号との差の演算数値Nによって
決定される。こうして格納されたデータ信号は、後続の
順序で受信されるデータ信号の順序番号が期待順序番号
と一致した時点、即ち、手順106の“YES”の時点
から続く手順によって送出される。
【0030】受信した順序番号が順序待合せテーブル7
の期待順序番号と一致した場合(手順106のYE
S)、上記同様、順序待合せテーブル7の格納数が調査
(手順111)される。手順111が“YES”で格納
数が“0”の場合、受信したデータ信号はデータ取出部
4を介して送出(手順112)されると共に、順序待合
せテーブル7の期待順序番号は次の番号に更新(手順1
13)される。
【0031】手順111が“NO”で格納されたデータ
信号がある場合、格納数領域の格納数が一歩進(手順1
14)され、期待順序番号を有するデータ信号は、デー
タ信号領域[0]に格納(手順115)されたのち、手
順は図3に示されている取出手順(手順116)に進
む。
【0032】次に、図1に図3を併せ参照して順序待合
せテーブル7に格納されたデータ信号を取出す手順につ
いて説明する。
【0033】まず、データ取出部4は、備えられたカウ
ンタの取出数値を零復帰(手順121)する。次いで、
順序待合せテーブル7の格納数が取出され、この格納数
と取出数値との一致が調査(手順122)される。手順
122の“YES”で、格納数と取出数とが一致の場
合、順序待合せテーブル7は初期化され、計数値も零復
帰(手順123)される。この後、最後に送信したデー
タ信号の順序番号の次の番号が、メッセージ番号と共
に、順序待合せテーブル7の期待順序番号に設定(手順
124)され、次のデータ信号の受信、格納の手順に続
く。一つのメッセージの最後のデータ信号が送出された
場合には、次のデータ信号の受信がないので、手順12
4は削除される。
【0034】手順122の“NO”で、格納数と取出数
値とが一致しない場合、順序待合せテーブル7に格納さ
れたデータ信号が取出され、送出(手順131)される
と共に、取出数値は一歩進(手順132)され、手順1
22に戻る。次のデータ信号の送出手順の手順131、
132は手順122が“YES”になるまで順次、繰返
される。
【0035】次に、図1に図4を併せ参照して順序待合
せテーブル7の監視手順について説明する。
【0036】格納監視部6は定期的に時期が到来(手順
141)したとき、順序待合せテーブル7の格納数を調
査(手順142)する。手順142で“NO”の場合、
格納数0のため、動作は何もない。手順142で“YE
S”の場合、格納されたデータ信号があるため、順序待
合せテーブル7のタイマ計数が逓減(手順143)さ
れ、計数値が“0”(手順144のYES)になったと
き、図3に示される取出手順(手順145)に進む。
【0037】手順144で“NO”の場合、格納された
データ信号が存在するため、タイマ計数値が“0”にな
るまで、手順141の定時の到来を待つ。
【0038】上記説明では、順序待合せテーブルをメッ
セージ毎に設けるように説明したが、着信側の交換機で
は、着信加入者毎に設けてもよい。
【0039】更に、図2の手順106と手順111とで
順序待合せテーブルに格納された期待順序番号を有する
データ信号を受信したとき、図3の手順によって、順序
待合せテーブルに格納された全てのデータ信号が送出さ
れるように図示して説明した。この場合、期待順序番号
のデータ信号を受信したとき後続のデータ信号は一連の
順序で揃っていることが条件である。しかし、順序待合
せテーブルのデータ信号領域に歯抜け状態でデータ信号
が記憶されている場合がある。
【0040】この状態では、図3の取出手順で、手順1
31の“YES”に次いで、順序待合せテーブルで次の
データ信号領域にデータ信号の格納の有無を調べる手順
が設けられる。この手順で、データ信号が格納されてい
ない場合、この領域に格納される予定のデータ信号の順
序番号を順序待合せテーブルの期待順序番号の領域に格
納し、データ信号領域では順次若番に詰め、且つ、タイ
マ計数、格納数等も更新して、新たな順序待合せテーブ
ルを形成する手順が追加される。
【0041】上記では、図を参照して説明したが、機能
ブロックは一例であり、ブロックの併合、分割があって
もよいことは明白である。また、手順104は削除して
も所定の機能を発揮出来るほか、手順の並列動作、逆手
順等があっても、上記機能を損なうものでなければ問題
はない。即ち、上記説明が本発明を限定するものではな
い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、転
送される一連のデータ信号において、次に受信する予定
データ信号の順序番号を期待順序番号として格納する順
序待合わせテーブルがデータ記録部に設けられ、この期
待順序番号以外の順序番号を有するデータ信号を受信し
たとき、これら順序番号の番号差の番号領域に受信デー
タ信号が格納され、期待順序番号を有するデータ信号を
受信したとき、格納されたデータ信号が順次送出されて
いる。
【0043】この構成では、期待順序番号ではない順序
番号を有するデータ信号を受信した時点で、データ信号
の順序が乱れたと認識し、この時点から、期待順序番号
を有するデータ信号の到着まで待合わせを行うことによ
って、データ信号の順序性が保証されている。
【0044】この結果、期待順序番号を有するデータ信
号の到着までの待合わせが、少数のデータ信号の待合わ
せにしかならず、順序待合わせテーブルの記憶容量が少
ないため、記憶装置の小形化が出来ると共に、交換網に
おける交換ノードでの順序整列処理時間が短縮出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】図1による格納手順の一実施例を示す流れ図で
ある。
【図3】図1による取出手順の一実施例を示す流れ図で
ある。
【図4】図1による監視手順の一実施例を示す流れ図で
ある。
【図5】一般の交換機ネットワークの一例を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図7】図6による動作手順の一例を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 データ信号受信部 2 データ格納部 3 データ記録部 4 データ取出部 5 データ信号送信部 6 格納監視部 7 順序待合わせテーブル 11 発信加入者 12、13、14 交換機 15 着信加入者 16、17、18 中継回線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末間で転送されるデータ信号の順序性
    が乱れたとき、着信側で正しい順序に並び替える転送デ
    ータ順序整列方式において、データ信号を受信したとき
    当該データ信号が有する順序番号を調査し、順序性に乱
    れがあった場合、受信したデータ信号の順序番号に対応
    した記憶領域に格納し、この格納したデータ信号を順
    次、取出して転送するデータ格納取出手段を備える転送
    データ順序整列方式において、 前記データ格納取出手段が、次に受信する予定の期待順
    序番号を記憶し、且つ、当該期待順序番号受信までに受
    信するデータ信号を記憶する順序待合せテーブルを備え
    るデータ記録部と、データ信号を受信したとき当該デー
    タ信号が有する順序番号が前記期待順序番号と一致しな
    い場合、当該順序番号と期待順序番号との差の数値を示
    す前記順序待合せテーブルの格納位置に当該データ信号
    を格納記録するデータ格納部とを備えることを特徴とす
    る転送データ順序整列方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記データ格納取出
    手段が、データ信号を受信したとき当該データ信号が有
    する順序番号が前記期待順序番号と一致し、且つ、前記
    順序待合せテーブルにデータ信号が格納記録されていな
    い場合、受信した前記データ信号を送出のため取出すと
    共に、前記期待順序番号を次の番号に更新記録すること
    を特徴とする転送データ順序整列方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記データ格納取出
    手段が、データ信号を受信したとき、当該データ信号が
    有する順序番号が前記期待順序番号と一致し、且つ、前
    記順序待合せテーブルにデータ信号が格納記録されてい
    ることを確認した前記データ格納部からデータ信号の取
    出し要請を受けたとき、前記順序待合せテーブルから当
    該データ信号を取出し、取出したデータ信号の順序番号
    の次の順序番号を前記順序待合せテーブルの前記期待順
    序番号に更新記録するデータ取出部を備えることを特徴
    とする転送データ順序整列方式。
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