JP3408414B2 - 根菜収穫機 - Google Patents

根菜収穫機

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JP3408414B2
JP3408414B2 JP05627798A JP5627798A JP3408414B2 JP 3408414 B2 JP3408414 B2 JP 3408414B2 JP 05627798 A JP05627798 A JP 05627798A JP 5627798 A JP5627798 A JP 5627798A JP 3408414 B2 JP3408414 B2 JP 3408414B2
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省二 寺元
幹夫 松井
幸広 福田
章人 渡邊
信行 入江
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セイレイ工業株式会社
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、玉葱や人参又大根
等根菜作物を圃場から堀取り収穫する根菜収穫機に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のものは、畝面に育成する玉葱を走
行しながら抜き取り、その茎葉部を動力にて作動する切
断装置で切り離し、玉部を機体の側方又は後方に放出す
る玉葱収穫機において、玉部を誘導する搬送装置を装備
したものが知られている。 【0003】ところが、この種の収穫機では収穫物の向
きを揃えて畑面上に誘導する搬送装置を機体に常備固設
したものが一般的であり、この場合茎葉部を玉部すれす
れで切断し収穫する作業体系等では、玉部の向きを揃え
て畑面上に誘導する必要が無いので、その為の搬送装置
は無用であるにも拘らず取り外せない構造のものが知ら
れている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の技術に
おいての前記不具合を解決するためになされたもので、
作業体系によって、必要あるいは不必要となる機能や装
置は付属装置として構成したほうが価格体系上や使用者
の購入目的からも適正であるので、作業体系に適合した
構成を案出した根菜収穫機を提供する事である。 【0005】 【課題を解決するための手段】畝面に育成された根菜を
堀り取り、後方へ挟持搬送する一対の無端帯から成る搬
送装置を備え、更に堀り取られた根菜収穫物を機体の側
方又は後方に放出姿勢を整えて搬送する整列搬送装置を
備えた根菜収穫機において、該整列搬送装置を機体に対
して着脱自在なる構造にした。 【0006】整列搬送装置を下部搬送装置の終端部に連
設し、整列搬送装置に突設した連結ケ−スの連接部を下
部搬送伝動ケ−スに嵌挿しボルトで螺合固着する事によ
って、該ボルトをセットボルトとしてそれを着脱するだ
けで、整列搬送装置を機体に対して着脱可能とした。 【0007】放出姿勢を整え搬送する整列搬送装置を備
えた根菜収穫機において、該整列搬送装置の伝動系を機
体の駆動系から仕組みで分離可能な構造にして、一体的
仕組体で着脱自在に構成した事である。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明は根菜収穫機にて収穫作業
を行う際、収穫物の根菜部を一方向に揃えて畑面上に放
出する整列搬送装置を作業体系により、使用目的に適合
させ着脱自在に案出したものである。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明が係わる実施例として
の玉葱収穫機の全体側面図であり、図2は同平面図であ
る。図3は本発明の要部に係わる部分の下部搬送装置と
整列搬送装置を連設した平面視図で、図4は下部搬送装
置を断面にした側面視図で整列搬送装置との側面視にお
ける位置関係を図示したものである。図5は整列搬送装
置の平面図であり、図6は整列搬送装置を側面視した断
面図である。図7は機体側面視における、切断装置の装
着状況説明図である。図8は切断装置の取付け構造断面
図である。 【0010】まず、実施例としての根菜収穫機の全体構
成について、図1及び図2を参照しながら説明すると、
(1)は機体の最前部に左右方向の一定間隔毎に複数個
設けた縦回し形の分草装置で、該分草装置(1)は機体
の進行中、斜め上方(U1)へ移動される引起タイン
(1a)により玉葱などの作物の茎葉部を掻き分けて引
き起こすようにしてある。 【0011】各分草装置(1)の先端からは分草棒
(2)が斜め前方下向きへ延出されていて、該分草棒
(2)は機体の進行中、作物の茎葉部を掻き分けるもの
である。 【0012】(3)は突起付きベルト(4)を巻掛けて
成る掻込み搬送体(3a)(3b)を左右一対に対峙構
成した掻込み装置で、各突起付きベルト(4)を掻込み
装置(3)の先端部外方から中央個所へ向けて周回移動
させ、続いて斜め上後方へ直線移動させることにより、
分草装置(1)が引き起こした作物の茎葉部を掻込み装
置(3)の下部中央へ掻き込んで斜め上方(U2)へ押
し上げるように構成されている。 【0013】(5)は無端帯搬送ベルト(6)と複数個
のプ−リ(7)を内蔵し構成された引抜き搬送体(5
a)(5b)を左右一対に対峙構成した引抜き装置であ
る。一対の無端帯搬送ベルト(6)(6)は対向して、
相互の間を引抜き搬送経路(H)とした。 【0014】この、引抜き装置(5)は掻込み装置
(3)の掻き込んだ茎葉部の比較的上部を引抜き搬送経
路(H)の搬送始端部で受け継ぎ、続いて引抜き装置
(5)で挟持して斜め上後方(U3)へ搬送するが、こ
の搬送過程で該引抜き装置(5)の下方に配設した左右
一対の堀取り刃(8)(8)の振動作用によって膨軟に
なった畝面から作物を機体の前進に伴い引抜き、後方斜
め上方に搬送するように構成されている。 【0015】引抜き装置(5)の下方には下部搬送装置
(9)が設けてあり、該下部搬送装置(9)は図1及び
図3に示すように左右一対の下部搬送体(9a)(9
b)からなり、これの前後傾斜は引抜き装置(5)のそ
れよりも緩やかにしてある。左右下部搬送体(9a)
(9b)は前後一対のプ−リ(11)(12)に各々下
部搬送ベルト(13)を巻掛けて形成し、該下部搬送ベ
ルト(13)(13)は互いに対向し、これらベルト
(13)(13)間を茎葉部の下部搬送経路(K)とし
た。 【0016】引抜き装置(5)と下部搬送装置(9)の
間には図2と図7に示す様に切断装置(14)が設けて
あり、該切断装置(14)は高さ位置を変更調整自在に
装設され、茎葉部の切断位置を無段階で任意に変更調整
する事が出来る。 【0017】即ち、図8に示すように、機体に固設した
支持板(14a)に断面がコ字形をした案内板(14
b)をボルトで固定し、該案内板(14b)の略中央部
に長孔を形成し、一方では切断装置(14)に取付部と
して鍔部(14c)を設けて、該鍔部を案内板(14
b)の長孔に嵌合させ、長孔の長さ内で任意の位置で角
付きナット(14p)で締結固定するように形成してあ
る。又、図8に示すように駆動軸(14d)と切断装置
(14)の入力軸(14e)の各々に自在継ぎ手(14
f)(14f)の一端部を結合させ、該自在継ぎ手(1
4f)(14f)の他端部間を伝動軸(14g)で結合
する。この際、伝動軸(14g)はスプライン嵌合
(S)により伸縮自在になっている。そして、伝動軸
(14g)は塩ビ管などの剛性管(14h)で被い、該
剛性管(14h)の各端部と伝動ケ−ス(14j)の側
面及び切断装置(14)のフレ−ム(14k)とは軟質
樹脂やゴム材等の撓曲自在管(14n)で結合する。 【0018】図1や図3及び図4に示す様に引抜き装置
(5)の下方で、しかも下部搬送装置(9)の終端側の
位置には整列搬送装置(15)が連設されている。該整
列搬送装置(15)の構成は、図5〜図6に示す様に駆
動プ−リ(16)と従動プ−リ(17)に無端状の搬送
ベルト(18)を巻掛け、始端側を高く終端側を低く傾
斜させ、更に平面部を前傾した状態で斜設し、下部搬送
装置(9)に連設した伝動部(19)を介して整列搬送
駆動軸(34)に軸着した駆動プ−リ(16)を回転さ
せ、搬送ベルト(18)の下側部(18a)を後方下向
きに周回させ、作物を搬送放出するように形成してあ
る。 【0019】また、図3や図4に示す様に下部搬送装置
(9)の終端部に継送装置(20)を設けてある。該継
送装置(20)は下部搬送装置(9)の後部左側のプ−
リ(12)と一体の回転中心軸(21)にスタ−ホイ−
ル(22)を固設すると共に、下部搬送装置(9)の後
部左側のプ−リ(12)の下方に回転中心軸(21)に
軸着された案内ロ−ラ(23)を設けた構成にしてあ
る。 【0020】尚、整列搬送装置(15)の一部をなす2
本の案内棒(24a)(24b)は下部搬送装置(9)
の搬送経路(k)に関連させて配置するとともに搬送ベ
ルト(18)の下側の左右方向に対向するように設けて
ある。尚、案内棒(24a)には玉部を漸次持ち上げ、
玉部の姿勢を横向きにする誘導板(24)が溶着してあ
る。 【0021】図1や図2及び図7に示すように、(2
6)(26)は機体に装着された走行車輪で、(27)
は引抜き装置(5)を駆動する駆動軸を軸支した駆動ケ
−スであり、(29)は機体の前部を適当高さに保持す
る為のゲ−ジ輪で、(30)は該ゲ−ジ輪(29)を機
体に対し上下変位させる為のゲ−ジ輪調節ハンドルで、
(31)は操縦ハンドルであり、(32)は左側の引抜
き搬送体(5a)の上端内方から円弧方向の外側へ移送
可能とした茎葉排出装置である。 【0022】エンジン(E)に直結した走行伝動装置
(33)の前部に連設された主伝動ケ−スに、内蔵して
ある出力軸に連動した引抜き装置(5)の駆動軸は、左
右上プ−リ(7a)(7a)を介して引抜き装置(5)
を駆動し、引抜き装置(5)の左右下プ−リ(7b)
(7b)のプ−リ軸に連結した左右チェン伝動部(2
8)(28)を介して左右一対の掻込み装置(3)の駆
動と同じく対を成す下部搬送装置(9)の駆動に分岐
し、図3に示すように該下部搬送装置(9)の終端部よ
り突出した伝動部(19)を形成する伝動ケ−ス(19
a)に内蔵された伝動中継軸(10)から中間軸(19
b)及び複数個のベベルギヤを介して整列搬送駆動軸
(34)により整列搬送装置(15)を駆動するように
構成されている。整列搬送装置(15)の仕組構成は伝
動部品を含めて、整列搬送装置(15)として独立した
構成となり仕組みで機体から着脱自在になっている。 【0023】更に詳細を図3から図6を参照して記述す
ると、下部搬送装置(9)の左右一対を成す下部搬送体
(9a)(9b)の前プ−リ(11)(11)は入力さ
れた動力を下部搬送ベルト(13)(13)を介して後
プ−リ(12)(12)に伝動し、そこで右側下部搬送
体(9b)の後プ−リ(12)を軸着した伝動中継軸
(10)は中間軸(19b)とベベルギヤを介して結合
し、同じくベベルギヤを介して中間軸(19b)は整列
搬送装置(15)の駆動軸(34)と結合して、該駆動
軸(34)に軸着した駆動プ−リ(16)によって、従
動プ−リ(17)との間に巻掛けた搬送ベルト(18)
が駆動されるように構成されている。 【0024】そこで、伝動中継軸(10)と中間軸(1
9b)及びベベルギヤを内蔵した伝動ケ−ス(19a)
と整列搬送駆動軸(34)を内蔵し整列搬送装置(1
5)仕組みの一端を構成する連結ケ−ス(35)を嵌合
させ、セットボルト(36)で固定すると、機体に整列
搬送装置(15)仕組を装着した状態になり、逆にセッ
トボルト(36)を緩めるだけで、整列搬送装置(1
5)を仕組みで取り外す事が出来るようになっている。 【0025】以下、上記の様に構成した玉葱収穫機で玉
葱を収穫する際の作動を説明する。図1に示す様に畝
(W)に沿わせて機体を走行させると、畝面に育成され
ている玉葱の茎葉部を分草棒(2)がすくい上げ、分草
装置(1)の作動により引起タイン(1a)が斜め上方
(U1)へ移動し茎葉部を掻き分け引起していき、掻込
み装置(3)に受け継ぐ、引続き突起付きベルト(4)
が斜め上後方(U2)へ移動しながら茎葉部を引抜き装
置(5)の始端部に掻き込んでいくが、この行程に合わ
せて掘取り刃(8)(8)は畝面を適正に調整された深
さで膨軟にすると同時に、引抜き装置(5)は茎葉部の
比較的上部を挟持して玉葱を引抜き、後方の斜め上方
(U3)へ搬送する。 【0026】こうして搬送される玉葱の茎葉部は下部搬
送装置(9)の搬送始端部に供給され、この後は下部搬
送ベルト(13)(13)がこの茎葉部の下部を挟持
し、略水平方向の後部へ搬送するのである。 【0027】引抜き装置(5)と下部搬送装置(9)と
による搬送中、引抜き装置(5)は茎葉部を上方へ引張
し、一方では下部搬送装置(9)が下部搬送ベルト(1
3)(13)を介して玉部を係止してその上昇を阻止す
る。従って、下部搬送ベルト(13)(13)は茎葉部
の首部を挟持しつつ後方へ移動させ、また引抜き装置
(5)は下部搬送装置(9)との間に位置した茎葉部に
引上げ力を付与してこれを緊張状態にするのである。 【0028】こうして下部搬送装置(9)等による茎葉
部の搬送が進行すると、この搬送過程で、切断装置(1
4)の切刃(14r)が茎葉部を一定高さに調節した位
置で切断し、このように処理された玉葱はやがて継送装
置(20)に達する。 【0029】該継送装置(20)に達した茎葉部は下部
搬送装置(9)の搬送終端部に達する前に図3〜図4に
示す左側の下部搬送ベルト(13)若しくは案内棒(2
4a)(24b)の前端部と整列搬送装置(15)の搬
送ベルト(18)とで挟持されて後方へ搬送され、この
搬送過程で茎葉部にスタ−ホイ−ル(22)による係止
搬送作用が及ぶと共に玉部に案内ロ−ラ(23)による
案内作用が及び、茎葉部はスタ−ホイ−ル(22)の外
周の円弧に沿って周回し左側後方へ移動され、一方、玉
部は案内ロ−ラ(23)の周面に接して後方へ円滑に移
動される為、玉葱は確実に横倒し姿勢となされる。 【0030】こうして横倒しにされた茎葉部が、図3及
び図4に示す整列搬送装置(15)の始端部で搬送ベル
ト(18)と案内棒(24a)(24b)とで挟持され
た後は、案内棒(24a)(24b)に対して上側に位
置する搬送ベルト(18)が茎葉部を案内棒(24a)
(24b)側に上方から押さえながら、互いが協働して
茎葉部を後方の斜め下方へ搬送するのである。この搬送
中、玉部は茎葉部で吊り下げられた状態となりながら、
その側部を誘導板(24)に誘導されて少しづつ右側へ
押されて漸次上昇されるようになる。 【0031】こうして玉部が整列搬送装置(15)の終
端部に達した時、茎葉部の倒れ姿勢は変化しなくてもそ
の首部の折れ曲がりは緩和された状態となり、玉葱は全
体的に横倒し姿勢となって、この姿勢のまま放出され畝
面上に落下する。 【0032】このような作動は機体の進行中に引き抜か
れた各玉葱について連続的に行われるのであり、収穫さ
れた玉葱は機体の走行跡の畝面上に一定の横倒し姿勢と
なって整列される。 【0033】また切断装置(14)で切り離された茎葉
部の先部は、引抜き装置(5)により更に上方へ搬送さ
れた後、茎葉排出装置(32)により横方へ搬送され、
機体側方へ落下される。 【0034】一方、収穫作業体系では茎葉部を出来るだ
け残さないように首部で切断する必要がある場合、切断
装置(14)の高さを調節して茎葉部の首部で切断する
のであるが、図8を参考に詳述すると、角付ナット(1
4p)を緩め案内板(14b)の長穴に沿って切断装置
(14)の本体を下方へ変位させて希望する切断位置に
調節して、再び角付ナット(14p)と本体の鍔部(1
4c)とで案内板(14b)に締結固定する。この際、
伝動軸(14g)はスプライン嵌合(S)部で長さを調
整し、また自在継ぎ手(14f)や撓曲自在管(14
h)が適当に屈折して円滑に操作され、伝動上も無理な
く切刃(14r)が作動される。 【0035】この様な収穫作業体系では、下部搬送装置
(9)の挟持部分を残して茎葉部は首部で切断されるの
で、収穫される玉部の向きを揃える必要がなく整列搬送
装置(15)は無用となるばかりでなく、茎葉部を切断
された玉部は整列搬送装置(15)に挟持されずに搬送
ベルト(18)との不規則な接触作動が障害となって収
穫される玉部の放出位置が乱れ、後の収集作業上不具合
を生じるので、整列搬送装置(15)は取り外せる様に
構成されているのである。 【0036】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記述されるような効果を奏する。 【0037】畝面に育成された根菜を堀り取り、後方へ
挟持搬送する一対の無端帯から成る搬送装置を備え、更
に堀り取られた根菜収穫物を機体後方に放出姿勢を整え
て搬送する整列搬送装置を備えた根菜収穫機において、
該整列搬送装置を機体に対して着脱自在に構成したの
で、収穫作業によっては放出姿勢を整える必要がない場
合もあり、それぞれの収穫作業に適合させ整列搬送装置
を着脱することができ、適正な機能の選択を可能ならし
めた根菜収穫機を提供する事ができた。 【0038】同時に付属装置として構成する事もできる
ので、収穫作業上、根菜収穫物の放出姿勢を整える必要
がない場合は、整列搬送装置を機体の構成から削除する
事によって価格体系上や使用者の購入目的からも適正な
機能構成を案出した根菜収穫機を提供する事ができた。 【0039】畝面に育成された根菜を堀り取り、後方へ
挟持搬送する一対の無端帯から成る搬送装置を備え、更
に堀り取られた根菜収穫物を機体後方に放出姿勢を整え
て搬送する整列搬送装置を備えた根菜収穫機において、
該整列搬送装置を下部搬送装置の終端部に連設し、該整
列搬送装置に突設した連結ケ−スの連接部を、下部搬送
伝動ケ−スに嵌挿しボルトで螺合固着したので、該ボル
トをセットボルトとして締めたり緩めたりするだけで、
整列搬送装置を着脱可能とすることができ、収穫作業に
呼応した着脱作業を容易にする事が出来た。 【0040】放出姿勢を整え搬送する整列搬送装置を備
えた根菜収穫機において、該整列搬送装置の伝動系を機
体の駆動系から仕組みで分離可能な構造にして、一体的
仕組体のまま着脱自在に構成する事によって、着脱作業
が簡便で容易であり、必要に応じて手間の掛からない作
業で着脱可能とする事が出来た。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例に係る玉葱収穫機の全体側面図
である。 【図2】本発明の実施例に係る玉葱収穫機の全体平面図
である。 【図3】本発明に係る下部搬送装置と整列搬送装置を連
設した平面視図である。 【図4】本発明に係る下部搬送装置の断面と整列搬送装
置を連設した側面視図である。 【図5】本発明の要部に係る整列搬送装置とその取付け
部の断面図である。 【図6】本発明の要部に係る整列搬送装置の平面図であ
る。 【図7】本発明の実施例に係る玉葱収穫機と装着された
切断装置の側面図である。 【図8】本発明の実施例に係る玉葱収穫機の切断装置取
付け構造の断面図である。 【符号の説明】 E エンジン 1 分草装置 3 掻込み装置 5 引抜き装置 8 堀取り刃 9 下部搬送装置 13 下部搬送ベルト 14 切断装置 15 整列搬送装置 18 搬送ベルト 19 伝動部 19a 伝動ケ−ス 20 継送装置 22 スタ−ホイ−ル 23 案内ロ−ラ 26 走行車輪 29 ゲ−ジ輪 30 ゲ−ジ輪調節ハンドル 32 茎葉排出装置 33 走行伝動装置 34 整列搬送駆動軸 35 連結ケ−ス 36 セットボルト H 引抜き搬送経路 K 下部搬送経路
フロントページの続き (72)発明者 渡邊 章人 岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業 株式会社内 (72)発明者 入江 信行 岡山県岡山市江並428番地セイレイ工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−266717(JP,A) 特開 平9−252621(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 13/00 - 33/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 畝面に育成された根菜の茎葉部の上部を
    一対の無端帯搬送ベルト(6)(6)で挟持して斜め上
    後方へ搬送し、畝面から根菜を引抜く引抜き装置(5)
    と、該引抜き装置(5)の下方に配設して畝面を膨軟に
    する左右一対の堀取り刃(8)(8)と、前記引抜き装
    置(5)の下方に設けて根菜の茎葉部の下部を左右一対
    の下部搬送ベルト(13)(13)で挟持して後方へ搬
    送する下部搬送装置(9)と、引抜き装置(5)と下部
    搬送装置(9)の間に設けて茎葉部を切断する切断装置
    (14)と、下部搬送装置(9)の後部一側のプーリ
    (12)と一体の回転中心軸(21)にスターホイル
    (22)を固設すると共に下部搬送装置(9)の後部一
    側のプーリ(12)の下方に回転中心軸(21)に軸着
    された案内ローラ(23)を設けた構成にして下部搬送
    装置(9)の終端部に設けて根菜を横倒し姿勢にする継
    送装置(20)と、下部搬送装置(9)の終端側の位置
    に連設され、継送装置(20)によって横倒しにされた
    茎葉部を、駆動プーリ(16)と従動プーリ(17)に
    巻掛ける無端状の搬送ベルト(18)と該搬送ベルト
    (18)の下側の左右方向に対向するように設けた2本
    の案内棒(24a)(24b)とで挟持して後方の斜め
    下方へ搬送し、根菜を横倒し姿勢で畝面上に放出する整
    列搬送装置(15)とを備えた根菜収穫機において、下
    部搬送装置(9)の後部他側のプーリ(12)を軸着し
    た伝動中継軸(10)を中間軸(19b)とベベルギヤ
    を介して結合すると共に、前記中間軸(19b)を整列
    搬送装置(15)の駆動プーリ(16)を軸着した整列
    搬送駆動軸(34)とベベルギヤを介して結合し、整列
    搬送装置(15)を駆動するように構成し、前記伝動中
    継軸(10)と中間軸(19)及びベベルギヤを内蔵し
    て下部搬送装置(9)の終端部より突出した伝動部を形
    成する伝動ケース(19a)と、前記整列搬送駆動軸
    (34)を内蔵して整列搬送装置(15)の搬送ベルト
    (18)の一端を構成する連結ケース(35)を設け、
    前記伝動ケース(19a)と連結ケース(35)を嵌合
    させ、セットボルト(36)で固定し、整列搬送装置
    (15)の搬送ベルト(18)を機体に対して着脱自在
    に構成したことを特徴とする根菜収穫機。
JP05627798A 1998-02-20 1998-02-20 根菜収穫機 Expired - Fee Related JP3408414B2 (ja)

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