JP3403629B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JP3403629B2
JP3403629B2 JP01119298A JP1119298A JP3403629B2 JP 3403629 B2 JP3403629 B2 JP 3403629B2 JP 01119298 A JP01119298 A JP 01119298A JP 1119298 A JP1119298 A JP 1119298A JP 3403629 B2 JP3403629 B2 JP 3403629B2
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定明 横田
善一 川田
昌幸 壺崎
孝明 一色
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器洗い乾燥機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の食器洗い乾燥機は、本体側であ
るケーシングの内部に配設した洗浄槽内にカゴを収容さ
せておき、このカゴに食器類を配置した後に、水位セン
サによって前記洗浄槽内に所定量の水を取り入れて前記
食器類を洗浄、すすぎ、乾燥させるものである。前記ケ
ーシングの開口部には、開閉可能に密閉する蓋体が取り
付けられている。
【0003】また、前記食器洗い乾燥機には、前記本体
に対して蓋体が閉じられたか否かを検出するスイッチが
設けられ、蓋体を開放した状態では食器類の洗浄を行え
ないようにするとともに、洗浄中に蓋体が開かれた場合
には、直ちに洗浄動作が停止するようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記食
器洗い乾燥機では、前記スイッチが本体の開口部等、簡
単に触れれる位置にあるため、使用者が蓋体を開いたま
ま操作パネルを操作して食器類の洗浄情報を入力した状
態や、洗浄途中で蓋体を一時的に開けた状態で、誤って
前記スイッチを押すと洗浄動作が開始してしまうという
不都合があった。また、少なくとも蓋体が開かなければ
スイッチが切れず、ポンプやヒータ等の電気部品が止ま
らないため、お湯が飛散する可能性がある。そこで、本
発明では、蓋体を開いた状態では、洗浄、すすぎ、乾燥
の動作を実行させないとともに、間違ってもスイッチを
押すことができないようにすることを課題とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の食器洗い乾燥機は、ケーシングの内部に食
器類を配置する洗浄槽を設けた本体の開口に蓋体を開閉
可能に取り付け、該蓋体によって前記洗浄槽の開口部を
密閉して前記食器類を洗浄、すすぎ、乾燥させる食器洗
い乾燥機において、前記本体における前部に収容部を設
けるとともに、該収容部に連通する貫通孔を設け、前記
本体と蓋体とのロック装置は、前記本体の前部である前
記収容部の上部に設けた被係止部と、前記蓋体に設け、
該蓋体を下向きに押圧することにより前記被係止部と係
合する係止爪部を有するアームと、内向きに押圧するこ
とによって前記係止爪部と被係止部との係止を解除する
操作部とを備えた係止フック部材とからなり、前記被係
止部と係止爪部との係止の有無を検知するスイッチを前
記収容部内に設けるとともに、前記被係止部と係止爪部
との係止により前記スイッチをオン状態とし前記被係止
部と係止爪部との係止の解除により前記スイッチをオフ
状態とする作動部を前記貫通孔に配設し、これらスイッ
チと作動部との間にパッキンを配設するとともに、該作
動部の上端部と前記本体における収容部の上面とを略面
一になるようにし、前記スイッチにより前記被係止部と
係止爪部とが係止状態を検知しているときに、前記洗
浄、すすぎ、乾燥の動作を可能とし、係止状態を検知し
ないときに動作を開始しないとともに動作中には停止す
るようにしたものである。
【0006】前記食器洗い乾燥機によれば、ロック装置
における被係止部に、係止フック部材の係止爪部が係止
したことをスイッチが検出しているときに、洗浄、すす
ぎ、乾燥の動作が可能になるため、蓋体が開いた状態で
は、各動作を実行することはないとともに、動作中に蓋
体を開いた時には直ぐに停止させることができる。
【0007】また、該作動部の上端部と本体の収容部の
上面とを略面一になるようにしているため、使用者が意
図してスイッチの作動部を押そうとしない限り、簡単に
は押すことができない。また、前記作動部は、パッキン
を介して配設されているため、本体の開口から内部に水
が浸入し、前記スイッチ等が故障するのを確実に防止す
ることができる。
【0008】前記食器洗い乾燥機では、前記ロック装置
を構成する係止フック部材のアームに、該アームより突
出して前記作動部を押圧する凸部を設けることが好まし
い。このようにすれば、蓋体を閉じることによって確実
にスイッチの作動部を押圧して、動作可能な状態とする
ことができる。また、使用者が意図的にスイッチを押そ
うとしても、前記被係止部がその動作の妨げになるた
め、使用者が誤ってスイッチを押すことを確実に防止す
ることができる。さらに、蓋体が閉まっている状態で、
係止フック部材の操作部を押すだけで、スイッチをオフ
状態とすることができ、直ぐにポンプやヒータ等の電気
部品を停止させることができるため、お湯の飛散するこ
となく、より早く、安全な状態にすることができ、火傷
等の可能性を無くすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1および図2は、本発明の食器洗
い乾燥機1を示す。この食器洗い乾燥機1は、本体側
が、ケーシング2と、洗浄槽3と、ノズル4(4A,4
B)と、ポンプ5と、加熱ヒータ6と、専用の乾燥ヒー
タ7と、送風ファン8とからなり、該本体の上部の開口
を、蓋体10によって密閉するものである。
【0010】前記ケーシング2は、上面開口の箱であ
り、その上部には前記蓋体10が設けられている。この
ケーシング2の正面側には、図7に示すように、操作パ
ネル15が配設されるとともに、後述する洗浄槽3との
間に制御基板11と、後述するスイッチ48収容する収
容部13が設けられている。また、ケーシング2の背面
側の一方隅部(図3中、右側背部)には前記ポンプ5の
収容部14が設けられている。
【0011】前記洗浄槽3は、上端の開口部3aから図
示しないカゴが収容され、このカゴに各種の食器類が配
置されるようになっている。また、前記収容部13,1
4と対応する部分は、内側に突出した形状をなしてい
る。この洗浄槽3の下部には、水溜凹部16が形成され
ている。この水溜凹部16には、上面に金属製の多孔残
滓フィルタ17が配設されるとともに、下部に前記ポン
プ5と接続するための吸込口18が設けられている。
【0012】なお、前記ケーシング2と洗浄槽3との組
付部分は、図4に示すように、洗浄槽3の開口部3aの
下部に外側に延びる嵌合部3bを設けておき、この嵌合
部3b内に前記ケーシング2の上端縁を挿入する構造と
されている。また、前記ケーシング2の上端部には、所
定位置に外側に突出する突片2aが設けられ、この突片
2aによって洗浄槽3との間に所定の間隔(約2mm)
を設けることにより、この組付部分に付着した水が毛細
管現象によって内部に浸入するのを防止するように設定
している。
【0013】前記ノズル4は、洗浄水およびすすぎ水を
噴射するためのもので、図3に示すように、前記洗浄槽
3の底部において、中央よりやや左側の前記ポンプ収容
部14と干渉しない位置に配設する長尺の第1ノズル4
Aと、右側手前のポンプ収容部14と干渉しない位置に
配設する短尺の第2ノズル4Bとを備えている。これら
第1ノズル4Aおよび第2ノズル4Bは、後述するポン
プ5による洗浄水およびすすぎ水の噴射で、周速が互い
に相違するようになっている。なお、大きく突出した前
記ポンプ収容部14の上部にも、前記第1、第2ノズル
4A,4Bとは別の第3ノズルを配設するようにしても
よい。
【0014】前記ポンプ5は、前記洗浄槽3の水溜凹部
16、ノズル4A,4Bおよび図示しない排水経路にパ
イプを介して接続され、図示しない切換弁を切り換え、
正転させることによって前記洗浄槽3から吸い込んだ洗
浄水およびすすぎ水を洗浄槽3内にノズル4A,4Bを
介して循環供給するとともに、逆転させることによって
これら洗浄水およびすすぎ水を図示しない排水経路を介
して排水するためのものである。
【0015】前記加熱ヒータ6は、従来と同様のシーズ
ヒータであり、前記洗浄槽3の内部における水溜凹部1
6内に配設されている。なお、この加熱ヒータ6の近傍
には、図示しない温度センサが配設されている。
【0016】前記乾燥ヒータ7は、図2に示すように、
マイカによって絶縁された電熱線ヒータからなる。前記
送風ファン8は、モータによって回動される周知のもの
である。これら乾燥ヒータ7および送風ファン8は、前
記洗浄槽3の水溜凹部16より外部(下側)に設けた通
風路20の内部に、乾燥ヒータ7が下流側になるように
配設されている。この通風路20は、その送風口20a
が前記洗浄槽3内に開口され、その上部はカバー21に
よって覆われている。
【0017】前記蓋体10は、図1および図5に示すよ
うに、前記後述する洗浄槽3の開口部3aを覆う内蓋2
4と、該内蓋24を覆う外蓋25と、覗き窓を構成する
外窓26とからなる。
【0018】前記内蓋24は、全体を透明材料によって
一体成形して内窓を構成するもので、後述する外蓋25
のねじ止め部37と対向する位置には、貫通孔28aを
備えた受け部28が設けられている。また、この内蓋2
4の洗浄槽3の開口部3aの形状に沿った下端周縁に
は、略U字形状のパッキン収容部29が形成されてい
る。さらに、内蓋24の上面後部には、図1に示すよう
に、排気用のダクト部材31を取り付けるための取付孔
30が設けられている。
【0019】前記パッキン収容部29に取り付けられる
パッキン32は、図4に示すように、前記パッキン収容
部29からの脱落を防止するための取付部32aと、洗
浄槽3内に位置する側にスリットを設けた略C字形状の
接触部32bとからなる。このパッキン32は、O字形
状の接触部を有するパッキンと比較して、蓋体10を閉
じる時の力が小さくてよいとともに、洗浄槽3の開口部
に対する圧縮代のバラツキが生じても、確実に密閉する
ことができる。
【0020】前記外蓋25は、上面の頂部から前面にか
けて切り欠いた開口36を備えている。この開口36の
縁の近傍には、内側に突出するねじ止め部37が設けら
れている。また、外蓋25の上面後部には、前記内蓋2
4と同様に、排気用のダクト部材31を取り付けるため
の取付孔38が設けられており、この取付孔38の近傍
にも前記ねじ止め部37が設けられている。
【0021】本実施形態では、図1、図2および図7に
示すように、前記外蓋25の前部側中央の端縁は、本体
側のケーシング2の前部側中央の端縁より指が引っかけ
ることができる程度のみ外側に突出する形状とされ、従
来の蓋体10では広く適用されていた開き操作用の取っ
手部をなくし、デザイン性の向上を図るようにしてい
る。
【0022】前記外窓26は、前記外蓋25の開口36
を閉塞した状態で覗き窓を構成するもので、その外周部
には前記外蓋25と内蓋24との間に挟持固定するため
の突片40を備えている。この突片40の上部には、前
記開口36の縁に係合させて位置決めするための段部4
1が設けられ、組立状態では、該外窓26の外面が前記
外蓋25外面と略面一になるようにされている。
【0023】前記構成の蓋体10は、外蓋25の開口3
6に前記外窓26を位置決めした状態で、外蓋25の内
側より前記内蓋24を配置し、これらをねじ止めするだ
けで、内蓋24と外蓋25との間に前記外窓26の突片
40を挟持して離脱不可に取り付けることができる。
【0024】前記本体と蓋体10とのロック装置45
は、図6(A),(B)に示すように、前記洗浄槽3の
前部に設けた被係止部46と、前記蓋体10に設けた係
止フック部材47とからなる。また、本実施形態では、
前記被係止部46と係止フック部材47との係止の有無
を検知するスイッチ48が設けられている。
【0025】前記被係止部46は断面逆凹字形状をな
し、その開口が前後方向に位置するように前記本体の前
部中央である収容部13の上部に設けられている。本実
施形態では、前記洗浄槽3と一体に成形しており、洗浄
槽3側には、傾斜部46aが設けられている。
【0026】前記係止フック部材47は、前記蓋体10
に配設されるもので、前記被係止部46に内側(後方)
から係合する係止爪部51を有するアーム50と、前記
係止爪部51と被係止部46との係止を解除する操作部
52とを備えている。前記アーム50は、その上端部に
前記内蓋24に形成したブラケット33に取り付けるた
めの取付軸部53を備えている。また、このアーム50
の中央部には、前記内蓋24側から外向きに付勢するた
めのスプリング54が配設されている。前記操作部52
は、前記スプリング54によって外向きに付勢された状
態で、前記外蓋25の突出した前部中央の端縁と面一に
位置するもので、前記アーム50の中央部より突出する
ように、該アーム50と一体に形成されている。
【0027】前記スイッチ48は、前記被係止部46と
係止爪部51との係止の有無を検知し、これらが係止状
態である時のみ、前記制御基板11によって、前記ポン
プ5、加熱ヒータ6、乾燥ヒータ7および送風ファン8
を動作可能となるようにするものである。このスイッチ
48は、スイッチ本体56と作動部57とからなり、前
記本体側の基板収容部13の上部に配設されている。前
記作動部57は、前記被係止部46の下部に位置するよ
うに、洗浄槽3に設けた収容部13と連通する貫通孔5
8を設け、この貫通孔58内に上下動可能に配置されて
いる。また、前記作動部57とスイッチ本体56との間
にはパッキン59が介設されている。
【0028】本実施形態では、前記作動部57の上端部
は、前記洗浄槽3の嵌合部3bの上面と面一になるよう
にされている。また、この貫通孔58の背面側には、後
述する凸部62の進退をスムーズに行わせるための凹部
60が形成されている。この凹部60と前記貫通孔58
の上端側部は、面取りされている。
【0029】前記スイッチ48の作動部57は、前記係
止フック部材47のアーム50に配設した凸部62によ
って動作するようにされている。具体的には、このアー
ム50の下部を中空状に形成し、その内部に上下方向に
スライド可能にスライド部材61を配設し、該スライド
部材61の下端部によって前記凸部62を構成してい
る。このスライド部材61の上端部には、フランジ状の
ストッパ63が設けられ、このストッパ63の上部にス
ライド部材61を下向きに付勢するためのスプリング6
4が配設されている。
【0030】前記構成の蓋体10によって使用者が、本
体の上部を閉じる場合には、本体に対して蓋体10を閉
じ方向に回動させることにより、まず、係止フック部材
47の係止爪部51が被係止部46の傾斜部46aに当
接する。そして、この状態から、更に蓋体10を下向き
に押圧することにより、図6(B)に示すように、固定
型の被係止部46によって係止爪部51が傾斜部46a
の傾斜に沿って押圧されることになり、係止フック部材
47全体がスプリング54の付勢力に抗じて取付軸部5
3を支点として内向きに回動する。
【0031】そして、係止フック部材47の係止爪部5
1が被係止部46の傾斜部46aの端縁を越えると、ス
プリング54が原状に復元することによって係止フック
部材47が外向きに移動し、被係止部46と係止爪部5
1とが係止する。
【0032】この時、係止フック部材47のアーム50
内に配設したスライド部材61は、アーム50の下端よ
り突出した凸部62が、洗浄槽3の嵌合部3bに設けた
凹部60内に位置した状態から、係止フック部材47の
外向きに移動で凹部60の縁に当接することにより、ス
プリング64の付勢力に抗じてアーム50内に退避す
る。そして、被係止部46と係止爪部51とが完全に係
止した状態になると、スライド部材61の凸部62が貫
通孔58に上に位置することにより、スプリング64が
原状に復元することにより、スライド部材61の凸部6
2がアーム50の下端部より進出する。これにより、ス
プリング64の付勢力によってスイッチ48の作動部5
7を押圧し、該スイッチをオン状態とする。
【0033】これにより、蓋体10は、従来と同様に、
前記洗浄槽3の開口部3aをパッキン32を介して密閉
する。また、スイッチ48からは制御基板11に、被係
止部46と係止フック部材47の係止爪部51が係止さ
れたことを示す信号を送信し、制御基板11は、使用者
が操作パネル15のスタートスイッチを押せば、動作で
きる状態で待機する。
【0034】そして、従来の食器洗い乾燥機1と同様
に、洗浄、すすぎ、乾燥の工程を経て食器類の洗い、乾
燥が終了し、使用者が本体に対して蓋体10を開ける時
には、前記係止フック部材47の操作部52を内向きに
押圧する。これにより、係止フック部材47は、前記取
付軸部53を支点とし、スプリング54の付勢力に抗じ
ながら内向きに回動し、アーム50の下端の係止爪部5
1と被係止部46との係止を解除する。
【0035】また、スライド部材61は、アーム50の
下端より突出した凸部62が、面取りされた貫通抗58
の上端縁に沿ってスプリング64の付勢力に抗じながら
アーム50内に退避し、貫通孔58から離反する。これ
により、スイッチ48の作動部57に対する押圧が解除
され、該スイッチ48はオフ状態になる。なお、食器洗
い乾燥機1は、前記食器類の洗い、乾燥を行っている最
中に、前記蓋体10を開いても、前記と同様に、前記ス
イッチ48がオフ状態になることにより、動作が停止す
る。即ち、蓋体10が閉まっている状態で、係止フック
部材47の操作部52を押すだけで、スイッチ48をオ
フ状態とし、直ぐにポンプ5やヒータ6等の電気部品を
停止させることができるため、加熱されたお湯の外部に
飛散することなく、より早く、安全な状態にすることが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の食器洗い乾燥機では、蓋体を完全に閉じ、被係止部と
係止フック部材の係止爪部とが係止した状態とした時に
のみ、スイッチがオン状態となって、動作可能な状態に
なる。また、前記蓋体を開放した状態で、使用者が食器
類を整理する等の作業をしても、前記スイッチの作動部
は、貫通孔の上端と面一に配設されているため、不用意
にオン状態とすることはできない。その上、使用者が意
図的にスイッチの作動部を押そうとしても、該作動部を
配設する貫通孔が被係止部の近傍に設けられているた
め、簡単には押すことはできない。よって、作動部を誤
って前記スイッチを押すことを確実に防止することがで
き、その結果、蓋体を開いた状態で洗浄動作が開始して
しまうという不都合が生じることはない。さらに、蓋体
が閉まっている状態で、係止フック部材の操作部を押す
だけで、スイッチをオフ状態とすることができ、直ぐに
ポンプやヒータ等の電気部品を停止させることができる
ため、加熱されたお湯等の飛散することなく、より早
く、安全な状態にすることができ、火傷等の可能性を無
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の食器洗い乾燥機を示す断面図であ
る。
【図2】 図1とは別の位置で切断した状態を示す断面
図である。
【図3】 洗浄槽内を示す概略平面図である。
【図4】 蓋体のシール部分を示す拡大断面図である。
【図5】 蓋体の要部分解断面図である。
【図6】 (A),(B)は本体と蓋体のロック装置を
示す断面図である。
【図7】 食器洗い乾燥機の形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…食器洗い乾燥機、2…ケーシング、3…洗浄槽、4
(4A,4B)…ノズル、5…ポンプ、6…加熱ヒー
タ、7…乾燥ヒータ、8…送風ファン、10…蓋体、1
1…制御基板、13,14…配置部、24…内蓋、25
…外蓋、26…外窓、33…ブラケット、45…ロック
装置、46…被係止部、47…係止フック部材、48…
スイッチ、50…アーム、51…係止爪部、52…操作
部、54…スプリング、57…作動部、59…パッキ
ン、61…スライド部材、62…凸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一色 孝明 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マホービン株式会社内 (72)発明者 井上 智雄 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マホービン株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−117169(JP,A) 特開 平5−115405(JP,A) 実開 昭49−134959(JP,U) 実開 平7−253(JP,U) 実開 平2−102164(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/00 - 19/00 B65D 55/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの内部に食器類を配置する洗
    浄槽を設けた本体の開口に蓋体を開閉可能に取り付け、
    該蓋体によって前記洗浄槽の開口部を密閉して前記食器
    類を洗浄、すすぎ、乾燥させる食器洗い乾燥機におい
    て、 前記本体における前部に収容部を設けるとともに、該収
    容部に連通する貫通孔を設け、 前記本体と蓋体とのロック装置は、 前記本体の前部である前記収容部の上部に設けた被係止
    部と、 前記蓋体に設け、該蓋体を下向きに押圧することにより
    前記被係止部と係合する係止爪部を有するアームと、内
    向きに押圧することによって前記係止爪部と被係止部と
    の係止を解除する操作部とを備えた係止フック部材とか
    らなり、 前記被係止部と係止爪部との係止の有無を検知するスイ
    ッチを前記収容部内に設けるとともに、前記被係止部と
    係止爪部との係止により前記スイッチをオン状態とし前
    記被係止部と係止爪部との係止の解除により前記スイッ
    チをオフ状態とする作動部を前記貫通孔に配設し、これ
    らスイッチと作動部との間にパッキンを配設するととも
    に、該作動部の上端部と前記本体における収容部の上面
    とを略面一になるようにし、 前記スイッチにより前記被係止部と係止爪部とが係止状
    態を検知しているときに、前記洗浄、すすぎ、乾燥の動
    作を可能とし、係止状態を検知しないときに動作を開始
    しないとともに動作中には停止するようにしたことを特
    徴とする食器洗い乾燥機。
  2. 【請求項2】 前記ロック装置を構成する係止フック部
    材のアームに、該アームより突出して前記作動部を押圧
    する凸部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の食
    器洗い乾燥機。
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