JP3405663B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3405663B2
JP3405663B2 JP25090797A JP25090797A JP3405663B2 JP 3405663 B2 JP3405663 B2 JP 3405663B2 JP 25090797 A JP25090797 A JP 25090797A JP 25090797 A JP25090797 A JP 25090797A JP 3405663 B2 JP3405663 B2 JP 3405663B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同期型の半導体記
憶装置に係り、特に複数のデータバスを用いて複数のア
ドレスに対するデータを並列に処理する半導体記憶装置
に関するもので、例えばSRAM(スタティック型メモ
リ)などに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のSRAMにおいて、通常の同期動
作モードのみをサポートすればよい場合には、外部クロ
ック入力のアップエッジ(立上がり)のみに同期させて
1つの入出力端子当り1ビットのデータをメモリセルか
ら読み出したり書き込んだりすればよい。
【0003】この場合、メモリセルアレイのセル部とカ
ラムトランスファーゲート(セルアレイのカラム選択を
行うためにカラムアドレスデコーダの出力により制御さ
れるカラムスイッチ)のレイアウトは、図6に示すよう
に、隣り合う2つのセルに対応する領域に2つのカラム
トランスファーゲート(MOSトランジスタからなる)
が形成されている。
【0004】ここで、71は半導体基板基板(あるいは
ウエル領域)の不純物拡散層(MOSトランジスタのド
レイン領域あるいはソース領域)、72はゲート配線
(例えばポリシリコン配線)、73はセルに接続されて
いるビット線Bit1,Bit2、Bit3,Bit4
あるいは/Bit1,/Bit2、/Bit3,/Bi
t4と前記不純物拡散層からなるドレイン領域あるいは
ソース領域とのコンタクト部、74は2つの隣り合う2
つのMOSトランジスタドレイン共通領域あるいはソー
ス共通領域と共通ビット線Bit1,2あるいはBit
3,4あるいは/Bit1,2あるいは/Bit3,4
とのコンタクト部である。
【0005】即ち、セル(Cell1 、Cell2 、Cell3 、Ce
ll4 )部とカラムトランスファーゲート部とのレイアウ
ト集積度がほぼ2:1になることから、隣り合う2つの
セル(Cell1 、Cell2 )、(Cell3 、Cell4 )にそれぞ
れ対応する領域にそれぞれ2つのカラムトランスファー
ゲートを形成すれば、2セルのデータのマルチプレクス
をすることを考慮した場合に高集積度を実現できる。
【0006】一方、近年、半導体メモリの高速動作方式
の1つとして、バーストモード動作が提案されている。
バーストモード動作とは、バーストモード期間中は、外
部から取り込まれるアドレス信号に基づいてクロック信
号に同期してチップ内部でバーストアドレスを自己発生
して読み出し/書き込みを行う動作である。
【0007】前記バーストアドレスの発生の仕方は、1
ビットまたは2ビットのバーストアドレス信号により一
定の規則性(リニアモードあるいはインターリーブモー
ド)にしたがって連続したアドレスを発生するものであ
り、バーストアドレス信号以外は固定である。
【0008】上記リニアモードあるいはインターリーブ
モードは、いずれも、バーストアドレス信号の下位ビッ
トの値が0,1,0,1…(または、1,0,1,0
…)と繰り返すものであり、同じ値が繰り返すことはな
い。
【0009】例えばバーストアドレス信号として2ビッ
トA1、A0が与えられているとすると、前記リニアバ
ーストの時には、バーストスタートアドレスから順番に
インクリメントするように進行する。即ち、スタートア
ドレスA1、A0が(0,0)の時、(0,0)→
(0,1)→(1,0)→(1,1)と内部バーストア
ドレスが進行する。
【0010】なお、バーストアドレスは、切り換えのス
ピードが要求されるので、メモリセルのカラムアドレス
が割り当てられることが多い。この理由は、カラムアド
レス信号のデコードは、セルのワード線選択を行うため
のロウ系のデコードより高速化できるからである。そこ
で、以後の説明および図面中では、前記バーストアドレ
スビットA1、A0をカラムアドレスビットY1、Y0
で表わすものとする。
【0011】一方、前記バーストモード動作の1つの形
式として、外部クロック入力のアップエッジ(立上が
り)とダウンエッジ(立下がり)に同期してデータの読
み出し/書き込みを行うダブルデータレート(Double D
ata Rate;DDR)方式のSRAMが提案されている。
【0012】このDDR方式のSRAMは、内部動作速
度は特に高速化することなく、I/Oバッファの部分の
みで外部クロック入力のアップエッジ/ダウンエッジ両
方に同期させて読み出したり書き込んだりすることによ
り、メモリ外部から見ると、メモリ内部が倍速で動いて
いる(2倍のデータの読み出し/書き込みを行う)よう
にするものである。
【0013】従って、DDR方式のSRAMを実現する
ためには、メモリ内部のデータバスを倍にしておき、バ
ーストスタートアドレスとそれに連続する次のアドレス
で指定されるセルに対して同時選択をして書き込み/読
み出しをさせる必要がある。
【0014】換言すれば、DDR方式のSRAMは、複
数のデータバスを用いて複数のアドレスに対するデータ
を並列に処理する方式であり、メモリセルへの実際の書
き込み動作などの内部動作自体は外部クロック入力と同
じ速度(周波数)で行うが、一度に2アドレス分のデー
タを並列に処理することによりデータ転送速度を2倍に
高めるものである。
【0015】ところで、DDR方式のSRAMを実現す
る際、図6に示したような従来のSRAMにおけるカラ
ムトランスファーゲートの構成をそのまま採用し、カラ
ムアドレスビットY1、Y0で選択される連続する4ア
ドレスのうちの隣り合う2つのセル(Cell1 、Cell2 )
に対応するカラムトランスファーゲートの各一端を共通
に接続し、隣り合う2つのセル(Cell3 、Cell4 )に対
応するカラムトランスファーゲートの各一端を共通に接
続した場合には、隣り合う2ビット分の各カラムトラン
スファーゲートが同時に開いてしまうと、データの衝突
が起きてしまう。
【0016】それを避けるため、従来、図7または図8
に示すような構成が考えられている。 図7の構成は、
隣り合う2つのセルに対応する領域に2つのカラムトラ
ンスファーゲートが形成されており、カラムアドレスビ
ットY1、Y0で選択される連続する4アドレスのうち
の隣り合う2つのセル(Cell2 、Cell3 )のビット線対
同志をクロスさせ、2つのセル(Cell1 、Cell3 )に対
応するカラムトランスファーゲートの各一端を共通に接
続し、2つのセル(Cell2 、Cell4 )に対応するカラム
トランスファーゲートの各一端を共通に接続したもので
ある。なお、81はMOSトランジスタのドレイン共通
領域あるいはソース共通領域と共通ビット線Bit1,
3あるいは2,4あるいは/Bit1,3あるいは/B
it2,4とのコンタクト部であり、その他の図6中と
同一部分には同一符号を付している。
【0017】このような構成は、隣り合う2つの(Cell
2 、Cell3 )のビット線対(Bit2,/Bit2),
(Bit3,/Bit3)同志をクロスさせるための領
域が必要になるので、集積度が下がる。
【0018】また、図8の構成は、1つのセルの領域に
1つのカラムトランスファーゲートの領域を対応させ、
カラムアドレスビットY1、Y0で選択される連続する
4アドレスのうちの2つのセル(Cell1 、Cell3 )に対
応するカラムトランスファーゲートの各一端を共通に接
続し、2つのセル(Cell2 、Cell4 )に対応するカラム
トランスファーゲートの各一端を共通に接続したもので
ある。なお、91はMOSトランジスタのドレイン領域
あるいはソース領域と共通ビット線Bit1,3あるい
は2,4あるいは/Bit1,3あるいは/Bit2,
4とのコンタクト部であり、その他の図6中と同一部分
には同一符号を付している。
【0019】このような構成は、2つのセル(Cell2 、
Cell3 )のビット線対同志をクロスさせる必要はない
が、カラムトランスファーゲートの拡散層71がセルピ
ッチでレイアウトされなければならないので、やはり集
積度が落ちる。
【0020】図9は、前記カラムトランスファーゲート
のレイアウトとして例えば図7や図8に示したように構
成を採用した場合におけるセル部、カラムトランスファ
ーゲート、センスアンプ、データ書き込み回路の一部を
取り出して接続関係を概略的に示すとともに信号の流れ
を示している。
【0021】セル部においては、行または列方向におい
てバーストアドレスビットY1、Y0で選択される連続
する4カラムが繰り返し、バーストアドレスビットY
1、Y0より1つ上位のカラムアドレスビットY2が
“0”の時に選択対象となる4カラムと、カラムアドレ
スビットY2が“1”の時に選択対象となる4カラムと
が交互に繰り返す。
【0022】そして、前記カラムアドレスビットY2が
“0”の時に選択対象となる4カラムとカラムアドレス
ビットY2が“1”の時に選択対象となる4カラムとの
隣り合う1組(連続する8カラム)を単位として、前記
カラムトランスファーゲートの共通に接続出力側にセン
スアンプS/Aおよびデータ書き込み回路Dinが設け
られている。
【0023】即ち、前記メモリセル群における行または
列方向配列順位の(4N+1)(但し、Nは0以上の整
数)番目のセルに対応するカラムトランスファゲートT
Gおよび(4N+3)番目のセルに対応するカラムトラ
ンスファゲートTGに共通に第1のデータバスDB1が
接続されており、この第1のデータバスDB1を介して
前記セルからの読み出しデータを増幅するセンスアンプ
S/Aおよび前記メモリセルにデータ書き込みを行うデ
ータ書き込み回路Dinが接続されている。
【0024】また、前記メモリセル群における行または
列方向配列順位の(4N+2)番目のセルに対応するカ
ラムトランスファゲートおよび(4N+4)番目のセル
に対応するカラムトランスファゲートに共通に第2のデ
ータバスDB2が接続されており、この第2のデータバ
スDB2を介して前記セルからの読み出しデータを増幅
するセンスアンプS/Aおよび前記メモリセルにデータ
書き込みを行うデータ書き込み回路Dinが接続されて
いる。
【0025】そして、前記カラムアドレスビットY2よ
り1つ上位のカラムアドレスビットY3が“0”の時に
選択対象となる連続する8カラムとカラムアドレスビッ
トY3が“1”の時に選択対象となる連続する8カラム
とが交互に繰り返す。この場合、カラムアドレスとセル
部の物理的なセルアドレス1〜16とは、そのまま対応
している。
【0026】しかし、図9の構成は、共通に接続された
カラムトランスファーゲートの出力信号をセンスアンプ
S/Aに入力する部分、書き込みデータをカラムトラン
スファーゲートに入力する部分は、結線のレイアウトが
複雑になるという問題が生じる。
【0027】さらに、隣り合う2ビットのセルに対応す
るカラムトランスファーゲートを同時に開ける動作のた
めに選ばれた2本のビット線間で信号の干渉が発生し、
読み出し/書き込み動作が遅くなる要因になる。
【0028】例えば図7、図8に示した構成例では、ス
タートアドレスビットY1、Y0の組み合わせが次の3
通りの場合に隣り合う2つのセルが同時に選ばれる。即
ち、Y1、Y0が(0,0)の場合には隣り合う2つの
セルCELL1 、CELL2 が同時に選ばれ、Y1、Y0が
(0,1)の場合には隣り合う2つのセルCELL2 、CELL
3が同時に選ばれ、Y1、Y0が(1,0)の場合には
隣り合う2つのセルCELL3、CELL4 が同時に選ばれる。
【0029】この際、ビット線間の信号の干渉を回避す
るため、上記3通りの場合にそれぞれ対応して、ビット
線をクロスさせたり、あるいは、隣接セルのビット線間
にシールド線を挟んだりしなければならなくなる可能性
があり、いずれの場合も、レイアウトの集積度が低下し
てしまう。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
同期型SRAMは、DDR方式の動作モードにおいて隣
り合う2ビット分の各カラムトランスファーゲートが同
時に開いてしまうと、2ビット分のデータの衝突が発生
するという問題があった。
【0031】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、複数のデータバスを用いて複数のアドレスに
対するデータを並列に処理するDDR方式の動作モード
を採用する際、カラムトランスファーゲート回りのパタ
ーンレイアウトの集積度を損なうことなく、同時に選ば
れる隣接セルに接続されているビット線間の信号の干渉
を抑えるためのレイアウト的な対策を軽減あるいは不要
とし得る半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体記憶
装置は、複数のワード線およびビット線の各交点に対応
してメモリセルが2次元の行列状に配置されたメモリセ
ル群と、一部にバーストアドレスを含むアドレス信号に
応じて前記メモリセル群のメモリセルを選択するメモリ
セル選択回路と、前記メモリセル選択回路に含まれ、前
記メモリセル群のカラムを選択するためのカラムトラン
スファゲート群と、前記メモリセル群における行また
は列方向配列順位の(4N+2)(但し、Nは0以上の
整数)番目のセルを指定するバーストアドレスの時に
(4N+3)番目のセルを選択し、(4N+3)番目の
セルを指定するバーストアドレスの時に(4N+2)番
目のセルを選択するように、前記アドレス信号とそれに
より選択されるメモリセルとの対応関係を変更すること
で、前記アドレス信号のうちのカラムアドレス信号によ
り選択されるメモリセルの物理アドレスにスクランブル
をかけるアドレス変更手段と、前記メモリセル群におけ
る行または列方向配列順位の(4N+1)番目のセルに
対応するカラムトランスファーゲートおよび(4N+
2)番目のセルに対応するカラムトランスファーゲート
に共通に接続された第1のデータバスと、前記メモリセ
ル群における行または列方向配列順位の(4N+3)番
目のセルに対応するカラムトランスファーゲートおよび
(4N+4)番目のセルに対応するカラムトランスファ
ーゲートに共通に接続された第2のデータバスと、前記
各データバスにそれぞれ接続され、前記メモリセルから
の読み出しデータを増幅するセンスアンプおよび前記メ
モリセルにデータ書き込みを行うデータ書き込み回路
を具備することを特徴とする。
【0033】第2の発明の半導体記憶装置は、複数のワ
ード線およびビット線の各交点に対応してメモリセルが
2次元の行列状に配置されたメモリセル群と、一部にバ
ーストアドレスを含むアドレス信号に応じて前記メモリ
セル群のメモリセルを選択するメモリセル選択回路と、
前記メモリセル選択回路に含まれ、前記メモリセル群の
カラムを選択するためのカラムトランスファーゲート群
と、前記メモリセル群における行または列方向配列順位
の(8N+奇数)(但し、Nは0以上の整数)番目のセ
ルを指定するバーストアドレスの時に(8N+1)〜
(8N+4)番目のセルを選択し、(8N+偶数)番目
のセルを指定するバーストアドレスの時に(8N+5)
〜(8N+8)番目のセルを選択するように、前記アド
レス信号とそれにより選択されるメモリセルとの対応関
係を変更することで、前記アドレス信号のうちのカラム
アドレス信号により選択されるメモリセルの物理アドレ
スにスクランブルをかけるアドレス変更手段と、前記メ
モリセル群における行または列方向配列順位の(8N+
1)〜(8N+4)番目のセルにそれぞれ対応するカラ
ムトランスファーゲートに共通に接続された第1のデー
タバスと、前記メモリセル群における行または列方向配
列順位の(8N+5)〜(8N+8)番目のセルにそれ
ぞれ対応するカラムトランスファーゲートに共通に接続
された第2のデータバスと、前記各データバスにそれぞ
れ接続され、前記メモリセルからの読み出しデータを増
幅するセンスアンプおよび前記メモリセルにデータ書き
込みを行うデータ書き込み回路とを具備することを特徴
とする。
【0034】
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、第1の実施の形態
に係る同期型SRAMの全体的構成を概略的に示す。図
1において、10はメモリセルアレイ、11はアドレス
レジスタ、12はアドレスデコーダ、13は行選択回
路、14は列選択回路、17はセンスアンプ・データ書
き込み回路、18はデータ入出力回路、19はバースト
アドレス発生用のバーストカウンタである。
【0036】前記列選択回路14は、列デコーダ(図示
せず)およびそのデコード出力によりスイッチ制御され
てセルアレイのカラム選択を行うためにカラムトランス
ファーゲート(図示せず)を含む。
【0037】なお、前記メモリセルアレイ10は、複数
のワード線およびビット線の各交点に対応してメモリセ
ルが2次元の行列(マトリクス)状に配置されたメモリ
セル群からなる。上記メモリセルは、一対の記憶ノード
に相補的なデータを記憶し、データ線対との間でデータ
の授受を行うするスタティック型メモリセルである。
【0038】なお、このSRAMは、例えば3個の外部
端子21〜23から入力する3つの制御信号がコマンド
デコーダ20によりデコードされて動作モードが制御さ
れるように構成されている。例えば第1の制御信号STAR
T/STOPの論理レベルに応じてバースト動作の開始/停止
が制御され、第2の制御信号READ/WRITEの論理レベルに
応じて読み出し/書き込み動作が制御され、第3の制御
信号DOUBLE/SINGLE の論理レベルに応じてDDR方式の
動作モード/従来のシングルデータレート(Single Dat
a Rate;SDR)方式の動作モードが選択指定される。
【0039】図2は、図1中のメモリセルアレイ10の
一部のセル部に対応するカラムトランスファーゲートT
G、センスアンプS/A、データ書き込み回路Dinの
接続関係を概略的に示すとともに信号の流れを示してい
る。
【0040】セル部においては、行または列方向におい
てバーストアドレスビットY1、Y0で選択される連続
する4カラムが繰り返し、バーストアドレスビットY
1、Y0より1つ上位のカラムアドレスビットY2が
“0”の時に選択対象となる4カラムとカラムアドレス
ビットY2が“1”の時に選択対象となる4カラムとが
交互に繰り返す。
【0041】そして、前記カラムアドレスビットY2よ
り1つ上位のカラムアドレスビットY3が“0”の時に
選択対象となる連続する8カラムとカラムアドレスビッ
トY3が“1”の時に選択対象となる連続する8カラム
とが交互に繰り返す。
【0042】前記カラムアドレスビットY2が“0”の
時に選択対象となる4カラムおよびこれと隣り合うカラ
ムアドレスビットY2が“1”の時に選択対象となる4
カラムの計8カラムを単位として、物理的な配置上の
(4N+1)(Nは0以上の整数)番目のセル、(4N
+2)番目のセルにそれぞれ対応して接続されているカ
ラムトランスファーゲートTGの各一端が第1のデータ
バスDB1に接続されている。
【0043】同様に、物理的な配置上の(4N+3)番
目のセル、(4N+4)番目のセルにそれぞれ対応して
接続されているカラムトランスファーゲートTGの各一
端が第2のデータバスDB2に接続されている。
【0044】そして、前記第1のデータバスDB1に、
センスアンプS/Aおよびデータ書き込み回路Dinが
接続されている。また、前記第2のデータバスDB2に
も、センスアンプS/Aおよびデータ書き込み回路Di
nが接続されている。
【0045】この場合、前記カラムアドレスビットY3
により選択制御される連続する8カラムを単位として、
センスアンプS/Aの切り換え、データ書き込み回路D
inの活性/非活性状態が前記カラムアドレスビットY
3により制御される。
【0046】即ち、ある連続する8カラムに対応するセ
ンスアンプの切り換え、データ書き込み回路の活性/非
活性状態がY3=0の時に制御されるものとすると、そ
の隣りの連続する8カラムに対応するセンスアンプS/
Aの切り換え、データ書き込み回路Dinの活性/非活
性状態はY3=1の時に制御される。
【0047】図3は、図2中のカラムトランスファーゲ
ート回りのレイアウトの一例を示している。ここで、S
RAMセルの構成の一例は、周知の通り、センス駆動用
のNMOSトランジスタ対と、負荷用のPMOSトラン
ジスタ対と、データトランスファーゲート用のNMOS
トランジスタ対とからなる。
【0048】また、31は半導体基板基板(あるいはウ
エル領域)の不純物拡散層(カラムトランスファーゲー
ト用のMOSトランジスタのドレイン領域あるいはソー
ス領域)、32は前記MOSトランジスタのゲート配線
(例えばポリシリコン配線)、33はセルに接続されて
いるビット線Bit1,Bit2、Bit3,Bit4
あるいは/Bit1,/Bit2、/Bit3,/Bi
t4と前記不純物拡散層からなるドレイン領域あるいは
ソース領域とのコンタクト部、34は2つの隣り合う2
つのMOSトランジスタドレイン共通領域あるいはソー
ス共通領域と共通ビット線Bit1,3あるいはBit
2,4あるいは/Bit1,3あるいは/Bit2,4
とのコンタクト部である。
【0049】このレイアウトにおいては、セル(Cell1
、Cell2 、Cell3 、Cell4 )部とカラムトランスファ
ーゲート部とのレイアウト集積度がほぼ2:1になるこ
とから、隣り合う2つのセル(Cell1 、Cell3 )、(Ce
ll2 、Cell4 )にそれぞれ対応する領域にそれぞれ2つ
のカラムトランスファーゲートを形成し、2つのセル
(Cell1 、Cell3 )に対応するカラムトランスファーゲ
ートの各一端を共通に接続して共通ビット線Bit1,
3あるいは/Bit1,3に接続し、2つのセル(Cell
2 、Cell4 )に対応するカラムトランスファーゲートの
各一端を共通に接続して共通ビット線Bit2,4ある
いは/Bit2,4に接続している。
【0050】しかも、バーストアドレスビット(カラム
アドレスビット)Y1、Y0で選択される連続する4ア
ドレスのうちの隣り合う2つのセル(Cell2 、Cell3 )
を選択指定するアドレスと上記2つのセル(Cell2 、Ce
ll3 )との対応関係を入れ替えるようにメモリセルアレ
イの物理アドレスにスクランブルをかけている。
【0051】その具体的な手段としては、カラムアドレ
スをデコードしてカラムトランスファーゲートをスイッ
チ制御するための列選択回路(図1の14)の列デコー
ダの出力配線(カラムトランスファーゲートのゲートに
連なる配線)の一部をクロスさせたり、アドレス変換回
路(図示せず)によりバーストカウンタの出力であるバ
ーストアドレスに対してアドレス変換処理を行ってい
る。
【0052】次に、上記図1乃至図3の構成のSRAM
におけるDDR方式の動作モードを簡単に説明する。ア
ドレスレジスタ11は、メモリチップ外部から入力され
るクロック信号(外部クロック入力)CKの立上がりに
同期してメモリチップ外部から入力されるアドレス信号
を取り込む。
【0053】バーストカウンタ19は、前記アドレスレ
ジスタ11に取り込まれたアドレス信号に基づいて一定
の規則性にしたがって連続した2アドレス(バーストア
ドレス)を指定するためのバーストアドレス信号を発生
する。
【0054】アドレスデコーダ12は、アドレスレジス
タ11からのアドレス信号(第1のアドレス信号)およ
びバーストカウンタ19からのバーストアドレス信号
(第2のアドレス信号)をデコードする。
【0055】これにより、メモリセルアレイ10は、前
記バーストアドレス信号に対応する連続した2つのアド
レスに対応する2つのメモリセルが同時に選択され、こ
の2つのメモリセルから同時にデータが読み出される。
【0056】この場合、本例では、バーストアドレス信
号と2つのセル(Cell2 、Cell3 )との対応関係を入れ
替えているので、隣り合った2つのメモリセルセルが同
時に選ばれることがなく、隣り合っていない2つのメモ
リセルから同時に読み出されたデータがそれぞれ異なる
データバス(図2中の第1のデータバスDB1、第2の
データバスDB2)へ出力される。
【0057】なお、メモリセルアレイ10と前記第1の
データバスDB1、第2のデータバスDB2との接続関
係は、アドレス信号のうちの最下位ビット(つまり、バ
ーストアドレス信号の下位ビットY0)の値が“0”の
時に選択されるメモリセル/最下位ビットの値が“1”
の時に選択されるメモリセルに応じて、本例では前記第
1のデータバスDB1/第2のデータバスDB2へデー
タを出力するように構成されている。
【0058】従って、DDR方式の動作モードにおい
て、連続した2アドレスに対応するメモリセルが同時に
選択された場合には、必ず、互いに異なるデータバスに
接続されているので、データバス上でデータが衝突する
ことはない。
【0059】上記したように2本のデータバスに読み出
された2アドレス分のデータは、それぞれセンスアンプ
・データ書き込み回路17のセンスアンプS/Aで増幅
された後に、外部クロック入力CKの立上がりに同期し
て異なるレジスタ回路(図示せず)に取り込まれ、さら
に、それぞれ異なるクロック信号CK1、CK2に同期
して対応するトランスファゲート(図示せず)から順番
にデータ入出力回路18の出力バッファ回路を経てメモ
リチップ外部へと出力される。
【0060】即ち、上記第1の実施の形態に係る同期型
SRAMによれば、バーストアドレスビット(カラムア
ドレスビット)Y1、Y0で選択される連続する4アド
レスのうちの隣り合う2つのセル(Cell2 、Cell3 )を
選択指定するアドレスと上記2つのセル(Cell2 、Cell
3 )との対応関係を入れ替えている。
【0061】これにより、カラムトランスファーゲート
回りのパターンレイアウトを図6に示した従来例と同様
に容易に実現することが可能になり、図7に示したよう
なセル部とカラムトランスファーゲート部との間のビッ
ト線をクロスさせる(集積度を損なう)ことを避けるこ
とができる。
【0062】また、同時に選ばれる連続した2ビットの
セルの組合せ、即ち、(Cell1,Cell2) 、(Cell2,Cell3)
、(Cell3,Cell4) 、(Cell4,Cell1) の中で隣り合うの
は、図3に示したように、(Cell2,Cell3) のみである。
【0063】従って、同時に選ばれる隣接セルに接続さ
れているビット線間の信号の干渉を抑えるためのレイア
ウト的な対策を軽減できる。この対策の具体例として、
図4中に示すように、前記2つのセルCell2 、Cell3 の
ビット線間にシールド線41を挟み、これに接地電位V
ssを与えることが挙げられる。なお、図4において、図
3中と同一部分には同一符号を付している。
【0064】前記シールド線41は、ビット線Bit
2、Bit3、/Bit2、/Bit3と同一配線層の
例えば第1層アルミニウムを用いて実現すれば、カラム
トランスファゲート回りのパターンレイアウトの集積度
はそれほど損なわれずに済む。
【0065】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
SRAMにおけるメモリセルアレイの一部のセル部に対
応するカラムトランスファーゲート、センスアンプ、デ
ータ書き込み回路の接続関係を概略的に示すとともに信
号の流れを示している。
【0066】第2の実施の形態は、前記第1の実施の形
態と比べて、カラムアドレスとセルの物理アドレスとの
対応関係、これに伴って、カラムトランスファーゲート
とデータバスとの接続関係、センスアンプの切り換えお
よびデータ書き込み回路の活性/非活性状態の切り換え
制御、隣接セルのビット線間の信号の干渉を抑えるため
のシールド線が省略可能である点などが異なり、その他
は同じであるので、図2中と同一部分には同一符号を付
している。
【0067】即ち、メモリセル群における行方向配列順
位の(8N+奇数)(但し、Nは0以上の整数)番目の
セルを指定するバーストアドレスの時に(8N+1)〜
(8N+4)番目のセルを選択し、(8N+偶数)番目
のセルを指定するバーストアドレスの時に(8N+5)
〜(8N+8)番目のセルを選択するように、カラムア
ドレスとセルの物理アドレスとの対応関係が変更されて
いる。
【0068】そして、前記(8N+1)〜(8N+4)
番目のセルにそれぞれ対応するカラムトランスファゲー
トTGに共通に第1のデータバスDB1が接続され、前
記(8N+5)〜(8N+8)番目のセルにそれぞれ対
応するカラムトランスファゲートTGに共通に第2のデ
ータバスDB2が接続されている。
【0069】さらに、センスアンプS/Aの切り換えお
よびデータ書き込み回路Dinの活性/非活性状態の切
り換え制御を行うために、カラムアドレスビットY3と
バーストアドレスの下位ビットY0との組み合わせを使
用する(つまり、バーストアドレスビットに切り換え制
御機能を割り当てる)。
【0070】このような構成により、カラムトランスフ
ァーゲートTGからセンスアンプS/A、またはデータ
書き込み回路DinからカラムトランスファーゲートT
Gへの接続部分のパターンレイアウトを簡単にすること
ができる。
【0071】また、DDR動作モード時に同時に選ばれ
る2ビットのセルが隣り合う状態になることを防止でき
るので、ビット線間の信号の干渉を防ぐためのシールド
線を設けたり、ビット線をクロスさせる必要は全くなく
なる。
【0072】また、DDR動作モード時に同時に選ばれ
る2ビットのセルからの読み出しデータは異なるセンス
アンプに接続されて読み出されるようになるので、同時
に選ばれる2ビットのデータの衝突が発生することはな
い。
【0073】上記第2の実施の形態に係る同期型SRA
Mによれば、カラムトランスファーゲートからセンスア
ンプまたはデータ書き込み回路からカラムトランスファ
ーゲートへの接続部分のパターンレイアウトが第1の実
施の形態よりも簡単になり、また、同時に選ばれる2セ
ルのビット線間干渉の問題から解放される。
【0074】上記したような本発明のいずれの実施の形
態にも共通して言えることは、バーストアドレスにより
選択されるメモリ物理アドレスにスクランブルをかける
ことによりカラムトランスファーゲート回りのパターン
レイアウトを容易にでき、しかも、同時に選ばれる2セ
ル間のビット線干渉による影響を考慮した時に有効であ
る。
【0075】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体記憶装置
によれば、複数のデータバスを用いて複数のアドレスに
対するデータを並列に処理するDDR方式の動作モード
を採用する際、カラムトランスファーゲート回りのパタ
ーンレイアウトの集積度を損なうことなく、同時に選ば
れる隣接セルに接続されているビット線間の信号の干渉
を抑えるためのレイアウト的な対策を軽減あるいは不要
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る同期型SRA
Mの全体的な構成を概略的に示すブロック図。
【図2】図1中のメモリセルアレイの一部のセル部に対
応するカラムトランスファーゲート、センスアンプ、デ
ータ書き込み回路の接続関係を概略的に示す図。
【図3】図2中のカラムトランスファーゲート回りのパ
ターンレイアウトの一例を示す図。
【図4】図2中のカラムトランスファーゲート回りのパ
ターンレイアウトの他の例を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る同期型SRA
Mにおけるセル部、カラムトランスファーゲート、セン
スアンプ、データ書き込み回路の一部を取り出して接続
関係を概略的に示す図。
【図6】従来例1のSRAMにおけるカラムトランスフ
ァーゲート回りのパターンレイアウトの一例を示す図。
【図7】従来考えられている同期型SRAMにおけるカ
ラムトランスファーゲート回りのパターンレイアウトの
一例を示す図。
【図8】従来考えられている同期型SRAMにおけるカ
ラムトランスファーゲート回りのパターンレイアウトの
他の例を示す図。
【図9】図7または図8に示した構成を採用した場合に
おけるセル部、カラムトランスファーゲート、センスア
ンプ、データ書き込み回路の一部を取り出して接続関係
を概略的に示す図。
【符号の説明】
10…メモリセルアレイ、 11…アドレスレジスタ、 12…アドレスデコーダ、 13…行選択回路(ロウデコーダ)、 14…列選択回路、 17…センスアンプ・データ書き込み回路、 18…データ入出力回路、 19…バーストカウンタ、 20…コマンドデコーダ、 21〜23…外部端子、 DB1…第1のデータバス、 DB2…第2のデータバス。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワード線およびビット線の各交点
    に対応してメモリセルが2次元の行列状に配置されたメ
    モリセル群と、 一部にバーストアドレスを含むアドレス信号に応じて前
    記メモリセル群のメモリセルを選択するメモリセル選択
    回路と、 前記メモリセル選択回路に含まれ、前記メモリセル群の
    カラムを選択するためのカラムトランスファゲート群
    と、前記メモリセル群における行または列方向配列順位の
    (4N+2)(但し、Nは0以上の整数)番目のセルを
    指定するバーストアドレスの時に(4N+3)番目のセ
    ルを選択し、(4N+3)番目のセルを指定するバース
    トアドレスの時に(4N+2)番目のセルを選択するよ
    うに、前記アドレス信号とそれにより選択されるメモリ
    セルとの対応関係を変更することで、前記アドレス信号
    のうちのカラムアドレス信号により選択されるメモリセ
    ルの物理アドレスにスクランブルをかけるアドレス変更
    手段と、 前記メモリセル群における行または列方向配列順位の
    (4N+1)番目のセルに対応するカラムトランスファ
    ーゲートおよび(4N+2)番目のセルに対応するカラ
    ムトランスファーゲートに共通に接続された第1のデー
    タバスと、 前記メモリセル群における行または列方向配列順位の
    (4N+3)番目のセルに対応するカラムトランスファ
    ーゲートおよび(4N+4)番目のセルに対応するカラ
    ムトランスファーゲートに共通に接続された第2のデー
    タバスと、 前記各データバスにそれぞれ接続され、前記メモリセル
    からの読み出しデータを増幅するセンスアンプおよび前
    記メモリセルにデータ書き込みを行うデータ書き込み回
    とを具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記メモリセル群における行または列方向配列順位の
    (4N+2)番目のセルのビット線と(4N+3)番目
    のセルのビット線との間にシールド線を配置したことを
    特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数のワード線およびビット線の各交点
    に対応してメモリセ ルが2次元の行列状に配置されたメ
    モリセル群と、 一部にバーストアドレスを含むアドレス信号に応じて前
    記メモリセル群のメモリセルを選択するメモリセル選択
    回路と、 前記メモリセル選択回路に含まれ、前記メモリセル群の
    カラムを選択するためのカラムトランスファーゲート群
    と、 前記メモリセル群における行または列方向配列順位の
    (8N+奇数)(但し、Nは0以上の整数)番目のセル
    を指定するバーストアドレスの時に(8N+1)〜(8
    N+4)番目のセルを選択し、(8N+偶数)番目のセ
    ルを指定するバーストアドレスの時に(8N+5)〜
    (8N+8)番目のセルを選択するように、前記アドレ
    ス信号とそれにより選択されるメモリセルとの対応関係
    を変更することで、前記アドレス信号のうちのカラムア
    ドレス信号により選択されるメモリセルの物理アドレス
    にスクランブルをかけるアドレス変更手段と、 前記メモリセル群における行または列方向配列順位の
    (8N+1)〜(8N+4)番目のセルにそれぞれ対応
    するカラムトランスファーゲートに共通に接続された第
    1のデータバスと、 前記メモリセル群における行または列方向配列順位の
    (8N+5)〜(8N+8)番目のセルにそれぞれ対応
    するカラムトランスファーゲートに共通に接続された第
    2のデータバスと、 前記各データバスにそれぞれ接続され、前記メモリセル
    からの読み出しデータを増幅するセンスアンプおよび前
    記メモリセルにデータ書き込みを行うデータ書き込み回
    とを具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    半導体記憶装置において、 前記アドレス変更手段は、前記メモリセル選択回路の出
    力配線の一部をクロスさせてなることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    半導体記憶装置において、 前記アドレス変更手段は、前記バーストアドレスに対し
    てアドレス変換処理を行うことを特徴とする半導体記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    半導体記憶装置において、 前記カラムトランスファゲート群は、 前記メモリセル群のセル部とこれを選択するための前記
    カラムトランスファーゲートとのレイアウト集積度はほ
    ぼ2:1であり、隣り合う2つのセルにそれぞれ対応す
    る領域にそれぞれ2つのカラムトランスファーゲートが
    形成されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    半導体記憶装置は、外部から取り込まれるアドレス信号
    に基づいてクロック信号に同期してチップ内部でバース
    トアドレスを自己発生し、外部クロック入力のアップエ
    ッジとダウンエッジに同期してデータの読み出し/書き
    込みを行うダブルデータレート方式の動作モードと、 外部クロック入力のアップエッジに同期してデータの読
    み出し/書き込みを行うシングルデータレート方式の動
    作モードとを選択的に指定可能であることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至のいずれか1項に記載の
    半導体記憶装置において、 前記メモリセル群のメモリセルは、一対の記憶ノードに
    相補的なデータを記憶し、データ線対との間でデータの
    授受を行うするスタティック型メモリセルであることを
    特徴とする半導体記憶装置。
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