JP3405716B2 - カレンダーロール装置からのゴムシート取出し装置 - Google Patents

カレンダーロール装置からのゴムシート取出し装置

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JP3405716B2
JP3405716B2 JP2000238628A JP2000238628A JP3405716B2 JP 3405716 B2 JP3405716 B2 JP 3405716B2 JP 2000238628 A JP2000238628 A JP 2000238628A JP 2000238628 A JP2000238628 A JP 2000238628A JP 3405716 B2 JP3405716 B2 JP 3405716B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カレンダロール装
置から押し出されるゴムシートの先端部を、カレンダロ
ールから引き剥がしかつ下流側の搬出装置に移し換える
作業を自動的に行うことができ、作業の安全性を高める
とともに生産効率を大幅に向上しうるカレンダーロール
装置からのゴムシート取出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、カレンダロール装
置Aにより圧延されたゴムシートSは、通常、コンベヤ
などの搬出装置Bをへて冷却ラインCでいったん冷却さ
れ、しかる後、例えば加工工程やロール状への巻取り工
程などの次工程に送られる。
【0003】そのために、カレンダロール装置Aからの
ゴムシートSの押出し初期においては、その先端部Se
を前記搬出装置Bに誘導して移し換えを行う作業が、段
替え毎に必要となる。なお図中、符号Dは混練りされた
ゴム生地をカレンダロール装置Aに供給するゴム押出
機、符号C1は内部に冷却液を循環させた冷却ロールで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記押
出し初期の先端部Seは、図12(A)〜(C)に示す
ように、巾方向のどの辺りからどの程度の量で出てくる
のか、或いは上下何れのカレンダロールaに付着して出
てくるのか予測がつかないという問題がある。
【0005】従って、前記先端部Seの誘導に際して
は、従来、作業者の手作業により、カレンダロールaに
付着して出てくる先端部Seを引き剥がすとともに押出
し速度に合わせた速度でゴムシートSをカレンダロール
装置Aから引出しながら搬出装置Bまで運ぶことが行わ
れている。
【0006】従って、作業者への労働の負担が高く、作
業効率や生産性に劣るとともに、カレンダロールaに手
が巻き込まれる恐れが生じるなど充分な安全性の確保が
難しい。又作業者への作業スペースを必要とするなど、
ラインスペース縮小の妨げにもなっていた。
【0007】そこで本発明は、ゴムシート先端部のカレ
ンダロールからの引き剥がし、及び引き剥がした先端部
の搬出装置への誘導、移し換えを自動で行うことがで
き、作業効率や生産性を高めるとともに、危険作業を排
除でき、しかもラインスペースの縮小化を図りうるカレ
ンダーロール装置からのゴムシート取出し装置の提供を
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明は、カレンダーロール装置から
のゴムシート取出し装置であって、カレンダロール装置
から押し出されたゴムシートの先端部を把持する把持手
段を有する把持装置と、前記ゴムシートを搬出する搬出
装置と、前記把持装置を案内しかつ前記ゴムシートを搬
出装置に移し換えする誘導装置とを具え、前記把持装置
は、前記誘導装置により案内される移動基体に、カレン
ダロール装置の上下の各カレンダロールの出口部側の周
囲面と長い範囲に亘って摺接することによりバンクから
の前記ゴムシートが前記カレンダロールに付着するのを
防ぎかつ引き剥がすとともに該ゴムシートを挟持する上
下の引き剥がし用爪部を有する把持具と、この把持具を
首振りする回動具とを設けており、かつ搬出装置は、前
記カレンダロール装置の前記出口部の下方で該出口部か
ら離れる方向に延在し、しかも前記誘導装置は、前記把
持装置を前記カレンダロールの出口部と前記搬出装置の
搬出側との間を移動可能に案内するとともに、前記把持
具は把持したゴムシートをそのまま、又は把持部分近傍
を除去したのち離間し搬出装置に移し換えすることを特
徴としている。
【0009】また請求項2の発明では、前記把持装置
は、前記回動具に、前記把持具を進退させる移動機を設
けたことを特徴としている。
【0010】また請求項3の発明では、前記誘導装置
は、把持具により把持されたゴムシートの把持部分近傍
を除去する切断手段を介装することを特徴としている。
【0011】また請求項4の発明では、前記把持具から
離間されるゴムシートを前記搬出装置に押し付ける押し
付け装置を具備することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を、
図示例とともに説明する。図1は、本発明のゴムシート
取出し装置を概念的に示す斜視図、図2はその側面図で
ある。
【0013】図1、2において、ゴムシート取出し装置
1(以下取出し装置1という)は、カレンダロール装置
2から押し出されたゴムシートSの先端部Seを把持す
る把持手段3を有する把持装置4と、前記ゴムシートS
を搬出する搬出装置5と、前記把持装置4を案内しかつ
前記ゴムシートSを搬出装置5に移し換えする誘導装置
6とを具える。
【0014】なお段替えに際してゴム替えを行う場合に
は、ゴムシートSの先端部Seに、配合が異なる旧ゴム
と新ゴムが混ざり合う所謂コンタミが発生する場合が多
い。従って、本例では、このコンタミを切除するため
に、前記誘導装置6に、把持手段3により把持されたゴ
ムシートSの把持部分近傍SAを除去する切断手段14
を介装せしめ、該把持部分近傍SAの除去後に、ゴムシ
ートSを離間解放し、前記搬出装置5に移し換えする如
く構成している。
【0015】前記カレンダロール装置2は、上下のカレ
ンダロール2U、2Lを回転可能に枢着した周知構造を
なし、例えばゴム押出機D(図2に示す)によって供給
される混練ゴムを圧延し、所定厚さのゴムシートSとし
て出口部2Kから押し出す。このカレンダロール装置2
では、ゴム押出機Dとの間に混練ゴムのバンクG(貯留
部)を形成しうるよう、本例では、カレンダロール2
U、2Lの各軸心を結ぶ軸心線Xを、垂線に対して15
゜程度の傾斜角度αを有して押出し側(下流側)に前傾
させている。なお便宜上、ゴムシートSの押出し方向及
び搬出方向の下流側を前側、上流側を後側と呼ぶ場合が
ある。
【0016】又前記搬出装置5は、本例では、メッシュ
ベルトを用いたベルトコンベヤであり、カレンダロール
装置2の前記出口部2Kの下方かつその近傍から、例え
ば冷却ラインへの投入位置まで延在する。この搬出装置
5では、その搬送速度が前記カレンダロール装置2の押
出し速度(カレンダ速度)に一致するよう、速度制御さ
れて運転される。
【0017】又前記誘導装置6は、把持装置4を、カレ
ンダロール装置2の出口部2Kと前記搬出装置5の搬出
側との間で移動可能に案内する一対のレール11を具え
る。該レール11は、本例では、フレーム12に支持さ
れて、前記搬出装置5上を搬送面5Sに沿って延在す
る。なお前記搬送面5S及びレール11は、下流側に向
かって上傾斜でのび、このとき、前記レール11の水平
線に対する角度θ1(本例では約19゜)を、前記搬送
面5Sの角度θ2(本例では約6゜)より大に設定す
る。これにより、図7、9に示すように、先端部Seが
把持されたゴムシートSの弛み部分Saが搬送面5Sに
接触するのを防止する。又この角度差により、搬送面5
Sとレール11との間に、切断手段14などの配置スペ
ースを確保している。
【0018】又前記誘導装置6には、把持装置4を前記
レール11に沿って移動させる駆動手段15が配され
る。本例では、該駆動手段15として、前記レール11
両端の鎖車間に巻装される一対の無端連紐17と、この
無端連紐17を周回させる駆動モータMとから構成され
る場合が例示される。
【0019】又前記切断手段14は、前記搬送面5S上
を跨る切断台60と、この切断台60に取付きかつ巾方
向に往行移動しうる切断刃61と、切断時、前記把持部
分近傍SAを切断台60に押圧し保持するシート押え具
62とを具える。なおシート押え具62は、本例では、
進退自在なロッド下端に押え片62Aを設けたシリンダ
ー62Bからなり、この押え片62Aは、常時は、前記
レール11より上方位置T1で待機する。なお該切断手
段14の下流側には、本例では、切断した把持部分近傍
SAを搬出する払い出しコンベヤ63が側設される。こ
の払い出しコンベヤ63は、前記搬送面5S上を跨り前
記切断台60と平行に延在する。
【0020】次に、前記把持装置4は、前記誘導装置6
により案内される移動基体19に、カレンダロール2
U、2Lの出口部2K側の周囲面と長い範囲に亘って摺
接することによりバンクGからの前記ゴムシートSが前
記カレンダロール2U、2Lに付着するのを防ぎかつ引
き剥がすとともに該ゴムシートSを挟持する上下の引き
剥がし用爪部20を有する把持具21と、この把持具2
1を首振りする回動具22とを具える。
【0021】詳しくは、図3に示すように、前記移動基
体19は、例えば側枠片23Aの前端間を前枠片23B
で接合した略コ字状の枠組み体23からなり、その両外
側面には、前記レール11を走行しうる車輪24が枢着
されるとともに、前記無端連紐17の例えば下走行線1
7Aに金具26を介して係止される。又前記側枠片23
Aの後端間には、回動具22を枢支する支持軸25を架
け渡している。
【0022】前記回動具22は、本例では、前記支持軸
25に枢支される一対の側板27Aを含む回動基体27
と、この回動基体27を前後に傾動自在に駆動する駆動
機29とを具える。なお回動基体27は、前記側板27
Aの下端間を下板27Bにより、又上端間を継軸27C
により連結している。本例では、前記駆動機29として
前記移動基体19にフランジ止めされるシリンダが用い
られる場合を例示しており、そのロッド端には前記継軸
27Cが接続される。従って、前記回動具22は、シリ
ンダーロッドの伸縮により、図6の如く、本例では、前
記爪部20の開閉中心線Zが、前記レール11と略平行
となる基準状態P1から、開閉中心線Zがゴムの押出し
方向線Y(前記軸心線Xとは直角)とは平行な首振り状
態P2まで、前記支持軸25の廻りを自在に傾動でき
る。
【0023】又回動基体27の前記下板27B下面に
は、本例では、シリンダ等からなる移動機30が固着す
るとともに、後方に向かってのびるロッド端に、前記把
持具21を取付けている。従って、把持具21は、前記
移動機30のロッド伸縮により、図5の如く、回動基体
27における傾動姿勢、本例では前記首振り状態P2を
維持したまま、カレンダロール2U、2Lから接近する
接近状態Q2から離れる離間状態Q1まで、前記押出し
方向線Yに沿って進退移動しうる。
【0024】次に、前記把持具21は、基枠31に、前
記把持手段3を設けている。この基枠31は、例えば、
側枠片31Aの前後を、前枠片31Bと後枠片31Cと
で継いだ矩形枠状をなし、その後枠片31Cに、前記移
動機30のロッド端が固定される。なお前記回動基体2
7と基枠31との間には、該基枠31をロッドに沿って
案内する周知構成の案内具32(図3に示す)を介在さ
せることができる。又各側枠片31Aは、前記後枠片3
1Cをこえて後方にのびる延出部33に、前記把持手段
3を設けている。
【0025】該把持手段3は、ゴムシートSの前記先端
部Seを挟んで把持する爪部20を有する上下の把持爪
34U、34Lと、各把持爪34U、34Lを駆動する
駆動部35とから構成される。
【0026】前記駆動部35は、前記延出部33間で枢
支される上下の支軸38に夫々一体回動自在に固着され
るピニオン36、36と、各ピニオン36に噛合するラ
ック37とを含み、このラック37は、前記後枠片31
Cに支持されるシリンダ39のロッド端に取付き、前記
開閉中心線Z上を進退自在に移動しうる。
【0027】又前記上下の把持爪34U、34Lは、夫
々、図3、4に示すように、前記ピニオン36の両側で
前記支軸36からのびる一対のアーム40と、このアー
ム40の先端間に架け渡される爪部20とを具える。な
お上下の把持爪34U、34Lは、略同構成をなし、各
アーム40を行き違い可能に軸心方向に位置を違えて設
けている。従って、把持手段3は、前記シリンダ39に
よるラック37の進退移動に伴い、前記爪部20間が実
質的に閉じゴムシートSを狭持する閉脚状態R1(図4
に示す)から、爪部20間が離間する開脚状態R2ま
で、前記把持爪34U、34Lは、前記開閉中心線Zを
対称として上下に開閉しうる。
【0028】ここで、前記爪部20は、前記開脚状態R
2においては、その嘴状の鋭利な先端が、前記上下のカ
レンダロール2U、2Lの周囲面と長い範囲に亘って摺
接でき、これによってゴムシートSの前記カレンダロー
ル2U、2Lへの付着を防ぎ、引き剥がしを行う。従っ
て、本例ではこの先端によってシート引き剥がし部分2
0Aを形成している。なお前記「長い範囲」としては、
少なくともゴムシートSの巾の1/2以上(通常400
mm以上)とするのが好ましい。又少なくとも前記シー
ト引き剥がし部分20Aは、前記摺接によるカレンダロ
ール2U、2Lへの傷付きを阻止するために、例えばナ
イロン樹脂などの合成樹脂で形成するのが好ましい。又
同様の理由で、前記シリンダ39は把持手段3が開脚状
態R2にあるとき、すなわち爪部20がカレンダロール
に当たっているときのエア圧力(作動圧)を0.1〜
0.2Mpa程度にしている。
【0029】又爪部20では、前記閉脚状態R1におい
てゴムシートSをしっかりと狭持するために、その根元
側に隆起部分20Bを吐出している。なおこの隆起部分
20Bには、いったん把持したゴムシートSを解放する
ための空気吹き出し口42を形成することができ、この
空気吹き出し口42は、高圧空気源に導通する。
【0030】又本例では、爪部20から離間解放された
ゴムシートSを前記搬出装置5に押し付けて移し換えを
確実に行う押し付け装置65(図2に示す)を、前記カ
レンダロール装置2と前記切断手段14との間に具備し
ている。この押し付け装置65は、本例では、進退自在
なロッド下端に押えローラ65Aを枢着したシリンダー
65Bからなり、この押えローラ65Aは、常時は、前
記レール11より上方位置L1で待機する。なおシリン
ダー65Bは、前記搬送面5Sと直角方向に進退する。
【0031】然して、図2に示すように、カレンダロー
ル装置2からのゴムシートSの押し出しに先駆け、把持
装置4は、出口部2K近傍の待機位置J1で、前記首振
り状態P2、かつ接近状態Q2、かつ開脚状態R2を維
持して待機する。すなわち、前記爪部20、20は、そ
の開閉中心線Zを押出し方向線Yに向け、かつカレンダ
ロール2U、2Lに長い範囲に亘って均等に摺接した状
態で待機する。
【0032】従って、カレンダロール装置2の作動後、
ゴムシートSの出現位置が予測できない場合にも、その
先端部Seをカレンダロール2U、2Lから確実に引き
剥がすことができる。又前記シリンダ39の作動による
閉脚状態R1(図4に示す)への移行により、引き剥が
した先端部Seを、爪部20、20間で狭持しうる。な
お本例では、このシリンダ39を、カレンダロール装置
2の作動時を基準としたタイマーによって作動させてい
るが、例えば爪部20に接触センサを設ける等種々な制
御手段が採用できる。
【0033】その後、把持装置4は、図5の如く、移動
機30を作動し、前記閉脚状態R1を維持したまま離間
状態Q1まで押出し方向線Yに沿って、カレンダ速度と
略等速度で低速移動する。これによって、回動に際し爪
部20のカレンダロール2Lへの衝合を避ける。
【0034】しかる後、図6に示すように、前記回動具
22による首振り状態P2から基準状態P1への回動が
行われるとともに、図7に示すように、第1又は第2の
離間解放位置J2、J3まで、レール11に沿った下流
側への走行移動が行われる。なお第1の離間解放位置J
2は、段替え時にゴム替えされない、すなわちコンタミ
が発生しない場合の停止位置であって、前記押し付け装
置65と切断台60との間に設定される。
【0035】従って、図8に示すように、この第1の離
間解放位置J2で解放され搬出装置5上に落下するゴム
シートSは、押し付け装置65により搬送面5Sに押し
付けられ、移し換えが行われる。
【0036】又段替え時にゴム替えされ、すなわちコン
タミが発生する場合には、図9に示すように、切断台6
0より下流側の第2の離間解放位置J3で停止する。し
かる後、シート押え具62及び切断刃61が順次作動
し、把持部分近傍SAを切断する。切断されたゴムシー
トSは、図10に示すように、シート押え具62が戻っ
た後、押し付け装置65の伸張により搬送面5Sに押し
付けられ、移し換えが行われる。
【0037】又切除されかつ把持装置4に把持される把
持部分近傍SAは、前記第2の離間解放位置J3で解放
され、払い出しコンベヤ63上に落したのち、例えばラ
イン外に設けた除去ゴム用の回収ボックス(図示しな
い)に回収される。
【0038】以上、本発明の特に好ましい実施形態につ
いて詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定される
ことなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0039】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、
ゴムシート先端部のカレンダロールからの引き剥がし、
及び引き剥がした先端部の搬出装置への誘導、移し換え
を自動で行うことができ、作業効率や生産性を高めると
ともに、危険作業を排除でき、しかもラインスペースの
縮小化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のゴムシート取出し装置を概
念的に示す斜視図である。
【図2】その側面図である。
【図3】把持装置を示す分解斜視図である。
【図4】把持手段の動作を説明する線図である。
【図5】移動機の動作を説明する線図である。
【図6】回動具の動作を説明する線図である。
【図7】ゴムシート取出し装置の第1の離間解放位置で
の動作を説明する線図である。
【図8】前記第1の離間解放位置でのゴムシートの移し
換え動作を説明する線図である。
【図9】ゴムシート取出し装置の第2の離間解放位置で
の切断動作を説明する線図である。
【図10】前記第2の離間解放位置でのゴムシートの移
し換え動作を説明する線図である。
【図11】従来技術を説明する線図である。
【図12】(A)〜(C)はその問題点を説明する線図
である。
【符号の説明】
2 カレンダロール装置 2U、2L カレンダロール 2K 出口部 3 把持手段 4 把持装置 5 搬出装置 6 誘導装置 14 切断手段 19 移動基体 20 爪部 21 把持具 22 回動具 30 移動機 65 押し付け装置 G バンク S ゴムシート SA 把持部分近傍 Se 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 43/00 - 43/58

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カレンダロール装置から押し出されたゴム
    シートの先端部を把持する把持手段を有する把持装置
    と、前記ゴムシートを搬出する搬出装置と、前記把持装
    置を案内しかつ前記ゴムシートを搬出装置に移し換えす
    る誘導装置とを具え、 前記把持装置は、前記誘導装置により案内される移動基
    体に、カレンダロール装置の上下の各カレンダロールの
    出口部側の周囲面と長い範囲に亘って摺接することによ
    りバンクからの前記ゴムシートが前記カレンダロールに
    付着するのを防ぎかつ引き剥がすとともに該ゴムシート
    を挟持する上下の引き剥がし用爪部を有する把持具と、
    この把持具を首振りする回動具とを設けており、 かつ搬出装置は、前記カレンダロール装置の前記出口部
    の下方で該出口部から離れる方向に延在し、 しかも前記誘導装置は、前記把持装置を前記カレンダロ
    ールの出口部と前記搬出装置の搬出側との間を移動可能
    に案内するとともに、 前記把持具は把持したゴムシートをそのまま、又は把持
    部分近傍を除去したのち離間し搬出装置に移し換えする
    ことを特徴とするカレンダーロール装置からのゴムシー
    ト取出し装置。
  2. 【請求項2】前記把持装置は、前記回動具に、前記把持
    具を進退させる移動機を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のカレンダーロール装置からのゴムシート取出し
    装置。
  3. 【請求項3】前記誘導装置は、把持具により把持された
    ゴムシートの把持部分近傍を除去する切断手段を介装す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のカレンダーロ
    ール装置からのゴムシート取出し装置。
  4. 【請求項4】前記把持具から離間されるゴムシートを前
    記搬出装置に押し付ける押し付け装置を具備することを
    特徴とする請求項1、2又は3記載のカレンダーロール
    装置からのゴムシート取出し装置。
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