JPH11283293A - 番組記録予約装置および番組記録予約方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない汎用のキー操作により番組予約を行う
ことができる番組記録予約装置および番組記録予約方法
の提供を目的とする。 【解決手段】 番組記録予約装置は、チューナー部１お
よびチューナー制御部４と、ＶＴＲ部１３およびＶＴＲ
制御部５と、タイマー制御部６と、キー２およびリモコ
ン３と、モニター１４および蛍光表示管１５とを設け、
タイマー制御部６は、キー入力により簡易予約設定モー
ドを開始して簡易予約入力表示を行う簡易予約設定モー
ド開始部７と、キー入力により予約に関する値を簡易予
約入力表示中に表示すると共に予約に関する値を確定す
る現在時間設定部８、開始時間設定部９、終了時間設定
部１０およびチャンネル番号設定部１１と、設定部によ
り確定した設定値を記憶する予約記憶部１２とを有し、
簡単な操作で番組記録予約を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、番組記録予約装置
および番組記録予約方法に関し、特にビデオテープレコ
ーダやオーディオテープレコーダ等の民生用電子機器に
番組予約機能を備えさせた番組記録予約装置および番組
記録予約方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、テレビジョン放送やラジオ放送の
番組を予約して録画及び／または録音したい場合、ユー
ザは例えばビデオテープレコーダ（以下ＶＴＲという）
やオーディオテープレコーダに番組予約機能を持たせた
番組記録予約装置を用いてきた。

【０００３】この番組記録予約装置は、ユーザが録画及
び／または録音したい番組をプログラムタイマを用いて
録画及び／または録音予約するものである。すなわち、
ユーザが指定した日付け、曜日、開始時刻、チャンネル
及び終了時刻等の情報に基づいてテレビジョン放送やラ
ジオ放送の番組を録画及び／または録音するようにして
いた。

【０００４】例えばテレビジョン放送局からの放送電波
は、アンテナを介して受信回路に供給される。受信回路
は、例えば高周波増幅混合器、中間周波増幅器、検波器
により構成され、放送される番組の映像信号及び音声信
号を受信する。そして、上記映像信号及び音声信号は、
記録回路とシステム制御回路からなる記録部に供給さ
れ、磁気テープに記録される。

【０００５】タイマ予約部は、ユーザが上記項目情報を
設定するための設定操作部と、その項目情報を記憶して
おくメモリ部と、現在時刻情報を発生する時計回路と、
メモリ部に記憶された予約開示時刻、予約終了時刻と上
記現在時刻情報との一致を検出する一致検出回路と、一
致検出回路で予約開始時刻と現在時刻情報との一致を検
出した場合にシステム制御回路に記録駆動信号を供給し
記録回路での記録動作を開始させる記録駆動回路と、一
致検出回路での予約終了時刻と上記現在時刻情報との一
致を検出した場合にシステム制御回路に記録停止信号を
供給し記録回路での記録動作を停止させる記録停止回路
とからなる。

【０００６】録画予約機能を使ってテレビジョン放送を
予約録画する場合、録画したい番組の曜日、開始時刻、
チャンネル及び終了時刻等の項目情報をタイマ予約部の
設定操作部でユーザが設定すると、記録のシステム制御
回路は記録回路を制御し、留守中であっても、設定曜日
の開始時刻に、設定されたモードで、設定チャンネルの
番組の記録を自動的に開始し、設定終了になれば記録動
作を自動的に終了する。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】このように、従来の番
組記録予約装置では、番組予約の入力操作を行う前に、
現在の年月日、時刻を必ず設定しなければならない。し
かし、例えば東南アジアでは就寝時等の装置を使用しな
いときには装置の電源コードをコンセントから抜いてし
まう習慣がある。このため、数日先の予約をしても設定
されたデータが消えてしまうので、当日に再度予約をし
なければならなくなる。このように、地域によっては必
要のないデータを入力しなければならず、操作が煩雑に
なるという不都合があった。

【０００８】また、毎回必ず装置の電源を入れてテレビ
ジョン受像機上でＯＳＤ（オンスクリーンディスクプレ
イ）方式によりメニュー画面を開いて、受信調整である
チューナーセットなどの事前準備を行う必要があり、予
約に時間がかかるという不都合があった。

【０００９】また、メニュー画面を開くためのメニュー
キーや、メニュー画面から項目を選択するために用いる
上下左右キーや、選択項目を確定するためのオーケー
（ＯＫ）キーなどの多くのキー操作が必要であり、キー
を押す回数や順次移行するステップ数が多く、マニュア
ルを見ながら操作しなければならず操作手順が煩雑であ
るという不都合があった。

【００１０】本発明は、上記実状に鑑みなされたもので
あり、少ない汎用のキー操作により番組予約を行うこと
ができる番組記録予約装置および番組記録予約方法の提
供を目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】この発明の番組記録予約
装置は、放送局から放送信号を受信する受信手段と、上
記放送信号を記録する記録手段と、上記記録手段に所望
の番組の上記放送信号を記録させる予約設定手段と、を
設けた番組記録予約装置において、上記予約設定手段
は、本体またはリモコン操作部から所定の入力が可能な
入力部と、上記入力部の入力値を表示可能な表示部と、
上記入力部の入力により簡易予約設定モードを開始して
上記表示部に簡易予約入力表示を行う簡易予約設定モー
ド開始部と、上記入力部の入力により予約に関する値を
上記表示部の上記簡易予約入力表示中に表示すると共に
上記予約に関する値を確定する設定部と、上記設定部に
より確定した設定値を記憶する記憶部と、を有し、上記
簡易予約入力表示のみで予約を行う簡易予約設定モード
を備えるようにしたものである。

【００１２】また、この発明の番組記録予約方法は、放
送局から放送信号を受信し、上記放送信号を記録する際
に、メニュー表示を含む事前設定表示を行った後に所望
の番組の上記放送信号を記録させる通常予約設定モード
を有する番組記録予約方法において、上記放送信号の予
約設定の所定の入力が可能な入力ステップと、上記入力
ステップの入力値を表示可能な表示ステップと、上記入
力ステップの入力により直ちに簡易予約設定モードを開
始して上記表示ステップに簡易予約入力表示を行う簡易
予約設定モード開始ステップと、上記入力ステップの入
力により予約に関する値を上記表示ステップの上記簡易
予約入力表示中に表示すると共に上記予約に関する値を
確定する設定ステップと、上記設定ステップにより確定
した設定値を記憶する記憶ステップと、を有し、上記簡
易予約入力表示のみで予約を行う簡易予約設定モードを
設け、上記簡易予約設定モードによる予約設定値を上記
通常予約設定モードの予約設定値と混在させるようにし
たものである。

【００１３】この発明の番組記録予約装置によれば、以
下の作用をする。このタイマー予約記録装置において
は、受信手段は放送局が放送する放送信号を受信する。
入力部のキー入力により装置の操作が可能となる。受信
手段により受信された放送信号を記録手段は記録する。
予約設定手段は記録手段に予約設定された所望の番組の
放送信号を記録させる。

【００１４】また、特に、予約設定手段においては、簡
易予約モード開始部は入力部の簡易予約入力により簡易
予約モードを開始して表示部に入力画面を表示する。設
定部は入力部の簡易設定入力により現在時間、予約開始
時間、予約終了時間および予約チャンネル番号を設定す
る。記憶部は設定部により設定された現在時間、予約開
始時間、予約終了時間および予約チャンネル番号等の項
目情報を記憶する。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる番組記録予
約装置の実施の形態について図面を参照しながら説明す
る。この実施の形態は、タイマー予約機能付き家庭用ビ
デオテープレコーダー（ＶＴＲ）において、本体のアッ
プキーおよびダウンキーやリモコンのテンキーを利用し
て、番組録画予約が簡単にできるようにしたものであ
る。

【００１６】まず、本実施の形態のタイマー予約記録装
置の構成を説明する。図２は、本実施の形態の本体キー
を示す図である。図２において、本体２０の中央上部に
はカセットテープを挿入または排出するためのテープ挿
入／排出口２１が設けられ、テープ挿入／排出口２１の
左側で本体２０の左端部には本体の電源をオンまたはオ
フするための電源キー２２とテープ挿入／排出口２１か
らテープを排出させるためのイジェクトキー２３が設け
られている。

【００１７】また、テープ挿入／排出口２１の下方には
各種キー操作による設定状態や動作状態を表示する蛍光
表示管（ＦＬ：ＦＬｕｏｒｅｓｃｅｎｔ ｃｈａｒａｃ
ｔｅｒ ｄｉｓｐｌｙ）２４が設けられていて、蛍光表
示管２４の右側には本実施の形態特有の簡易予約設定モ
ードであるイージータイマーセットを開始するためのイ
ージータイマーセットキー２５、押す回数または押す時
間に応じて数値を順次インクリメントさせるためのアッ
プキー２６およびデクリメントさせるためのダウンキー
２７がそれぞれ設けられている。

【００１８】図３は、本実施の形態のリモコンキーを示
す図である。図３において、リモコン３０（赤外線を用
いたリモートコントローラー）の上部にはイージータイ
マーセットをキャンセルするためのタイマークリアーキ
ー３１が設けられていて、タイマークリアーキー３１の
下方でリモコン３０の中央部にはテンキー３２が設けら
れている。また、テンキー３２の下方にはＮＴＳＣモデ
ルで必須のＡＭ／ＰＭを入力するためのＡＭ／ＰＭエン
ターキー３５が設けられている。なお、以下、特に明示
しない限りは、例えば東南アジア地方の多数国に適用さ
れるＰＡＬモデルを示すものとする。

【００１９】また、ＡＭ／ＰＭエンターキー３５の下方
でリモコン３０の下方左端部には本実施の形態特有のイ
ージータイマーセットを開始するためのイージータイマ
ーセットキー３３が設けられている。また、イージータ
イマーセットキー３３の下方には録画時間の長さの違い
によるテープ選択を示すＳＰ（Ｓｈｏｒｔ Ｐｌａｙｉ
ｎｇ）／ＬＰ（Ｌｏｎｇ Ｐｌａｙｉｎｇ／ＥＰ（Ｅｘ
ｔｅｎｄｅｄ Ｐａｌａｙｉｎｇ）キー３４が設けられ
ている。また、イージータイマーセットキー３３の右側
には押す回数または押す時間に応じて数値を順次インク
リメントさせるためのアップキー３６およびデクリメン
トさせるためのダウンキー３７がそれぞれ設けられてい
る。

【００２０】アップキー３６およびダウンキー３７は１
回の押下により１分単位で時刻の値が変化するが、一定
時間Ｔ（例えば７００ｍｓｅｃ）押し続けると１５分単
位で時刻の値が変化する。また、２Ｔ時間押し続けると
３０分単位、４Ｔ時間押し続けると６０分単位、・・・
のように押す時間に比例して時刻の値が変化するように
してもよい。また、アップキー３６およびダウンキー３
７に替えて、図示しない回転素子を設けて、回転素子の
回転に応じて、予約に関する値を順次インクリメントま
たはデクリメントさせてもよい。

【００２１】図４は、本実施の形態の蛍光表示管のセグ
メントを示す図である。図４において、蛍光表示管４０
の左端部にはタイマー予約状態を示すタイマーマーク４
１と、テープ走行状態を示すテープ走行状態マーク４２
とが表示される。また、蛍光表示管４０の中央上部に
は、録画時間の長さの違いによるテープ選択を示すＳ
Ｐ、ＬＰ、ＥＰの表示と、現在時刻設定表示を示すＣＬ
ＯＣＫと、タイマー開始時刻設定表示を示すＳＴＡＲＴ
と、タイマー終了時刻設定表示を示すＳＴＯＰと、オー
トピクチャーコントロールを示すＡＰＣと、ＮＴＣＳモ
デルで午前又は午後を示すＡＭ又はＰＭが状態に応じて
表示される。そして、蛍光表示管４０の中央下部には英
数字を表示可能なセグメントが設けられている。

【００２２】図１は、本実施の形態のタイマー予約記録
装置の構成を示すブロック図である。このタイマー予約
記録装置は、放送局が放送信号と番組関連情報を多重し
て出力する多重信号をアンテナを介して受信するチュー
ナー部１と、キー入力により装置の操作可能なキー２
と、遠隔操作可能なリモコン３と、多重信号をデコード
して放送信号と番組関連情報とを出力し、デコードされ
た番組関連情報を解析するチューナー制御部４と、デコ
ードされた放送信号を記録するＶＴＲ部１３と、ＶＴＲ
部１３の動作を制御するＶＴＲ制御部５と、チューナー
制御部４の解析結果に応じてＶＴＲ部１３に所望の番組
の放送信号を記録させるタイマー制御部６と、テレビジ
ョン受像機上に各種設定画面をＯＳＤ（オンスクリーン
ディスプレイ）方式により表示可能なモニター１４と、
各種設定事項を蛍光表示可能な蛍光表示管（ＦＬ管）と
を備えて成る。なお、キー２は図２に示した各種キーに
対応し、リモコン３は図３に示したリモコン３０に対応
し、蛍光表示管１５は図４に示した蛍光表示管４０に対
応する。

【００２３】また、タイマー制御部６は、キー２のイー
ジータイマーセットキーの入力により簡易予約モードを
開始してモニター１４または蛍光表示管１５にイージー
タイマーセット入力画面を表示する簡易予約モード開始
部７と、キー２のアップキーまたはダウンキーの入力に
より現在時間を設定する現在時間設定部８と、キー２の
アップキーおよびダウンキーまたはリモコン３のテンキ
ーの入力により開始時間を設定する開始時間設定部９
と、キー２のアップキーおよびダウンキーまたはリモコ
ン３のテンキーの入力により終了時間を設定する終了時
間設定部１０と、キー２のアップキーおよびダウンキー
またはリモコン３のテンキーの入力によりチャンネル番
号を設定するチャンネル番号設定部１１と、現在時間、
開始時間、終了時間およびチャンネル番号等の項目情報
を記憶する予約記憶部１２とを有する。

【００２４】また、タイマー制御部６は、図示はしない
が、現在時刻情報を発生するための時計回路と、予約記
憶部に記憶された予約開始時刻／予約終了時刻と現在時
刻情報との一致検出、及びＶＴＲ制御部５に記録駆動信
号を供給し記録動作を開始させ、記録停止信号を供給し
記録動作を停止させる記録制御回路とを有する。

【００２５】チューナー制御部４における解析は、番組
関連情報、すなわち番組開始識別コード、番組終了識別
コード、及び時間差データを解析してその解析結果をタ
イマー制御部６に供給する。

【００２６】タイマー制御部６の記録制御回路は、時計
回路による現在時刻情報と予約記憶部１２に記憶された
予約開始時刻／予約終了時刻情報との一致検出、及び解
析結果に応じてＶＴＲ制御部５を介してＶＴＲ部１３に
記録開始、または記録終了をさせる。

【００２７】また、チューナー部１で受信された番組ま
たはＶＴＲ部１３で再生された番組はチューナー制御部
４またはＶＴＲ制御部５を介してモニター１４に表示さ
れる。また、キー２またはリモコン３により入力操作さ
れたチューナー制御部４、ＶＴＲ制御部５またはタイマ
ー制御部６に対する設定事項はモニター１４にＯＳＤ方
式により表示され、または蛍光表示管１５に表示され
る。

【００２８】次に、上述した本実施の形態のタイマー予
約記録装置の動作を図５のイージータイマーセットの蛍
光表示管の表示を示す図を用いて説明する。まず、キー
２のイージータイマーセットキー２５またはリモコン３
のイージータイマーセットキー３３が押されると、図５
Ａに示すようにＣＬＯＣＫで示す現在時刻設定表示５０
をして現在時刻の設定状態に入る。具体的には、タイマ
ー制御部６の簡易予約モード開始部７がイージータイマ
ーセットモードの開始の入力指示を認識してイージータ
イマーセットモードを開始して蛍光表示管１５に現在時
刻設定表示５０をして現在時刻を点滅させる。なお、現
在時刻が設定されていないときは、現在時間設定部８が
蛍光表示管１５に”＿：＿”を点滅させる。

【００２９】ここで、キー２のアップキー２６およびダ
ウンキー２７またはリモコン３０のアップキー３６およ
びダウンキー３７が押されると、押された回数または押
された時間に応じて０〜２３の時間と００〜５９の分の
数値が順次インクリメントまたはデクリメントされ、１
２：３４で示す現在時刻５１が点滅して表示される。そ
して、キー２のイージータイマーセットキー２５または
リモコン３のイージータイマーセットキー３３が押され
ると、現在時間設定部８が現在時刻を確定する。

【００３０】現在時刻が確定すると、次に、図５Ｂに示
すようにＳＴＡＲＴで示すタイマー開始時刻設定表示５
２をしてタイマー開始時刻の設定の状態に入る。具体的
には、タイマー制御部６の開始時間設定部９が蛍光表示
管１５にタイマー開始時刻設定表示５２をしてタイマー
開始時刻を点滅させる。なお、タイマー開始時刻が設定
されていないときは、現在時刻を点滅させる。ここで、
キー２のアップキー２６およびダウンキー２７またはリ
モコン３０のアップキー３６およびダウンキー３７が押
されると、押された回数または押された時間に応じて数
値が順次インクリメントまたはデクリメントされ、１
９：００で示すタイマー開始時刻５３が点滅して表示さ
れる。そして、キー２のイージータイマーセットキー２
５またはリモコン３のイージータイマーセットキー３３
が押されると、開始時間設定部９がタイマー開始時刻を
確定する。

【００３１】タイマー開始時刻が確定すると、次に、図
５Ｃに示すようにＳＴＯＰで示すタイマー終了時刻設定
表示５４をしてタイマー終了時刻の設定の状態に入る。
具体的には、タイマー制御部６の終了時間設定部１０が
蛍光表示管１５にタイマー終了時刻設定表示５４をして
タイマー終了時刻を点滅させる。なお、タイマー終了時
刻が設定されていないときは、タイマー開始時刻を点滅
させる。ここで、キー２のアップキー２６およびダウン
キー２７またはリモコン３０のアップキー３６およびダ
ウンキー３７が押されると、押された回数または押され
た時間に応じて数値が順次インクリメントまたはデクリ
メントされ、２１：００で示すタイマー終了時刻５５が
点滅して表示される。そして、キー２のイージータイマ
ーセットキー２５またはリモコン３のイージータイマー
セットキー３３が押されると、終了時間設定部１０がタ
イマー終了時刻を確定する。

【００３２】タイマー終了時刻が確定すると、次に、図
５Ｄに示すようにＰＲで示すチャンネル番号設定表示５
６をしてチャンネル番号の設定の状態に入る。具体的に
は、タイマー制御部６のチャンネル番号設定部１１が蛍
光表示管１５にチャンネル番号設定表示５６をして予約
チャンネル番号を点滅させる。なお、予約チャンネル番
号が設定されていないときは、現在チャンネルを点滅さ
せる。ここで、キー２のアップキー２６およびダウンキ
ー２７またはリモコン３０のアップキー３６およびダウ
ンキー３７が押されると、押された回数または押された
時間に応じて数値が順次インクリメントまたはデクリメ
ントされ、３０で示す予約チャンネル番号が点滅して表
示される。そして、キー２のイージータイマーセットキ
ー２５またはリモコン３のイージータイマーセットキー
３３が押されると、チャンネル番号設定部１１が予約チ
ャンネル番号を確定する。

【００３３】予約チャンネル番号が確定すると、チャン
ネル番号設定部１１は予約記憶部１２に予約情報とし
て、現在時刻、タイマー開始時刻、タイマー終了時刻お
よび予約チャンネル番号を記憶させる。そして、予約情
報の記憶が終了すると、タイマー制御部６は、装置の電
源をオフさせて、タイマー待機状態に入る。なお、タイ
マー待機状態に入ったとき、ブザーのついているモデル
では、所定回数ブザーを鳴らしても良い。

【００３４】図６に、本実施の形態のイージータイマー
セットのアップダウンキーモードとテンキーモードの蛍
光表示管の表示を示す。図６において、リモコン３０の
テンキー３２による現在時刻入力を示す。アップダウン
キーモード６０において現在時刻が点滅中のとき、リモ
コン３０のテンキー３２が押されたら、テンキー入力６
１により、テンキーモード６２に入る。具体的には、タ
イマー制御部６の開始時間設定部９が蛍光表示管１５に
タイマー開始時刻設定表示をして”＿：＿”の入力桁の
バーを順次点滅させる。ここで、リモコン３０のテンキ
ー３２が押される度に、順次入力桁のバーの点滅が左か
ら右へ移行する。４桁入力６３により、テンキーモード
６２からアップダウンキーモード６０へ戻る。

【００３５】なお、テンキーモード６２においては、タ
イマー制御部６の開始時間設定部９は、アップキー、ダ
ウンキーおよびイージータイマーセットキーによる入力
は受けつけない。また、時間および分の範囲を超える入
力は受け付けない。また、ＮＴＳＣモデルにおいて、テ
ンキーモードのとき、ＡＭ／ＰＭの切り替えは、リモコ
ン３０のＡＭ／ＰＭエンターキー３５を用いて行う。Ａ
Ｍ／ＰＭは蛍光表示管１５の状態表示で表示される。ま
た、上述したと同様に、タイマー開始時刻、タイマー終
了時刻およびチャンネル番号をテンキーモードで入力す
ることができる。

【００３６】次に、図７〜図１０を用いてイージータイ
マーセットのＯＳＤ表示を説明する。 まず、図７およ
び図８にＰＡＬモデルの表示例を示す。図７は、本実施
の形態のイージータイマーセットの現在時刻の設定のモ
ニターのＯＳＤ表示を示す図である。図７において、ま
ず、キー２のイージータイマーセットキー２５またはリ
モコン３のイージータイマーセットキー３３が押される
と、図７に示すようにＥＡＳＹ ＣＬＯＣＫ ＳＥＴで
示す現在時刻設定表示７１をして現在時刻の設定状態に
入る。具体的には、タイマー制御部６の簡易予約モード
開始部７がイージータイマーセットモードの開始の入力
指示を認識してイージータイマーセットモードを開始し
てモニター１４にＯＳＤ表示により現在時刻設定表示７
１をして現在時間設定部８が現在時刻を点滅させる。な
お、現在時刻が設定されていないときは、現在時間設定
部８がモニター１４に”＿：＿”を点滅させる。

【００３７】ここで、設定キー案内７３のＳＥＴ：［Ｐ
ＲＯＧ＋／−］で示すように、キー２のアップキー２６
およびダウンキー２７またはリモコン３０のアップキー
３６およびダウンキー３７が押されると、押された回数
または押された時間に応じて０〜２３の時間と００〜５
９の分の数値が順次インクリメントまたはデクリメント
され、または［０−９］で示すリモコン３０のテンキー
３２が押されると直接、１２：３０で示す現在時刻７２
が点滅して表示される。そして、確定キー案内７４のＮ
ＥＸＴ：［ＥＡＳＹ ＴＩＭＥＲ］で示すように、キー
２のイージータイマーセットキー２５またはリモコン３
のイージータイマーセットキー３３が押されると、現在
時間設定部８が現在時刻を確定する。

【００３８】図８は、本実施の形態のイージータイマー
セットのタイマー開始時刻、タイマー終了時刻およびチ
ャンネル番号の設定のモニターのＯＳＤ表示を示す図で
ある。現在時刻が確定すると、次に、図８に示すように
ＥＡＳＹ ＴＩＭＥＲ ＳＥＴが表示され、ＳＴＡＲＴ
で示すタイマー開始時刻設定表示８１をしてタイマー開
始時刻の設定の状態に入る。具体的には、タイマー制御
部６の開始時間設定部９がモニター１４にタイマー開始
時刻設定表示８１をしてタイマー開始時刻を点滅させ
る。なお、タイマー開始時刻が設定されていないとき
は、モニター１４に現在時刻を点滅させる。

【００３９】ここで、設定キー案内８８のＳＥＴ：［Ｐ
ＲＯＧ＋／−］で示すように、キー２のアップキー２６
およびダウンキー２７またはリモコン３０のアップキー
３６およびダウンキー３７が押されると、押された回数
または押された時間に応じて０〜２３の時間と００〜５
９の分の数値が順次インクリメントまたはデクリメント
され、または［０−９］で示すリモコン３０のテンキー
３２が押されると直接、１６：００で示すタイマー開始
時刻８４が点滅して表示される。そして、確定キー案内
８９のＮＥＸＴ：［ＥＡＳＹ ＴＩＭＥＲ］で示すよう
に、キー２のイージータイマーセットキー２５またはリ
モコン３のイージータイマーセットキー３３が押される
と、開始時間設定部９がタイマー開始時刻を確定する。

【００４０】タイマー開始時刻が確定すると、次に、図
８に示すようにＳＴＯＰで示すタイマー終了時刻設定表
示８２をしてタイマー終了時刻の設定の状態に入る。具
体的には、タイマー制御部６の終了時間設定部１０がモ
ニター１４にタイマー終了時刻設定表示８２をしてタイ
マー終了時刻を点滅させる。なお、タイマー終了時刻が
設定されていないときは、モニター１４にタイマー開始
時刻を点滅させる。

【００４１】ここで、設定キー案内８８のＳＥＴ：［Ｐ
ＲＯＧ＋／−］で示すように、キー２のアップキー２６
およびダウンキー２７またはリモコン３０のアップキー
３６およびダウンキー３７が押されると、押された回数
または押された時間に応じて０〜２３の時間と００〜５
９の分の数値が順次インクリメントまたはデクリメント
され、または［０−９］で示すリモコン３０のテンキー
３２が押されると直接、１８：３０で示すタイマー終了
時刻８５が点滅して表示される。そして、確定キー案内
８９のＮＥＸＴ：［ＥＡＳＹ ＴＩＭＥＲ］で示すよう
に、キー２のイージータイマーセットキー２５またはリ
モコン３のイージータイマーセットキー３３が押される
と、終了時間設定部１０がタイマー終了時刻を確定す
る。

【００４２】タイマー終了時刻が確定すると、次に、図
８に示すようにＰＲＯＧで示すチャンネル番号設定表示
８３をしてチャンネル番号の設定の状態に入る。具体的
には、タイマー制御部６のチャンネル番号設定部１１が
モニター１４にチャンネル番号設定表示８３をして予約
チャンネル番号を点滅させる。なお、予約チャンネル番
号が設定されていないときは、現在チャンネルを点滅さ
せる。

【００４３】ここで、設定キー案内８８のＳＥＴ：［Ｐ
ＲＯＧ＋／−］で示すように、キー２のアップキー２６
およびダウンキー２７またはリモコン３０のアップキー
３６およびダウンキー３７が押されると、押された回数
または押された時間に応じて受信可能なチャンネル分の
数値が順次インクリメントまたはデクリメントされ、ま
たは［０−９］で示すリモコン３０のテンキー３２が押
されると直接、１２で示す予約チャンネル番号が点滅し
て表示される。そして、確定キー案内８９のＮＥＸＴ：
［ＥＡＳＹ ＴＩＭＥＲ］で示すように、キー２のイー
ジータイマーセットキー２５またはリモコン３のイージ
ータイマーセットキー３３が押されると、チャンネル番
号設定部１１が予約チャンネル番号を確定する。また、
リモコン３０のＳＰ／ＬＰ／ＥＰキー３４によりＳＰが
選択されると、テープ選択８７としてＳＰが表示され
る。

【００４４】次に、図９および図１０にＮＴＳＣモデル
の表示例を示す。図９は、本実施の形態のイージータイ
マーセットのＮＴＳＣモデルの現在時刻の設定のモニタ
ーのＯＳＤ表示を示す図である。図９において、まず、
キー２のイージータイマーセットキー２５またはリモコ
ン３のイージータイマーセットキー３３が押されると、
図９に示すようにＥＡＳＹ ＣＬＯＣＫ ＳＥＴで示す
現在時刻設定表示９１をして現在時刻の設定状態に入
る。具体的には、タイマー制御部６の簡易予約モード開
始部７がイージータイマーセットモードの開始の入力指
示を認識してイージータイマーセットモードを開始して
モニター１４にＯＳＤ表示により現在時刻設定表示９１
をして現在時刻を点滅させる。なお、現在時刻が設定さ
れていないときは、現在時間設定部８がモニター１４
に”＿：＿”を点滅させる。

【００４５】ここで、ＡＭ／ＰＭ選択キー案内９３のＡ
Ｍ／ＰＭ：［ＡＭ／ＰＭ］で示すように、リモコン３０
のＡＭ／ＰＭエンターキー３５によりＡＭが選択されて
現在時刻９２にＡＭが表示される。設定キー案内９４の
ＳＥＴ：［ＣＨ＋／−］で示すように、キー２のアップ
キー２６およびダウンキー２７またはリモコン３０のア
ップキー３６およびダウンキー３７が押されると、押さ
れた回数または押された時間に応じて０〜１１の時間と
００〜５９の分の数値が順次インクリメントまたはデク
リメントされ、または［０−９］で示すリモコン３０の
テンキー３２が押されると直接、１１：３０ＡＭで示す
現在時刻９２が点滅して表示される。そして、確定キー
案内９５のＮＥＸＴ：［ＥＡＳＹ ＴＩＭＥＲ］で示す
ように、キー２のイージータイマーセットキー２５また
はリモコン３のイージータイマーセットキー３３が押さ
れると、現在時間設定部８が現在時刻を確定する。

【００４６】図１０は、本実施の形態のイージータイマ
ーセットのＮＴＳＣモデルのタイマー開始時刻、タイマ
ー終了時刻およびチャンネル番号の設定のモニターのＯ
ＳＤ表示を示す図である。現在時刻が確定すると、次
に、図１０に示すようにＥＡＳＹ ＴＩＭＥＲ ＳＥＴ
が表示され、ＳＴＡＲＴで示すタイマー開始時刻設定表
示１０１をしてタイマー開始時刻の設定の状態に入る。
具体的には、タイマー制御部６の開始時間設定部９がモ
ニター１４にタイマー開始時刻設定表示１０１をしてタ
イマー開始時刻を点滅させる。なお、タイマー開始時刻
が設定されていないときは、モニター１４に現在時刻を
点滅させる。

【００４７】ここで、ＡＭ／ＰＭ選択キー案内１０８の
ＡＭ／ＰＭ：［ＡＭ／ＰＭ］で示すように、リモコン３
０のＡＭ／ＰＭエンターキー３５によりＡＭが選択され
てタイマー開始時刻１０４にＡＭが表示される。設定キ
ー案内１０９のＳＥＴ：［ＣＨ＋／−］で示すように、
キー２のアップキー２６およびダウンキー２７またはリ
モコン３０のアップキー３６およびダウンキー３７が押
されると、押された回数または押された時間に応じて０
〜１１の時間と００〜５９の分の数値が順次インクリメ
ントまたはデクリメントされ、または［０−９］で示す
リモコン３０のテンキー３２が押されると直接、１０：
００ＡＭで示すタイマー開始時刻１０４が点滅して表示
される。そして、確定キー案内１１０のＮＥＸＴ：［Ｅ
ＡＳＹＴＩＭＥＲ］で示すように、キー２のイージータ
イマーセットキー２５またはリモコン３のイージータイ
マーセットキー３３が押されると、開始時間設定部９が
タイマー開始時刻を確定する。

【００４８】タイマー開始時刻が確定すると、次に、図
１０に示すようにＳＴＯＰで示すタイマー終了時刻設定
表示１０２をしてタイマー終了時刻の設定の状態に入
る。具体的には、タイマー制御部６の終了時間設定部１
０がモニター１４にタイマー終了時刻設定表示１０２を
してタイマー終了時刻を点滅させる。なお、タイマー終
了時刻が設定されていないときは、モニター１４にタイ
マー開始時刻を点滅させる。

【００４９】ここで、ＡＭ／ＰＭ選択キー案内１０８の
ＡＭ／ＰＭ：［ＡＭ／ＰＭ］で示すように、リモコン３
０のＡＭ／ＰＭエンターキー３５によりＡＭが選択され
てタイマー終了時刻１０５にＡＭが表示される。設定キ
ー案内１０９のＳＥＴ：［ＣＨ＋／−］で示すように、
キー２のアップキー２６およびダウンキー２７またはリ
モコン３０のアップキー３６およびダウンキー３７が押
されると、押された回数または押された時間に応じて０
〜１１の時間と００〜５９の分の数値が順次インクリメ
ントまたはデクリメントされ、または［０−９］で示す
リモコン３０のテンキー３２が押されると直接、１１：
３０ＡＭで示すタイマー終了時刻８５が点滅して表示さ
れる。そして、確定キー案内１１０のＮＥＸＴ：［ＥＡ
ＳＹ ＴＩＭＥＲ］で示すように、キー２のイージータ
イマーセットキー２５またはリモコン３のイージータイ
マーセットキー３３が押されると、終了時間設定部１０
がタイマー終了時刻を確定する。

【００５０】タイマー終了時刻が確定すると、次に、図
１０に示すようにＣＨで示すチャンネル番号設定表示１
０３をしてチャンネル番号の設定の状態に入る。具体的
には、タイマー制御部６のチャンネル番号設定部１１が
モニター１４にチャンネル番号設定表示１０３をして予
約チャンネル番号を点滅させる。なお、予約チャンネル
番号が設定されていないときは、現在チャンネルを点滅
させる。

【００５１】ここで、設定キー案内１０９のＳＥＴ：
［ＣＨ＋／−］で示すように、キー２のアップキー２６
およびダウンキー２７またはリモコン３０のアップキー
３６およびダウンキー３７が押されると、押された回数
または押された時間に応じて受信可能なチャンネル分の
数値が順次インクリメントまたはデクリメントされ、ま
たは［０−９］で示すリモコン３０のテンキー３２が押
されると直接、１２で示す予約チャンネル番号が点滅し
て表示される。そして、確定キー案内１１０のＮＥＸ
Ｔ：［ＥＡＳＹ ＴＩＭＥＲ］で示すように、キー２の
イージータイマーセットキー２５またはリモコン３のイ
ージータイマーセットキー３３が押されると、チャンネ
ル番号設定部１１が予約チャンネル番号を確定する。ま
た、リモコン３０のＳＰ／ＬＰ／ＥＰキー３４によりＥ
Ｐが選択されると、テープ選択１０７としてＥＰが表示
される。

【００５２】なお、上述した図５Ａおよび図６に示した
現在時刻設定表示５０のＣＬＯＣＫは現在時間設定中は
点滅させるようにする。また、図５Ｂ〜図５Ｄに示すタ
イマー開始時刻、タイマー終了時刻およびチャンネル番
号の設定においては、図４に示したタイマーマーク４１
を点滅させ、図５Ｂに示したタイマー開始時刻の設定に
おいてはＳＴＡＲＴを点滅させ、図５Ｃに示したタイマ
ー終了時刻の設定においてはＳＴＯＰを点滅させる。

【００５３】なお、本実施の形態のイージータイマーセ
ットモード内では、いつでも、リモコン３０のＳＰ／Ｌ
Ｐ／ＥＰキー３４によりテープ選択をしてテープスピー
ドの切り替えを可能にしている。また、図５Ａに示した
現在時刻の設定で、キー２のアップキー２６およびダウ
ンキー２７またはリモコン３０のアップキー３６および
ダウンキー３７が連続して押されたときは、約１秒後か
ら１５分単位で時刻を進めたりまたは戻すようにする。

【００５４】また、イージータイマーセットの各設定中
にリモコン３０のタイマークリアーキー３１が押された
ら、それまでの予約データを破棄して本予約モードを抜
ける。また、イージータイマーセットの各設定中にキー
２のアップキー２６とダウンキー２７が同時に押された
ら、それまでの予約データを破棄して本予約モードを抜
ける。

【００５５】また、図５Ａにおいて現在時刻未設定で、
イージータイマーセットキー２５、３３が押されたら、
本予約モードを抜ける。また、本予約設定中に図示しな
いメニューキーまたは電源キー２２が押されたら、本予
約モードを抜ける。

【００５６】また、図５Ａにおいて現在時刻設定で時刻
の変更が無く、イージータイマーセットキー２５、３３
が押されたときは、時刻の再設定は行わない。これは、
現在時刻の設定を行う度に００秒に再設定されることに
よる秒単位の誤差の発生を防ぐためである。

【００５７】また、図５Ａに示す現在時刻の設定、図５
Ｂ〜図５Ｃに示すタイマー開始時刻の設定およびタイマ
ー終了時刻の設定において何等キー操作がなく設定状態
を終了するタイムアウトは３分間とする。

【００５８】また、テープ動作時にイージータイマーセ
ットキー２５、３３が押されて予約完了が指示されたと
きは、モニター１４にＯＳＤにより以下のメッセージを
表示する。メッセージは、”ＰＬＥＡＳＥ ＰＵＳＨ
［ＯＮ／ＳＴＡＮＤＢＹ］ＴＯＳＥＴ ＴＩＭＥＲ”で
ある。

【００５９】また、予約の項目を示すイベントは８イベ
ント予約記憶部１２に記憶できるが、８イベント全て記
憶されているときは、イージータイマーセットキー２
５、３３が押されてもイージータイマーセットモードに
入らず、蛍光表示管１５に［ＦＵＬＬ］と表示される。
なお、モニター１４にはＯＳＤにより”８ＰＲＯＧＲＡ
ＭＳ ＨＡＶＥ ＡＬＲＥＡＤＹ ＢＥＥＮ ＳＥＴ”
というメッセージが表示される。

【００６０】なお、イージータイマーセットモードでの
予約データは通常モードで予約記憶部１２に記憶されて
いる８イベントの空いているイベント欄の最上位に入
る。

【００６１】上述した本実施の形態の番組記録予約装置
は、放送局から放送信号を受信する受信手段としてのチ
ューナー部１およびチューナー制御部４と、放送信号を
記録する記録手段としてのＶＴＲ部１３およびＶＴＲ制
御部５と、記録手段に所望の番組の放送信号を記録させ
る予約設定手段としてのタイマー制御部６と、を設けた
番組記録予約装置において、予約設定手段は、本体また
はリモコン操作部から所定の入力が可能な入力部として
のキー２およびリモコン３と、入力部の入力値を表示可
能な表示部としてのモニター１４および蛍光表示管１５
と、入力部の入力により簡易予約設定モードを開始して
表示部に簡易予約入力表示を行う簡易予約設定モード開
始部７と、入力部の入力により予約に関する値を表示部
の簡易予約入力表示中に表示すると共に予約に関する値
を確定する設定部としての現在時間設定部８、開始時間
設定部９、終了時間設定部１０およびチャンネル番号設
定部１１と、設定部により確定した設定値を記憶する記
憶部としての予約記憶部１２と、を有し、簡易予約入力
表示のみで予約を行う簡易予約設定モードを備えるよう
にしたので、簡易予約設定モードにより簡易予約入力表
示だけで予約に関する値をダイレクトにしかも入力部に
より簡易入力できるので、メニュー画面を開いて事前準
備をする必要がなく、入力部のキー数も少なくてよく、
簡単な操作で短時間に番組記録の予約を行うことができ
る。

【００６２】また、本実施の形態の番組記録予約装置
は、上述において、予約に関する値は、現在時刻、放送
信号の開始時間および終了時間、チャンネル番号である
ので、日付入力が不要であるため、番組の放送当日にし
か予約を行わない国や地域においては、簡易予約設定モ
ードにより簡易予約入力表示をさせて現在時刻、開始時
間および終了時間、チャンネル番号のみを入力するだけ
で簡単な操作で番組予約を行うことができる。

【００６３】また、本実施の形態の番組記録予約装置
は、上述において、入力部のセットキーとしてのイージ
ータイマーセットキー２５、３３の押下により、簡易予
約設定モードを開始するので、入力部のセットキーを押
すだけで、簡易予約入力表示をすることができるので、
事前設定の必要が無く、簡易予約設定モードの開始直後
に予約に関する値の入力を開始することができる。

【００６４】また、本実施の形態の番組記録予約装置
は、上述において、入力部のアップキー２６、３６およ
びダウンキー２７、３７の押下の回数、押下の時間また
は回転素子の回転に応じて、予約に関する値を順次イン
クリメントまたはデクリメントさせて、または数字キー
により直接、表示部の簡易予約表示中に表示するように
したので、少ないキーまたは回転素子だけで値の増加方
向または減少方向にアップキーおよびダウンキーの押下
または回転素子の回転だけで何等複雑なキー操作をする
ことなく、簡単な操作で予約に関する値を入力すること
ができる。

【００６５】また、本実施の形態の番組記録予約装置
は、上述において、入力部のアップキーおよびダウンキ
ーの押下により、予約に関する値を表示部の簡易予約表
示中に表示し、入力部のセットキーの押下により予約に
関する値を確定するようにしたので、セットキーとアッ
プキーおよびダウンキーの押下だけで、簡易予約設定モ
ードの開始および予約に関する値を設定することがで
き、他のキーを設ける必要が無く少ないキーで簡単に番
組記録の予約を行うことができる。

【００６６】また、本実施の形態の番組記録予約方法
は、放送局から放送信号を受信し、放送信号を記録する
際に、メニュー表示を含む事前設定表示を行った後に所
望の番組の放送信号を記録させる通常予約設定モードを
有する番組記録予約方法において、放送信号の予約設定
の所定の入力が可能な入力ステップと、入力ステップの
入力値を表示可能な表示ステップと、入力ステップの入
力により直ちに簡易予約設定モードを開始して表示ステ
ップに簡易予約入力表示を行う簡易予約設定モード開始
ステップと、入力ステップの入力により予約に関する値
を表示ステップの簡易予約入力表示中に表示すると共に
予約に関する値を確定する設定ステップと、設定ステッ
プにより確定した設定値を記憶する記憶ステップと、を
有し、簡易予約入力表示のみで予約を行う簡易予約設定
モードを設け、簡易予約設定モードによる予約設定値を
通常予約設定モードの予約設定値と混在させるようにし
たので、通常予約設定モードのようにメニュー表示を含
む事前設定表示を行う必要が無く、簡易予約設定モード
により簡易予約入力表示のみで予約を行うことにより、
少ないステップ数で番組予約記録を行うことができ、簡
単な処理で短時間で番組予約記録を行うことができ、し
かも、簡易予約設定モードの予約設定値を通常予約設定
モードの予約設定値と混在させて記憶して、番組予約を
行うことができる。

【００６７】また、本実施の形態の番組記録予約方法
は、上述において、予約に関する値は、現在時刻、上記
放送信号の開始時間および終了時間、チャンネル番号で
あるので、日付入力が不要であるため、番組の放送当日
にしか予約を行わない国や地域においては、簡易予約設
定モードにより簡易予約入力表示をさせて現在時刻、開
始時間および終了時間、チャンネル番号のみを入力する
だけで簡単な処理だけのステップで番組予約を行うこと
ができる。

【００６８】また、本実施の形態の番組記録予約方法
は、上述において、入力ステップのセットキーの押下に
より、簡易予約設定モードを開始するので、事前設定の
必要が無く、簡易予約設定モードの開始直後に予約に関
する値の入力の処理を開始することができる。

【００６９】また、本実施の形態の番組記録予約方法
は、上述において、入力ステップのアップキーおよびダ
ウンキーの押下の回数または押下の時間に応じて、予約
に関する値を順次インクリメントまたはデクリメントさ
せて上記表示ステップの簡易予約入力表示中に表示する
ようにしたので、少ないキーまたは回転素子だけで値の
増加方向または減少方向にアップキーおよびダウンキー
の押下または回転素子の回転だけで何等複雑なキー入力
処理をすることなく、簡単な処理によるステップで予約
に関する値を入力することができる。

【００７０】また、本実施の形態の番組記録予約方法
は、上述において、入力ステップのアップキーおよびダ
ウンキーの押下により、予約に関する値を表示ステップ
の簡易予約入力表示中に表示し、上力ステップのセット
キーの押下により予約に関する値を確定するようにした
ので、セットキーとアップキーおよびダウンキーの押下
だけで、予約に関する値を設定することができ、他のキ
ーによる処理を設ける必要が無く少ないキーによる処理
で簡単に番組記録の予約を行うことができる。

【００７１】

【発明の効果】この発明にかかる番組記録予約装置は、
放送局から放送信号を受信する受信手段と、上記放送信
号を記録する記録手段と、上記記録手段に所望の番組の
上記放送信号を記録させる予約設定手段と、を設けた番
組記録予約装置において、上記予約設定手段は、本体ま
たはリモコン操作部から所定の入力が可能な入力部と、
上記入力部の入力値を表示可能な表示部と、上記入力部
の入力により簡易予約設定モードを開始して上記表示部
に簡易予約入力表示を行う簡易予約設定モード開始部
と、上記入力部の入力により予約に関する値を上記表示
部の上記簡易予約入力表示中に表示すると共に上記予約
に関する値を確定する設定部と、上記設定部により確定
した設定値を記憶する記憶部と、を有し、上記簡易予約
入力表示のみで予約を行う簡易予約設定モードを備える
ようにしたので、簡易予約設定モードにより簡易予約入
力表示だけで予約に関する値をダイレクトにしかも入力
部により簡易入力できるので、メニュー画面を開いて事
前準備をする必要がなく、入力部のキー数も少なくてよ
く、簡単な操作で短時間に番組記録の予約を行うことが
できるという効果を奏する。

【００７２】また、この発明の番組記録予約装置は、上
述において、上記予約に関する値は、現在時刻、上記放
送信号の開始時間および終了時間、チャンネル番号であ
るので、日付入力が不要であるため、番組の放送当日に
しか予約を行わない国や地域においては、簡易予約設定
モードにより簡易予約入力表示をさせて現在時刻、開始
時間および終了時間、チャンネル番号のみを入力するだ
けで簡単な操作で番組予約を行うことができるという効
果を奏する。

【００７３】また、この発明の番組記録予約装置は、上
述において、上記入力部のセットキーの押下により、上
記簡易予約設定モードを開始するので、入力部のセット
キーを押すだけで、簡易予約入力表示をすることができ
るので、事前設定の必要が無く、簡易予約設定モードの
開始直後に予約に関する値の入力を開始することができ
るという効果を奏する。

【００７４】また、この発明の番組記録予約装置は、上
述において、上記入力部のアップキーおよびダウンキー
の押下の回数、押下の時間または回転素子の回転に応じ
て、上記予約に関する値を順次インクリメントまたはデ
クリメントさせて、または数字キーにより直接、上記表
示部の上記簡易予約表示中に表示するようにしたので、
少ないキーまたは回転素子だけで値の増加方向または減
少方向にアップキーおよびダウンキーの押下または回転
素子の回転だけで何等複雑なキー操作をすることなく、
簡単な操作で予約に関する値を入力することができると
いう効果を奏する。

【００７５】また、この発明の番組記録予約装置は、上
述において、上記入力部のアップキーおよびダウンキー
の押下により、上記予約に関する値を上記表示部の上記
簡易予約表示中に表示し、上記入力部のセットキーの押
下により上記予約に関する値を確定するようにしたの
で、セットキーとアップキーおよびダウンキーの押下だ
けで、簡易予約設定モードの開始および予約に関する値
を設定することができ、他のキーを設ける必要が無く少
ないキーで簡単に番組記録の予約を行うことができると
いう効果を奏する。

【００７６】また、この発明の番組記録予約方法は、放
送局から放送信号を受信し、上記放送信号を記録する際
に、メニュー表示を含む事前設定表示を行った後に所望
の番組の上記放送信号を記録させる通常予約設定モード
を有する番組記録予約方法において、上記放送信号の予
約設定の所定の入力が可能な入力ステップと、上記入力
ステップの入力値を表示可能な表示ステップと、上記入
力ステップの入力により直ちに簡易予約設定モードを開
始して上記表示ステップに簡易予約入力表示を行う簡易
予約設定モード開始ステップと、上記入力ステップの入
力により予約に関する値を上記表示ステップの上記簡易
予約入力表示中に表示すると共に上記予約に関する値を
確定する設定ステップと、上記設定ステップにより確定
した設定値を記憶する記憶ステップと、を有し、上記簡
易予約入力表示のみで予約を行う簡易予約設定モードを
設け、上記簡易予約設定モードによる予約設定値を上記
通常予約設定モードの予約設定値と混在させるようにし
たので、通常予約設定モードのようにメニュー表示を含
む事前設定表示を行う必要が無く、簡易予約設定モード
により簡易予約入力表示のみで予約を行うことにより、
少ないステップ数で番組予約記録を行うことができ、簡
単な処理で短時間で番組予約記録を行うことができ、し
かも、簡易予約設定モードの予約設定値を通常予約設定
モードの予約設定値と混在させて記憶して、番組予約を
行うことができるという効果を奏する。

【００７７】また、この発明の番組記録予約方法は、上
述において、上記予約に関する値は、現在時刻、上記放
送信号の開始時間および終了時間、チャンネル番号であ
るので、日付入力が不要であるため、番組の放送当日に
しか予約を行わない国や地域においては、簡易予約設定
モードにより簡易予約入力表示をさせて現在時刻、開始
時間および終了時間、チャンネル番号のみを入力するだ
けで簡単な処理だけのステップで番組予約を行うことが
できるという効果を奏する。

【００７８】また、この発明の番組記録予約方法は、上
述において、上記入力ステップのセットキーの押下によ
り、上記簡易予約設定モードを開始するので、事前設定
の必要が無く、簡易予約設定モードの開始直後に予約に
関する値の入力の処理を開始することができるという効
果を奏する。

【００７９】また、この発明の番組記録予約方法は、上
述において、上記入力ステップのアップキーおよびダウ
ンキーの押下の回数または押下の時間に応じて、上記予
約に関する値を順次インクリメントまたはデクリメント
させて上記表示ステップの上記簡易予約入力表示中に表
示するようにしたので、少ないキーまたは回転素子だけ
で値の増加方向または減少方向にアップキーおよびダウ
ンキーの押下または回転素子の回転だけで何等複雑なキ
ー入力処理をすることなく、簡単な処理によるステップ
で予約に関する値を入力することができるという効果を
奏する。

【００８０】また、この発明の番組記録予約方法は、上
述において、上記入力ステップのアップキーおよびダウ
ンキーの押下により、上記予約に関する値を上記表示ス
テップの上記簡易予約入力表示中に表示し、上記入力ス
テップのセットキーの押下により上記予約に関する値を
確定するようにしたので、セットキーとアップキーおよ
びダウンキーの押下だけで、簡易予約設定モードの開始
および予約に関する値を設定することができ、他のキー
による処理を設ける必要が無く少ないキーによる処理で
簡単に番組記録の予約を行うことができるという効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施の形態のタイマー予約記録装置の構成を
示すブロック図である。

【図２】本実施の形態の本体キーを示す図である。

【図３】本実施の形態のリモコンキーを示す図である。

【図４】本実施の形態の蛍光表示管のセグメントを示す
図である。

【図５】本実施の形態のイージータイマーセットの蛍光
表示管の表示を示す図であり、図５Ａは現在時刻の設
定、図５Ｂはタイマー開始時刻の設定、図５Ｃはタイマ
ー終了時刻の設定、図５Ｄはチャンネル番号の設定を示
す図である。

【図６】本実施の形態のイージータイマーセットのアッ
プダウンキーモードとテンキーモードの蛍光表示管の表
示を示す図である。

【図７】本実施の形態のイージータイマーセットの現在
時刻の設定のモニターのＯＳＤ表示を示す図である。

【図８】本実施の形態のイージータイマーセットのタイ
マー開始時刻の設定、タイマー終了時刻の設定およびチ
ャンネル番号の設定のモニターのＯＳＤ表示を示す図で
ある。

【図９】本実施の形態のイージータイマーセットのＮＴ
ＳＣモデルの現在時刻の設定のモニターのＯＳＤ表示を
示す図である。

【図１０】本実施の形態のイージータイマーセットのＮ
ＴＳＣモデルのタイマー開始時刻の設定、タイマー終了
時刻の設定およびチャンネル番号の設定のモニターのＯ
ＳＤ表示を示す図である。

【符号の説明】

１…チューナー部、２…キー、３…リモコン、４…チュ
ーナー制御部、５…ＶＴＲ制御部、６…タイマー制御
部、７…簡易予約モード開始部、８…現在時刻設定部、
９…開始時間設定部、１０…終了時間設定部、１１…チ
ャンネル番号設定部、１２…予約記憶部、１３…ＶＴＲ
部、１４…モニター（ＯＳＤ）、１５…蛍光表示管（Ｆ
Ｌ管）、２０…本体、２１…テープ挿入／排出口、２２
…電源キー、２３…イジェクトキー、２４…蛍光表示
管、２５…イージータイマーセットキー、２６…アップ
キー、２７…ダウンキー、３０…リモコン、３１…タイ
マークリアーキー、３２…テンキー、３３…イージータ
イマーセットキー、３４…ＳＰ／ＬＰ／ＥＰキー、３５
…ＡＭ／ＰＭエンターキー（ＮＴＳＣ）、３６…アップ
キー、３７…ダウンキー、４０…蛍光表示管、４１…タ
イマーマーク、４２…テープ走行状態マーク、４３…状
態表示、４４…セグメント、５０…現在時刻設定表示、
５１…現在時刻、５２…タイマー開始時刻設定表示、５
３…タイマー開始時刻、５４…タイマー終了時刻設定表
示、５５…タイマー終了時刻、５６…チャンネル番号設
定表示、５７…チャンネル番号、６０…アップダウンキ
ーモード、６１…テンキー入力、６２…テンキーモー
ド、６３…４桁入力、７０…モニター、７１…現在時刻
設定表示、７２…現在時刻、７３…設定案内キー、７４
…確定案内キー、８０…モニター、８１…タイマー開始
時刻設定表示、８２…タイマー終了時刻設定表示、８３
…チャンネル番号設定表示、８４…タイマー開始時刻、
８５…タイマー終了時刻、８６…チャンネル番号、８７
…テープ選択、８８…設定キー案内、８９…確定キー案
内、９０…モニター、９１…現在時刻設定表示、９２…
現在時刻、９３…ＡＭ／ＰＭ選択キー案内、９４…設定
キー案内、９５…確定キー案内、１００…モニター、１
０１…タイマー開始時刻設定表示、１０２…タイマー終
了時刻設定表示、１０３…チャンネル番号設定表示、１
０４…タイマー開始時刻、１０５…タイマー終了時刻、
１０６…チャンネル番号、１０７…テープ選択、１０８
…ＡＭ／ＰＭ選択キー案内、１０９…設定キー案内、１
１０…確定キー案内

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 放送局から放送信号を受信する受信手段
   と、 上記放送信号を記録する記録手段と、 上記記録手段に所望の番組の上記放送信号を記録させる
   予約設定手段と、 を設けた番組記録予約装置において、 上記予約設定手段は、 本体またはリモコン操作部から所定の入力が可能な入力
   部と、 上記入力部の入力値を表示可能な表示部と、 上記入力部の入力により簡易予約設定モードを開始して
   上記表示部に簡易予約入力表示を行う簡易予約設定モー
   ド開始部と、 上記入力部の入力により予約に関する値を上記表示部の
   上記簡易予約入力表示中に表示すると共に上記予約に関
   する値を確定する設定部と、 上記設定部により確定した設定値を記憶する記憶部と、 を有し、上記簡易予約入力表示のみで予約を行う簡易予
   約設定モードを備えるようにしたことを特徴とする番組
   記録予約装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の番組記録予約装置におい
   て、 上記予約に関する値は、現在時刻、上記放送信号の開始
   時間および終了時間、チャンネル番号であることを特徴
   とする番組記録予約装置。
3. 【請求項３】 請求項１記載の番組記録予約装置におい
   て、 上記入力部のセットキーの押下により、上記簡易予約設
   定モードを開始することを特徴とする番組記録予約装
   置。
4. 【請求項４】 請求項３記載の番組記録予約装置におい
   て、 上記入力部のアップキーおよびダウンキーの押下の回
   数、押下の時間または回転素子の回転に応じて、上記予
   約に関する値を順次インクリメントまたはデクリメント
   させて、または数字キーにより直接、上記表示部の上記
   簡易予約表示中に表示するようにしたことを特徴とする
   番組記録予約装置。
5. 【請求項５】 請求項３記載の番組記録予約装置におい
   て、 上記入力部のアップキーおよびダウンキーの押下によ
   り、上記予約に関する値を上記表示部の上記簡易予約表
   示中に表示し、上記入力部のセットキーの押下により上
   記予約に関する値を確定するようにしたことを特徴とす
   る番組記録予約装置。
6. 【請求項６】 放送局から放送信号を受信し、上記放送
   信号を記録する際に、メニュー表示を含む事前設定表示
   を行った後に所望の番組の上記放送信号を記録させる通
   常予約設定モードを有する番組記録予約方法において、 上記放送信号の予約設定の所定の入力が可能な入力ステ
   ップと、 上記入力ステップの入力値を表示可能な表示ステップ
   と、 上記入力ステップの入力により直ちに簡易予約設定モー
   ドを開始して上記表示ステップに簡易予約入力表示を行
   う簡易予約設定モード開始ステップと、 上記入力ステップの入力により予約に関する値を上記表
   示ステップの上記簡易予約入力表示中に表示すると共に
   上記予約に関する値を確定する設定ステップと、 上記設定ステップにより確定した設定値を記憶する記憶
   ステップと、 を有し、上記簡易予約入力表示のみで予約を行う簡易予
   約設定モードを設け、 上記簡易予約設定モードによる予約設定値を上記通常予
   約設定モードの予約設定値と混在させるようにしたこと
   を特徴とする番組記録予約方法。
7. 【請求項７】 請求項６記載の番組記録予約方法におい
   て、 上記予約に関する値は、現在時刻、上記放送信号の開始
   時間および終了時間、チャンネル番号であることを特徴
   とする番組記録予約方法。
8. 【請求項８】 請求項６記載の番組記録予約方法におい
   て、 上記入力ステップのセットキーの押下により、上記簡易
   予約設定モードを開始することを特徴とする番組記録予
   約方法。
9. 【請求項９】 請求項８記載の番組記録予約方法におい
   て、 上記入力ステップのアップキーおよびダウンキーの押下
   の回数または押下の時間に応じて、上記予約に関する値
   を順次インクリメントまたはデクリメントさせて上記表
   示ステップの上記簡易予約入力表示中に表示するように
   したことを特徴とする番組記録予約方法。
10. 【請求項１０】 請求項８記載の番組記録予約方法にお
    いて、 上記入力ステップのアップキーおよびダウンキーの押下
    により、上記予約に関する値を上記表示ステップの上記
    簡易予約入力表示中に表示し、上記入力ステップのセッ
    トキーの押下により上記予約に関する値を確定するよう
    にしたことを特徴とする番組記録予約方法。