JP3408954B2 - 携帯用ガスランタンのグローブ支持構造 - Google Patents

携帯用ガスランタンのグローブ支持構造

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JP3408954B2
JP3408954B2 JP26658797A JP26658797A JP3408954B2 JP 3408954 B2 JP3408954 B2 JP 3408954B2 JP 26658797 A JP26658797 A JP 26658797A JP 26658797 A JP26658797 A JP 26658797A JP 3408954 B2 JP3408954 B2 JP 3408954B2
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博昭 横山
敏一 五十嵐
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株式会社スノーピーク
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21LLIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF, BEING PORTABLE OR SPECIALLY ADAPTED FOR TRANSPORTATION
    • F21L19/00Lanterns, e.g. hurricane lamps or candle lamps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はいわゆるアウトドア
用の携帯用ガスランタンに関し、より詳細には、携帯用
ガスランタンの構成要素の一つであるグローブ(あるい
は、「ホヤ」と呼ばれることもある)を支持するグロー
ブ支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に従来の携帯用ガスランタンの一例
を示す。図8に示すように、携帯用ガスランタン10
は、可燃ガスが圧縮して詰められているガスカートリッ
ジ11と、このガスカートリッジ11に着脱自在に取り
付けられるガス燃焼器12とからなる。ガスカートリッ
ジ11とガス燃焼器12とはガスケット13を介してシ
ールした状態の下に取り付けられている。
【0003】ガス燃焼器12は、ガスカートリッジ11
に連結され、ガスカートリッジ11から供給される可燃
ガスが通過する器具栓14と、器具栓14の内部に形成
されているガス通過口の開口度を調節することにより器
具栓14の内部を通る可燃ガスの流量を調整するガス流
量調整スピンドルに連結されているツマミ15と、表面
に複数の開口部16aが形成されているバーナーヘッド
16と、器具栓14とバーナーヘッド16とを連結する
混合管17と、混合管17の内部を流れる空気と可燃ガ
スとの混合ガスに火花を散らして着火させる着火用電極
18と、着火用電極18に着火を行わせるための、器具
栓14に取り付けられた点火ボタン19とからなる。
【0004】さらに、混合管17の周囲には、グローブ
を取り付けるためのほぼ半球状のグローブ支持器20が
混合管17に取り付けられており、このグローブ支持器
20には円筒形に近い形状をなすグローブ21が嵌め込
まれている。グローブ21は上下両面が開口しており、
透明ガラス又はすりガラスなどの透光性の材質からつく
られている。グローブ21の上方には、グローブ21の
開口上面を覆うようにベンチレータ22がグローブ21
に取り付けられている。
【0005】この携帯用ガスランタン10は次のように
用いられる。まず、ガスランタン10の使用前に、マン
トルと呼ばれるほぼ球形の発光体(図示せず)をバーナ
ーヘッド16を覆うように取り付ける。
【0006】加圧状態にある可燃ガスはガスカートリッ
ジ11から器具栓14に進入し、ガス流量調整スピンド
ルに連結したツマミ15によって、ガス流量が調整され
た状態で混合管17に進入する。混合管17には、開口
17aが形成されており、可燃ガスが混合管17の内部
を通過する際に生じる負圧によって、開口17aから外
部の空気が混合管17の内部に取り込まれる。可燃ガス
は開口17aから取り込まれた空気と混合し、可燃ガス
と空気との混合ガスになる。
【0007】混合ガスがバーナーヘッド16の内部に進
入した後、点火ボタン19を押すと、正に帯電している
着火用電極18と負に帯電している混合管17との間に
火花が生じ、この火花が開口17aを介して混合管17
の内部を流れている混合ガスに引火する。このようにし
て着火した混合ガスはバーナーヘッド16の表面に形成
された複数の開口16aから外部に漏れ出し、バーナー
ヘッド16の周囲に取り付けられているマントルを発光
させる。
【0008】以上のようにして可燃ガスを燃焼させるこ
とにより、発光体(マントル)を発光させ、ガスランタ
ン10を、例えば、屋外での光源として用いることがで
きる。
【0009】図8に示すように、グローブ21は一対の
グローブ着脱用バネ23を介してグローブ支持器20に
取り付けられており、グローブ21はグローブ支持器2
0から自在に取り外すことができるようになっている。
【0010】グローブ着脱用バネ23はクランク形状を
なした板状のバネからなり、一端23aはグローブ支持
器20の内壁に固着されている。他端23bは自由端と
して構成されており、この自由端23bがグローブ21
の内壁を外側に向けて押圧することによって、グローブ
21はグローブ支持器20に支持されている。グローブ
着脱用バネ23のクランク部分23cはグローブ支持器
20の外側に位置するように配置されている。このクラ
ンク部分23cを上下両面から押圧すると、グローブ着
脱用バネ23の自由端23bがクランク部分23cの回
りに回動し、自由端23bとグローブ21の内壁との係
合が解除され、その結果、グローブ21をグローブ支持
器20から取り外すことができる。
【0011】また、ベンチレータ22には、その底面に
おいて、円弧状の複数のバネ材24が設けられている。
バネ材24はベンチレータ22の外側に向かって延びて
おり、このバネ材24がグローブ21の開口上面を介し
てグローブ21の内部に入り込み、グローブ21の内壁
に係合している。これによって、ベンチレータ22はグ
ローブ21に支持されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、グロー
ブ21は、グローブ着脱用バネ23がグローブ21の内
壁を押圧することによって、グローブ支持器20に支持
されている。グローブ21をグローブ支持器20から取
り外すときには、グローブ着脱用バネ23は、クランク
部分23cが押圧されていることにより、グローブ21
の内側に向かって回動した状態にあるので、グローブ着
脱用バネ23はグローブ21と干渉せず、グローブ21
を取り外すことに支障はない。
【0013】これに対して、一旦取り外したグローブ2
1を再びグローブ支持器20に取り付ける場合には、ク
ランク部分23cを上下両面から押圧することによりグ
ローブ着脱用バネ23をグローブ21の内側に向かって
回動させた状態で、グローブ21をグローブ支持器20
に取り付け、その後、クランク部分23cの押圧を解除
し、グローブ着脱用バネ23の自由端23bがグローブ
21の内壁に当接するようにしている。
【0014】この場合、クランク部分23cの押圧を一
時に解除すると、グローブ着脱用バネ23の自由端23
bには、グローブ着脱用バネ23が回動することにより
それまで蓄積していた全バネ力が作用することになるの
で、グローブ着脱用バネ23の自由端23bが突き当た
ったときのグローブ21の内壁には極めて大きな力が瞬
間的に作用することになる。加えて、グローブ21は、
光の透過率を上げるため、その肉厚は薄くつくられてい
る。これらの要因が相まって、グローブ21をグローブ
支持器20に取り付ける際に、グローブ着脱用バネ23
によって、グローブ21が割れてしまうことが跡を絶た
なかった。
【0015】このため、従来のガスランタン10におい
ては、消耗品であるマントルの交換の際には、グローブ
21を外さないと、マントルの交換ができないので、グ
ローブ21の破損に備えて、常にグローブ21の予備を
用意しなければならないという不便さがあった。
【0016】また、ベンチレータ22もバネ材24を介
してグローブ21の開口上面の内壁に取り付けられてい
るが、ベンチレータ22をグローブ21から取り外す際
にも、上述と同様の問題が生じていた。すなわち、ベン
チレータ22は大きなバネ力でグローブ21に係合して
いるため、無理にベンチレータ22をグローブ21から
引き抜こうとすると、薄肉のグローブ21が割れてしま
うということが跡を絶たなかった。
【0017】さらに、図8に示した従来のガスランタン
10においては、ベンチレータ22とグローブ支持器2
0はそれぞれ別個にグローブ21に取り付けられている
ため、例えば、グローブ21の内壁に付着した煤の清掃
を行うためにグローブ21のみを取り出そうとしても、
ベンチレータ22のグローブ21からの取り外しと、グ
ローブ支持器20からのグローブ21の取り外しという
2回の取り外しの操作を行わなければならなかった。
【0018】本発明は、このような従来のガスランタン
における問題点に鑑みてなされたものであり、グローブ
を割ることなく容易に取り出すことができ、さらに、1
回の操作でグローブのみを取り出すことができるガスラ
ンタンを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、可燃ガスが充填されて
いるガスカートリッジから放出される可燃ガスをグロー
ブ内に配置されたバーナーヘッドで燃焼させるガスラン
タンの該グローブを支持するグローブ支持構造であっ
て、前記グローブの上方に位置するベンチレータと、前
記ベンチレータに回動自在に取り付けられた複数個のワ
イヤーであって、それぞれ前記ベンチレータを基点とし
て回動し、前記グローブの底面に達し得る形状をなして
いるワイヤーと、前記グローブを支持するグローブ支持
板であって、前記ワイヤーのうち前記グローブの底面に
達する部分と着脱自在に係合し得るワイヤー係合手段を
備えるグローブ支持板と、からなるガスランタンのグロ
ーブ支持構造を提供する。
【0020】本発明に係るガスランタンのグローブ支持
構造においては、グローブの上方に位置するベンチレー
タに複数個(例えば、2個)のワイヤーが回動自在に取
り付けられている。このワイヤーはベンチレータを基点
として回動させると、グローブを支持しているグローブ
支持板の底面に達し、グローブ支持板の底面に形成され
たワイヤー係合手段と係合する。この状態においては、
ワイヤーは、ベンチレータとグローブ支持板との間でグ
ローブの外側表面に沿ってグローブに接触し、グローブ
を外周から支持している。
【0021】このように、本発明に係るガスランタンの
グローブ支持構造においては、ワイヤーはグローブ支持
板に設けられたワイヤー係合手段とのみ係合し、ワイヤ
ーがグローブに対して圧力を及ぼすことはない。ワイヤ
ーはグローブに対しては単に接触しているだけである。
従って、図8に示した従来のガスランタン10とは異な
り、ワイヤーの取り付け又は取り外しの際に、グローブ
が割れるということは皆無である。
【0022】逆に、ワイヤーをワイヤー係合手段に係合
させた状態では、ワイヤーがグローブの周囲に掛け渡さ
れた状態になっている。このため、ワイヤーがグローブ
に対するガードとして作用し、ガスランタンが転倒した
場合でも、ワイヤーが最初に地面に当たることになり、
グローブの破損を防止することができる。
【0023】ワイヤーはワイヤー係合手段と着脱自在に
係合し得る。従って、ワイヤーをワイヤー係合手段に係
合させれば、グローブをグローブ支持板に固定させるこ
とができ、ワイヤーとワイヤー係合手段との係合を解除
すれば、グローブをグローブ支持板から取り外すことが
できる。すなわち、グローブをグローブ支持板に取り付
ける際にも、あるいは、グローブをグローブ支持板から
取り外す際にも、ワイヤーとワイヤー係合手段とを係合
させるか、あるいは、係合を解除させるかの1回の操作
のみを行えば足りる。図8に示した従来のガスランタン
10のように、グローブ21を取り外す際に、ベンチレ
ータ22をグローブ21から取り外し、さらに、グロー
ブ21をグローブ支持器20から取り外すという二重の
取り外し操作はもはや不要である。
【0024】グローブ支持板に形成されるワイヤー係合
手段は種々の構造をとることができる。例えば、請求項
2に記載されているように、ワイヤー係合手段は、下方
向に突出する突出部を有しており、かつ、上下方向に回
動し得るように構成することができる。
【0025】本ワイヤー係合手段によれば、ワイヤーは
突出部を乗り越えた状態で本ワイヤー係合手段に係合す
る。ワイヤーが一旦突出部を乗り越えると、ワイヤーは
その突出部を逆方向に再び乗り越えることはできないた
め、ワイヤーはその位置に固定される。すなわち、グロ
ーブがベンチレータとともにグローブ支持板に対して固
定されることになる。
【0026】ワイヤーとワイヤー係合手段との係合を解
除するためには、突出部を上方に押せばよい。突出部を
上方に押せば、突出部の高さが相対的に低くなり、ワイ
ヤーは容易に突出部を乗り越えることができるので、ワ
イヤーはワイヤー係合手段から外れる。すなわち、グロ
ーブ及びベンチレータの双方がグローブ支持板に対して
取り外し可能な状態になる。
【0027】この場合、請求項3に記載されているよう
に、ワイヤー係合手段をバネ性の材質からつくっておけ
ば、上方に押した突出部は自身のバネ力で元の位置に復
帰するので、ワイヤー係合手段の有用性が増す。
【0028】上述の突出部を有するワイヤー係合手段は
別体のものとして形成し、それをグローブ支持板に取り
付けてもよいが、グローブ支持板と一体のものとして形
成することも可能である。すなわち、請求項4に記載さ
れているように、ワイヤー係合手段は、グローブ支持板
の一部の周囲を切り欠くことによって、その一部からな
るものとしてつくることもできる。このように構成する
ことにより、ガスランタンの部品点数を減らすことがで
き、ガスランタンの全体の構造の単純化にも寄与する。
【0029】ワイヤー係合手段としては、前述の突出部
に代えて、グローブ支持板の裏面に形成された少なくと
も一つの凸状体を用いることもできる。この凸状体は、
例えば、小さな半球形状をなすように構成すればよい。
【0030】ワイヤーが一旦この凸状体を乗り越える
と、自力では逆方向に再び凸状体を乗り越えることはで
きないので、ワイヤーを凸状体の内側に位置させること
によって、グローブ及びベンチレータの双方をグローブ
支持板に対して固定することができる。
【0031】また、ワイヤーを少し持ち上げるだけで、
容易にワイヤーが凸状体を乗り越えるようにすることが
できるので、ワイヤーとワイヤー係合手段としての凸状
体との係合解除も容易に行うことができる。
【0032】ワイヤー係合手段は、請求項6に記載され
ているように、グローブ支持板の裏面に形成された凹部
として構成することもできる。この凹部にワイヤーが嵌
合することにより、ワイヤーが前述の突出部や凸状体を
乗り越えて固定された状態と同じ状態をつくりだすこと
ができる。
【0033】以上の例においては、ワイヤーは全てグロ
ーブ支持板に対して取り外し可能な状態であったが、例
えば、ワイヤーを2個用いる場合には、請求項7に記載
されているように、そのうちの一方をグローブ支持板の
裏面に固定することも可能である。この場合、そのワイ
ヤーはグローブ支持板に対して回動可能であるようにグ
ローブ支持板の裏面に取り付けられる。2個のワイヤー
のうちの他方は、前述の何れかのワイヤー係合手段に係
合し得るようにしておく。
【0034】このように構成すれば、他方のワイヤーの
みをワイヤー係合手段に対して係合させることにより、
グローブをグローブ支持板に取り付けることができ、あ
るいは、ワイヤーとワイヤー係合手段との係合を解除す
ることにより、グローブをグローブ支持板から取り外す
ことが可能になる。
【0035】この構成によれば、ワイヤーとワイヤー係
合手段との係合解除は1組のみ行えばよく、効率的にグ
ローブをグローブ支持板から取り外すことができる。ま
た、この構成の場合、ベンチレータは常にグローブ支持
板と一体であるので、グローブ支持板から取り外したベ
ンチレータがなくなってしまうことを防止することもで
きる。
【0036】ワイヤー及びそれに対応するワイヤー係合
手段は任意の数だけ設けることが可能である。例えば、
ベンチレータの一直径方向の両側にそれぞれ1個のワイ
ヤー及びワイヤー係合手段を設けてもよく、あるいは、
4個のワイヤー及びワイヤー係合手段を十字型に設けて
もよい。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明に係るグローブ支持構造の
一実施形態を用いた携帯用ガスランタン30の一例を図
1に示す。本実施形態に係る携帯用ガスランタン30
は、可燃ガスが圧縮して詰められているガスカートリッ
ジ31と、このガスカートリッジ31に着脱自在に取り
付けられるガス燃焼器32とからなる。ガスカートリッ
ジ31とガス燃焼器32とはガスケット33を介してシ
ールした状態の下に取り付けられている。
【0038】ガス燃焼器32は、ガスカートリッジ31
に連結され、ガスカートリッジ31から供給される可燃
ガスが通過する器具栓34と、器具栓34の内部に形成
されているガス通過口の開口度を調節することにより器
具栓34の内部を通る可燃ガスの流量を調整するガス流
量調整スピンドルに連結されているツマミ35と、表面
に複数の開口部36aが形成されているバーナーヘッド
36と、器具栓34とバーナーヘッド36とを連結する
混合管37と、混合管37の内部を流れる空気と可燃ガ
スとの混合ガスに火花を散らして着火させる着火用電極
38と、着火用電極38に着火を行わせるための、器具
栓34に取り付けられた点火ボタン39とからなる。
【0039】ガスランタン30の使用時には、ほぼ球形
のマントル(発光体)40がバーナーヘッド36の周囲
に取り付けられる。ツマミ35は器具栓34の端部から
突出している小軸34aに対して矢印Aの方向に回動自
在に取り付けられている。さらに、小軸34aの内部に
はバネ(図示せず)が組み込まれており、ツマミ35を
矢印Aの方向に回動させても、ツマミ35は小軸34a
の軸線の方向に復帰するようになっている。
【0040】後に詳述するように、混合管37には、所
定の高さの位置にグローブ支持板41が取り付けられて
おり、グローブ支持板41の上にはグローブ44が載置
されている。グローブ44はベンチレータ45から延び
ているワイヤー46を介してグローブ支持板41に固定
されている。
【0041】この携帯用ガスランタン30の作動は図8
に示した従来のガスランタン10と同様である。ガスカ
ートリッジ31から器具栓34に進入した可燃ガスは、
ガス流量調整スピンドルに連結したツマミ35によっ
て、ガス流量が調整された状態で混合管37に進入し、
グローブ支持板41の下方に設けられた混合管37の開
口37aから取り込まれた空気と混合し、混合ガスにな
る。
【0042】混合ガスがバーナーヘッド36の内部に進
入した後、点火ボタン39を押すと、着火用電極38と
混合管37との間に火花が生じ、この火花が混合管37
の内部を流れている混合ガスに引火する。このようにし
て着火した混合ガスはバーナーヘッド36の表面に形成
された複数の開口から外部に漏れ出し、バーナーヘッド
36の周囲に取り付けられているマントル40を発光さ
せる。このようにして、マントル40を発光させること
により、本ガスランタン30を、例えば、屋外での光源
として用いることができる。
【0043】図2は図1に示したガスランタン30を構
成するグローブ支持板41、グローブ44及びベンチレ
ータ45の分解組立図である。図2に示すように、混合
管37の所定の高さの位置に取り付けられているグロー
ブ支持板41は円形の板からなり、その中央には円形の
孔が設けられ、この孔に混合管37が嵌め込まれてい
る。グローブ支持板41の周囲には直立壁41aが形成
されている。
【0044】グローブ支持板41には、中央の円形孔の
周囲に等間隔に4個の開口部41bが形成されており、
各開口部41bの中にはワイヤー係合手段としてのワイ
ヤー係合部材42が形成されている。このワイヤー係合
部材42は、ワイヤー係合部材42の周囲のグローブ支
持板41の部材を切り欠くことによって、グローブ支持
板41と一体に成形されたものである。
【0045】図3にワイヤー係合部材42の縦断面を示
す。ワイヤー係合部材42は、グローブ支持板41の中
央から外縁に向かって延びる第一部分42aと、第一部
分42aから下方に延びる第二部分42bと、第二部分
42bから斜め上方に延びる第三部分42cと、第三部
分42cからほぼ水平に延びる第四部分42dとからな
っており、第二部分42bと第三部分42cとが下方向
に突出する突出部43を形成している。
【0046】さらに、グローブ支持板41、従って、ワ
イヤー係合部材42はバネ性を有する金属からつくられ
ており、自由端をなしているワイヤー係合部材42の第
四部分42dの先端42eは第一部分42aの基端42
fを中心として上下方向に、すなわち、矢印Bで示す方
向に回動し得る。従って、ワイヤー係合部材42の先端
42eを上又は下方向に押すことにより、突出部43自
体も上又は下方向に回動する。
【0047】図2に示すように、グローブ支持板41上
には、中空の円筒形のグローブ44が載置されている。
グローブ44はグローブ支持板41の円周に形成された
直立壁41aの内側に嵌合することによって、グローブ
支持板41上に支持されている。グローブ44は透明の
薄肉ガラスからつくられており、上下両面が開口してい
る。
【0048】グローブ44はベンチレータ45及びワイ
ヤー46を介してグローブ支持板41に取り付けられ
る。ベンチレータ45は底面が開口している冠状の部材
からなり、ベンチレータ45には2個のワイヤー46が
対向して、矢印Cの方向に回動自在に取り付けられてい
る。各ワイヤー46はほぼ矩形状の外形をなしており、
グローブ44の高さとほぼ同じ、または、グローブ44
の高さよりもやや長い長さを有している。すなわち、ベ
ンチレータ45をグローブ44の上面とほぼ同じ高さに
合わせて配置したときに、ワイヤー46の先端部分46
aはグローブ支持板41の底面に達し得るように形成さ
れている。
【0049】本実施形態に係るガスランタン30におけ
るグローブ44の取り付け及び取り外しは以下のように
して行われる。グローブ44を取り付ける際には、先
ず、グローブ44をグローブ支持板41の直立壁41a
の内側に嵌合させることにより、グローブ44をグロー
ブ支持板41上に載置する。次いで、ベンチレータ45
をグローブ44の上方に配置し、二つのワイヤー46
を、グローブ44を跨ぐようにして、グローブ支持板4
1の底面まで回動させる。
【0050】次いで、グローブ支持板41の底面に達し
たワイヤー46をワイヤー係合部材42の第四部分42
d及び第三部分42cに沿わせて移動させる。ワイヤー
係合部材42の第二部分42bと第三部分42cとから
なる突出部43はワイヤー46に引っ張られる形になる
ので、ワイヤー46を第四部分42d及び第三部分42
cに沿わせて移動させると、突出部43は徐々に上方に
回動する。結果的に、図3に示すように、ワイヤー46
の先端部分46aは矢印S1の方向に突出部43を乗り
越え、ワイヤー係合部材42の第一部分42aに達し、
そこで静止する。この場合、ワイヤー46の先端部分4
6aが突出部43を乗り越える時間を短縮させるため、
指で突出部43を上方に押してもよい。
【0051】以上のように、二つのワイヤー46をそれ
ぞれに対応するワイヤー係合部材42に係合させること
によりグローブ44はグローブ支持板41上に固定され
る。図1は、以上のようにして、グローブ44がグロー
ブ支持板41上に固定された状態を示す。
【0052】グローブ44をグローブ支持板41から取
り外す際には、ワイヤー係合部材42の突出部43を指
で上方に押し上げつつ、ワイヤー46の先端部分46a
が矢印S2の方向に突出部43を乗り越えるようにす
る。これによって、ワイヤー46とワイヤー係合部材4
2との係合状態が解除され、ベンチレータ45及びグロ
ーブ44はグローブ支持板41に対してフリーの状態と
なる。
【0053】なお、本実施形態においては、グローブ支
持板41に4個のワイヤー係合部材42が形成されてい
るが、必ずしも4個形成する必要はない。少なくとも2
個のワイヤー係合部材42を対向させて設ければ足り
る。ワイヤー係合部材42を2個設けた場合には、ワイ
ヤー46を掛ける向きは一方向に限定されるが、ワイヤ
ー係合部材42を4個設ければ、ワイヤー46を掛ける
向きが二方向になる。
【0054】上述の第一の実施形態においては、ワイヤ
ー係合手段としてバネ性の金属からなるワイヤー係合部
材42を用いたが、以下に述べるように、ワイヤー係合
手段は他の形態をとることもできる。図4は本発明に係
るガスランタンの第二の実施形態において用いるワイヤ
ー係合手段を示す。図4はグローブ支持板41を下方か
ら見たときのグローブ支持板41の底面図である。
【0055】本実施形態においては、ワイヤー係合手段
として、ワイヤー係合部材42に代えて、半球状の凸状
体47がグローブ支持板41の底面に形成されている。
凸状体47は2個を一組として、4組の凸状体47が、
グローブ支持板41の直交する二直径上において、円周
に沿って設けられている。
【0056】本実施形態においても、ワイヤー46の先
端部分46aが矢印S1の方向に凸状体47を乗り越
え、図4に示した位置で止まることにより、グローブ4
4がグローブ支持板41上に固定される。逆に、ワイヤ
ー46の先端部分46aが矢印S2の方向に凸状体47
を乗り越えることにより、ワイヤー46と凸状体47と
の係合が解除され、グローブ44及びベンチレータ45
はグローブ支持板41に対してフリーの状態となる。
【0057】なお、凸状体47の形状は半球形状に限定
されるものではなく、他の形状をとることもできる。ま
た、本実施形態のように2個の凸状体47を一組とする
ことに限定されるものではなく、1個ずつ形成してもよ
く、あるいは、3個以上の凸状体47を一組として形成
してもよい。さらに、4組の凸状体47を設けることも
必ずしも必要ではなく、対向する2組の凸状体47を設
ければ足りる。
【0058】図5は本発明に係るガスランタンの第三の
実施形態において用いるワイヤー係合手段を示す。図5
はグローブ支持板41を下方から見たときのグローブ支
持板41の底面図である。本実施形態においては、ワイ
ヤー係合手段として、ワイヤー係合部材42に代えて、
断面が半円状の2個の溝48がグローブ支持板41の底
面に形成されている。溝48は一定の距離を置いて相互
に平行に形成されている。
【0059】本実施形態においても、ワイヤー46の先
端部分46aが矢印S1の方向に溝48に嵌合すること
により、グローブ44がグローブ支持板41上に固定さ
れる。逆に、ワイヤー46の先端部分46aが矢印S2
の方向に溝48から外されることにより、ワイヤー46
と溝48との係合が解除され、グローブ44及びベンチ
レータ45はグローブ支持板41に対してフリーの状態
となる。
【0060】図6は本発明に係るガスランタンの第四の
実施形態において用いるワイヤー係合手段を示す。図6
はグローブ支持板41を下方から見たときのグローブ支
持板41の底面図である。本実施形態においては、ワイ
ヤー係合手段として、前述の第一の実施形態において用
いた1個のワイヤー係合部材42と、グローブ支持板4
1の底面に固着された円筒状のワイヤー固定管49とが
設けられている。二つのワイヤー46のうちの一方はワ
イヤー固定管49の中に回動自在に組み込まれた状態で
グローブ支持板41に取り付けられている。すなわち、
一方のワイヤー46はグローブ支持板41に固定された
状態にあり、グローブ支持板41からは取り外すことが
できないようになっている。
【0061】本実施形態においては、一方のワイヤー4
6がグローブ支持板41に固定された状態にあるので、
他方のワイヤー46をワイヤー係合部材42に係合さ
せ、あるいは、ワイヤー係合部材42との係合を解除す
ることによって、グローブ44をグローブ支持板41に
取り付け、あるいは、グローブ支持板41から取り外す
ようになっている。
【0062】本実施形態によれば、ワイヤー46とワイ
ヤー係合手段との係合解除は1組のみ行えばよいので、
効率的にグローブ44をグローブ支持板41から取り外
すことができる。また、本実施形態においては、ベンチ
レータ45は常にグローブ支持板41と一体であるの
で、グローブ支持板41から取り外したベンチレータ4
5がなくなってしまうことを防止することもできる。
【0063】図7は本発明に係るガスランタンの第五の
実施形態において用いるワイヤー係合手段を示す。図7
はグローブ支持板41を下方から見たときのグローブ支
持板41の底面図である。本実施形態は、図6に示した
ワイヤー係合手段におけるワイヤー係合部材42の代わ
りに凸状体47を用いた例である。なお、図示はしてい
ないが、図7に示したワイヤー係合手段における凸状体
47の代わりに、図5に示した溝48を形成することも
可能である。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るガスランタ
ンのグローブ支持構造によれば、グローブを割ることな
くグローブ支持板から容易に取り出すことができる。さ
らに、従来のガスランタンのように、グローブをグロー
ブ支持板から取り外し、さらに、ベンチレータをグロー
ブから取り外すという二重の取り外し作業を行うことな
く、ワイヤーとワイヤー係合手段との係合を解除すると
いう1回の操作だけでグローブを取り出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスランタンのグローブ支持構造
を用いたガスランタンの第一の実施形態の斜視図であ
る。
【図2】図1に示した実施形態におけるグローブ支持構
造の分解組立図である。
【図3】ワイヤー係合手段の断面図である。
【図4】本発明に係るガスランタンのグローブ支持構造
を用いたガスランタンの第二の実施形態におけるグロー
ブ支持板の底面図である。
【図5】本発明に係るガスランタンのグローブ支持構造
を用いたガスランタンの第三の実施形態におけるグロー
ブ支持板の底面図である。
【図6】本発明に係るガスランタンのグローブ支持構造
を用いたガスランタンの第四の実施形態におけるグロー
ブ支持板の底面図である。
【図7】本発明に係るガスランタンのグローブ支持構造
を用いたガスランタンの第五の実施形態におけるグロー
ブ支持板の底面図である。
【図8】従来のガスランタンの斜視図である。
【符号の説明】
10 従来のガスランタン 11,31 ガスカートリッジ 12,32 ガス燃焼器 13,33 ガスケット 14,34 器具栓 15,35 ツマミ 16,36 バーナーヘッド 17,37 混合管 18,38 着火用電極 19,39 点火ボタン 20 グローブ支持器 21 グローブ 22 ベンチレータ 23 グローブ着脱用バネ 24 バネ材 30 第一の実施形態に係るガスランタン 40 マントル 41 グローブ支持板 42 ワイヤー係合部材 43 突出部 44 グローブ 45 ベンチレータ 46 ワイヤー 47 凸状体 48 溝 49 ワイヤー固定管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−190001(JP,A) 実開 平5−48101(JP,U) 実開 平3−15401(JP,U) 登録実用新案3037985(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 17/00 330 F21V 37/00 F21Y 101:00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃ガスが充填されているガスカートリ
    ッジから放出される可燃ガスをグローブ内に配置された
    バーナーヘッドで燃焼させるガスランタンの該グローブ
    を支持するグローブ支持構造であって、 前記グローブの上方に位置するベンチレータと、 前記ベンチレータに回動自在に取り付けられた複数個の
    ワイヤーであって、それぞれ前記ベンチレータを基点と
    して回動し、前記グローブの底面に達し得る形状をなし
    ているワイヤーと、 前記グローブを支持するグローブ支持板であって、前記
    ワイヤーのうち前記グローブの底面に達する部分と着脱
    自在に係合し得るワイヤー係合手段を備えるグローブ支
    持板と、 からなるガスランタンのグローブ支持構造。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤー係合手段は、下方向に突出
    する突出部を有しており、かつ、上下方向に回動し得る
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のガスラン
    タンのグローブ支持構造。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤー係合手段はバネ性の材質か
    らなるものであることを特徴とする請求項2に記載のガ
    スランタンのグローブ支持構造。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤー係合手段は、前記グローブ
    支持板の一部の周囲を切り欠くことによって、該一部か
    らなるものであることを特徴とする請求項2又は3に記
    載のガスランタンのグローブ支持構造。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤー係合手段は前記グローブ支
    持板の裏面に形成された少なくとも一つの凸状体である
    ことを特徴とする請求項1に記載のガスランタンのグロ
    ーブ支持構造。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤー係合手段は前記グローブ支
    持板の裏面に形成された、前記ワイヤーが嵌合し得る凹
    部であることを特徴とする請求項1に記載のガスランタ
    ンのグローブ支持構造。
  7. 【請求項7】 偶数個のワイヤーがそれぞれ対をなして
    設けられている場合において、各対のうちの一方のワイ
    ヤーは前記グローブ支持板の裏面に回動自在であるよう
    に固定されているものであることを特徴とする請求項1
    乃至6の何れか一項に記載のガスランタンのグローブ支
    持構造。
  8. 【請求項8】 2個の前記ワイヤーが前記ベンチレータ
    に対向して取り付けられており、これら2個の前記ワイ
    ヤーに対応して2個の前記ワイヤー係合手段が前記グロ
    ーブ支持板に形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至7の何れか一項に記載のガスランタンのグローブ支
    持構造。
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