JP3408507B2 - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置及び
その駆動方法に関し、特に映像信号、PC信号(パーソ
ナルコンピュータ信号)等のプログレッシブ入力信号を
表示するマルチスキャン型表示手段を有する液晶表示装
置、及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、パーソナルコンピュータ機器、あ
るいはオーディオ・ビジュアル機器等の表示装置とし
て、薄型及び軽量の液晶表示装置が一般的に用いられて
いる。この液晶表示装置は、CRTディスプレイに比べ
て高精細、薄型軽量、低消費電力で実現できるため、未
来社会においては魅力ある製品分野である。この高精細
を実現する液晶表示装置をさらに使いやすく、かつ、汎
用的な製品とするために、映像信号、PC信号等の各種
入力信号に対して、CRTディスプレイと完全な互換性
を有するマルチスキャン型表示手段を有する液晶表示装
置、つまり、現在一般的に使用されている各種入力信号
を、一つの液晶表示装置で表示することが主流となりつ
つある。
【0003】液晶表示装置は、CRTディスプレイとの
互換性を有するために、画像データ量の異なる各種入力
映像信号を、液晶表示装置に適合する画像データ量の入
力映像信号に変換する必要がある。つまり、一般的に、
液晶表示装置は、画像データ量(一画面の走査線数)が
少ない入力映像信号を表示しようとした場合、不足する
走査線分だけの画像データを補間することによって、液
晶表示装置用の入力信号に変換する、画像データ拡大機
能が必要とされている。
【0004】画像データの拡大機能として、水平方向の
拡大に関しては、比較的回路規模が少なくて済むため、
不足分の画像データを信号処理による補間により生成す
るのが一般的である。垂直方向の画像データの拡大に関
しては、任意の拡大率を実現するためには、水平方向の
拡大と同様に不足分の画像データを信号処理による補間
を行うため、フィールドメモリ、複数本のラインメモリ
等を用いて、画像データを拡大する方法が一般的であ
る。
【0005】しかし、画像データを2L倍に拡大すると
限られた場合においては、前述の任意の拡大率を実現す
る方法では、液晶パネルが高精細になるにつれて画像デ
ータ量が増加し、フィールドメモリ等の記憶容量も増加
するので、フィールドメモリ等の部品代が増大するとい
った問題がある。
【0006】このため従来では、2L倍の拡大において
は、液晶パネルの駆動方法をコントロールすることによ
り、入力信号を1水平期間中に2L本書き込むことによ
り、画像データを拡大する方法や、ラインメモリを用い
て水平周波数を2L倍にし、1水平期間に2L本の書き
込みを行う方法が用いられている。また、拡大を行う画
像データは、プログレッシブ信号を拡大するのが容易と
され、オーディオ・ビジュアル機器においてもインター
レース信号をプログレッシブ信号に変換してから拡大を
行うのが一般的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
2L倍に画像データを拡大する方法では、同じ画像デー
タ(1本の走査線)を複数本同時に表示するため、斜め
線や画像の輪郭などがギザギザ(垂直方向の段々)にな
り、画像が見にくくなるという問題があった。特に、P
Cの入力信号は一般的に静止画像が多いため、このギザ
ギザがより一層目立ち、画像が見にくくなるという問題
があった。
【0008】図7は画像データを2L倍に拡大する場合
の画像を模式的を示すもので、同図(a)のように各ラ
インで形成される斜め線又は画像の輪郭部分(図の黒部
分)を有する入力画像の場合、これを2L倍することに
より各ラインが(V1,V2)、(V3,V4)……と
単純に2本づつ表示されるので、同図(c)のように斜
め線又は画像の輪郭部分が2ライン毎に形成され、ギザ
ギザが目立つ画像になってしまう。
【0009】尚、上記問題に関連する技術として、例え
ば特開平10−39841号公報に開示されたものがあ
る。この公報においては、クロックパルスを入力する
と、1ラインの画像データを連続して2ラインに書き込
むことにより、不足した走査線分の画像データ量を補完
する拡大機能を具備した液晶表示装置が提案されてい
る。
【0010】また、特開平10−4529号公報に開示
された技術がある。この公報においては、画像データを
部分的に数回繰り返してラインに書き込むことにより、
不足した走査線分の画像データ量を補完する拡大機能を
具備した液晶表示装置が提案されている。これらの公報
に開示された技術は、かかる拡大機能を具備することに
より、様々な種類の入力映像信号において、画面全体に
表示することができる技術であるものの、単純に複数回
書きを行っているため、ギザギザが目立ち、上記問題を
解決することはできない。
【0011】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、特に、PC信号等を2L倍等に拡大表示
する液晶表示装置において、斜め線や画像の輪郭などの
ギザギザを低減できる液晶表示装置及びその駆動方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明による液晶表示装置においては、プログレ
ッシブ入力信号の奇数フィールド、偶数フィールドを識
別するフィールド識別信号を生成する生成手段と、前記
フィールド識別信号に基づいて、奇数フィールドの垂直
走査の映像表示開始ラインに対して偶数フィールドの垂
直走査の映像表示開始ラインをLラインシフトさせるタ
イミング制御手段とを有し、前記タイミング制御手段が
前記Lラインシフトを行うことによって前記プログレッ
シブ入力信号の映像を垂直方向に2L(L:自然数)倍
に拡大する。
【0013】また、本発明による液晶表示装置の駆動方
法においては、プログレッシブ入力信号の奇数フィール
ド、偶数フィールドを識別し、その識別に基づいて、奇
数フィールドの垂直走査の映像表示開始ラインに対して
偶数フィールドの垂直走査の映像表示開始ラインをLラ
インシフトさせることによって、プログレッシブ入力信
号の映像を垂直方向に2L(L:自然数)倍に拡大す
る。
【0014】また、上記液晶表示装置及びその駆動方法
において、前記プログレッシブ入力信号として、テレビ
ジョン方式信号、HDTV信号、PC信号等の何れかを
入力するようにしてよい。また、前記Lラインシフトを
実現するために、液晶パネルを駆動する垂直駆動回路を
制御することにより、この垂直駆動回路の出力ゲート信
号のタイミングを制御するようにしてよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明の実施の形態による液晶
表示装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は液晶表示装置を全体的に示す、液晶表示装置1
は、液晶パネル11、垂直駆動回路12、水平駆動回路
13、タイミングコントローラ14、信号処理部15、
及び本実施の形態によるフィールド信号生成回路16か
ら構成されている。
【0016】液晶パネル11には、ソース信号(S1,
S2,S3,…Sn)が入力される信号線11yと、ゲ
ート信号(V1,V2,V3,…Vm)が入力される走
査線11xがマトリクス状に形成されており、これらの
交点に接続されたTFT(薄膜トランジスタ)を介して
画素電極(共に図示せず)に画像信号が印加されるよう
になされている。ここで、信号線11yは、n本(nは
自然数)としてあり、各信号線11yにソース信号(S
1,S2,S3,…Sn)が入力される。また、走査線
11xは、m本(mは自然数)としてあり、各走査線1
1xにゲート信号(V1,V2,V3,…Vm)が入力
される。
【0017】垂直駆動回路12は、液晶パネル11を垂
直方向に走査する内部シフトレジスタを有し、タイミン
グコントローラ14から垂直スタートパルス(VST)
信号、垂直クロック(VCK)信号及び垂直イネーブル
(VOE)信号を入力し、ゲート信号(V1、V2、V
3、…Vm)を生成して液晶パネル11の走査線11x
に出力するようになされている。
【0018】また、垂直駆動回路12の内部シフトレジ
スタに、垂直スタートパルス(VST)信号が入力さ
れ、さらに、垂直クロック(VCK)信号が入力される
たびに、垂直スタートパルス(VST)信号は、V1→
V2→…→Vmの順にシフトし、垂直イネーブル(VO
E)信号によりTFTのゲート信号のオン・オフが制御
されるようになされている。
【0019】水平駆動回路13は、液晶パネル11を水
平方向に走査する内部シフトレジスタ、ソースドライバ
及びDA変換器等からなり、タイミングコントローラ1
4から水平スタートパルス(HST)信号、水平クロッ
ク(HCK)信号を入力し、ソース信号(S1、S2、
S3、…Sn)を生成して液晶パネル11の信号線11
yに出力するようになされている。さらに、水平駆動回
路13は、信号処理部15からの映像信号(アナログ又
はデジタル信号)を入力するようになされている。
【0020】また、水平駆動回路13は、映像信号のk
(kは自然数)ライン目を入力するときには、水平スタ
ートパルス(HST)信号が内部シフトレジスタに入力
され、さらに、水平クロック(HCK)信号が入力され
るたびに、映像信号のサンプルを行い、kラインを1H
(1水平期間)保持する。また、水平駆動回路13は、
kラインを1H保持するときは、k−1ラインの出力を
行うようにしている。尚、水平駆動回路13は、映像信
号がアナログ信号の場合には、映像信号を入力し、それ
ぞれに対しサンプル&ホールド回路を構成する。
【0021】タイミングコントローラ14は、入力映像
信号から水平同期(HD)信号、垂直同期(VD)信号
及びドットクロック(CLK)信号を入力し、水平駆動
回路13及び垂直駆動回路12の制御信号を生成するよ
うになされている。その場合、水平駆動回路13には、
水平スタートパルス(HST)信号、水平クロック(H
CK)信号を出力し、垂直駆動回路12には、垂直スタ
ートパルス(VST)信号、垂直クロック(VCK)信
号及び垂直イネーブル(VOE)信号を出力する。
【0022】また、タイミングコントローラ14は、フ
ィールド識別信号生成回路16からのフィールド識別信
号(FIL)の極性に応じて、垂直スタートパルス(V
ST)の生成位置のシフトを行うようになされている。
【0023】信号処理部15は、NTSC方式信号、H
DTV信号又はPC信号等のプログレッシブ信号を入力
し、映像信号(アナログ又はデジタル信号)を水平駆動
回路13に出力するようになされている。
【0024】フィールド識別信号生成回路16は、図2
に示すように、入力されるプログレッシブ信号の垂直同
期信号(VD)をクロック入力とするT型フリップフロ
ップ16aにより構成されている。そして、図3に示す
ように、垂直同期信号(VD)が入力されるたび(フィ
ールド毎)に、入力映像信号に対して奇数フィールド及
び偶数フィールドを割り振るフィールド識別信号(FI
L)を生成するようになされている。
【0025】次に、上記構成を有する液晶表示装置1に
おいて、プログレッシブ信号を垂直方向に2倍に拡大す
る場合の動作について図面を参照して説明する。図4は
プログレッシブ信号を垂直方向に2倍に拡大したときの
奇数フィールドに割り振られたフィールドにおけるタイ
ミングチャートを示している。また、図5は、プログレ
ッシブ信号を垂直方向に2倍に拡大したときの偶数フィ
ールドに割り振られたフィールドにおけるタイミングチ
ャートを示している。
【0026】図4及び図5においては、入力映像信号L
1〜L4ラインにおける、奇数フィールドと偶数フィー
ルドのタイミングを、垂直スタートパルス(VST)信
号、垂直クロック(VCK)信号、垂直イネーブル(V
OE)信号に対してチャート化してある。ここで、入力
映像信号の映像信号開始ラインをL1ラインとする。
【0027】具体的に説明すると、図4に示すFIL信
号がLOのとき、即ち奇数フィールドに割り振られたフ
ィールドにおいて、入力映像信号の映像信号開始ライン
である奇L1(奇数フィールドL1)ラインの信号は、
水平駆動回路13に1H保持された後、奇L2ラインの
水平同期期間に同期してソース線に出力される。
【0028】次に、垂直駆動回路12は、奇L2ライン
の水平同期期間の垂直スタートパルス(VST)信号と
垂直クロック(VCK)信号の双方を入力したときに、
ゲート線V1を選択し、垂直イネーブル(VOE)信号
のLow期間(書き込み可能期間)に、奇L1ラインの
1Hのデータを液晶パネル11のV1ラインに書き込み
を行う。
【0029】次に、垂直駆動回路12は、垂直イネーブ
ル(VOE)信号のHi期間(書き込み禁止期間)に、
垂直クロック(VCK)信号を入力すると、ゲート線V
2にシフトし、その後、再び垂直イネーブル(VOE)
信号にLow期間を設けることにより、奇L1ラインの
1Hのデータを液晶パネル11のV2ラインに書き込み
を行う。
【0030】同様にして、奇L2、奇L3、奇L4…ラ
インに対してVラインに書き込みを行う。このようにし
て、奇1ライン→V1ライン、V2ライン、奇2ライン
→V3ライン、V4ラインへ書込みを行うことにより、
垂直方向2倍の拡大を実現することができる。
【0031】次に、図5に示すFIL信号がHIのと
き、即ち偶数フィールドに割り振られたフィールドにお
いて、入力映像信号の映像信号開始ラインである偶L1
(偶数フィールドL1)ラインの信号は、水平駆動回路
13に1H保持された後、偶L2ラインの水平同期期間
に同期してソース線に出力される。
【0032】ここで、映像信号開始ラインである偶L1
ラインの書き込みは、奇1ラインの垂直走査の映像表示
開始ラインであるV1ラインに対して1ラインシフトを
行ったV2ラインへの書き込みを行う。即ち、FIL=
HI時の偶L1ラインの書き込みは、FIL=LO時に
比べ、垂直のスタートパルス(VST)入力後、垂直ク
ロック(VCK)を1クロック多く入力し、V2から書
き込み映像信号の開始ラインを書き込む。
【0033】本実施の形態においては、垂直のスタート
パルス(VST)入力後、ブランキング信号である偶L
0ラインの信号をV1ラインに1ライン書き込み、垂直
クロック(VCK)信号を入力することにより、偶L1
ラインの書き込みがV2ラインから開始されるようにし
ている。
【0034】具体的に説明すると、垂直駆動回路12
は、偶L1ラインの水平同期期間の垂直スタートパルス
(VST)信号と垂直クロック(VCK)信号の双方を
入力したときに、ゲート線V1を選択し、垂直イネーブ
ル(VOE)信号がLow期間(書き込み可能期間)
に、偶L0ラインの1Hのデータを液晶パネル11のV
1ラインに書き込みを行う。
【0035】次に、垂直駆動回路12は、垂直イネーブ
ル(VOE)信号がHi期間(書き込み禁止期間)に、
垂直クロック(VCK)信号を入力すると、ゲート線V
2にシフトし、その後、再び垂直イネーブル(VOE)
信号にLow期間を設けることにより、偶L1ラインの
1Hのデータを液晶パネル11のV2ラインに書き込み
を行う。
【0036】次に、垂直駆動回路12は、偶L1ライン
の水平同期期間の垂直スタートパルス(VST)信号と
垂直クロック(VCK)信号の双方を入力したときに、
ゲート線V3を選択し、垂直イネーブル(VOE)信号
にLow期間(書き込み可能期間)を設けることによ
り、偶L1ラインの1Hのデータを液晶パネル11のV
3ラインに書き込みを行う。
【0037】同様にして、偶L2、偶L3、偶L4…ラ
インに対してVラインに書き込みを行う。このようにし
て、遇1ライン→V2ライン、V3ライン、偶2ライン
→V4ライン、V5ラインへ書込みを行うことにより、
垂直方向2倍の拡大を実現することができる。
【0038】図6に本実施の形態により垂直方向2倍に
拡大した場合の画像を模式的を示す。上述したように、
本実施の形態においては、同図(a)のプログレッシブ
信号の入力映像信号に対して、(b)のように、FIL
信号の極性に応じて、垂直スタートパルス(VST)信
号を奇数フィールド及び偶数フィールドで変えるように
している。
【0039】即ち、垂直方向を2倍にすると共に、奇数
フィールドに割り振られたフィールドの垂直走査の映像
表示開始ライン(V1ライン)に対して、偶数フィール
ドに割り振られたフィールドの垂直走査の映像表示開始
ライン(V2ライン)を1ラインシフトするようにして
いるので、(c)のように、図7に示す従来方式に比べ
て、斜め線や画像輪郭部分のギザギザが低減されている
ことが分かる。
【0040】尚、上記実施の形態においては、垂直方向
2倍の拡大を例としてその駆動方法を示したが、垂直方
向2L倍に拡大する場合は、奇数フィールドの垂直走査
の映像表示開始ライン(V1ライン)に対して、偶数フ
ィールドの垂直走査の映像表示開始ライン(V2ライ
ン)をLラインシフトするようにすればよい。また、本
発明は上記実施の形態に限定されず、上記実施の形態に
よる駆動方法以外の他の駆動方法による垂直方向の拡
大、及びメモリを使用した垂直方向の拡大においても、
本発明の技術思想の範囲内において、上記実施の形態は
適宜変更され得ることは明らかである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力映像を垂直方向に2L倍拡大する場合に生じる画像の
斜め線や画像の輪郭部分のギザギザを低減して、表示画
像を見やすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による液晶表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のフィールド識別信号生成回路を示す構成
図である。
【図3】フィールド識別信号生成回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図4】プログレッシブ信号を垂直方向に2倍に拡大し
たときの奇数フィールドに割り振られたフィールドにお
けるタイミングチャートを示す。
【図5】プログレッシブ信号を垂直方向に2倍に拡大し
たときの偶数フィールドに割り振られたフィールドにお
けるタイミングチャートを示す。
【図6】本発明の実施の形態による垂直方向を2倍に拡
大した場合の画像の模式図である。
【図7】従来方法により垂直方向を2倍に拡大した場合
の画像の模式図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置 11 液晶パネル 11x 走査線 11y 信号線 12 垂直駆動回路 13 水平駆動回路 13a ソースドライバ 14 タイミングコントローラ 15 信号処理部 16 フィールド識別信号生成回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/36 G02F 1/133 505 G09G 3/20 660

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログレッシブ入力信号の奇数フィール
    ド、偶数フィールドを識別するフィールド識別信号を生
    成する生成手段と、 前記フィールド識別信号に基づいて、奇数フィールドの
    垂直走査の映像表示開始ラインに対して偶数フィールド
    の垂直走査の映像表示開始ラインをLラインシフトさせ
    るタイミング制御手段とを有し、 前記タイミング制御手段が前記Lラインシフト行うこと
    によって前記プログレッシブ入力信号の映像を垂直方向
    に2L(L:自然数)倍に拡大することを特徴とする
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記プログレッシブ入力信号として、テ
    レビジョン方式信号、HDTV信号、PC信号等の何れ
    かが入力されることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】 前記タイミング制御手段は、液晶パネル
    を駆動する垂直駆動回路を制御することにより、この垂
    直駆動回路の出力ゲート信号のタイミングを制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 プログレッシブ入力信号の奇数フィール
    ド、偶数フィールドを識別し、その識別に基づいて、奇
    数フィールドの垂直走査の映像表示開始ラインに対して
    偶数フィールドの垂直走査の映像表示開始ラインをLラ
    インシフトさせることによって、プログレッシブ入力信
    号の映像を垂直方向に2L(L:自然数)倍に拡大する
    ことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記プログレッシブ入力信号として、テ
    レビジョン方式信号、HDTV信号、PC信号等の何れ
    かが入力されることを特徴とする請求項4記載の液晶表
    示装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記Lラインシフトを実現するために、
    液晶パネルを駆動する垂直駆動回路を制御することによ
    り、この垂直駆動回路の出力ゲート信号のタイミングを
    制御することを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置
    の駆動方法。
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