JP3406715B2 - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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JP3406715B2
JP3406715B2 JP31029594A JP31029594A JP3406715B2 JP 3406715 B2 JP3406715 B2 JP 3406715B2 JP 31029594 A JP31029594 A JP 31029594A JP 31029594 A JP31029594 A JP 31029594A JP 3406715 B2 JP3406715 B2 JP 3406715B2
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尊臣 関谷
友彦 神崎
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ペンタックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光源から出射された
照明光をライトガイドで伝達して観察範囲を照明し、固
体撮像素子によって観察範囲の内視鏡画像信号を取り出
すようにした電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置において良質の観察画像
を得るためには、照明の明るさを常に最適な状態にする
必要がある。
【0003】そこで電子内視鏡装置では、光源ランプに
印加される電圧を変化させたり、光源とライトガイドと
の間の照明光路中に明るさ絞りを出入自在に設けて、画
像の明るさが常に良好になるように制御している。
【0004】しかし、光源ランプの印加電圧を変化させ
ると照明光の色温度が変化し、明るさ絞りが移動して照
明光路の遮蔽位置が変化すると、光源からライトガイド
に入射する照明光の分光特性が変化して、内視鏡画像の
色調が変わってしまう。
【0005】そこで従来は、光源電圧や明るさ絞りの絞
り量の変化に対応して、赤(R)、緑(G)、青(B)
の三原色の各色画像信号のゲインを補正して、内視鏡画
像の色調補正を行っていた(特開平2−181591
号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、さらに詳しく
解析してみると、光源電圧を変化させたときや明るさ絞
りを移動させたときに生じる内視鏡画像の色調変化は、
画面全体に一様ではなく、例えば画面の中央部分と周辺
部分のように、画面の部分によって相当の相違があるこ
とが明らかになった。
【0007】これは、光源電圧変化時の光源ランプの色
温度変化に中心部と周辺部とで違いがあることや、明る
さ絞りが照明光路を一様に遮蔽するのではなく局部的に
遮蔽面積を増減させるので、いろいろな角度でライトガ
イドに入射する光のバランスが変化し、ライトガイドの
光伝達特性からそのような現像が生じるものと考えられ
る。
【0008】そのような理由から、画面の部分毎の色調
変化は、光源電圧や明るさ絞りの状態変化だけでなく、
ライトガイドの特性やライトガイドと観察光学系との関
係など、用いられる内視鏡の種類にも影響を受ける。
【0009】そこで本発明は、光源電圧の変化、照明光
路を遮蔽する明るさ絞りの状態変化及び内視鏡の種類な
どに影響されず、内視鏡画像の全範囲において良好な色
再現性を得ることができる電子内視鏡装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡装置は、光源から出射された照
射光を伝達して内視鏡の観察範囲を照明するためのライ
トガイドと、上記光源から上記ライトガイドに供給され
る照明光の光束を制御するための光束制御手段と、上記
観察範囲の内視鏡画像を撮像するための固体撮像素子
と、上記固体撮像素子から出力された内視鏡画像信号を
処理するためのプロセッサと、上記プロセッサにより処
理される内視鏡画像を複数部分に分割し、上記光束制御
手段の制御状態に対応して、上記の各部分別に色調補正
を行う色調補正手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】なお、上記光束制御手段が、上記光源とラ
イトガイドとの間の照明光路中に照明光線束の遮蔽面積
を変化させることができるように設けられた明るさ絞り
であってもよく、或いは、上記光源に印加される電圧を
変化させることができるように設けられた光源駆動回路
であってもよい。
【0012】また、上記色調補正手段が、さらに内視鏡
の種類に対応した色調補正を行うようにしてもよく、上
記色調補正手段は、上記内視鏡画像を一画素単位に分割
して各画素毎に色調補正を行うようにしてもよく、或い
は、上記内視鏡画像を同心円又は同心の多角形によって
複数部分に分割して、その各部分毎に色調補正を行うよ
うにしてもよい。
【0013】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は第
1の実施例の電子内視鏡装置を示しており、1は内視
鏡、2はその挿入部先端に配置された対物レンズであ
り、対物レンズ2による被写体の結像位置に、例えばC
CD(電荷結合素子)からなる固体撮像素子3の受光面
が配置されている。
【0014】4は、対物レンズ2の視野範囲を照明する
ための照明光を伝達する照明用ライトガイドファイババ
ンドルであり、その射出端部4aから射出されて配光レ
ンズ5を通過した照明光によって、観察部位が照明され
る。
【0015】10は、ライトガイドファイババンドル4
に照明光を供給するためのビデオプロセッサ付光源装置
であり、ライトガイドファイババンドル4の入射端部4
bが着脱自在に差し込まれている。
【0016】ビデオプロセッサ付光源装置10内に配置
された光源ランプ11から平行光線束として射出された
照明光は、集光レンズ12によって集光し、ライトガイ
ドファイババンドル4の入射端部4bに入射する。6
は、ライトガイドファイババンドル4の入射端部4bに
配置された入射レンズである。
【0017】光源ランプ11と集光レンズ12との間の
照明光路中には、集光レンズ12に達する照明光線束の
一部又は全部を遮ることができるように、一対の不透明
な平行平面板13,13が照明光路の光軸と平行に配置
されている。
【0018】この一対の平行平面板13,13は、例え
ば図2に示されるように、同じ大きさの長方形状に形成
されていて、それらを連結する連結板14によって、全
体としてコ字状の断面形状に一体に形成されている。
【0019】連結板14の底部中央には、照明光路の光
軸と垂直方向でかつ平行平面板13,13と平行の向き
に回転軸15が連結固着されている。この回転軸15を
例えばステップモータ16で回転させることにより、平
行平面板13,13の向きを変化させて、任意の位置で
静止させることができる。
【0020】そしてそれによって、平行平面板13,1
3による照明光線束の遮蔽面積を変えて、ライトガイド
ファイババンドル4に入射する照明光の光束(明るさ)
を変化させることができる。
【0021】図1に示されるように、ライトガイドファ
イババンドル4の入射端部4bと集光レンズ12との間
の照明光路中には、モータ21によって一方向に定速で
回転駆動されるフィルタ円板22が配置されている。
【0022】このフィルタ円板22には、赤(R)、緑
(G)、青(B)の三色のカラーフィルタが、照明光路
中に順次位置するように、互いの間隔をあけて配置され
ている。その結果、対物レンズ2による観察範囲が、そ
の三色の照明光によって順に照明される。
【0023】フィルタ円板22の各色フィルタの位置を
検出するために、フィルタダィテクタ23がフィルタ円
板22に対向して配置されており、その検出結果はプロ
セッサ30に入力される。
【0024】プロセッサ30は、固体撮像素子3の入出
力信号の制御をして、固体撮像素子3から送られてくる
内視鏡画像信号を処理するものであり、時分割された三
色の照明光による画像を一つに複合するいわゆる面順次
式撮像の処理を行う。そして、その処理の結果出力され
る画像信号によって、モニタ50に観察範囲のフルカラ
ーの内視鏡画像が写し出される。
【0025】また、明るさ絞り13を駆動するためのモ
ータ16に対しても、プロセッサ30から制御信号が出
力されて、ライトガイドファイババンドル4に入射する
照明光束を制御する。
【0026】図3はプロセッサ30とその周辺の構成を
示している。固体撮像素子(CCD)3から送られてく
る内視鏡画像信号は、CCDプロセス回路31に入力し
て所定の処理をされ、そのCCDプロセス回路31から
の出力信号に応じて、ライトコントローラ回路32にお
いて絞り13の回転角度(即ち、照明光路に対する明る
さ絞り13の光束遮蔽状態)が決定される。
【0027】そして、その情報は絞りドライバ回路33
に送られて、絞り回転用のモータ16を駆動することに
なる。決定された絞り角度の情報は、変換回路34にも
送られる。
【0028】変換回路34は、画像メモリ35内に赤
(R)、緑(G)、青(B)の三色別に格納された内視
鏡画像を、メモリ36に格納されている変換データにし
たがって変換して、第2の画像メモリ37に格納させる
動作を行う回路である。
【0029】CCDプロセス回路31からの画像信号
は、A/Dコンバータ回路38を経て画像メモリ35内
のR・G・B各メモリに格納される。変換回路34で
は、絞り角度に応じた色変換情報をメモリ36から呼び
出し、R・G・Bの各画像に対して変換情報に基づいて
データの変換が行われる。これによって、内視鏡画像の
色調補正が行われる。
【0030】そして、変換された結果は次の画像メモリ
37から、D/Aコンバータ回路39を経てビデオプロ
セス回路40に送られ、例えばNTSC信号としてモニ
タ50に出力される。
【0031】41は、フィルタディテクタ23からの検
出信号を入力して、CCDドライバ回路3aと画像メモ
リ35等に対して同期信号を出力するタイミングジェネ
レータである。
【0032】なお、プロセッサ30は、図4に示される
ように、変換回路34からの出力信号を直接D/Aコン
バータ回路39以降に伝達する構成にしてもよい。この
方が、第2の画像メモリ37が不要な分だけ、部品コス
トを下げることができる。
【0033】色変換情報は、図5に示されるようなLU
T(ルックアップテーブル)としてメモリ36内に格納
されている。この例では、1枚目のテーブルは画像メモ
リ35上の内視鏡画像の1画素目、2枚目のテーブルは
2画素目…の色変換情報を格納しており、画素総数分だ
け設けられている。
【0034】各テーブルは縦横に区切られていて、縦方
向には対応する絞り角度、横方向には得られたメモリの
値が示される。例えば、絞り角度が2度で、1画素目の
入力レベルが254であった場合、表に従って255を
変換結果として出力する。
【0035】メモリ36には、このようなテーブルがR
・G・B用として全部で3組設けられていて、変換回路
34により、画像メモリ35上の一画素毎に色調補正が
行われる。
【0036】LUTとしては、図6に示されるように、
1枚目のテーブルを絞り角度0度、2枚目を2度…とし
て、縦方向を1画素目、2画素目…とするようなLUT
を用いてもよい(実際のLUTは、配列としてメモリ3
6上に保持される)。
【0037】図7は、この実施例における色調補正処理
のフロー図であり、Sは処理ステップを示す。ここで
は、まず画像メモリ35から画像一枚分のR・G・Bの
画像データを全て入力し(S1,S2)、次いで、ライ
トコントローラ32から絞り13の角度を読み込む(S
3)。
【0038】続いて、メモリ36のLUTから、絞り角
度に対応する変換データを読み込んで(S4)、LUT
のデータに応じた画素値の変換又は演算を行う(S
5)。そして、全画素についてその処理が終了したら
(S6)、その結果を第2の画像メモリ37に出力して
(S7)、次の画像の処理に移る。
【0039】図8は、図7の処理に代わり得る処理例を
示すフロー図であり、画像メモリ35から読み込んだ一
画素の画像データをLUTのデータに応じて変換した
ら、次の一画素の画像データを処理するようにして(S
11〜S14)、全画素についてその処理が終了してか
ら(S15)、その結果を第2の画像メモリ37に出力
して(S16)、次の画像の処理に移るようにしたもの
である。
【0040】ここで、ある色のフィルタを通して照明さ
れて撮像された内視鏡画像上のある一ラインについて考
え、そのラインを、図9に示される四角形の内視鏡画像
に対するラインxとする。
【0041】すると、各画素での強度(またはCCD出
力信号或いは量子化レベル)は、図10の実線で示され
るようなものになる。左右端(xが小さいか大きい時)
では、強度は中央部とくらべて相対的に低下する。また
絞り13の角度によっても、中央部と周辺部の比が変化
する。
【0042】周辺光量の低下など照明光学系及び撮像光
学系の特性を考慮すると、理想的な強度曲線(破線)と
実際の曲線(実線)との誤差を補正分として見込んでや
ればよい。そして、図9のラインxを上から下まで走査
すれば、各画素での補正データが求まり、LUTを作成
することができる。
【0043】なおLUTは、図5及び図6に示したもの
に限らず、図10の曲線(画像上では曲面)の係数とし
て定義することができる。その際、図3に示される変換
回路34において、画素毎に演算が行われることにな
る。また、図10の曲線に代えて、それに近似する図1
1に示されるような直線的変化を用いてもよい。
【0044】次に、第2の実施例について説明をする。
図9に示される照明光の色調変化は、a,b,cで示さ
れる各範囲のように、同心円によって分割される各領域
内では、ほぼ等しく生じると考えることができる。
【0045】そこで、図12に示されるような階段状の
実線で強度曲線を近似することができる。理想的な近似
曲線も階段状に設定すれば、各領域内での補正量を等し
くすることができる。領域分けは円でも多角形でもよ
く、分割数も2以上であれば幾つでもよい。このように
して領域分けを行えば、画素毎にLUTを参照すること
なく色調補正を行うことができるので、処理時間を大幅
に短縮することができる。
【0046】図13及び図14は、この第2の実施例の
色調補正処理のフロー図であり、図15はLUTを示し
ている。これらは、第1の実施例において画素単位で行
ったことを領域単位で行うようにしている点を除いて、
第1の実施例と同様である。したがってその詳細な説明
は省略する。
【0047】次に、本発明の第3の実施例について説明
をする。上述の各実施例においては、1組のLUTを有
するメモリ36によって、絞り13の角度とライトガイ
ドファイババンドル4の特性とにより生じる色変化の補
正を行っている。
【0048】しかし、絞り13の角度はビデオプロセッ
サ付光源装置10側に固有であるが、ライトガイドファ
イババンドル4は内視鏡1側に固有のものである。しか
も、同じビデオプロセッサ付光源装置10に対して複数
種類の内視鏡1を接続することが多い。
【0049】そこでこの実施例においては、絞り13の
角度に依存する色調補正のための第1のLUTをビデオ
プロセッサ付光源装置10側に設けると共に、ライトガ
イドファイババンドル4に依存する色調補正のための第
2のLUTを内視鏡1に設けている。
【0050】図16はそのような電子内視鏡装置を示し
ており、第2のLUTを格納したメモリ136が内視鏡
1側に設けられて、プロセッサ30と接続されるように
なっている。
【0051】図17は、この実施例のプロセッサ30と
その周辺を示しており、第1の実施例の構成に対して第
2のメモリ136が追加されていて、変換回路34に接
続されている。図18は内視鏡側のLUTを例示してい
る。ビデオプロセッサ付光源装置側のLUTは図6と同
じものでよい。
【0052】図19及び図20は、ビデオプロセッサ付
光源装置10側と内視鏡1側の二つのLUTを変換回路
34上で合成して一つのLUTとして扱うようにした処
理フロー図であり、S44とS45において二つのLU
Tから連続してデータを読み込んで、S46においてL
UTを一つに合成している。他は第1の実施例の図7の
処理と同じである。
【0053】また、図21は、一画素毎に入力と変換を
続けて行うようにした場合の処理を示している。なお、
図中において「LCB」はライトガイドファイババンド
ル4を意味する。
【0054】第3の実施例においては、二つのLUTに
よる処理を別々に行ってもよい。そこで、図19と図2
0に示される処理のうち図20に示される処理部分を、
図22に示されるように、S66とS67においてLU
T毎に別々に処理してもよい。また、図21に示される
処理に代えて、図23に示されるように、S75とS7
6において、LUT毎に別々に処理するようにしてもよ
い。また、処理の順序を逆にしてもよい。
【0055】なお、第3の実施例では、LUTを有する
メモリ136を内視鏡1毎に配置したが、これらをビデ
オプロセッサ付光源装置10内に配置して、接続された
内視鏡1に応じてライトガイドファイババンドル4に依
存するLUTを選択して使用するようにしても良い。ま
た、LUTの選択は、内視鏡1からの識別信号などに基
づいて自動的に行うようにしてもよく、使用者が選択す
るようにしてもよい。
【0056】図24と図25は、本発明の第4の実施例
の構成を示しており、光源ランプ11からライトガイド
ファイババンドル4に入射される照明光の光束(明る
さ)の調整を、光源電源17から光源ランプ11に印加
される電圧を変えて、光源ランプ11自体の発光の明る
さを変えることによって行うようにしたものである。
【0057】したがって、この実施例の場合には、可動
絞り13及びそれを回転させるためのモータ16は設け
られておらず、光源電源17から光源ランプ11への印
加電圧を変えるための制御信号が、プロセッサ30の光
源電源ドライバ42から光源電源17に対して出力され
る。
【0058】第4の実施例のその他の部分の構成は第1
の実施例と同じであり、色調補正を行うために図5及び
図6に示されるのと同様のLUT(ルックアップテーブ
ル)を用いることができる。ただし、そのLUT中で
は、絞り角度の代わりに光源電源17の電圧値が用いら
れる。
【0059】また第4の実施例のプロセッサ30による
制御処理は、図26に示されるように、ライトコントロ
ーラ32から読み込まれるのが光源電源17から光源ラ
ンプ11への印加電圧に対応する変換データである(S
83)点が図7のS3と相違する以外、図7に示される
第1の実施例の制御処理と同じである。
【0060】なお、上記各実施例におけるメモリ36,
136内のLUTに記録されている色変換情報は、メン
テナンスなどの際に校正して書き換えが可能であるよう
に設置する。
【0061】また、各種内視鏡に対応する色変換情報を
有するようにしたビデオプロセッサ付光源装置10で
は、新たな内視鏡が開発された際にLUTのデータを書
き加えることができるようにしておく。
【0062】
【発明の効果】本発明の電子内視鏡装置によれば、固体
撮像素子から出力されてプロセッサで処理される内視鏡
画像が複数部分に分割されて、ライトガイドに供給され
る照明光の光束を制御する光束制御手段の制御状態に対
応して画像の各部分別に色調補正が行われるので、光束
制御手段の状態変化に影響されることなく、内視鏡画像
の全範囲において良好な色再現性を得ることができる。
【0063】そして、さらに色調補正を内視鏡の種類に
も対応させることにより、使用される内視鏡の種類が変
わっても、それに影響されることなく、内視鏡画像の全
範囲において良好な色再現性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の電子内視鏡装置の構成略示図で
ある。
【図2】明るさ絞りの斜視図である。
【図3】第1の実施例のプロセッサ周辺の構成略示図で
ある。
【図4】第1の実施例のプロセッサ周辺の他の例の構成
略示図である。
【図5】第1の実施例のルックアップテーブルの略示図
である。
【図6】第1の実施例のルックアップテーブルの略示図
である。
【図7】第1の実施例の色調補正処理フロー図である。
【図8】第1の実施例の色調補正処理フロー図である。
【図9】内視鏡画像の明るさ分布を説明するための略示
図である。
【図10】第1の実施例の補正特性線図である。
【図11】第1の実施例の補正特性線図である。
【図12】第2の実施例の補正特性線図である。
【図13】第2の実施例の色調補正処理フロー図であ
る。
【図14】第2の実施例の色調補正処理フロー図であ
る。
【図15】第2の実施例のルックアップテーブルの略示
図である。
【図16】第3の実施例の電子内視鏡装置の構成略示図
である。
【図17】第3の実施例のプロセッサ周辺の構成略示図
である。
【図18】第3の実施例のルックアップテーブルの略示
図である。
【図19】第3の実施例の色調補正処理フロー図であ
る。
【図20】第3の実施例の色調補正処理フロー図であ
る。
【図21】第3の実施例の色調補正処理フロー図であ
る。
【図22】第3の実施例の色調補正処理フロー図であ
る。
【図23】第3の実施例の色調補正処理フロー図であ
る。
【図24】第4の実施例の電子内視鏡装置の構成略示図
である。
【図25】第4の実施例のプロセッサ周辺の構成略示図
である。
【図26】第4の実施例の色調補正処理フロー図であ
る。
【符号の説明】
1 内視鏡 3 固体撮像素子 4 ライトガイドファイババンドル 10 ビデオプロセッサ付光源装置 11 光源ランプ 13 明るさ絞り 16 モータ 17 光源電源 30 プロセッサ 34 変換回路 36 メモリ 136 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−41432(JP,A) 特開 昭61−179129(JP,A) 特開 昭62−175090(JP,A) 特開 平2−181591(JP,A) 特開 平2−213817(JP,A) 特開 平5−130973(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から出射された照射光を伝達して内視
    鏡の観察範囲を照明するためのライトガイドと、 上記光源から上記ライトガイドに供給される照明光の光
    束を制御するための光束制御手段と、 上記観察範囲の内視鏡画像を撮像するための固体撮像素
    子と、 上記固体撮像素子から出力された内視鏡画像信号を処理
    するためのプロセッサと、 上記プロセッサにより処理される内視鏡画像を複数部分
    に分割し、上記光束制御手段の制御状態に対応して、上
    記の各部分別に色調補正を行う色調補正手段とを設けた
    ことを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 【請求項2】上記光束制御手段が、上記光源とライトガ
    イドとの間の照明光路中に照明光線束の遮蔽面積を変化
    させることができるように設けられた明るさ絞りである
    請求項1記載の電子内視鏡装置。
  3. 【請求項3】上記光束制御手段が、上記光源に印加され
    る電圧を変化させることができるように設けられた光源
    駆動回路である請求項1記載の電子内視鏡装置。
  4. 【請求項4】上記色調補正手段が、さらに内視鏡の種類
    に対応した色調補正を行う請求項1、2又は3記載の電
    子内視鏡装置。
  5. 【請求項5】上記色調補正手段は、上記内視鏡画像を一
    画素単位に分割して、各画素毎に色調補正を行う請求項
    1、2、3又は4記載の電子内視鏡装置。
  6. 【請求項6】上記色調補正手段は、上記内視鏡画像を同
    心円又は同心の多角形によって複数部分に分割して、そ
    の各部分毎に色調補正を行う請求項1、2、3又は4記
    載の電子内視鏡装置。
JP31029594A 1993-12-24 1994-12-14 電子内視鏡装置 Expired - Fee Related JP3406715B2 (ja)

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