JP3407098B2 - 書類綴じ具 - Google Patents

書類綴じ具

Info

Publication number
JP3407098B2
JP3407098B2 JP04555497A JP4555497A JP3407098B2 JP 3407098 B2 JP3407098 B2 JP 3407098B2 JP 04555497 A JP04555497 A JP 04555497A JP 4555497 A JP4555497 A JP 4555497A JP 3407098 B2 JP3407098 B2 JP 3407098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binding band
binding
locking
document
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04555497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10236050A (ja
Inventor
忠三 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CARL Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
CARL Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CARL Manufacturing Co Ltd filed Critical CARL Manufacturing Co Ltd
Priority to JP04555497A priority Critical patent/JP3407098B2/ja
Publication of JPH10236050A publication Critical patent/JPH10236050A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3407098B2 publication Critical patent/JP3407098B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書類綴じ具の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の書類綴じ具として、特開昭57−
45096号公報に開示されたものがある。その概略を
図18に示して説明すると、書類1に開けた二つの孔に綴
じ帯2の両端を通し、この綴じ帯2の両端を押え板3に
開けた孔4に挿通する。そして、この綴じ帯2の端部を
折り曲げて、綴じ帯2にあけた孔6に押え板3に設けた
突起5を差し込むことにより、綴じ帯2の両端を押え板
3に係止し、綴じられた書類1の綴じ力が緩まないよう
にしている。また、この公報には他の実施例として、図
18に示した綴じ帯2にあけた孔6および押え板3に設け
た突起5に代えて、綴じ帯2の両端および押え板3にマ
ジックテープ(商品名)を設けたもの、突起5と孔6の
係合を鍵型にしたもの、凹凸にしたものが開示されてい
る。
【0003】また、他の従来例を図20に示して説明す
る。この書類綴具は紙押え板12と紙綴帯13とで主に構成
されている。紙押え板12の両縁には、その両縁を折り曲
げて形成したガイド溝14が設けられており、このガイド
溝14にガイドされて移動可能に紙綴帯固定部材15が設け
られている。そして、紙押え板12には紙綴帯挿通孔16が
あけられている。図21は多数枚重ねられた書類1を綴じ
ている状態を示しており、紙綴帯13を書類1にあけた綴
孔19および紙綴帯挿通孔16に通し、この紙綴帯13を押え
込むようにして、紙綴帯固定部材15をストッパ18で止ま
るまでスライドし、切り起こし17と紙綴帯固定部材15と
の間で紙綴帯13の両端を固定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の書類綴じ具
において、図19に示すように綴じられた状態の書類1を
見開きした場合に、見開きの基部 101が十分に開かない
ので、例えば書類に書き込みする場合に不便であり、ま
たその部分の文字が見えないかまたは見難いという改良
すべき問題がある。また、突起5と孔6との間の係合を
解除して見開いた場合に、書類の枚数が少ない時にはそ
れほど問題はないが、書類の枚数が多い場合には綴じ帯
2から書類が外れてばらばらになることがあり、取扱の
点で改良すべき問題がある。
【0005】また、綴じ帯2がナイロンなどのように曲
げに対する復元力が大きなものであって、多数枚の綴じ
られた書類1が捩じれた場合には、孔6に差し込まれた
突起6が抜ける場合があり、また、凹凸の係合も同様に
抜けることがある。このように、綴じ帯と押え板の係合
が外れると書類がばらばらになり、取扱の点で改良すべ
き問題がある。
【0006】また、図20に示した従来の書類綴具におい
て、書類を綴じた状態の紙綴帯の両端は紙綴帯固定部材
によって押し込むようにして固定されているだけである
ので、綴じられた書類を見開きして作業をしている間
に、紙綴帯の両端の固定が緩み、書類の厚さが厚く紙綴
帯の両端の固定代が短い場合には、紙綴帯の両端の固定
が外れて取扱の点で問題があり、また綴力が緩んだ状態
で書類の見開き作業をすると、書類が綴孔から切れるこ
とがあり、取扱の点で問題がある。
【0007】また、書類の見開きをしやすくするため
に、紙の綴力を緩くした場合も同様に、紙綴帯の両端の
固定代を短くするので、紙綴帯の両端の固定が外れ易く
なり、実質的には見開きを容易にすることができず、取
扱の点で改良すべき問題がある。
【0008】本発明は、押え板の係止部に対して綴じ帯
の両端を確実に係合することができる書類綴じ具を提供
することを目的とする。また、本発明はさらに、押え板
の係止部に対する綴じ帯の両端の係合および係合解除が
円滑に行うことができる書類綴じ具を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の書類綴じ具に係る発明は、書類にあけた
二つの孔に両端がそれぞれ通される綴じ帯と、書類に通
された綴じ帯の両端がそれぞれ通される孔、該孔に挿通
された綴じ帯の両端を押える綴じ帯押え部、および、綴
じ帯の両端を係合する係止部、を有する押え板と、から
なり、前記押え板の係止部が、間隔をあけて対向するよ
うに設けられた一対のガイド壁と、該ガイド壁の内側面
にそれぞれ形成された係止突起および係止溝とにより構
成され、綴じ帯が、前記押え板の係止部の係止突起およ
び係止溝と着脱可能に係合される係止溝および係止突起
を有することを特徴とするものである。
【0010】上記課題を解決するため、請求項2の書類
綴じ具に係るに発明は、請求項1に記載の発明におい
て、綴じ帯の係止突起を断面視で円弧状に形成したこと
を特徴とするものである。
【0011】請求項1の発明では、綴じ帯の両端を書類
にあけた二つの孔にそれぞれ通し、押え板の穴に通し
て、押え板の綴じ帯押え部で押えると共に係止部に係合
する。押え板には係止部が対向するように一対で形成さ
れているため、綴じ帯の両端はそれぞれ係止部のガイド
壁の間に挟まれるようにして、互いの係止突起と係止溝
とが確実に係合される。
【0012】請求項2の発明では、請求項1に記載に発
明において、綴じ帯の係止突起を断面視で円弧状に形成
したことにより、綴じ帯を押え板の係止部に対する綴じ
帯の係合および係合解除が円滑に行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1の記載から把握される本
発明の実施の形態は、図16に示すように、書類1にあけ
た二つの孔に両端がそれぞれ通される綴じ帯8と、この
綴じ帯8の両端を通す孔9、この孔9に挿通された綴じ
帯8の両端を押える綴じ帯押え部11、および、綴じ帯
8の両端を係合する係止部10、を有する押え板7と、
からなる書類綴じ具であって、図8に示すように、押え
板7の係止部10が、間隔をあけて対向するように設け
られた一対のガイド壁102と、このガイド壁102の
対向する内側面にそれぞれ形成された係止突起103お
よび係止溝104とにより構成され、図12に示すよう
に、綴じ帯8が、押え板7の係止部10の係止突起10
3および係止溝104と着脱可能に係合される係止溝8
06および係止突起802を有するものである。
【0014】次に、請求項2の記載から把握される本発
明の実施の形態は、図14に示すように、綴じ帯の係止
突起が断面視で円弧状に形成されている。
【0015】以下、本発明の実施の形態を更に詳しく説
明する。図1を用いて押え板7の概略を説明すると、押
え板7の中央に押え板7の強度を上げるために、基部 7
01が設けられている。この基部 701の両側には綴じ帯8
を挿通するための孔9があけられており、この孔9の外
側に綴じ帯押え部11が設けられ、その外側に係止部10が
設けられている。そして図2に示すように、綴じ帯8の
両端を孔9に挿通し、この綴じ帯8を折り曲げて綴じ帯
押え部11で押え、綴じ帯8の両端部を係止部10に係止す
るようにしている。
【0016】次に、押え板7の各部詳細について説明す
る。図3において、孔9は大径の孔901とスリット 902
で形成されており、スリット 902の幅W1 は大径の孔 9
01の直径D2 よりも狭い幅になっている。そして、大径
の孔 901の間隔L1 (以下二つの孔の間の距離を間隔と
いう)は書類1にあけられた二つの孔の間隔L3 (図2
参照)よりも狭くなっている。また、スリット 902の終
端の間隔L2 は上記L3 にほぼ等しい間隔になってい
る。綴じ帯押え部11はスリット 902の終端からL4 の位
置にあり、図2に示すように綴じ帯8がスリット 902の
終端で折り曲げられた根本部分を押えるように寸法L4
が決められている。このように寸法L4 を決めて、綴じ
帯押え部11で綴じ帯8の折り曲げの根本を押えることに
より、綴じ帯8をスリット 902の終端で鋭角に折り曲げ
た状態で保持することができ、かつ、綴じ帯8は曲げに
対する復元力が強いので、綴じ帯押え部11で強固に押え
ることができ、この綴じ帯押え部11によっても綴じ帯8
による書類1の綴じ力をある程度維持することができ
る。
【0017】図5に示すように、押え板7の基部 701の
裏面は凹穴 702になっていて、図4に示すように基部 7
01が高くなっており、押え板7の強度を増すようにして
いる。図3のA−A線で断面した図6において、係止部
10は幅W2 の間隔を開けて対向するように、高さH1 の
ガイド壁 102が設けられており、このガイド壁 102の内
側面に係止突起 103が形成されている。この係止突起 1
03は図8および図9に示すように、平面形状が半円弧に
なっていて幅W4 が形成されるように、等間隔に複数設
けられており、係止突起 103の幅をW6 高さをH3 にし
て、係止溝 104が形成されている。
【0018】次に、図3のB−B線で断面した図7にお
いて、綴じ帯押え部11には幅W3 高さH2 の鍵型に形成
された押え部 112が設けられている。本実施の形態では
W2=W3 になっており、図6に示すように押え板7の
長手方向から見て係止部10と綴じ帯押え部11とを重ねた
状態において、幅W2 (W3 )高さH2 の透過孔になっ
ている。これにより、図2に示すように綴じ帯8を綴じ
帯押え部11で、綴じ帯8の曲げに対する復元力を利用し
てZ軸方向に押え、係止部10で綴じ帯8をX軸方向およ
びY軸方向に移動するのが拘束されて、綴じ帯8を係止
部10にて確実に係止するようにしている。
【0019】次に、図10は綴じ帯8の平面を示してお
り、基部 803の両側には帯部 804が設けられている。そ
して、この帯部 804の先端には頭部 801が設けられてい
ると共に、その側部には係止突起 802が設けられてい
る。この係止突起 802は帯部 804のほぼ全長L5 の範囲
に設けられていて、図16に示す書類1のあらゆる厚さT
1に対応できるようになっている。また、頭部 801の付
け根部に係止突起 802を設けない首部 807が形成されて
いて、スリット 902内での頭部 801の移動が容易なよう
にしている。基部 803の長さL6 は書類1にあけられた
二つの孔の間隔にほぼ等しくなっている。図11に示す綴
じ帯8は図10に示した綴じ帯8の基部 803を有さないも
のであり、係止突起 802が綴じ帯8のほぼ全長L7 の範
囲に設けられていて、書類1のあらゆる厚さT1 に対応
できるようにしている。
【0020】図12は図10および図11に示した綴じ帯8の
頭部 801の部分を拡大して示した図であり、頭部 801は
図14にも表れているように、直径D1 の円柱状になって
おり、この直径D1 は図3に示した大径 901の直径D2
よりも小さく、かつ、スリット 902の幅W1 よりも大き
な寸法になっている。また、頭部 801の先端は角度αの
先細りになっていて、その先端が半径R1 の球形であ
り、書類1にあけられた孔への挿通を容易なようにする
と共に、大径 901への挿通をも容易にしている。また、
図2に示すように綴じ帯8が係止部10に係止された状態
において、この係止状態を解除する場合に、頭部 801が
先細りになっているので、押え板7の表面との間に隙間
ができ、頭部 801を摘んで綴じ帯8の曲げに対する復元
力に抗して頭部 801をZ軸方向へ持ち上げるのを容易に
行うことができる。
【0021】また、帯部 804に設けた係止突起 802は図
8および図9に示した係止突起 103と同様に、幅W4 の
係止溝 806が形成されるように幅W6 の係止突起 802が
等間隔に設けられている。また、図12のC−C線で断面
した図14において、係止突起802は半径R2 の円弧状に
なっている。このように、係止突起 802を円弧状にする
ことにより、図9に示した係止溝 104が高さH3 の垂直
溝になっていても、係止溝 104への係止突起 802の係合
および係合解除が円滑に行えるようになる。例えば、係
止特記 802が真っ直ぐな筋状であると、この係止突起を
係止溝 104に嵌合するには、係止突起 802を係止溝 104
の直上に位置させて、係止突起 802と係止溝 104とを縦
方向に一致させなければ、両者を嵌合することができな
いが、係止突起 802を円弧状にすることにより、両者を
縦方向に一致させなくても、嵌合させることができる。
また、このように、係止溝 104への係止突起 802の係合
および係合解除が円滑に行えるようにしても、綴じ帯押
え部11にて綴じ帯8を根本の方で押えて、図2のZ軸方
向の力がかかっているので、上記係合状態が外れるよう
なことはない。
【0022】また、図14において、帯部 804の断面形状
は半径R3 の円弧からなる楕円形の両側を切除して、高
さH4 の半角柱になっている。このように、帯部 804の
断面形状を半角柱にすることにより、書類1にあけられ
た孔に帯部 804が挿通された状態において、孔の部分か
らの書類の破れを緩和することができると共に、帯部80
4の曲げに対する復元力を高め、この復元力を利用して
図3に示した大径の孔901に挿入した帯部 804をスリッ
ト 902側へ移動させることができるようになる。また、
図2において判るようにスリット 902の終端部で帯部 8
04を折り曲げた場合に、係止突起 802がスリット 902の
終端部に引っ掛かる状態になって、帯部804がX軸方向
にずれる力に対して抵抗となり、帯部 804を折り曲げて
綴じ帯押え部11で押えて手を離しても、帯部 804がX軸
方向にずれることがなく、係止部10への帯部 804の係止
を容易に行うことができる。
【0023】また、図12および図14において、係止突起
802の外形寸法W5 は、図3に示したスリット 902の幅
W1 よりも狭くなっていて、帯部 804がスリット 902を
挿通できるようになっている。図13および図15におい
て、首部 805の厚さT2 は基部803の厚さT2 に等し
く、帯部 804の高さH4 よりも薄くなっていて、首部 8
04での折曲を容易なようにしている。
【0024】次に作用について説明する。図2および図
16において、書類1にあけた二つの孔に綴じ帯8の帯部
804を挿通し、頭部 801を押え板7の大径の孔 901に挿
通する。そして、大径の孔 901の間隔L1 は書類1にあ
けた二つの孔の間隔よりも狭くし、スリット 902の終端
が書類1にあけた二つの孔の間隔にほぼ等しいので、押
え板7を書類1の表面に圧接することにより、帯部 804
がスリット 902の終端に位置するようになる。そして、
帯部 804をスリット 902の終端部で折り曲げて、綴じ帯
押え部11の押え部 112で押えることにより、帯部 804の
折曲が保持されると共に、頭部 801側の帯部 804を押え
板7の表面にほぼ平行になるように、図2に示すZ軸方
向に押しつけ力が付与された状態になり、この状態で図
9に示す係止溝 104に図12に示す係止突起 802を嵌合す
ると同時に、図12に示す係止溝 806に図9に示す係止突
起 103を嵌合して、帯部 804を係止部10に係止する。
【0025】このように、綴じ帯押え部11で帯部 804の
折曲の根本を押えてその折曲を保持し、帯部 804の端部
を係止部10に係止することにより、帯部 804が例え曲げ
に対する復元力が強いものでも、帯部 804の端部が係止
部10から外れることはなく、したがって係合突起 103と
係合溝 806および係合突起 802と係合溝 104との間の係
合が保持され、綴じられた書類1を見開きしてずれて
も、綴じ力が緩むようなことはない。
【0026】次に、綴じられた書類1を見開きする場合
に、図16に示すように係止部10に帯部 804が係止されて
いる状態の頭部 801を、綴じ帯押え部11で押えられてい
る帯部 804の曲げに対する復元力に抗して、図2に示す
Z軸方向に引き上げて、係合突起 103と係合溝 806およ
び係合突起 802と係合溝 104との間の係合を解除し、帯
部 804をY軸方向に移動させて綴じ帯押え部11での押え
も解除する。そして、頭部 801の直径はスリット 902の
幅W1 よりも大きく、かつ、大径の孔 901の間隔L1 は
書類1にあけた二つの孔の間隔よりもせまいので、帯部
804の曲げに対する復元力により頭部 801が大径の孔 9
01側に移動することはなく、頭部 801がスリット 902に
引っ掛かって抜けることはない。これにより、図17に示
すように帯部 804で書類1を保持した状態で、書類1を
見開きすることができる。また、書類1を追加して綴じ
る場合には、頭部 801を大径の孔 901の位置まで人為的
に移動する。これにより、頭部 801の直径D1 は大径の
孔 901の直径D2 よりも小さいので、大径の孔 901を通
して頭部 801を抜くことができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、押え板の係止
部を、間隔をあけて対向するように設けられた一対のガ
イド壁と、該ガイド壁の内側面にそれぞれ形成された係
止突起および係止溝とにより構成し、綴じ帯に、前記押
え板の係止部の係止突起および係止溝と着脱可能に係合
される係止溝および係止突起を設けたことにより、綴じ
帯の両端をそれぞれ係止部のガイド壁の間に挟むように
して、しかも、互いの係止突起と係止溝とが確実に係合
されるため、綴じ帯の両端が押え板から外れることはな
く、書類をばらばらにならないように確実に綴じること
ができる書類綴じ具を提供することができる。
【0028】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の発明において、綴じ帯の係止突起を断面視で円弧状に
形成したことにより、押え板の係止部に対する綴じ帯の
両端の係合および係合解除が円滑に行うことができる書
類綴じ具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である押え板の斜視図であ
る。
【図2】図1における押え板と綴じ帯との関係を示す斜
視図である。
【図3】図1における押え板の平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3の底面図である。
【図6】図3のA−A線における縦断面図である。
【図7】図3のB−B線における縦断面図である。
【図8】図6の平面図である。
【図9】図8のE−E線における縦断面図である。
【図10】本発明の一実施例である綴じ帯の平面図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例である綴じ帯の平面図で
ある。
【図12】図10および図11における綴じ帯の頭部を部分
拡大して示した図である。
【図13】図10および図11における綴じ帯の基部を部分
拡大して示した図である。
【図14】図12のC−C線における縦断面図である。
【図15】図13のD−D線における縦断面図である。
【図16】図1に示した押え板および図10または図11に
示した綴じ帯の使用を示した斜視図である。
【図17】図1に示した押え板および図10または図11に
示した綴じ帯の使用を示して、書類を見開きした状態を
示す正面図である。
【図18】従来の書類綴じ具の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図19】従来の書類綴じ具を使用した場合の書類の見
開きの状態を示す正面図である。
【図20】他の従来例の斜視図である。
【図21】図20の書類綴具によって書類を綴じている状
態の要部を拡大して示した図である。
【符合の説明】
1 書類 7 押え板 8 綴じ帯 801 頭部 9 孔 901 大径の孔 902 スリット 10 係止部 11 綴じ帯押え部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類にあけた二つの孔に両端がそれぞれ
    通される綴じ帯と、 書類に通された綴じ帯の両端がそれぞれ通される孔、該
    孔に挿通された綴じ帯の両端を押える綴じ帯押え部、お
    よび、綴じ帯の両端を係合する係止部、を有する押え板
    と、からなり、 前記押え板の係止部が、間隔をあけて対向するように設
    けられた一対のガイド壁と、該ガイド壁の内側面にそれ
    ぞれ形成された係止突起および係止溝とにより構成さ
    れ、 綴じ帯が、前記押え板の係止部の係止突起および係止溝
    と着脱可能に係合される係止溝および係止突起を有する
    こと を特徴とする書類綴じ具。
  2. 【請求項2】 綴じ帯の係止突起を断面視で円弧状に形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の書類綴じ具。
JP04555497A 1997-02-28 1997-02-28 書類綴じ具 Expired - Fee Related JP3407098B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04555497A JP3407098B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 書類綴じ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04555497A JP3407098B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 書類綴じ具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10236050A JPH10236050A (ja) 1998-09-08
JP3407098B2 true JP3407098B2 (ja) 2003-05-19

Family

ID=12722589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04555497A Expired - Fee Related JP3407098B2 (ja) 1997-02-28 1997-02-28 書類綴じ具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3407098B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10236050A (ja) 1998-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060008319A1 (en) Document inserting and removing device of file folder
JP3407098B2 (ja) 書類綴じ具
KR20220087345A (ko) 집게용 논슬립 조립체
GB2558862A (en) File note apparatus
US5080398A (en) Paper sheets binding system with dual orientation binding posts to resist multiple failure modes
JP2002274701A (ja) 画像形成装置
JPH0872457A (ja) 両開きパイプファイルの綴じ具
JP2009298141A (ja) 書類ホルダー補助具
JP4795255B2 (ja) 書類ファスナ並びにファイル又はフォルダ
JP3030808U (ja) ファイリング用具
JP4738359B2 (ja) 表紙
KR200258689Y1 (ko) 코너 클립
JPH0446933Y2 (ja)
JPH0825874A (ja) ファイル
JP3317250B2 (ja) ファイル
JP3086476U (ja) フォルダー
JP4046618B2 (ja) 毛髪挿入具
JP2000141970A (ja) ホルダ−
JPH11216048A (ja) 筆記具用整列具
JP3102199U (ja) 新聞紙用のクリップ
JP2008055876A (ja) 用紙係止用具
CN111409953A (zh) 束带结构
JPH0667074U (ja) ファイルの綴じ具
JPH0513785U (ja) 書類綴じ具
JPH08337086A (ja) クリップ及びこれを用いたアルバム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090314

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100314

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees