JP3405220B2 - 円柱体の検査装置 - Google Patents

円柱体の検査装置

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JP3405220B2
JP3405220B2 JP24081798A JP24081798A JP3405220B2 JP 3405220 B2 JP3405220 B2 JP 3405220B2 JP 24081798 A JP24081798 A JP 24081798A JP 24081798 A JP24081798 A JP 24081798A JP 3405220 B2 JP3405220 B2 JP 3405220B2
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宏忠 伊藤
康雄 池田
博志 宮田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、純Ni、
純Coあるいはそれらの合金のような金属製の円柱体
(ペレット)をその軸線まわりに回転させながら検査す
る円柱体の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の円柱体にあっては、その
品質を維持するために、各種の検査を行っている。すな
わち、例えば、円柱体の端面部にバリあるいはユガミが
生じていないかどうか、円柱体の外径、長さが所定範囲
内に入っているかどうか等を検査している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、上
記円柱体の検査は、作業員の目視に頼って行われること
が多く、その場合には、検査作業に熟練を要し、かつ作
業員にかかる負担が大きいとともに、多くの人手が必要
となるという問題がある。したがって、従来から、検査
作業の自動化、省力化及び検査の信頼性の向上が望まれ
ていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、多数の円柱体を迅速にか
つ確実に検査することができ、検査対象である円柱体の
品質の向上及び検査の自動化、省力化に寄与することが
できる円柱体の検査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、円
柱体をその軸線まわりに回転させながら検査する円柱体
の検査装置であって、端部より小径に形成された載置部
を有するローラが、所定間隔離間して回転自在に複数配
置されるとともに、搬送方向に間欠的に移送され、かつ
これらのローラの上記載置部間上に上記円柱体が載置さ
れるとともに、上記各ローラにそれぞれ密接するベルト
が連続走行させられたものである。この請求項1にあっ
ては、端部より小径に形成された載置部を有するローラ
が、所定間隔離間して回転自在に複数配置されるととも
に、搬送方向に間欠的に移送され、これらローラの上記
載置部間上に、円柱体を載置した状態において、上記各
ローラにそれぞれ密接させられているベルトを連続走行
させることにより、各ローラを回転させて、ローラの
記載置部間上の円柱体をその軸線回りに回転させなが
ら、該円柱体の外観を検査する。
【0006】本発明の請求項2は、ローラ間上に載置さ
れた円柱体の端面の側方にユガミ・バリ検査手段が設け
られたものである。この請求項2にあっては、円柱体の
端面の側方に設けられたユガミ・バリ検査手段によっ
て、該円柱体の端面を検査して、円柱体のユガミあるい
はバリの有無を調べる。
【0007】本発明の請求項3は、ユガミ・バリ検査手
段が、検査対象の円柱体の端面に検査光を照射して、こ
れに基づいて上記端面の線分の長さを測定するととも
に、この測定した端面の線分の長さの最大値と最小値と
の差を演算するように構成されたものである。この請求
項3にあっては、円柱体の回転にともない、ユガミ・バ
リ検査手段によって、この円柱体の端面に検査光を照射
して、該端面の線分(弦)の長さを順次測定するととも
に、上記端面の線分の長さの最大値と最小値との差を演
算することにより、ユガミあるいはバリの有無を判定す
る。
【0008】本発明の請求項4は、ローラ間上に載置さ
れた円柱体の外周面の外方に外径検査手段が設けられた
ものである。この請求項4にあっては、円柱体の外周面
の外方に設けられた外径検査手段によって、該円柱体の
外周面を検査して、円柱体の外径を割り出す。
【0009】本発明の請求項5は、外径検査手段が、検
査対象の円柱体の外周面の外方であって、この円柱体を
挟んでその直径方向に対向配置され、かつこの円柱体の
外周面に検査光をそれぞれ照射して、これに基づいて上
記外周面までの距離をそれぞれ測定するとともに、これ
らの測定した外周面までの距離に基づいて上記円柱体の
外径を演算するように構成されたものである。この請求
項5にあっては、円柱体の外周面を挟んでその直径方向
に対向配置された外径検査手段によって、円柱体の外周
面に検査光をそれぞれ照射して、円柱体の外周面までの
距離をそれぞれ測定するとともに、上記円柱体の外周面
までの距離に基づいて円柱体の外径を演算することによ
り、円柱体の外径が公差内にあるか否かを判定する。
【0010】本発明の請求項6は、ローラに、検査光が
通過可能な切欠部が形成されたものである。この請求項
6にあっては、ローラに形成された切欠部によって、外
径検査手段の検査光がローラに当たることがなくて、円
柱体の外周面に確実に照射され、ローラが測定の妨げと
なることがない。
【0011】本発明の請求項7は、ローラ間上に載置さ
れた円柱体の端面の側方に長さ検査手段が設けられたも
のである。この請求項7にあっては、円柱体の端面の側
方に設けられた長さ検査手段によって、円柱体の端面を
検査して、円柱体の長さを算出する。
【0012】本発明の請求項8は、長さ検査手段が、検
査対象の円柱体の両端面の側方に対向配置され、かつこ
の円柱体の両端面に検査光をそれぞれ照射して、これに
基づいて上記両端面までの距離をそれぞれ測定するとと
もに、これらの測定した両端面までの距離に基づいて上
記円柱体の長さを演算するように構成されたものであ
る。この請求項8にあっては、円柱体の両端面の側方に
対向配置された長さ検査手段によって、円柱体の両端面
に検査光をそれぞれ照射して、円柱体の両端面までの距
離をそれぞれ測定するとともに、上記円柱体の両端面ま
での距離に基づいて円柱体の長さを演算することによ
り、円柱体の長さが公差内にあるか否かを判定する。
【0013】本発明の請求項9は、検査手段の合否判定
に基づいて搬送中の円柱体を選別する選別機構が上記円
柱体の搬送路に設けられたものである。この請求項9に
あっては、検査手段の合否判定に基づいて選別機構を作
動させることにより、搬送中の円柱体を良品、不良品に
分離する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図11を参照しながら説明する。図1は本発明の実施
の一形態を示す円柱体の検査装置の平面図、図2は図1
の正面図、図3は測定コンベア部の正面図、図4は図3
の左側面図、図5は図3の右側面図、図6は測定コンベ
アの平面図、図7は図6の正面図である。図1および図
2において符号1はベルトコンベアであり、このベルト
コンベア1は、図示されていないホッパーフィーダー、
パーツフィーダーおよびリニアフィーダーを経て送られ
てきた円柱体Wをその軸線に沿った方向に移送するもの
である。
【0015】このベルトコンベア1の中間部の両側方に
は、一対ずつの短寸タイミングセンサ2および短寸検査
センサ3がそれぞれ対向配置されている。そして、これ
らの短寸タイミングセンサ2および短寸検査センサ3は
前後に所定間隔を開けた状態で設置されており、円柱体
Wがこの短寸タイミングセンサ2と短寸検査センサ3と
の間を通過することにより、該円柱体Wが所定長以上あ
るか否(短寸)かを判別する。
【0016】すなわち、短寸タイミングセンサ2が検査
対象の円柱体Wの先端をとらえた際に、短寸検査センサ
3が該円柱体Wの後端部を検出できるか否かにより、こ
の円柱体Wが所定長以上あるか短寸かを判定する。そし
て、短寸と判定された円柱体Wは、上記ベルトコンベア
1の、上記短寸タイミングセンサ2の前方側の一側方に
設けられた排出ノズルによって、ベルトコンベア1の他
側方に設けられた短寸選別シュータ側に排出されるよう
になっている。
【0017】また、上記ベルトコンベア1の搬出端の一
側方には、図2に示すように、この搬出端に達した円柱
体Wを他側方に搬出するセパレートプッシャ4が設けら
れている。このセパレートプッシャ4は、エアシリンダ
4Aのピストンロッドの先端に押圧具4Bが設けられた
もので、このエアシリンダ4Aを操作することにより、
押圧具4Bが、ベルトコンベア1上の円柱体Wを一つず
つベルトコンベア1の他側方に搬出するようになってい
る。
【0018】さらに、上記セパレートプッシャ4の押圧
具4Bに対向して、上記ベルトコンベア1の他側方に
は、ジグザグ状の通路を通って円柱体Wを下方に送る導
入シュータ5が設けられている。そして、この導入シュ
ータ5の中間部には、その側方から導入シュータ5の通
路内の円柱体Wを検出する満杯センサ6が設置されてい
る。
【0019】上記導入シュータ5の搬出端の側方には、
この搬出端を開閉するタイミングシャッタ7が設けられ
ている。また、導入シュータ5の搬出端の下方には、こ
の導入シュータ5から落下する円柱体Wを受け止める測
定コンベア10が設けられている。上記タイミングシャ
ッタ7は、エアシリンダ7Aのピストンロッドの先端に
開閉具7Bが設けられたもので、このエアシリンダ7A
を操作することにより、開閉具7Bが、導入シュータ5
の搬出端を開閉して導入シュータ5内の円柱体Wを一つ
ずつ測定コンベア10上に載置するようになっている。
【0020】上記測定コンベア10は、互いに平行に配
置された一対の無端状のチェーン100が、所定間隔離
間して設置された一対のスプロケット101、102に
それぞれ巻き掛けられ、多数の連結片103を互いにピ
ン結合してなる上記各チェーン100の、該連結片10
3のうち互いに内側の連結片103が上方に突出して形
成され、かつこれらの連結片103の上方突出部間に、
静電防止特性を有する黒色のローラ104が回転自在に
支持される一方、これらのローラ104の両端部に形成
された断面形状半円形の溝部105に、ローラ104の
回転用であってかつ断面形状円形の無端状のベルト10
6が装着されるとともに、これらのベルト106が、上
記各スプロケット101、102と同軸状にかつ各スプ
ロケット101、102の内側に配置されたプーリ10
7、120にそれぞれ巻き掛けられて概略構成されてい
る。
【0021】そして、上記各ローラ104は、図6に示
すように、上記両連結片103の上方突出部間に回転自
在に支持された軸部108に、小径部109を介して長
短2つのローラ部110、111が取り付けられたもの
である。これらのローラ部110、111は、上記連結
片103側の端部に上記溝部105がそれぞれ形成され
るとともに、小径部109寄りの部位が、上記連結片1
03側の端部より若干小径に形成されて、円柱体Wを載
置する載置部112とされている。
【0022】また、上記小径部109と両載置部112
とで囲まれた部位が、検査光を上下方向に通過させる切
欠部113とされている。上記測定コンベア10の搬入
端側のスプロケット101は、図5に示すように、回転
軸114に回転自在に装着されているとともに、上記測
定コンベア10の搬出端側のスプロケット102は、図
4に示すように、回転軸115に取り付けられている。
これらの回転軸114、115は、互いに平行に配置さ
れ、かつそれぞれ一対ずつの軸受部材に回転自在に支持
されている。
【0023】さらに、この回転軸115の一端部には、
スプロケット116が取り付けられており、このスプロ
ケット116と、モータなどで構成された回転機構11
9の出力軸に取り付けられたスプロケット118との間
には、チェーン117が卷き掛けられている。そして、
この回転機構119の出力軸を間欠的に回転させること
により、上記スプロケット102を介してチェーン10
0が間欠的に移動し、かつ各ローラ104が1ピッチ
(互いに隣合う二つのローラ104間の間隔)ずつ間欠
的に移動するようになっている。
【0024】また、上記測定コンベア10の搬入側の回
転軸114には、上記プーリ107が取り付けられてい
るとともに、上記測定コンベア10の搬出側の回転軸1
15には、上記プーリ120が回転自在に装着されてい
る。そして、これらのプーリ107、120の断面形状
半円形の溝部と、上記ローラ104の溝部105との間
に、上記ベルト106が嵌め込まれて走行するようにな
っている。
【0025】上記回転軸114の一端部には、スプロケ
ット121が取り付けられており、このスプロケット1
21と、モータなどで構成された回転機構124の出力
軸に取り付けられたスプロケット123との間には、チ
ェーン122が卷き掛けられている。そして、この回転
機構124の出力軸を連続的に回転させることにより、
上記プーリ107を介してベルト106が連続的に移動
するようになっている。なお、図3中符号125はチェ
ーン117に張力を付与するテンション機構である。
【0026】上記測定コンベア10の、上記導入シュー
タ5による円柱体Wの載置位置から1ピッチ前方側であ
って、該測定コンベア10の側方には、この測定コンベ
ア10の各ローラ104間上に載置された円柱体Wの有
無を検出するセンサ20が設置されている。そして、こ
のセンサ20の円柱体検出位置の1ピッチ前方側であっ
て、上記測定コンベア10の側方には、ユガミ・バリ検
査手段30が設置されている。
【0027】このユガミ・バリ検査手段30は、検査対
象の円柱体Wの端面に検査光(レーザ光)を照射して、
これに基づいて、図8あるいは図9に示すように、上記
端面の線分(弦)の長さD1、D2、D3、D4……を
測定する長さ測定手段と、この長さ測定手段が測定した
端面の線分の長さの最大値と最小値との差を演算する差
演算手段とから構成されたものである。
【0028】そして、この差演算手段の演算結果に基づ
いて、上記円柱体Wのユガミ・バリの有無を判定するよ
うになっている。また、上記ユガミ・バリ検査手段30
によるユガミ・バリ検査位置の1ピッチ前方側であっ
て、上記測定コンベア10の上方および下方には、外径
検査手段32が設置されている。
【0029】この外径検査手段32は、検査対象の円柱
体Wの外周面の上方および下方であって、この円柱体W
を挟んでその直径方向に対向配置され、かつこの円柱体
Wの外周面に検査光(レーザ光)をそれぞれ照射して、
これに基づいて上記外周面までの距離をそれぞれ測定す
る距離測定手段と、これらの距離測定手段が測定した外
周面までの距離に基づいて上記円柱体Wの外径を演算す
る外径演算手段とから構成されたものである。
【0030】そして、上記外径演算手段は、図10に示
すように、あらかじめ測定されている両距離測定手段間
の距離Lと、各距離測定手段が測定した円柱体Wまでの
距離A、Bに基づいて、円柱体Wの外径=L−(A+
B)により、円柱体Wの外径を算出するようになってい
る。
【0031】さらに、上記外径検査手段32による外径
検査位置の1ピッチおよび3ピッチ前方側であって、上
記測定コンベア10の両側方には、2対の長さ検査手段
34、35が支持部材36の前後面に取り付けられた状
態で設置されている。これらの長さ検査手段34、35
は、検査対象の円柱体Wの両端面の側方に対向配置さ
れ、かつこの円柱体Wの両端面に検査光(レーザ光)を
それぞれ照射して、これに基づいて上記両端面までの距
離をそれぞれ測定する測距手段と、これらの測距手段が
測定した両端面までの距離に基づいて上記円柱体Wの長
さを演算する長さ演算手段とから構成されたものであ
る。
【0032】そして、上記長さ検査手段34は、図11
に示すように、円柱体Wの外縁部寄りの長さを検出し、
かつ長さ検査手段35は、円柱体Wの中心部寄りの長さ
を検出するようになっている。なお、上記各長さ検査手
段34、35が検出する円柱体Wの長さの測定原理は、
上述した外径検査手段32が検出する円柱体Wの外径の
測定原理と同様であり、あらかじめ両測距手段間の距離
を測定しておき、この測距手段間の距離と、両測距手段
が測定した円柱体Wの両端面までの距離とにより、円柱
体Wの長さを算出するものである。
【0033】また、上記各長さ検査手段34、35は、
円柱体Wの全周にわたり上記両測距手段が円柱体Wの端
面までの距離を測定することにより、この測定結果に基
づいて、その端面の状態(平坦度)を検出するようにな
っている。なお、上記測定コンベア10の、上記各検査
手段30、32、34、35による検査位置の下方に
は、上記チェーン100を案内、支持するチェーンガイ
ド22が設けられている。
【0034】上記測定コンベア10の搬出端には、良品
シュータ40が先にいくほど下方に傾斜して設けられて
いる。この良品シュータ40の、測定コンベア10側の
端部には、選別機構42が設置されている。この選別機
構42は、上方に回動して良品シュータ40の下面(搬
送面)を開口させる選別ダンパ420と、この選別ダン
パ420に連結され、かつ選別ダンパ420を回動させ
るエアシリンダ421とから概略構成されており、上記
ユガミ・バリ検査手段30、外径検査手段32、各長さ
検査手段34、35の検査結果に基づいて、円柱体Wが
不良品と判定された場合に、上記エアシリンダ421の
ピストンロッドを前進させることにより、選別ダンパ4
20を上方に回動させて、良品シュータ40の下面を開
口させ、この開口部から当該円柱体Wを落下させるよう
になっている。
【0035】上記良品シュータ40の下面の開口部(選
別ダンパ420)の下方には、不良品シュータ44が設
けられており、この不良品シュータ44の下端には不良
品受箱46が連結されている。また、良品シュータ40
の中間部には、その側方から良品シュータ40内を転動
する良品を計数する良品カウンタ48が設置されてい
る。
【0036】次に、上記のように構成された円柱体Wの
検査装置において、円柱体Wの外観検査を行う場合につ
いて説明する。まず、ホッパーフィーダー、パーツフィ
ーダーおよびリニアフィーダーを経て送られてきた円柱
体Wは、ベルトコンベア1に載せられてその軸線に沿っ
た方向に送られる。
【0037】そして、ベルトコンベア1により搬送され
る間において、短寸タイミングセンサおよび短寸検査セ
ンサ3により所定長以上の円柱体Wか否かを判別する。
ここで、この円柱体Wが短寸品と判定されると、排出ノ
ズルによりベルトコンベア1上から側方に排出される。
【0038】また、所定長以上と判定された円柱体W
は、ベルトコンベア1の搬出端まで送られ、ベルトコン
ベア1上に突出しているセパレートプッシャ4の押圧具
4Bによって、行く手を遮られて停止する。この状態に
おいて、セパレートプッシャ4のエアシリンダ4Aのピ
ストンロッドを後退させ、次いで前進させることによ
り、押圧具4Bによって、1個の円柱体Wがその軸線に
直交する方向に押し出されて、ベルトコンベア1の側方
の導入シュータ5内に投入される。
【0039】このように、上記セパレートプッシャ4
は、そのエアシリンダ4Aのピストンロッドの後退、前
進操作を繰り返すことにより、ベルトコンベア1上の円
柱体Wを順次1個ずつ導入シュータ5内に投入してい
く。この場合、満杯センサ6により、導入シュータ5内
の円柱体Wが所定数に達していることが確認されると、
上記セパレートプッシャ4の作動を一旦停止して、導入
シュータ5内の円柱体Wが搬出されるのを待つ。
【0040】一方、上記導入シュータ5の搬出端におい
ては、測定コンベア10のチェーン100(ローラ10
4)の間欠的な移動に合わせて、ローラ104が停止中
に、タイミングシャッタ7のエアシリンダ7Aのピスト
ンロッドを後退、前進操作して、1個の円柱体Wを導入
シュータ5から落下させてローラ104間上に載置す
る。
【0041】このように、上記タイミングシャッタ7
は、上記測定コンベア10の停止時毎に、エアシリンダ
7Aを操作して、導入シュータ5から1個ずつ円柱体W
を取り出し、ローラ104間上に載置していく。
【0042】そして、測定コンベア10のローラ104
間上に載置された円柱体Wは、回転機構119によるチ
ェーン100の間欠駆動により、ローラ104とともに
所定時間毎に1ピッチずつ搬送方向に沿って水平移動す
るとともに、回転機構124によるベルト106の上記
搬送方向に沿った連続走行により、図7に示すように、
ローラ104が時計まわりに回転し、かつ上記円柱体W
が反時計まわりに連続的に回転する。
【0043】この状態で、ローラ104間上の円柱体W
がセンサ20による検出位置に達すると、このセンサ2
0に検出されて、これにより、各検査手段30、32、
34、35による円柱体Wの検査が開始可能(スタンバ
イ)状態となる。次いで、上記円柱体Wがユガミ・バリ
検査手段30の検査位置に達すると、このユガミ・バリ
検査装置30によって、検査対象の円柱体Wの端面に検
査光(レーザ光)が照射されて、これに基づいて、図8
あるいは図9に示すように、上記端面の線分の長さD
1、D2、D3、D4……が円柱体Wの全周にわたって
測定されるとともに、この測定結果に基づいて、端面の
線分の長さの最大値と最小値との差が演算される。
【0044】続いて、上記円柱体Wが外径検査手段32
の検査位置に達すると、この外径検査手段32によっ
て、上記円柱体Wの外周面にその上下から検査光(レー
ザ光)がそれぞれ照射されて、これに基づいて上記外周
面までの距離がそれぞれ円柱体Wの全周にわたって測定
されるとともに、これらの測定した外周面までの距離に
基づいて、上記円柱体Wの外径が演算される。この際、
ローラ104の、上記検査光が照射される部位には、切
欠部113が形成されているから、この検査光がローラ
104に当たって外径検査に支障をきたすことがなく、
円滑に円柱体Wの外径を検査することができる。
【0045】さらに、上記円柱体Wが長さ検査手段3
4、35の各検査位置に達すると、これらの長さ検査手
段34、35によって、上記円柱体Wの両端面に検査光
(レーザ光)がそれぞれ照射されて、これに基づいて上
記両端面までの距離が、円柱体Wの中心部寄りおよび外
縁部寄りにおいて、それぞれ円柱体Wの全周にわたって
測定されるとともに、これらの測定した両端面までの距
離に基づいて、上記円柱体Wの中心部寄りと外縁部寄り
の各長さが演算される。また、上記円柱体Wの全周にわ
たって測定された両端面までの距離に基づいて、該円柱
体Wの両端面の状態(平坦度)が、円柱体Wの中心部寄
りおよび外縁部寄りにおいて検出される。
【0046】このようにして、各検査手段30、32、
34、35による検査が終了した円柱体Wは、測定コン
ベア10の搬出端に送られて、良品シュータ40に受け
渡される。この場合、上記ユガミ・バリ検査手段30、
外径検査手段32および各長さ検査手段34、35によ
る円柱体Wのユガミ・バリ、外径、長さおよび端面検査
の結果によって、良品と判定された円柱体Wは、そのま
ま良品シュータ40の傾斜にしたがって転動していき、
良品カウンタ48によって、計数される。
【0047】一方、上記各検査手段30、32、34、
35によって、不良品と判定された円柱体Wについて
は、選別機構42のエアシリンダ421のピストンロッ
ドを前進させて、選別ダンパ420を上方に回動させる
ことにより、良品シュータ40の搬送面を開口させて、
この開口部から当該不良品の円柱体Wを下方に落下さ
せ、不良品シュータ44内に投下する。そして、この不
良品シュータ44を介して、上記不良品は不良品受箱4
6内に収容される。
【0048】このようにして、円柱体Wの外観検査を行
い、この検査結果に基づいて、円柱体Wを良品と不良品
とに円滑に分離することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1は、端部より小径に形
成された載置部を有するローラが、所定間隔離間して回
転自在に複数配置されるとともに、搬送方向に間欠的に
移送され、かつこれらのローラの上記載置部間上に上記
円柱体が載置されるとともに、上記各ローラにそれぞれ
密接するベルトが連続走行させられたものであるから、
上記ローラの上記載置部間上に、円柱体を載置した状態
において、上記各ローラにそれぞれ密接させられている
ベルトを連続走行させることにより、各ローラを回転さ
せることができて、ローラの上記載置部間上の円柱体を
その軸線回りに円滑に回転させながら、該円柱体の外観
検査をすることができる。したがって、多数の円柱体を
迅速にかつ確実に検査することができて、検査対象であ
る円柱体の品質の向上および検査の自動化、省力化に寄
与することができる。
【0050】本発明の請求項2は、ローラ間上に載置さ
れた円柱体の端面の側方にユガミ・バリ検査手段が設け
られたものであるから、このユガミ・バリ検査手段によ
って、該円柱体の端面を検査することにより、円柱体の
ユガミあるいはバリの有無を容易に調べることができ
る。
【0051】本発明の請求項3は、ユガミ・バリ検査手
段が、検査対象の円柱体の端面に検査光を照射して、こ
れに基づいて上記端面の線分の長さを測定するととも
に、この測定した端面の線分の長さの最大値と最小値と
の差を演算するように構成されたものであるから、円柱
体の回転にともない、ユガミ・バリ検査手段によって、
この円柱体の端面の線分の長さを順次測定するととも
に、上記端面の線分の長さの最大値と最小値との差を演
算することにより、ユガミあるいはバリの有無を簡単に
判定することができる。
【0052】本発明の請求項4は、ローラ間上に載置さ
れた円柱体の外周面の外方に外径検査手段が設けられた
ものであるから、この外径検査手段によって、該円柱体
の外周面を検査して、円柱体の外径を割り出すことによ
り、円柱体の外径検査を円滑に行うことができる。
【0053】本発明の請求項5は、外径検査手段が、検
査対象の円柱体の外周面の外方であって、この円柱体を
挟んでその直径方向に対向配置され、かつこの円柱体の
外周面に検査光をそれぞれ照射して、これに基づいて上
記外周面までの距離をそれぞれ測定するとともに、これ
らの測定した外周面までの距離に基づいて上記円柱体の
外径を演算するように構成されたものであるから、この
外径検査手段によって、円柱体の外周面までの距離をそ
れぞれ測定するとともに、この測定結果に基づいて円柱
体の外径を演算することにより、円柱体の外径が公差内
にあるか否かを確実に判定することができる。
【0054】本発明の請求項6は、ローラに、検査光が
通過可能な切欠部が形成されたものであるから、この切
欠部によって、外径検査手段の検査光がローラに当たる
ことがなくて円柱体の外周面に円滑に照射されることに
より、ローラが測定の妨げとなることがないとともに、
確実に円柱体の外径を検査することができる。
【0055】本発明の請求項7は、ローラ間上に載置さ
れた円柱体の端面の側方に長さ検査手段が設けられたも
のであるから、この長さ検査手段によって、円柱体の端
面を検査して、円柱体の長さを算出することにより、円
柱体の長さ検査を容易に行うことができる。
【0056】本発明の請求項8は、長さ検査手段が、検
査対象の円柱体の両端面の側方に対向配置され、かつこ
の円柱体の両端面に検査光をそれぞれ照射して、これに
基づいて上記両端面までの距離をそれぞれ測定するとと
もに、これらの測定した両端面までの距離に基づいて上
記円柱体の長さを演算するように構成されたものである
から、この長さ検査手段によって、円柱体の両端面まで
の距離をそれぞれ測定するとともに、この測定結果に基
づいて円柱体の長さを演算することにより、円柱体の長
さが公差内にあるか否かを円滑に判定することができ
る。
【0057】本発明の請求項9は、検査手段の合否判定
に基づいて搬送中の円柱体を選別する選別機構が上記円
柱体の搬送路に設けられたものであるから、検査手段の
合否判定に基づいて選別機構を作動させることにより、
搬送中の円柱体を良品、不良品に確実に分離することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態を示す検査装置の平面
図である。
【図2】 図1の正面図である。
【図3】 測定コンベア部の正面図である。
【図4】 図3の左側面図である。
【図5】 図3の右側面図である。
【図6】 測定コンベアの平面図である。
【図7】 図6の正面図である。
【図8】 円柱体の端面のユガミの状態を示す説明図で
ある。
【図9】 円柱体の端面のバリの状態を示す説明図であ
る。
【図10】 円柱体の外径を算出する原理を説明する説
明図である。
【図11】 円柱体の長さ検査を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
W 円柱体 30 ユガミ・バリ検査手段 32 外径検査手段 34、35 長さ検査手段 42 選別機構 104 ローラ 106 ベルト 113 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 博志 埼玉県桶川市上日出谷1230番地 三菱マ テリアル株式会社 桶川製作所内 (56)参考文献 特開 昭56−160645(JP,A) 特開 昭62−39746(JP,A) 特開 平9−257426(JP,A) 特開 平6−294744(JP,A) 特開 平1−148903(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 21/84 - 21/958

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱体をその軸線まわりに回転させなが
    ら検査する円柱体の検査装置であって、端部より小径に形成された載置部を有するローラが、
    定間隔離間して回転自在に複数配置されるとともに、搬
    送方向に間欠的に移送され、かつこれらのローラの上記
    載置部間上に上記円柱体が載置されるとともに、上記各
    ローラにそれぞれ密接するベルトが連続走行させられた
    ことを特徴とする円柱体の検査装置。
  2. 【請求項2】 ローラ間上に載置された円柱体の端面の
    側方にユガミ・バリ検査手段が設けられたことを特徴と
    する請求項1記載の円柱体の検査装置。
  3. 【請求項3】 ユガミ・バリ検査手段が、検査対象の円
    柱体の端面に検査光を照射して、これに基づいて上記端
    面の線分の長さを測定するとともに、この測定した端面
    の線分の長さの最大値と最小値との差を演算するように
    構成されたことを特徴とする請求項2記載の円柱体の検
    査装置。
  4. 【請求項4】 ローラ間上に載置された円柱体の外周面
    の外方に外径検査手段が設けられたことを特徴とする請
    求項1記載の円柱体の検査装置。
  5. 【請求項5】 外径検査手段が、検査対象の円柱体の外
    周面の外方であって、この円柱体を挟んでその直径方向
    に対向配置され、かつこの円柱体の外周面に検査光をそ
    れぞれ照射して、これに基づいて上記外周面までの距離
    をそれぞれ測定するとともに、これらの測定した外周面
    までの距離に基づいて上記円柱体の外径を演算するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項4記載の円柱体の
    検査装置。
  6. 【請求項6】 ローラに、検査光が通過可能な切欠部が
    形成されたことを特徴とする請求項5記載の円柱体の検
    査装置。
  7. 【請求項7】 ローラ間上に載置された円柱体の端面の
    側方に長さ検査手段が設けられたことを特徴とする請求
    項1記載の円柱体の検査装置。
  8. 【請求項8】 長さ検査手段が、検査対象の円柱体の両
    端面の側方に対向配置され、かつこの円柱体の両端面に
    検査光をそれぞれ照射して、これに基づいて上記両端面
    までの距離をそれぞれ測定するとともに、これらの測定
    した両端面までの距離に基づいて上記円柱体の長さを演
    算するように構成されたことを特徴とする請求項7記載
    の円柱体の検査装置。
  9. 【請求項9】 検査手段の合否判定に基づいて搬送中の
    円柱体を選別する選別機構が上記円柱体の搬送路に設け
    られたことを特徴とする請求項2、3、4、5、6、7
    または8記載の円柱体の検査装置。
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