JP3406235B2 - 固定用クリップ - Google Patents

固定用クリップ

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JP3406235B2 JP37723198A JP37723198A JP3406235B2 JP 3406235 B2 JP3406235 B2 JP 3406235B2 JP 37723198 A JP37723198 A JP 37723198A JP 37723198 A JP37723198 A JP 37723198A JP 3406235 B2 JP3406235 B2 JP 3406235B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のロッカー
の鋼板の重なり突部に取り付けて、スカッフプレートを
保持することにより、スカッフプレートとロッカーとを
組み付ける固定用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車ボディの一部である鋼板製のロッ
カーは、車両の剛性確保のために複数の鋼板が重ね合わ
され、さらにその形状は断面箱型の形状を有している。
また、複数の鋼板の縁部を重ね合わせ、突起状の重なり
突部を形成している。一方、鋼製のロッカーの上面に
は、装飾性を良くするために主に樹脂から構成されるス
カッフプレートが板状に被せられ、そのスカッフプレー
トにはリブ状の突部が設けられており、ロッカーの重な
り突部とクリップを介して固定されている。具体的に
は、二つの嵌合溝を有したクリップに対して、一方の嵌
合溝にロッカーの重なり突部を取り付け、もう一方の嵌
合溝にスカッフプレートのリブ状の突部を保持させて両
者を固定している。
【0003】そのようなクリップとしては、従来より金
属製のものが使用され、クリップの嵌合部に形成された
爪により両部材を把持する方式が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記金
属製のクリップでは、ロッカー及びスカッフプレートが
金属の爪のエッジにより傷付けられ、特に鋼製のロッカ
ーにおいては、この傷から錆が発生する問題がある。
【0005】本発明の課題は、ロッカーとスカッフプレ
ートとを確実に、組み付けないし固定しつつ、両部材を
傷つけたり、錆を発生させたりすることのない固定用ク
リップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明の固定用クリップは、板状の
補強部材である車両用のロッカーと、板状の装飾部材で
ある車両用のスカッフプレートとの、組み付けないし固
定を行うためのクリップであって、樹脂で形成され、か
つ当該クリップの少なくとも、ロッカー及びスカッフプ
レートの鋼により構成される部分と接する領域に、エラ
ストマーから構成されるズレ防止部材が形成されている
ことを特徴とする。
【0007】このように、クリップを樹脂製にすること
で、従来の金属製とは違って、ロッカー及びスカッフプ
レートへの傷付き、さらには傷口からの錆び発生を防止
することができる。ただし、ロッカー及びスカッフプレ
ートが鋼により構成される場合、樹脂製のクリップとの
間の摩擦係数が小さいために、両者の間で滑りが起こ
り、組み付けないし固定が緩みやすい。そこで、クリッ
プの少なくとも鋼部材と接する部分にエラストマーから
なるズレ防止部材を設けたため、ズレ防止部材と鋼製の
ロッカーあるいはスカッフプレートとの間で充分な摩擦
力が生じて、その滑り抜けが防止され、両部材に対する
固定(クリップ)力が確実となる。
【0008】また、別の構成として、本発明の固定用ク
リップは、複数の鋼板が重ね合わされた突起状の重なり
突部を有する車両用のロッカーと、樹脂製のリブ状の突
部を有する車両用のスカッフプレートとの、組み付けな
いし固定を行うためのクリップであって、該クリップは
樹脂で形成され、ロッカーの重なり突部と嵌合する第一
嵌合部と、スカッフプレートのリブ状の突部と嵌合する
第二嵌合部とを有するとともに、第一嵌合部は、略U字
形状に形成されて、その内側がロッカーの重なり突部に
外嵌する嵌合溝となっており、該嵌合溝の内周面の一部
又は全部にエラストマーから構成されるズレ防止部材が
形成されていることを特徴とする。
【0009】この構成によると、ロッカーの重なり突部
が第一嵌合部に嵌合して組み付けられ、スカッフプレー
トのリブ状の突部が第二嵌合部に嵌合して保持されるた
め、重なり突部及びリブ状の突部が、第一及び第二嵌合
部に確実に固定されるとともに、クリップが樹脂製であ
るために、ロッカー及びスカッフプレートに傷付くこと
がなくなり、ひいては、鋼製のロッカーに傷口から錆び
が発生することが防止される。また、第一嵌合部を略U
字形状に形成し、エラストマーから構成されるズレ防止
部材を設けたため、鋼製の重なり突部(ロッカー)がエ
ラストマーとの摩擦力により、第一嵌合部から抜け落ち
ることが防止され、ロッカーとスカッフプレートとの、
組み付けないし固定を確実にしている。なお、スカッフ
プレートのリブ状の突部は樹脂製であるために、クリッ
プに対して十分な摩擦力を保持している。
【0010】上記第一嵌合部は、剛性の高い樹脂で略U
字形状の剛性を確保しているものとすることができる。
第一嵌合部を剛性の高い樹脂で形成すれば、その略U字
形状を保持しつつ、ロッカーの重なり突部を嵌合する嵌
合力が剛性力により持続されるため、ロッカーを確実に
嵌合することができる。これにより、ロッカーとスカッ
フプレートとの固定(クリップ)力が一層高まる。
【0011】また、上記第二嵌合部も、剛性の高い樹脂
で略U字形状に形成されるとともに、第一及び第二嵌合
部は、各々ロッカー及びスカッフプレートを挿入するた
めの第一嵌合受入口、第二嵌合受入口を各々有してお
り、各嵌合受入口は互いに逆方向に開口しているものと
することができる。両嵌合部の受入口を逆向きにし、具
体的に、例えば当該クリップを略S字形状の形態にすれ
ば、両部材を狭いスペースにおいて確実に固定すること
ができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づき説明する。図1は自動車のボディ
構造の概略図である。本実施例に示した自動車のボディ
構造は、プレス成形した数ミリ、例えば0.6〜2.0
ミリ程度の薄い鋼板を重ねた部分をスポット溶接で繋ぎ
合わせて、ボックス型(箱型)形状に組み立てた構造で
ある。ボディは幾つかの部材により構成されているが、
フロントフロア1及びセンタフロア2はボディの床全体
を構成するものであり、その各フロアの両サイドには、
ボディを補強する目的としてロッカーパネル(ロッカ
ー)3が形成されている(図2も参照)。
【0013】このロッカー3は、図3に拡大して示すよ
うに、鋼板をボックス型(箱型)形状に溶接して補強し
た形状をしており、3枚の鋼板4a,4b,4cで構成
され、その3枚の鋼板の縁部4を重ね合わせ、突起状の
重なり突部5を形成している。なお、膨らみを有した最
外郭の鋼板4cは車両のボディシェルであり、鋼板4
a,4bは他端の縁部4dも重ね合わされて溶接されて
いる。なお、各鋼板は0.6〜2.0ミリ程度の厚さの
ものであるが、本実施例においては、鋼板4aは1.0
mm、4bは1.4mm、4cは0.8mmの厚さのも
ので、重なり突部5は3.2mmの厚さを有している。
【0014】一方、鋼製のロッカー3の上面には、図4
に示すような樹脂板製のスカッフプレート6が、装飾性
を良くするために、むき出しのロッカー3に被せられて
いる。スカッフプレート6にはリブ状の突部7が設けら
れており、この突部7はロッカー3の重なり突部5とと
もに、図5に示すように固定用クリップ(クリップ)8
を介して支持され、その結果、ロッカー3及びスカッフ
プレート6が固定されている。なお、スカッフプレート
6は、突部7を樹脂により構成し、その他の部分(特に
表面)を金属により構成することも可能である。
【0015】クリップ8は、樹脂製で、図7のような形
態を有しており、二つの嵌合部すなわち第一嵌合部9,
第二嵌合部10を有し、第一嵌合部9は、略U字形状に
形成されて、その内側がロッカー3の重なり突部5に外
嵌する嵌合溝11となっている。また、第二嵌合部10
も同様に、略U字形状に形成されるとともに、その内側
がスカッフプレート6のリブ状の突部7と外嵌する嵌合
溝12となっている。また、本実施例においては、第一
嵌合部9と第二嵌合部10との間に第三嵌合部20も形
成されている。
【0016】具体的には、図5及び図6のようにクリッ
プ8に対して、第一嵌合部9にロッカー3の重なり突部
5を嵌合して取り付け、第二嵌合部10にスカッフプレ
ート6のリブ状の突部7を嵌合して保持し、両者を固定
している。なお、第三嵌合部20には防水用のウェザー
ストリップ21が、クリップ8の外側を覆う形態で嵌め
込まれている。また、第二嵌合部10には、フロアカー
ペット22を固定するために、フロアカーペット22に
固着されたカーペット取付用フック23が突部7ととも
に嵌め込まれている。
【0017】ここで、図7に示す通り、クリップ8にお
いては、第一嵌合部9の嵌合溝11の内周面には、鋼製
のロッカー3のクリップ8からのズレを防止するズレ防
止部材13が形成されている。鋼と樹脂とは摩擦係数が
小さいため、このズレ防止部材13によりロッカー3が
ズレて滑り落ちることを防いでいる。ズレ防止部材13
は、弾性を有する高分子物質(エラストマー)から構成
され、本実施例の場合、嵌合溝11の内周面の一部に形
成され、嵌合溝11の内部に埋設されている。
【0018】ここで、ズレ防止部材13は、第一嵌合部
9の壁部9aにおいて、対向する壁部9b側に露出して
位置し、その壁部9aに形成されたT字溝状又はアリ溝
状の固定溝9cに、T字状又はアリ突起状の基部13a
が嵌め込まれた形態で第一嵌合部9に保持されている。
そして、ズレ防止部材13は、嵌合溝11の内面から、
対向する前記壁部9b側に一定量平面的に突出した本体
部13bを有し、前記重なり突部5(図5)の挿入に際
しては、その突部5の厚みより、上記壁部9bとズレ防
止部材13の露出面13dとの隙間が小さいことによ
り、そのズレ防止部材13が弾性的に圧縮される。これ
により、重なり突部5を保持する面圧及び摩擦力を生じ
る。この例のズレ防止部材13は、露出面(押圧面)1
3dが平面状に形成されるので、重なり突部5との広い
接触面積ひいては大きな摩擦力が得られる。なお、ズレ
防止部材13は、固定溝9cに嵌まり込んだ形態となる
ように、クリップ8の射出成形時にインサート成形して
もよいし、クリップ3の本体とは別に成形し、固定溝9
cに横方向から挿入して嵌め込んでもよい。また、ズレ
防止部材13の壁部9aから第一嵌合部9の空間へ突出
(露出)した部分には、前記重なり突部5との嵌合を開
始する側に位置して、斜面状の挿入(嵌合)ガイド面1
3cが形成され、この挿入ガイド面13cは壁部9aの
内面を起点として、第一嵌合部9の奥方へ行くほど壁部
9b側に近づく傾斜面であり、そのガイド面13cの終
端に連結するように平坦な(壁部9a又は9bとほぼ平
行な)押圧面13dが形成されている。したがって、重
なり突部5に対する組付け時には、その重なり突部5の
先端が上記挿入ガイド面13cを経て(主に相対的に摺
動して)、第一嵌合部9内に入り込むため、組付け(挿
入)が容易な利点がある。
【0019】このようなエラストマー製のズレ防止部材
13により、クリップ8は強固な固定力を保持しつつ、
ロッカー3に対して傷付けることを防止し、ひいてはロ
ッカー3に錆発生を起こすことを防止している。このズ
レ防止部材13を形成する領域について制限はなく、ロ
ッカー3のズレによる滑り落ちを防止することができる
ならば、内周面の一箇所あるいは数カ所又は全体に形成
することが可能である。
【0020】なお、クリップ8全体を構成する樹脂とし
ては、例えば、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカー
ボネート、変性ポリフェニレンオキシド、ポリブチレン
テレフタレート、ポリスルホン、ポリフェニレンスルフ
ィド、ポリエーテルエーテルケトン等のエンジニアプラ
スチック、及びその他の汎用プラスチックを主体とする
合成樹脂を用いることができる。
【0021】また、ズレ防止部材13に用いるエラスト
マーとしては、例えば、スチレン−ブタジエンゴム、ブ
タジエンゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴ
ム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、フッ素ゴム、シ
リコーンゴム、ウレタンゴム等を主体とした合成ゴムを
用いることができる。
【0022】一方、第二嵌合部10には、図7に示すよ
うに、嵌合溝12の内周面にズレ防止部材として突起状
の爪14,14が形成されている。スカッフプレート6
は、クリップ8と同様に樹脂製のものであるため、両者
にはある程度の摩擦力が発生するが、このような爪1
4,14を形成すると、クリップ8のスカッフプレート
6に対する保持力が一層強固なものとなるため、ロッカ
ー3とスカッフプレート6との固定が確実になる。な
お、樹脂製の爪14,14により、スカッフプレート6
に対して傷付きが起こることは殆どないが、万が一傷付
きが生じても、スカッフプレート6は樹脂製である故、
錆が発生することはない。また、この突起状の爪は、一
つのみ形成することも可能であり、この第二嵌合部10
の嵌合溝12の内周面にも、第一嵌合部9と同様なエラ
ストマー製のズレ防止部材を形成することも可能であ
る。
【0023】以下、固定用クリップ8(特にズレ防止部
材13の形成箇所)の幾つかの変形例を図8〜図11と
ともに説明する。なお、ズレ防止部材13は全て固定用
クリップ8と同様のエラストマーにより構成されてい
る。また、以下に説明するクリップの形態は、第三嵌合
部20を形成せず略S字形状を有しているが、クリップ
8のような形態で以下のズレ防止部材13を構成するこ
とも可能である。図8に示す固定用クリップ80は、ク
リップ樹脂にズレ防止部材13を貫通させた形態(図8
(b)は断面図)であり、このような貫通型のズレ防止
部材13は一箇所に限らず複数の箇所に設けることが可
能である。一方、図9の固定用クリップ81は、ズレ防
止部材13を爪状に二つ形成したものであり、爪状の場
合、ロッカー3に対する嵌合力(保持力)が一層強まる
ため効果的である。図10の固定用クリップ82は、嵌
合溝11の内周面ほぼ全体をズレ防止部材13で覆った
構成であり、図11に示す固定用クリップ83は、クリ
ップ83の一部をエラストマーにより構成し、その部分
をズレ防止部材13としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のボディ構造の一例を示す概略図。
【図2】自動車のフロアパネル及びロッカーの一例を示
す概略図。
【図3】ロッカーの構造の一例を示す拡大説明図。
【図4】スカッフプレートの構造の一例を示す拡大説明
図。
【図5】本発明の一実施例である固定用クリップによる
ロッカーとスカッフプレートとの固定の様子を概略して
示す断面模式図。
【図6】図5の固定用クリップによるロッカーとスカッ
フプレートとの固定の様子を示す斜視図。
【図7】図5の固定用クリップの構成を示す斜視図。
【図8】図7の固定用クリップの第一の変形例を示す斜
視図及び断面図。
【図9】図7の固定用クリップの第二の変形例を示す断
面図。
【図10】図7の固定用クリップの第三の変形例を示す
断面図。
【図11】図7の固定用クリップの第四の変形例を示す
断面図。
【符号の説明】
3 ロッカーパネル(ロッカー) 5 ロッカーの重なり突部 6 スカッフプレート 7 スカッフプレートの突部 8,80〜83 クリップ 9 第一嵌合部 10 第二嵌合部 11 第一嵌合部の嵌合溝 12 第二嵌合部の嵌合溝 13 ズレ防止部材(エラストマー)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 5/00 - 5/12 F16B 2/00 - 2/24 B60R 13/06 B60R 13/04 B60J 10/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鋼板が重ね合わされた板状の突部
    を有する補強部材である車両用のロッカーと、リブ状の
    突部を有する装飾部材である車両用のスカッフプレート
    との間の複数箇所において、組み付けないし固定を行う
    ためのクリップであって 該クリップは 樹脂で形成され、前記ロッカーの重なり突部と嵌合する第一嵌合部と、 前記スカッフプレートのリブ状の突部と嵌合する第二嵌
    合部とを有するとともに、 前記 クリップの第一嵌合部内で前記ロッカーの重なり突
    と接する領域には、T字状又はアリ溝状の固定溝を嵌
    合方向と直交する方向に形成し、かつ、エラストマーか
    ら構成されるズレ防止部材はT字状又はアリ溝状の基部
    が形成され、前記クリップの固定溝にはズレ防止部材の
    基部が横方向から嵌め込まれており、 前記ズレ防止部材には第一嵌合部の奥方向に行くほど間
    隔を狭める傾斜したガイド面と、このガイド面と連続す
    る平坦な押圧面とが形成され、前記ロッカーの重なり突
    部が平坦な押圧面で固定力を保持し ていることを特徴と
    する固定用クリップ。
  2. 【請求項2】記ロッカーの重なり突部と嵌合する第
    一嵌合部は、略U字形状に形成されて、その内側が前記
    重なり突部に外嵌する嵌合溝となっており、該嵌合溝の
    内周面には、前記エラストマーから構成されるズレ防止
    部材が取付けられていることを特徴とする請求項1記載
    固定用クリップ。
  3. 【請求項3】 前記第一嵌合部は、剛性の高い樹脂で略
    U字形状の剛性を確保している請求項2記載の固定用ク
    リップ。
  4. 【請求項4】 前記第二嵌合部は、剛性の高い樹脂で略
    U字形状に形成されるとともに、前記第一及び第二嵌合
    部は、各々前記ロッカー及びスカッフプレートを挿入す
    るための第一嵌合受入口、第二嵌合受入口を各々有して
    おり、各嵌合受入口は互いに逆方向に開口している請求
    項2又は3に記載の固定用クリップ。
  5. 【請求項5】 前記第一及び第二嵌合部の間に第三嵌合
    部を、第二嵌合部と同じ方向に向けて形成し、この第三
    嵌合部には車両用のロッカーの外側に配置し た防水用の
    ウエザーストリップの端を嵌合させ、このウエザースト
    リップの上部がスカッフプレートで覆われていることを
    特徴とする請求項4に記載の固定用クリップ。
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