JPH10222133A - 液晶表示装置の駆動回路 - Google Patents

液晶表示装置の駆動回路

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JPH10222133A
JPH10222133A JP9027060A JP2706097A JPH10222133A JP H10222133 A JPH10222133 A JP H10222133A JP 9027060 A JP9027060 A JP 9027060A JP 2706097 A JP2706097 A JP 2706097A JP H10222133 A JPH10222133 A JP H10222133A
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pixel
display device
liquid crystal
crystal display
video signal
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JP9027060A
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Takao Inoue
孝夫 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度の液晶表示装置に低解像度の映像を
表示する際に画質の劣化を抑制することのできる液晶表
示装置の駆動回路を提供する。 【解決手段】 D−フリップフロップ11は、周波数2
5MHzのVGA用のサンプリングクロックをその半分
の周波数12.5MHzに間引いて、排他的ORゲート
12に供給する。一方、排他的ORゲート12には、タ
イミングジェネレータからフィールド反転クロックが供
給されている。排他的ORゲート12は、上記12.5
MHzのサンプリングパルスと上記フィールド反転クロ
ックの排他的論理和を出力する。映像信号は、この出力
されたクロックに同期して液晶表示装置に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高解像度のフラッ
トディスプレイ等に用いて好適な液晶表示装置の駆動回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】各画素が独立して構成されるフラットデ
ィスプレイ等の液晶表示装置は、日進月歩で技術が発達
している。従って、新型の液晶表示装置が開発・生産さ
れる度にそれを生産等する設備やプロセスが変わってし
まい、新たな設備投資が必要となってしまう。また、当
初の需要の予測がはずれていわゆるブレーク・イーブン
・ポイントに達しないうちに次の新型の液晶表示装置の
生産ために新たな設備投資を行うことが多く、効率が悪
い。例えば、ノート型のパーソナル・コンピュータ等の
セット側が新たなサイズ・解像度・画素配列等の仕様を
要求する度に、新型の液晶表示装置を生産・開発しなけ
ればならないのが現状である。
【0003】したがって、CRT(Cathod Ray Tube)
は駆動回路等の周辺回路を変えれば1機種で数種類のセ
ットを起こすことができるのに対して、フラットディス
プレイは解像度や画素配列が固定されるため1機種で1
つのセットしか起こすことができない。
【0004】ところで、液晶プロジェクタ等の高級な液
晶表示装置は、画素の補間や間引き用の周辺回路にコス
トをかけて解像度を変えている。一方、小型・中型の安
価な直視型の液晶表示装置は、同様のことを行うとコス
ト高となってしまう。
【0005】例えば4〜6インチのVGA(Video Grap
hics Array、640×480、正方配列)用の液晶表示
装置は、携帯情報端末装置等の需要を見込んで開発・生
産されたものの、消費電力や価格等で他社の低解像度デ
ィスプレイに勝てないことがある。しかし、新たに同サ
イズで低解像度のパネルを生産するとせっかく作ったV
GA用の液晶表示装置が無駄になってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】VGAパネルのような
高解像度の液晶表示装置を周辺回路の簡単な変更だけで
低解像度用に変えるには、水平方向又は垂直方向の画素
を単純に間引きすればよい。
【0007】例えばパターン1として、図9(a)に示
すように、1ライン目は第1画素と第2画素,2ライン
目は第2画素と第3画素,・・・によって表示される斜
め線に対していわゆる単純間引き処理を行う場合につい
て考える。
【0008】単純間引きの場合、図10に示すように、
各ライン毎に、第2画素は第1画素の映像をホールド
し、第4画素は第3画素の映像をホールドし、・・・、
第640画素は第639画素の映像をホールドする。従
って、第1画素と第2画素,第3画素と第4画素,・・
・,第639画素と第640画素は、それぞれ1つの画
素とみなされる。
【0009】したがって、図9(b)に示すように、2
×2画素で表示されるブロックが対角線上に一列に並ん
でしまい、解像度の低い映像が表示される。
【0010】パターン2として、図9(a)に示すよう
に、2ライン目は第1画素と第2画素と第3画素,2ラ
イン目は第2画素と第3画素と第3画素,・・・によっ
て表示される斜め線に対して単純間引き処理を行う場合
について考える。この場合、図9(b)に示すように、
3×2画素で表示されるブロックが対角線上に一列に並
んでしまい、解像度の低い映像が表示されてしまう。
【0011】すなわち、映像信号を単に1/2に間引い
ただけでは画素配列が変わらず、例えば図11に示す画
素がデルタ配列になっている液晶表示装置に比べて解像
度も劣っているという問題が生じた。
【0012】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、高解像度の液晶表示装置に低解像度の
映像を表示する際に画質の劣化を抑制することのできる
液晶表示装置の駆動回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る液晶表示装置の駆動回路は、映像信
号の水平同期信号及び垂直同期信号に基づいてサンプリ
ングクロックを生成するタイミングジェネレータと、上
記サンプリングクロックのレートを1/2に間引いて、
この間引いたクロックを1/2周期ずらす画素ずらし手
段と、上記画素ずらし手段からのサンプリングクロック
に同期して上記映像信号を出力し、この映像信号を液晶
表示装置に供給する映像信号出力手段とを備えることを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0015】第1の実施の形態に係る液晶表示装置の駆
動回路は、図1に示すように、コラムドライバ21で水
平方向に駆動された映像信号をロウドライバ22で各ラ
イン毎に駆動する線順次駆動型の液晶表示装置(以下、
線順次駆動型LCDという)20に用いて好適なもので
ある。
【0016】第1の実施の形態に係る液晶表示装置の駆
動回路は、具体的には図1に示すように、サンプルホー
ルドパルス等を発生するタイミングジェネレータ1と、
タイミングジェネレータ1からのパルスのクロックレー
トを1/2にする1/2分周回路2と、タイミングジェ
ネレータ1からの所定の同期信号に同期して基準電圧を
発生する基準電圧発生回路3と、タイミングジェネレー
タ1からのサンプリングパルス等に基づいて生成される
クロックに同期して映像信号を出力する画素ずらし回路
4とを備える。
【0017】タイミングジェネレータ1は、例えばVG
A(Video Graphics Array、640×480)フォーマ
ットの映像信号から分離された水平同期信号及び垂直同
期信号に基づいて水平方向に駆動するためのコラムドラ
イバクロックを生成して1/2分周回路2に供給する。
1/2分周回路2は、上記コラムドライバパルスを1/
2に分周してコラムドライバ21に供給する。タイミン
グジェネレータ1は、1ラインの映像信号を垂直方向に
駆動するためのロウドライバクロックを生成してロウド
ライバ22に供給する。
【0018】また、タイミングジェネレータ1は、VG
Aフォーマットに対応した約25MHzのサンプリング
クロック及び1フィールド毎に極性の反転したフィール
ド反転クロックを生成して画素ずらし回路4に供給す
る。
【0019】基準電圧発生回路3は、タイミングジェネ
レータ1からの所定の同期信号に同期して、コラムドラ
イバ21内でアナログ化された映像信号の黒レベルや白
レベル等を設定するための基準電圧を発生する。
【0020】画素ずらし回路4は、3ビット〜8ビット
の赤(R),緑(G),青(B)の映像信号をそれぞれ
半分に間引いて、この間引いた映像信号を1/2周期ず
らして出力する。
【0021】ここで、画素ずらし回路4は、例えば図2
に示すように、上記サンプリングクロックのレートを半
分にするD−フリップフロップ11と、D−フリップフ
ロップ11からのサンプリングクロックの位相を反転さ
せる排他的ORゲート12とを備える。
【0022】D−フリップフロップ11は、反転出力端
子とD端子が接続されていて、タイミングジェネレータ
1からの図3(a)に示すVGA用のサンプリングクロ
ックを1/2分周する。具体的には、D−フリップフロ
ップ11は、周波数25MHzのVGA用のサンプリン
グクロックを、図3(b)に示すように、その半分の周
波数12.5MHzに落として、排他的ORゲート12
に供給する。
【0023】一方、排他的ORゲート12には、タイミ
ングジェネレータ1から図3(c)に示すフィールド反
転クロックが供給されている。排他的ORゲート12
は、図3(d)に示すように、上記12.5MHzのサ
ンプリングパルスと上記フィールド反転クロックの排他
的論理和を出力する。出力されたクロック(以下、画素
ずらしクロックという)は、VGA用のサンプリングク
ロックに対してクロックレートが半分になっていて、か
つ、1フィールド毎に極性が反転している。なお、1
2.5MHzのサンプリングクロックの極性を反転しな
くても、このサンプリングクロックを例えばバッファメ
モリを用いて1フィールド毎に1/2周期ずらすことに
よって上記画素ずらしクロックを生成してもよい。
【0024】そして、画素ずらし回路4は、上述のよう
に生成された画素ずらしクロックに同期して上記映像信
号R,G,B出力して、これをコラムドライバ21に供
給する。
【0025】コラムドライバ21は、画素ずらし回路4
からの映像信号をアナログ化し、この映像信号を1ライ
ン分蓄積する。具体的には、D/Aコンバータ21aが
上述のコラムドライバクロックに応じたサンプリング間
隔で上記映像信号をアナログ化し、ラインメモリ21b
にはコラムドライバクロックに同期して上記映像信号が
書き込まれるようになっている。
【0026】ロウドライバ22は、ラインメモリ21b
に書き込まれた映像信号を1ライン毎に出力するように
線順次駆動型LCD20を制御する。この結果、線順次
駆動型LCD20には、画素ずらしされて間引き処理さ
れた映像信号が供給される。
【0027】線順次駆動型LCD20は、例えば図4
(a)に示すように、VGAの映像信号に対応して64
0×480画素がマトリクス状に構成されている。
【0028】これに対して、本発明の画素ずらしの場
合、図4(b)に示すように、第1ライン目について
は、第2画素は第1画素の映像をホールドし、第4画素
は第3画素の映像をホールドし、・・・、第640画素
は第639画素の映像をホールドする。従って、第1画
素と第2画素,第3画素と第4画素,・・・,第639
画素と第640画素は、それぞれ1つの画素とみなされ
る。以下、奇数ラインについては、第1ラインと同様に
映像が表示される。
【0029】第2ライン目については、第1画素は何も
表示せず、第3画素は第2画素の映像をホールドし、第
5画素は第4画素の映像をホールドし、・・・、第63
9画素は第638画素の映像をホールドする。従って、
第2画素と第3画素,第4画素と第5画素,・・・,第
638画素と第639画素は、それぞれ1つの画素とみ
なされる。以下、偶数ラインについては、第2ラインと
同様に映像が表示される。
【0030】ここで、具体的な映像を例に挙げて上述の
画素ずらし処理をしたときの画質の劣化について説明す
る。
【0031】パターン1として、図5(a)に示すよう
に、1ライン目は第1画素と第2画素,2ライン目は第
2画素と第3画素,・・・によって表示される斜め線の
映像を用いて説明する。この斜め線の映像に対して上述
の画素ずらし処理を行うと、図5(b)に示すように、
斜め方向の解像度が低下することなく斜め線の映像が表
示される。
【0032】パターン2として、図5(a)に示す太い
斜め線の映像に対して画素ずらしを行うと、図5(b)
に示すように、線が細くなるものの斜め方向の解像度は
低下していない。
【0033】以上のように、第1の実施の形態に係る液
晶表示装置の駆動回路は、映像信号のサンプリング周波
数を1/2にして映像信号を間引くものの、間引いた映
像信号を1/2周期ずらす画素ずらし処理を行うことで
斜め方向の映像に対しては解像度を低下させることなく
間引き処理を行うことができる。
【0034】換言すると、本発明は、水平解像度を半分
にしても斜め方向の解像度の低下が極めて少なく、画素
数の少ない液晶表示装置の映像に比べて高画質の映像を
提供することができる。
【0035】また、斜め方向の解像度を低下させること
なく水平解像度を半分にしているので、駆動回路のサン
プリング周波数も半分にすることができ、消費電力を抑
制することができる。
【0036】さらに、液晶表示装置はそのままで、その
駆動回路のみを変えることで、高解像度の液晶表示装置
をそのまま安価な低解像度のセットに用いることができ
るので、液晶表示装置の小品種・大量生産が可能とな
り、コストダウンを図ることができる。
【0037】なお、例えば図6に示すように、上記画素
ずらし回路4のある位置にバッファメモリ11を設け、
タイミングジェネレータ1からのサンプリングクロック
を画素ずらし回路4で1/2に分周して半周期ずらした
クロックで読み出すようにしてもよい。
【0038】つぎに、本発明の第2の実施の形態につい
て説明する。なお、第1の実施の形態と同じ回路等につ
いては同じ符号を付け、詳細な説明は省略する。
【0039】第2の実施の形態に係る液晶表示装置の駆
動回路は、点順次駆動型の液晶表示装置(以下、点順次
駆動型LCDという)30に用いて好適なものである。
【0040】上記液晶表示装置の駆動回路は、図7に示
すように、サンプルホールドパルス等を発生するタイミ
ングジェネレータ1と、タイミングジェネレータ1から
のパルスのクロックレートを1/2にする1/2分周回
路2と、上記サンプルホールドパルスを後述する画素ず
らし回路4又は映像信号ドライバ5に供給等する切換回
路6と、タイミングジェネレータ1からのサンプルホー
ルドパルス等から画素ずらしのためのサンプルホールド
パルスを生成する画素ずらし回路4と、画素ずらし回路
4からのサンプルホールドパルスに基づいて映像信号を
サンプル/ホールドして点順次駆動型LCD30に供給
する映像信号ドライバ5とを備える。
【0041】タイミングジェネレータ1は、映像信号か
ら分離された水平同期信号及び垂直同期信号に基づい
て、点順次駆動型LCD30の水平スキャナ及び垂直ス
キャナを駆動するためのスキャンクロックを生成して、
これを切換回路6を介して1/2分周回路2又は点順次
駆動型LCD30に供給する。1/2分周回路2は、上
記スキャンクロックを1/2に分周して点順次駆動型L
CD30に供給する。なお、切換回路6は、後述するモ
ード設定に応じて端子a又は端子bに設定されるように
なっている。
【0042】また、タイミングジェネレータ1は、上記
水平同期信号及び垂直同期信号に基づいてサンプルホー
ルドパルスを生成し、切換回路6を介して画素ずらし回
路4又は映像信号ドライバ5に上記サンプルホールドパ
ルスを供給する。
【0043】ここで、タイミングジェネレータ1は、映
像信号ドライバ5から点順次駆動型LCD30に映像信
号を供給する6本のライン数に対応して、それぞれタイ
ミングの異なる6つサンプルホールドパルスをパラレル
に出力している。また、タイミングジェネレータ1は、
フィールド毎に極性の反転しているフィールド反転パル
スを画素ずらし回路4に供給し、さらにスキャン方向を
逆転するための極性反転パルスを必要に応じて映像信号
ドライバ5に供給する。なお、切換回路6は、通常モー
ドの場合には端子aに設定され、画素ずらしモードの場
合には端子bに設定される。
【0044】例えば通常モードの場合、切換回路6は端
子aに設定されて、映像信号ドライバ5には切換回路6
を介して通常のサンプルホールドパルスが供給される。
【0045】その一方で、映像信号ドライバ5は、入力
される赤(R),緑(G),青(B)の映像信号をそれ
ぞれ6分割して、それぞれ6本の信号ラインを介してパ
ラレルに点順次駆動型LCD30に供給する。このと
き、映像信号ドライバ5内のサンプルホールド回路5a
が、画素ずらし回路4からのサンプルホールドパルスに
従って6分割された映像信号を順次サンプルホールドし
て、点順次駆動型LCD30に供給する。具体的には図
8に示すように、各信号ラインR1〜R6に設けられた
TFT(Thin Film Transisitor)31〜36が例えば
6分割された映像信号Rを上述のサンプルホールドパル
スに従ってサンプルホールドするようになっている。な
お、他の映像信号G,Bについても同様に行われる。
【0046】映像信号ドライバ5は、上記映像信号R,
G,Bをそれぞれサンプルホールドした後、映像信号
R,G,Bを点順次駆動型LCD30に供給する。従っ
て、点順次駆動型LCD30には、通常のVGAの高解
像度映像が表示される。
【0047】画素ずらしモードの場合、切換回路6は端
子bに設定され、画素ずらし回路4には切換回路6を介
してサンプルホールドパルスが供給される。
【0048】ここで、画素ずらし回路4は、上述の図2
に示すように、上記サンプルホールドパルスのクロック
レートを半分にするD−フリップフロップ11と、D−
フリップフロップ11からのサンプルホールドパルスの
位相を反転させる排他的ORゲート12とを備える。す
なわち、D−フリップフロップ11はサンプルホールド
パルスの周波数を1/2に落とし、排他的ORゲート1
2はこのサンプルホールドパルスとフィールド反転クロ
ックの排他的論理和を出力して映像信号ドライバ5に供
給する。
【0049】映像信号ドライバ5は、この画素ずらし処
理の行われたサンプルホールドパルスに基づいて、各ラ
インの映像信号R,G,Bをそれぞれサンプルホールド
して、点順次駆動型LCD30に供給することができ
る。
【0050】したがって、点順次駆動型LCD30に
は、VGAの映像信号に比べてサンプリングクロックの
レートが半分であってこのクロックレートに対して1/
2周期ずれた映像信号が供給されることにより、第1の
実施の形態と同様の斜め方向の解像度の低下を抑制した
画質の良好な映像が表示される。
【0051】また、サンプルホールドパルスのクロック
レートを下げているので、各サンプルホールドパルスの
ライン間で生じる不要輻射を防止して、映像信号にノイ
ズが入り込むことを抑制することができる。
【0052】なお、本発明は、間引かれた映像信号を1
/2周期ずらしているので、縦方向の解像度を低下させ
るおそれがある。従って、文字・図形等の映像を間引く
ときは通常の単純間引き処理を行って、斜め線の頻出度
が高い自然画に対しては本発明を用いればよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る液晶表示装置の駆動回路によれば、サンプリングクロ
ックのレートを1/2に間引いてこのクロックを半ピッ
チずらすことによって、水平解像度を半分にしても斜め
方向の解像度の低下が極めて少なく、画素数の少ない液
晶表示装置の映像に比べて高画質の映像を液晶表示装置
に表示させることができる。換言すると、斜め方向の解
像度を低下させることなく水平解像度を半分にしている
ので、駆動回路のサンプリング周波数も半分にすること
ができ、消費電力を低減させることができる。
【0054】上記液晶表示装置の駆動回路では、サンプ
ルホールドパルスのクロックレートを1/2に間引いて
このパルスを半ピッチずらしてサンプルホールドするこ
とによって、サンプルホールドパルスによる不要輻射を
低減させて映像信号にノイズが生じるのを抑制すること
ができる。
【0055】また、上記鋭気商標時の駆動回路では、切
換手段の切換設定に応じて、液晶表示装置に高解像度の
映像信号を供給したり、低解像度であるものの比較的画
質のよい映像信号を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る液晶表示装置
の駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図2】画素ずらし回路の具体的な構成を示す回路図で
ある。
【図3】画素ずらし回路のクロックのタイミングチャー
トである。
【図4】VGA用の液晶表示装置の画素数の説明図であ
る。
【図5】画素ずらし処理を行ったときの液晶表示装置に
表示される映像の説明図である。
【図6】バッファメモリを用いたときの構成図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る液晶表示装置
の駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図8】映像信号ドライバ内のサンプルホールド回路の
構成図である。
【図9】従来の単純間引き処理を行ったときの液晶表示
装置に表示される映像の説明図である。
【図10】従来の単純間引き処理を行ったときの液晶表
示装置に表示される映像の説明図である。
【図11】デルタ配列で画素が構成されている液晶表示
装置の説明図である。
【符号の説明】
1 タイミングジェネレータ、4 画素ずらし回路、5
映像信号ドライバ、5a サンプルホールド回路、6
切換回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の水平同期信号及び垂直同期信
    号に基づいてサンプリングクロックを生成するタイミン
    グジェネレータと、 上記サンプリングクロックのレートを1/2に間引い
    て、この間引いたクロックを1/2周期ずらす画素ずら
    し手段と、 上記画素ずらし手段からのサンプリングクロックに同期
    して上記映像信号を出力し、この映像信号を液晶表示装
    置に供給する映像信号出力手段とを備えることを特徴と
    する液晶表示装置の駆動回路。
  2. 【請求項2】 上記タイミングジェネレータは、上記映
    像信号の水平同期信号及び垂直同期信号に基づいてサン
    プルホールドパルスを生成し、 上記画素ずらし手段は、上記サンプルホールドパルスの
    クロックレートを1/2に間引いて、この間引いたパル
    スを1/2周期ずらし、 上記映像信号出力手段は、上記画素ずらし手段で極性の
    反転されたサンプルホールドパルスに基づいて上記映像
    信号をサンプルホールドして、この映像信号を液晶表示
    装置に供給することを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示装置の駆動回路。
  3. 【請求項3】 タイミングジェネレータからのサンプル
    ホールドパルスを上記画素ずらし手段又は上記サンプル
    ホールド手段に供給する切換手段を備えることを特徴と
    する請求項2記載の液晶表示装置の駆動回路。
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