JP3406713B2 - 身体用洗浄剤組成物 - Google Patents

身体用洗浄剤組成物

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JP3406713B2 JP30487594A JP30487594A JP3406713B2 JP 3406713 B2 JP3406713 B2 JP 3406713B2 JP 30487594 A JP30487594 A JP 30487594A JP 30487594 A JP30487594 A JP 30487594A JP 3406713 B2 JP3406713 B2 JP 3406713B2
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範治 桐井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は頭髪や皮膚等に対して低
刺激性で、優れた起泡性、洗浄性を有し、且つ使用時、
すすぎ時及び乾燥時に指通りやすべりが良く、しっとり
としてぱさつかない良好な感触を与える身体用洗浄剤組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、頭髪や皮膚等に使用される身体用
洗浄剤の洗浄剤主成分は、起泡性や洗浄性に優れている
ことが当然に要求される他に、安全性、皮膚や眼粘膜等
に対する低刺激性に優れていることが要求される。
【0003】一般に洗浄剤の主成分として使用されてい
るアニオン性界面活性剤(石鹸、直鎖アルキルベンゼン
スルホン酸塩(LAS)、アルキル硫酸エステル塩(A
S)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩(AES)、α−オレフィンスルホン酸塩(AO
S)等)は洗浄性・起泡性は良好であるが、反面いずれ
も眼、皮膚に対して若干刺激があり、改善する余地があ
る。一方、低刺激性活性剤として提案されているモノア
ルキルリン酸塩やN−アシルグルタミン酸塩、N−アシ
ル−N−アルキル−β−アラニン塩、N−アシル−N−
アルキルグリシン塩などのN−アシルアミノ酸塩類は、
刺激性は低いものの耐硬水性、起泡性、洗浄性といった
洗浄剤本来の性能に劣るという欠点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、頭髪や皮膚等に対して低刺激性であり、且つ洗浄
性、起泡性に優れるという両者を兼ね備えた洗浄剤主成
分を含有し、頭髪や皮膚等に対して指通りやすべりが良
く、なめらかでひっかからない良好な感触が得られる身
体用洗浄剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者は鋭意検討を行った結果、後記一般式(1)で表
わされる2−ヒドロキシプロパンジアミン誘導体、その
塩又はその4級化物、後記一般式(3)で表わされるア
ミド化合物及び後記一般式(4)で表わされるアミン誘
導体から選ばれる界面活性剤と特定の水溶性ポリマーを
組み合わせて用いれば、頭髪や皮膚等に対して低刺激性
で、優れた起泡性及び洗浄性を有し、且つ使用時、すす
ぎ時及び乾燥時に指通りやすべりが良く、なめらかでひ
っかからない良好な感触を与える洗浄剤が得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)(a)下記一般式(1);
【0007】
【化5】
【0008】〔式中、R1 及びR2 は同一又は異なって
炭素数6〜36の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケ
ニル基を示し、Xはヒドロキシル基、スルホン酸基又は
カルボキシル基で置換していてもよい炭素数1〜6のア
ルキレン又はアルケニレン基を示し、Y1 はスルホン酸
基、硫酸残基もしくはカルボキシル基又はその塩を示
し、Y2 はヒドロキシル基、硫酸残基もしくはその塩又
は下記式(2);
【0009】
【化6】
【0010】で表わされる基を示し、nは0又は1を示
す。〕で表わされる2−ヒドロキシプロパンジアミン誘
導体、その塩又はその4級化物、(b)下記一般式
(3);
【0011】
【化7】
【0012】〔式中、X、Y1 及びY2 は上記と同様の
意味を示し、R3 及びR4 は同一又は異なって、ヒドロ
キシル基で置換していてもよい炭素数1〜24の直鎖又
は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、Zはアス
パラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、イ
ソロイシン、グリシン、グルタミン、グルタミン酸、シ
スチン、システイン、セリン、チロシン、トリプトファ
ン、トレオニン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシプロ
リン、ヒドロキシリシン、フェニルアラニン、プロリ
ン、メチオニン、リシン、ロイシン、β−アラニン、タ
ウリン、α−アミノ酪酸、イソセリン、オルニチン、グ
ルタチオン、グリシルグリシン、γ−アミノ酪酸、ε−
アミノカプロン酸、シトルリン又はそれらの塩から1つ
のアミノ基を除いた基を示す。〕で表わされるアミド化
合物、及び (c)下記一般式(4);
【0013】
【化8】
【0014】〔式中、R3 、R4 及びZは上記と同様の
意味を示し、Aはヒドロキシル基で置換していてもよい
炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、
3 はカルボキシル基又はスルホン酸基を示す。〕で表
わされるアミン誘導体、から選ばれる界面活性剤の1種
又は2種以上、 (B)非イオン性ポリマー、陰イオン性ポリマー及び両
性ポリマーから選ばれる水溶性ポリマーの1種又は2種
以上を含有する身体用洗浄剤組成物を提供するものであ
る。
【0015】本発明で用いられる成分(A)は洗浄活性
成分として用いられるものである。成分(A)のうち
(a)2−ヒドロキシプロパンジアミン誘導体、その塩
又はその4級化物は前記一般式(1)で表わされるもの
であり、式(1)中、R1 及びR2 で示される炭素数6
〜36の直鎖又は分岐鎖のアルキル基としては、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、
ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシ
ル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル
基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基、ヘ
ンエイコシル基、ドコシル基、トリコシル基、テトラコ
シル基などの直鎖アルキル基及びこれらの分岐鎖アルキ
ル基を挙げることができる。また、炭素数6〜36の直
鎖又は分岐鎖のアルケニル基としては、ヘキセニル基、
ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル
基、ドデセニル基、ウンデセニル基、トリデセニル基、
テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル
基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基、ノナデセニ
ル基、エイコセニル基、ヘンエイコセニル基、ドコセニ
ル基、トリコセニル基、テトラコセニル基などの直鎖ア
ルケニル基及びこれらの分岐鎖アルケニル基を挙げるこ
とができる。R1 及びR2 としては、これらのなかでも
炭素数6〜24のアルキル基又はアルケニル基が、特に
炭素数6〜24のアルキル基が、更には炭素数6〜18
のアルキル基が好ましい。
【0016】式(1)中、Xで示される炭素数1〜6の
アルキレン又はアルケニレン基としては、例えばメチレ
ン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン
基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、メチルエチ
レン基、エチルエチレン基、エテニレン基、プロペニレ
ン基、ブテニレン基、ペンテニレン基、ヘキセニレン基
等が挙げられる。このうち炭素数1〜4のものが好まし
く、炭素数1〜3のものがより好ましく、メチレン基、
エチレン基、トリメチレン基、エテニレン基が特に好ま
しい。
【0017】これらのアルキレン又はアルケニレン基に
は、ヒドロキシル基(-OH)、スルホン酸基(-SO3H)又は
カルボキシル基(-COOH)が置換し得る(ただし、後述
するX1はヒドロキシル基又はカルボキシル基が置換し
得る)が、これらの置換基は1種又は2種以上を組み合
わせて1〜4個置換していてもよい。
【0018】ヒドロキシル置換アルキレン又はアルケニ
レン基としては、1−ヒドロキシエチレン基、2−ヒド
ロキシエチレン基、1,2−ジヒドロキシエチレン基、
1−ヒドロキシトリメチレン基、2−ヒドロキシトリメ
チレン基、3−ヒドロキシトリメチレン基、1,2−ジ
ヒドロキシトリメチレン基、1,3−ジヒドロキシトリ
メチレン基、1,2,3−トリヒドロキシトリメチレン
基、1−ヒドロキシテトラメチレン基、2−ヒドロキシ
テトラメチレン基、3−ヒドロキシテトラメチレン基、
4−ヒドロキシテトラメチレン基、1,2−ジヒドロキ
シテトラメチレン基、1,3−ジヒドロキシテトラメチ
レン基、1,4−ジヒドロキシテトラメチレン基、2,
3−ジヒドロキシテトラメチレン基、2,4−ジヒドロ
キシテトラメチレン基、3,4−ジヒドロキシテトラメ
チレン基、1,2,3−トリヒドロキシテトラメチレン
基、2,3,4−トリヒドロキシテトラメチレン基、
1,3,4−トリヒドロキシテトラメチレン基、1,
2,3,4−テトラヒドロキシテトラメチレン基等が挙
げられるが、このうち1,2−ジヒドロキシエチレン
基、1−ヒドロキシエチレン基、2−ヒドロキシエチレ
ン基、2−ヒドロキシトリメチレン基が特に好ましい。
【0019】スルホン酸基置換アルキレン又はアルケニ
レン基としては、1−スルホエチレン基、2−スルホエ
チレン基、1−スルホトリメチレン基、2−スルホトリ
メチレン基、3−スルホトリメチレン基、1−スルホテ
トラメチレン基、2−スルホテトラメチレン基、3−ス
ルホテトラメチレン基、4−スルホテトラメチレン基、
1,3−ジスルホテトラメチレン基、1,4−ジスルホ
テトラメチレン基、2,3−ジスルホテトラメチレン
基、2,4−ジスルホテトラメチレン基等が挙げられる
が、このうち特に1−スルホエチレン基、2−スルホエ
チレン基が特に好ましい。
【0020】カルボキシル基が置換したアルキレン又は
アルケニレン基としては、1−カルボキシエチレン基、
2−カルボキシエチレン基、1−カルボキシトリメチレ
ン基、2−カルボキシトリメチレン基、3−カルボキシ
トリメチレン基、1−カルボキシテトラメチレン基等が
挙げられる。
【0021】ヒドロキシル基及びカルボキシル基が置換
したアルキレン又はアルケニレン基としては、2−カル
ボキシ−1−ヒドロキシトリメチレン基、2−カルボキ
シ−1,3−ジヒドロキシトリメチレン基、2−カルボ
キシ−2−ヒドロキシトリメチレン基、3−カルボキシ
−2,4−ジヒドロキシテトラメチレン基等を挙げるこ
とができる。これらのなかでも2−カルボキシ−2−ヒ
ドロキシトリメチレン基が好ましい。
【0022】ヒドロキシル基及びスルホン酸基が置換し
たアルキレン又はアルケニレン基としては、1−ヒドロ
キシ−2−スルホエチレン基、2−ヒドロキシ−1−ス
ルホエチレン基、1−ヒドロキシ−2−スルホトリメチ
レン基、1−ヒドロキシ−3−スルホトリメチレン基、
2−ヒドロキシ−1−スルホトリメチレン基、2−ヒド
ロキシ−3−スルホトリメチレン基、1,2−ジヒドロ
キシ−3−スルホトリメチレン基、1,3−ジヒドロキ
シ−2−スルホトリメチレン基、1−ヒドロキシ−2−
スルホテトラメチレン基、1−ヒドロキシ−4−スルホ
テトラメチレン基、2−ヒドロキシ−4−スルホテトラ
メチレン基、3−ヒドロキシ−4−スルホテトラメチレ
ン基等が挙げられる。
【0023】上記一般式(1)で表わされる化合物は、
スルホン酸基(-SO3H)、硫酸残基(-OSO3H)又はカル
ボキシル基(-COOH)を有するので種々の塩基性物質と
の間に塩を形成し得る。例えばアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、アミン塩、塩基性アミノ酸塩、アンモニ
ウム塩等を挙げることができる。具体的には、ナトリウ
ム、カリウム、リチウム、マグネシウム、カルシウム、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミ
ン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、リジン、アルギニン、コリン、アン
モニア等との塩を挙げることができ、これらのなかでも
アルカリ金属塩、特にナトリウム塩が好ましい。なお、
化合物(1)は、第3級アミノ基を有するので、プロト
ンが第3級アミノ基の窒素原子上に配位して当該第3級
アミノ基がアンモニウムカチオンとなり、スルホン酸
基、硫酸残基又はカルボキシル基がスルホン酸アニオ
ン、硫酸アニオン又はカルボキシアニオンとなった4級
塩構造をとっていることもある。
【0024】また、化合物(1)は、必要により第4級
化物とすることもでき、具体的には式(1)中の2個の
窒素原子が第4級化された化合物(1f)が挙げられ
る。
【0025】
【化9】
【0026】〔式中、R1 、R2 、X、Y1 及びY2
前記と同様の意味を示し、R1′及びR2′はスルホン酸
基、カルボキシル基もしくはヒドロキシル基が置換して
もよい炭素数1〜6のアルキル又はアルケニル基、ベン
ジル基又は-(R5O)mH(ここでR5 は炭素数2〜4のアル
キレン基を、mは1〜50の数を示す)を示す〕
【0027】ここで、ヒドロキシル基、カルボキシル
基、スルホン酸基が置換していてもよい炭素数1〜6の
アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキ
シル基、ヒドロキシエチル基、1,2−ジヒドロキシプ
ロピル基、カルボキシメチル基、2−ヒドロキシ−3−
スルホプロピル基等が挙げられる。基-(R5O)mHで示され
る基としては、具体的には、ポリオキシエチレン基、ポ
リオキシプロピレン基等が例示され、就中m=1〜20
のものが好ましい。なお、化合物(1)の第4級化物
は、式(1)中のnが0の場合に存在し得るものであ
る。
【0028】化合物(1)は、例えば次の反応a〜反応
dに従って製造される。
【0029】
【化10】
【0030】〔式中、A1 及びA2 はハロゲン原子を示
し、X1 はヒドロキシル基又はカルボキシル基が置換し
ていてもよい炭素数1〜6のアルキレン又はアルケニレ
ン基を示し、Y4 はスルホン酸基又はカルボキシル基を
示し、R1 及びR2 は前記と同じ〕
【0031】すなわち、2つのアミン((5)及び
(6))とエピハロヒドリン(7)との反応により得ら
れるアミン誘導体(8)に、化合物(9)又はその塩を
反応させれば化合物(1a)が製造される。
【0032】2つのアミンとエピハロヒドリンとの反応
は、例えば米国特許第3017258号又は同第365
4158号に従って行えばよい。
【0033】アミン誘導体(8)と化合物(9)又はそ
の塩との反応は、例えば不活性溶媒の存在下20〜15
0℃、好ましくは40〜100℃で、アミン誘導体
(8)に対し、1〜10倍モル、好ましくは2〜5倍モ
ルの化合物(9)又はその塩を反応させることによって
行われる。ここで化合物(9)のA2 で示されるハロゲ
ン原子としては、例えば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子が挙げられ、このうち塩素原子がより好ましい。化合
物(9)又はその塩の具体例としては、クロロ酢酸ナト
リウム、3−クロロ−2−ヒドロキシプロパンスルホン
酸ナトリウム、3−クロロプロピオン酸ナトリウム、4
−クロロ−n−酪酸ナトリウム等が挙げられ、このうち
クロロ酢酸ナトリウム、3−クロロ−2−ヒドロキシプ
ロパンスルホン酸ナトリウムがより好ましい。また、こ
こで用いる不活性溶媒としては、例えば、水、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒等が挙げら
れ、これらは1種又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができるが、就中、水、低級アルコール又は水と低級
アルコールの混合溶媒が好ましい。
【0034】なお、本反応においてアミン誘導体(8)
に対して化合物(9)を過剰に使用すると下記の第4級
化物(1f′)が生成する。
【0035】
【化11】
【0036】〔式中、R1 、R2 、X1 及びY4 は前記
と同じ〕
【0037】この反応終了後、反応混合物中には目的と
する化合物(1a)の他、無機塩、未反応のアミン誘導
体(8)、アミン誘導体(8)に化合物(9)が1モル
付加した化合物及び未反応の化合物(9)が含まれてい
る場合がある。この際には、反応混合物をそのまま使用
できる場合を除き、次の方法により精製することができ
る。精製方法は、例えば溶媒分別法、イオン交換クロマ
トグラフィー法、再結晶法、電気透析法等の常法を採用
できる。また、得られた目的物は遊離塩基として単離し
てもよいが、所望の塩基物質で中和する等の通常の手段
により塩交換を行い、所望の塩の形態で単離してもよ
い。
【0038】
【化12】
【0039】〔式中、R6 及びR7 は同一又は異なっ
て、水素原子、ヒドロキシル基又はカルボキシル基が置
換していてもよいアルキル基又はアルケニル基を示し、
2′はヒドロキシル基又は硫酸残基を示し、R1 、R
2 及びX1 は前記と同じ〕
【0040】すなわち、アミン誘導体(8)にエポキシ
化合物(10)を反応させ、得られるアミノアルコール
(11)に硫酸エステル化剤(12)を反応させ、所望
により塩基性物質で中和することにより、化合物(1
b)が製造される。
【0041】アミン誘導体(8)とエポキシ化合物(1
0)との反応は、例えば不活性溶媒中、好ましくは10
0〜200℃、特に好ましくは130〜180℃で、ア
ミン誘導体(8)に対して、エポキシ化合物(10)を
2〜5倍モル反応させることにより行うのが好ましい。
この反応で使用する不活性溶媒としては、非プロトン性
の溶媒であれば特に制限されるものではないが、価格や
溶解性の点を考慮すると、低級炭化水素類、芳香族炭化
水素類、エーテル類、ハロ炭化水素類などが好ましい。
また、この反応は、エポキシ化合物(10)及び使用し
た不活性溶媒の沸点を考慮して、オートクレーブなどの
耐圧容器内で行うことが好ましい。エポキシ化合物(1
0)としては、安価であることからエチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシドが好ましく、特
にエチレンオキシドが好ましい。
【0042】次に、このようにして得られたアミノアル
コール(11)とClSO3HやSO3等の硫酸エステル化剤
(12)との反応は、不活性溶媒中又は無溶媒で、−7
5℃〜150℃の温度範囲で行うのが好ましい。ClSO3H
やSO3の使用量は、アミノアルコール(11)に対して
1〜3倍モルであるのが好ましい。また、この反応終了
後、必要に応じて行う中和反応では、目的とする中和度
に応じて所望量の水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウ
ム、アンモニア、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、アルカノールアミン(モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン等)、リジン、アルギニン、コリンなどの塩基物
質、好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
アルカリ金属の水酸化物を反応させることにより行うこ
とができる。
【0043】なお、上記反応中、アミン誘導体(8)と
エポキシ化合物(10)との反応においては、少量の次
式;
【0044】
【化13】
【0045】〔式中、R1 、R2 及びX1 は前記と同
じ〕で表わされる化合物が副生し、更にアミノアルコー
ル(11)と硫酸エステル化剤(12)との反応におい
ては、次式;
【0046】
【化14】
【0047】〔式中、R1 、R2 、X1 及びY2′は前
記と同じ〕で表わされる化合物が副生する場合がある。
この反応生成物はそのまま各種の用途に使用することも
できるが、より高純度のものが必要な場合には、通常の
方法、例えば再結晶、カラムクロマトグラフィー、蒸留
等により精製して用いることもできる。
【0048】
【化15】
【0049】〔式中、R8 は水素原子又は置換基を有し
ていてもよいアルキル基を示し、R1、R2 、X1 及び
2′は前記と同じ〕
【0050】すなわち、アミン誘導体(8)にラクトン
類又はオキシカルボン酸類を反応させ、得られるアミド
アルコール(13)に硫酸エステル化剤(12)を反応
させ、所望により塩基性物質で中和することにより化合
物(1c)が製造される。
【0051】アミン誘導体(8)とラクトン類又はオキ
シカルボン酸類との反応は、例えば不活性溶媒中又は無
溶媒で、好ましくは20〜180℃、特に好ましくは4
0〜150℃で、アミン誘導体(8)に対して、ラクト
ン類又はオキシカルボン酸類を2〜5倍モル反応させる
ことにより行うのが好ましい。この反応で使用する不活
性溶媒としては、非プロトン性の溶媒であれば特に制限
されるものではないが、価格や溶解性の点を考慮する
と、低級炭化水素類、芳香族炭化水素類、エーテル類、
ハロ炭化水素類等が好ましい。この反応に用いるラクト
ン類及びオキシカルボン酸類としては、安価であること
から、γ−ラクトン、δ−ラクトン、グリコール酸、乳
酸、α−ヒドロキシ酸及びこれらのメチルエステル、エ
チルエステルなどが好ましい。
【0052】このようにして得られたアミドアルコール
(13)とClSO3HやSO3等の硫酸エステル化剤(12)
との反応は、不活性溶媒中又は無溶媒で、−75℃〜1
50℃の温度範囲で行うのが好ましい。ClSO3HやSO3
使用量は、アミドアルコール(13)に対して1〜3倍
モルであるのが好ましい。また、この反応終了後、必要
に応じて行う中和反応は、前記反応bの場合と同様に行
うことができる。
【0053】なお、上記反応中、アミン誘導体(8)と
ラクトン類又はオキシカルボン酸類との反応において
は、少量の次式;
【0054】
【化16】
【0055】〔式中、R1 、R2 及びX1 は前記と同
じ〕で表わされる化合物が副生し、更にアミドアルコー
ル(13)と硫酸エステル化剤との反応においては、次
式;
【0056】
【化17】
【0057】〔式中、R1 、R2 、X1 及びY2′は前
記と同じ〕で表わされる化合物が副生する場合がある。
この反応生成物はそのまま各種の用途に使用することも
できるが、より高純度のものが必要な場合には、通常の
方法、例えば再結晶、カラムクロマトグラフィー、蒸留
等により精製して用いることもできる。
【0058】
【化18】
【0059】〔式中、R9 及びR10は水素原子、置換基
を有していてもよいアルキル基又はアルケニル基を示
し、X2 はヒドロキシル基又はカルボキシル基が置換し
ていてもよくスルホン酸基が置換している炭素数1〜6
のアルキレン基を示し、Y2″はヒドロキシル基又は下
記式(14);
【0060】
【化19】
【0061】で表わされる基を示し、R1 、R2 及びX
1 は前記と同じ〕
【0062】すなわち、アミン誘導体(8)に酸無水
物、ジカルボン酸又はそのエステルを反応させ、エステ
ルを用いた場合は更に加水分解し、必要に応じて塩基性
物質で中和することにより、化合物(1d)を製造する
ことができる。また、得られた化合物(1d)のX1
に-CH=CH-がある場合には、これにSO3、亜硫酸ナトリウ
ム、亜硫酸水素ナトリウム等のスルホン化剤を反応さ
せ、必要に応じて塩基性物質で中和することにより化合
物(1d)′が製造される。
【0063】アミン誘導体(8)と酸無水物との反応
は、例えば無水不活性溶媒の存在下、20〜150℃、
好ましくは40〜100℃で、アミン誘導体(8)に対
して、好ましくは1.0〜5.0倍モルの酸無水物を反
応させることにより行うのが好ましい。ここで用いられ
る無水不活性溶媒としては、例えばエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ベンゼン、ピリジン等が挙げられる。この
反応においてはアミン誘導体(8)のヒドロキシル基と
酸無水物が反応し、式(1d)においてY2″が上記式
(14)で示す基である化合物が得られる。
【0064】また、アミン誘導体(8)とジカルボン酸
又はそのエステルとの反応は、例えば、不活性溶媒中、
40〜180℃、好ましくは80〜150℃で、アミン
誘導体(8)に対して、好ましくは2.0〜5.0倍モ
ルのジカルボン酸又はそのエステルを反応させることに
より行うのが好ましい。この反応は、生成してくるアル
コール又は水を除去しながら行うのが好ましい。この反
応で用いる不活性溶媒としては、ヘキサン、ベンゼン、
トルエン、キシレン等を挙げることができる。
【0065】なお、ジカルボン酸エステルにおいて、式
中、R9 及びR10で示されるアルキル基又はアルケニル
基としては、炭素数1〜5のものを挙げることができる
が、これらのなかでも、メチル基、エチル基が好まし
い。
【0066】なお、ここでジカルボン酸エステルを用い
た場合には、一般式(16)で表わされる製造中間体が
得られることになり、次いでこれを例えば含水アルコー
ル中、酸又は塩基触媒下、加水分解することが必要とな
る。
【0067】
【化20】
【0068】〔式中、R11及びR12はR9 又はR10に対
応するアルキル又はアルケニル基を示し、R1 、R2
びX1 は前記と同じ〕
【0069】また、X1 中に-CH=CH-を有する化合物
(1d)とSO3、亜硫酸ナトリウムや亜硫酸水素ナトリ
ウム等のスルホン化剤との反応は、例えば、水中におい
て、30〜100℃、好ましくは40〜80℃で、化合
物(1d)に対して1.0〜6.0倍モル、好ましくは
2.0〜5.0倍モルのSO3、亜硫酸ナトリウムや亜硫
酸水素ナトリウムを、pH4.0〜11.0、好ましくは
5.0〜8.0で反応させることにより行うのが好まし
い。
【0070】得られた化合物(1d)及び(1d)′の
中和反応は前記反応bと同様にして行うことができる。
また、これらの反応においては、前記反応b及び反応c
と同様に一方のアミノ基のみがアミド化された化合物等
が副生するが、反応生成物はそのまま各種の用途に使用
することもできる。しかし、より高純度のものが必要な
場合には、通常の方法、例えば再結晶、カラムクロマト
グラフィー、電気透析等により精製して用いることもで
きる。
【0071】一般式(1)において、n=0の場合に
は、これに4級化剤を反応させることにより、化合物
(1)中の2個の窒素原子が第4級化された化合物(1
f)が得られる。4級化剤としては、スルホン酸基、カ
ルボキシル基もしくはヒドロキシル基が置換していても
よい炭素数1〜6のアルキル(アルケニル)ハライド、
ベンジルハライド、アルキレンオキサイド又はその塩等
が挙げられる。このうち、アルキルハライドがより好ま
しい。ここでアルキル基としてはメチル基、エチル基、
n−プロピル基、n−ブチル基、イソプロピル基等が挙
げられ、ハロゲンとしては塩素、臭素、ヨウ素が挙げら
れる。このうちメチルクロライドが特に好ましい。
【0072】このようにして製造される化合物(1)の
具体例としては、次のものが挙げられる。
【0073】
【化21】
【0074】
【化22】
【0075】
【化23】
【0076】成分(A)のうちアニオン界面活性剤とし
ての(b)アミド化合物は、前記一般式(3)で表わさ
れるものであり、式中、X、Y1 及びY2 は式(1)と
同様の意味を示す。R3 及びR4 で示されるヒドロキシ
ル基で置換していてもよい炭素数1〜24の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基及びアルケニル基の具体例としては、
以下のものを挙げることができる。
【0077】直鎖アルキル基としては、例えばメチル、
エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサ
デシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、エ
イコシル、ヘンエイコシル、ドコシル、トリコシル、テ
トラコシルなどの基を挙げることができ、分岐鎖アルキ
ル基としては、例えばメチルヘキシル、エチルヘキシ
ル、メチルヘプチル、エチルヘプチル、メチルノニル、
メチルウンデシル、メチルヘプタデシル、ヘキシルデシ
ル、オクチルデシルなどの基を挙げることができる。
【0078】直鎖アルケニル基としては、例えばエテニ
ル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、
ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデ
セニル、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、
ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オ
クタデセニル、ノナデセニル、エイコセニル、ヘンエイ
コセニル、ドコセニル、トリコセニル、テトラコセニル
などの基を挙げることができ、分岐鎖アルケニル基とし
ては、例えばメチルヘキセニル、エチルヘキセニル、メ
チルヘプテニル、エチルヘプテニル、メチルノネニル、
メチルウンデセニル、メチルヘプタデセニル、ヘキシル
デセニル、オクチルデセニルなどの基を挙げることがで
きる。
【0079】ヒドロキシル基で置換された直鎖又は分岐
鎖のアルキル基としては、ヒドロキシル基の置換位置は
特に限定されず、例えばヒドロキシメチル、ヒドロキシ
エチル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチル、ヒド
ロキシペンチル、ヒドロキシヘキシル、ヒドロキシヘプ
チル、ヒドロキシオクチル、ヒドロキシノニル、ヒドロ
キシデシル、ヒドロキシウンデシル、ヒドロキシドデシ
ル、ヒドロキシトリデシル、ヒドロキシテトラデシル、
ヒドロキシペンタデシル、ヒドロキシヘキサデシル、ヒ
ドロキシヘプタデシル、ヒドロキシオクタデシル、ヒド
ロキシノナデシル、ヒドロキシエイコシル、ヒドロキシ
ヘンエイコシル、ヒドロキシドコシル、ヒドロキシトリ
コシル、ヒドロキシテトラコシル、ヒドロキシメチルヘ
キシル、ヒドロキシエチルヘキシル、ヒドロキシメチル
ヘプチル、ヒドロキシエチルヘプチル、ヒドロキシメチ
ルノニル、ヒドロキシメチルウンデシル、ヒドロキシメ
チルヘプタデシル、ヒドロキシヘキシルデシル、ヒドロ
キシオクチルデシルブチルなどの基を挙げることができ
る。
【0080】ヒドロキシル基で置換された直鎖又は分岐
鎖のアルケニル基としては、ヒドロキシル基の置換位置
は特に限定されず、例えばヒドロキシエテニル、ヒドロ
キシプロペニル、ヒドロキシブテニル、ヒドロキシペン
テニル、ヒドロキシヘキセニル、ヒドロキシヘプテニ
ル、ヒドロキシオクテニル、ヒドロキシノネニル、ヒド
ロキシデセニル、ヒドロキシウンデセニル、ヒドロキシ
ドデセニル、ヒドロキシトリデセニル、ヒドロキシテト
ラデセニル、ヒドロキシペンタデセニル、ヒドロキシヘ
キサデセニル、ヒドロキシヘプタデセニル、ヒドロキシ
オクタデセニル、ヒドロキシノナデセニル、ヒドロキシ
エイコセニル、ヒドロキシヘンエイコセニル、ヒドロキ
シドコセニル、ヒドロキシトリコセニル、ヒドロキシテ
トラコセニル、ヒドロキシメチルヘキセニル、ヒドロキ
シエチルヘキセニル、ヒドロキシメチルヘプテニル、ヒ
ドロキシエチルヘプテニル、ヒドロキシメチルノネニ
ル、ヒドロキシメチルウンデセニル、ヒドロキシメチル
ヘプタデセニル、ヒドロキシヘキシルデセニル、ヒドロ
キシオクチルデセニルなどの基を挙げることができる。
【0081】R3 及びR4 としては、これらの中で直鎖
又は分岐鎖の炭素数6〜24のアルキル基又はアルケニ
ル基が好ましく、特に炭素数6〜12のアルキル基が好
ましい。
【0082】
【0083】Zとしては、タンパク質を構成するアミノ
(アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギ
ニン、イソロイシン、グリシン、グルタミン、グルタミ
ン酸、シスチン、システイン、セリン、チロシン、トリ
プトファン、トレオニン、バリン、ヒスチジン、ヒドロ
キシプロリン、ヒドロキシリシン、フェニルアラニン、
プロリン、メチオニン、リシン、ロイシン)、β−アラ
ニン、タウリン又はそれらの塩から1つのアミノ基を除
いた基が好ましく、特にタウリン又はその塩からアミノ
基を除いた基が好ましい。
【0084】式(3)のアミド化合物は、例えば次の反
応e〜反応gに従って製造することができる。
【0085】
【化24】
【0086】〔式中、R3 、R4 、Z及びY2′は前記
と同じ意味を示し、R3′は水素原子又は炭素数1〜4
の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基を示し、X1′はヒ
ドロキシル基が置換していてもよい直鎖もしくは分岐鎖
の炭素数1〜6のアルキレン基又はアルケニレン基を示
す。〕
【0087】すなわち、アミン誘導体(18)にラクト
ン類(19)又はオキシカルボン酸類(20)を反応さ
せ、得られるアミドアルコール(17)に硫酸エステル
化剤を反応させ、所望により塩基性物質で中和すること
により、化合物(3e)又はその塩が製造される。
【0088】アミン誘導体(18)とラクトン類(1
9)又はオキシカルボン酸類(20)との反応は、例え
ば不活性溶媒中又は無溶媒で、好ましくは20〜180
℃、特に好ましくは40〜150℃で、アミン誘導体
(18)に対して、ラクトン類(19)又はオキシカル
ボン酸類(20)を2〜5倍モル反応させることにより
行うのが好ましい。この反応で使用する不活性溶媒とし
ては、非プロトン性の溶媒であれば特に制限されるもの
ではないが、価格や溶解性の点を考慮すると、低級炭化
水素類、芳香族炭化水素類、エーテル類、ハロ炭化水素
類などが好ましい。この反応に用いるラクトン類(1
9)及びオキシカルボン酸類(20)としては、安価で
あることから、ラクトン類(19)としてはγ−ラクト
ン、δ−ラクトンなど、オキシカルボン酸類(20)と
してはグリコール酸、乳酸、α−ヒドロキシ酸及びこれ
らのメチルエステル、エチルエステルなどが好ましい。
【0089】このようにして得られたアミドアルコール
(17)と硫酸エステル化剤との反応は、不活性溶媒中
又は無溶媒で、−75〜150℃の温度範囲で行うのが
好ましい。硫酸エステル化剤としてはClSO3H、SO3等が
用いられ、その使用量はアミドアルコール(17)に対
して1〜10倍モル、特に2〜5倍モルとするのが好ま
しい。また、この反応終了後、必要に応じて行う中和反
応では、目的とする中和度に応じて所望量の水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化マグ
ネシウム、水酸化カルシウム、アンモニア、トリメチル
アミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、アルカ
ノールアミン(モノエタノールアミン、ジエタノールア
ミン、トリエタノールアミンなど)、リジン、アルギニ
ン、コリンなどの塩基物質、好ましくは水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物を反応
させることにより行うことができる。
【0090】なお、上記反応中、アミン誘導体(18)
とラクトン類(19)又はオキシカルボン酸類(20)
との反応においては、少量の次式;
【0091】
【化25】
【0092】〔式中、R3 、R4 、Z及びX1′は前記
と同じ〕で表される化合物が副生し、更にアミドアルコ
ール(17)と硫酸エステル化剤との反応においては、
次式;
【0093】
【化26】
【0094】〔式中、R3 、R4 、Z、X1′及びY2
は前記と同じ〕で表される化合物が副生する場合があ
る。この反応生成物はそのまま各種の用途に使用するこ
ともできるが、より高純度のものが必要な場合には、通
常の方法、例えば再結晶、カラムクロマトグラフィー、
蒸留等により精製して用いることもできる。
【0095】
【化27】
【0096】〔式中、R3 、R4 、Z及びX2 は前記と
同じ意味を示し、X2′はヒドロキシル基もしくはカル
ボキシル基が置換していてもよい炭素数2〜4のアルキ
レン基又はアルケニレン基を示し、R13及びR14は同一
又は異なって水素原子又は炭素数1〜4の直鎖もしくは
分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基を示し、Y2a
はヒドロキシル基又は基-OCO-X2′-COOHを示し、Mは水
素原子又は陽イオン原子を示す。〕
【0097】
【化28】
【0098】〔式中、R3 、R4 、Z及びMは前記と同
じ意味を示し、X3 はヒドロキシル基が置換していても
よい炭素数2〜4のアルケニレン基を示し、X4 はヒド
ロキシル基が置換していてもよく、スルホン酸基が置換
している炭素数2〜4のアルキレン基を示し、Y2bはヒ
ドロキシル基又は基-OCO-X3-COOHを示し、Y2cはヒドロ
キシル基又は基-OCO-X4-COOHを示す。〕
【0099】すなわち、アミン誘導体(18)に酸無水
物(21)又はジカルボン酸もしくはそのエステル(2
2)を反応させ、エステルを用いた場合は加水分解し、
必要に応じて塩基性物質で中和することにより、アミド
カルボン酸(3f)又はその塩を製造することができ
る。
【0100】また、アミドカルボン酸(3f)のうち、
2′がヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数2
〜4のアルケニレン基(X3 )である本発明アミドカル
ボン酸(3g)にスルホン化剤を反応させ、必要に応じ
て塩基性物質で中和することにより本発明アミドスルホ
カルボン酸(3g)′又はその塩を製造することができ
る。
【0101】アミン誘導体(18)と酸無水物(21)
又は(21′)との反応は、例えば無水不活性溶媒の存
在下、20〜150℃、好ましくは40〜100℃で、
アミン誘導体(18)に対して、好ましくは1.0〜
5.0倍モルの酸無水物(21)又は(21′)を反応
させることにより行うのが好ましい。ここで用いられる
無水不活性溶媒としては、例えばエーテル、テトラヒド
ロフラン、ベンゼン、ピリジン等が挙げられる。この反
応においては、アミン誘導体(18)のヒドロキシル基
と酸無水物が反応した化合物も生成する。
【0102】また、アミン誘導体(18)とジカルボン
酸又はそのエステル(22)との反応は、例えば、不活
性溶媒中、40〜180℃、好ましくは80〜150℃
で、アミン誘導体(18)に対して、好ましくは2.0
〜5.0倍モルのジカルボン酸又はそのエステル(2
2)を反応させることにより行うのが好ましい。この反
応は、生成してくるアルコール又は水を除去しながら行
うのが好ましい。この反応で用いる不活性溶媒として
は、ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンなどを挙
げることができる。
【0103】なお、ジカルボン酸エステルにおいて、式
(22)中、R13及びR14で示されるアルキル基又はア
ルケニル基としては、メチル基、エチル基が好ましい。
【0104】なお、ここでジカルボン酸エステルを用い
た場合には、一般式(23)で表される製造中間体が得
られることになり、次いでこれを例えば含水アルコール
中、酸又は塩基触媒下、加水分解することが必要とな
る。
【0105】
【化29】
【0106】〔式中、R3 、R4 、X2′及びZは前記
と同じ意味を示し、R13′及びR14′はそれぞれR13
びR14に対応するアルキル基又はアルケニル基を示
す。〕
【0107】次に、アルケニレン基X3 を有するアミド
カルボン酸(3g)とエステル化剤との反応は、例え
ば、水中において、30〜100℃、好ましくは40〜
80℃で、化合物(3g)に対して1.0〜6.0倍モ
ル、好ましくは2.0〜5.0倍モルのスルホン化剤
を、pH4.0〜11.0、好ましくは5.0〜8.0で
反応させることにより行うのが好ましい。スルホン化剤
としては、SO3、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリ
ウム等が用いられる。
【0108】得られた化合物(3f)、(3g)及び
(3g)′の中和反応は前記反応eと同様にして行うこ
とができる。また、これらの反応においては、前記反応
f及び反応gと同様に一方のアミノ基のみがアミド化さ
れた化合物等が副生するが、反応生成物はそのまま各種
の用途に使用することもできる。しかし、より高純度の
ものが必要な場合には、通常の方法、例えば再結晶、カ
ラムクロマトグラフィー、電気透析等により精製して用
いることもできる。
【0109】このようにして製造される化合物(3)の
具体例としては、次のものが挙げられる。
【0110】
【化30】
【0111】成分(A)のうち、(c)アミン誘導体は
前記一般式(4)で表わされるものであり、式中、
3 、R4 及びZは式(3)と同様の意味を示す。Aで
示されるヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数1
〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基としては、例えば
メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチ
レン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、メチル
エチレン基、エチルエチレン基等が挙げられる。このう
ち炭素数1〜4のものが好ましく、炭素数1〜3のもの
がより好ましく、メチレン基、エチレン基、トリメチレ
ン基が特に好ましい。
【0112】式(4)のアミン誘導体は例えば以下の反
応hに従って製造することができる。
【0113】
【化31】
【0114】〔式中、R3 、R4 、A、Z、X3 及びY
3 は前記と同じ意味を示し、X5 はハロゲン原子を示
す。〕
【0115】すなわち、アミノアルキルスルホン酸もし
くはアミノ酸又はそれらの塩(24)とエピハロヒドリ
ン(25)とを反応させて得られるハロヒドリン化合物
(26)、又はこれに塩基性化合物を作用させて得られ
るエポキシ化合物(27)と、一級アミン化合物(2
8)とを反応させると、アミン化合物(29)が得られ
る。更に化合物(30)を反応させることにより目的と
する化合物(4h)を製造することができる。
【0116】ハロヒドリン化合物(26)の合成に用い
られるエピハロヒドリン(25)のハロゲン原子、すな
わち式(25)中のX5 としては、塩素、臭素及びヨウ
素が挙げられ、好ましくは塩素である。アミノアルキル
スルホン酸もしくはアミノ酸又はそれらの塩(24)と
エピハロヒドリン(25)との反応は、例えば水もしく
は低級アルコール又はこれらの混合物等の反応に不活性
な溶媒中、好ましくは−20〜100℃、特に好ましく
は0〜60℃で行うことができる。また用いる化合物
(24)とエピハロヒドリン(25)の量比は適宜設定
することができるが、エピハロヒドリン(25)を化合
物(24)に対して2〜5倍モル使用するのが好まし
い。
【0117】得られたハロヒドリン化合物(26)は、
塩基性化合物を作用させることによりエポキシ化合物
(27)とすることができるが、かかる塩基性化合物と
しては、例えばアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭
酸塩、アミン類等が好ましく、特に水酸化ナトリウム、
水酸化カリウムが好ましい。ハロヒドリン化合物(2
6)と塩基性化合物との反応は、例えば水もしくは低級
アルコール又はこれらの混合物等の反応に不活性な溶媒
中、好ましくは0〜80℃、特に好ましくは20〜60
℃で行うことができる。また用いるハロヒドリン化合物
(26)と塩基性化合物の量比は適宜設定することがで
きるが、塩基性化合物をハロヒドリン化合物(26)に
対して2〜5倍モル使用するのが好ましい。
【0118】次に、得られたハロヒドリン化合物(2
6)又はエポキシ化合物(27)とアミン化合物(2
8)との反応は、例えば水、低級アルコール、エーテル
もしくは芳香族炭化水素又はこれらの混合物等の反応に
不活性な溶媒中、好ましくは40〜150℃、特に好ま
しくは70〜120℃で行うことができる。また、用い
る各化合物の量比は適宜設定することができるが、一般
にはアミン化合物(28)をハロヒドリン化合物(2
6)又はエポキシ化合物(27)に対して2〜20倍モ
ル、特に2〜10倍モル使用するのが好ましい。
【0119】上記のようにして得られたアミン化合物
(29)と、化合物(30)の反応は例えば水又は低級
アルコールなど反応に不活性な溶媒中、好ましくは40
〜150℃、特に好ましくは70〜100℃で行うこと
ができる。反応に使用する化合物の量比は、適宜設定す
ることができるが、一般には、アミン化合物に対して2
〜20倍モル、特に2〜10倍モル使用するのが好まし
い。
【0120】このような反応により、本発明で用いる化
合物(4h)を得ることができるが、反応条件等によっ
ては、この他にアミンと酸の塩、無機塩、未反応の各化
合物やその塩も各反応において二箇所ある反応点の一方
だけが反応した下記式(31)で示す副生物等が副生、
残存することがある。
【0121】
【化32】
【0122】〔式中、R3 、R4 、A、Z及びY3 は前
記と同じ〕本発明においては、反応生成物をそのまま使
用することも可能であるが、必要に応じて、溶媒分別
法、透析法、再結晶法、蒸留法、分配クロマトグラフィ
ー法、ゲル濾過法など公知の方法により更に精製処理し
たものを用いることもできる。
【0123】このようにして製造される化合物(4)の
具体例としては、次のものが挙げられる。
【0124】
【化33】
【0125】成分(A)の界面活性剤としては、これら
(a)、(b)及び(c)から選ばれる1種又は2種以
上を用いることができ、本発明の洗浄剤組成物中に1〜
90重量%配合するのが好ましく、特に1〜80重量
%、更に1〜50重量%配合すると起泡性及び洗浄性が
高くなるので好ましい。
【0126】本発明で用いられる成分(B)の水溶性ポ
リマーのうち、非イオン性ポリマーとしては、例えばポ
リビニルアルコール誘導体、ポリビニルピロリドン、メ
チルセルロースやヒドロキシエチルセルロースなどのセ
ルロース誘導体、ポリエチレンオキサイド、トラガント
ゴム等が挙げられる。その平均分子量が300〜5,0
00,000の範囲にあるものが好ましい。特に好まし
いものとしては、次の式(32)で表わされる平均分子
量8,000〜200,000の部分鹸化ポリビニルア
ルコール等が挙げられる。
【0127】
【化34】
【0128】〔式中、aは70〜100mol%に相当す
る数を示し、bは0〜30mol%に相当する数を示す〕 この非イオン性ポリマー(32)は酢酸ビニルをメタノ
ール存在下で重合して得られるポリ酢酸ビニルを鹸化し
て得られるポリマーであるが、ポリ酢酸ビニルの代わり
に酢酸ビニルとビニルエーテル類、アクリルアミド、ア
クリル酸もしくはメタクリル酸のエステル類、ビニルピ
ロリドン等の共重合物を用いて製造されたものも使用で
きる。
【0129】また、非イオン性ポリマーは市販のものを
用いることができ、例えばポリビニルアルコール誘導体
としてポバール(信越化学工業社製)などが、ポリビニ
ルピロリドンとしてPVP K15,30,60,90
(GAF社製)などが、セルロース誘導体としてセロサ
イズQP52000H(HEC)(ユニオン カーバイ
ド社製)、メトローズ60SH4000(MP)(信越
化学工業社製)、HPC−H(HPC)(トーソー社
製)などが、ポリエチレンオキサイドとしてPOLYO
X(ユニオン カーバイド社製)などが、更にGAF社
製のドラガントゴムなどが使用できる。
【0130】また、陰イオン性ポリマーとしては、例え
ばアルギン酸誘導体、カルボキシメチルセルロースなど
のセルロース誘導体、キサンタンガム、カラギーナン、
キチン誘導体、カルボキシビニルポリマーなどのアクリ
ル酸誘導体、アラビアゴム等が挙げられる。特に好まし
いものとしては、アクリル酸誘導体が挙げられる。
【0131】また、陰イオン性ポリマーは市販のものを
用いることができ、例えばセルロース誘導体としてダイ
セルCMC(ダイセル社製)などが、キサンタンガムと
してケルトロール(ケルコ社製)などが、カラギーナン
としてソアギーナMV220(ダイヤケムコ社製)など
が、キチン誘導体としてカルボキシメチル化キチン(一
丸ファルコス社製)などが、アクリル酸誘導体としてカ
ーボポール910,934,940,941,1342
(グッドリッチ社製)などが使用できる。
【0132】更に、両性ポリマーとしては、例えばカル
ボキシル基やスルホン酸基などの陰イオン性基を有する
モノマーと塩基性窒素を有するモノマーとの共重合体、
カルボキシベタイン型モノマーの重合体又は共重合体、
カルボキシル基やスルホン酸基などの陰イオン性基を陽
イオン性ポリマーに導入したもの、塩基性窒素含有基を
陰イオン性ポリマーに導入したもの、アクリルアミド基
などの非イオン性基を有するモノマーと陰イオン性基を
有するモノマー及び塩基性窒素含有基を有するモノマー
の共重合体等が挙げられる。特に好ましいものとして
は、カルボキシベタイン型モノマーの共重合体や、アク
リル酸/ジアリル第4級アンモニウム塩/アクリルアミ
ドの共重合体などが挙げられる。
【0133】また、両性ポリマーは市販のものを用いる
ことができ、例えばカルボキシベタイン型モノマーの重
合体又は共重合体としてプラサイズL401(互応化学
社製)、ユカフォーマーM75(三菱油化社製);アク
リル酸/ジアリル第4級アンモニウム塩/アクリルアミ
ドの共重合体としてマーコートプラス3330(CAL
GON社製)などが使用できる。
【0134】以上のような水溶性ポリマーは、1種又は
2種以上を組合わせて用いることができ、本発明の洗浄
剤組成物中に、0.01〜20重量%、特に0.1〜5
重量%配合するのが好ましい。また、成分(A)と成分
(B)とは重量比で1/1〜100/1、特に1/1〜
50/1、更に1/1〜30/1とすることが好まし
い。
【0135】本発明の身体用洗浄剤組成物には、上記必
須成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲内におい
て、従来のシャンプー、身体洗浄剤などの洗浄剤中に用
いられている成分を必要に応じて併用することができ
る。このような併用成分としては、パール化剤、乳化
剤、香料、色素、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤及び抗フ
ケ剤、殺菌剤、消炎剤、ビタミン類の薬効剤、紫外線吸
収剤等があり、その他「Encyclopedia o
f Shampoo Ingredients(Mic
elle press,1985年)」に収載されてい
る成分などを添加することもできる。
【0136】本発明の身体用洗浄剤組成物は、通常の方
法に従って製造することができ、例えば、シャンプー、
リンスインシャンプー、ボディシャンプー、洗顔料、ハ
ンドウォッシュ、歯磨等の頭髪、皮膚、口腔内などの各
種身体用洗浄剤に幅広く適用することができる。
【0137】
【発明の効果】本発明の身体用洗浄剤組成物は、頭髪、
皮膚等に対して低刺激性であり、且つ高起泡性、高洗浄
性を有し、使用時、すすぎ時及び乾燥時に指通りが良
く、なめらかでひっかからない良好な感触が得られる。
【0138】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0139】合成例1 2,6−ジオクチル−4−ヒド
ロキシ−2,6−ジアザ−1,7−ヘプタンジカルボン
酸ジナトリウム塩の製造(化合物2): 反応容器にビス−(1,3−オクチルアミノ)プロパン
−2−オール40g(0.13モル)、エタノール15
0g、水70gを入れ50℃に昇温した。これにモノク
ロロ酢酸ナトリウム52g(0.44モル)を100g
のエタノール及び70gの水に溶解させた溶液を加え、
水酸化ナトリウム水溶液でpHを8〜10に保ちながら還
流下26時間反応させた。反応終了後、溶媒を留去し、
クロロホルムに溶解し、不溶の未反応のモノクロロ酢酸
ナトリウム、副生する塩化ナトリウム等の塩類を除い
た。この後シリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り、薄層クロマトグラフィーで単一のスポットを与える
まで精製し、2,6−ジオクチル−4−ヒドロキシ−
2,6−ジアザ−1,7−ヘプタンジカルボン酸19g
(単離収率34%)を白色粉末として得た。
【0140】このものは、HPLC(カラム:RP−1
8(メルク社製))、溶離液メタノール/H2O=80/
20測定に於いて単一のピークを与えた。以下に1H−
NMRデータを示す。
【0141】
【化35】
【0142】実施例1 表1に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、その皮膚刺激
性、起泡性及び毛髪の感触について、下記の方法で評価
した。
【0143】(皮膚刺激性)試料洗浄剤組成物の1%水
溶液0.1mlをしみ込ませたパッチテスト用絆創膏を2
0人の被験者に24時間貼付し、貼付除去後24時間後
に刺激性を判定し、次の基準で評価した。
【0144】○:20人中紅斑を示した者が2人以下で
あった。 △:20人中紅斑を示した者が3人以上10人以下であ
った。 ×:20人中紅斑を示した者が11人以上であった。
【0145】(起泡性)長さ20cm、重さ20gの人毛
から成るかもじに40℃の温水を含ませた後、試料洗浄
剤組成物1gをまんべんなく付け、次いで1分間泡立て
て、その泡立ちの程度を次の基準で評価した。
【0146】◎:非常に優れている。 ○:普通である。 △:やや不足している。 ×:非常に不足している。
【0147】(毛髪のすすぎ時の指通り)長さ20cm、
重さ20gの人毛から成るかもじに40℃の温水を含ま
せた後、試料洗浄剤組成物1gをまんべんなく付け、次
いで1分間泡立てた後に、水ですすいだ時の毛髪の指通
りを、専門パネラーにより、次の基準で評価した。
【0148】◎:非常に良い。 ○:普通である。 △:やや悪い。 ×:非常に悪い。
【0149】(毛髪乾燥後のなめらか感)長さ20cm、
重さ20gの人毛から成るかもじに40℃の温水を含ま
せた後、試料洗浄剤組成物1gをまんべんなく付け、次
いで1分間泡立てた後に、水ですすぎ、ドライヤーで乾
燥した毛髪について、専門パネラーにより、次の基準で
評価した。
【0150】◎:非常になめらかである。 ○:普通である。 △:ややひっかかる。 ×:非常にひっかかる。
【0151】
【表1】
【0152】表1より明らかなように、本発明品は、皮
膚に対して低刺激性であり、高い起泡性を有し、すすぎ
時及び乾燥時に指通りが良く、なめらかでひっかからな
い良好な感触が得られることが認められた。
【0153】実施例2 次に示す組成のシャンプーを調製した。得られたシャン
プーは起泡性、洗浄性に優れ、且つすすぎ時及び乾燥時
に指通りが良く、なめらかでひっかからない良好な感触
であった。
【0154】
【表2】 (組成) (重量%) 化合物12 20 ポリエチレンオキサイド (POLYOX:ユニオンカーバイド社製) 0.2 安息香酸ナトリウム 0.3 色素 適量 香料 適量 クエン酸 適量精製水 バランス 計100.0
【0155】実施例3 次に示す組成のシャンプーを調製した。得られたシャン
プーは起泡性、洗浄性に優れ、且つすすぎ時及び乾燥時
に指通りが良く、なめらかでひっかからない良好な感触
であった。
【0156】
【表3】 (組成) (重量%) 化合物2 12 化合物22 8 アクリル酸/ジアリル第4級アンモニウム塩の共重合体 (マーコート280:CALGON社製) 1.0 安息香酸ナトリウム 0.3 色素 適量 香料 適量 クエン酸 適量精製水 バランス 計100.0
【0157】実施例4 次に示す組成のボディシャンプーを調製した。得られた
ボディシャンプーは起泡性、洗浄性に優れ、且つすすぎ
時及び乾燥時になめらかで良好な感触であった。
【0158】
【表4】 (組成) (重量%) 化合物4 20 ラウリルジメチルアミンオキシド 2 カルボキシベタイン型ポリマー (ユカフォーマーM75:三菱油化社製) 0.5 グリセリン 2 ショ糖脂肪酸エステル 1 メチルパラベン 0.3 色素 適量 香料 適量 クエン酸 適量精製水 バランス 計100.0
【0159】実施例5次に示す組成の洗顔料を調製し
た。得られた洗顔料は、起泡性、洗浄性に優れ、且つす
すぎ時及び乾燥時になめらかで良好な感触であった。
【0160】
【表5】 (組成) (重量%) 化合物23 16 ラウリン酸カリウム 2 ミリスチン酸カリウム 2 グリセリン 8 アクリル酸/ジアリル第4級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合体 (マーコートプラス3330:CALGON社製) 0.8 色素 適量 香料 適量精製水 バランス 計100.0
【0161】実施例6 次に示す組成のハンドウォッシュを調製した。得られた
ハンドウォッシュは、起泡性、洗浄性に優れ、且つすす
ぎ時及び乾燥時になめらかで良好な感触であった。
【0162】
【表6】 (組成) (重量%) 化合物12 12 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウリン酸ナトリウム 8 オレイン酸トリエタノールアミン 5 プロピレングリコール 5 パラフィン油 1 ケイ酸アルミニウム 5 ポリエチレンオキサイド (POLYOX:ユニオンカーバイド社製) 0.3 色素 適量 香料 適量精製水 バランス 計100.0
【0163】実施例7 次に示す組成の歯磨きを調製した。得られた歯磨きは、
起泡性、洗浄性に優れ、且つすすぎ後もなめらかで良好
な感触であった。
【0164】
【表7】 (組成) (重量%) 化合物18 2 第二リン酸カルシウム・2水塩 45 無水ケイ酸 2 グリセリン 12 アクリル酸共重合体 (カーボポール941:グッドリッチ社製) 0.3 カラギーナン 0.3 サッカリンナトリウム 0.2 香料 適量精製水 バランス 計100.0
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07C 233/36 C07C 233/36 235/08 235/08 235/10 235/10 309/13 309/13 309/17 309/17 C11D 1/18 C11D 1/18 1/28 1/28 1/92 1/92 3/37 3/37 (72)発明者 大内 淳子 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606−6 花王 市貝社宅3−206 (72)発明者 木附 智人 和歌山県和歌山市西浜1450 花王水軒社 宅222号 (56)参考文献 特開 平5−194157(JP,A) 特開 平5−310541(JP,A) 特開 平5−310542(JP,A) 特開 平8−270800(JP,A) 特開 平8−81355(JP,A) 特開 平8−81356(JP,A) 特開 平8−81357(JP,A) 特開 平7−97359(JP,A) 特開 平8−27084(JP,A) 特開 平8−27080(JP,A) 特開 平8−60183(JP,A) 特開 平8−81354(JP,A) 特表 平9−509402(JP,A) 国際公開95/01955(WO,A1) 国際公開96/01805(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 C11D 1/00 - 3/60 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)(a)下記一般式(1); 【化1】 〔式中、R1 及びR2 は同一又は異なって炭素数6〜3
    6の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示
    し、Xはヒドロキシル基、スルホン酸基又はカルボキシ
    ル基で置換していてもよい炭素数1〜6のアルキレン又
    はアルケニレン基を示し、Y1 はスルホン酸基、硫酸残
    基もしくはカルボキシル基又はその塩を示し、Y2 はヒ
    ドロキシル基、硫酸残基もしくはその塩又は下記式
    (2); 【化2】 で表わされる基を示し、nは0又は1を示す。〕で表わ
    される2−ヒドロキシプロパンジアミン誘導体、その塩
    又はその4級化物、 (b)下記一般式(3); 【化3】 〔式中、X、Y1 及びY2 は上記と同様の意味を示し、
    3 及びR4 は同一又は異なって、ヒドロキシル基で置
    換していてもよい炭素数1〜24の直鎖又は分岐鎖のア
    ルキル又はアルケニル基を示し、Zはアスパラギン、ア
    スパラギン酸、アラニン、アルギニン、イソロイシン、
    グリシン、グルタミン、グルタミン酸、シスチン、シス
    テイン、セリン、チロシン、トリプトファン、トレオニ
    ン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、ヒドロ
    キシリシン、フェニルアラニン、プロリン、メチオニ
    ン、リシン、ロイシン、β−アラニン、タウリン、α−
    アミノ酪酸、イソセリン、オルニチン、グルタチオン、
    グリシルグリシン、γ−アミノ酪酸、ε−アミノカプロ
    ン酸、シトルリン又はそれらの塩から1つのアミノ基を
    除いた基を示す。〕で表わされるアミド化合物、及び (c)下記一般式(4); 【化4】 〔式中、R3 、R4 及びZは上記と同様の意味を示し、
    Aはヒドロキシル基で置換していてもよい炭素数1〜6
    の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、Y3 はカルボ
    キシル基又はスルホン酸基を示す。〕で表わされるアミ
    ン誘導体、から選ばれる界面活性剤の1種又は2種以
    上、 (B)非イオン性ポリマー、陰イオン性ポリマー及び両
    性ポリマーから選ばれる水溶性ポリマーの1種又は2種
    以上を含有する身体用洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 一般式(1)において、Y1 がスルホン
    酸基又は硫酸残基であり、Y2 がヒドロキシル基又は硫
    酸残基である請求項1記載の身体用洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 一般式(1)において、Y1 がカルボキ
    シル基であり、Y2がヒドロキシル基又は上記式(2)
    で表わされる基である請求項1記載の身体用洗浄剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 一般式(1)において、R1 及びR2
    が、炭素数6〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はア
    ルケニル基である請求項1〜3のいずれかの項記載の身
    体用洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 一般式(1)の2−ヒドロキシプロパン
    ジアミン誘導体、その塩又はその4級化物が遊離塩基又
    は塩の形態である請求項1〜4のいずれかの項記載の身
    体用洗浄剤組成物。
  6. 【請求項6】 一般式(3)において、R3 及びR4
    炭素数6〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基であり、
    1 がスルホン酸基もしくはカルボキシル基又はその塩
    であり、Y2 がヒドロキシル基であり、Zがタンパク質
    を構成するアミノ酸(アスパラギン、アスパラギン酸、
    アラニン、アルギニン、イソロイシン、グリシン、グル
    タミン、グルタミン酸、シスチン、システイン、セリ
    ン、チロシン、トリプトファン、トレオニン、バリン、
    ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリシン、
    フェニルアラニン、プロリン、メチオニン、リシン、ロ
    イシン)、β−アラニン、タウリン又はその塩から1つ
    のアミノ基を除いた基である請求項1〜5のいずれかの
    項記載の身体用洗浄剤組成物。
  7. 【請求項7】 一般式(3)において、R3 及びR4
    炭素数6〜24のアルキル基であり、Xがヒドロキシル
    基で置換されていてもよい炭素数1〜6の直鎖又は分岐
    鎖のアルキレン又はアルケニレン基であり、Y1 が硫酸
    残基であり、Y2 がヒドロキシル基又は硫酸残基もしく
    はその塩であり、Zがタンパク質を構成するアミノ酸
    (アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニ
    ン、イソロイシン、グリシン、グルタミン、グルタミン
    酸、シスチン、システイン、セリン、チロシン、トリプ
    トファン、トレオニン、バリン、ヒスチジン、ヒドロキ
    シプロリン、ヒドロキシリシン、フェニルアラニン、プ
    ロリン、メチオニン、リシン、ロイシン)、β−アラニ
    ン、タウリン又はその塩から1つのアミノ基を除いた基
    である請求項1〜5のいずれかの項記載の身体用洗浄剤
    組成物。
  8. 【請求項8】 一般式(4)においてR3 及びR4 が炭
    素数6〜24のアルキル基であり、Zがタンパク質を構
    成するアミノ酸(アスパラギン、アスパラギン酸、アラ
    ニン、アルギニン、イソロイシン、グリシン、グルタミ
    ン、グルタミ ン酸、シスチン、システイン、セリン、チ
    ロシン、トリプトファン、トレオニン、バリン、ヒスチ
    ジン、ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリシン、フェニ
    ルアラニン、プロリン、メチオニン、リシン、ロイシ
    ン)、β−アラニン、タウリン又はその塩から1つのア
    ミノ基を除いた基である請求項1〜7のいずれかの項記
    載の身体用洗浄剤組成物。
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