JP3404074B2 - 4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩または二カリウム塩の水和物 - Google Patents
4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩または二カリウム塩の水和物Info
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Description
けられる4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェ
ニルの二ナトリウム塩または二カリウム塩の新規な水和
物、X線回折図によって特徴づけられる該水和物に関連
する複数の結晶型、それらの製造方法ならびに蛍光増白
剤の濃厚調合物の製造のためのそれらの使用に関する。
懸濁物の形で市場に供されるようになってきている。こ
の目的のために、たとえば、含湿濾過ケーキあるいは乾
燥粉末が水に懸濁される。この懸濁物の均質性、湿潤
性、貯蔵寿命を向上させる目的で、この懸濁物に分散剤
やシックナーが添加される。さらに多くの場合、これら
助剤に加えてさらに電解質も添加される。しかしなが
ら、これらの添加剤を加えても、蛍光増白剤の濃度には
制限があり、その限度を超すと懸濁物はもはや貯蔵安定
でなく、また計量供給特性が不良となる。これら限度は
特定の前処理に依存するので、多くの場合に再現性がな
い。
フェニルの二ナトリウム塩が、いろいろな特性を有する
理由は、たとえばドイツ特許第A−1793482号明
細書に記載されている方法によって製造された場合のご
とく、複数の異なる結晶型を有する無水物および水和物
が生じること、およびこの製造工程に続く塩基および酸
化剤による高温における精製工程にある。結合水分子の
数の例としては下記式(I)の化合物が示される。
6、7、8、9、10、11、12、13、14または
15である。以後、本明細書で活性物質という場合はx
が0の数である式(I)の化合物をさす。
って、使用された蛍光増白剤の特定水和物または水和物
の混合物が1つの特定の結晶型またはいくつかの特定の
結晶型を有する水和物として存在した場合には、貯蔵安
定でありかつまたその粘度を広範囲内に選択設定するこ
とのできる、活性物質濃度が30重量%以上である蛍光
増白剤の調合物が製造できることが見いだされた。従っ
て、本発明は、その結晶型が後記の表1、2、3、5ま
たは6に実質的に示されているX線回折図によって特徴
づけられる4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフ
ェニルの二ナトリウム塩または二カリウム塩の新規な水
和物に関する。さらに、本発明は後記表4に実質的に示
されているX線回折図によって特徴づけられる4,4’
−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウ
ム塩の複数の水和物の混合物にも関する。
される: ・p型と呼称され、そして実質的に表1に示されている
ようなX線回折図によって特徴づけられる小板状結晶
型、 ・i型と呼称され、そして実質的に表2に示されている
ようなX線回折図によって特徴づけられる棒状結晶型、 ・j型と呼称され、そして実質的に表3に示されている
ようなX線回折図によって特徴づけられる小板状結晶
型、 ・表4に示されているような、表2および表3の線の加
法重畳によって実質的に得られるX線回折図によって特
徴づけられる結晶型iとjとの混合物、 ・c型と呼称され、そして実質的に表5に示されている
ようなX線回折図によって特徴づけられる結晶型、 ・表6に実質的に示されているX線回折図によって特徴
づけられる4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフ
ェニルのカリウム塩の新規な水和物の結晶型。
記式(II)で示される1つまたはそれ以上の水和物か
らなる。
またはj)は、そのほとんどが下記式(III)で示さ
れる1つまたはそれ以上の水和物からなる。
は、そのほとんどが下記式(IV)で示される水和物か
らなる。
リウム塩の新規な水和物の結晶型はそのほとんどが下記
式(V)で示される水和物からなる。
て決定する:示差熱分析または動的示差熱量測定(dyna
mic differential calorimetry)、すなわち不結合水、
すなわち0℃で融ける水の比率の測定、あるいはその後
の、たとえばカールフィッシャー滴定のごとき方法によ
る水分析、熱重量分析または高温乾燥時の損失測定な
ど。
質含量が20重量%である棒状型(i、j)の水和物ま
たは塩を含まない両水和物の混合物の水性懸濁物から出
発して、この水性懸濁物を、5乃至45℃において低剪
断力で数時間攪拌することによって製造することができ
る。30重量%以上の活性物質濃度を得るためには、こ
のようにして形成された懸濁物を、さらに任意の常用方
法によって、たとえば遠心分離、真空蒸発、逆浸透また
はマイクロ濾過などによって濃縮することができる。い
ま1つの可能な製造方法は、4,4’−ビス(2−スル
ホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩の任意所望の
水和物の水性懸濁物に、小板状(p)結晶型の種晶を接
種する方法である。この方法は、出発物質の任意の結晶
型、および30重量%以上の活性物質濃度、好ましくは
30乃至50重量%の濃度が使用でき、従って所望の濃
度で懸濁物を形成することができるので濃縮の必要がな
いという利点を有している。
得られた4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェ
ニルの二ナトリウム塩を好ましくは水に懸濁し、この懸
濁物を均質化し、種晶を添加し、そしてこの混合物を攪
拌する。この攪拌は連続的または間欠的に、たとえば2
時間ごとに15分間実施することができる。反応時間自
体は、使用された種晶の種類と攪拌速度とに依存し、2
乃至60時間の範囲でありうる。
0.1乃至60重量%であり、好ましくは1乃至50重
量%、特に好ましくは1乃至30重量%である。最終化
合物の一部分のみを新しい出発物質で置換する場合に
は、転化は半連続的または連続的に実施することができ
る。小板状(p)型水和物製造の反応温度は、一般に5
乃至45℃であり、好ましくは15乃至40℃である。
の水性懸濁物に小板状型を接種することによって棒状型
が小板状型に転化される。種晶は、その平均サイズが1
0ミクロンを超さない小結晶の形で使用されるべきであ
る。これによって種晶濃度を実質的に低減させることが
できる。たとえば、全活性物質量に対して0.1乃至5
重量%まで低減させることができる。好ましくは転化は
攪拌なしで行われる。
の可能な方法は、乾燥した出発物質に種晶を加えそして
この混合物を薄層状態において20乃至55℃かつ90
乃至100%の相対湿度に数日間放置する方法である。
は、4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル
の二ナトリウム塩の任意所望の水和物の濃厚水性懸濁物
を密閉容器または還流装置内で70℃乃至130℃の温
度において2乃至12時間処理し、そのあと室温まで冷
却することによって製造される。懸濁物の活性物質濃度
は、好ましくは30乃至60重量%の範囲である。好ま
しい実施態様においては、表2に記載の棒状結晶型
(i)の水和物の製造は、4,4’−ビス(2−スルホ
スチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩の任意所望の水
和物を40重量%含有している水性懸濁物を密閉容器中
において95℃の温度で4時間処理し、そのあと室温ま
で冷却することにより実施される。
は、4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル
の二ナトリウム塩の任意所望の水和物の濃厚水性懸濁物
を密閉容器中または還流装置中において42乃至70℃
の温度で2時間乃至4日間処理し、そのあと室温まで冷
却することによって製造される。懸濁物の活性物質濃度
は、好ましくは30乃至60重量%の範囲である。好ま
しい実施態様においては、表3に記載の棒状結晶型
(j)の水和物の製造は、小板状型の4,4’−ビス
(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩を
40重量%含有している水性懸濁物を密閉容器中におい
て95℃の温度で4時間処理し、そのあと室温まで冷却
することにより実施される。約70℃の温度において
は、2つの棒状結晶型iとjとの混合物が得られうる。
そして70乃至100℃においては大部分がi型であ
り、50乃至70℃においては大部分がj型である。い
ずれの場合にも、反応時間は種晶の添加によって促進す
ることができる。
状型、または(p)小板状型の水和物の水性懸濁物から
製造することができる。その方法は次の通りである。す
なわち、懸濁物の水の一部を適当な方法で、たとえば遠
心分離によって除去し、そして次にこの懸濁物を、52
%から100%までの範囲の設定された相対湿度におい
て、数時間から数日間までの期間貯蔵する。(c)型水
和物を使用して調製されそして電解質の添加によって安
定化された懸濁物は、50℃において貯蔵しても安定で
ある。また、(i)型、(j)型または(p)型の水和
物の懸濁物は、そのスラリーの全重量を基準にして少な
くとも約5重量%のNaClを加え、室温または100
℃までの温度において攪拌し、そのあと冷却することに
よって直接的に(c)型に転化させることもできる。適
当な熱解析の結果は、この(c)型水和物が6乃至10
水和物であることを示した。また、この(c)型はX線
回折図によって明瞭に特徴づけられる。
4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二
ナトリウム塩の形である活性物質を30乃至50重量%
含有している水性調合物をも提供する。この調合物は流
動性であり、良好な計量供給特性を有し、長期間5乃至
40℃の温度に放置した後でさえも数カ月は安定であ
り、沈殿を生じることはない。できるだけ粘度を低くす
るためには、熟成小板晶の粒子サイズを10μm以上と
するのが有利であり、そして目に見えるような空気の混
入は極力少なくすべきである。調合物を再度均質化し、
そして減圧下において脱気することによって大きな凝集
物のない懸濁製品を得ることができる。
ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム
塩の形での活性物質を30乃至50重量%含有している
水性調合物は、調合助剤を添加しない時には高度に粘性
であり、刷毛塗り可能なペースト塗料の製造のため、あ
るいはペーストに配合するのに適当である。従って、異
なる結晶型の水和物を混合することによって、さらに助
剤を使用することなく所望の粘度を選択的に設定するこ
とができる。調合物に含有されている水和物を安定化す
るために、電解質、たとえばNaClまたはNa2SO4
を調合物に添加することができる。
水和物の特別な利点は、環境に有害な助剤を添加するこ
となく広範囲な粘度の即時使用可能な安定な調合物を得
ることができることである。しかしながら、得られたこ
れらの調合物に常用の調合助剤、たとえば分散剤、ビル
ダー、保護コロイド、安定剤、保存剤、芳香剤、金属イ
オン封鎖剤などを含有させることも可能である。分散剤
は陰イオン系のものが好ましく、たとえばジトリルエー
テルスルホン酸、ナフタレンスルホナートまたはリグニ
ンスルホナートのごとき芳香族スルホン酸とホルムアル
デヒドとの縮合物が好ましい。適当なビルダーまたは保
護コロイドの例は、セルロースやヘテロ多糖から誘導さ
れた変性多糖類、たとえばキサンテン、カルボキメチル
セルロース、さらにはポリビニルアルコール(PV
A)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリエチレン
グリコール(PEG)ならびにケイ酸アルミニウムまた
はケイ酸マグネシウムなどである。これらは通常、調合
物の全重量を基準にして0.01乃至2重量%、好まし
くは0.05乃至0.5重量%の量で使用される。安定
剤として使用しうる助剤の例は、エチレングリコール、
プロピレングリコールまたは分散剤であり、調合物の全
重量を基準にして0.2乃至5重量%、好ましくは0.
3乃至2重量%の量で使用される。保存剤として使用さ
れる化合物は、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オ
ン、ホルムアルデヒドまたはクロロアセトアミドであ
り、調合物の全重量を基準にして0.1乃至1重量%、
好ましくは0.1乃至0.5重量%の量で使用される。
このようにして製造された濃厚調合物は紙または繊維材
料の蛍光増白のために、たとえば洗剤に配合して使用す
ることができる。これらの目的のために、一般に、さら
に助剤または水を添加して実際の用途に最適な濃度まで
調合物を希釈する。
載する。
活性物質4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェ
ニル二ナトリウム塩を40重量%含有している懸濁物1
00mlを、封管中において4時間95℃に加熱した。
これによりペースト状の刷毛塗り可能な調合物を得た。
顕微鏡分析の結果は、残された唯一の結晶型が棒状型で
あることを示した。透過幾何学配列のギニエ(Guinie
r)カメラを使用してCuKα1照射によって記録した
X線回折図は、後記表2に示すごとく棒状結晶型iの水
和物のものと一致した。水和の水の含量を測定するため
に、その水和物混合物200mgをほぼ100%の相対
湿度かつ室温において平衡化し、200℃に加熱し、そ
して重量損失を測定した。測定結果は下記式(III)
の水和物に換算される。
て得られた棒状型iの活性物質4,4’−ビス(2−ス
ルホスチリル)ビフェニル二ナトリウム塩を40重量%
含有している塩類を含まない水性懸濁物500gを、脱
イオン水500mlと混合し、この混合物を35℃にお
いて50rpmの速度で約12時間攪拌した。これによ
り得られた活性物質分20重量%の懸濁物を、回転蒸発
器にかけて25ミリバールの圧力かつ35℃において約
45重量%まで濃縮した。顕微鏡分析の結果は、残され
た唯一の結晶型が小板状型pであることを示した。透過
幾何学配列のギニエカメラを使用してCuKα1照射に
よって記録したX線回折図は、後記表1に対応するもの
であった。水和の結合水の量を、200℃において乾燥
した時の重量損失を測定する重量分析によって測定し
た。最初に、試料を室温かつほぼ100%の相対湿度に
おいて平衡化した。存在する非結合水の量は動的示差熱
分析によって測定した。この目的のために、水和物混合
物18mgを−50℃に冷却し、そして吸収熱量を10
℃/分の加熱速度で加熱することによって測定した。測
定結果は水和物が下記式(II)を有するものであるこ
とを示した。
物質4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル
二ナトリウム塩を40重量%含有している塩を含まない
水性懸濁物500gを、脱イオン水500mlと混合
し、この混合物を35℃において、500rpmの速度
で約12時間攪拌した。このようにして得られた活性物
質分20重量%の懸濁物を0乃至5℃に冷却し、そして
真空吸引濾過器で濾過した。濾過器上に得られた物質は
活性物質分が約55重量%であり、これを活性物質分が
約45重量%になるまで脱イオン水で希釈した。顕微鏡
分析は、残された唯一の結晶型が小板状pであることを
示した。透過幾何学配列のギニエカメラを使用してCu
Kα1照射によって記録したX線回折図は、後記表1に
対応するものであった。
ナトリウム塩を40重量%懸濁物の2トンを、小板状種
晶として、15乃至20℃の温度に温度制御されている
4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルのナ
トリウム塩の40重量%懸濁物の8トンに添加した。こ
の混合物を上記温度において60時間ゆっくりと攪拌し
た。顕微鏡分析は、残された唯一の結晶型が小板状型p
であり、その板状物の大部分が10μm以上であること
を示した。透過幾何学配列のギニエカメラを使用してC
uKα1照射によって記録したX線回折図は、後記表1
に対応するものであった。水和物の結晶水含量の分析
を、実施例2に記載したようにして行ない下記式(I
I)の化合物であることが示された。
ル)ビフェニルの二ナトリウム塩の40重量%懸濁物の
1.5トンを15乃至20℃に温度制御し、そして実施
例3において得られた小板状結晶の懸濁物1.5トンを
添加し、この混合物を上記温度において12時間ゆっく
りと攪拌した。顕微鏡分析の結果は、残された唯一の結
晶型が小板状型であり、その板状物の大部分が10μm
以上であることを示した。透過幾何学配列のギニエカメ
ラを使用してCuKα1照射によって記録したX線回折
図は、表1に対応するものであった。
4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナトリ
ウム塩を40重量%含有している懸濁物100mlを、
還流凝縮器を具備した容器中において4時間70℃に加
熱した。これによりペースト状の刷毛塗り可能な調合物
を得た。顕微鏡分析は、残された唯一の結晶型が棒状型
であることを示した。透過幾何学配列のギニエカメラを
使用してCuKα1照射によって記録したX線回折図
は、表3に記載の棒状結晶型jの水和物と一致するもの
であった。水和の結合水の量を測定するために、得られ
た水和物混合物200mgをほぼ100%の相対湿度か
つ室温において平衡化し、次に200℃に加熱し、そし
て重量損失を測定した。これにより下記式(III)の
水和物が与えられた。
100gと実施例6において得られた棒状型jの40重
量%懸濁物100gとを相互に混合してペースト状の刷
毛塗り可能な調合物を得た。透過幾何学配列のギニエカ
メラを使用してCuKα1照射によって記録したX線回
折図は、表4に示したような、表2の線と表3の線とを
加法重畳したものに相当した。
結晶型水和物の4重量%懸濁物の9.9トンを、歯付き
コロイドミルの中で均質化した。この懸濁物に、1,2
−プロピレングリコールの50Kg、Rhodopol 23(商
標)20KgおよびProxel GXL(商標)30Kgを加
え、もう一度均質化して、活性物質約40重量%含有す
る4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの
二ナトリウム塩の流動性水性調合物10トンを得た。こ
の調合物は数カ月間安定であった。
または任意所望の水和物混合物の形の活性物質4,4’
−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウ
ム塩を40重量%含有する懸濁物500gを反応器に入
れ、15乃至35℃において200rpmの攪拌速度で
攪拌する。脱イオン水500gを添加し、そして乾燥分
を調節する(所望値=活性物質20重量%)。この20
%スラリーを100℃(還流)に15乃至30分間加熱
する。この間に活性物質は溶液となる。この溶液を20
0rpmで攪拌しながら4乃至6時間にわたって35℃
に冷却する。これによりi型(棒状晶)の活性物質の再
結晶が起こる。p型への転化工程を、温度を30乃至3
6℃の範囲に保持しながら、顕微鏡制御により監視す
る。転化の工程の間(約4乃至10時間)、スラリーの
粘度はかなり上昇する。棒状晶(i、j型)がもはや検
出されなくなったら、転化工程は完了する。この時には
活性物質はp型で存在する。結晶のサイズは10μm以
下である。 (B)i結晶型のp結晶型への転化:任意所望の水和物
または任意所望の水和物混合物の形の活性物質4,4’
−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウ
ム塩を40重量%含有するスラリー900gを反応器に
入れ、200rpmでよく攪拌し、そして少なくとも2
時間100℃に加熱する。反応器内容物を1乃至4時間
かけて35℃に冷却し、そしてこの温度で温度制御す
る。活性物質はいまや一様にi型として存在する。 実施例9(A)に記載された方法によって製造された2
0%スラリーの180gを種晶として混合し、そしてこ
のスラリーの攪拌を200rpmで続ける。反応器から
サンプルを採取し、そして乾燥分を測定する(所望値=
35.5乃至36重量%)。必要ならば水を加えて所望
値にする。転化工程を顕微鏡制御により監視する。棒状
晶(i、j型)がもはや検出されなくなったら、転化工
程は完了する。この時には活性物質はp型で存在する。
結晶の大部分は10μm以上である。このスラリーを均
質化し、そして、もし空気が混入している場合には、真
空にして脱気する。
4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナ
トリウム塩を40重量%含有している塩を含まない水性
懸濁物100gを、10℃において1000rpmの速
度で20分間遠心分離した。水を傾瀉した後、底に残っ
たペースト状沈殿を時計ガラス上に広く伸展させ、そし
て70%の相対湿度かつ室温において10日間平衡化し
た。透過幾何学配列のギニエカメラを使用してCuKα
1照射によって記録したX線回折図は、表5に記載の結
晶型(c)の水和物のものと一致した。水和物の水含量
を測定するため、得られた水和物混合物200mgをほ
ぼ100%の相対湿度かつ室温において平衡化し、次に
200℃に加熱した。測定結果は下記式の水和物を与え
た。
4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナ
トリウム塩を40重量%含有している懸濁物100g
を、10℃において1000rpmの速度で20分間遠
心分離した。水を傾瀉した後、底に残ったペースト状沈
殿を時計ガラス上に広く伸展し、そして70%の相対湿
度かつ室温において10日間平衡化した。得られた生成
物のX線回折図と含水量とは、実施例10の生成物のも
のと一致した。
質4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル二
ナトリウム塩を40重量%含有している懸濁物の3リッ
トルを、還流凝縮器を具備したフラスコ中において50
℃で2日間または100℃で2時間攪拌しながらNaC
l150g(5%)と混合した。透過幾何学配列のギニ
エカメラを使用してCuKα1照射によって記録したX
線回折図は、表5に記載の結晶型(c)の水和物のもの
と一致した。
Claims (40)
- 【請求項1】 その結晶型が実質的に表1、2、3、5
または6に示されている如きX線回折図によって特徴づ
けられる4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェ
ニルの二ナトリウム塩または二カリウム塩の水和物、ま
たはその結晶型が実質的に表4に示されている如く、表
2および3の線の加法重畳によって特徴づけられる4,
4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナト
リウム塩の水和物の混合物。 - 【請求項2】 実質的に表1に示されている如きX線回
折図によって特徴づけられる請求項1記載の4,4’−
ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム
塩の小板状結晶型の水和物。 - 【請求項3】 実質的に表2または3に示されている如
きX線回折図によって特徴づけられる請求項1記載の
4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二
ナトリウム塩の棒状結晶型の水和物、または実質的に、
表4に示されている如く、表2および3の線の加法重畳
に相応する2つの棒状結晶型の混合物。 - 【請求項4】 実質的に表5に示されている如きX線回
折図によって特徴づけられる請求項1記載の4,4’−
ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム
塩の結晶型cの水和物。 - 【請求項5】 実質的に表6に示されている如きX線回
折図によって特徴づけられる請求項1記載の4,4’−
ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二カリウム塩
の水和物。 - 【請求項6】 下記式(II)で示される請求項2記載
の4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの
二ナトリウムの小板状結晶型(p)の水和物 【化1】 (式中、yは9乃至13の数である)。 - 【請求項7】 下記式(III)で示される請求項3記
載の4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニル
の二ナトリウムの棒状結晶型の水和物 【化2】 (式中、zは7乃至12の数である)。 - 【請求項8】 下記式(IV)で示される請求項4記載
の4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの
二ナトリウムの小板状結晶型の水和物。 【化3】 - 【請求項9】 下記式(V)で示される請求項5記載の
4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二
ナトリウムの小板状結晶型の水和物。 【化4】 - 【請求項10】 請求項2記載の小板状(p)結晶型の
製造方法において、最大活性物質含量が20重量%であ
る実質的に表2、3または4に示されるX線回折図を有
する水和物の形の4,4’−ビス(2−スルホスチリ
ル)ビフェニルの二ナトリウム塩の水性懸濁物を、5乃
至45℃において低剪断力で4時間以上攪拌することを
特徴とする方法。 - 【請求項11】 請求項2記載の小板状(p)結晶型の
製造方法において、任意所望の水性懸濁物に種晶を添加
することを特徴とする方法。 - 【請求項12】 活性物質含量が30乃至50重量%で
ある水性懸濁物を使用する請求項11記載の小板状
(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項13】 (a)製造された4,4’−ビス(2
−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩を均質
化し、 (b)種晶を添加し、そして (c)この混合物を攪拌する 請求項11または12記載の小板状(p)結晶型の製造
方法。 - 【請求項14】 種晶の濃度が4,4’−ビス(2−ス
ルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩の全含量に
対して0.1乃至60重量%である請求項11乃至13
のいずれかに記載の小板状(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項15】 種晶の濃度が4,4’−ビス(2−ス
ルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩の全含量に
対して1乃至50重量%である請求項14記載の小板状
(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項16】 種晶の濃度が4,4’−ビス(2−ス
ルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩の全含量に
対して1乃至30重量%である請求項15記載の小板状
(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項17】 その工程が5乃至45℃の温度におい
て実施される請求項11乃至16のいずれかに記載の小
板状(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項18】 その工程が15乃至40℃の温度にお
いて実施される請求項17記載の小板状(p)結晶型の
製造方法。 - 【請求項19】 攪拌が間欠的に行われる請求項13記
載の小板状(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項20】 (a)製造された4,4’−ビス(2
−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩を、活
性物質含量が30乃至50重量%である懸濁物が得られ
るように懸濁し、そしてこの懸濁物を均質化し、 (b)小板状種晶を4,4’−ビス(2−スルホスチリ
ル)ビフェニルの二ナトリウム塩の全含量に対して1乃
至50重量%添加し、 (c)この混合物を15乃至40℃において2乃至16
時間攪拌し、 (d)再度均質化し、そして、 (e)真空を印加して脱気する 請求項11記載の小板状(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項21】 請求項3記載の棒状型の水性懸濁物
に、請求項2記載の小板状結晶型を全活性物質含量に対
して0.1乃至5重量%接種する請求項11または12
記載の小板状(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項22】 種晶が、10μmより大きくない平均
サイズを有している請求項21記載の小板状(p)結晶
型の製造方法。 - 【請求項23】 転化が攪拌なしで行われる請求項21
または22記載の小板状(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項24】 乾燥した出発物質を種晶と混合し、そ
してこの混合物を薄層状態において90乃至100%の
相対湿度かつ20乃至55℃に数日間放置する請求項2
記載の小板状(p)結晶型の製造方法。 - 【請求項25】 4,4’−ビス(2−スルホスチリ
ル)ビフェニルの二ナトリウム塩の任意所望の水和物の
水性懸濁物を70℃以上から130℃までの範囲の温度
に2乃至12時間加熱し、そのあと懸濁物を室温に冷却
することを特徴とする請求項3ならびに表2に記載の棒
状結晶型の製造方法。 - 【請求項26】 4,4’−ビス(2−スルホスチリ
ル)ビフェニルの二ナトリウム塩の任意所望の水和物を
40重量%含有している水性懸濁物を、密閉容器中にお
いて95℃の温度で4時間処理し、そのあと室温に冷却
する請求項25記載の棒状結晶型の製造方法。 - 【請求項27】 4,4’−ビス(2−スルホスチリ
ル)ビフェニルの二ナトリウム塩の任意所望の水和物の
水性懸濁物を50乃至70℃の温度において2時間乃至
4日間加熱し、そのあと懸濁物を室温に冷却することを
特徴とする請求項3ならびに表3に記載の棒状結晶型の
製造方法。 - 【請求項28】 小板状型の4,4’−ビス(2−スル
ホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩を40重量%
含有している水性懸濁物を密閉容器中において95℃の
温度で4時間処理し、そのあと室温に冷却することを特
徴とする請求項3ならびに表3に記載の棒状結晶型の製
造方法。 - 【請求項29】 請求項4ならびに表5に記載の4,
4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナト
リウム塩の小板状結晶型(c)の水和物の製造方法にお
いて、(i)または(j)棒状型、またはp小板状型の
水和物の水性懸濁物の水の一部を除去し、そして次にこ
の懸濁物を、52%から100%までの範囲の設定され
た相対湿度に応じて、数時間から数日間までの期間攪拌
することを特徴とする方法。 - 【請求項30】 請求項4ならびに表5に記載の4,
4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナト
リウム塩の結晶型(c)の水和物の製造方法において、
(i)型、(j)型または(p)型の水和物の懸濁物
に、該懸濁物の全重量を基準にして、少なくとも約5重
量%のNaClを加えて室温または100℃までの温度
において攪拌し、そのあと冷却することを特徴とする方
法。 - 【請求項31】 その4,4’−ビス(2−スルホスチ
リル)ビフェニルの二ナトリウム塩が請求項2記載の小
板状結晶型で存在している、活性物質の4,4’−ビス
(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩を
30乃至50重量%含有している流動性水性調合物。 - 【請求項32】 小板状結晶の大部分の粒子サイズが1
0μm以上である請求項31記載の流動性水性調合物。 - 【請求項33】 その4,4’−ビス(2−スルホスチ
リル)ビフェニルの二ナトリウム塩が請求項3記載の棒
状結晶型で存在している、活性物質の4,4’−ビス
(2−スルホスチリル)ビフェニルの二ナトリウム塩を
30乃至50重量%含有している粘性水性調合物。 - 【請求項34】 分散剤、ビルダー、保護コロイド、安
定剤、保存剤、芳香剤、金属イオン封鎖剤などの付加的
調合助剤を含有している請求項31乃至33のいずれか
に記載の調合物。 - 【請求項35】 プロピレングリコールを0.2乃至5
重量%含有している請求項34記載の調合物。 - 【請求項36】 キサンテン型のヘテロ多糖を0.01
乃至2重量%含有している請求項34または35記載の
調合物。 - 【請求項37】 1,2−ベンゾイソチオチアゾリン−
3−オンを0.1乃至1重量%含有している請求項34
乃至36のいずれかに記載の調合物。 - 【請求項38】 付加的に下記成分を含有している請求
項34乃至37のいずれかに記載の調合物 (a)プロピレングリコールを0.3乃至1重量%、
(b)キサンテン型のヘテロ多糖を0.1乃至0.5重
量%、(c)1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン
を0.1乃至0.5重量%、および(d)水。 - 【請求項39】 4,4’−ビス(2−スルホスチリ
ル)ビフェニルの二ナトリウム塩の流動性水性調合物の
製造方法において、実質的に表2、3、4または5に記
載されているX線回折図を有する水和物の形態である
4,4’−ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルの二
ナトリウム塩の最大活性物質含有量が20重量%である
水性懸濁物を、5乃至45℃において4時間以上攪拌
し、そして次にそれを濃縮することを特徴とする方法。 - 【請求項40】 請求項31乃至39のいずれかに記載
の調合物を用いて紙または繊維材料を蛍光増白する方
法。
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