JP2914913B2 - 収穫機 - Google Patents

収穫機

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JP2914913B2 JP10381396A JP10381396A JP2914913B2 JP 2914913 B2 JP2914913 B2 JP 2914913B2 JP 10381396 A JP10381396 A JP 10381396A JP 10381396 A JP10381396 A JP 10381396A JP 2914913 B2 JP2914913 B2 JP 2914913B2
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球葱や人参などの
根菜作物を圃場から掘り取る収穫機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、走行しながら掘
り取った球葱を圃場に放出して行き、その後球葱を1個
づつ回集したり、数個の球葱を1集めに結束する後処理
を行うが、放出された球葱の向きが不揃いで回集、及び
結束に手間取る問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、作物
を載せて後方へ搬送する放出コンベアの上方に、作物の
茎葉部を挾持する挾持移送経路を形成する収穫機におい
て、前記挾持移送経路の送り終端部より作物の茎葉部を
受継いで左又は右方向に係止搬送する係止搬送経路をガ
イド体と係止搬送駆動輪体とで形成したもので、作物を
一方向に揃えて放出し得、収穫機の後処理が楽に行い得
るものである。
【0004】また、係止搬送経路の送り終端部から下方
にガイド体を延長することにより、係止搬送経路で茎葉
部を左又は右に係止搬送した直後に、茎葉部が上向きに
戻るのをガイド体の下向きの延長部によって規制し得、
確実に作物を一方向に揃えて放出し得るものである。
【0005】また、挾持移送経路の直後に作物を一旦停
止させるストッパを設けることにより、挾持移送経路か
ら係止搬送経路への受継ぎ部より送り方向が略90°変
換されるとき、挾持移送される部分より係止搬送される
部分が遅れて駆動輪体に対し茎葉部が外れるのを、スト
ッパによって防止し得、駆動輪体を茎葉部に適正に作用
させ得、確実に作物を一方向に揃えて放出し得るもので
ある。
【0006】また、係止搬送経路の送り終端部にさらに
第2の係止搬送輪体を設けることにより、係止搬送経路
の係止搬送距離を延長し得、作物の向きが不揃いになる
のを確実に防止し得、確実に作物を一方向に揃えて放出
し得るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は全体の側面図、図2は同
平面図、図3は同正面図、図4は伝動系統図、図5乃至
図7は作業状態説明図であり、自走車輛(1)と作業部
(2)とで形成し、歩行型構造を構成している。前記自
走車輛(1)は、エンジン(3)と、その出力部に連動
する伝動機構を内装したミッションケース(4)と、ミ
ッションケース(4)から左右に延設する伝動ケース
(5)(6)と、各伝動ケース(5)(6)に連設する
左右のファイナルケース(7)(8)と、各ファイナル
ケース(7)(8)に軸支する駆動車輪(9)(10)
と、ミッションケース(4)及び左右のファイナルケー
ス(7)(8)に支持して前方に延設するフレーム(1
1)と、一方の駆動車輪(9)の前方延長線上に配置し
てフレーム(11)に昇降調節可能に取り付けるゲージ
ホイル(12)と、フレーム(11)から後上方に延設
する操縦ハンドル(13)などで構成されている。
【0008】また、左右のファイナルケース(7)
(8)とそれぞれに軸支される駆動車輪(9)(10)
のうちの一方(8)(10)は、図2及び図3にみられ
るように、他方のファイナルケース(7)及び駆動車輪
(9)よりも大きく横側方に偏寄して設けることによっ
て、双方の駆動車輪(9)(10)が畦(14)の両側
の谷部を移行できるように形成している。また、一方の
ファイナルケース(8)及び駆動車輪(10)を支持す
る伝動ケース(6)とそれに内蔵される伝動機構を伸縮
自在な構造とし、左右車輪(9)(10)間隔を変更さ
せ、畦(14)幅の異なりに応じて駆動車輪(10)の
位置を調節し、畦(14)を跨いで走行するように構成
している。
【0009】さらに、フレーム(11)に種々の構成要
素を組付けて作業部(2)が構成されるもので、作業部
(2)は、前低後高に傾設される引抜き搬送部材(1
6)と引抜き搬送部材(16)の下方にあって引抜き搬
送部材(16)よりも緩い傾斜角度で設けられる下部搬
送装置(17)とからなる移送装置(18)と、畦(1
4)に列状に植立する玉ネギなどの根菜作物(19)群
を掘り取る掘取装置(20)と、下部搬送装置(17)
の移送中途部で引抜き搬送部材(16)よりも下方部位
に配設する切断装置(21)とを備え、これらによって
根菜作物(19)を収穫する作業部(2)が構成されて
いる。
【0010】引抜き搬送部材(16)は、軟弾性の搬送
無端帯(23)(23)を各々掛回張設し、両搬送無端
帯(23)(23)間に形成される挾持移送経路に前記
根菜作物(19)の茎葉部(19a)の先端寄り部分を
挾持して後上方へ移送するように構成される。また、左
の引抜き搬送部材(16)の移送終端部には、図2にみ
られるように平面視で左横側方に屈曲形成させた茎葉放
出装置(24)を設け、根菜作物(19)が畦(14)
上面に放出されるのに対して切断分離した茎葉部(19
a)を、畦(14)左側の谷部に放出させるように構成
している。
【0011】また、引抜き搬送部材(16)の搬送始端
側には、弾性搬送突起(25a)…付の無端帯(25)
(25)を備えた左右一対の掻込み部材(26)(2
6)が装設されると共に、掻込み部材(26)(26)
の進行方向前方部位には、畦(14)に植立する複数列
の根菜作物(19)の茎葉部(19a)を左右に分け捌
くための縦回し型分草引起し部材(27)が装設されて
おり、また各分草引起し部材(27)の下部には先端側
を根菜作物(19)間の地中部分に突入させて進行さ
せ、根菜作物(19)の根切りと土割りを縦方向に行う
縦根切り棒(52)が設けられ、さらに、引抜き搬送部
材(16)の搬送始端部の下方部位には、縦回し型分草
引起し部材(27)間に導入される根菜作物(19)の
地中部分の適宜下方部位を掘削しながら進行する掘取り
装置(20)が設けられ、その掘取装置(20)は、正
面視L字形の左右一対の振動ブレード(28)(28)
を備えている。
【0012】一方、下部搬送装置(17)は、図8乃至
図10に示す如く、左右一対の軟弾性搬送無端帯(2
9)(29)が形成する前後方向に延びる直線状の挾持
移送経路(A)によって前記根菜作物(19)の首部
(19b)を挾持して移送するように構成されるもので
あり、下部搬送装置(17)の移送終端部を放出コンベ
ア(30)の移送中間部上方に臨ませ、下部搬送装置
(17)下方側に吊下げた作物(19)を放出コンベア
(30)上面に受取ると共に、下部搬送装置(17)移
送終端部のスターホイル(31)及びガイド棒(32
a)(32b)によって下部搬送装置(17)の挾持移
送経路の送り終端部より作物(19)の首部(19b)
を受継いで左に係止搬送する係止搬送経路(B)を形成
し、作物(19)の首部(19b)を左側方に倒し、放
出コンベア(30)上の一側に形成する凹部(30a)
に作物(19)の球部を入り込ませた状態で左方向に横
倒し姿勢に支持させ、作物(19)を左方向に倒した姿
勢で畦(14)上面に落下させるように構成している。
スターホイル(31)は左側の無端帯(29)の後部プ
ーリ軸(70)上に軸支され、同じ速度で回転する。
【0013】また、下部搬送装置(17)の上方で引抜
き搬送部材(16)よりも下方の部位には、下部搬送装
置(17)により首部(19b)を挾持されかつ引抜き
搬送部材(16)によって茎葉部(19a)を挾持され
ている根菜作物(19)の茎葉部(19a)を切り離す
ための電動モータ(21a)で駆動される切断装置(2
1)が配設されるもので、該切断装置(21)は、図示
のもののように回転刃を駆動する構造でもよく、またレ
シプロ刃等の駆動型切断刃であってもよい。
【0014】以上のように組成される作業部(2)の構
成要素のうち、動力で駆動されるもの、すなわち、移送
装置(18)の引抜き搬送部材(16)と下部搬送装置
(17)および移送装置(18)の前部に連係装設され
る掻込み部材(26)(26)と縦回し型分草引起し部
材(27)、掘取装置(20)、などは、図4に示すよ
うな伝動構造でもって駆動されるもので、ミッションケ
ース(4)からクラッチ(33)を介して前方に延設さ
れる作業出力軸(34)が前後方向の伝動筒(35)内
を経て作業部駆動ケース(4a)に突入され、この駆動
ケース(4a)に軸受支承されている駆動軸(36)に
連動連結されている。
【0015】そして、前記駆動軸(36)にウォーム
(37)及びウォームホイール(38)を介して連動連
結した上部搬送駆動軸(39)を上向きに突設し、上部
搬送駆動軸(39)でもって引抜き搬送部材(16)に
おける左右一対の軟弾性搬送無端帯(23)(23)を
各々所定の方向に回転駆動すると共に、掻込み部材(2
6)(26)は、前記軟弾性搬送無端帯(23)(2
3)を掛回する輪体を備えた前方軸(40)(40)で
共通に回転駆動するようにしてあり、下部搬送装置(2
9)(29)も前方軸(40)(40)に連動連結した
伝動軸(41)(41)でもって回転駆動するように構
成している。
【0016】さらに、駆動軸(36)の左右端部にはク
ランク(42)(42)が設けられ、それぞれに後方端
部を接続したピットマン(43)(43)の前端部を、
掘取装置(20)の振動ブレード(28)(28)に接
続して振動ブレード(28)(28)を前後方向に往復
振動させるもので、振動ブレード(28)(28)は、
支点軸(45)でもってフレーム(11)に取り付けら
れ、支点軸(45)を中心にしてその上方部分と下方部
分とが背反に前後揺動するようになっている。
【0017】また、前記駆動軸(36)にベベルギヤ
(46)などを介して放出コンベア(30)を連結させ
ると共に、左側の搬送無端帯(23)に茎葉放出装置
(24)を連結させている。
【0018】さらに、前後方向に略水平に延設させる引
起し入力軸(47)の後端を前記駆動軸(36)右側端
にベベルギヤ(48)を介して連結させると共に、2条
分3本の引起し部材(27)…を駆動する引起し駆動軸
(49)の右側端にベベルギヤ(50)を介して引起し
入力軸(47)の前端を連結させている。
【0019】図9及び図10から明らかなように、前記
係止搬送経路(B)は、下部搬送装置(17)の左右の
軟弾性搬送無端帯(29)(29)で形成される前後方
向に延びる直線状の挾持移送経路(A)の送り終端部に
送り始端部が重なり、左の軟弾性搬送無端帯(29)後
端のプーリ巻掛け部の円弧に沿って左に屈曲され、送り
終端部が機体の左側方(詳しくは左後方)に向けられて
おり、その係止搬送経路(B)の内側と外側にガイド棒
(32a)(32b)が配置され、挾持移送経路(A)
の送り終端部に至った作物の首部(19b)が係止搬送
経路(B)の送り始端部の内外のガイド棒(32a)
(32b)間に入り込ませ、挾持移送経路(A)の送り
終端直前よりスターホイル(31)を作物の首部(19
b)に係止させ、内外のガイド棒(32a)(32b)
のガイド作用とスターホイル(31)の係止搬送作用に
より、作物(19)の首部(19b)を左側方に倒すも
ので、係止搬送経路(B)の送り終端部より外ガイド棒
(32a)を下後方に向けて延長させ、放出コンベア
(30)の左後方に外ガイド棒(32a)の延長部(5
0)を延設させ、放出コンベア(30)から作物(1
9)が放出されるまで延長部(50)によって横倒し状
態の作物(19)の首部(19b)を上方から押え、縦
方向に戻るのを規制するように構成している。
【0020】また、挾持搬送経路(A)の直後に作物
(19)の球部を当接させて一旦停止させるストッパ
(51)を設けるもので、挾持移送経路(A)と係止搬
送経路(B)との受継ぎ部より先では、挾持移送経路
(A)は後方に直線状に作物(19)の首部(19b)
を挾持移送するのに対し、係止搬送経路(B)では左側
方に円弧状に作物(19)の首部(19b)を係止搬送
することによって、作物(19)の首部(19b)の係
止搬送部より挾持移送部が先に進み、係止搬送経路
(B)から作物(19)の首部(19b)が抜け出よう
とするのを、挾持移送経路(A)の直後で作物(19)
の球部をストッパ(51)に当接させて一旦停止させる
ことで、作物(19)の首部(19b)の係止搬送部の
遅れを取り戻し、係止搬送経路(B)から作物(19)
の首部(19b)が抜け出ようとするのを阻止し、スタ
ーホイル(31)を作物(19)の首部(19b)に適
正に作用させるように構成している。
【0021】尚、作物(19)の球部を当接させるスト
ッパ(51)の表面に弾性層(52)を形成することに
よって、作物(19)の球部に傷を付けるのを防止して
いる。
【0022】また、ストッパ(51)によって作物(1
9)を放出直前で一旦停止させてから地上に落下放出さ
せるので、放出時の勢いが弱くなり、作物(19)の球
部に傷を付けるのを防ぐと共に、地上での作物(19)
の転動による作物(19)の不揃いを防止できるもので
ある。
【0023】さらに、図11に示す如く、スターホイル
(31)と内外のガイド棒(32a)(32b)で形成
された係止搬送経路(B)の送り終端部にスターホイル
(31)より小径で軟弾性材製の第2スターホイル(5
3)を設け、第2スターホイル(53)を電動モータ
(54)で放出コンベア(30)より若干高速で回転さ
せ、直径が規制されるスターホイル(31)による係止
搬送経路(B)の係止搬送距離を第2スターホイル(5
3)で延長させるもので、第2スターホイル(53)を
スターホイル(31)と内外のガイド棒(32a)(3
2b)で形成されて係止搬送経路(B)の送り終端直前
より作用させ、且つ、左下後方に作物(19)の首部
(19b)を押えるように作用させ、放出コンベア(3
0)上で作物(19)が略真横に横倒する位まで作物
(19)の首部(19b)に係止搬送作用を付与し、係
止搬送経路(B)の係止搬送距離不足による未横倒の作
物(19)の発生を防止するように構成している。
【0024】また、放出コンベア(30)より第2スタ
ーホイル(53)の回転速度が速いため、作物(19)
の首部(19b)を確実に横倒させることが可能となる
ものである。
【0025】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、作物(19)を載せて後方へ搬送する放出コンベア
(30)の上方に、作物(19)の茎葉部を挾持する挾
持移送経路(A)を形成する収穫機において、前記挾持
移送経路(A)の送り終端部より作物(19)の茎葉部
を受継いで左又は右方向に係止搬送する係止搬送経路
(B)をガイド体(32a)(32b)と係止搬送駆動
輪体(31)とで形成したもので、作物(19)を一方
向に揃えて放出でき、収穫機の後処理が楽に行うことが
できるものである。
【0026】また、係止搬送経路(B)の送り終端部か
ら下方にガイド体(32a)を延長することにより、係
止搬送経路(B)で茎葉部を左又は右に係止搬送した直
後に、茎葉部が上向きに戻るのをガイド体(32a)の
下向きの延長部(50)によって規制でき、確実に作物
(19)を一方向に揃えて放出できるものである。
【0027】また、挾持移送経路(A)の直後に作物
(19)を一旦停止させるストッパ(51)を設けるこ
とにより、挾持移送経路(A)から係止搬送経路(B)
への受継ぎ部より送り方向が略90°変換されるとき、
挾持移送される部分より係止搬送される部分が遅れて駆
動輪体(31)に対し茎葉部が外れるのを、ストッパ
(51)によって防止でき、駆動輪体(31)を茎葉部
に適正に作用させることができ、確実に作物(19)を
一方向に揃えて放出できるものである。
【0028】また、係止搬送経路(B)の送り終端部に
さらに第2の係止搬送輪体(53)を設けることによ
り、係止搬送経路(B)の係止搬送距離を延長でき、作
物(19)の向きが不揃いになるのを確実に防止でき、
確実に作物(19)を一方向に揃えて放出できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の左側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】駆動系統図。
【図5】作業状態説明図。
【図6】作業状態説明図。
【図7】作業状態説明図。
【図8】挾持移送経路の平面図。
【図9】係止搬送経路の平面図。
【図10】係止搬送経路の背面図。
【図11】係止搬送経路の他の平面図。
【図12】全体の概略正面図。
【図13】同背面図。
【図14】同左側面図。
【図15】同右側面図。
【図16】同平面図。
【図17】同底面図。
【符号の説明】
(A) 挾持移送経路 (B) 係止搬送経路 (31) 係止搬送駆動輪体 (32a)(32b) ガイド体 (50) 延長部 (51) ストッパ (53) 第2係止搬送駆動輪体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、その出力部に連動する伝動
    機構を内装したミッションケースと、ミッションケース
    から左右に延設する伝動ケースと、各伝動ケースに連設
    する左右のファイナルケースと、各ファイナルケースに
    軸支する駆動車輪と、一方の駆動車輪の前方延長線上に
    配置して昇降調節可能に取り付けるゲージホイルと、後
    上方に延設する操縦ハンドルなどで構成され、左右のフ
    ァイナルケースとそれぞれに軸支される駆動車輪のうち
    の一方は、他方のファイナルケース及び駆動車輪よりも
    大きく横側方に偏寄して設けることによって、双方の駆
    動車輪が畦の両側の谷部を移行できるように形成し、ま
    た一方のファイナルケース及び駆動車輪を支持する伝動
    ケースとそれに内蔵される伝動機構を伸縮自在な構造と
    し、左右車輪間隔を変更させ、畦幅の異なりに応じて駆
    動車輪の位置を調節し、畦を跨いで走行するように構成
    している自走車輌と、前低後高に傾設される引抜き搬送
    部材と引抜き搬送部材の下方にあって引抜き搬送部材よ
    りも緩い傾斜角度で設けられる下部搬送装置とからなる
    移送装置と、畦に列状に植立する玉ネギなどの根菜作物
    群を掘り取る掘取装置と、下部搬送装置の移送中途部で
    引抜き搬送部材よりも下方部位に配設する切断装置とを
    備える作業部とからなる収穫機であって、作物を後方へ
    搬送する放出コンベアの上方に、作物の部を挾持する
    下部搬送装置の挾持移送経路を形成する収穫機におい
    て、前記挾持移送経路の送り終端部より作物の部を受
    継いで左又は右方向に係止搬送する係止搬送経路をガイ
    ド体と係止搬送駆動輪体とで形成したことを特徴とする
    収穫機。
  2. 【請求項2】 係止搬送経路の送り終端部から下方にガ
    イド体を延長することを特徴とする請求項1記載の収穫
    機。
  3. 【請求項3】 挾持移送経路の直後に作物を一旦停止さ
    せるストッパを設けることを特徴とする請求項1記載の
    収穫機。
  4. 【請求項4】 係止搬送経路の送り終端部にさらに第2
    の係止搬送輪体を設けることを特徴とする請求項1記載
    の収穫機。
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