JP3406007B2 - 騒音制御装置 - Google Patents

騒音制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は騒音と逆位相・等音圧の
キャンセル音を形成する騒音制御装置に関し、特に本発
明では車室内のマルチポイントでの騒音を効率的にキャ
ンセルすることに関する。
【0002】
【従来の技術】従来このような分野の技術として特開昭
63−311396号公報に記載されるものがある。こ
れに記載されるものは、ダクト上流に設置した騒音源用
のマイクロフォンで騒音を検出し信号処理回路により騒
音と逆位相・等音圧の信号をダクト下流に設置したスピ
ーカから出力し、キャンセルされた結果をキャンセル用
のマイクロフォンで検出してフィードバックするフィー
ドバック系と、フィードフォワード系と組み合わせた、
いわゆる2マイクロフォン・1スピーカ型の能動型騒音
制御装置である。
【0003】この騒音制御装置には、通常、所定のサン
プリング周波数によりアナログ信号が変換されたディジ
タル信号を処理するディジタル回路を使用した信号処理
技術としてDSP(Digital Signal Processor) が使用
され、該DSPには主処理を行う適応型フィルタ(Adap
tive Filter)からなり、この適応型FIRフィルタによ
り周期性を有する騒音をキャンセルするための補償音が
形成されている。この応用技術として車両の車室内のマ
ルチポイントで騒音を制御するものがある。以下にこの
制御の一例として4ポイントの制御である4センサ、4
スピーカ、4適応型フィルタ構成について説明する。
【0004】図10は従来の騒音制御装置におけるマル
チポイントでの騒音制御を説明する概略図である。本図
に示す騒音制御装置は、例えば車両内の各座席での騒音
をキャンセルために設けられたスピーカs1、s2、s
3、s4と、該スピーカs1、s2、s3、s4からの
キャンセル音と騒音との重畳により生じる残留音をそれ
ぞれ捕捉するマイクロフォンM1、M2、M3、M4
と、参照信号に基づき前記スピーカs1、s2、s3、
s4にキャンセル音を出力させるための補償音を形成す
る適応型フィルタ(ADF1、ADF2、ADF3、A
DF4)と、前記マイクロフォンM1、M2、M3、M
4により捕捉された残留音の誤差信号を最小にするよう
に各該ADF1、ADF2、ADF3、ADF4のフィ
ルタ係数を形成する係数更新部(LMS1、LMS2、
LMS3、LMS4)と、前記参照信号を基に主として
前記スピーカs1、s2、s3、s4とマイクロフォン
M1、M2、M3、M4との間の伝達特性を形成し前記
各LMS1、LMS2、LMS3、LMS4でのフィル
タ係数を補正する伝達特性形成部(FIR11、21、
31、41、FIR12、22、32、42、FIR1
3、23、33、43、FIR14,24,34,4
4)と、連動してFIR11、21、31、41とLM
S1とを切り換えるスイッチSW1と、FIR12、2
2、32、42とLMS2とを切り換えるスイッチSW
2と、FIR13、23、33、43とLMS3とを切
り換えるスイッチSW3と、FIR14,24,34,
44とLMS4とを切り換えるスイッチSW4と、マイ
クロフォンM1、M2、M3、M4とLMS1、LMS
2、LMS3、LMS4とを切り換えるスイッチSW5
からなる。このように、スイッチSW1、2、3、4、
5を周期的に切り換えてマルチポイントでの騒音を消去
している。ここに前記参照信号の形成は種々の方法があ
り、エンジンパルスを基本周波数として種々の次数の周
波数を合成して形成するものがあり、また、適応型フィ
ルタの補償信号とマイクロフォンからの誤差信号とを合
成して形成するものがあり、また直接的にエンジン騒音
をマイクロフォンにより捕捉するものがあるが、その方
法は本発明ではいずれの方法によるものでもよい。
【0005】前記適応型フィルタは可変の乗算係数を有
するFIR型(Finite Impulse Response)フィルタであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のマ
ルチポイント制御のための騒音制御装置では、全ての適
応型フィルタは常にオン状態になっているが、エンジン
回転数によって車室内の騒音状況は変化し、また乗車人
員によっては騒音をキャンセルする必要のないポイント
があったり、さらにはエンジン回転数の低いところでの
必要な処理量が確保し難いという問題があった。すなわ
ちディジタル信号を処理するためのDSPが効率的に使
用されずまた不必要な処理動作により不安定の原因にも
なっている。
【0007】したがって本発明は上記問題点に鑑み効率
的なマルチポイント制御を行うことができる騒音制御装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、車室内の空間のマルチポイントで騒音と
逆位相・等音圧のキャンセル音を形成する騒音制御装置
に、処理部、入力スイッチ、出力スイッチ及びスイッチ
等のセレクトを設ける。前記処理部は前記騒音をキャン
セルした残留音による誤差信号を最小にするように前記
マルチポイントに対して複数の補償信号を出力するため
に適応型フィルタからなるようにしてある。
【0009】前記入力スイッチは前記マルチポイントか
らの誤差信号が前記処理部に入力するのを制御するよう
にしてある。前記出力スイッチは前記処理部から前記マ
ルチポイントへ補償信号が出力するのを制御するように
してある。前記スイッチ等のセレクトは前記入力スイッ
チ及び出力スイッチの切り換えを制御し、前記処理部の
処理構成を制御し、かつこのような制御を行うスイッチ
パターンを予め記憶するスイッチ等パターンメモリを有
するようにしてある。
【0010】前記SW等のセレクトには車両のエンジン
の回転数を検出し、回転数に応じて必要なマルチポイン
トに補償信号の出力を絞るように入力スイッチ及び出力
スイッチを制御するようにしてある。前記SW等のセレ
クトには乗員の位置を検出し乗員がいるマルチポイント
に補償信号の出力を絞るように入力スイッチ及び出力ス
イッチを制御するようにしてある。
【0011】前記SW等のセレクトには車両のエンジン
の回転数を検出し、高回転から低回転になるにつれて処
理部への入力を合成するように入力スイッチを制御し、
この合成に対応して処理部3の補償信号の形成数を減少
し、適応型フィルタのフィルタ長を大きくするように制
御し、補償信号を分岐して出力するように出力スイッチ
を制御するようにしてある。
【0012】
【作用】本発明の騒音制御装置によれば、前記SW等の
セレクトには車両のエンジンの回転数を検出し、低回転
から高回転になるにつれて必要なマルチポイントに補償
信号の出力を絞るように入力スイッチ及び出力スイッチ
を制御することにより、低回転から高回転になるにつれ
てマルチポイントを増加させるようにするので、動作の
系が少なくなり、安定動作となり、不必要な処理系をO
FFにすることにより処理量を減少でき、この間他の処
理にDSPを使用できるので、効率が向上し全体として
ハードの小形化ができる。
【0013】前記SW等のセレクトには乗員の位置を検
出し乗員がいるマルチポイントに補償信号の出力を絞る
ように入力スイッチ及び出力スイッチを制御することに
より、乗員の位置に依存してマルチポイントを変化させ
るようにしたので、前記と同様な作用効果を得ることが
できる。前記SW等のセレクトには車両のエンジンの回
転数を検出し、高回転から低回転になるにつれて処理部
への入力を合成するように入力スイッチを制御し、この
合成に対応して処理部3の補償信号の形成を減少し、適
応型フィルタのフィルタ長を大きくするように制御し、
補償信号を分岐して出力するように出力スイッチを制御
することにより、高回転から低回転になるにつれて処理
部3の処理段数を減少させFIRフィルタ長を大きくす
るので、低回転時には精度の向上が図られ、不必要な処
理量も減少できこのためハード面の小形化に寄与でき、
さらに動作系が少なくなり安定性の向上が図れる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る騒音制御装置を
示す図である。本図に示す騒音制御装置は、車両100
内の各座席の付近に設けられその位置の騒音をキャンセ
ルするためのスピーカS1、S2、S3、S4と、該ス
ピーカS1、S2、S3、S4により騒音がキャンセル
された残留音を捕捉するマイクロフォンM1、M2、M
3、M4と、エンジン1からのエンジンパルスからエン
ジンの回転数を検出する回転数検出部2と、車両内の乗
員位置を示す乗員位置センサ13と、前記スピーカS
1、S2、S3、S4へキャンセル音を出力させるため
に補償信号を形成する処理部3と、該処理部3とマイク
ロフォンM1、M2、M3、M4との間に設けられ該処
理部3への入力を制御する入力スイッチ4と、該処理部
3とスピーカS1、S2、S3、S4との間に設けられ
該処理部3からの出力を制御する出力スイッチ5と、前
記回転数検出部2、乗員位置センサ13からの信号に基
づき処理部3、入力スイッチ4及び出力スイッチ5の構
成を切り換えるスイッチ等のセレクト部6と、予め回転
数検出部2及び乗員位置センサの情報に基づいて処理部
3、入力スイッチ4及び出力スイッチ5の構成を切り換
えるパターンを予め記憶するスイッチ等パターンメモリ
7と、マイクロフォンM1、M2、M3、M4の信号を
処理部3で処理できるように変換する信号変換部8と、
スピーカS1、S2、S3、S4へ出力できるように処
理部3の補償信号を変換する信号変換部9とを具備す
る。
【0015】図2は図1の処理部3の構成を示す図であ
る。本図に示す処理部3は基本的な構成を示すもので入
力スイッチ4を介した信号を周期的に切り換えるSW5
と、該SW5からの信号と参照信号を基に補償信号を形
成しそれぞれ出力スイッチ5に出力する処理部1、2、
3、4を具備する。図3は図2の各処理1、2、3、4
の構成を示す図である。本図に示す各処理1、2、3、
4の構成の説明は図10でしたと同様であるので省略す
る。
【0016】図4はマイクロフォンからの信号の信号変
換部8の構成を示す図である。本図に示す変換部8はマ
イクロフォンM1、M2、M3、M4の信号をそれぞれ
増幅する増幅器と、各該増幅器に接続され高周波成分を
除去し折り返しを防止する低域通過フィルタと、各該低
域通過フィルタを接続するアナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器(Analog to Digital Conver
ter)とを具備する。
【0017】図5はスピーカへの信号の信号変換部9の
構成を示す図である。本図に示す信号変換部9は出力ス
イッチ5からの各ディジタル信号をアナログ信号に変換
するD/A変換器(Digital to Analog Converter) と、
各該D/A変換器にそれぞれ接続され高周波成分を除去
する低域通過フィルタと、各該低域通過フィルタに接続
されスピーカS1、S2、S3、S4を駆動する電力増
幅器を具備する。
【0018】次にスイッチ等のセレクト6の動作の第1
及び2の例を説明する。図6及び7は図1のSW等のセ
レクト6による動作の第1及び2の例を示す図である。
図6の処理部3では説明の簡略化のためにSW5を省略
してある(以下同様である)。SW等のセレクト6では
先ず回転数検出部2により回転数を検出し、その騒音レ
ベルの高い位置のスピーカ、マイクロフォンだけをON
にし残りはOFFとする。これは車室内は回転数により
騒音のレベル分布に相違があるからである。SW等パタ
ーンメモリ7には前記相違を測定して回転数に依存して
どの座席をキャンセルすべきかを決めその場合のスイッ
チパターンが記憶されている。例えば、低回転数の時に
は全座席が騒音レベルが高いので、図6に示す低回転時
のように、全座席で騒音をキャンセルするために全ての
処理1、2、3、4が稼働するように、入力スイッチ4
及び出力スイッチ5のパターンをスルーになるように記
憶してある。しかし高回転の時には前部座席又は後部座
席だけが騒音のレベルが高くなるので、図7に示す高回
転時のように、スイッチ4及び5を制御して、例えば前
部座席を担当する処理部3の処理1及び4だけをスルー
にし稼働させるように入力スイッチ4及び出力スイッチ
5のスイッチパターンを記憶してある。したがって高回
転の場合には処理2及び3は稼働する必要がなくなる。
この不必要な処理2及び3が処理部3からSW等のセレ
クト6により切り離されることになる。したがって本実
施例によれば、低回転から高回転になるにつれてマルチ
ポイントを増加させるようにするので、動作の系が少な
くなり、安定動作となり、不必要な処理系をOFFにす
ることにより処理量を減少でき、この間他の処理にDS
Pを使用できるので、効率が向上し全体としてハードの
小形化ができる。
【0019】SW等のセレクト6の動作の第3の例を説
明する。SW等パターンメモリ7には乗員位置と入力ス
イッチ4及び出力スイッチ5のスイッチパターンとが記
憶されている。この入力スイッチ4及び出力スイッチ5
のスイッチパターンは乗員がいる座席のマイクロフォ
ン、スピーカをONにし、乗員がいない座席のマイクロ
フォン、スピーカをOFFとするものである。SW等の
セレクト6では乗員位置センサ13により乗員位置を検
出しスイッチ4及び5を制御して乗員がいる座席だけ処
理部3の処理を稼働させる。そして稼働していない処理
を処理部3から切り離す。したがって本実施例によれ
ば、乗員の位置に依存してマルチポイントを変化させる
ようにしたので、前記と同様な作用効果を得ることがで
きる。
【0020】次にSW等のセレクト6の動作の第4及び
5の例を説明する。図8及び9は図1のSW等のセレク
ト6による動作の第4及び5の例を示す図である。エン
ジンに回転数に依存して騒音の周期が変動するが、低回
転では騒音の周期が低いので騒音の車室内の空間的変化
は小さいが騒音の波長が長くなり、高回転ではこの逆に
なる。SW等パターンメモリ7にはこの特徴を考慮して
図8に示す高回転時のように処理部3の各処理1、2、
3、4が稼働するようにスピーカ及びマイクロフォンに
接続するために入力スイッチ4及び出力スイッチ5のパ
ターンをスルーとなるように記憶してある。また図9に
示す低回転時では、SW等パターンメモリ7には信号変
換器8からの信号を合成して一つにする入力スイッチ4
のスイッチパターンが記憶されるようにしてある。さら
にこの場合にはSW等パターンメモリ7には前記合成信
号を処理できるように処理部3の各処理をまとめてFI
Rフィルタのタップ長を大きくする一つのものになるよ
うにスイッチパターンが記憶されるようにしてある。ま
たSW等パターンメモリ7には処理部3から信号をそれ
ぞれのスピーカS1、S2、S3、S4に分岐するよう
な出力スイッチ5のスイッチパターンを記憶するように
してある。このように、高回転と低回転でSW等パター
ンメモリ7に記憶するようにスイッチパターンを切り換
えるのは、高回転では騒音の周期が小さくこのため騒音
の空間分布の影響が大きくなるのでマルチポイントの制
御を必要としさらに騒音の波長が短いためFIRフィル
タのタップ長が精度上短くてよいのに対して、低回転で
はこの逆で、騒音の周期が大きくこのため騒音の空間分
布の影響が小さくなりマルチポイントの制御を比較的必
要とせずさらに騒音の波長が長いためFIRフィルタの
タップ長が大きい方が精度が良くなるからである。かく
して本実施例によれば、高回転から低回転になるにつれ
て一般的に処理部3の処理段数を徐々に減少させFIR
フィルタ長を徐々に大きくするので、低回転時には精度
の向上が図られ、不必要な処理量も減少できこのためハ
ード面の小形化に寄与でき、さらに動作系が少なくなり
安定性の向上が図れる。
【0021】なお、SW等のセレクト6の第1及び2の
例と第4及び5の例ではエンジンの回転数に関して構成
上互いに逆の切り換えとなるが、騒音レベルの制御又は
精度の向上のいずれかに重点を置いて使用され双方とも
同一の目的を達成する点では共通するものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転に応じてマルチポイントを変化させ、乗員の位置に依
存してマルチポイントを変化させるようにしたので、動
作の系が少なくなり、安定動作となり、不必要な処理系
をOFFにすることにより処理量を減少でき、この間他
の処理にDSPを使用できるので、効率が向上し全体と
してハードの小形化ができる。また高回転から低回転に
なるにつれて処理部での段数を減少し、適応型フィルタ
のフィルタ長を大きくするので、低回転時には精度の向
上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る騒音制御装置を示す図で
ある。
【図2】図1の処理部3の構成を示す図である。
【図3】図2の各処理1、2、3、4の構成を示す図で
ある。
【図4】マイクロフォンからの信号の信号変換部8の構
成を示す図である。
【図5】スピーカへの信号の信号変換部9の構成を示す
図である。
【図6】図1のSW等のセレクト6による低回転時の動
作の第1の例を示す図である。
【図7】図1のSW等のセレクト6による高回転時の動
作の第2の例を示す図である。
【図8】図1のSW等のセレクト6による高回転時の動
作の第4の例を示す図である。
【図9】図1のSW等のセレクト6による低回転時の動
作の第5の例を示す図である。
【図10】従来の騒音制御装置におけるマルチポイント
での騒音制御を説明する概略図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…回転数検出部 3…処理部 4…入力スイッチ 5…出力スイッチ 6…SW等のセレクト 7…SW等パターンメモリ 8、9…信号変換部 13…乗員位置センサ 200…車室 S1、S2、S3、S4…スピーカ M1、M2、M3、M4…マイクロフォン
フロントページの続き (72)発明者 崎山 和広 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 馬場崎 正博 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 石川 修 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (72)発明者 北尾 英樹 兵庫県神戸市兵庫区御所通1丁目2番28 号 富士通テン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−136996(JP,A) 特開 平3−195296(JP,A) 特開 平3−203497(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/178 F01K 1/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の空間のマルチポイントで騒音と
    逆位相・等音圧のキャンセル音を形成する騒音制御装置
    であって、 前記騒音をキャンセルした残留音による誤差信号を最小
    にするように前記マルチポイントに対して複数の補償信
    号を出力するために適応型フィルタからなる処理部
    (3)と、 前記マルチポイントからの誤差信号が前記処理部(3)
    に入力するのを制御する入力スイッチ(4)と、 前記処理部(3)から前記マルチポイントへ補償信号が
    出力するのを制御する出力スイッチ(5)と、 前記入力スイッチ(4)及び出力スイッチ(5)の切り
    換えを制御し、前記処理部(3)の処理構成を制御し、
    かつこのような制御を行うスイッチパターンを予め記憶
    するスイッチ等パターンメモリ(7)を有するスイッチ
    等のセレクト(6)を備えることを特徴とする騒音制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記SW等のセレクト(6)では車両の
    エンジンの回転数を検出し、回転の変化に応じて必要な
    マルチポイントに補償信号の出力を絞るように入力スイ
    ッチ(4)及び出力スイッチ(5)を制御する請求項1
    記載の騒音制御装置。
  3. 【請求項3】 前記SW等のセレクト(6)では乗員の
    位置を検出し乗員がいるマルチポイントに補償信号の出
    力を絞るように入力スイッチ(4)及び出力スイッチ
    (5)を制御する請求項1記載の騒音制御装置。
  4. 【請求項4】 前記SW等のセレクト(6)では車両の
    エンジンの回転数を検出し、高回転から低回転になるに
    つれて処理部(3)への入力を合成するように入力スイ
    ッチ(4)を制御し、この合成に対応して処理部(3)
    の補償信号の形成数を減少し、適応型フィルタのフィル
    タ長を大きくするように制御し、補償信号を分岐して出
    力するように出力スイッチ(5)を制御する請求項1記
    載の騒音制御装置。
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