JP3405310B2 - ビデオ記録予約装置およびビデオ記録予約方法 - Google Patents

ビデオ記録予約装置およびビデオ記録予約方法

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JP3405310B2
JP3405310B2 JP2000034325A JP2000034325A JP3405310B2 JP 3405310 B2 JP3405310 B2 JP 3405310B2 JP 2000034325 A JP2000034325 A JP 2000034325A JP 2000034325 A JP2000034325 A JP 2000034325A JP 3405310 B2 JP3405310 B2 JP 3405310B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ記録予約装
置およびビデオ記録予約方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオ記録予約装置においては、
通常番組の開始時刻と終了時刻とを入力することにより
所望番組の記録を予約するようになっており、ビデオデ
ッキ等に備える所定のボタンを押し続けることにより設
定時刻候補を一分毎あるいは十分毎に切り替えるなどし
ている。また、特開平4−153940号公報に開示さ
れたビデオ記録予約装置では、一旦入力した開始時刻と
終了時刻とが間違っていた場合に、当該設定時間間隔を
維持したまま開始時刻と終了時刻とをシフト可能に構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、いわゆるゴール
デンタイムという時間帯に放送されている番組の多く
は、「19:54」などという時刻に終了し、この場合
「20:00」から始まる新たな番組の前に天気予報や
ニュースが放送される。しかし、ほとんどの利用者はこ
のような天気予報やニュースを特に記録する必要がな
く、これらを記録しないようにするためには上記設定時
刻候補を何度も切り替えて「19:54」にあわせる必
要がある。
【0004】さらに、後者のビデオ記録予約装置におい
ては一旦入力した開始時刻と終了時刻とを変更する際に
は便利なものの、最初の時刻入力時の操作に対しては何
ら簡便さを提供するものではなかった。本発明は、上記
課題にかんがみてなされたもので、迅速に予約を行い、
簡単に不必要な番組を排除可能なビデオ記録予約装置お
よびビデオ記録予約方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、所定の指示ボタンを介し
て利用者による時刻設定操作の入力を受け付ける時刻入
力手段と、予約時刻を表示する時刻表示手段と、上記時
刻入力手段による時刻設定操作に基づいて上記時刻表示
手段の時刻表示を上昇/下降して切り替えつつ番組記録
の開始/終了時刻を設定する時刻設定手段と、同時刻設
定手段における設定にあたり時刻表示の分単位の部位を
非等間隔の値毎に切替可能にし、時刻表示の時単位の部
位を順次切替可能にする時刻設定制御手段とを具備する
構成としてある。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、番組記録の開始/終了時刻を設定して記
録予約を実行するため、時刻入力手段にて利用者による
時刻設定操作の入力を受け付け、時刻表示手段にて予約
時刻を表示する。時刻設定手段では、上記時刻入力手段
による時刻設定操作に基づいて上記時刻表示手段の時刻
表示を切り替えつつ番組記録の開始/終了時刻を設定す
るようになっており、時刻設定制御手段では、同時刻設
定手段における設定にあたり時刻表示の分単位の部位を
非等間隔の値毎に切替可能にし、時刻表示の時単位の部
位を順次切替可能にする。
【0007】すなわち、設定すべき開始/終了時刻候補
は所定の番組に対応した時刻毎に非等間隔で切り替えら
れるので、所望の番組のみを記録するために上述のよう
に一分ごとの設定時刻候補切替を行う必要が無く迅速に
記録予約を行うことができる。また、このようにして予
約を行うと所望の番組後に放送される天気予報等の余分
な番組まで記録予約に含めてしまうことが無くなる。
【0008】ここで、上記時刻入力手段は予約番組の開
始/終了時刻を設定することができればよく、ビデオデ
ッキ本体の前面に操作パネルを構成するなど種々の態様
が考えられる。また、その構成の一例として、請求項2
に記載の発明は、請求項1に記載のビデオ記録予約装置
において、上記時刻入力手段は、リモコン操作入力を受
け付けることが可能である構成としてある。
【0009】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、リモコン操作による入力を行って時刻設
定可能である。すなわち、ビデオデッキに赤外線受光部
を構成し、リモコンから赤外線リモコン信号を出力する
ように構成すると種々の情報を上記ビデオデッキに付与
することが可能になるので、かかる構成によって遠隔操
作によって時刻設定操作を実行可能になる。この結果、
利用者は予約設定時にビデオデッキの前で操作をする必
要がなくなる。
【0010】この場合、リモコンにおいて所定の時刻設
定を実行後に上記ビデオデッキに予約設定情報を送信す
るように構成することや、リモコン操作情報を逐次上記
ビデオデッキに送信して予約処理を進めるよう構成する
ことも可能である。むろん、予約設定に当たり、時刻設
定のみならず日付や記録スピードを設定するように構成
可能であることは言うまでもない。
【0011】また、利用者の意志に応じて上記時刻設定
制御手段による切替制御が開始されると好適であり、そ
のための構成の一例として、請求項3に記載の発明は、
請求項1または請求項2のいずれかに記載のビデオ記録
予約装置において、上記時刻入力手段は、所定の指示ボ
タンによって操作入力可能に構成されており、上記時刻
設定制御手段は、同指示ボタンを一定間隔以上連続操作
されたときに上記切替制御を実行する構成としてある。
【0012】上記のように構成した請求項3にかかる発
明において、上記時刻入力手段は所定の指示ボタンを具
備し、当該指示ボタンを介して時刻設定可能である。ま
た、上記時刻設定制御手段は、同指示ボタンを一定間隔
以上連続操作されたときに上記切替制御を実行する。す
なわち、常に上述のような番組に応じた切替を実行する
のではなく、利用者の意志による指示に応じて当該切替
を実行する。従って、必要に応じて上記一分ごとの設定
時刻候補の切替および本発明にかかる切替を選択可能で
あり、予約操作の操作性が向上する。
【0013】ここで、上記時刻設定制御手段において
は、時刻設定手段による設定時刻候補を所定の番組に応
じた時刻毎に切替可能にできればよく、その態様は様々
である。このような構成の一例として、上記時刻設定制
御手段では、通常の番組が終了する時刻毎に終了時刻を
切替可能に構成してもよい。
【0014】上記のように構成した発明において、上記
時刻設定制御手段は、通常の番組が終了する時刻毎に終
了時刻を切替可能である。例えば、「x時54分」とい
う設定時刻候補において、「x時」部分を順次切り替え
れば、非常に迅速に多くの利用者が所望の番組の終了時
刻を簡単に合わせることができる。むろん「54分」と
いうのは一例であって、限定されるものではないし、終
了時刻を「x時54分」,「x+1時00分」,「x+
1時54分」などのように非等間隔毎に切替可能に構成
することも可能である。
【0015】このように、終了時刻候補を番組に対応さ
せるのと同様に、開始時刻候補を番組に応じて切り替え
るようにすることもできる。そのための構成の一例とし
て、上記時刻設定制御手段では、通常の番組が開始する
時刻毎に開始時刻を切替可能に構成してもよい。
【0016】上記のように構成した発明において、上記
時刻設定制御手段は、通常の番組が開始する時刻毎に開
始時刻を切替可能である。すなわち、近年の番組は「y
時58分」などという時刻に開始するようなものも存在
し、「y時58分」という設定時刻候補において「y
時」部分を順次切り替えれば、かかる開始時刻に迅速に
あわせることができる。
【0017】むろん多くの番組が開始する「z時00
分」という開始時刻も採用可能であるし、終了時刻と同
様に、開始時刻を「y時58分」,「y+1時00
分」,「y+1時58分」などのように非等間隔毎に切
替可能に構成することも可能である。このように、予約
設定時刻候補を所定の番組に応じた時刻毎に切替可能に
する手法は必ずしも実体のある装置に限られる必要はな
く、その方法としても機能することは容易に理解でき
る。
【0018】このため、請求項4にかかる発明は、所定
の指示ボタンで行われる利用者による時刻設定操作の入
力に応じて予約時刻表示を上昇/下降して切り替えつつ
記録予約を実行するビデオ記録予約方法であって、上記
時刻設定操作に基づいて番組記録の開始/終了時刻を設
定する時刻設定工程と、同時刻設定工程における設定に
あたり時刻表示の分単位の部位を非等間隔の値毎に切替
可能にし、時刻表示の時単位の部位を順次切替可能にす
る時刻設定制御工程とを具備する構成としてある。すな
わち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法とし
ても有効であり、上記請求項2〜請求項3に記載された
装置構成を当該方法に対応させることも可能であること
は言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
望の番組を記録するために上述のように一分ごとの設定
時刻候補切替を行う必要が無くなって迅速に記録予約を
行うことができる。また、所望の番組後に放送される天
気予報等の余分な番組まで記録予約に含めてしまうこと
が無くなる。また、請求項2にかかる発明によれば、簡
単に予約設定を行うことができる。さらに、請求項3に
かかる発明によれば、予約操作の操作性が向上する。
【0020】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
所望の番組を記録するために上述のように一分ごとの設
定時刻候補切替を行う必要が無くなって迅速に記録予約
を行うことができる。また、所望の番組後に放送される
天気予報等の余分な番組まで記録予約に含めてしまうこ
とが無くなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるビデオ記録予約装置を利用したシステムの概略構成
を示している。同図において、本実施形態にかかるビデ
オ記録予約装置はビデオデッキ10内部に組み込まれて
おり、ビデオデッキ10にはテレビジョン60とアンテ
ナ70とが接続されている。
【0022】同ビデオデッキ10はビデオテープを記録
媒体としてビデオ記録や再生を行う装置であり、ビデオ
記録に際してはリモコン80あるいは入力ボタン30を
操作して予約記録を実行することができる。また、この
ビデオデッキ10は前面に液晶ディスプレイ20を備え
ており、上記記録予約に当たり記録開始時刻等を項目別
に表す予約設定メニューや、ビデオ再生中の再生時間等
が表示される。
【0023】さらに、入力ボタン30は図示しない記録
/再生指示等のボタンの他、上下左右の入力ボタンとO
Kボタンとからなり、記録予約時には上下の入力ボタン
によって上記予約設定メニューの項目が切り替えられ、
左右の入力ボタンで各項目内容が変更される。また、O
Kボタンの押し込みによって当該記録予約設定の終了が
指示される。リモコン80においてもチャンネル12キ
ーの他、入力ボタン30と同様に上下左右の入力ボタン
とOKボタンとを備えており、同様の記録予約設定操作
を行うことができる。
【0024】図2はビデオデッキの構成を示すブロック
図であり、同図において、本ビデオデッキ10はチュー
ナ11,ビデオIC12等からなる信号処理系回路を備
えており、シスコン40がこの信号処理系回路とビデオ
メカ50の動作を適宜制御することにより、ビデオ再生
やビデオ記録を実行可能となっている。このビデオメカ
50は、図示しないビデオヘッドやオーディオヘッドま
たは全幅消去用のフルイレースヘッド等からなるヘッド
系回路51と、同じく図示しないリールモータやキャプ
スタンモータ等からなるモータ系回路52などを備えて
おり、これらによって上記ビデオテープを走行駆動しつ
つ、テープ記録面上から信号を読み出してビデオIC1
2に出力する。
【0025】そして、ビデオIC12では同ビデオメカ
50内のヘッド系回路51にて再生された信号から輝度
信号と搬送色信号とを取り出し、増幅等の処理を施した
後にさらにYC混合をしてコンポジットのビデオ信号を
RCAピンプラグを介して出力している。音声信号に関
してはオーディオヘッドからの再生信号を再生処理して
出力している。なお、ビデオ記録とビデオ再生の切り換
えは、シスコン40から送出される記録再生切り換え信
号に基づいて行われる。むろん、ビデオ出力を得るため
には必ずしも前記態様を採用する必要はなく、RFコン
バータを介してRF信号を出力するように構成すること
もできる。
【0026】一方、ビデオ記録を実行する場合には、図
示しない記録指示ボタンを押すかもしくは上記入力ボタ
ン30あるいはリモコン80を操作して記録予約を行
う。同記録予約は具体的には、上記入力ボタン30ある
いはリモコン80によって記録開始時刻,記録終了時
刻,チャンネル,記録速度を入力し、OKボタンを押す
ことによって実行される。シスコン40は、記録開始時
刻にチューナ11を制御して当該予約内容に応じたチャ
ンネル周波数のテレビ放送信号を受信させ、ビデオメカ
50にてビデオIC12からの所定の信号に対してビデ
オ記録処理を実行させる。
【0027】このとき、ビデオIC12はチューナ11
の出力信号に対して各種の信号処理を施して出力すると
ともに、ビデオメカ50にて上記記録速度に応じてビデ
オテープを走行駆動しつつ、ビデオIC12の出力信号
に基づいてテープ記録面上に信号記録する。上記シスコ
ン40は上記液晶ディスプレイ20および入力ボタン3
0と接続されており、同入力ボタン30にて押し込み操
作がなされると、同操作に基づいて所定の信号が同シス
コン40に入力される。また、図示しない赤外線受光部
によってリモコン信号を受信するようになっており、同
リモコン信号によってリモコン80における操作に応じ
た所定の信号がシスコン40に入力される。
【0028】液晶ディスプレイ20はシスコン40の制
御によって上記予約設定メニュー等を表示可能となって
おり、シスコン40は上記入力ボタン30あるいはリモ
コン80からの所定の信号によって利用者が行った操作
内容を判別し、設定された内容を保持するとともに液晶
ディスプレイ20に図4のD1のように表示する。ここ
で、現在設定を行っている項目をより明確にするため
に、設定項目名を点滅表示させるなどすると好適であ
る。
【0029】上記記録予約においては、同記録予約の予
約設定メニューにおける記録開始時刻項目のデフォルト
値として現在時刻が表示される。ここで、予約設定メニ
ューの設定項目が開始時刻または終了時刻であるとき
は、上記入力ボタン30あるいはリモコン80の右ボタ
ンを押し込み操作すると時刻表示が一分ごとに上昇する
ようになっている。また、上記入力ボタン30あるいは
リモコン80の左ボタンを押し込み操作した場合には時
刻表示が一分毎に下降するようになっている。
【0030】さらに、入力ボタン30あるいはリモコン
80の右ボタンあるいは左ボタンを1秒以上押し続ける
と記録開始/終了時刻項目の設定時刻候補が番組の開始
/終了時刻毎に切り替わるようになっている。より具体
的には、開始時刻項目の設定においては、開始時刻の分
表示桁が「58分」および「00分」を表示しつつ時刻
表示が上昇/下降するようになっている。例えば、「1
7:00」という表示状態において右ボタンを押し続け
ると「17:58」「18:00」「18:58」とい
うように表示が切り替わる。左ボタンにおいては逆順に
表示が切り替わる。
【0031】終了時刻項目の設定においては、終了時刻
の分表示桁が「54分」及び「00分」を表示しつつ時
刻表示が上昇/下降するようになっている。例えば、
「17:00」という表示状態において右ボタンを押し
続けると「17:54」「18:00」「18:54」
というように表示が切り替わる。左ボタンにおいては逆
順に表示が切り替わる。この結果、番組の開始/終了時
刻をあわせる際に一分ごとに表示時刻を上昇/下降させ
る必要がなくなる。
【0032】さらに、上記入力ボタン30あるいはリモ
コン80の左右ボタンはチャンネルの設定や記録速度の
設定にも使用される。すなわち、上記予約設定メニュー
における設定項目がチャンネルのときは左右ボタンの押
し込み操作一回毎にチャンネルが上昇/下降され、設定
項目が記録速度のときは左右ボタンの押し込み操作一回
毎に記録速度がSPモードとEPモードとの間で切り替
えられる。
【0033】上記入力ボタン30あるいはリモコン80
の上下ボタンは予約設定メニューの項目変更を行うもの
であり、上ボタンの押し込み操作一回毎に設定項目が開
始時刻→終了時刻→チャンネル→記録速度→開始時刻・
・・と循環して切り替えられ、下ボタンの押し込み操作
一回毎に設定項目が開始時刻→記録速度→チャンネル→
終了時刻→開始時刻・・・と循環して切り替えられる。
さらに、シスコン40は現在時刻を計時するタイマ回路
41を備えており、同シスコン40は上記予約設定後は
保持した記録開始時刻と記録終了時刻と現在時刻とを監
視し、設定通りにビデオ記録の開始と終了が実行される
ように上記ビデオメカ50を駆動する。
【0034】すなわち、記録予約にて記録開始時刻項目
で具体的な時刻が設定されているときには、シスコン4
0は上述のタイマ回路41にて現在時刻を監視しつつ、
現在時刻と設定開始時刻とが同一になったらチューナ1
1を制御して設定チャンネルのテレビ放送信号を受信さ
せ、ビデオメカ50を制御して設定記録速度においてビ
デオ記録を開始し、設定終了時刻にビデオ記録を終了す
る。以上のことから、本実施形態においては、上記入力
ボタン30あるいはリモコン80が上記時刻入力手段を
構成し、上記液晶ディスプレイ20が上記時刻表示手段
を構成し、上記シスコン40が上記時刻設定手段および
時刻設定制御手段を構成する。
【0035】図3は本実施形態にかかるビデオ記録予約
装置の記録予約中、開始時刻設定においてシスコン40
が行う制御のフローチャートを示す図である。同図にお
いてシスコン40はステップS100にて液晶ディスプ
レイ20を制御し、予約設定メニューの開始時刻項目に
デフォルトとして現在時刻を表示し、開始時刻の設定入
力待ちになる。ステップS110では利用者によって入
力ボタン30あるいはリモコン80の左右ボタンの押し
込み操作がなされたか否かを判別する。
【0036】ステップS110にて左右ボタンどちらか
の押し込み操作がなされたと判別した場合には、ステッ
プS120にて液晶ディスプレイ20を制御して当該表
示中の時刻を一分上昇あるいは下降させる。ステップS
130においては、上記ステップS110にて押し込み
操作されたボタンが1秒以上長く押し続けられているか
否かを判別する。同ステップS130にてボタンが長押
しされていると判別されたときには、ステップS140
にて番組に応じた時刻毎の設定時刻候補切替を実行し、
液晶ディスプレイ20の表示から見て次の候補を表示す
る。例えば、液晶ディスプレイ20に「17:02」が
表示されている場合には、次候補「17:58」を表示
する。
【0037】ステップS150においては上記ボタンに
よる押し込み操作が終了したか否かを判別し、同ステッ
プS150にて押し込み操作が終了したと判別されるま
で上記ステップS140における次候補表示を繰り返
す。すなわち、番組に応じた時刻毎に設定時刻候補の表
示を切り替える。ステップS150にて押し込み操作が
終了したと判別されたときには、ステップS160にて
入力ボタン30あるいはリモコン80の上下ボタンどち
らかの押し込み操作がなされたか否かを判別する。同ス
テップS160にて上下ボタンどちらかの押し込み操作
がなされたと判別されたときには、設定項目を終了時刻
あるいは記録速度の項目に変更し当該項目の設定を実行
する。
【0038】ステップS160にて上下ボタンどちらか
の押し込み操作がなされたと判別されないときには、ス
テップS170にて入力ボタン30あるいはリモコン8
0のOKボタンが押し込み操作されたか否かを判別す
る。そして、同ステップS170にてOKボタンが押し
込み操作されたと判別されるまで上記ステップS110
以降の処理を繰り返す。
【0039】終了時刻設定においてもシスコン40のフ
ローは上記開始時刻設定におけるフローとほぼ同様であ
る。ただし、上記ステップS100のような液晶ディス
プレイ20における現在時刻の表示は必要ない。また、
上記ステップS140における次候補表示内容も「58
分」「00分」と切り替えるのではなく「54分」「0
0分」と切り替えるし、ステップS160における他項
目への切替先が異なっている。
【0040】次に、上記構成および処理フローにおける
本実施形態の動作を説明する。図4は本実施形態にかか
るビデオ記録予約装置において行う開始時刻設定時の液
晶ディスプレイ20の表示を示しており、図5は終了時
刻設定時の液晶ディスプレイ20の表示を示している。
同図においてディスプレイ表示D1は記録予約の設定開
始当初の液晶ディスプレイ20における表示であり、予
約設定項目に現在時刻が表示されている。
【0041】このように設定開始当初には記録開始時刻
が予約設定項目であり、入力ボタン30あるいはリモコ
ン80の左右ボタンにて表示時刻が切り替わる。ここ
で、当該予約設定を開始した時刻が「17:00」であ
るとすると、右ボタンを一回押すことにより開始時刻は
「17:01」となってディスプレイ表示D2のように
なる。さらに、右ボタンを押し続けて上記ステップS1
30にて右ボタンの長押しと判別されると、表示時刻は
一分ごとに切り替わるのではなく、ステップS140の
処理によってディスプレイ表示D3に示すように「1
7:58」となる。
【0042】ここで、さらに長押しを続けるとステップ
S150の判別によって上記ステップS140の処理を
繰り返し、ディスプレイ表示D4,D5のように開始時
刻を「18:00」「18:58」と切り替えていく。
利用者がこの時点で右ボタンの長押しを終了して、下ボ
タンを押し込み操作すると、ステップS160の処理に
より図5のディスプレイ表示D6に示すように設定項目
が終了時刻になる。
【0043】この状態において右ボタンを一回押すと、
終了時刻は「18:59」となってディスプレイ表示D
7のようになる。さらに、右ボタンを押し続けて上記ス
テップS130にて右ボタンの長押しと判別されると、
表示時刻は一分ごとに切り替わるのではなく、ステップ
S140の処理によってディスプレイ表示D8に示すよ
うに「19:00」となる。
【0044】ここで、さらに長押しを続けるとステップ
S150の判別によって上記ステップS140の処理を
繰り返し、ディスプレイ表示D9のように終了時刻を
「19:54」と切り替える。利用者がこの時点で右ボ
タンの長押しを終了すれば、終了時刻が「19:54」
と表示されたままになり、他の設定項目を設定後にOK
ボタンを押すと設定内容が確定する。すなわち、本実施
形態では上述のようにチャンネルおよび記録速度を設定
するようになっており、さらに下ボタンを押して設定項
目をチャンネルに切り替えた後に左右ボタンにて所望の
チャンネルを選択し、さらに下ボタンを押して設定項目
を記録速度に切り替えた後に左右ボタンにて所望の記録
速度を選択する必要がある。
【0045】ここで、図5のディスプレイ表示D10は
「1」チャンネルおよびSPモードの記録速度を選択し
た状態であり、かかる状態でOKボタンを押すことよ
り、一連の操作に対応して、開始時刻「18:58」,
終了時刻「19:54」,チャンネル「1」,記録速度
「SPモード」で記録予約内容が確定する。この予約に
よると「18:58」にビデオ記録が開始し、当該時刻
に開始する番組の最初の部分を確実に記録することがで
きる。また、記録終了時刻は「19:54」であるので
時刻が「19:54」になるとビデオ記録が終了し、番
組後の天気予報やニュース等をビデオテープに記録して
しまうことはない。
【0046】このように、本発明では、利用者の時刻設
定操作の入力に応じて予約時刻表示を切り替えつつ記録
予約を実行するにあたり、所定の番組に応じた時刻毎に
設定時刻候補の表示を切替可能にする。従って、迅速に
予約を行い、簡単に不必要な番組を排除することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるビデオ記録予約装
置を利用したシステムの概略構成を示す図である。
【図2】ビデオデッキの構成を示すブロック図である。
【図3】時刻設定時にシスコンが行う制御のフローチャ
ートである。
【図4】開始時刻設定時の液晶ディスプレイの表示を示
す図である。
【図5】終了時刻設定時の液晶ディスプレイの表示を示
す図である。
【符号の説明】
10…ビデオデッキ 11…チューナ 12…ビデオIC 20…液晶ディスプレイ 30…入力ボタン 40…シスコン 41…タイマ回路 50…ビデオメカ 51…ヘッド系回路 52…モータ系回路 60…テレビジョン 70…アンテナ 80…リモコン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の指示ボタンを介して利用者による
    時刻設定操作の入力を受け付ける時刻入力手段と、 予約時刻を表示する時刻表示手段と、 上記時刻入力手段による時刻設定操作に基づいて上記時
    刻表示手段の時刻表示を上昇/下降して切り替えつつ番
    組記録の開始/終了時刻を設定する時刻設定手段と、 同時刻設定手段における設定にあたり時刻表示の分単位
    の部位を非等間隔の値毎に切替可能にし、時刻表示の時
    単位の部位を順次切替可能にする時刻設定制御手段とを
    具備することを特徴とするビデオ記録予約装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のビデオ記録予約装
    置において、 上記時刻入力手段は、リモコン操作入力を受け付けるこ
    とが可能であることを特徴とするビデオ記録予約装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のビデオ記録予約装置において、 上記時刻入力手段は、所定の指示ボタンによって操作入
    力可能に構成されており、上記時刻設定制御手段は、同
    指示ボタンを一定間隔以上連続操作されたときに上記切
    替制御を実行することを特徴とするビデオ記録予約装
    置。
  4. 【請求項4】 所定の指示ボタンで行われる利用者によ
    る時刻設定操作の入力に応じて予約時刻表示を上昇/下
    降して切り替えつつ記録予約を実行するビデオ記録予約
    方法であって、 上記時刻設定操作に基づいて番組記録の開始/終了時刻
    を設定する時刻設定工程と、 同時刻設定工程における設定にあたり時刻表示の分単位
    の部位を非等間隔の値毎に切替可能にし、時刻表示の時
    単位の部位を順次切替可能にする時刻設定制御工程とを
    具備することを特徴とするビデオ記録予約方法。
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