JP3406935B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3406935B2
JP3406935B2 JP00987494A JP987494A JP3406935B2 JP 3406935 B2 JP3406935 B2 JP 3406935B2 JP 00987494 A JP00987494 A JP 00987494A JP 987494 A JP987494 A JP 987494A JP 3406935 B2 JP3406935 B2 JP 3406935B2
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    • H04N2209/041Picture signal generators using solid-state devices
    • H04N2209/048Picture signal generators using solid-state devices having several pick-up sensors
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーイメージセンサに
より画像を読み取り、電気信号に変換する撮像装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置(OCR、ビデオカ
メラ、FAX、デジタル複写機等)におけるフルカラー
読取方式には、a.光源切換方式、b.プリズム分解方
式、c.色フィルタ切換方式、d.オンチップ色フィル
タ方式などがあるが、高速読み取りと色分解精度の点で
dのオンチップ色フィルタ方式が最適であると考えられ
る。
【0003】図7に従来のオンチップ色フィルタ方式の
カラーCCDリニアイメージセンサの構成例を示す。
【0004】この従来例のカラーCCDリニアイメージ
センサ1601は、RGBのオンウェハ色フィルタを各
々設けた3本のCCD(電荷結合素子)チップを本図に
示すように同一ウェハ上に並列に並べたものである。
【0005】例えば図7では各CCDイメージセンサ
(チップ)1602〜1604から成る3ラインカラー
CCDリニアイメージセンサを示す。
【0006】図において、161は受光部であって、入
射する光量に応じて光電変換を行うものである(Rにつ
いてのみ符号を付す。G、Bについても同様である)。
この受光部161のCCDセンサエレメント上にR、
G、Bの色分解フィルタをオンウェハで配置してある。
又、受光部161の先頭部には受光部161上にアルミ
等のマスク(遮光膜)を配置して入射する光を遮光し、
常に暗時状態の出力を得るための光シールド画素部があ
る。162、163はトランスファゲートであり、受光
部161で蓄えられた電荷をシフトゲートパルスφTG
応じてCCDシフトレジスタ164、165に転送する
ものである。受光部161の偶数画素に蓄積された電荷
は、トランスファゲート163により偶数画素用の各C
CDシフトレジスタ165に転送され、他方、受光部1
61の奇数画素に蓄積された電荷は、トランスファゲー
ト162により奇数画素用の各CCDシフトレジスタ1
64に転送される。
【0007】CCDシフトレジスタ164、165は受
光部161側から送り込まれてきた電荷を出力部へCC
D転送し、駆動クロックφ1(φ1R、φ1FR、φ1G、φ
1FG、φ1B、φ1FB)とφ2(φ2R、φ2FR、φ2G
φ2FG、φ2B、φ2FB)により2相駆動される。
【0008】166は出力ゲートであり、電荷を各CC
Dレジスタ164、165から出力容量部167a、1
67bに送り込むものである。167a、167bは出
力容量部であって、転送されてきた電荷を電圧に変換す
るものである。168a、168bは2段のソースフォ
ロワアンプであって、出力インピーダンスを下げ、出力
信号にノイズが乗らないようにするものである。
【0009】出力容量部167a、167bとソースフ
ォロワアンプ168a、168bによりFDA(Flo
ating Diffusion Amplifie
r)を構成している。
【0010】OSAR、OSBR、OSAG、OSB
G、OSAB、OSBBは信号出力端子、φRAR、φ
RBR、φRAG、φRBG、φRAB、φRBBはリ
セットパルス端子、φ1R、φ1G、φ1B、φ2R、
φ2G、φ2BはCCDシフトレジスタクロック端子、
φTGR、φTGG、φTGBはトランスファゲートク
ロック端子、ODR、ODG、ODBはソースフォロワ
アンプドレイン端子である。
【0011】この様に構成されたカラーイメージセンサ
1601において、受光部161に入射された光は、光
量に比例した電荷に変換され、この電荷はシフトゲート
パルスφTGによりCCDシフトレジスタ165、164
へ偶数画素、奇数画素別に転送され、次に、駆動クロッ
クφ1、φ2に従って、1ビットずつ出力ゲート166
を介してFDAに出力され、そのFDAの出力容量部1
67a、167bにおいて電荷出力が電圧に変換され、
ついで、2段のソースフォロワアンプ168a、168
bおよび各出力端子OSA、OSBを介して出力され
る。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記のような従来例では、図8に示すように各色フィルタ
R、G、Bの分光透過率と図9に示す光源の分光エネル
ギー分布、図10の赤外吸収フィルタ(画像読取装置の
全面に設けられる)の分光透過率より総合的に図11の
様な分光特性となり、各CCD1602、1603、1
604のフォトダイオードから発生する電荷量はB−C
CD<R−CCD<G−CCDの様になり、最終的に各
CCD1602、1603、1604の感度として同様
にB−CCD<R−CCD<G−CCDの順に感度が高
くなり、例えばR、G、BのCCDの感度はR:2.1
V/lx・sec、G:2.6V/lx・sec、B:
0.86V/lx・secの様になる。
【0013】また、各CCD1602、1603、16
04の飽和出力電圧は通常CCDレジスタ164、16
5のサイズが同一であるため等しい。
【0014】実際にこの3ラインカラーCCDリニアセ
ンサを装置に使用する場合は、必要なS/Nが得られる
出力電圧を得るための光量によって読取系の構成が決ま
る。
【0015】つまり一番感度の低いB−CCD1604
の出力電圧が必要S/Nを得られる電圧になる光量で全
体のシステムが決まる。
【0016】例えば、必要S/Nを48dB(256レ
ベル)とし、CCDからのノイズレベルを1mVとする
と最低出力電圧は256mVとなる。
【0017】よって、B−CCDの出力電圧が256m
Vの場合、R−CCD1602、G−CCD1603の
出力電圧は各々 2.1(V/lx・sec)/0.86(V/lx・s
ec)×256mV=625mV 2.6(V/lx・sec)/0.86(V/lx・s
ec)×256mV=774mV となる。
【0018】ここで、上記の出力電圧が得られるのがあ
る蓄積時間T1(μsec)の時だとすると、この画像
読取装置の読取速度を上げることを考えた場合、例え
ば、2倍の読取速度を得る場合には蓄積時間T2はT2
1/2となり各CCDの出力電圧は各々 B−CCD:128mV、R−CCD:312.5m
V、G−CCD:387mV となりB−CCD1604のS/Nが48dBとれなく
なってしまう。
【0019】これを補正する場合は、光量を2倍に上げ
なければならないが、装置の昇温の問題等があり一概に
2倍に上げることは不可能であり、装置を構成するため
には、昇温問題が発生しない程度まで照明の光量を上
げ、これで不足する分はB−CCDのS/Nを下げて使
用するしかない。
【0020】このようにすると画質の劣化を招くという
問題が発生してしまう。
【0021】本発明の目的は、上記の様な課題を解決
し、より高品質な画像を得ることができる画像読取装置
を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の撮像装
置は、第1色の色フィルタを介した光を光電変換するM
ライン(M≧1)の受光部を備えた第1のリニアイメー
ジセンサと、前記第1のリニアイメージセンサより感度
が低く、前記第1色とは異なる第2色の色フィルタを介
した光を光電変換するNライン(N>M)の受光部を備
えた第2のリニアイメージセンサと、前記第2のリニア
イメージセンサの受光部間に配置され、電荷を一時蓄積
するライン状の蓄積手段と、を有し、前記第2のリニア
イメージセンサにおいて、所定ラインの受光部で発生し
た電荷を前記蓄積手段に転送して一時蓄積し、さらに次
のラインの受光部に転送し、転送されたラインの受光部
で発生した電荷と合成することにより、前記第2のリニ
アイメージセンサの感度を相対的に高めたことを特徴と
する。
【0023】また、第1色の色フィルタを介した光を光
電変換する1ラインの受光部を備えた第1のリニアイメ
ージセンサと、前記第1のリニアイメージセンサより感
度が低く、前記第1色とは異なる第2色の色フィルタを
介した光を光電変換するMライン(M>1)の受光部を
備えた第2のリニアイメージセンサと、前記第2のリニ
アイメージセンサの受光部間に配置され、電荷を一時蓄
積するライン状の第1の蓄積手段と、前記第2のリニア
イメージセンサよりも感度が低く、前記第1、第2色と
は異なる第3色の色フィルタを介した光を光電変換する
Nライン(N>M)の受光部を備えた第3のリニアイメ
ージセンサと、前記第3のリニアイメージセンサの受光
部間に配置され、電荷を一時蓄積するライン状の第2の
蓄積手段と、を有し、前記第2及び第3のリニアイメー
ジセンサにおいて、所定ラインの受光部で発生した電荷
を前記第1及び第2の蓄積手段に転送して一時蓄積し、
さらに次のラインの受光部に転送し、転送されたライン
の受光部で発生した電荷と合成することにより、前記第
2及び第3のリニアイメージセンサの感度を相対的に高
めたことを特徴とする。
【0024】そして、感度の低いイメージセンサから出
力される信号のS/Nの低下を防止し、高品質な画像を
得ることが可能となる。
【0025】また、各色毎の感度特性を良好に補正する
ことができる。
【0026】
【0027】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0028】〈第1の実施例〉図1は本発明の第1の実
施例の画像読取装置のカラーCCDリニアイメージセン
サの回路構成を示す。本図において、100はカラーC
CDリニアイメージセンサの全体を示す。101、10
2、103は各々R、G、Bのオンチップの色分解フィ
ルタを配置したR−CCD、G−CCD、B−CCDで
ある。
【0029】105は受光部であって、入射する光量に
応じて光電変換を行う(Rについてのみ符号を付す。
G、Bについても同様である。又、Bについては後述す
る。)。
【0030】又、受光部105は、先頭部の受光部10
5上にアルミマスクを配置して入射する光を遮光して、
常に暗時状態の出力を得る光シールド画素部(D1〜D
120)とフォトダイオード上に直接色フィルタを形成し
た有効画素部(1〜5000)と、後部ダミー画素部
(D121〜D132)から構成されている。
【0031】106はシフトゲートであり、受光部10
5で蓄積された電荷をシフトゲートパルスSHに応じて
CCDシフトレジスタ110〜113へ転送する働きを
行う。
【0032】107、108、109はトランスファゲ
ートであり、トランスファゲートパルスTR1、TR
2、TR3に応じて上記のシフトゲート106によって
転送されてきた電荷をCCDシフトレジスタ111、1
12、113へ転送する働きを行う。
【0033】すなわち、シフトゲート106によって転
送されてきた画素のうちD3m(m=1、2、…44)、
(3+4m)(m=0、1、…1249)はCCDシフ
トレジスタ110へ転送され、またD4m(m=1、2、
…33)、(4m)(m=1、2、…1250)はトラ
ンスファゲートパルスTR1に応じてCCDシフトレジ
スタ110及びトランスファゲート107を通過してC
CDシフトレジスタ111へ転送される。
【0034】さらにD1+4m(m=0、1、・・・32)、
(1+4m)(m=0、1、・・・1244)はトランス
ファゲートパルスTR1、TR2に応じてCCDシフト
レジスタ110、トランスファゲート107、CCDシ
フトレジスタ111、トランスファゲート108を通過
してCCDシフトレジスタ112へ転送される。
【0035】またD2+4m(m=0、1、…32)、(2
+4m)(m=0、1、…1249)はトランスファパ
ルスTR1、TR2、TR3に応じてCCDシフトレジ
スタ110、111、112、トランスファゲート10
7、108、109を通過してCCDシフトレジスタ1
13へ転送される。
【0036】CCDレジスタ110〜113は受光部1
05から送り込まれる電荷を出力部へ転送し、駆動クロ
ックφ1、φ2、φ2Fにより2相駆動されている。
【0037】114〜117は出力ゲートであり、電荷
を各CCDシフトレジスタ110〜113から浮遊拡散
領域(出力容量部)118〜121に送り込む働きをす
る。この浮遊拡散領域(出力容量部)118〜121は
転送されてきた電荷を電圧に変換する。
【0038】122〜125はソースフォロワアンプ
(増幅器)であり、出力インピーダンスを下げて、出力
信号にノイズが乗らないようにする働きを有する。
【0039】OSAR、OSBR、OSCR、OSDR
は各々R信号の(4m+3)画素出力信号、R信号の
(4m+4)画素出力信号、R信号の(4m+2)画素
出力信号、R信号の(4m+1)画素出力信号(m=
0、1、…)である。
【0040】φRSはリセットパルス、φ1、φ2、φ
2FはCCDシフトレジスタクロック、SHはシフトゲ
ートクロック、TR1、TR2、TR3はトランスファ
ゲートクロック、及びODはドレインである。
【0041】ここでB−CCD103はR−CCD10
1、G−CCD102と一部異なる。
【0042】つまり、フォトダイオード105の他にフ
ォトダイオード105で発生した電荷をラインシフトゲ
ートクロックφVに応じて一時的に蓄積するラインシフ
トゲート127と、ラインシフトゲート127下に蓄積
された電荷をシフトゲートクロックφSHに応じて第2
のフォトダイオード126へ転送するシフトゲート12
8が設けられている。
【0043】ここでフォトダイオード105と126の
間はほぼフォトダイオード105の1ライン分の巾Lに
対しその整数倍の巾n×Lだけスペースをとってある。
【0044】これは副走査をフォトダイオードの長手方
向に垂直な方向に行う際にフォトダイオード105と1
26のサンプリングピッチを合わせるためである。
【0045】尚、第1〜第3の実施例ではこのl又はn
×Lの巾のスペースに蓄積部を設けているので後のタイ
ミング合わせのための信号処理が容易となると共に、1
05から126への電荷転送(移動)効率を向上させる
ことができる。尚、第2のダイオード126の巾は必ず
しもlでなくても良いことは言うまでもない。
【0046】図2に図1の各駆動クロックのタイミング
を示す。上述の様に構成されたカラーCCDリニアイメ
ージセンサ100において、受光部105に入射された
原稿からの反射光は、受光部上の色フィルタによって
R、G、Bの3色に色分解され、各々の色フィルタに対
応する画素において光量に比例した電荷に変換される。
【0047】この電荷は、R−CCD101、G−CC
D102ではシフトゲートパルスSH及びトランスファ
ゲートパルスTR1、TR2、TR3により、CCDシ
フトレジスタ110、111、112、113へ転送さ
れるが、B−CCD103においては、ラインシフトゲ
ートパルスφVによって1H(水平同期区間)、つまり
SHやφVの1周期の間ラインシフトゲート下に電荷を
蓄積し、次の1HにシフトゲートパルスφSHによって
受光部126へ転送され受光部126で発生する電荷と
合成された後、R−CCD101、G−CCD102と
同様にシフトゲートパルスSHおよびトランスファゲー
トパルスTR1、TR2、TR3によりCCDシフトレ
ジスタ110、111、112、113へ転送される。
【0048】次に転送された上記の電荷は、駆動クロッ
クφ1、φ2、φ2Fに従い図2に示すタイミングで、1ビ
ットずつ出力ゲート114〜117を通して浮遊拡散領
域118〜121に出力され、その電荷出力が電圧に変
換され、次いでソースフォロワアンプ122〜125及
び各出力端子(OSA〜OSD)を通して出力される。
尚、この間副走査方向(ラインセンサの長手方向に直角
な方向)に1H毎に撮像装置と原稿等被写体は1ピッチ
【0049】
【外1】 ずつ相対移動する。又、各出力端子(OSA〜OSD)
より出力された信号は不図示の信号処理回路内のメモリ
によりタイミング合わせを行いつつ処理される。この処
理については第2、第3実施例も同じである。
【0050】〈第2の実施例〉図3に第2の実施例を示
す。
【0051】図3の第2の実施例において第1の実施例
と異なる点は、第1の実施例では最も感度の低いB−C
CD103にだけ第2のフォトダイオード126が設け
られ、B−CCD103の出力端子OSAB、OSB
B、OSCB、OSDBには第1、第2のフォトダイオ
ードで発生した電荷の和、つまり第1のフォトダイオー
ドしかなかった場合の約2倍の出力電圧が出力される。
【0052】ところが、第2の実施例においては、例え
ば図7の従来例のR、G、B各CCDの総合感度(R:
2.1V/lx・sec、G:2.6V/lx・se
c、B:0.86V/lx・sec)に概略反比例した
数のフォトダイオードを有する。
【0053】すなわち、G−CCD102はフォトダイ
オード105Gは1ラインであり従来と同じであるが、
R−CCD101は従来のフォトダイオード105Rに
加えて第2のフォトダイオード301、第2のフォトダ
イオード301で発生した電荷を一時蓄積するラインシ
フトゲート302、シフトクロックφSHRに従ってラ
インシフトゲート302下に蓄積された電荷を第1のフ
ォトダイオード105へ転送するシフトゲート303が
付加されている。この実施例でも105Rと301の間
隔はほぼ1ラインの巾の整数倍巾である。
【0054】またB−CCD103は、従来のフォトダ
イオード105Bに加えて、第2、第3のフォトダイオ
ード304、305、第2のフォトダイオード304で
発生した電荷をラインシフトクロックφVB1に応じて一
時的に蓄積するラインシフトゲート305、ラインシフ
トゲート305下に蓄積された電荷をシフトクロックφ
SHB1に応じて第2のフォトダイオード307へ転送す
るシフトゲート306、第2のフォトダイオード307
で発生した電荷をラインシフトクロックφVB2に応じて
一時的に蓄積するラインシフトゲート308、ラインシ
フトゲート308下に蓄積された電荷をシフトクロック
φSHB2に応じて第1のフォトダイオード105Bへ転
送するシフトゲート309が付加されている。
【0055】よってR−CCD101ではフォトダイオ
ード2ライン分、すなわち2.1(V/lx・sec)
×2=4.2V/lx・secの感度、B−CCD10
3ではフォトダイオード3ライン分、すなわち0.86
(V/lx・sec)×3=2.58V/lx・sec
となる。
【0056】その他の実施例中に記されている構成要素
は第1の実施例と同一であるため、本実施例においては
説明を省略する。
【0057】図4に図3の各駆動クロックのタイミング
を示す。上述の様に構成されたカラーCCDリニアイメ
ージセンサ100において、受光部105に入射された
原稿からの反射光は、受光部上の色フィルタによって
R、G、Bの3色に色分解され、各々の色フィルタに対
応する画素において光量に比例した電荷に変換される。
【0058】この電荷は、G−CCD102ではシフト
ゲートパルスSH及びトランスファゲートパルスTR
1、TR2、TR3により、CCDシフトレジスタ11
0、111、112、113へ転送されるが、R−CC
D101においては、ラインシフトゲートパルスφVR
によって1H(水平同期区間)の間ラインシフトゲート
下に電荷を蓄積し、次の1HにシフトゲートパルスφS
Rによって受光部105Rへ転送され受光部105R
で発生する電荷と合成された後、G−CCD102と同
様にシフトゲートパルスSH及びトランスファゲートパ
ルスTR1、TR2、TR3によりCCDシフトレジス
タ110、111、112、113へ転送される。
【0059】次に転送された上記の電荷は、駆動クロッ
クφ1、φ2、φ2Fに従い図4に示すタイミングで、1ビ
ットずつ出力ゲート114〜117を通して浮遊拡散領
域118〜121に出力され、その電荷出力が電圧に変
換され、次いでソースフォロワアンプ122〜125及
び各出力端子(OSA〜OSD)を通して出力される。
【0060】又、B−CCD103ではラインシフトゲ
ートパルスφVB1によって受光部304で発生した電荷
が1H(水平周期区間)の間ラインシフトゲート305
下に蓄積され、次の1HにシフトゲートパルスφSHB1
によって受光部307へ転送され、受光部307で発生
した電荷と合成された後、次の1H期間にラインシフト
ゲートパルスφVB2によってラインシフトゲート308
下に一時的に蓄積される。さらに次の1Hではシフトゲ
ートパルスφSHB2に応じて、一時蓄積された電荷は受
光部105Bへ転送され、受光部105Bで発生する電
荷と合成された後、R−CCD101、G−CCD10
2と同様に出力端子(OSAB〜OSDB)へ出力され
る。
【0061】〈第3の実施例〉図5に第3の実施例を示
す。
【0062】図3の第2の実施例において第1の実施例
と異なる点は、第1の実施例では最も感度の低いB−C
CD103にだけ第2のフォトダイオード126が設け
られ、B−CCD103の出力端子OSAB、OSB
B、OSCB、OSDBには第1、第2のフォトダイオ
ードで発生した電荷の和、つまり第1のフォトダイオー
ドしかなかった場合の2倍の出力電圧が出力される。
【0063】ところが、第3の実施例ではR、G、B各
CCDとも複数ラインのフォトダイオード(実施例では
各2ライン)を有する。勿論各フォトダイオードの間に
は整数倍巾のスペースがとってある。
【0064】すなわち、R−CCD101、G−CCD
102、B−CCD103とも第1のフォトダイオード
105R、105G、105Bに加えて第2のフォトダ
イオード501、504、507、第2のフォトダイオ
ード501、504、507で発生した電荷をラインシ
フトゲートパルスφVR、φVG、φVBに応じて一時蓄
積するラインシフトゲート502、505、508、ラ
インシフトゲート502、505、508下に蓄積され
た電荷をシフトゲートクロックφSHR、φSHG、φS
Bに応じて第1のフォトダイオード105R、105
G、105Bへ転送するシフトゲート503、506、
509が付加されている。
【0065】これによりR、G、B各CCD101、1
02、103の感度は各々 R:2.1(V/lx・sec)×2=4.2V/lx
・sec G:2.6(V/lx・sec)×2=5.2V/lx
・sec B:0.86(V/lx・sec)×2=1.72V/
lx・sec となる。
【0066】図6に図5の各駆動クロックのタイミング
を示す。又、第1のフォトダイオード105R、105
G、105Bで発生した電荷を出力端子(OSA〜OS
D)へ読み出す動作は第1、及び第2の実施例と同じな
ので省略する。
【0067】
【発明の効果】従来、読取速度を上げた場合、蓄積時間
が減少することにより特に感度の低いイメージセンサの
出力信号レベルが不足し、十分なS/Nがとれなくなっ
ていたものが、十分出力信号レベルが確保できる様にな
り画質の劣化を防ぎ、高画質な画像を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の画像読取装置であるカラーCC
Dリニアイメージセンサの構成図。
【図2】第1の実施例のタイミング図。
【図3】第2の実施例のカラーCCDリニアイメージセ
ンサの構成図。
【図4】第2の実施例のタイミング図。
【図5】第3の実施例のカラーCCDリニアイメージセ
ンサの構成図。
【図6】第3の実施例のタイミング図。
【図7】従来のカラーCCDリニアイメージセンサの構
成図。
【図8】従来のカラーCCDリニアイメージセンサのカ
ラーフィルタの分光透過率特性図。
【図9】従来の画像読取装置に用いられる光源の分光エ
ネルギー特性図。
【図10】従来の画像読取装置に用いられる赤外吸収フ
ィルタの分光透過特性図。
【図11】従来の画像読取装置の総合分光特性図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/024 - 1/04 H04N 5/30 - 5/335

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1色の色フィルタを介した光を光電変
    換するMライン(M≧1)の受光部を備えた第1のリニ
    アイメージセンサと、 前記第1のリニアイメージセンサより感度が低く、前記
    第1色とは異なる第2色の色フィルタを介した光を光電
    変換するNライン(N>M)の受光部を備えた第2のリ
    ニアイメージセンサと、 前記第2のリニアイメージセンサの受光部間に配置さ
    れ、電荷を一時蓄積するライン状の蓄積手段と、を有
    し、 前記第2のリニアイメージセンサにおいて、所定ライン
    の受光部で発生した電荷を前記蓄積手段に転送して一時
    蓄積し、さらに次のラインの受光部に転送し、転送され
    たラインの受光部で発生した電荷と合成することによ
    り、前記第2のリニアイメージセンサの感度を相対的に
    高めたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記第1色はR(レッド)、又はG(グ
    リーン)であり、第2色はB(ブルー)であることを特
    徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 第1色の色フィルタを介した光を光電変
    換する1ラインの受光部を備えた第1のリニアイメージ
    センサと、 前記第1のリニアイメージセンサより感度が低く、前記
    第1色とは異なる第2色の色フィルタを介した光を光電
    変換するMライン(M>1)の受光部を備えた第2のリ
    ニアイメージセンサと、 前記第2のリニアイメージセンサの受光部間に配置さ
    れ、電荷を一時蓄積するライン状の第1の蓄積手段と、 前記第2のリニアイメージセンサよりも感度が低く、前
    記第1、第2色とは異なる第3色の色フィルタを介した
    光を光電変換するNライン(N>M)の受光部を備えた
    第3のリニアイメージセンサと、 前記第3のリニアイメージセンサの受光部間に配置さ
    れ、電荷を一時蓄積するライン状の第2の蓄積手段と、
    を有し、 前記第2及び第3のリニアイメージセンサにおいて、所
    定ラインの受光部で発生した電荷を前記第1及び第2の
    蓄積手段に転送して一時蓄積し、さらに次のラインの受
    光部に転送し、転送されたラインの受光部で発生した電
    荷と合成することにより、前記第2及び第3のリニアイ
    メージセンサの感度を相対的に高めたことを特徴とする
    撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記第1色はG(グリーン)、前記第2
    色はR(レッド)、第3色はB(ブルー)であることを
    特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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